JP3243479U - 化粧液や液状消炎鎮痛剤等を全身に塗れる塗布器具 - Google Patents

化粧液や液状消炎鎮痛剤等を全身に塗れる塗布器具 Download PDF

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Abstract

Figure 0003243479000001
【課題】塗布部が上を向いていても下を向いていても容器から塗布部本体に容易に薬液を供給することができる薬液塗布器具を提供する。
【解決手段】薬液を貯留する容器と、薬液を塗布対象に塗布する塗布部35と、容器から塗布部に薬液を供給する薬液供給路33、34を備える薬液塗布器具であって、容器が、押圧変形されることによって、貯液部内の液圧を上昇させる可撓部を、少なくともその壁面の一部に有する容器であり、薬液供給路が、弁本体34bにかかる液圧が設定液圧を超えると、弁本体が開放状態となる圧力開放弁34を液供給路出口側に備えていることを特徴としている。
【選択図】図4

Description

本考案は、たとえば、化粧液、液状消炎鎮痛剤、かゆみ止め剤等の液状外用薬剤を患部等の塗布対象位置に塗布することができる薬液塗布具および薬液容器に着脱可能なノズルユニットに関する。
液状消炎鎮痛剤等の液状薬液を患部等の塗布対象に塗布する薬液塗布器具としては、たとえば、図6に示すような構造のものが従来から用いられている(特許文献1参照)。
この薬液塗布器具100は、図6に示すように、容器200と、栓体300と、塗布部400と、キャップ500を備えている。
容器200は、薬液が充填され、その開口部210に栓体300が嵌着されている。
栓体300は、栓本体310と、弁体320を備えている。
栓本体310は、液流出口311を有するとともに、弁体320の突起部321が液流出口311に出没して液流出口311を弁体320によって開閉できるように弁体320を支持している。
弁体320は、突起部321を有する弁本体322と、スプリング部323を備え、通常はスプリング部323の付勢力によって突起部321が液流出口311から突出した状態で弁本体322が液流出口311を塞いだ状態になっている。
塗布部400は、栓体300の液流出口311を覆うように設けられていて、塗布部本体410が連続気泡樹脂発泡体などの弾性スポンジ状材料で形成されている。
キャップ500は、容器200に着脱自在に設けられている。
そして、この薬液塗布器具100は、キャップ500を取り除き、突起部321に液流出口311側を下方に向けた状態に容器200を支持し、塗布部本体410を塗布対象位置に押し当て塗布部本体410越しに突起部321をスプリング部323の付勢力に抗して容器200方向に押し込んで液流出口311を開放し、液流出口311を介して薬液を塗布部本体410に供給し、塗布部本体410を薬液で濡らして塗布部本体410により塗布対象位置に薬液を塗布するようになっている。
すなわち、この薬液塗布器具100は、薬液で手を濡らすことなく、薬液を塗布対象位置に塗布することができる。
また、この種の薬液塗布具として、容器の口側を傾斜させて背中などの手の届きにくい塗布対象位置に塗布しやすくした薬液塗布器具(特許文献2参照)や、薬液塗布器具を塗布補助具の先端に支持して、背中などの手の届きにくい塗布対象位置に塗布しやすくする方法(特許文献3参照)が提案されている。
実公昭51-47562号公報 意匠登録1460784号公報 特許6383082号公報
しかし、従来の薬液塗布器器具100は、塗布部100を下方に向けて塗布部位に塗布部本体110を臨ませ、突起部321を押し付けなければ、塗布部本体110に薬液を供給できない。
また、特許文献2,3の場合も塗布部は同様になっている。
したがって、いずれにしても、肩関節の可動域が狭い老人や力の弱い人の場合、塗布部本体110を自分の背中の塗布部位に押し当てながら、突起部321をスプリング部323の付勢力に抗して押し込むことは難しい。
そこで、肩関節の可動域が狭い老人や力の弱い人が、一人で自分の背中に薬液を塗布する場合、体の前で塗布部本体110を腕に押し当てるなどして、まず、塗布部本体110を押圧変形させながら突起部321を押し込んで塗布部本体110を薬液で濡らした状態としたのち、背中に薬液塗布器具100を回して塗布しなければならない。
一方、塗布対象位置の面積が広く、塗布部本体110を一回濡らすだけでは、塗布対象位置の全範囲に薬液を塗布できない場合もあるが、肩関節の可動域が狭い老人や力の弱い人の場合、再び薬液塗布器具100を体の前に戻して、塗布部本体110を腕に押し当てるなどして塗布部本体110を濡らし直さなければならず、面倒である。
本考案は、上記事情に鑑みて、塗布部が上を向いていても下を向いていても容器から塗布部本体に容易に薬液を供給することができる薬液塗布器具を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本考案にかかる薬液塗布器具(以下、「本考案の塗布器具」と記す)は、薬液を貯留する貯液部と、前記薬液を塗布対象に塗布する塗布部と、前記貯液部から前記塗布部に前記薬液を供給する薬液供給路を備える薬液塗布器であって、前記貯液部が、押圧変形されることによって、前記貯液部内の液圧を上昇させる可撓部を、少なくともその壁面の一部に有する容器であり、前記薬液供給路が、前記薬液供給路が、弁体にかかる前記液圧が設定液圧を超えると、前記弁体が開放状態となる圧力開放弁を液供給路出口側に備えていることを特徴としている。
本考案において、圧力開放弁とは、液圧が設定以上になると開放され、設定未満になると閉じる弁を意味し、たとえば、逆止弁(チャッキ弁)やリリーフ弁等を用いることができる。
上記圧力開放弁は、開放される設定液圧が、薬液の種類、比重、薬液供給路の長さ等によって適宜決定され、特に限定されないが、たとえば、薬液が市販の液状鎮痛消炎剤などの場合、3kPa~8kPaとすることが好ましく、3.4kPa~6.8kPaがより好ましい。
すなわち、圧力開放弁の設定液圧が低すぎると、塗布部側を下方に向けた場合、容器に圧力を加えなくても、容器内の液の重量によって弁体に加わる液圧によって、液漏れを起こす虞があり、設定液圧が高すぎると、容器を押圧変形させるのに大きな力が必要となり、老人や子供などの力の弱い人の使用が難しくなる虞がある。
本考案の塗布具は、前記貯液部が、可撓性を有する外容器および内容器からなる剥離容器であって、前記内容器に前記薬液が充填されている構成とすることが好ましい。
すなわち、上記のようにすれば、内溶液中にある未使用の薬液が空気に触れることがないため、外気中の雑菌によって汚染や、酸化や有効成分の揮発などによる薬液の劣化を防止できるようになっている。
なお、本発明において、剥離容器としては、たとえば、特許第2586294号公報、特許第5476283号公報、特開2019-119470号公報などに記載の食品、化粧料等の液状あるいは固溶体状の容器などに用いられる公知のブロー成形によって得られるものが挙げられる。
また、外容器を形成する樹脂としては、特に限定されないが、ポリプロピレン、ポリエチレンなどが挙げられ、内容器を形成する樹脂としては、特に限定されないが、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレートなどが挙げられる。
本考案の塗布器具は、圧力開放弁が開放される設定液圧が。薬液の種類、比重、薬液供給路の長さ等によって適宜決定され、特に限定されないが、たとえば、薬液が市販の液状鎮痛消炎剤などの場合、3kPa~6kPaとすることが好ましく、3.4kPa~4kPaがより好ましい。
すなわち、圧力開放弁の設定液圧が低すぎると、塗布部側を下方に向けた場合、容器に圧力を加えなくても、容器内の液の重量によって弁体に加わる液圧によって、液漏れを起こす虞があり、設定液圧が高すぎると、容器を押圧変形させるのに大きな力が必要となり、老人や子供などの力の弱い人の使用が難しくなる虞がある。
本考案の塗布具は、特に限定されないが、前記塗布部の塗布部本体が、連続気泡樹脂発泡体などの弾性スポンジ状材料又は、極細密集毛で形成されていることが好ましい。
すなわち、上記のようにすれば、薬液を塗布部本体に含浸保持することができ、一回の薬液の供給で大きな面積に薬液を塗布することができる。
本考案の塗布具は、特に限定されないが、前記塗布部と薬液供給路を有するノズルユニットを有し、前記容器に着脱可能な接続構造を備えていることが好ましい。
すなわち、上記のようにすれば、容器内の薬液が空になった場合、ノズルユニットを容器から取り外し、新しい薬液が充填された容器に付け替えて使用することができ、環境保護の点で優れている。
本考案の塗布器具の大きさは、特に限定されないが、薬液としての消炎鎮痛剤を背中に塗布しやすくするには、容器の持ち手部分から塗布部までの長さが20~35cm程度とすることが好ましい。
本考案の塗布器具は、以上のように構成されているので、薬液を貯留する貯液部と、前記薬液を塗布対象に塗布する塗布部と、前記貯液部から前記塗布部に前記薬液を供給する薬液供給路を備える薬液塗布具であって、前記貯液部が、押圧変形されることによって、前記貯液部内の液圧を上昇させる可撓部を、少なくともその壁面の一部に有する容器であり、前記薬液供給路が、前記液圧が設定液圧を超える開放される圧力開放弁を液供給路出口側に備えているので、貯液部の可撓部を押圧変形させ、貯液部内の液圧を設定液圧以上に加圧すると、圧力開放弁が開放され、貯液部の液圧が設定液圧以下になるまで、圧力開放弁を介して薬液が塗布部に供給される。
すなわち、塗布部が上を向いていても下を向いていても可撓部を押圧変形させるだけで、容易に塗布部に薬液を供給することができ、塗布対象位置に容易に薬液を塗布することができる。
本考案の塗布器具の第1の実施の形態をあらわす正面図である。 図1の塗布器具の分解状態の正面図である。 図1の塗布器具の容器の半断面図である。 図1の塗布器具のノズルユニットの要部断面図である。 図1の塗布器具の使用状態の説明図である。 従来の塗布器具の要部断面図である。
以下に、本考案を、その実施の形態をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する.
図1および図2は、本考案の薬液塗布器具の第1の実施の形態をあらわしている。
図1および図2に示すように、この薬液塗布器具1は、薬液貯留部となる容器2と、ノズルユニット3と、キャップ4を備えている。
容器2は、図3に示すように、剥離容器となっていて、可撓性樹脂からなる外容器22と、内容器23を備えている。
外容器22は、口部20の外周に雄ねじ22が設けられているとともに、外容器22の内外に連通する通気孔24を備えているとともに、外部から圧力を受けない状態では、常に定常の形状に形状復元するようになっている。
内容器23は、外容器22より肉厚が薄く、その口部20のみが外容器22と一体化されていて、薬液(図示せず)が充填されている。
ノズルユニット3は、ノズル本体30と、塗布部35と、キャップ4を備えている。
ノズル本体30は、ハウジング31と、雌ねじキャップ部32を備えている。
ハウジング31は、たとえば、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ABS樹脂、フッ素樹脂などの熱可塑性樹脂からなり、図4に示すように、中空になっていて、内部に薬液供給路を構成するチューブ33および圧力開放弁34を備えている。
圧力開放弁34は、入口側ノズル34aと、弁本体34bと、吐出側ノズル34cを備えていて、吐出側ノズル34cの先端が後述する塗布部本体35aの内壁面に略沿うように、弁本体34bがハウジング31の先端部に嵌着された状態になっている。
また、圧力開放弁34は、弁本体34bが、図示していないが、内部に、入口側ノズル34aと吐出側ノズル34cに連通する薬液路が設けられ、薬液路の途中にステンレス鋼製の球形弁体と、この球形弁体を、薬液路中に設けられた弁座に3.4kPaの力で薬液路を閉じる方向に付勢するステンレス鋼製のコイルスプリングを備えている。
すなわち、圧力開放弁34は、設定圧が3.4kPaとなっている。
チューブ33は、たとえば、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、フッ素樹脂などの熱可塑性樹脂およびそれらのエラストマーからなり、可撓性を有し、一端が圧力開放弁34の入口側ノズル34aに連結されている。
雌ねじキャップ部32は、たとえば、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ABS樹脂、フッ素樹脂などの熱可塑性樹脂からなり、ハウジング31に融着または接着され、容器2の雄ねじ部21に螺合する雌ねじ部(図示せず)を有容器2の口部20に着脱自在になっているとともに、図4に示すように、チューブ33の他端が連結されるチューブ連結ノズル32を備えている。
すなわち、チューブ連結ノズル32は、チューブ33との連結によって、チューブ33および入口側ノズル34aを介して容器2と圧力開放弁34とが連通状態にできるようになっている。
塗布部35は、たとえば、連続気泡ポリウレタン樹脂発泡体等のスポンジ状材料からなる塗布部本体35aと、塗布部本体35aの周縁部をハウジング31の先端との間で挟み込んだように支持するリング状の枠部35bを備え、枠部35bがハウジング31に接着あるいは融着一体化されている。
塗布部本体35aは、圧力開放弁34の吐出側ノズル34cの先端が略当接していて、吐出側ノズル34cから吐出された薬液がスムーズに含浸されるようになっている。
この塗布容器2は、上記のようになっており、使用に際しては、キャップ4を取り除き、容器2を手で握るなどして容器2の外側から押圧すると、押圧力によって外容器22の内側に凹むように変形し、それに伴い、内容器23が凹む方向に圧力が加わる。
そして、内容器23内の液圧が3.4kPa以上となると、上記球形弁体がコイルスプリングの付勢力に抗して、前記薬液路を開放する方向に動き、内容器23中の薬液が吐出側ノズル34cを介して塗布部本体35aに供給されて、塗布部本体35aに含浸する。
一方、外容器22への押圧が解除され、内容器23内の液圧が3kPa未満となると、コイリスプリングの付勢力によって、球形弁体が、弁座に圧接されて薬液路が閉じるため吐出側ノズル34cからの薬液の吐出が停止する。
また、通気孔24を介して内容器23との隙間に空気が入り込むため、外容器22がその弾性復元力で元の形状に復元されるが、上記のように薬液路が閉じているため、内容器23は、薬液の吐出量分容積が小さくなった状態に保持されるとともに、外容器22と、内容器23の隙間容積がほぼ薬液の吐出量分だけ大きくなる。しかも、内容器23およびチューブ33内に残っている薬液は外気に触れることがない。
そして、塗布部本体35aに薬液が含浸状態になると、塗布部本体35aを塗布位置に当接させた状態で塗布容器2を動かせば、塗布位置に薬液を塗布することができる。
また、塗布部本体35aに含浸された薬液が無くなれば、再び容器2を外側から薬液の液圧が3。4kPa以上になるまで押圧すればよい。
この薬液塗布具1は、上記のように、設定圧が3.4kPaの圧力開放弁34が液流路の吐出端に設けられているので、容器2を外側から押圧して内容器23内の薬液の液圧が3.4kPa以上になると、圧力開放弁34が開放されて、圧力開放弁34の吐出側ノズル34cから薬液が塗布部本体35aに供給される。
したがって、従来のように塗布部本体35aを塗布位置に押し付けて弁を開放する必要がない。
すなわち、この薬液塗布具1は、容器2を握るなどして容器2に圧力を加えるだけで、塗布部本体35aが上方を向いていても下方を向いていても薬液を塗布部本体35aに供給することができる。したがって、塗布部本体35a側を下側にして、塗布部本体35aを背中等に押し付ける必要がなく、背中に手が回りにくい老人なども容易に塗布対象位置に薬液を塗布することができる。
また、圧力開放弁34の設定圧が3.4kPaであるので、液圧を大きく上げる必要がなく老人などの握力が弱い人でも容易に設定圧まで液圧を上げることができる。
しかも、圧力開放弁34の設定圧が3.4kPaであるので、容器2に外圧を加えない限り、薬液の重みだけで圧力開放弁34が開放されることがない。
すなわち、容器2に外圧を加えない限り、塗布部本体35a側を下方になるように容器2を傾けても薬液が外部に漏れ出ることがない。
さらに、この薬液塗布器具1は、容器2が剥離容器になっているとともに、圧力開放弁34を薬液流路の吐出出口側に設けられているので、容器2への外圧を解除すると、外容器22は元の形状に戻るが、内容器23は、収縮した状態に保持されるとともに薬液流路がある圧力開放弁34の球状弁体によって封鎖された状態になる。
すなわち、キャップ4を装着し忘れても、薬液が外気に触れて雑菌などにより変質する虞、薬液が酸化する虞や薬液中の揮発成分等が揮散して薬効が劣化する虞が少ない。
この薬液塗布器具1は、圧力開放弁34がステンレス鋼製の球状弁体およびコイルスプリングで構成されているので、球状弁体やコイルスプリングが腐食されることなく、薬液流路を安定して閉鎖することができる。
本考案は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態では、容器が剥離容器となっていたが、薬液の液圧を上げることができれば、容器は単層のものでも構わない。
さらに、たとえば、容器の底側をヘアピン形状にしたスクイーズ手段で挟み込むとともに、スクイーズ手段で容器を挟み込んだ状態で、スクイーズ手段を巻き込んで、巻き込みによって容器内の液圧を上げて塗布部に薬液を送る構成としても構わない。
上記の実施の形態では、圧力開放弁がステンレス鋼製の球状弁体とコイルスプリングから構成されていたが、薬液の種類によってはダイヤフラム弁などの他の弁構造であっても構わない。
上記の実施の形態では、塗布部がスポンジ状材料で形成されていたが、極細密集毛でも構わない。
1 塗布器具
2 容器
20 口部
21 雄ねじ部
22 外容器
23 内容器
24 通気孔
3 ノズルユニット
30 ノズル本体
31 ハウジング
31a 雄ねじ部
32 雌ねじキャップ部
32a チューブ連結ノズル
33 チューブ(薬液供給路)
34 圧力開放弁(薬液供給路)
34a 入口側ノズル
34b 弁本体
34c 吐出側ノズル
35 塗布部
35a 塗布部本体
35b 枠部
4 キャップ

Claims (5)

  1. 薬液を貯留する貯液部と、前記薬液を塗布対象位置に塗布する塗布部と、前記貯液部から前記塗布部に前記薬液を供給する薬液供給路を備える薬液塗布器具であって、
    前記貯液部が、押圧変形されることによって、前記貯液部および前記薬液供給路内の液圧を上昇させる可撓部を、少なくともその壁面の一部に有する容器であり、
    前記薬液供給路が、弁体にかかる前記液圧が設定液圧を超えると、前記弁体が開放状態となる圧力調整弁を液供給路出口側に備えていることを特徴とする薬液塗布器具。
  2. 前記貯液部が、可撓性を有する外容器および内容器からなる剥離容器であって、前記内容器に前記薬液が充填されている請求項1に記載の薬液塗布器具。
  3. 前記塗布部が、多孔質弾性材料又は、極細密集毛で形成されている請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の薬液塗布器具。
  4. 前記塗布部と薬液供給路を有し、前記容器に着脱可能な容器接続部を備えてることを特徴とする請求項1に記載の薬液塗布器具。
  5. 一側に、他側から加わる液圧が、設定液圧を超えると、開放状態になる圧力開放弁を有し、他側に、薬液を貯液する容器の口部に着脱される容器連結部を有する薬液供給路と、前記圧力開放弁を介して前記薬液供給路の他側から吐出される前記薬液の塗布部を備えることを特徴とする薬液塗布器具。
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