JP3245311U - 液体吸収パッド、尿吸収パッド、衣類リメイクセット、および失禁パンツリメイクセット - Google Patents

Abstract

【課題】装着者が所持している衣類に液体吸収シートを貼り付けることが可能な液体吸収パッド、尿吸収パッド、衣類リメイクセット、および失禁パンツリメイクセットを提供すること。【解決手段】液体吸収パッド（１）は、衣類の装着者側に位置する面に貼り付けることが可能である。液体吸収パッド（１）は、編物、織物、またはスポンジにより形成され、装着者の体に位置する表面と、衣類側に位置する裏面とを含み、液体を吸収するための液体吸収シート（１０）と、液体吸収シートの裏面に位置し、衣類に接着することが可能な接着部（１１）とを備える。【選択図】図２

Description

この考案は、液体吸収パッド、尿吸収パッド、衣類リメイクセット、および失禁パンツリメイクセットに関し、特に装着者が所持している衣類の装着者側に位置する面に貼り付けることが可能な液体吸収パッド、尿吸収パッド、衣類リメイクセット、および失禁パンツリメイクセットに関するものである。

衣類に取り付けられる液体吸収パッドとして、たとえば尿吸収パッドや脇汗パッドなどが知られている。液体吸収パッドの中で、特に尿吸収パッドは、下着に固定されて使用される。そのような尿吸収パッドの技術を開示する文献として、たとえば、特開２００４－２３００６４号公報（特許文献１）および実用新案登録第３２２７６３７号公報（特許文献２）が知られている。

特許文献１、液体吸水性パッドをクロッチ部へ固定する方法として、たとえば縫着などが挙げられ、脱着可能な取り付け方法としてはマジックテープ（登録商標）、面ファスナー、留め具などが挙げられることが開示されている。また、特許文献２には、失禁パッドを複数のホックでパンツ本体のクロッチ部に着脱可能に固定することが開示されている。

特開２００４－２３００６４号公報 実用新案登録第３２２７６３７号公報

特許文献１および特許文献２に開示されているような失禁パンツは、シンプルなデザインで、デザイン性に欠けるものが多い。しかし、失禁者の若年年齢化に伴い、また高齢者であっても、おしゃれがしたい、お気に入りの下着を失禁パンツ仕様にしたいという要望がある。

本考案は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、装着者が所持している衣類に液体吸収シートを貼り付けることが可能な液体吸収パッド、尿吸収パッド、衣類リメイクセット、および失禁パンツリメイクセットを提供することである。

この目的のため、この考案の一態様に係る液体吸収パッドは、装着者が所持している衣類の装着者側に位置する面に貼り付けることが可能な液体吸収パッドにおいて、編物、織物、またはスポンジにより形成され、装着者側に位置する表面と、衣類側に位置する裏面とを含み、液体を吸収するための液体吸収シートと、液体吸収シートの裏面に位置し、衣類に接着することが可能な接着部とを備える。

好ましくは、液体吸収パッドは、接着部上に貼り合わされる離型紙をさらに含む。

上記構成の本考案によれば、簡単に、装着者が所持している衣類の装着者側に位置する面に液体吸収パッドを貼り付けることができる。これにより、お気に入りの衣類がパンツである場合には、たとえば失禁パンツにすることができるため、下着でもおしゃれをすることができる。また、お気に入りの衣類が上着である場合には、たとえば脇汗パッド付きの上着にすることができ、お気に入りの上着の機能性を向上させることができる。

好ましくは、接着部は、加熱および押圧されることにより、接着が可能となる感熱接着剤であり、液体吸収シートに貼り付けた状態において、衣類の繊維の隙間に入り込むものである。

好ましくは、接着部および離型紙は、離型紙を剥がすことで接着可能となる接着テープであり、接着部は、液体吸収シートに貼り付けた状態において、衣類の繊維の隙間に入り込むものである。

好ましくは、接着部は、前記液体を防水することが可能な防水性の機能を含む。

たとえば、液体吸収パッドは、尿を吸収することが可能な尿吸収パッドであることが望ましく、装着者が所持している下着のクロッチ部に貼り付けることが可能である。

好ましくは、尿吸収パッドは、クロッチ部のサイズよりも大きく、クロッチ部の大きさに合わせて所定大きさに切断可能である。

好ましくは、尿吸収パッドは、第１尿吸収パッドと、第１尿吸収パッドよりもサイズが小さい第２尿吸収パッドとを含み、第１尿吸収パッドは、前記クロッチ部に貼り付けることが可能であり、第２尿吸収パッドは、前記第１尿吸収パッドの上方に貼り付けることが可能である。

この考案の一態様に係る衣類リメイクセットは、装着者が所持している衣類の装着者側に位置する面に貼り付けて装着者から排出される液体を吸収する衣類にリメイクすることが可能な衣類リメイクセットにおいて、編物、織物、またはスポンジにより形成され、装着者の体に位置する表面と、前記衣類側に位置する裏面とを含み、液体を吸収するための液体吸収シートと、液体吸収シートの裏面または前記衣類に塗布可能な容器入り接着剤とを備える。

たとえば、液体吸収シートは、尿を吸収することが可能な尿吸収シートであることが望ましい。

好ましくは、尿吸収シートは、第１尿吸収シートと、第１尿吸収シートよりもサイズが小さい第２尿吸収シートとを含み、第１尿吸収シートは、装着者が所持している下着に貼り付けることが可能であり、第２尿吸収シートは、前記第１尿吸収シートの上方に貼り付けることが可能である。

本考案の実施の形態に係る尿吸収パッドの平面図である。 本考案の実施の形態に係る尿吸収パッドの断面図である。 尿吸収パッドをクロッチ部に貼り付けた接着状態を示す模式断面図である。 装着者が所持している下着を示す図である。 本考案の実施の形態に係る尿吸収パッドを装着者が所持している下着のクロッチ部に貼り付けることを示す図である。 他の考案の実施の形態に係る失禁パンツのリメイクセットにおいて、装着者が所持している下着のクロッチ部に尿吸収パッドを取り付けることを示す図である。 尿吸収パッドを積層した状態を示す図であり、（Ａ）は平面図であり、（Ｂ）は横断面図である。

本考案の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一また
は相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。

＜尿吸収パッドについて＞
図１は、本考案の実施の形態に係る尿吸収パッドの平面図であり、図２はその断面図である。図３は、尿吸収パッドをクロッチ部に貼り付けた接着状態を示す模式断面図である。図４は、既存の下着を示す図である。図１～図４を参照して、尿吸収パッド１について説明する。図１の矢印Ａ１で示す長手方向は、前後方向といい、矢印Ａ２で示す幅方向は、左右方向という。図２および図３において矢印Ａ３で示す側が表面（装着者側）であり、その反対側が内側（クロッチ部側）という。

尿吸収パッド１は、装着者が所持している下着２に貼り付けることが可能な失禁対応のパッドである。尿吸収パッド１の説明に先立ち、装着者が所持している下着２について説明する。

図４に示すように、装着者が所持している下着２は、下半身用の下着であるパンツであり、女性用または男性用は問わない。下着２は、装着者が所持している新品のパンツであってもよいし、使用したことがある中古のパンツであってもよい。下着２は、たとえばデザイン性の優れたものであってもよいし、デザイン性は優れていなくてもたとえば肌触りなどが良い、機能性が優れたお気に入りのものであってもよい。下着２は、失禁パンツではない一般的なタイプの下着である。

下着２は、概略として、装着者の腹部および尻周りに当接する本体部２０と、本体部２０の上方に位置し、装着者の腹部を囲い込むベルト部２１と、装着者の股部に当接するクロッチ部２２とを備える。クロッチ部２２は、尿吸収パッド１が貼り付けられる。なお、クロッチ部２２は、股部であり、お尻および陰部などのデリケートゾーンに当接する部分である。

本実施の形態の尿吸収パッド１は、下着２と一体に設けられておらず、単体として個別に提供されるものである。具体的には、尿吸収パッド１は、装着者が履く下着２のクロッチ部２２に貼り付けられるものである。

図１に示すように、尿吸収パッド１は、たとえば、一般的な形状の平面視矩形形状であり、その角部にアールが形成されている。基本的には、尿吸収パッド１は、その上下方向長さおよび幅方向寸法は、クロッチ部２２の大きさに対応するが、上下方向長さに関しては、クロッチ部２２の上下方向長さよりも大きくてもよく、所望の大きさに変更可能である。なお、図１における尿吸収パッド１の形状は一例であり、使用する下着のタイプによってもその形状は異なってくる。たとえば、尿吸収パッド１は、その上下方向の中央部が内方にくびれた形状であったり、男性用のパンツに対応するためにたとえば六角形形状などであってもよい。

尿吸収パッド１は、その端部が帯部材で覆われておらず、切断しただけで何ら加工が施されていない切りっぱなしの形状である。尿吸収パッド１は、下着２のクロッチ部２２と同じ大きさにあらかじめ切断されてもよいし、クロッチ部２２の大きさよりも大きく形成されており、クロッチ部２２の大きさに合わせて所定大きさに切断可能であってもよい。後述するように、尿吸収シート１０は、接着部１１が設けられているため、切りっぱなしの形状であってもよい。下着２のクロッチ部２２は、様々なサイズがあるため、複数のサイズで展開してもよい。

図２に示すように、尿吸収パッド１は、断面視三層構造であり、尿吸収シート１０と、接着部１１と、離型紙１２とを備える。尿吸収シート１０は、尿を吸収するための層である。尿吸収シート１０は、不織布ではなく、編物、織物またはスポンジにより形成される。尿吸収シート１０は、装着者の体側に位置する表面１０ａと、クロッチ部２２側に位置する裏面１０ｂとを含む。なお、尿吸収シート１０は、典型的には吸収層の一層であるが、たとえば消臭層、撥水層など吸収層とは異なる機能を備えた複数層であってもよいし、不織布などで形成される吸収層がさらに積層されていてもよい。

接着部１１は、尿吸収シート１０の裏面に位置し、クロッチ部２２に接着することができる。本実施の形態では、接着部１１は、加熱および押圧されることにより、接着が可能となる感熱接着剤である。感熱接着剤は、たとえばアイロン接着であり、たとえばアイロンなどで尿吸収パッド１をクロッチ部２２に対して加圧することで、尿吸収パッド１を下着２に接着することができる。

図３に示すように、接着部１１は、尿吸収シート１０に貼り付けた状態において、クロッチ部２２の繊維の隙間に入り込むものである。これにより、尿吸収シート１０は下着２に対してしっかりと固定されるため、尿吸収シート１０を下着２に貼り付けた状態で、何度も繰り返し洗濯することができる。そもそも、尿吸収シート１０が編物または織物により形成されるため、取り換える必要がなく、何度も繰り返し洗濯して使用することができる。

なお、接着部１１は、防水することが可能な防水性の機能を有していてもよい。この場合、たとえば接着部１１は、防水機能を有するフィルムと、フィルムの両側に貼り付けられる接着剤とを含む。この接着剤により、一方の面がクロッチ部２２の表面に接着され、他方の面が尿吸収シート１０の裏面に接着される。また、接着部１１が防水性の機能を備えておらず、接着部１１と異なる層として、尿吸収シート１０の内側（クロッチ部側）に防水層が積層されていてもよい。

離型紙１２は、接着部１１上に貼り合わされる紙である。離型紙１２は、剥離紙ともいう。離型紙１２が設けられることで、接着部１１が露出しないため、接着部１１に汚れが付着することを防止することができる。離型紙１２は、尿吸収シート１０を下着２のクロッチ部２２に貼り付けた後は、廃棄するものである。なお、接着部１１が感熱接着剤である場合は、離型紙が設けられていなくてもよい。

＜失禁パンツへのリメイク方法について＞
図５を参照して、装着者が所持している下着２のクロッチ部２２に尿吸収パッド１を貼り付けて失禁パンツにするリメイク方法について説明する。

まず、装着者が所持している下着２と尿吸収パッド１をそれぞれ準備する。尿吸収パッド１は、下着２のクロッチ部２２よりも大きい。そのため、尿吸収パッド１をクロッチ部２２の大きさに合わせて所定大きさに切断する。具体的には、尿吸収パッド１をクロッチ部２２の大きさと略同一にする。

次に、尿吸収パッド１から離型紙１２（図２）を剥がして、図５に示すように、下着２のクロッチ部２２の内面に対して尿吸収パッド１の接着部１１を当接させて、位置合わせをする。その位置合わせした状態のまま、尿吸収パッド１の尿吸収シート１０の表面１０ａ（図２）にアイロンを押し当てて、加熱および押圧し、接着部１１をクロッチ部２２の繊維の隙間に入り込ませる。

本実施の形態の尿吸収パッド１は、所持している下着２のクロッチ部２２に接着することができるため、簡易な構成で、所持している一般的な下着２を失禁パンツにリメイクすることができる。また、図３に示すように、接着部１１がクロッチ部２２の繊維の隙間に入り込むため、尿吸収シート１０を下着にしっかりと固定することができる。

上記実施の形態は、接着部１１が感熱接着剤であり、たとえばアイロンを用いて、尿吸収パッド１を下着２に貼り付けるという構成を説明したが、この構造に限定されず、接着部１１および離型紙１２は、離型紙１２を剥がすことで接着可能となる接着テープであってもよい。接着部１１は、尿吸収シート１０に貼り付けた状態において、クロッチ部２２の繊維の隙間に入り込む。これにより、接着部１１が感熱接着剤である場合と同様に、尿吸収パッド１を下着２にしっかりと貼り付けることができる。

また、上記実施の形態では、下着２のクロッチ部２２に尿吸収パッド１を貼り付ける際にアイロンが必要であったが、本変形例では、離型紙１２を剥がすだけでよい。そのため、上記実施の形態と比較して、簡単に失禁パンツにリメイクすることができる。

＜失禁パンツリメイクセット＞
図６を参照して、失禁パンツリメイクセット３Ａについて説明する。

失禁パンツリメイクセット３Ａは、装着者が所持している下着２のクロッチ部２２に尿吸収シート１０Ａを貼り付けて失禁パンツにすることができるセットである。失禁パンツリメイクセット３Ａは、尿吸収シート１０Ａと接着剤入り容器４Ａとを備える。接着剤入り容器４Ａの接着剤は、たとえば液体であり、容器の腹部を押圧することで、液体が抽出されるものである。容器４Ａは、内部に接着剤を収容することができればよく、たとえばスプレータイプであってもよい。

本実施の形態の尿吸収シート１０Ａは、上記した実施の形態の尿吸収シート１０と同様の形状である。具体的には、尿吸収シート１０Ａは、編物、織物、またはスポンジにより形成され、装着者の体側に位置する表面と、クロッチ部２２側に位置する裏面とを含み、尿を吸収するためのものである。この形態においても、尿吸収シート１０は、一層であってもよいし、吸収層とは異なる機能を含む複数層であってもよい。

接着剤入り容器４Ａは、接着剤が容器に入ったものである。尿吸収シート１０Ａの裏面またはクロッチ部２２に、接着剤入り容器４Ａから抽出した接着剤を塗布し、下着２のクロッチ部２２に尿吸収シート１０Ａを貼り付けることができる。

＜尿吸収パッドの提供方法およびその他の使用方法＞
また、尿吸収パッドは、単品で提供されてもよいし、同一サイズが複数枚梱包されて提供されてもよいし、たとえば大中小などサイズの異なるものが複数枚梱包されて提供されてもよい。クロッチ部２２は、装着者が所持している下着の種類によって様々である。そのため、複数のサイズが梱包されている場合は、クロッチ部２２のサイズに合った尿吸収シートを選択することができる。

また、異なるサイズの尿吸収パッドは、図７（Ａ）および図７（Ｂ）に示すように、積層させてクロッチ部２２に貼り付けることができる。クロッチ部２２には、クロッチ部２２のサイズに合う第１尿吸収パッド１０Ｂを接着し、第１尿吸収パッド１０Ｂ上には、第１尿吸収パッド１０Ｂよりもサイズの小さい第２尿吸収パッド１０Ｃを接着し、第２尿吸収パッド１０Ｃ上には、第２尿吸収パッド１０Ｃよりもサイズの小さい第３尿吸収パッド１０Ｄを接着する。このように、装着者側（上方）にいくにつれ、尿吸収パッド１０Ｂ～１０Ｄの大きさが小さくなるように積層することができる。

第１～３尿吸収パッド１０Ｂ～１０Ｄは、たとえば１枚で５ｃｃ程度しか吸収しないものであるが、図７（Ｂ）に示すように、３枚重ねることで、最上層の第３尿吸収パッド１０Ｄで吸収できずその外周縁から下層に漏れ出た尿を中間層の第２尿吸収パッド１０Ｃで吸収し、さらに、中間層の第２尿吸収パッド１０Ｃで吸収できずその外周縁から下層に漏れ出た尿を最下層の第１尿吸収パッド１０Ｂで吸収することができる。これにより、尿の吸収量を増やすことができる。また、尿吸収パッドを３層積層する構成を例示的に説明したが、複数積層されていればよく、２層でもよいし、４層以上であってもよい。

＜変形例＞
なお、上記実施の形態では、尿吸収シート１０Ａは、尿を吸収するものであるとして説明したが、装着者が所持している衣類の装着者側に位置する面に貼り付けて、装着者から排出される液体を吸収する液体吸収パッドであればよい。液体吸収パッドとしては、たとえば脇汗を吸収する腋汗パッド、下痢便などの水分の多い便などを吸収する下痢吸収パッドなどが挙げられる。

上記実施の形態では、尿吸収パッド１は、下着２のクロッチ部２２に接着するとして説明したが、クロッチ部２２の一部にさえ接着されていればよく、たとえばクロッチ部２２の一部からお尻の上部にわたって接着されていてもよい。このように、尿吸収パッド１は、クロッチ部２２の大きさよりも大きくてもよいが、クロッチ部２２の大きさよりも小さくてもよく、大きさについては限定されない。

また、上述した尿吸収パッド１は、切りっぱなしの形状であるとして説明したが、たとえばヘムなどの帯部材によりその端部の全周が囲われていてもよい。

本考案は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この考案と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。

１ 尿吸収パッド、２ 下着、３Ａ 失禁パンツリメイクセット、４，４Ａ 接着剤入り容器、１０，１０Ａ 尿吸収シート、１０ａ 表面、１０ｂ 裏面、１１ 接着部、１２ 離型紙、２０ 下着、２２ クロッチ部。

Claims (11)

1. 装着者が所持している衣類の装着者側に位置する面に貼り付けることが可能な液体吸収パッドにおいて、
   編物、織物、またはスポンジにより形成され、装着者側に位置する表面と、前記衣類側に位置する裏面とを含み、液体を吸収するための液体吸収シートと、
   前記液体吸収シートの裏面側に位置し、前記衣類に接着することが可能な接着部とを備える、液体吸収パッド。
2. 前記接着部上に貼り合わされる離型紙をさらに備える、請求項１に記載の液体吸収パッド。
3. 前記接着部は、加熱および押圧されることにより、接着が可能となる感熱接着剤であり、前記液体吸収シートに貼り付けた状態において、前記衣類の繊維の隙間に入り込むものである、請求項１または２に記載の液体吸収パッド。
4. 前記接着部および前記離型紙は、前記離型紙を剥がすことで接着可能となる接着テープであり、
   前記接着部は、前記液体吸収シートに貼り付けた状態において、前記衣類の繊維の隙間に入り込むものである、請求項２に記載の液体吸収パッド。
5. 前記接着部は、前記液体を防水することが可能な防水性の機能を含む、請求項１または２に記載の液体吸収パッド。
6. 当該液体吸収パッドは、尿を吸収することが可能な尿吸収パッドであり、
   装着者が所持している下着のクロッチ部に貼り付けることが可能である、請求項１または２に記載の尿吸収パッド。
7. 当該尿吸収パッドは、前記クロッチ部のサイズよりも大きく、前記クロッチ部の大きさに合わせて所定大きさに切断可能である、請求項６に記載の尿吸収パッド。
8. 当該尿吸収パッドは、第１尿吸収パッドと、前記第１尿吸収パッドよりもサイズが小さい第２尿吸収パッドとを含み、
   前記第１尿吸収パッドは、前記クロッチ部に貼り付けることが可能であり、
   前記第２尿吸収パッドは、前記第１尿吸収パッドの上方に貼り付けることが可能である、請求項６に記載の尿吸収パッド。
9. 装着者が所持している衣類の装着者側に位置する面に貼り付けて装着者から排出される液体を吸収する衣類にリメイクすることが可能な衣類リメイクセットにおいて、
   編物、織物、またはスポンジにより形成され、装着者の体に位置する表面と、前記衣類側に位置する裏面とを含み、液体を吸収するための液体吸収シートと、
   前記液体吸収シートの裏面または前記衣類に塗布可能な容器入り接着剤とを備える、衣類リメイクセット。
10. 前記液体吸収シートは、尿を吸収することが可能な尿吸収シートである、請求項９に記載の失禁パンツリメイクセット。
11. 前記尿吸収シートは、第１尿吸収シートと、前記第１尿吸収シートよりもサイズが小さい第２尿吸収シートとを含み、
    前記第１尿吸収シートは、装着者が所持している下着に貼り付けることが可能であり、
    前記第２尿吸収シートは、前記第１尿吸収シートの上方に貼り付けることが可能である、請求項１０に記載の失禁パンツリメイクセット。
    

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