JP3243756U - ガラス板の収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ローラコンベアで移動させる場合に、収納容器の台座を形成するフレーム部材が、ローラへ引っ掛かることを抑制し、円滑に移動させることが可能なガラス板の収納容器を提供する。【解決手段】上面に搭載面117を有する台座107と、搭載面117に設けられ、ガラス板Gの主面を支持する載置部105と、を備えるガラス板の収納容器100であって、台座107は、複数のフレーム部材によって形成された枠体と、枠体の下面に設けられた板材119と、を備え、板材119は枠体を形成するフレーム部材によって画成された空隙を覆うように設けられている。【選択図】図2

Description

本考案は、ガラス板の収納容器に関する。
近年、LCD(Liquid Crystal Display)やOLED(OrganicLight-Emitting Diode)等のフラットパネルディスプレイ(FPD:Flat Panel Display)用に使用されるガラス板は大型化のニーズが高まっている。このような大型のガラス板を収納・搬送する際に用いる収納容器には、収納したガラス板が搬送時に動いて欠けや割れといった欠陥が生じることを避けるために、収納容器に積層させたガラス板が動くことなく安定して搬送できることが求められる。
ガラス板を積層させて収納する収納容器としては、特許文献1に記載されているように、積層させたガラス板の下縁を受ける底板と、ガラス板の主面を受ける背板とを備えるものがある。
特許文献1に記載の収納容器において、台座18は、長短多数本の鋼材を縦横、高さ方向に溶着することにより構成され、溶着組み立て後に機械加工(研削加工)によってその搭載面16が所定の平坦度に加工されている。
特許文献1に記載の収納容器において、台座18は、長短多数本の鋼材、すなわちフレーム部材で構成されている。
特開2011-63274号公報
ガラス板は、特許文献1のような収納容器に積載し、例えばガラスメーカーからパネルメーカーに輸送される。ガラスメーカーとパネルメーカーでは、収納容器の移動方法が異なる場合がある。例えば、ガラスメーカーでは、フォークリフトを使用して収納容器を移動させるが、パネルメーカーではローラコンベアで移動させることがある。
特許文献1に記載の収納容器のように、台座がフレーム部材で構成されている場合、収納容器の台座を構成するフレーム部材がローラコンベアのローラに引っかかるおそれがあった。特に収納容器が、ローラコンベアから他のローラコンベアに乗り移る際、フレーム部材がローラコンベアのローラ引っかかりやすい。フレーム部材がローラコンベアのローラに引っかかると、収納容器及びローラが損傷したり、場合によってはコンベアを停止させてしまうおそれもあった。
そこで本考案は、ガラス板の収納容器をローラコンベアで移動させる場合であっても、収納容器の台座を構成するフレーム部材のローラへの引っ掛かりを抑制し、円滑に移動させることが可能なガラス板の収納容器を提供することを目的とする。
本考案は下記構成からなる。
上面に搭載面を有する台座と、前記搭載面に設けられ、ガラス板の主面を支持する載置部と、を備えるガラス板の収納容器であって、
前記台座は、複数のフレーム部材によって形成された枠体と、前記枠体の下面に設けられた板材と、を備え、
前記板材は前記枠体を形成するフレーム部材によって画成された空隙を覆うように設けられている。
本考案のガラス板の収納容器によれば、ローラコンベアで移動させる場合であっても、収納容器の台座を構成するフレーム部材がローラに引っ掛かることを抑制し、円滑に移動できる。
本考案の第1実施形態に係る収納容器におけるガラス板積層体を収納した状態の正面側斜視図である。 本考案の第1実施形態に係る収納容器におけるガラス板積層体を収納した状態の側面図である。 本考案の第1実施形態に係る収納容器の正面図である。 本考案の第1実施形態に係る収納容器に収納するガラス板積層体の側面図である。 本考案の第1実施形態に係る収納容器の底面図である。 本考案の第1実施形態に係る収納容器であって、枠体の下面に設けられた板材を取り外した状態の底面図である。 本考案の第2実施形態に係る収納容器におけるガラス板積層体を収納した状態の背面側斜視図である。 本考案の第2実施形態に係る収納容器の正面図である。 本考案の第2実施形態に係る収納容器の背板支持部である。 本考案の第2実施形態に係る収納容器の底面図である。 本考案の第2実施形態に係る収納容器であって、枠体の下面に設けられた板材を取り外した状態の底面図である。
以下、本考案の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1及び図2に示すように、ガラス板の収納容器100は、ガラス板積層体103を収納する。
ガラス板積層体103は、複数枚のガラス板を積層させた積層物である。ガラス板は、平面視矩形状に形成されたガラス板Gであり、収納容器100は、複数枚のガラス板Gを積層状態で収納する。収納容器100は、例えば、第6世代サイズ(長辺1,850mm、短辺1,500mm)の大型サイズのガラス板Gを収納する。ガラス板Gの厚さは、例えば、0.3mm以上0.7mm以下である。このような大型のガラス板Gが複数枚積層されて収納される収納容器100は、運搬車両(例えばトレーラーやトラック)の荷台に載置されて搬送される。
図4に示すように、ガラス板Gは、合紙102を介して互いに重ね合わされて積層される。合紙102は、ガラス板Gよりも大きな面積を有する矩形状に形成されている。これにより、合紙102は、その縁部がガラス板Gの縁部からはみ出すようにガラス板Gの間に介在される。
ガラス板Gは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やOLED(Organic Light-Emitting Diode)等のフラットパネルディスプレイ(FPD:Flat Panel Display)用に使用される無アルカリガラス系材料からなる。
図1~図3に示すように、収納容器100は、主に、台座107と、載置部105と、横押さえ部109と、端面支持部125とから構成されている。載置部105、横押さえ部109、及び端面支持部125は、台座107の上部に設けられている。端面支持部125は、ガラス板積層体103の下縁を支持し、載置部105は、ガラス板積層体103の主面を受ける。横押さえ部109は、台座107上における端面支持部125の両端側に設けられており、ガラス板積層体103の両側縁を押える。
端面支持部125は、ガラス板の端面と接する領域に緩衝材126を有する。緩衝材126は、底板128に両面接着テープや接着材によって貼り付けられている。端面支持部125は、台座107の搭載面117に対して傾けて配置されている。端面支持部125は、その上面側が緩衝材126とされており、この緩衝材126にガラス板積層体103の下縁が載せられる。
載置部105は、台座107の搭載面117に所定の角度で傾斜して設けられている。載置部105は、背板支持部108と、背板支持部108に取り付けられた背板110と、背板110に両面接着テープや接着材によって貼り付けられた緩衝材106を有する。載置部105は、その前面側が緩衝材106とされており、この緩衝材106にガラス板積層体103のガラス板Gの主面が重ね合わされる。背板110は複数(本例では5つ)の背板小片が組み合わされることで形成されている。
背板支持部108には、補強材115が取り付けられている。補強材115は背板支持部108と台座107の搭載面117とを繋ぐ柱状部材であり、鉛直方向に対して所定角度傾けて設けられる。収納容器100において、補強材115は、図2の奥行き方向に、複数(本例では5つ)設けられている。
搭載面117の上部には、ラベル用プレート113が立設されている(図1参照)。このラベル用プレート113は、その表面に、ラベルが貼付される。ラベルには、バーコードやQRコードなどが表示されており、これらのコードを読み取ることにより、例えば、ガラス板Gの枚数や厚みなどのガラス板積層体103の情報の読み取りが可能とされている。
横押さえ部109は、押圧板112と、ハンドル111と、を有する。ハンドル111を回動させることにより、収納容器100に収納されるガラス板積層体103の側縁へ向かって、押圧板112が移動する。これにより、押圧板112がガラス板積層体103の側縁に押し付けられ、収納容器100に収納されるガラス板積層体103の横ずれが抑えられる。
また、ハンドル111を逆方向へ回動させることにより、押圧板112がガラス板積層体103の側縁から離隔する方向へ移動し、押圧板112によるガラス板積層体103の側縁への押圧が解除される。
台座107は、複数のフレーム部材129を縦横、高さ方向に接合することにより構成された枠体135と、枠体135の側面に取り付けられた側面カバー部材123と、枠体135の下面に設けられた板材119と、を備える。
枠体135の長辺側の側面には側面カバー部材123aが、短辺側の側面には側面カバー部材123bが取り付けられている。側面カバー部材123は、台座107の側面にフォークリフトの爪(不図示)が挿抜される開口部121が設けられるように取り付けられる。すなわち、台座107の4つの側面には、フォークリフトの爪(不図示)が挿抜される開口部121が一対ずつ形成される。
台座107は枠体135の底面に設けられた板材119を有する。板材119は複数(本例では2つ)の小片を組み合わせて形成されており、ボルト及びナットを用いて、枠体135に取り付けられる。図6は板材119を取り外した状態の底面図を示しており、斜線領域は枠体135を地面に載置した際に、地面と当接する領域を示している。枠体135の下面に板材119を設けた場合、板材119は枠体135の斜線領域と接することとなる。
図6に示すように、枠体135は複数のフレーム部材129を縦横、高さ方向に接合することにより構成されているため、枠体135の下面にはフレーム部材129によって画成された空隙133が存在することとなる。
ここで、枠体135の下面において、フレーム部材129によって画成された空隙133とは、枠体135を地面に載置した際に、地面と当接するフレーム部材129によって画成された空隙を意味する。すなわち、第1実施形態に係る収納容器において、枠体135の下面に存在する空隙133の数は12である。
板材119は、枠体135の下面に存在する空隙133を覆うように設けられる。板材119は、空隙133の少なくとも1つを覆っていればよい。ローラコンベアのローラが、特定の空隙133を画成するフレーム部材129に高い頻度で引っかかる場合がある。そのような場合、引っかかりが生じやすいフレーム部材129で画成される空隙133のみを板材119で覆い、それ以外の空隙133は板材119で覆わなくてもよい。
板材119は、ステンレス鋼であることが好ましい。板材119は地面に当接するため、ステンレス鋼とすることで、耐久性を高めて、板材119の損傷を抑制できる。
また、板材119は収納容器100をハンドリフト(Pallet Truck)で移動させるための開口部131を有する。収納容器100をハンドリフトで移動させる際、ハンドリフトの爪が台座107の長辺側の側面に設けられた一対の開口部121に挿入される。このとき、ハンドリフトの爪の先端部に設けられた車輪を開口部131に位置させることで、車輪と地面が接する。これにより、収納容器100をハンドリフトで移動させることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係るガラス板の収納容器200を説明する。第2実施形態に係る収納容器200は、第1実施形態に係る収納容器100と比較して、少なくとも、背板210を支持する背板支持部208、及び枠体235の構造が異なっている。以下では、第1実施形態との相違点のみを説明し、共通する要素については説明を割愛する。
収納容器200の場合、例えば、第5世代サイズ(長辺1,300mm、短辺1,100mm)の大型サイズのガラス板Gを収納する。
背板210は、複数(本例では5つ)の背板支持部208a、208b、208c、208d、及び208eによって支持されている(図7参照)。背板210を支持する背板支持部208のうち、背板支持部208aの側部には複数(本例では3つ)のベルト取り付け部218が設けられており、背板支持部208eの側部には複数(本例では3つ)のラチェット214が設けられる(図8参照)。
ガラス板積層体203が載置された収納容器200には、複数のベルト(不図示)が掛けられる。これらのベルトとしては、ラッシングベルトを用いることができる。これらのベルトは、その一端が、背板支持部208aのベルト取り付け部218に、カラビナ(不図示)を介して固定される。また、これらのベルトは、ガラス板積層体203の前面側を通り、背板支持部208eに設けられたラチェット214に引き取られて固定される。
複数の背板支持部208は、それぞれ単一の部材からなる。すなわち、背板支持部208は、金属板材を切ったり、曲げたり、溶接したりすることで形成されている。
図10に示すように、台座207は枠体235の下面に設けられた板材219を有する。図11は、枠体235の下面に設けられた板材219を取り外した状態の収納容器200の底面図であり、斜線領域は枠体235を地面に載置した際に、地面と当接する領域を示している。したがって、第2実施形態に係る収納容器において、枠体235の下面に存在する、フレーム部材229によって画成される空隙233の数は15である。
なお、本考案は、LCD、OLED、FPD以外の電子デバイス、例えば、光学素子用ガラス基板、ガラスディスク、太陽電池等のガラス板を収納する収納容器として適用できる。また、収納するガラス板としては、ガラス板に限らず、例えば、金属、セラミックあるいは樹脂から成形されたものでもよい。
このように、本考案は上記の実施形態に限定されるものではなく、実施形態の各構成を相互に組み合わせることや、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が変更、応用することも本考案の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
以上の通り、本明細書には次の事項が開示されている。
(1) 上面に搭載面を有する台座と、前記搭載面に設けられ、ガラス板の主面を支持する載置部と、を備えるガラス板の収納容器であって、
前記台座は、複数のフレーム部材によって形成された枠体と、前記枠体の下面に設けられた板材と、を備え、
前記板材は前記枠体を形成するフレーム部材によって画成された空隙を覆うように設けられている。
上記(1)のガラス板の収納容器によれば、枠体の下面に設けられた板材が、前記枠体を形成するフレーム部材によって画成された空隙を覆うように設けられていることにより、前記収納容器をローラコンベアで移動させる場合に、フレーム部材のローラへの引っかかりを抑制できる。
(2) 前記板材はステンレス鋼である、(1)に記載のガラス板の収納容器。
上記(2)のガラス板の収納容器によれば、収納容器の耐久性を高めることができる。
100,200 収納容器
103,203 ガラス板積層体
107,207 台座
119,219 板材
129,229 フレーム部材
133,233 空隙
135,235 枠体
G ガラス板

Claims (2)

  1. 上面に搭載面を有する台座と、前記搭載面に設けられ、ガラス板の主面を支持する載置部と、を備えるガラス板の収納容器であって、
    前記台座は、複数のフレーム部材によって形成された枠体と、前記枠体の下面に設けられた板材と、を備え、
    前記板材は前記枠体を形成するフレーム部材によって画成された空隙を覆うように設けられていることを特徴とするガラス板の収納容器。
  2. 前記板材はステンレス鋼である、請求項1に記載のガラス板の収納容器。
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