JP3243713B2 - スチ−ルハウスのフレ−ム部材結合体 - Google Patents

スチ−ルハウスのフレ−ム部材結合体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、いわゆるスチ−
ルハウスに用いるフレ−ム部材結合体に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅、倉庫、宿舎等として利用されるい
わゆるスチ−ルハウスにおいては、建物の枠組を表面を
防錆処理した金属製のフレ−ム部材を組合せ結合するこ
とにより構成している。このフレ−ム部材は、一般に、
板厚が0.8〜1.5mm程度の鋼板を屈曲して、基板
部とこの基板部の両側縁から立上る立上り部とを有した
断面がコ字状をなす形態に形成されている。
【0003】そして、前記スチ−ルハウスは、前記フレ
−ム部材を柱、梁、筋交いとして用い、これらフレーム
部材相互を組合せ、結合して建物の骨組を構築し、この
骨組にスチ−ルパネルあるいは石膏ボ−ドを張り合わせ
るなどして取り付け、壁、床、屋根等を構成している。
【0004】しかしながら、断面がコ字状のフレ−ム部
材は、上下方向、横方向あるいは捩じれ方向の荷重が加
わった場合、歪みや変形等を生じ易く、特に上方から下
方に押し潰す方向に大きな外力が加わった場合、縦方向
のフレ−ム部材の中間部分が横方向に広がる等の恐れが
ある。また、断面がコ字状のフレーム部材は、フレ−ム
部材相互を例えば直角に結合する時に、相互の位置決め
が困難で、結合部分がずれる恐れがあり、結合作業が煩
雑であるなどの問題があった。
【0005】そこで、本出願人は、前述のような問題を
解消したフレ−ム及びその結合構造を、特願平9−16
9514号として既に出願している。この特願平9−1
69514号のものは、矩形状の金属板からなるフレー
ム本体に、一方向に平行に延びる第1〜第6の折曲線に
よって区分された第1〜第7の帯状板部を形成し、かつ
前記第1、第3、第5及び第7の帯状板部が残りの第
2、第4及び第6の帯状板部に対して略垂直となるよう
に、前記第1、第2、第5及び第6の折曲線で谷折り屈
曲するとともに第3及び第4の折曲線で山折り屈曲し
て、断面が略コ字状の凹部と凸部とを交互に形成したス
チールハウスのフレームである。
【0006】このため、特願平9−169514号のも
のは、いずれの方向からの荷重に対しても歪み、変形等
を生じることがなく、強度が大であり、材料として厚さ
の薄い金属板を用いることができ、加工しやすいという
特徴がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般に建物で
は、一口に柱と言っても大柱(主たる柱)もあれば小柱
または間柱もあり、また梁と言っても大梁もあれば通常
の梁もあるように、その柱や梁の設置場所や用途・目的
等に応じ、要求される強度等に差異があり、例えば大柱
や大梁は小柱や普通の梁に比して一層強度が大で太いも
のが望まれる。その場合、目的・用途等に応じて異なる
強度や太さのフレーム部材を用意しようとすれば、それ
に対応したものを製作しなければならないので繁雑であ
る。
【0008】また、複数本のフレ−ム部材を束にして用
いようとしても、特願平9−169514号のものは、
表面と裏面との形状が異なるので、2本以上を重ね合わ
せることも困難である。
【0009】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、フレ−ム部材の強度
が大である等の特徴を生かすとともに、予め用意するフ
レ−ム部材の大きさ・形状等の種類を少数にして規格化
し、かつ、このように少種類に規格化したものを用いて
用途・目的等に応じ強度、太さ等を変更することができ
るうえ、通常のフレーム部材では構成することが困難な
スチールハウスにおける各階層の床形成材等としても利
用可能なスチ−ルハウスのフレ−ム部材結合体を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は前記目的を達
成するために、請求項1は、第1のフレ−ム部材と第2
のフレ−ム部材とを組合せ結合してなるスチ−ルハウス
のフレ−ム部材結合体を提供するもので、前記第1のフ
レ−ム部材は、長方形状の金属板を平行に延びる複数の
屈曲線で屈曲することにより7つの長方形状のパネル部
に区分し、かつこれらパネル部を前記屈曲線で谷折り屈
曲及び山折り屈曲して、中央部に裏面側に開口した断面
略コ字状の中央チャンネルを形成し、この中央チャンネ
ルの両側に前面側に開口した断面略コ字状の2つのサイ
ドチャンネルを形成した形状に構成する。
【0011】また、前記第2のフレ−ム部材は、長方形
状の金属板を平行に延びる複数の屈曲線で屈曲すること
により、1つの基板部と基板部の両側の2つの立上り部
とこれら立上り部の各先端を屈曲した屈曲部とに区分
し、前記立上り部は基板部の両側縁から基板部に対し略
直角に立ち上がっており、屈曲部は相互に接近する方向
に立上り部に対し略直角に山折り屈曲された形状に構成
している。
【0012】そして、前記第1のフレ−ム部材の2個を
サイドチャンネルの開口が相対向するように配設し、第
1フレ−ム部材の相対向する両サイドチャンネル間に、
それぞれ前記第2のフレ−ム部材をその基板部の背面が
外方を向くように配設し、これら第2のフレ−ム部材の
各立上り部及び屈曲部を、前記2個の第1のフレ−ム部
材の相対向するサイドチャンネル内にそれぞれ嵌合し、
第1のフレ−ム部材と第2のフレ−ム部材の重合する部
分を結合・固着することにより、長手方向の両端が開口
した中空の略角筒状に構成したことを特徴とするもので
ある。
【0013】請求項2は、請求項1記載のフレ−ム部材
結合体の複数個を、第1のフレ−ム部材の中央チャンネ
ルの開口同士が対向するように突き合わせ、両第1のフ
レ−ム部材の各中央チャンネルによって形成された空洞
部に、略角筒状の第3のフレ−ム部材を密接状態に嵌合
し、この第3のフレ−ム部材と前記第1のフレ−ム部材
との重合部を結合・固着することにより、複数個のフレ
−ム部材結合体を並列的に結合したことを特徴とする。
【0014】また、請求項3は、請求項1記載のフレ−
ム部材結合体の複数個を、これらフレ−ム部材結合体の
開口した端面相互を突き合わせて連接することによって
形成された各中空部の連続からなる空洞部に、略角筒状
の第3のフレ−ム部材を、少くとも空洞部の内面を構成
する第1のフレ−ム部材の中央チャンネルの背面に密着
させて嵌入し、この第3のフレ−ム部材と第1のフレ−
ム部材の重合部を結合・固着することにより、複数個の
フレ−ム部材結合体を縦列的に結合したことを特徴とす
る。
【0015】前述の構成によれば、スチ−ルハウスの大
柱あるいは大梁等の主たる骨格を構成する部材及び2階
建以上の多層階建物の各階層の床構成部材として利用で
きるフレーム部材を提供することができる。前記骨格を
構成するものや各階層の区画床を構成するフレ−ム部材
は、単なる間柱、梁に用いるフレ−ム部材よりも一層堅
固で強度大、太さも大でなくてはならないが、この発明
のフレ−ム部材結合体はそのような用途に用いることが
できる。
【0016】さらに、例えば間柱に用いる第1と第2の
フレ−ム部材を使用し大柱のような太いフレ−ム部材を
容易に作成できるため、単位フレ−ム部材の大きさや形
を規格化することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1〜図8は第1の実施形態を
示し、図1および図2はスチ−ルハウスを構築するため
のフレ−ム部材結合体、図3〜図5は前記フレーム部材
結合体の構成部材である第1のフレ−ム部材、図6〜図
8は同じく第2のフレ−ム部材である。
【0018】まず、図3〜図5に基づいて第1のフレ−
ム部材について説明すると、図中1は、板厚が0.5m
m〜8.0mmの長方形状の金属板、例えば鋼板、鉄板
あるいはアルミニウム板からなる第1のフレ−ム部材で
あり、この表面には防錆処理が施されている。第1のフ
レ−ム部材1はその長手方向に平行に延びる第1〜第6
の屈曲線2a〜2fによって第1〜第7の7つのパネル
部3a〜3gに区分され、このうち少くとも第1、第
3、第5、第7の各パネル部3a、3c、3e、3gは
略同一幅に形成されている。
【0019】前記第1、第3、第5、第7のパネル部3
a、3c、3e、3gは、残りの第2、第4、第6のパ
ネル部3b、3d、3fに対して垂直となるように、前
記第1、第2、第5、第6の屈曲線2a、2b、2e、
2fで谷折り屈曲され、残りの第3及び第4の折曲線2
c、2dでは山折り屈曲されている。そして、第1のフ
レ−ム部材1の中央部には断面が略コ字状で、裏面側に
開口した中央チャンネル5が形成され、この中央チャン
ネル5の両側に前面側に開口した略コ字状のサイドチャ
ンネル4、4が形成されたダブルチャンネル形状になっ
ている。
【0020】次に、図6〜図8に基づいて第2のフレ−
ム部材について説明すると、図中11は、板厚が0.5
mm〜8.0mmの長方形状の金属板、例えば鋼板、鉄
板あるいはアルミニウム板からなる第2のフレ−ム部材
であり、この表面には防錆処理が施されている。第2の
フレ−ム部材11はその長手方向に平行に延びる第1〜
第4の屈曲線12a〜12dによって区分された、一側
から他側に亘って屈曲部13a、立上り部13b、基板
部13c、立上り部13d、屈曲部13eが設けられて
いる。
【0021】すなわち、第2のフレ−ム部材11の中央
部には幅広の基板部13cが設けられ、この基板部13
cの両側に第2および第3の屈曲線12b、12cに沿
って基板部13cに対して略直角に屈曲した2つの立上
り部13b、13dが形成されている。さらに、立上り
部13b、13dの先端には第1および第4の屈曲線1
2a、12dに沿って立上り部13b、13dに対して
略直角に屈曲した屈曲部13a、13dが形成され、屈
曲部13a、13dは相互に接近する方向に屈曲されて
いる。そして、屈曲部13a、立上り部13b、基板部
13c、立上り部13d及び屈曲部13eで囲まれるチ
ャンネル14が形成されている。
【0022】第2のフレ−ム部材11の基板部13cの
幅は自由に設計してよい。しかし、第2のフレ−ム部材
11の基板部13の両側縁から立上る立上り部13b、
13dの高さは、第1のフレ−ム部材1の第2のパネル
部3b及び第6のパネル部3f(つまりサイドチャンネ
ル4、4の基板部)の幅と同じか、またはやや狭幅に形
成されており、また、第2のフレ−ム部材11の両立上
り部13b、13dの先端の屈曲部13a、13eの幅
は、第1のフレ−ム部材1の第3のパネル部3c及び第
5のパネル部3eの幅と同じか、またはそれよりも狭幅
に形成されている。
【0023】次に、第1のフレ−ム部材1と第2のフレ
−ム部材11とからなるフレ−ム部材結合体20につい
て説明すると、図1及び図2に示すように、第1のフレ
−ム部材1の2個を所定間隔を存して、それぞれ、2つ
のサイドチャンネル4の開口が相対向するように配設す
るとともに、この2個の第1のフレ−ム部材1の相対向
する両サイドチャンネル4、4間に、それぞれ第2のフ
レ−ム部材11を1個づつ、その基板部13cの背面が
外方を向くように配設してある。
【0024】そして、これら第2のフレ−ム部材11の
各立上り部13b、13d及び屈曲部13a、13eを
前記2個の第1のフレ−ム部材1の相対向するサイドチ
ャンネル4、4内にそれぞれ嵌合し、第1のフレ−ム部
材1と第2のフレ−ム部材11の重合する部分の任意の
箇所に穿設したねじ穴にタッピングねじ等のねじ30を
ねじ込み、第1のフレ−ム部材1と第2のフレ−ム部材
11とを結合・固着することにより、長手方向の両端が
開口した中空略角筒状のフレ−ム部材結合体20が構成
されている。
【0025】前述のように構成されたフレ−ム部材結合
体20は、スチ−ルハウスの主たる骨格を構成する部材
及び建物の各階層の床を構成する部材として使用するこ
とができる。スチ−ルハウスの骨格を構成するものや各
階層の区画床を構成するフレ−ム部材は、単なる間柱、
梁に用いるフレ−ム部材よりも一層堅固で強度大、太さ
も大でなくてはならないが、前記フレ−ム部材結合体2
0はそのような用途に用いることができる。
【0026】図9〜図12は第2の実施形態、すなわ
ち、複数個の第1の実施形態のフレーム部材結合体を並
列的または縦列的に結合してなるフレーム部材結合体を
示すもので、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号
を付して説明を省略する。図9及び図10はこの第2の
実施形態のフレーム部材結合体に用いられる第3のフレ
−ム部材を示し、図11及び図12は第2の実施形態に
おけるフレ−ム部材結合体の結合構造を示す。
【0027】図9に示す第3のフレ−ム部材21は、金
属板を屈曲することにより形成された角筒体であり、端
面22が結合されて中空部23が形成されている。図1
0に示す第3のフレ−ム部材31は、金属板を屈曲する
ことにより形成された角筒体であり、端面間に一部切欠
部32を有する中空部33が形成されている。
【0028】図11は、第1の実施形態の第1のフレ−
ム部材1の中央チャンネル5の開口同士を対向するよう
に突き合わせ、両第1のフレ−ム部材1の各中央チャン
ネル5によって形成された空洞部に、第3のフレ−ム部
材21または31を密接状態に嵌合し、この第3のフレ
−ム部材21または31と第1のフレ−ム部材1との重
合部の任意の箇所をねじ30等によって結合・固着する
ことにより、複数個の第1の実施形態のフレ−ム部材結
合体20を並列的に結合して構成したフレーム部材結合
体を示すものである。
【0029】また、図12は、第1の実施形態のフレ−
ム部材結合体20の複数個を、これらフレ−ム部材結合
体20の開口した端面相互を突き合わせて連接し、各中
空部の連続からなる空洞部に、第3のフレ−ム部材21
または31を第1のフレ−ム部材1の中央チャンネル5
の背面に密着させて嵌入し、この第3のフレ−ム部材2
1または31と第1のフレ−ム部材1の重合部の任意の
箇所をねじ30等で結合・固着することにより、複数個
のフレ−ム部材結合体20を縦列的に結合して構成した
フレーム部材結合体を示している。
【0030】第2の実施形態において、フレーム部材結
合体20を並列的に結合したものによれば、例えばそれ
を密接して敷設することにより、スチールハウスの各階
層の区画床を構築することができる。また、フレーム部
材結合体20を縦列的に結合したものによれば、例え
ば、2階建以上のスチールハウスの各階層を通じる長大
な主柱を容易に構築することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、次のような効果がある。1第1のフレ−ム部材
は、先願の特願平9−169514号に記載のとおり、
もともとあらゆる方向からの荷重に対して強度が大であ
り、頑丈であるが、この発明は、このような第1のフレ
−ム部材2個を第2のフレ−ム部材にて連結し、中空の
角筒形状に形成してあるので、一層強度が大である。2
第2のフレ−ム部材の立上り部及び屈曲部を、相対向す
る第1のフレ−ム部材のサイドチャンネル内に密嵌して
結合しているので、結合が確実で一体的である。3構造
が簡単で製作し易く、また中空の略角筒状であるので運
搬や保管が容易である。 4第2のフレ−ム部材の基板
部の幅を変えることにより、フレ−ム部材結合体の大き
さを種々変更できる。そして、第1のフレ−ム部材その
ものは同じ大きさであっても、大きさの異なる第2のフ
レ−ム部材を調製するによりフレーム部材結合体の大き
さを調整することが出来るので、第1のフレ−ム部材そ
のものは規格化が可能で、スチ−ルハウスのプレハブ化
に役立つ。つまり、小柱や普通の梁に用いるのと同じ大
きさの第1のフレ−ム部材を用いて、大柱や大梁の如き
骨太のフレ−ム部材とすることが出来る。5フレ−ム部
材結合体は、それを構成する第1のフレ−ム部材の中央
チャンネルが開口している裏面が外側に向いた形態にな
っており、かつ、この中央チャンネルには第1と第2の
フレ−ム部材を結合するためのネジやピン等の結合部材
がないので、この中央チャンネルをレ−ルまたは嵌合
(係合)用の溝として利用し、複数個のフレ−ム部材結
合体を並列的に連結したり、別の形態のフレーム部材等
を連結することが容易に行え、連結時の位置ぎめも簡単
である。請求項2の発明によれば、フレ−ム部材結合体
は、例えば1階と2階とを区画する床材の如き階層形成
材や壁材として利用できる。請求項3の発明によれば、
フレ−ム部材結合体は、複数個の開口した端面相互を突
き合わせ、その中空部が連続するように縦列的に配し、
この連続する中空部に第3のフレ−ム部材を挿入し、こ
の第3のフレ−ム部材とフレ−ム部材結合体との重合部
を結合して長いフレ−ム部材とすることが出来る。この
ような縦列的にフレ−ム部材結合体を複数個を連結する
ことにより、例えば、多層階のスチ−ルハウスにおい
て、多層階を通じて貫通する大黒柱的な大柱として利用
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示すフレ−ム部材
結合体の斜視図。
【図2】同実施形態のフレ−ム部材結合体の断面図。
【図3】同実施形態の第1のフレ−ム部材の展開図。
【図4】同実施形態の第1のフレ−ム部材の端面図。
【図5】同実施形態の第1のフレ−ム部材の斜視図。
【図6】同実施形態の第2のフレ−ム部材の展開図。
【図7】同実施形態の第2のフレ−ム部材の端面図。
【図8】同実施形態の第2のフレ−ム部材の斜視図。
【図9】この発明の第2の実施形態における第3のフレ
−ム部材の斜視図。
【図10】同実施形態における第3のフレ−ム部材の斜
視図。
【図11】同実施形態のフレ−ム部材結合体を第3のフ
レ−ム部材によって並列的に結合した状態の断面図。
【図12】同実施形態のフレ−ム部材結合体を第3のフ
レ−ム部材によって縦列的に結合した状態の断面図。
【符号の説明】
1 フレ−ム部材 2a〜2f 屈曲線 3a〜3g パネル部 4 サイドチャンネル 5 中央チャンネル 11 第2のフレ−ム部材 20 フレ−ム結合体 21、31 第3のフレ−ム部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 形状の異なる第1のフレ−ム部材と、第
    2のフレ−ム部材とを組合せ結合してなるスチ−ルハウ
    スのフレ−ム部材結合体において、前記第1のフレ−ム
    部材は、長方形状の金属板を平行に延びる第1〜第6の
    屈曲線で屈曲することにより区分した第1〜第7の7つ
    の長方形状のパネル部からなっており、これら7つのパ
    ネル部のうち少くとも第1、第3、第5、第7の各パネ
    ル部は略同一幅であり、かつ、第1、第3、第5、第7
    の各パネル部が残りの第2、第4、第6の各パネル部に
    対し略垂直となるように、前記第1、第2、第5、第6
    の屈曲線で谷折り屈曲されるとともに第3、第4の屈曲
    線では山折り屈曲されて、中央部に裏面側に開口した断
    面略コ字状の中央チャンネルが形成され、この中央チャ
    ンネルの両側に前面側に開口した断面略コ字状の2つの
    サイドチャンネルが形成された形状に構成し、前記第2
    のフレ−ム部材は、長方形状の金属板を平行に延びる第
    1〜第4の屈曲線で屈曲することにより区分したところ
    の、1つの基板部と基板部の両側の2つの立上り部とこ
    れら立上り部の各先端の屈曲部とからなっており、前記
    各立上り部は基板部の両側縁から基板部に対し略直角に
    立上っており、前記各屈曲部は相互に接近する方向に立
    上り部に対し略直角に山折り屈曲された形状に構成し、
    前記第1のフレ−ム部材の2個を、所定間隔を存して、
    それぞれ、2つのサイドチャンネルの開口が相対向する
    ように配設するとともに、この2個の第1のフレ−ム部
    材の相対向する両サイドチャンネル間に、それぞれ前記
    第2のフレ−ム部材を1個づつ、その基板部の背面が外
    方を向くように配設し、これら第2のフレ−ム部材の各
    立上り部及び屈曲部を、前記2個の第1のフレ−ム部材
    の相対向するサイドチャンネル内にそれぞれ嵌合し、第
    1のフレ−ム部材と第2のフレ−ム部材の重合する部分
    の任意の箇所を結合・固着することにより、長手方向の
    両端が開口した中空の略角筒状に構成したことを特徴と
    するスチ−ルハウスのフレ−ム部材結合体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフレ−ム部材結合体の複
    数個を、第1のフレ−ム部材の中央チャンネルの開口同
    士が対向するように突き合わせ、両第1のフレ−ム部材
    の各中央チャンネルによって形成された空洞部に、略角
    筒状の第3のフレ−ム部材を密接状態に嵌合し、この第
    3のフレ−ム部材と前記第1のフレ−ム部材との重合部
    の任意の箇所を結合・固着することにより、複数個のフ
    レ−ム部材結合体を並列的に結合したことを特徴とする
    スチ−ルハウスのフレ−ム部材結合体。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のフレ−ム部材結合体の複
    数個を、これらフレ−ム部材結合体の開口した端面相互
    を突き合わせて連接し、フレ−ム部材結合体を連接する
    ことにより形成された各中空部の連続からなる空洞部
    に、略角筒状の第3のフレ−ム部材を、少くとも空洞部
    の内面を構成する第1のフレ−ム部材の中央チャンネル
    の背面に密着させて嵌入し、この第3のフレ−ム部材と
    2個の第1のフレ−ム部材の重合部の任意の箇所を結合
    ・固着することにより、複数個のフレ−ム部材結合体を
    縦列的に結合したことを特徴とするスチ−ルハウスのフ
    レ−ム部材結合体。
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