JP3243846B2 - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

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JP3243846B2 JP18573792A JP18573792A JP3243846B2 JP 3243846 B2 JP3243846 B2 JP 3243846B2 JP 18573792 A JP18573792 A JP 18573792A JP 18573792 A JP18573792 A JP 18573792A JP 3243846 B2 JP3243846 B2 JP 3243846B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アッパレールとローラ
レールとを有するシートスライド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シートスライド装置は、特開昭64−9
043号公報や特開平3−112729号公報に開示さ
れる如く、シートを支持するアッパレールと、車両のフ
ロアに固定されるロアレールと、アッパレールをロアレ
ールに対し前後に摺動させシートの位置を調整するギヤ
ボックス付きスクリューナット部材と、両レール間の摺
動を円滑にするためのローラやボールとを有する構成で
ある。
【0003】アッパレールは断面略逆U字部の本体を有
し、ロアレールは断面略U字部の本体を有し、逆U字部
とU字部とを対向させた空間の前後部にローラ体を配
し、又、両レールの両側張出部をボールを介して摺動関
係とさせ、両レールの摺動関係を確保する。前方のロー
ラ体は、左右に離間した対のローラと両ローラを連結す
る部材とからなりスクリューナット部材のナットより前
方に位置し且つ、スクリューナット部材のスクリューを
避ける構成となっている。このため、前方のローラ体を
配置させる空間を得るためロアレールの前方部をできる
限り長くする必要がある。
【0004】又、前方と後方のローラは、互いに独立し
て動き、しかも、ボールと無関係に転動するので、各ロ
ーラ間および各ローラとボールとの相対的位置関係にず
れが生じ、両レールの摺動にガタ付きが生じる。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】従来技術は、前述し
た如く、ロアレールが長くなり、又、両レール間にガタ
付きが生じるという欠点を有す。それ故に、本発明は、
前述した従来技術の不具合を解消させることを解決すべ
き課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、基本的には、アッパレールの本体内
にスクリューを通し、ナットを本体中央の下向き開口を
介してロアレールの基板に固定し、ナットの両側であっ
てロアレールの基板とアッパレールの摺動片との間に左
右夫々独立した空間を設ける手段を採用する。
【0007】本発明は、具体的には、その先端にギヤボ
ックスを保持し且つ該ギヤボックスにより回転させられ
るスクリューをその内部に収容するアッパレールと、前
記スクリューと螺合するナットを支持し且つ前記アッパ
レールと摺動関係となるロアレールと、および前記アッ
パレールと前記ロアレールとの間を転動するローラとを
有し、前記アッパレールが断面略逆U字部の本体と、お
よび該本体の対向側壁の各下部から側外方へ張出す断面
略U字部の摺動片とを備え、前記ロアレールが平坦にし
て前記ナットを固定する基板と、該基板の両端より上方
に延在し且つ前記摺動片と嵌合する断面略逆L字部の摺
動体と、および前記ナットの両側であって前記基板と前
記各摺動片との間に長手方向に延びる対の空間とを備
え、前記ローラが前記ナットの両側を長手方向に延在す
る前記対の空間内に収納され且つ両側の前記ローラが互
いに独立して前記空間内を長手方向に転動することを特
徴とするシートスライド装置を提供する。
【0008】好ましくは、前記各空間に長手方向に延在
するローラガイドを配し、該ローラガイドの前後に前記
ローラを転動自在に保持する。
【0009】
【作用】アッパレールの摺動片とロアレールの基板との
間の空間は、スクリューの回転運動とナットの取付位置
とからは独立した形で利用され得るので、ローラの配置
のための最適な場所となる。
【0010】
【実施例】シートスライド装置1は、シートを支持する
アッパレール2と、アッパレール2に対し摺動関係に組
付けられ且つ車両のフロアに固定されるロアレール3
と、アッパレール2に支持されるスクリューナット部材
4を有す。スクリューナット部材4に結合されるギヤボ
ックス5が、アッパレール2の前端にビス6を用いて固
定され、スクリュー7の後端をアッパレール2の後端に
回転自在に支持させる。スクリュー7に螺合するナット
8は、ロアレール8に固定される。モータの回転トルク
が、ウォームとウォームホイール部5を介してスクリュ
ー7に伝達され、スクリュー7が回転すると、ナット8
がロアレール3に固定されているため、アッパレール2
がロアレール3に沿って前後進することになる。
【0011】図3から明らかなように、アッパレール2
は、スクリュー7とナット8を収納する断面略逆U字部
の本体9と、該本体9を作る対向離間側壁10の各下部
から側外方へ張出す断面略U字部の摺動片11とよりな
る。
【0012】ロアレール3は、平坦な基盤12と、該基
板12の両端より上方に延在する断面略逆L字部の摺動
体13とを備える。摺動体13の先端下向き部に離間し
た複数個の合成樹脂製のシュー14を固定する。このシ
ュー14がアッパレール2の摺動片11の開口に嵌合
し、両レール2、3の摺動を円滑にさせる。アッパレー
ル2の両側壁10間に配されたナット8の一部が下向き
に延在し、基板12に対し、ボルト15で固定される。
【0013】ナット8は、図2に示す如く、ケース18
内に非回転状態に支持されケース18は、アッパレール
2の本体9の対向側壁10間の下向き開口を介してロア
レール3の基板12へと延在し、その底辺が基板12に
ボルト15で固定される。この結果、スクリュー7はア
ッパレール2の対向側壁10間をその長手方向に延在
し、且つスクリュー7に螺合するナット8のケース18
が対向側壁10間を通って基板12へと延出するので、
ナット8のケース18の両側であって、基板12と摺動
片11との間の空間は、スクリュー7の回転運動および
ナット8の取付位置に関係なく即ちこれらとは独立した
形で利用可能となる。
【0014】アッパレール2の両摺動片11とロアレー
ル3の基板12との間の空間であって、その前後にロー
ラ16を配す、前後のローラ16は、ローラガイド17
の前後部の穴に収容される。即ち、ローラガイド17
は、ナット8の両側を長手方向に延在する。又、ローラ
ガイド17は両レール2、3間を長手方向に滑動可能で
ある。
【0015】スクリューナット部材4のスクリュー7の
回転によりアッパレール2がロアレール3に対し前後に
移動している間、前後へローラ16はローラガイド17
によりそのピッチを一定に保ち、且つ両側のローラ16
は、その動きがナット8やスクリュー7に阻害されるこ
となく一定間隔を保つ、このことは、ローラ16同志、
ローラ16とシュー14との位置関係を常時一定にさ
せ、両レール2、3間にガタを作らない。
【0016】尚、図示例では、ナット8をケース18に
支持させたが、ナット8を基板12へ延在する部分と一
体成形してもよいので、ナット8をケース18を含めた
意味に使ってもよい。
【0017】
【効果】本発明では、ナットの取付位置に対し自由にロ
ーラを配するので、ナットをギヤボックスに近付けるこ
とができ、スクリュー並びにアッパレールを短長とさせ
得る。アッパレールをロアレールに組付けた後、ギヤボ
ックスとスクリューナット部材をアッパレールに支持さ
せ得るので組付性の向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例の分解斜視図である。
【図2】本発明の一例の正面図である。
【図3】図2の矢視III −III よりみた断面図である。
【符号の説明】
2 アッパレール 3 ロアレール 4 スクリューナット部材 5 ギヤボックス 7 スクリュー 8 ナット 9 本体 11 摺動片 12 基板 13 摺動体 14 シュー 16 ローラ 17 ローラガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その先端にギヤボックスを保持し且つ該
    ギヤボックスにより回転させられるスクリューをその内
    部に収容するアッパレールと、前記スクリューと螺合す
    るナットを支持し且つ前記アッパレールと摺動関係とな
    るロアレールと、および前記アッパレールと前記ロアレ
    ールとの間を転動するローラとを有し、前記アッパレー
    ルが断面略逆U字部の本体と、および該本体の対向側壁
    の各下部から側外方へ張出す断面略U字部の摺動片とを
    備え、前記ロアレールが平坦にして前記ナットを固定す
    る基板と、該基板の両端より上方に延在し且つ前記摺動
    片と嵌合する断面略逆L字部の摺動体と、および前記ナ
    ットの両側であって前記基板と前記各摺動片との間に長
    手方向に延びる対の空間とを備え、前記ローラが前記ナ
    ットの両側を長手方向に延在する前記対の空間内に収納
    され且つ両側の前記ローラが互いに独立して前記空間内
    を長手方向に転動することを特徴とするシートスライド
    装置。
  2. 【請求項2】 前記各空間に長手方向に延在するローラ
    ガイドを配し、該ローラガイドの前後に前記ローラを転
    動自在に保持する請求項1のシートスライド装置。
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