JP3243173B2 - ローマンシェード - Google Patents

ローマンシェード

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JP3243173B2
JP3243173B2 JP07211396A JP7211396A JP3243173B2 JP 3243173 B2 JP3243173 B2 JP 3243173B2 JP 07211396 A JP07211396 A JP 07211396A JP 7211396 A JP7211396 A JP 7211396A JP 3243173 B2 JP3243173 B2 JP 3243173B2
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rear cross
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寿一 沖田
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Nichibei Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローマンシェード
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のローマンシェードとしては、本出
願人が先に出願した特願平8−8361号に示されるも
のがあり、これに示されるものは、一枚の後側クロスの
前面に上下方向に所定間隔をあけて複数の前側クロスを
それぞれ連結し、後側クロスの後面に上下方向に所定間
隔を開けてコードリングを連結し、これらに昇降コード
を挿通させてこの昇降コードを昇降させることにより後
側クロス及び前側クロスを一体に昇降させ、それぞれの
前側クロスに開閉用コードを連結し、この開閉用コード
を昇降させることによりそれぞれの前側クロスの下端部
を昇降させるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のローマンシェードでは、昇降コードを挿通
させるために後側クロスの後面に複数のコードリングを
連結するため、コードリングを後側クロスに連結する作
業に時間や手間がかかったりするとともに、部品点数が
多くなるため価格が高くなる。また、ローマンシェード
を後から見たときに、後側クロスの後面にコードリング
と昇降コードが露出しているのが見えるため、ローマン
シェードを室外から見たときの外観があまり良くないと
いう課題がある。本発明は、上記のような課題を解決す
るために上記発明を改良したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、上端が
ヘッドレールに連結される後側クロスの前面に、該後側
クロスの上下方向に所定間隔をあけて複数枚の前側クロ
スがそれぞれ連結されており、各前記前側クロスの前記
後側クロスに連結される部分以外の適宜位置には、前記
ヘッドレールから昇降可能に垂下した開閉用コードが順
次連結されており、前記ヘッドレールから昇降可能に垂
下して前記後側クロスと前側クロスとの連結部又は前側
クロスを挿通し、前記後側クロスを昇降可能である昇降
コードを有することを特徴としたものである。
【0005】これにより、後側クロスに昇降コードを挿
通させるためのコードリングを連結しなくてもよいた
め、後側クロスにコードリングを連結する作業をなくす
ことができるので作業効率を向上させることができると
ともに、コードリング分の部品点数が減るため価格を低
減することができる。
【0006】また、ローマンシェードを室外から見たと
きに後側クロスの後面にコードリングや昇降コードが見
えないため、ローマンシェードを後から見たときの外観
を向上させることができる。
【0007】さらには、前側クロスは前方に突出するひ
だを、また後側クロスは後方に突出するひだをそれぞれ
形成しながらたくし上げられていくので、前側クロスと
後側クロスが互いに重ならずかさばらないできれいに折
り畳まれていく。
【0008】また、本発明のうちで請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明において、前記昇降コードの一
端及び前記開閉用コードの一端の両方又は一方は、前記
ヘッドレール内に設けられ、該昇降コード及び開閉用コ
ードの両方又は一方の移動を拘束可能なストッパを介し
てヘッドレール外に導出されていることを特徴としたも
のである。
【0009】これにより、開閉用コードの一端を引い
て、ヘッドレール外にさらに導出させることにより、開
閉用コードのヘッドレールから垂下した部分が上昇して
各前側クロスの下端部がそれぞれ上昇し、その後側にあ
る後側クロスを露出させることができる。
【0010】また、昇降コードの一端を引いてヘッドレ
ール外にさらに導出させることにより、昇降コードのヘ
ッドレールから垂下した部分が上昇して後側クロスが上
昇し、それに伴って後側クロスに連結された前側クロス
も上昇する。
【0011】また、本発明のうちで請求項3記載の発明
は、請求項1記載の発明において、前記昇降コードの一
端及び前記開閉用コードの一端の両方又は一方は、前記
ヘッドレール内に設けられ、外部からの操作で回転駆動
するドラムに巻取り及び巻解き可能に巻き付けられてい
ることを特徴としたものである。
【0012】これにより、開閉用コードの一端をドラム
に巻取ることにより、開閉用コードのヘッドレールから
垂下した部分が上昇して各前側クロスの下端部がそれぞ
れ上昇し、その後側にある後側クロスを露出させること
ができる。
【0013】また、昇降コードの一端をドラムに巻取る
ことにより、昇降コードのヘッドレールから垂下した部
分が上昇して後側クロスが上昇し、それに伴って後側ク
ロスに連結された前側クロスも上昇する。
【0014】また、本発明のうちで請求項4記載の発明
は、請求項1、2又は3記載の発明において、前記開閉
用コードは、各前記前側クロスと後側クロスとの連結部
又はその付近において該連結部又は前側クロスに挿通さ
れ、各前側クロスの下端部にそれぞれ連結されているこ
とを特徴としたものである。
【0015】これにより、開閉用コードのヘッドレール
から垂下した部分が上昇することにより各前側クロスの
下端部がそれぞれ上昇し、その後側にある後側クロスを
露出させることができる。また、開閉用コード及び昇降
コードを同一の挿通部に挿通させるようにすれば、挿通
部を少なくすることができるため、挿通部を形成するた
めの作業を軽減できる。
【0016】また、本発明のうちで請求項5記載の発明
は、請求項1、2、3又は4記載の発明において、前記
後側クロスの上端は、前記ヘッドレールの後面に連結さ
れることを特徴としたものである。
【0017】これにより、ヘッドレールから垂下した昇
降コードは常に後側クロスの前方に位置することになる
ため、後側クロスの後面側にヘッドレールから昇降コー
ドが垂下する場合のように、昇降コードを後側クロスの
前方に通すために後側クロスに昇降コードを挿通させる
ための挿通孔を設ける必要がないので、挿通孔を設ける
ことによる後側クロスの強度の低下や、昇降コードとの
摩擦によって発生する挿通孔の摩耗による後側クロスの
強度のさらなる低下をなくすことができる。また、後側
クロスに挿通孔を形成するための作業を行う必要がない
ため、製造効率を向上させることができる。
【0018】また、本発明のうちで請求項6記載の発明
は、請求項1、2、3、4又は5記載の発明において、
前記後側クロスは、前記ヘッドレールの横方向に複数枚
に分割されていることを特徴としたものである。
【0019】これにより、前側クロスを上昇させた際
に、上下に隣り合う前側クロス間及び横方向に隣り合う
後側クロス間により遮へい物のない開口部を構成するこ
とができるので、後側クロスを介さない眺望機能を得る
ことができるとともに、ローマンシェードの形状に変化
を持たせることができる。
【0020】また、本発明のうちで請求項7記載の発明
は、請求項1、2、3、4、5又は6記載の発明におい
て、前記ヘッドレールの前面から垂下するバランスを有
することを特徴としたものである。
【0021】これにより、ヘッドレール、前側クロス及
び後側クロスの上端部をバランスによって覆い隠すこと
ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1及び図2に本発明の第1の実
施の形態を示す。上端10aがヘッドレール12の後面
12aに連結される後側クロス10の前面10bに、後
側クロス10の上下方向に所定間隔をあけて複数枚の前
側クロス14の上端14aがそれぞれ連結されており、
後側クロス10の下端10cにはウエイトバー16が設
けられている。図2に示されるように、後側クロス10
と前側クロス14の連結部15には、これらの横方向に
所定間隔をあけた3カ所に後述する開閉用コード18及
び昇降コード24が挿通可能な挿通部13が構成されて
いる。
【0023】各前側クロス14の下端14bには、この
部分を直線状に保持するために幅方向全長にわたって板
状部材17が取付けられているとともに、ヘッドレール
12から昇降可能に垂下し、前側クロス14と後側クロ
ス10との挿通部13を挿通した開閉用コード18が順
次連結されている。開閉用コード18の一端は、ヘッド
レール12の下部に垂下するコードガイド12bの挿通
孔12cに挿通され、ヘッドレール12の図1中左端部
のストッパ12dを介して導出されてつまみ20に連結
されており、つまみ20には、一端がウエイトバー16
に連結された連結コード22の他端が連結されている。
【0024】ヘッドレール12の下部からは昇降コード
24が昇降可能に垂下しており、後側クロス10と前側
クロス14との挿通部13を挿通してウエイトバー16
に連結されている。また、昇降コード24の一端は、ヘ
ッドレール12内に回転駆動可能に設けられるドラム2
6に巻取り及び巻解き可能に巻き付けられている。ドラ
ム26には、これと一体に回転するように回転軸28が
連結されており、回転軸28の図1中左端部は図示して
ないプーリに一体に回転するように連結されている。プ
ーリには、ヘッドレール12から一部が導出されるボー
ルチェーン30が巻掛けられており、このボールチェー
ン30を操作することによりプーリが回転駆動する。
【0025】また、ヘッドレール12の前面12eには
バランス32の上端32aが連結されており、バランス
32は、最上部の前側クロス14の上下方向途中位置ま
で垂下している。
【0026】次に、第1の実施の形態の作用について説
明する。図1に示されるように前側クロス14を閉じた
状態から前側クロス14を開く場合、つまみ20又は開
閉用コード18をもって引き下ろす。これにより、図3
及び図4に示されるように、開閉用コード18のヘッド
レール12から垂下した部分が上昇し、これらと一体に
それぞれの前側クロス14の下端14bが板状部材17
によって幅方向に直線を形成しながら上昇して、隣り合
う上方の前側クロス14のひだの下端部と下方の前側ク
ロス14の上端14aの間及び最下部の前側クロス14
のひだの下端部とウエイトバー16の間に直線状の開口
部34が構成され、この開口部34から後側クロス10
が露出する。最後に、ストッパ12dを締結させて開閉
用コード18の移動を拘束することにより、前側クロス
14の開いた状態が保持される。
【0027】このように、開閉用コード18を上昇させ
ることにより上下に隣り合う前側クロス14間及び最下
部の前側クロス14とウエイトバー16の間が開口し、
この開口部34から後側クロス10を露出させることが
できるため、ローマンシェードの形状に変化を持たせる
ことができる。
【0028】また、後側クロス10に半透明なものを使
用することにより、この開口部34から露出する後側ク
ロス10を介してある程度の眺望機能を得ることができ
る。
【0029】また、前側クロス14の上昇程度により後
側クロス10からの光量を微妙に調節することができ、
調光機能を得ることができる。
【0030】次に、前側クロス14を閉じる場合、つま
み20又は開閉用コード18を持って開閉用コード18
を操作してストッパ12dの締結を解除し、開閉用コー
ド18を移動可能な状態にしてつまみ20から手を放す
ことにより、板状部材17の自重により開閉用コード1
8及び前側クロス14が最下端まで下降して停止し、図
1及び図2に示される状態になる。なお、前側クロス1
4を閉じる途中で止める場合は、開閉用コード18を操
作してストッパ12dを締結させることにより行うこと
ができる。
【0031】次に、後側クロス10をたくし上げる場
合、ボールチェーン30を操作してプーリを昇降コード
24巻取方向に回転駆動させてドラム26に昇降コード
24の一端を巻取らせる。これにより、図5に示される
ように、昇降コード24のヘッドレール12のから垂下
した部分が上昇し、これらと一体にウエイトバー16が
上昇して最下部の前側クロス14の上端14aに当接す
ると、後側クロス10の上下に隣り合う前側クロス14
との連結部15間が幅方向全長に渡って後方に突出する
規則的なひだを形成しながら、上方に隣り合う連結部1
5に順次当接しつつ一体に上昇していく。このとき、図
5に示されるように、前側クロス14は後側クロス10
とともに幅方向全長に渡って前方に突出する規則的なひ
だを形成しながらたくし上げられ、後側クロス10と前
側クロス14は互いに重ならずかさばらないので、きれ
いに折りたたまれる。これにより、ローマンシェードを
開放することができる。
【0032】一方、ボールチェーン30を操作してプー
リを昇降コード24巻解き方向に回転駆動させてドラム
26から昇降コード24を巻解かせることにより、ウエ
イトバー16の自重によりウエイトバー16及び後側ク
ロス10の下部側から順次下降していく。これに伴い、
前側クロス14も最下部の前側クロス14から順次下降
していき、ローマンシェードを閉じることができる。
【0033】図6に第2の実施の形態を示す。これに示
されるものは、前側クロス14の下端14bに、これの
両側端部から開閉用コード18が連結されている部分ま
で横棒40及び42をそれぞれ取付けたものであり、こ
れ以外の構成は上記第1の実施の形態と同様の構造を有
している。
【0034】この第2の実施の形態の前側クロス14の
開閉動作及び後側クロス10及び前側クロス14の昇降
動作は第1の実施の形態のものと同様に行われ、これに
より第1の実施の形態のものと同様の作用効果を得るこ
とができる。
【0035】一方、第2の実施の形態のものにおいて
は、上記構造が第1の実施の形態のものと異なるため、
前側クロス14を開いた際に、横棒40が図6中右上り
に又横棒42が図6中左上りにそれぞれ直線状に傾斜
し、横棒40及び42が取付けられていない部分は幅方
向に波形を形成しながら上昇する。これにより、直線と
曲線が混合した形の開口部44が、上下に隣り合う上方
の前側クロス14の下端14bと下方の前側クロス14
の上端14aの間及び最下部の前側クロス14の下端1
4bとウエイトバー16の間にそれぞれ形成されるの
で、開口部44の形状に変化をもたせることができると
いう効果も得ることができる。
【0036】図7に第3の実施の形態を示す。これに示
されるものは、前側クロス14の下端14bに、これの
幅方向全体に渡って4本の横棒50、52、54及び5
6を直列にそれぞれ取付けたものであり、これ以外の構
成は上記第1の実施の形態と同様の構造を有している。
【0037】この第3の実施の形態の前側クロス14の
開閉動作及び後側クロス10及び前側クロス14の昇降
動作は第1の実施の形態のものと同様に行われ、これに
より第1の実施の形態のものと同様の作用効果を得るこ
とができる。
【0038】一方、第3の実施の形態のものにおいて
は、上記構造が第1の実施の形態のものと異なるため、
前側クロス14を開いた際に、前側クロス14の下端1
4bの開閉用コード18が連結されている部分が上昇す
ることにより、横棒50が図7中右上りに、横棒52が
図7中右下がりに、横棒54が図7中右上りに又横棒5
6が図7中右下がりにそれぞれ直線状に傾斜して、前側
クロス14の幅方向に直線的な波形を形成しながら上昇
する。これにより、直線的な波形を構成した開口部58
が、上下に隣り合う上方の前側クロス14の下端14b
と下方の前側クロス14の上端14aの間及び前側クロ
ス14の下端14bとウエイトバー16の間にそれぞれ
形成されるので、開口部58の形状に変化をもたせるこ
とができるという効果も得ることができる。
【0039】図8に第4の実施の形態を示す。これに示
されるものは、後側クロス10を前側クロス14と同幅
のものとしないで、開閉用コード18及び昇降コード2
4が垂下している部分だけに設けられ、前側クロス14
との間で開閉用コード18及び昇降コード24を挿通さ
せる挿通部13を構成するとともに前側クロス14を連
結し保持することができる程度の幅の帯テープ状のもの
とし、各前側クロス14の上端14aにこれの幅方向全
長に渡って上部板状部材60をそれぞれ連結したもので
あり、これ以外の構成は上記第1の実施の形態と同様の
構造を有している。
【0040】この第4の実施の形態の前側クロス14の
開閉動作及び後側クロス10及び前側クロス14の昇降
動作は第1の実施の形態のものと同様に行われ、これに
より、前側クロス14の閉鎖及び後側クロス10及び前
側クロス14の昇降に関しては第1の実施の形態のもの
と同様の作用効果を得ることができる。
【0041】しかしながら、第4の実施の形態のものに
おいては、図9に示されるように、前側クロス14を開
いた際に、上下に隣り合う上方の前側クロス14のひだ
の下端部と下方の前側クロス14の上端14aの間及び
最下部の前側クロス14のひだの下端部とウエイトバー
16の間に第1の実施の形態のものと同様の直線状の開
口部62が形成されるが、後側クロス10が帯テープ状
のものであるため後側クロス10によって視界が遮られ
ることなく、開口部62により完全な眺望機能を得るこ
とができる。
【0042】なお、上記第1〜第4の実施の形態におい
ては、開閉用コード18及び昇降コード24を後側クロ
ス10と前側クロス14によって構成する挿通部13に
挿通させたが、これに限るものではなく、前側クロス1
4の後側クロス10との連結部15付近に挿通孔を形成
して、この挿通孔を挿通させるようにしてもよい。ま
た、開閉用コード18は、どこにも挿通させないで前側
クロス14の前方に垂下するようにしてもよい。
【0043】また、上記第1〜第4の実施の形態におい
ては、後側クロス10をヘッドレール12の後面12a
に連結したが、これに限るものではなく、ヘッドレール
12の下面や前面12eに連結してもよい。この場合、
後側クロス10が開閉用コード18及び昇降コード24
が垂下する位置よりもヘッドレール12の前面側に位置
する場合は、後側クロス10の適宜位置に挿通穴を形成
して、この挿通穴に開閉用コード18及び昇降コード2
4を挿通させ、これらを後側クロス10の前方に垂下さ
せるようにする。
【0044】また、上記第1〜第4の実施の形態におい
ては、開閉用コード18をストッパ12dを介してヘッ
ドレール12から導出し、昇降コード24をドラム26
に巻付ける構成にしたが、これに限るものではなく、開
閉用コード18をドラム26に巻付け、昇降コード24
をストッパ12dを介してヘッドレール12から導出す
る構成にしたり、開閉用コード18及び昇降コード24
の両方をドラム26に巻付ける構成にしたり、ストッパ
12dを介してヘッドレール12から導出する構成にし
たりしてもよい。
【0045】また、上記第4の実施の形態においては、
後側クロス10を帯テープ状のものとし、これを開閉用
コード18及び昇降コード24が垂下している部分にの
み設けたが、これに限るものではなく、少なくとも開閉
用コード18及び昇降コード24が垂下している部分に
設けられていれば、その他は適宜位置に適宜本数設けて
もよい。これは、各前側クロス14に挿通孔を形成して
開閉用コード18及び昇降コード24を挿通させるもの
の場合も同様である。また、後側クロス10の幅は、少
なくとも挿通部13を構成しかつ前側クロス14を保持
することができる幅を備えていれば、適宜寸法でよい。
これも、各前側クロス14に挿通孔を形成して開閉用コ
ード18及び昇降コード24を挿通させるものの場合も
同様である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、後側クロスに昇降コードを挿通させ
るためのコードリングを連結しなくてもよいため、後側
クロスにコードリングを連結する作業をなくすことがで
きるので作業効率を向上させることができるとともに、
コードリング分の部品点数が減るため価格を低減するこ
とができる。
【0047】また、ローマンシェードを室外から見たと
きに後側クロスの後面にコードリングや昇降コードが見
えないため、ローマンシェードを後から見たときの外観
を向上させることができる。
【0048】さらには、前側クロスは前方に突出するひ
だを、また後側クロスは後方に突出するひだをそれぞれ
形成しながらたくし上げられていくので、前側クロスと
後側クロスが互いに重ならずかさばらないできれいに折
り畳まれていく。
【0049】また、本発明のうち請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明において、開閉用コードの一端
を引いて、ヘッドレール外にさらに導出させることによ
り、開閉用コードのヘッドレールから垂下した部分が上
昇して各前側クロスの下端部がそれぞれ上昇し、その後
側にある後側クロスを露出させることができる。
【0050】また、昇降コードの一端を引いて、ヘッド
レール外にさらに導出させることにより、昇降コードの
ヘッドレールから垂下した部分が上昇して後側クロスを
上昇させ、それに伴って後側クロスに連結された前側ク
ロスを上昇させることができる。
【0051】また、本発明のうち請求項3記載の発明
は、請求項1記載の発明において、開閉用コードの一端
をドラムに巻取ることにより、開閉用コードのヘッドレ
ールから垂下した部分が上昇して各前側クロスの下端部
がそれぞれ上昇し、その後側にある後側クロスを露出さ
せることができる。
【0052】また、昇降コードの一端をドラムに巻取る
ことにより、昇降コードのヘッドレールから垂下した部
分が上昇して後側クロスを上昇させ、それに伴って後側
クロスに連結された前側クロスを上昇させることができ
る。
【0053】また、本発明のうち請求項4記載の発明
は、請求項1、2又は3記載の発明において、開閉用コ
ードのヘッドレールから垂下した部分が上昇することに
より各前側クロスの下端部をそれぞれ上昇させて、その
後側にある後側クロスを露出させることができる。ま
た、開閉用コード及び昇降コードを同一の挿通部に挿通
させるようにすれば、挿通部を少なくすることができる
ため、挿通部を形成するための作業を軽減できる。
【0054】また、本発明のうちで請求項5記載の発明
は、請求項1、2、3又は4記載の発明において、ヘッ
ドレールから垂下した昇降コードは後側クロスの前方に
位置することになるため、後側クロスの後面側にヘッド
レールから昇降コードが垂下する場合のように昇降コー
ドを後側クロスの前方に通すために後側クロスに昇降コ
ードを挿通させるための挿通孔を設ける必要がないの
で、挿通孔を設けることによる後側クロスの強度の低下
や、昇降コードとの摩擦によって発生する挿通孔の摩耗
による後側クロスの強度のさらなる低下をなくすことが
できる。また、後側クロスに挿通孔を形成するための作
業を行う必要がないため、製造効率を向上させることが
できる。
【0055】また、本発明のうちで請求項6記載の発明
は、請求項1、2、3、4又は5記載の発明において、
前側クロスを上昇させた際に、上下に隣り合う前側クロ
ス間及び横方向に隣り合う後側クロス間により遮へい物
のない開口部を構成することができるので、後側クロス
を介さない眺望機能を得ることができるとともに、ロー
マンシェードの形状に変化を持たせることができる。
【0056】また、本発明のうちで請求項7記載の発明
は、請求項1、2、3、4、5又は6記載の発明におい
て、ヘッドレール、前側クロス及び後側クロスの上端部
をバランスによって覆い隠すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1の2−2断面図である。
【図3】第1の実施の形態の前側クロスを開いた状態を
示す斜視図である。
【図4】図3の4−4断面図である。
【図5】第1の実施の形態の後側クロス及び前側クロス
を上昇させた状態を示す斜視図である。
【図6】第2の実施の形態を示す斜視図である。
【図7】第3の実施の形態を示す斜視図である。
【図8】第4の実施の形態を示す斜視図である。
【図9】第4の実施の形態の前側クロスを開いた状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
10 後側クロス 12 ヘッドレール 13 挿通部 14 前側クロス 15 連結部 16 ウエイトバー 18 開閉用コード 24 昇降コード

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端がヘッドレールに連結される後側ク
    ロスの前面に、該後側クロスの上下方向に所定間隔をあ
    けて複数枚の前側クロスがそれぞれ連結されており、 各前記前側クロスの前記後側クロスに連結される部分以
    外の適宜位置には、前記ヘッドレールから昇降可能に垂
    下した開閉用コードが順次連結されており、 前記ヘッドレールから昇降可能に垂下して前記後側クロ
    スと前側クロスとの連結部又は前側クロスを挿通し、前
    記後側クロスを昇降可能である昇降コードを有するロー
    マンシェード。
  2. 【請求項2】 前記昇降コードの一端及び前記開閉用コ
    ードの一端の両方又は一方は、前記ヘッドレール内に設
    けられ、該昇降コード及び開閉用コードの両方又は一方
    の移動を拘束可能なストッパを介してヘッドレール外に
    導出されている請求項1記載のローマンシェード。
  3. 【請求項3】 前記昇降コードの一端及び前記開閉用コ
    ードの一端の両方又は一方は、前記ヘッドレール内に設
    けられ、外部からの操作で回転駆動するドラムに巻取り
    及び巻解き可能に巻き付けられている請求項1記載のロ
    ーマンシェード。
  4. 【請求項4】 前記開閉用コードは、各前記前側クロス
    と後側クロスとの連結部又はその付近において該連結部
    又は前側クロスに挿通され、各前側クロスの下端部にそ
    れぞれ連結されている請求項1、2又は3記載のローマ
    ンシェード。
  5. 【請求項5】 前記後側クロスの上端は、前記ヘッドレ
    ールの後面に連結される請求項1、2、3又は4記載の
    ローマンシェード。
  6. 【請求項6】 前記後側クロスは、前記ヘッドレールの
    横方向に複数枚に分割されている請求項1、2、3、4
    又は5記載のローマンシェード。
  7. 【請求項7】 前記ヘッドレールの前面から垂下するバ
    ランスを有する請求項1、2、3、4、5又は6記載の
    ローマンシェード。
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