JP3243819B2 - 穀粒乾燥機における熱風温度補正方法 - Google Patents

穀粒乾燥機における熱風温度補正方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、穀粒乾燥機の熱風温
度補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、張込穀粒量等によって設定され
た温度の熱風が熱風装置から発生し、この熱風に乾燥室
を繰出し流下される穀粒が晒されることにより乾燥さ
れ、乾燥中、循環する穀粒の一部は、水分センサにより
その水分が検出され、この検出穀粒水分が設定仕上目標
水分に達すると、穀粒の乾燥が終了したとして乾燥が停
止される。
【0003】この乾燥中は、張込穀粒量等により予め設
定された熱風温度と熱風装置から発生して検出された熱
風とが比較され、相違していると設定熱風温度と同じ温
度になるように熱風装置が制御されて乾燥される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の熱風温度の制御
は、乾燥作業中、予め設定された熱風温度と熱風装置か
ら発生して検出された熱風温度とが比較され、相違して
いると設定熱風温度と同じ温度になるように熱風装置が
制御される方法であった。
【0005】従来の方法では、熱風温度が張込穀粒量等
により予め設定されているだけのため、水分差、水分の
ばらつき、及び所定時間当たりの水分差から算出される
穀粒の平均乾燥速度の相互の影響が加味されておらず、
仕上がり水分が安定しないという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記欠点を
解決しようとするもので、乾燥室へ熱風を通風する熱風
装置と、循環する穀粒の水分を検出する水分センサ、該
水分のばらつきを算出する水分ばらつき算出手段、熱風
温度を検出する熱風温度検出手段、仕上目標水分を設定
する設定手段、および穀粒の平均乾燥速度を算出する乾
燥速度算出手段を有す穀粒乾燥機において、水分センサ
により検出した穀粒の水分と設定手段により設定した仕
上目標水分との水分差、水分ばらつき算出手段により算
出した水分のばらつき、及び乾燥速度算出手段により算
出した穀粒の平均乾燥速度と熱風温度の補正量との関係
をあらわすファジィルールを予め記憶する記憶手段を設
け、前記検出した水分差、水分のばらつき、及び穀粒の
平均乾燥速度を入力として、前記記憶手段に記憶された
ファジィルールに基づいて、熱風温度の補正量に対する
ファジィ推論を行い、該ファジィ推論により決定された
補正量により熱風温度を設定し、該設定された熱風温度
により前記熱風装置が制御されることを特徴とする。
【0007】
【発明の作用と効果】この発明により、熱風装置より発
生する熱風温度が、水分センサが検出する穀粒水分と仕
上目標水分との水分差、そのときに検出した穀粒水分の
ばらつき及びそれまでに検出した穀粒の平均乾燥速度を
入力とするファジィルールに基づいて補正されるため、
その時点における穀粒に最も適した熱風温度を自動的に
設定できるという利点があり、これにより仕上り水分が
安定すると共に、検出した穀粒の水分のばらつきが小さ
くなり精度が高まる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、穀粒を乾燥する循環型の穀粒乾燥機1
に穀粒の水分を検出する水分センサ2及び熱風が発生す
るバーナ4等を内装した熱風装置3を装着した状態を示
す。
【0009】前記乾燥機1は、前後方向に長い長方形状
で機壁5上部には、移送螺旋を回転自在に内装した移送
樋6及び天井板7を設け、この天井板7下側には穀粒を
貯留する穀粒貯留室8を形成している。穀粒乾燥室9,
9は、該貯留室8下側において、左右両側の排風室1
0,10と中央の送風室11との間に設け、これら乾燥
室9,9下部には、穀粒を繰出し流下させる繰出バルブ
12を夫々回転自在に軸支している。該送風室11内に
は熱風温度を検出する熱風温センサ11′を設けてい
る。
【0010】集穀樋13は、移送螺旋を回転自在に軸支
し、該各乾燥室9,9下側に設けて連通させている。前
記熱風装置3の前記バーナ4は、バーナケース14に内
装して設け、このバーナケース14は、前記機壁5正面
側において、前記送風室11入口側に対応すべくこの機
壁5外側面に着脱自在に設け、又このバーナ4、前記水
分センサ2及び前記乾燥機1を張込、乾燥及び排出の各
作業別に始動及び停止操作する前記操作装置15を前側
の該機壁5に着脱自在に設けている。
【0011】排風機16は、前記背面側の機壁5で、左
右の前記排風室10,10に連通すべく設けた排風路室
17中央後部側排風胴18に設け、又この背面側の機壁
5には、この排風機16を回転駆動する排風機モータ1
9を設けている。20は、バルブモータで前記繰出バル
ブ12,12を減速機構を介して回転駆動させている。
【0012】燃料ポンプ21は、燃料バルブを有して、
前記バーナケース14下板外側に設け、この燃料バルブ
の開閉により、この燃料ポンプ21で燃料タンク22内
の燃料を吸入して、前記バーナ4へ供給させている。送
風機23は、上板外側に設け、変速用の送風機モータ2
4で変速回転駆動させ、供給燃料量に見合った燃焼用空
気を該バーナ4へこの送風機23で送風させている。
【0013】拡散盤25は、前記移送樋6底板の前後方
向中央部で、移送穀粒を前記貯留室8へ供給する供給口
の下側に設け、この貯留室8へ穀粒を均等に拡散還元さ
せている。前記昇穀機26は、前記機壁5前側外部に設
けられ、内部にはバケットコンベア27付ベルトを張設
してなり、上端部は、前記移送樋6始端部との間におい
て投出筒28を設けて連通させ、下端部は、前記集穀樋
13終端部との間において供給樋29を設けて連通させ
ている。
【0014】30は昇穀機モータで、該バケットコンベ
ア27付ベルト、前記移送樋6内の前記移送螺旋、前記
拡散盤25及び前記集穀樋13内の前記移動螺旋等を回
転駆動させている。前記水分センサ2は、前記昇穀機2
6の上下方向ほぼ中央部に設け、この水分センサ2は、
前記操作装置15からの電気的測定信号の発信により、
水分モータ31が回転してこの水分センサ2の各部が回
転駆動され、前記バケットコンベア27で上部へ搬送中
に落下する穀粒を受け、繰込ロール32で一粒づつ繰込
み検出ロール33,33間で、例えば32粒の穀粒を挾
圧粉砕しながら、この粉砕穀粒32粒の平均値を算出さ
せて一回の平均穀粒水分とし、この検出を3回繰返して
この3回の平均穀粒水分を算出させ、この算出の3回の
平均値を検出穀粒水分として表示させている。
【0015】前記操作装置15は、箱形状でこの箱体の
表面板には、前記乾燥機1、前記水分センサ2及び前記
バーナ4等を張込、乾燥及び排出の各作業別に始動操作
する各始動スイッチ34、停止操作する停止スイッチ3
5、穀粒の仕上目標水分を操作位置によって設定する水
分設定抓み36、前記バーナ4から発生する熱風温度を
操作位置によって設定する穀物種類設定抓み37及び張
込量設定抓み38、各種表示項目をデジタル表示する表
示部39及びモニタ表示等を設けている。
【0016】制御装置40は、前記操作装置15内に設
けられ、前記水分センサ2及び前記熱風温センサ11′
が検出する検出値、水分センサ2の検出値にもとづく水
分ばらつき、該各スイッチ34,35の操作及び該各設
定抓み36,37,38の操作等が入力され、これらの
入力を算術論理演算及び比較演算するCPU41等より
なり、該CPU40内にはファジィ推論を行うファジィ
制御器を有し、又このCPU41で前記各モータ19,
20,24,30,31、前記燃料バルブ及び前記燃料
ポンプ21等を始動、停止及び制御等を行う構成であ
る。該各設定抓み36,37,38はロータリースイッ
チ方式とし、操作位置によって所定の数値及び種類等が
設定される。
【0017】前記制御装置40による熱風温度の補正は
下記の如く行われる。即ち、前記水分センサ2の前記検
出ロール33,33間で穀粒を1回に、例えば32粒挾
圧粉砕のときの1粒ごとの電圧値が検出されて該CPU
41へ入力されて穀粒水分値に置換され、この入力から
32粒の穀粒水分の平均値が算出され、この検出が3回
繰返し行われ、この3回の平均穀粒水分値が算出され、
この3回の平均穀粒水分値が1回の検出穀粒水分として
前記表示部39へ表示される。
【0018】前記穀物種類設定抓み37と前記張込量設
定抓み38の操作とで設定された前記熱風装置3の前記
バーナ4から発生する設定熱風温度は、下記の如く補正
される。 設定熱風温度=f(穀物種類、張込量)+熱風温度補正
量(T) すなわち、設定熱風温度は、穀物種類と張込量により設
定される基準となる熱風温度f(穀物種類,張込量)に
熱風温度補正量(T)を加えた温度である。
【0019】ところで、乾燥中における穀物の水分の安
定化要因として、穀粒の水分値、水分のばらつき、及び
平均乾燥速度がある。このため、前記3要因を変数とし
て下記のごとくファジィルールを設定し、熱風温度補正
量(T)に前記3要因の相互の影響が加味されるように
する。
【0020】穀粒が高水分の場合は、外皮(籾殻)に水
分が多量に分布しており、乾燥を促進するためにはこの
外皮の水分を除去し、玄米中の水分を表面に移流させる
必要がある。一方、乾燥が進み外皮が乾燥し、玄米表面
の水分も少ない水分分布状態では熱風温度を高くして
も、玄米表面と玄米中心部との水分勾配が急激になるだ
けで乾燥が促進されるわけではない。このため、熱風温
度と水分の関係は高水分ほど熱風温度を高くし、低水分
ほど熱風温度を低くした方が乾燥効率がよいことになる
が、水分の高低を基準である仕上目標水分からの値とし
た方が処理し易い。
【0021】従って、第一のファジィルールは穀粒の測
定水分と仕上目標水分との差(水分差)が大きいほど熱
風温度を高く設定する。また、第一のファジィルールで
は、水分のばらつきが加味されておらず、穀粒の測定水
分値は多粒の測定値を平均化処理するため、水分のばら
つきが大きいと、低水分側の穀粒に対しては、熱風温度
が高く、乾燥効率が低い制御となる。従って、第二のフ
ァジィルールでは、水分のばらつきが大きいほど熱風温
度を低くする。
【0022】さらに、前記ファジィルールだけでは、熱
風温度の補正の拮抗が生じ、熱風温度補正が有効に作用
しない可能性があり、また、前記第一のファジィルール
では乾燥が進むにつれて熱風温度を下げる制御になるた
め平均乾燥速度が低下する。これを補うために、平均乾
燥速度を使い、熱風温度補正の安定化を図る。従って、
第三のファジィルールでは、それまでの平均乾燥速度が
速いほど、穀粒への熱障害を防止するため熱風温度を低
くし、平均乾燥速度が遅いほど、熱風温度を高くする。
【0023】次に、ファジィ推論で用いる前記穀粒の水
分差、水分のばらつき、及び平均乾燥速度の3変数及び
補正温度に対するメンバーシップ関数を図2、図3、図
4及び図6に夫々示す。横軸は夫々の入出力値、縦軸は
入出力値に対する度合い(グレード)である。穀粒の水
分差に関するファジィ集合は1.5%ごとの5段階と
し、水分のばらつきのファジィ集合は0.02%ごとの
5段階とし、平均乾燥速度のファジィ集合は0.2%/
hrごとの5段階とし、熱風温度の温度補正量のファジ
ィ集合は基準となる熱風温度の補正量を0として、正負
に1.3度ごとの3段階のファジィ集合としている。
【0024】そして、前記穀粒の水分差、水分のばらつ
き、平均乾燥速度及び熱風温度補正量に対するメンバー
シップ関数を前記ファジィルールに当てはめて、図5の
ように設定する。図5において、ルール(R)はルール
番号を示し、例えば、 R=1,M=PL,B=NL,K=NL,T=PL では、以下を意味する。(穀粒の水分差が大)で、且つ
(水分のばらつきが小)で、且つ(平均乾燥速度が小)
の場合は(熱風温度補正量を大)にする。
【0025】図7は、穀粒の水分差(M)が7%、水分
のばらつき(B)が0.025%、平均乾燥速度(K)
が0.3%のときの熱風温度補正量(T)の決定方法を
しめす。前記穀粒の水分差に当てはまるファジィ集合は
(PL,PS)であり、前記水分のばらつきに当てはま
るファジィ集合は(NL,NS)であり,前記平均乾燥
速度に当てはまるファジィ集合は(NL,NS)であ
る。これらのファジィ集合のうち、3つの変数が同時に
作用しているルールはR=1、2、および4である。
【0026】この選択されたルールにおいて、夫々の変
数のファジィ集合のグレード値のうち、最小のグレード
値を採用し、熱風温度補正量(T)に関するメンバーシ
ップ関数(PM,PL)に前記グレード値を掛け合わせ
る。(図7斜線部)つぎに、選択されたルールごとに掛
け合わされた熱風温度補正量(T)に関するメンバーシ
ップ関数を重ね合わせることにより、前記3変数が影響
している熱風温度補正量(T)の新たなメンバーシップ
関数が作成され、このメンバーシップ関数の重心位置を
算出し、0(Z0)から重心位置(XA)までの距離に
よって熱風温度補正量(T)が決定される。
【0027】なお、0(Z0)位置よりX軸方向の重心
位置(XA)が(イ)方向側であれば+側への設定熱風
温度の補正となり、(ロ)方向側であれば−側への設定
熱風温度の補正となる。このようにすると、穀粒水分
差、水分のばらつき、平均乾燥速度夫々の相互の影響を
熱風温度に反映することができ、その時点における穀粒
に最も適した熱風温度を自動的に設定できる。
【0028】例えば基準となる熱風温度が45℃に設定
され乾燥されていたとすると、図7より算出された補正
量は、0(Z0)位置から重心位置(XA)までの距離
である+側の2.9℃になり、45℃+2.9℃で設定
熱風温度は47.9℃に補正され、この補正された設定
熱風温度の47.9℃により熱風装置3は制御されて穀
粒は乾燥される。
【0029】なお、図7は、MAX−MIN法によって
メンバーシップ関数のうち、一番低いグレードが採用さ
れて、熱風温度補正量が決定される例であり、穀粒水分
差、水分ばらつき及び平均乾燥速度共に、各ファジィ集
合の範囲内にないと検出されたときは、データなしと処
理される。併せて、前記制御装置40は乾燥運転中、前
記補正されて設定された熱風温度と前記熱風温センサ1
1′が検出する検出熱風温度とが比較され、相違してい
るとこれら設定熱風温度と同じ温度になるように、前記
燃料バルブの開閉回数が増減制御され、前記燃料ポンプ
21で吸入して前記バーナ4へ供給する燃料量が増減制
御される。
【0030】又前記水分センサ2が前記水分設定抓み3
6を操作して設定した仕上目標水分と同じ穀粒水分を検
出すると、穀粒の乾燥が終了したとして、前記乾燥機1
を自動停止して穀粒の乾燥が停止される。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示す。
【図1】ブロック図。
【図2】穀粒水分差のメンバーシップ関数を表す図。
【図3】穀粒水分ばらつきのメンバーシップ関数を表す
図。
【図4】穀粒乾燥速度のメンバーシップ関数を表す図。
【図5】穀粒水分差、穀粒水分ばらつき及び平均穀粒乾
燥速度と熱風温度補正量とのファジィルール。
【図6】熱風温度補正量のメンバーシップ関数を表す
図。
【図7】熱風温度補正量がファジィ推論により決定され
る手順を示す説明図。
【図8】穀粒乾燥機の一部破断せる全体側面図。
【図9】図8のA−A拡大断面図。
【図10】穀粒乾燥機の一部の一部破断せる拡大正面
図。
【図11】水分センサの拡大側断面図。
【図12】水分センサの拡大背面図。
【符号の説明】
2 水分センサ 3 熱風装置 8 穀粒貯留室 9 穀粒乾燥室
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−246580(JP,A) 特開 昭62−19680(JP,A) 特開 昭62−178878(JP,A) 特開 平3−271690(JP,A) 特開 平5−231775(JP,A) 特開 昭63−217185(JP,A) 特開 昭61−49983(JP,A) 特開 昭62−252882(JP,A) 特開 昭62−175578(JP,A) 実開 平1−13491(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F26B 21/06 - 21/10 F26B 25/22,17/14,25/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥室へ熱風を通風する熱風装置と、循
    環する穀粒の水分を検出する水分センサ、該水分のばら
    つきを算出する水分ばらつき算出手段、熱風温度を検出
    する熱風温度検出手段、仕上目標水分を設定する設定手
    段、および穀粒の平均乾燥速度を算出する乾燥速度算出
    手段を有す穀粒乾燥機において、水分センサにより検出
    した穀粒の水分と設定手段により設定した仕上目標水分
    との水分差、水分ばらつき算出手段により算出した水分
    のばらつき、及び乾燥速度算出手段により算出した穀粒
    の平均乾燥速度と熱風温度の補正量との関係をあらわす
    ファジィルールを予め記憶する記憶手段を設け、前記検
    出した水分差、水分のばらつき、及び穀粒の平均乾燥速
    度を入力として、前記記憶手段に記憶されたファジィル
    ールに基づいて、熱風温度の補正量に対するファジィ推
    論を行い、該ファジィ推論により決定された補正量によ
    り熱風温度を設定し、該設定された熱風温度により前記
    熱風装置が制御されることを特徴とする穀粒乾燥機にお
    ける熱風温度補正方法。
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