JP3244226U - 簡単に着用することができる着物 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常の着物に戻すことができ、かつ、簡単に着ることができる着物を提供する。【解決手段】左前身頃220は、左袖部240の下側に配置される貫通孔である左身八つ口222と、右紐部材300を通すための貫通孔であり、左身八つ口222の下側で、かつ、右紐部材300が取り付けられている位置より上側に配置される紐通し部223と、を有し、右前身頃210の一部の上に左前身頃220の一部を重ね合わせ、右紐部材300の先端を左前身頃220の紐通し部223に対して内側から通し、後ろ身頃250側から右前身頃210の前方に移動させた右紐部材300の先端と、右前身頃210側から後ろ身頃250側を経由して左前身頃220の前方に移動させた左紐部材400の先端と、を結ぶことにより着用することができる。【選択図】図3

Description

本考案は、簡単に着用することができる着物に関する。
従来、着物は、日常的に着られており、着物を着ることに関して困難性はなかった。
しかし、一部の人々を除き、洋服を日常的に着るようになり、着物を日常的に着ることはなくなった。
そのため、現在では、着物は、着付師等に着付をしてもらうことが一般的になっているが、費用もかかることから、着物を着たいと思う人がいても、手間や費用の負担が多いことから着物を着ることがなくなっていった。
特許文献1では、普通の長着と同様、一部式で、しかも誰もが普通の長着と同様の感覚で非常に着用し易い簡易着物について開示されている。
具体的には、長着の前身頃を、裾を足元に合わせて着用した時に腰に位置する部分で、上下分離して仕立て、下前身頃の上方は、下方との間に5~15cmの間隔が空くように下端を実質的に直線状になるように仕立て、上前身頃の上方は、下端がそのままお端折として機能するように、該下端を、下前身頃の下端より長く形成したものが開示されている。
特開2003-13308号公報
しかしながら、特許文献1に係る発明は、着物をカットして加工しており、通常の着物に戻すことができない。
また、新たに製作した場合は、通常の着物に仕立てることができず、通常の着物として着ることができない。
本考案の目的は、通常の着物に戻すことができ、かつ、簡単に着ることができる着物を提供することである。
本発明の第1の局面に係る着物は、右衿部を有する右前身頃、左衿部を有する左前身頃、後ろ前身頃、右袖部及び左袖部から構成される着物であって、
前記着物は、前記右前身頃、前記左前身頃、前記後ろ前身頃、前記右袖部及び前記左袖部を有し、着用者の腰部分に配置されるおはしょり部を有する着物本体と、
前記着物本体の前記右前身頃の前記右衿下部に取り付けられる右紐部材と、
前記左前身頃の前記左衿下部に取り付けられる左紐部材と、
前記着物本体の右袖部及び左袖部の裏側に取り付けられる着け袖部材と、を含み、
前記左前身頃は、前記左袖部の下側に配置される貫通孔である左身八つ口と、
前記右紐部材を通すための貫通孔であり、前記左身八つ口の下側で、かつ、前記右紐部材が取り付けられている位置より上側に配置される紐通し部と、を有し、
前記右前身頃の一部の上に前記左前身頃の一部を重ね合わせ、
前記右紐部材の先端を前記左前身頃の前記紐通し部に対して内側から通し、前記後ろ身頃側から前記右前身頃の前方に移動させた前記右紐部材の先端と、
前記右前身頃側から前記後ろ身頃側を経由して前記左前身頃の前方に移動させた前記左紐部材の先端と、を結ぶことにより着用することができる着物である。
紐通し部が左身八つ口の下側で、かつ、右紐部材が取り付けられている位置より上側に配置されているため、右紐部材を左前身頃の内側から紐通し部を通過させて、右紐部材と左紐部材を結ぶことで、裾つぼまりとなり、着用者は綺麗に着物を着ることができる。
また、紐通し部を左前身頃と後ろ身頃の接続部分に配置することにより、縫うことでもとの着物に戻すことができる。
本発明の第2の局面に係る着物は、第1の局面に係る着物であって、前記右袖部及び前記左袖部の内側に取り付けられる着け袖部材を有し、
前記着け袖部材は、前記右袖部及び前記左袖部の袖口側に取り付けられる袖口側着け袖と、
前記右袖部及び前記左袖部の振り側に取り付けられる振り側着け袖と、を有する着物である。
袖口や振りから着物の内側が見えた場合であっても、着け袖部材が取り付けられていることにより、着用者が襦袢を着ているようにみえる。
着用者が長襦袢を着た概念図。 着用者が着物を着ている途中状態の概念図。 本発明に係る一実施形態の着物の正面図。 同実施形態に係る着物の背面図。 同実施形態に係る着物の前身頃を広げた状態の正面図。 同実施形態に係る着物の左前身頃を広げた状態の正面図。 同実施形態に係る着物の右前身頃を広げた状態の部分正面図。 同実施形態に係る着物の右前身頃を広げた状態の部分正面図。 同実施形態に係る着物の前身頃を広げた状態の部分正面図。 同実施形態に係る着物の前身頃を広げた状態の部分正面図。 同実施形態に係る着物の左袖部を裏返しにした状態の正面図。 同実施形態に係る着物の左袖部を裏返しにした状態の背面図。
以下、本考案の実施形態に関して図面を参照しながら説明する。なお、本説明において使用する「右」、「左」は、着用者の右手側を右、左手側を左という。
まず、一般的な着物の着付けの一例について簡単に説明する。図1に示すように、通常、着用者は、肌着11と裾よけ(図示しない)を着た上に長襦袢20を着る。肌着11等は補正した肌着であってもよい。
長襦袢20は、腰紐(図示しない)を腰に巻いて軽く締めることにより固定する。そして、腰紐(図示しない)の上から伊達締め(図示しない)を締める。
具体的には、長襦袢20の右前身頃23の位置を決め、左前身頃24を右前身頃23の上から被せ、左前身頃24の位置を決め右手で抑える。
このとき、衿25の後ろ側の位置(抜いた位置)に注意しながら、右前身頃23及び左前身頃24の位置を決める。
衿25の後ろ側の位置は着用者の好みにもよるが、おおよそ首からこぶし一つ分くらい抜く(あける)のが好ましい。
次に、着用者は、右手で右前身頃23及び左前身頃24を重ねた位置を押さえながら、左手で腰紐(図示しない)を持ち、右前身頃23及び左前身頃24を重ねた位置がずれないように、腰紐(図示しない)の中央部をお腹部分にあて、一周させて腰紐(図示しない)を前で結び軽く締める。
この時、衿25の位置が着用者側に移動していることがあるため、腰紐(図示しない)を結んだ後に、長襦袢20の後ろを引っ張り、衿25の位置(抜いた位置)を元の位置に戻す。
次に、伊達締め(図示しない)の中央部をお腹部分にあて、腰紐(図示しない)の上から一周させる。伊達締め(図示しない)は、背中部分で一折することにより、重なり部分が平らになる。
図2に示すように、長襦袢20を着た着用者は、着物30を羽織り、裾の長さを決めて、左前身頃34を右前身頃33の前にし、腰紐(図示しない)を腰に巻いて固定する。
具体的には、着用者に対して左前身頃34の端の位置を決定し、右前身頃33を引っ張って、左前身頃34の内側に入れる。右前身頃33の余った部分が多ければ、左前身頃34の内側で折り返してもよい。
次に、右手で左前身頃34と右前身頃33の重なり部分を押さえつつ、左手で腰紐(図示しない)を持ち、腰紐(図示しない)の中央部をお腹部分にあて、一周させて前で結ぶ。
次に、左身八つ口(図示しない)に左手を入れ、おはしょりがだぶつかないように腰紐(図示しない)の上側の右前身頃33を左手でたくし上げる。これにより、下半身部分が裾つぼまりの綺麗な見た目となる。
次に、左手で右衿37を整え、しわがいかないように右前身頃33の上側を畳み込み、そのまま左手で右前身頃33をつかんでおく。
左身八つ口(図示しない)に入れた左手で畳み込んだ右前身頃33をつかんだ状態で、右手で左前身頃34の左衿38を整えて、おはしょりをつくる。
右手で右前身頃33の上部、左前身頃34の上部の重なり部分を押さえ、おはしょりが崩れないようにし、左身八つ口(図示しない)から入れていた左手を右前身頃33から放して、左手を左身八つ口(図示しない)から抜く。
次に、右衿37と左衿38を整え、左手で伊達締め(図示しない)を持ち、伊達締め(図示しない)の中央部を胸の下あたりにあて、一周させて前で縛る。
伊達締め(図示しない)は、長襦袢20の伊達締め(図示しない)の場合と同様に、背中部分で一折することにより、重なり部分が平らになる。
次に、背中に両手を回し、後ろ身頃(図示しない)のしわを伸ばして、背中にもしわが行かないようにする。あとは、帯を巻くことにより着物を着ることができる。
一般的に着物は帯を巻くのが大変であるが、帯を巻くまでの作業も大変であり、一人で着物を着る場合は特に大変である。
夏等の暖かい日であれば、ここまでの作業だけで着用者は汗まみれになり、日常的に着物を着たいとは思わなくなってしまう。
<実施形態>
次に、本発明の第1実施形態について説明する。実施形態に係る着物100は、一人でも簡単に着れる着物である。なお、襦袢は半袖のTシャツ状等の簡単なものである。
図3乃至図12に示すように、本発明の実施形態に係る着物100は、着物本体200と、
着物本体200の右前身頃210の右衿下部に取り付けられた右紐部材300と、
左前身頃220の左衿下部に取り付けられた左紐部材400と、
着物本体200の右袖部230及び左袖部240の裏側に取り付けられる着け袖部材500と、を備える。
着物本体200は、通常の着物と基本的構成態様は同一であり、右前身頃210と、左前身頃220と、右袖部230と、左袖部240と、後ろ身頃250と、を備え、着用者の腰部分のおはしょりであるおはしょり部260が設けられている。
本実施形態において、「右」がx軸負方向側、「左」がx軸正方向側、「前」がz軸正方向側、「後ろ」がz軸負方向側、「上」がy軸正方向側、「下」がy軸負方向側となる。
右前身頃210は、後ろ身頃250に取り付けられ、x軸負方向側及び後ろ身頃250に対してz軸正方向側に配置される。
右前身頃210は、着用者の右側の前方(z軸正方向側)に配置される右衿部211と、
右袖部230の下側(y軸負方向側)に配置される貫通孔である右身八つ口212と、を有する。
右前身頃210の上側であるy軸正方向側かつx軸正方向側には、右衿部211が取り付けられている。
また、右前身頃210の上側であるy軸正方向側かつx軸負方向側には、右袖部230が取り付けられている。
右前身頃210は、右袖部230の下側であるy軸負方向側に設けられている右身八つ口212を有する。
右前身頃210は、着物本体200の着用者の右手側の前部分に相当する。
右衿部211の下側(y軸負方向側)には右紐部材300が取り付けられている。
右身八つ口212は、着物本体200の内側と外側が貫通した貫通孔である。
左前身頃220は、後ろ身頃250に取り付けられ、x軸正方向側及び後ろ身頃250に対してz軸正方向側に配置される。
左前身頃220は、着物本体200の着用者の左手側の前部分に相当するところである。左前身頃220は、右前身頃210の上に重ねて着用される。
左前身頃220は、着用者の左側の前方(z軸正方向側)に配置される左衿部221と、
左袖部240の下側(y軸負方向側)に配置される貫通孔である左身八つ口222と、を有する。
左前身頃220の上側であるy軸正方向側かつx軸負方向側には、左衿部221が取り付けられている。
右衿部211と左衿部221とは後ろ身頃250の上側(y軸正方向側)でつながっている。
左前身頃220の上側であるy軸正方向側かつx軸正方向側には、左袖部240が取り付けられている。
左前身頃220は、左袖部240の下側であるy軸負方向側に設けられている左身八つ口222と、
左身八つ口222の下側であるy軸負方向側に設けられている着物本体200の内側と外側とが貫通した貫通孔である紐通し部223と、を有する。
左身八つ口222は、着物本体200の内側と外側が貫通した貫通孔である。
紐通し部223は、 左身八つ口222の下側(y軸負方向側)に配置され、着物本体200の内側と外側が貫通した貫通孔であり、右紐部材300を通すところである。
具体的には、着用者は、右前身頃210を左前身頃220の下側(z軸負方向側)にし、右前身頃210の右衿部211の下部に取り付けられている右紐部材300を、左前身頃220の内側から紐通し部223に対して通し、右紐部材300と左紐部材400とを結ぶことで着物100を着用する。
紐通し部223は、左前身頃220と後ろ身頃250との接続部分に配置されており、縫うことにより、元の着物に戻すことが可能である。
右袖部230は、着用者の右腕を通すところである。右袖部230は、右前身頃210と後ろ身頃250に取り付けられている。
左袖部240は、着用者の左腕を通すところである。左袖部240は、左前身頃220と後ろ身頃250に取り付けられている。
後ろ身頃250は、着物本体200の着用者の後ろ側の部分であり、右前身頃210、左前身頃220、右袖部230及び左袖部240が取り付けられている。
着け袖部材500は、襦袢の袖部に相当するものである。これにより着用者は襦袢を着ていなくても、半袖の簡単な襦袢及び着け袖部材500を着用することにより、襦袢を着ているように見える。
具体的には、着け袖部材500は、右着け袖部材(図示しない)と左着け袖部材352と、を含む。
おはしょり部260は、着物本体200を折って縫うことにより構成される。
おはしょり部260は、縫い目をほどくことにより、元の着物に戻すことが可能である。
図5乃至図10に示すように、おはしょり部260が配置される着物本体200の内側は、おはしょり部260が位置する裏地が縫われており、不要なしわが生じないようになっている。
右着け袖部材(図示しない)と左着け袖部材とは、構造が同じであるため、着け袖部材500として説明する。
図11及び図12は、左袖部240を裏返した画像である。図11は左前身頃220側の裏側の画像であり、図12は後ろ身頃250側の裏側の画像である。
着け袖部材500は、着物本体200の右袖部230及び左袖部240の内側に配置される。
本実施形態では、着け袖部材500は、着物本体200の右袖部230及び左袖部240の内側に縫い付けられる構成であるが、着脱可能に取り付けられるものであってもよい。
着け袖部材500は、袖口側着け袖510と、振り側着け袖520とを有する。
袖口側着け袖510は、右袖部230及び左袖部240の内側の袖口側に取り付けられるものであり、袖口から内側が見えても袖口側着け袖510があるため、襦袢を着用しているように見える。
図11及び図12からわかるように、袖口側着け袖510は、袖口の開口部を覆うように取り付けられており、袖口から内側が見える範囲で取り付けられている。
振り側着け袖520は、右袖部230及び左袖部240の内側の振り側に取り付けられるものであり、たもとの振りから内側が見えても振り側着け袖520があるため、襦袢を着用しているように見える。
図11及び図12からわかるように、振り側着け袖520は、振りの開口部を覆うように取り付けられており、振りから内側が見える範囲で取り付けられている。
図1からわかるように、右紐部材300は、基端側が右前身頃210の右衿部211の下側に取り付けられている。
右紐部材300を通す紐通し部223は、右紐部材300の基端側が取り付けられている位置よりも上側(y軸正方向側)に配置されており、右紐部材300の先端を紐通し部223に通して、左紐部材400の先端と結ぶことにより、裾つぼまりとなり、綺麗に着物を着ることができる。
左紐部材400は、基端側左前身頃220の左衿部221の下側に取り付けられている。
左紐部材400は、右紐部材300と同じ位置(y軸方向の位置)に取り付けられている。
左紐部材400は、右前身頃210の上側(z軸正方向側)から着用者の身体を一周させ、右紐部材300は、左前身頃220の内側から紐通し部223を通して着用者の身体を一周させて、左紐部材400と右紐部材300とを結ぶ。
具体的には、右前身頃210の一部の上(z軸正方向側)に左前身頃220の一部を重ね合わせ、
右紐部材300の先端を左前身頃220の紐通し部223に対して内側から通し、後ろ身頃側250から右前身頃210の前方(z軸正方向側)に移動させた右紐部材300の先端と、
右前身頃210から後ろ身頃250を経由して左前身頃220の前方(z軸正方向側)に移動させた左紐部材400の先端と、を結ぶことにより、着用者は着物100を着用することができる。
着用者は、着物100を着た後に帯を締めることにより簡単に着物を着ることができる。
帯の結び方は、太鼓結び、角だし結び、文庫結び、貝の口結び、片蝶結び、一文字結び、のし結び、しだれ桜結び、蝶結び、蝶々結び、スイートピー結び、アネモネ結び、マリーゴールド結び、アイリス結び、フリージア結び、なでしこ結び等どのような結び方であってもよい。
また、帯の結び方は振袖に用いられる結び方であってもよい。つまり、帯の結び方は、ふくら雀結び、花結び、立て矢結び、蝶文庫結び、花流水結び等であってもよい。
本考案は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良、修正、又は変形を加えた態様でも実施できる。
100…着物
200…着物本体
210…右前身頃
211…右衿部
212…右身八つ口
220…左前身頃
221…左衿部
222…左身八つ口
223…紐通し部
230…右袖部
240…左袖部
250…後ろ身頃
260…おはしょり部
300…右紐部材
400…左紐部材
500…着け袖部材
510…袖口側着け袖
520…振り側着け袖

Claims (2)

  1. 右衿部を有する右前身頃、左衿部を有する左前身頃、後ろ前身頃、右袖部及び左袖部から構成される着物であって、
    前記着物は、前記右前身頃、前記左前身頃、前記後ろ前身頃、前記右袖部及び前記左袖部を有し、着用者の腰部分に配置されるおはしょり部を有する着物本体と、
    前記着物本体の前記右前身頃の前記右衿下部に取り付けられる右紐部材と、
    前記左前身頃の前記左衿下部に取り付けられる左紐部材と、
    前記着物本体の右袖部及び左袖部の裏側に取り付けられる着け袖部材と、を含み、
    前記左前身頃は、前記左袖部の下側に配置される貫通孔である左身八つ口と、
    前記右紐部材を通すための貫通孔であり、前記左身八つ口の下側で、かつ、前記右紐部材が取り付けられている位置より上側に配置される紐通し部と、を有し、
    前記右前身頃の一部の上に前記左前身頃の一部を重ね合わせ、
    前記右紐部材の先端を前記左前身頃の前記紐通し部に対して内側から通し、前記後ろ身頃側から前記右前身頃の前方に移動させた前記右紐部材の先端と、
    前記右前身頃側から前記後ろ身頃側を経由して前記左前身頃の前方に移動させた前記左紐部材の先端と、を結ぶことにより着用することができる着物。
  2. 前記右袖部及び前記左袖部の内側に取り付けられる着け袖部材を有し、
    前記着け袖部材は、前記右袖部及び前記左袖部の袖口側に取り付けられる袖口側着け袖と、
    前記右袖部及び前記左袖部の振り側に取り付けられる振り側着け袖と、を有する請求項1記載の着物。

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