JP3243914B2 - 密封容器の残存気泡溶解方法 - Google Patents
密封容器の残存気泡溶解方法Info
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Description
た密封容器に関し、より詳しくは、容器内に残存する気
泡を薬液中に溶解させるようにした密封容器の残存気泡
溶解方法に関する。
内に中栓を打栓する真空中栓機が知られている(特公平
4−28386号公報)。この真空中栓機は、真空チャ
ンバーと、薬液を充填した容器をその口部を上にして保
持するラックと、該ラックに保持された容器の口部上方
に設けられて中栓を保持するプレートと、さらに該プレ
ートの上方に設けられてプレートに保持された中栓を容
器の口部に嵌着する打栓ピンとを備えている。上記真空
中栓機においては、真空チャンバーの外部において上記
ラックに容器をセットするとともに、上記プレートに中
栓をセットして該プレートを上記ラック上にセットし、
次にこれを真空チャンバー内の所定位置に供給する。こ
の状態となったら上記真空チャンバー内を真空として容
器内を真空状態とし、次に上記打栓ピンを降下させて、
プレートに保持した中栓を容器の口部に移動可能に嵌着
して該容器を密封する。この後、上記真空チャンバーを
開いて該真空チャンバー内に大気圧を導入し、上記容器
の口部に嵌着した中栓を該容器内と外部との圧力差によ
り容器内の所要位置まで自動的に移動させて、容器への
中栓の打栓作業を終了する。
に溶解していた空気や気泡は、上記真空チャンバー内を
真空とした際に薬液中から分離されるようになるが、一
部は気泡として容器内に残存することがあった。このよ
うな残存気泡は、中栓打栓後の大気圧の下で、通常12
〜24時間から数日を掛けて薬液中に溶解するようにな
る。しかしながら、中栓の打栓後に異物検査を行なう場
合には、上記気泡が異物と判断されることがあり、異物
検査に支障をきたす。本発明はそのような事情に鑑み、
密封容器内の気泡を速やかに薬液中に溶解させることが
できる密封容器の残存気泡溶解方法を提供するものであ
る。
状態において薬液を充填した容器の口部に中栓を移動可
能に打栓し、しかる後、上記中栓を介して容器内を加圧
して、該容器内に残存する気泡を薬液中に溶解させるよ
うにしたものである。
り、一例として3時間程度で容器内に残存する気泡を薬
液中に溶解させることができる。そして気泡を薬液中に
溶解させた後は、大気圧に戻しても再び気泡が発生する
ことはない。
と、図1(a)において、注射筒すなわち容器1は、注
射針の装着口1aが下方となるようにしてその下部がホ
ルダ2に挿入されており、したがって該ホルダ2によっ
て容器1の口部1bが上方を向いた状態で保持されてい
る。上記装着口1aにはキャップ3が取付けられ、かつ
容器1内には既に薬液が充填されている。また容器1の
周囲の空気は、清浄な状態に保たれている。図示しない
シリンダ装置等の昇降機構によって昇降される打栓ピン
4は、上記容器1内に薬液を充填する充填機の出口にで
きるだけ近接した位置に設けてあり、上記充填機で容器
1内に薬液を充填した後、直ちに上記打栓ピン4によっ
て容器1に中栓5を打栓することにより、容器1内に充
填された薬液に異物や細菌が混入することがないように
している。上記中栓5は手動若しくは自動により上記打
栓ピン4の下端部に供給され、打栓ピンに形成された負
圧通路4aに供給される負圧によって打栓ピン4の下端
部に吸着保持されるようになっている。上記中栓5は、
図2に示すように、ゴムにより円柱状に製造され、かつ
軸方向の上下端および中間部に半径方向外方に突出する
3つの環状シール部5aを有しており、隣接する環状シ
ール部5aの間は環状凹部5bとなっている。また中栓
5の上面中央には有底の孔5cを形成してあり、この孔
5c内に上記打栓ピン4の下端部を嵌合させることがで
きるようになっている。さらに図1(a)において、上
記打栓ピン4と一体かつ平行に間隙ピン6を設けてあ
り、この間隙ピン6は、打栓ピン4に保持された中栓5
の外周面に接触若しくは近接して該中栓5の下面よりも
所定量だけ下方に突出するようになっている。薬液を充
填した容器1の口部1bに中栓を嵌着する際には、上述
したように手動若しくは自動により中栓5が打栓ピン4
の下端部に供給され、負圧によって吸着保持される。そ
してこの状態となると打栓ピン4および間隙ピン6が降
下され、先ず間隙ピン6の下端部が容器1の口部1b内
に挿入され、引続き中栓5が容器1の口部1b内に挿入
嵌着される(図1(b))。この際、上記中栓5の外周
面と容器1の内周面との間に上記間隙ピン6が介在され
てその部分に間隙を形成するので、容器1内の空気を外
部に逃がしながら滑らかに中栓5を容器1内に圧入する
ことができる。そして中栓5の上面が容器1の上面とほ
ぼ同一となる程度まで中栓5を容器1内に挿入したら、
上記負圧による中栓5の吸着保持が解除されるととも
に、打栓ピン4および間隙ピン6が上昇される。この
際、中栓5と容器1との間の摩擦力よりも中栓5と間隙
ピン6との間の摩擦力の方が遙かに小さいので、中栓5
を容器1に残したまま間隙ピン6を引抜くことができる
(図1(c))。この状態では容器1の口部1bは中栓
5によって密封されているので、この後、該容器1を真
空チャンバー内の所定位置に供給する迄に多くの時間と
作業とが必要であっても、薬液中に異物や細菌が侵入す
るのを確実に防止することができる。またこの状態で
は、容器1の内部および中栓5の環状凹部5b内はそれ
ぞれ大気圧となっている。
ので、該真空中栓機はシリンダ装置11により昇降され
て下降時に下端開口部が密封される真空チャンバー12
を備えており、この真空チャンバー12はフレキシブル
ホース13および流路切換弁14を介して真空ポンプ1
5か大気かのいずれか一方に連通されるようになってい
る。上記真空チャンバー12内には、該真空チャンバー
内の所定位置に上記容器1を供給した際の該容器1の上
方位置に、間隙ピン16、打栓ピン17および中栓保持
手段18をそれぞれ設けている。上記間隙ピン16は、
真空チャンバー12に気密を保って昇降自在に設けた中
空ロッド21の下端部に取付けてあり、この中空ロッド
21の上端部に設けたアーム部21aと真空チャンバー
12の上面との間に設けたシリンダ装置22によって該
中空ロッド21および間隙ピン16を昇降させることが
できるようにしている。また上記打栓ピン17は、気密
を保って上記中空ロッド21内に昇降自在に設けた昇降
ロッド23の下端部に取付けてあり、この昇降ロッド2
3は、該昇降ロッド23の上端部に設けたアーム部23
aと、上記中空ロッド21のアーム部21aとの間に設
けたシリンダ装置24によって昇降させることができる
ようにしている。したがって、シリンダ装置22によっ
て中空ロッド21および間隙ピン16を昇降させた際に
は、これと一体にシリンダ装置24、昇降ロッド23お
よび打栓ピン17を昇降させることができる。他方、シ
リンダ装置24により昇降ロッド23および打栓ピン1
7を昇降させた際には、間隙ピン16に対して打栓ピン
17を昇降させることができる。さらに、上記中栓保持
手段18は上記容器1の口部1bに嵌着した中栓5を保
持するためのもので、本実施例では、上記真空チャンバ
ー12内を真空とした際に生じる、上記容器1内の大気
圧と真空チャンバー12内の真空圧との圧力差によって
容器1の口部1bに嵌着した中栓5を該容器1から押出
させ、その押出された中栓5を上記中栓保持手段18で
保持することができるようにしている。上記中栓保持手
段18は平板状部材に貫通孔18aを穿設した構成を有
しており、この貫通孔18aの内径を中栓5の外径より
も僅かに小さくすることにより、中栓5が貫通孔18a
内に押出された際に、両者の摩擦力で中栓5を貫通孔1
8a内に保持することができるようにしている。また上
記貫通孔18aの内周面には軸方向に沿って上記間隙ピ
ン16を案内するガイド溝18bを形成してある。さら
に上記中栓保持手段18の下面には、上記貫通孔18a
に連続させて段部18cおよびテーパ孔18dを連設し
てあり、上記テーパ孔18dで容器1の口部1bのセン
タリングを行なうとともに、段部18cで容器1の上面
を押圧保持できるようにしている。上記中栓保持手段1
8は、真空チャンバー12に気密を保って昇降自在に設
けた昇降ロッド25の下端部に設けてあり、この中空ロ
ッド25の上端部に設けたアーム部25aに両ロッドシ
リンダ装置26を取付け、該両ロッドシリンダ装置26
のシリンダロッド26aの下端を上記中空ロッド21の
アーム部21aの上面に、また該シリンダロッド26a
の上端を上記真空チャンバー12に取付けたブラケット
27の下面にそれぞれ接触させている。そして上記シリ
ンダロッド26aの軸方向長さは、シリンダ装置22に
よって中空ロッド21を上昇端に位置させた際の、アー
ム部21aの上面とブラケット27の下面との間隔に一
致させている。
業を説明すると、前述した工程によって大気圧下で中栓
5が嵌着された容器1は、上記シリンダ装置11によっ
て真空チャンバー12が上昇端に位置されている状態
で、該真空チャンバー12内に供給されて打栓ピン17
の直下位置に位置決めされる。上記容器1を真空チャン
バー12内の所定位置に位置決めしたら、上記シリンダ
装置11によって真空チャンバー12を下降させ、該真
空チャンバー12を密封する。この状態ではシリンダ装
置22、24、26は間隙ピン16、打栓ピン17、中
栓保持手段18をそれぞれ上昇端に位置させており、ま
た流路切換弁14は真空チャンバー12内を大気に連通
させている(図4(a)参照)。上記真空チャンバー1
2が密封されたら、両ロッドシリンダ装置26を作動さ
せて昇降ロッド25および中栓保持手段18を降下さ
せ、該中栓保持手段18のテーパ孔18dによって容器
1の口部1bを打栓ピン17にセンタリングさせるとと
もに、段部18cで容器1の上面を押圧して該容器1を
保持させる(図4(b)参照)。この状態となったら、
上記流路切換弁14を切換えて真空チャンバー12内を
真空ポンプ15に連通させ、該真空チャンバー12内を
例えば300トール程度の低い真空状態とする。すると
これにより、容器1内の大気圧と真空チャンバー12内
の真空圧との間に圧力差が生じるので、中栓5が該容器
1から押出されるのと同時に上記中栓保持手段18の貫
通孔18a内に圧入されて、該中栓保持手段18によっ
て保持されるようになる(図4(b))。次にこの状態
となったら、上記両ロッドシリンダ装置26により中栓
保持手段18が元の上昇端位置まで上昇される。これに
より中栓保持手段18で保持した中栓5を容器1に対し
て持上げることができるので、確実に容器1内を真空チ
ャンバー12内に連通させて該容器1内を真空とするこ
とができる。他方、上記中栓保持手段18と一体に中栓
5を上昇させることにより、上記打栓ピン17の下端部
が中栓5の孔5c内に嵌合され、また間隙ピン16は中
栓保持手段18のガイド溝18bに案内されて中栓5の
下面よりも下方に突出されるようになる(図4
(c))。このようにして容器1内に所定の真空圧が導
入されたら、両ロッドシリンダ装置26が作動されて再
び中栓保持手段18が下降されるとともに、シリンダ装
置22が作動されて間隙ピン16と打栓ピン17とが一
体に降下される。そして上記中栓保持手段18の段部1
8cが容器1の上面に接触するとその降下は停止される
が(図4(d))、シリンダ装置22による間隙ピン1
6と打栓ピン17の降下は継続される(図4(e)参
照)。そして間隙ピン16と打栓ピン17の降下が継続
することにより、中栓保持手段18で保持されていた中
栓5が容器1内に挿入され、この際には該中栓5の外周
面と容器1の内周面との間に上記間隙ピン16が介在さ
れてその部分に間隙を形成するので、容器1内に残留す
る僅かな空気を真空チャンバー12内に逃がしながら滑
らかに中栓5を容器1内に挿入することができる。そし
てさらに、上記間隙ピン16と打栓ピン17とが下降端
となってその降下が停止した際には、中栓5の下面と薬
液の液面との間に予め定めた所定の間隔δを確保するこ
とができる(図4(e))。またこのとき、上記シリン
ダ装置22により中空ロッド21が降下されると、該中
空ロッド21のアーム部21aの上面とブラケット27
の下面との間隔が拡がるので、中栓保持手段18を作動
させる両ロッドシリンダ装置26もアーム部21aと一
体に降下するようになるが、中栓保持手段18の段部1
8cが容器1の上面に接触するとその降下が停止され
る。この状態では、シリンダロッド26aの上下端は上
記ブラケット27の下面とアーム部21aの上面とから
ともに離隔しており、容器1を保持する保持力は両ロッ
ドシリンダ装置26、昇降ロッド25および中栓保持手
段18の自重だけとなるので、両ロッドシリンダ装置2
6とブラケット27の下面との間にばね28を弾装し、
このばね28の弾撥力によって必要な大きさの容器1の
保持力を得るようにしている。上記間隙ピン16と打栓
ピン17とが下降端となってその降下が停止したら、次
に真空チャンバー12内を例えば10〜50トール程度
の高い真空状態とし、該真空圧を上記間隙ピン16が形
成する間隙を介して容器1内に導入する。この際、上記
薬液中に溶解していた空気や気泡は、高い真空圧によっ
て薬液中から分離されるようになる。このようにして容
器1内に高い真空圧を導入したら、シリンダ装置24を
作動させて打栓ピン17を予め定めた所要量だけ僅かに
下降させ(図4(f))、引続き上記流路切換弁14を
切換えて清浄な空気を真空チャンバー12内に導入して
その内部を大気圧とすれば、中栓5は容器1内の真空圧
と外部の大気圧とにより下方に移動され、その下面が薬
液の液面に実質的に接触した状態で停止されるようにな
る(図4(g))。この状態では、上記間隙ピン16
は、その下端部が中栓5の下方の環状シール部5aと中
間の環状シール部5aとの間に位置しており、したがっ
て上記清浄な空気は間隙ピン16が形成する間隙を介し
て2つの環状凹部5b内に導入され、各環状凹部5b内
を大気圧とする。他方、上記下方の環状シール部5a
は、容器1内が真空チャンバー12に連通するのを阻止
している。このように、上記環状凹部5b内に清浄な気
体を封入した場合には、環状凹部5b内を真空圧のまま
とした場合のように、注射器の出荷後の外部の汚れた空
気が環状凹部5b内に吸引されたり、或いは薬液が吸引
されることがないので、外部の汚れた空気と薬液とを良
好に離隔しておくことができ、したがって薬液が汚れた
空気によって汚染されるのを良好に防止することができ
る。上述した工程により真空チャンバー12内および環
状凹部5b内に大気を導入したら、間隙ピン16や打栓
ピン17等を元の上昇端位置に復帰させるとともに、シ
リンダ装置11により真空チャンバー12を上昇させれ
ば、その内部から容器1を搬出することができる。
された容器1は、次にホルダ2から取出された後、図5
に示すようにラック31内に収容される。このラック3
1は全体として箱形となっており、その上面31aに複
数の平行な溝31bを形成するとともに、該ラック31
の容器押込み側の側面を開放してある。したがって各溝
31b内にその開放側から容器1を挿入するとともに、
各容器1の上端部に形成したフランジ部1cを各溝31
bの両側の上面31aに係合させることにより、各容器
1を吊下した状態でラック31内に収容することができ
る。このようにして容器1を複数のラック31内にそれ
ぞれ収容したら、図6、図7に示すように、それらラッ
ク31を複数段に積層重合させ、その状態で圧力チャン
バー32内に収容する。上記圧力チャンバー32は、図
示実施例では有底円筒状の匡体33と、この匡体にヒン
ジ34を介して開閉可能に取付けられた蓋体35とを備
えており、匡体33内に設けた基台36上に上述した複
数段に積層重合したラック31を載置することができる
ようになっている。上記蓋体35の外側中央部にはハン
ドル37を回転自在に取付けてあり、このハンドル37
の軸に形成したねじ部37aにレバー38を螺合させて
いる。そしてこのレバー38の先端部を、上記匡体33
に設けたフック39に係合若しくは離脱させることがで
きるようにしている。さらに上記圧力チャンバー32内
には、圧縮空気の供給源40から導管41を介して圧縮
空気を供給することができるようにしてあり、それによ
って圧力チャンバー32内を加圧することができるよう
になっている。したがって、上記複数段のラック31を
匡体33内の基台36上に搬入したら上記蓋体34を閉
じ、レバー38の先端部をフック39に係合させたら、
ハンドル37を回転させることにより蓋体34を匡体3
3に圧着させて、圧力チャンバー32を密封することが
できる。そして次に、上記圧縮空気の供給源40から導
管41を介して圧力チャンバー32内に圧縮空気を供給
すれば、圧力チャンバー32内を加圧することができ
る。これにより、上記中栓5は容器1に対して移動可能
となっているので、中栓5を介して容器1内が加圧さ
れ、該容器1内が加圧されることにより、容器1内に残
存する気泡を速やかに薬液中に溶解させることができ
る。実験によれば、大気圧下では容器内に残存する気泡
を確実に薬液中に溶解させるためには約48時間程度必
要であるのに対し、4気圧の圧力を加えた場合には3時
間で容器内に残存する気泡を確実に薬液中に溶解させる
ことができた。このようにして容器1内に残存する気泡
を薬液中に溶解させたら、上記圧力チャンバー32内の
圧縮空気を外部に逃がして圧力チャンバー32内を大気
圧に戻し、しかる後、蓋体34を開いてラック31を匡
体33内から外部に搬出する。そしてこの後、容器1は
ラック31から取出され、図示しない異物検査機によっ
て薬液中の異物が検査される。なお、上記圧力チャンバ
ー32内を大気圧に戻した際に、薬液中に再び気泡が発
生することはなかった。
に残存する気泡を速やかに薬液中に溶解させることがで
きるという効果が得られる。
す工程図。
器1に打栓する工程を示す工程図。
1の部分断面斜視図。
7…打栓ピン 5…中栓 6、16…間隙ピン 12…
真空チャンバー 18…中栓保持手段 31…ラック 32…
圧力チャンバー
Claims (1)
- 【請求項1】 真空状態において薬液を充填した容器の
口部に中栓を移動可能に打栓し、しかる後、上記中栓を
介して容器内を加圧して、該容器内に残存する気泡を薬
液中に溶解させることを特徴とする密封容器の残存気泡
溶解方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31430393A JP3243914B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 密封容器の残存気泡溶解方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31430393A JP3243914B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 密封容器の残存気泡溶解方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH07136265A JPH07136265A (ja) | 1995-05-30 |
JP3243914B2 true JP3243914B2 (ja) | 2002-01-07 |
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ID=18051741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP31430393A Expired - Fee Related JP3243914B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 密封容器の残存気泡溶解方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009119496A1 (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-01 | テルモ株式会社 | 医薬品容器 |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-11-19 JP JP31430393A patent/JP3243914B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009119496A1 (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-01 | テルモ株式会社 | 医薬品容器 |
CN101980736A (zh) * | 2008-03-28 | 2011-02-23 | 泰尔茂株式会社 | 医药品容器 |
CN101980736B (zh) * | 2008-03-28 | 2013-05-01 | 泰尔茂株式会社 | 医药品容器 |
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JPH07136265A (ja) | 1995-05-30 |
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