JP3244333U - 板状体の収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に製造でき、しかも、軽量化が可能な板状体の収納容器を提供する。【解決手段】複数枚のガラス板を傾けて積層させた状態で収納する収納容器100であって、台座110と、台座110上に設けられてガラス板の下縁を支持する底板120と、台座110上に設けられてガラス板の主面を受ける背板130と、を備え、背板130は、互いに間隔をあけて台座110上に設けられた複数の支持板134によって支持されている。【選択図】図1

Description

本考案は、板状体の収納容器に関する。
近年、液晶ディスプレイ用ガラス基板、プラズマディスプレイ用ガラス基板等のFPD(Flat panel Display)用ガラス基板は大型化のニーズが高まっている。このような大型のガラス板を収納・搬送する際に用いる収納容器には、収納したガラス板が搬送時に動いて欠けや割れといった欠陥が生じることを避けるために、収納容器の台座に積層させたガラス板が動くことなく安定して搬送できることが求められる。
このようなガラス板を積層させて収納する収納容器としては、積層させたガラス板の下縁を受ける底板と、ガラス板の主面を受ける背板と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011-63274号公報
ところで、上記の収納容器では、例えば、複数の鋼材を互いに溶接して接合させたフレーム部材に背板を固定して台座上に支持している。このため、製造に手間を要するとともに、収納容器全体の重量が嵩んでしまう。
そこで本考案は、容易に製造でき、しかも、軽量化が可能な板状体の収納容器を提供することを目的とする。
本考案は下記構成からなる。
複数枚の板状体を傾けて積層させた状態で収納する収納容器であって、
台座と、
前記台座上に設けられて前記板状体の下縁を支持する底板と、
前記台座上に設けられて前記板状体の主面を受ける背板と、
を備え、
前記背板は、互いに間隔をあけて前記台座上に設けられた複数の支持板によって支持されている、
板状体の収納容器。
本考案の板状体の収納容器によれば、容易に製造でき、しかも、軽量化が可能である。
図1は、本考案の実施形態に係る収納容器における板状体積層物を収納した状態の正面側斜視図である。 図2は、本考案の実施形態に係る収納容器の側面図である。 図3は、本考案の実施形態に係る収納容器の正面図である。 図4は、収納容器に収納するガラス板を積層させた板状体積層物の側面図である。 図5は、本考案の実施形態に係る収納容器の裏面から視た台座の分解斜視図である。 図6は、本考案の実施形態に係る収納容器のフレーム部材の構成を説明する斜視図である。
以下、本考案の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本考案の実施形態に係る収納容器100における板状体積層物1を収納した状態の正面側斜視図である。図2は、本考案の実施形態に係る収納容器100の側面図である。図3は、本考案の実施形態に係る収納容器100の正面図である。
図1~図3に示すように、板状体の収納容器100は、収納部Sを有しており、この収納部Sに板状体積層物1を収納する。
板状体積層物1は、複数枚の板状体を積層させた積層物である。本例では、板状体は、平面視矩形状に形成されたガラス板Gであり、収納容器100は、複数枚のガラス板Gを積層状態で収納する。収納容器100は、例えば、第5世代サイズ(長辺1,300mm、短辺1,000mm)、第5.5世代サイズ(長辺1,500mm、短辺1,300mm)、第6世代サイズ(長辺1,850mm、短辺1,500mm)などの大型サイズのガラス板Gを収納する。ガラス板Gの厚さは、例えば、0.3mm以上0.7mm以下である。このような大型のガラス板Gが複数枚積層されて収納される収納容器100は、運搬車両(例えばトレーラーやトラック)の荷台に載置されて運搬される。
ガラス板Gは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やOLED(Organic Light-Emitting Diode)等のフラットパネルディスプレイ(FPD:Flat Panel Display)用に使用される無アルカリガラス系材料からなる。
図4は、収納容器100に収納するガラス板Gを積層させた板状体積層物1の側面図である。
図4に示すように、ガラス板Gは、合紙2を介して互いに重ね合わされて積層される。合紙2は、ガラス板Gよりも大きな面積を有する矩形状に形成されている。これにより、合紙2は、その縁部がガラス板Gの縁部からはみ出すようにガラス板Gの間に介在される。
図1~図3に示すように、収納容器100は、主に、台座110と、底板120と、背板130とから構成されている。底板120及び背板130は、台座110の上部に設けられている。底板120は、板状体積層物1の下縁を支持し、背板130は、板状体積層物1の主面を受ける。
台座110は、その上面が平坦面からなる載置面111とされている。台座110の前面、後面及び両側面には、フォークリフトの爪(不図示)が挿抜される開口部112が形成されている。
図5は、本考案の実施形態に係る収納容器100の裏面から視た台座110の分解斜視図である。
図5に示すように、台座110は、例えば、プレス加工を施した複数の鋼板を互いに接合することにより構成されている。台座110は、載置面111を構成する上板部113と、床面に接する底面を構成する底板部115と、これらの上板部113と底板部115との間の垂直板部116と、周面を構成する側板部117とを有している。また、台座110には、開口部112に挿抜されるフォークリフトの爪の挿抜方向に間隔をあけて、複数の補強材118が設けられている。これらの補強材118は、例えば、断面視C字状に形成されており、フォークリフトの爪の挿抜方向と直交する方向に配置され、底板部115及び垂直板部116に溶接によって固定されている。これにより、台座110は、補強材118によって補強され、特に、フォークリフト等によって運搬される際の開口部112における変形が抑えられる。
図1~図3に示すように、底板120は、桁材121によって台座110の載置面111の上部に固定された支持プレート122の上面に支持されている。この底板120は、台座110の載置面111に対して傾けて配置されている。底板120は、上面側に板状体積層物1の下縁が載せられる。この底板120には、その上面にクッション材123が貼り付けられている。
背板130は、フレーム部材131によって台座110の載置面111の上部に支持されている。背板130は、台座110の載置面111に対して傾けて立設されている。背板130には、その前面側に板状体積層物1のガラス板Gの主面が重ね合わされる。背板130には、その前面にクッション材133が貼り付けられている。
図6は、本考案の実施形態に係る収納容器100のフレーム部材131の構成を説明する斜視図である。
図6に示すように、フレーム部材131は、複数(本例では5枚)の支持板134を有している。これらの支持板134は、収納容器100の幅方向に間隔をあけて配置されており、それぞれ台座110の載置面111に固定されて立設されている。
支持板134は、例えば、鋼板からなるもので、略三角形状に形成されている。この支持板134は、台座110の載置面111に固定される底辺部134aと、この底辺部134aから上方へ垂直に延びる垂直辺部134bと、底辺部134aの端部と垂直辺部134bの端部とを繋ぐ傾斜辺部134cとを有している。これらの底辺部134a、垂直辺部134b及び傾斜辺部134cは、支持板134の縁部を屈曲させることにより形成されている。支持板134には、軽量化のために複数の孔部134dが形成されている。また、支持板134には、孔部134dの間において、例えば、断面視C字状に形成された補強材135が溶接等によって固定されている。そして、これらの補強材135によって支持板134が補強されている。なお、収納容器100の正面視において、右側の2つの支持板134と、左側の3つの支持板134とは、左右対称形状とされている。
複数の支持板134の傾斜辺部134cには、背板130が取り付けられる。これにより、台座110の載置面111に対して背板130が傾けて立設される。
収納容器100では、板状体積層物1の下縁が載せられる底板120と、板状体積層物1のガラス板Gの主面を受ける背板130とがなす角度が90°または約90°とされている。そして、板状体積層物1は、下縁が底板120に支持され、ガラス板Gの主面が背板130に受けられることにより、斜めに立て掛けられた状態で収納容器100に収納される。このように、収納容器100では、底板120と背板130とによって収納部Sが形成されており、この収納部Sに板状体積層物1が収納される。
図1に示すように、上記の収納容器100には、底板120と背板130とから形成された収納部Sに板状体積層物1が斜めに立て掛けられた状態で収納される。この収納状態において、収納容器100には、収納した板状体積層物1の前面側に、例えば、樹脂製の白色の保護板150が重ね合わされる。さらに、この保護板150の前面側には、前面押さえ枠151が配設される。
前面押さえ枠151は、縦方向及び横方向に沿う複数の角材152を格子状に接合させたものである。角材152としては、アルミニウム製の角材が用いられる。
前面押さえ枠151には、前面側に、複数(本例では8個)の取っ手153が取り付けられている。取っ手153は、前面押さえ枠151を構成する縦方向の角材152に設けられている。前面押さえ枠151の側辺を構成する縦方向の2つの角材152には、それぞれ長手方向へ等間隔に3つの取っ手153が取り付けられる。前面押さえ枠151の中央寄りの縦方向の2つの角材152には、その縦方向の中央に、それぞれ1つの取っ手153が取り付けられている。これらの取っ手153は、金属製の棒体を側面視C字状に形成したもので、角材152に対して、例えば、ねじ止めされて固定される。複数の取っ手153が取り付けられた前面押さえ枠151は、その取っ手153を把持することにより、持ち運び及び収納容器100に対する着脱を容易に行うことができる。
板状体積層物1の前面側に保護板150及び前面押さえ枠151が重ね合わされた収納容器100には、複数(本例では3本)のベルト155が掛けられる。これらのベルト155としては、ラッシングベルトを用いることができる。これらのベルト155は、その一端が、フレーム部材131の一側に設けられたアイボルトやカラビナなどの締結具156にそれぞれ固定される。また、これらのベルト155は、前面押さえ枠151の取っ手153と角材152との間の隙間に通され、その他端が、フレーム部材131の他側に設けられたラチェット(図示略)に引き取られて固定される。これにより、ベルト155は、取っ手153によって脱落が抑えられた状態で、前面押さえ枠151の前方に掛けられる。
そして、ラチェットによってベルト155を引き取って固定することにより、板状体積層物1、保護板150及び前面押さえ枠151がベルト155によって締め付けられる。したがって、板状体積層物1は、保護板150を介して前面押さえ枠151によって背板130に押さえ付けられ、動きが規制された状態で収納容器100に収納される。これにより、輸送時においても、収納させた板状体積層物1の位置ずれを抑えることができる。
上述したように、上記実施形態に係る収納容器100によれば、複数の支持板134によって背板130を台座110に支持する構造であるので、複数の鋼材を互いに溶接して接合させたフレーム部材によって背板130を支持する構造と比較し、容易に製造できる。しかも、軽量化が図れる。
なお、本考案は、LCD、OLED、FPD以外の電子デバイス、例えば、光学素子用ガラス基板、ガラスディスク、太陽電池等の板状体を収納する収納容器として適用できる。また、収納する板状体としては、ガラス板に限らず、例えば、金属、セラミックあるいは樹脂から成形されたものでもよい。
このように、本考案は上記の実施形態に限定されるものではなく、実施形態の各構成を相互に組み合わせることや、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が変更、応用することも本考案の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
以上の通り、本明細書には次の事項が開示されている。
(1) 複数枚の板状体を傾けて積層させた状態で収納する収納容器であって、
台座と、
前記台座上に設けられて前記板状体の下縁を支持する底板と、
前記台座上に設けられて前記板状体の主面を受ける背板と、
を備え、
前記背板は、互いに間隔をあけて前記台座上に設けられた複数の支持板によって支持されている、
板状体の収納容器。
この構成の板状体の収納容器によれば、複数の支持板によって背板を台座に支持する構造であるので、複数の鋼材を互いに溶接して接合させたフレーム部材によって背板を支持する構造と比較し、容易に製造でき、しかも、軽量化が図れる。
1 板状体積層物
100 収納容器
110 台座
113 上板部
120 底板
130 背板
134 支持板
G ガラス板(板状体)

Claims (1)

  1. 複数枚の板状体を傾けて積層させた状態で収納する収納容器であって、
    台座と、
    前記台座上に設けられて前記板状体の下縁を支持する底板と、
    前記台座上に設けられて前記板状体の主面を受ける背板と、
    を備え、
    前記背板は、互いに間隔をあけて前記台座上に設けられた複数の支持板によって支持されている、
    板状体の収納容器。
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