JP3242628B2 - チュ−ブ架構における隅柱と梁との接合部の構造 - Google Patents

チュ−ブ架構における隅柱と梁との接合部の構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本願発明は、超高層RC造に
おけるチュ−ブ架構の隅柱と梁との接合部の構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】超高層建築では鉛直荷重が大きくなり、
したがって、柱断面が太くなるとか、柱の数が増加し柱
間隔が狭くなるなど平面計画上の制約が大きくなる。そ
こで、柱をすべて外壁位置に配置し、地震や風によって
生じる水平力を、鳥かごのような構造体として抵抗させ
るチュ−ブ構造が採用されている。
【0003】世界および日本の主な超高層建築物は、こ
のチュ−ブ構造を採用している。このチュ−ブ構造が成
り立つためには、水平力に対しての直交構面および水平
構面にも面内せん断剛性を確保する必要がある。これが
確保されていないと直交構面中央部が有効に機能せず、
隅部分に応力が集中することになる。そのために柱や梁
の断面を増やして剛性を大きくしたり、ブレ−スを設け
る等して、その構面を高めるために種々の工夫がされて
いる。
【0004】例えば、超高層RC造における建物のチュ
−ブ架構の外部および隅柱には、柱と梁との接合部の配
筋の合理化を図る目的で、従来の鉄筋の先端を折り曲げ
て定着を図る手段に代えて、図6に示すように、充填式
プレ−ト定着(鉄筋定着)等が使用されるようになって
きている。上記柱・梁の鉄筋定着方法には様々なものが
あるが、図6は、ネジ鉄筋に定着板をネジ結合させ、ア
ンカ−として機能させることで鉄筋の折り曲げ長を不要
とするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図1の平面図
に示すような約35階建程度の超高層RC造チュ−ブ架
構の隅柱には非常に大きな引張り、圧縮等の軸力、曲げ
力およびせん断力が作用することになり、図6に示すよ
うな1本の柱だけによる断面設計では、それらに対応す
る強度を得るためには、鉄筋径を太くしたり、且つ鉄筋
量を多くしたりすることになり施工が著しく困難とな
る、という問題点があった。また、接合部の靭性改善の
ための横補強筋の配筋等も同様な理由でその配筋が困難
であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は上記課題を解
決するために、チュ−ブ架構の隅柱を2本隣接して配設
し、その相互の柱を一体化することにより、大きな引
張、圧縮等の軸力、曲げ力およびせん断力に対応できる
ようにしたものである。更に、梁等をプレキャスト製と
し、接合部のみを現場での打設とすることで、合理化を
図るものである。
【0007】本願発明は、上記課題を解決するために以
下の具体的構成を採用した。各々の隅柱を構成する外周
鉄筋の隅角部を相互に隣接させ、隅柱の縦筋間にプレキ
ャスト製梁の端部から突出形成されている横筋を挿入
し、該横筋の先端部には適宜定着板等の定着部を取り付
けると共に、隣接する隅柱を形成する各々の縦筋に跨っ
て、その縦筋間に挿入配置される水平補強筋を取り付け
て接合部とし、当該接合部にコンクリ−トを打設してな
ることを特徴とするチュ−ブ架構における隅柱と梁との
接合部の構造を採用した。
【0008】また、各々の隅柱を構成する外周鉄筋の平
面部を相互に隣接させ、隅柱の縦筋間にプレキャスト製
梁の端部から突出形成されている横筋を挿入し、一部の
先端部には適宜定着板等の定着部を取り付けると共に、
他の横筋は隣接する隅柱の横筋と一体化され、隅柱を構
成する相互の連結部で折り曲げられた通し配筋とされ、
且つ一方の隅柱の連結部側縦筋と、他方の隅柱の連結部
側縦筋とに跨ってフ−プ補強筋を巻き付けることにより
接合部とし、当該接合部にコンクリ−トを打設してなる
ことを特徴とするチュ−ブ架構における隅柱と梁との接
合部の構造を採用した。
【0009】
【発明の実施の形態】本願発明のチュ−ブ架構における
隅柱と梁との接合部の構造は、図1の平面図に示すよう
に、隅部に配置された隅柱と梁との接合部の構造A、B
をその対象としているものである。下記に示す実施例
は、各々の隅柱を構成する外周の縦筋相互を隣接状態で
配設し、当該隅柱1、2および梁7、8を構成する骨組
を一体化させることにより、X方向およびY方向の二方
向の地震力に対向できるようにした接合部を提供するも
のである。
【0010】
【実施例】実施例1:図2は、図1の平面図の隅柱の接
合部の構造Aの部分を示した平面図で、特に上層階にお
ける接合部の構造を示すものである。
【0011】各々の隅柱1、2が、その隅柱を構成する
外周鉄筋の隅角部分の縦筋相互を隣接させた状態で配設
している。隅柱1、2には、通常の縦筋3・・・、4・
・・およびフ−プ筋5・・・、6・・・が組み立てられ
る。上記縦筋3、4およびフ−プ筋5、6の間に、その
横方向よりプレキャストコンクリ−ト梁7、8の端部か
ら突出形成されている横筋9・・・、10・・・を挿入
する。したがって、横筋9、10の先端部は柱の縦筋
3,4等の配筋の中に位置することになる。
【0012】該横筋9、10の先端部には、適宜定着板
等の定着部11・・・、12・・・をネジ結合等により
取り付ける。この定着部11、12としては、コンクリ
−トの硬化後、鉄筋が引き抜かれることがないように、
アンカ−機能が充分に発揮される適宜な形状と大きさの
ものが採用される。上記横筋9、10および定着部1
1、12とにより、接合部の梁主筋定着としての役割を
する。
【0013】また、各々の隅柱1、2を一体化するため
に、補強筋を隅柱1、2の骨組に跨って配設する。この
実施例では、隅部の入隅部Hにわたって水平補強筋13
を構成している。当該水平補強筋13は、3本の水平筋
14とその相互間を連結するフ−プ筋15とより形成さ
れ、隣接する2本或いは3本の水平筋14を取り囲むよ
うにしてフ−プ筋15が巻き込まれており、全体として
等脚台形の形状から成り、その両端部は、隅柱1、2の
各縦筋3、4およびフ−プ筋5、6の間に挿入配置され
る。
【0014】上記縦筋3、4、フ−プ筋5、6、横筋
9、10、定着部11、12および水平補強筋13等の
組み立てが終了後、当該接合部の周囲を適宜型枠等によ
って取り囲み、現場においてコンクリ−トを打設する。
この現場打設により、入隅部Hに突出した三角状の繋ぎ
梁16が形成されて隅柱1、2と梁7、8とが一体化さ
れ、大きな断面形状の接合部の構造Aが完成する。
【0015】実施例2:図3は、図2の実施例と同様、
図1の平面図の隅柱の接合部の構造Aの部分を示した平
面図で、特に低層階における接合部の構造を示すもので
ある。
【0016】各々の隅柱21、22が、その隅柱を構成
する外周鉄筋の隅角部分の縦筋相互を隣接させた状態で
配設している。隅柱21、22には、通常の縦筋23・
・・、24・・・およびフ−プ筋25・・・、26・・
・が組み立てられる。上記縦筋23、24およびフ−プ
筋25、26の間に、その横方向よりプレキャストコン
クリ−ト梁27、28の端部から突出形成されている横
筋29・・・、30・・・を挿入する。したがって、横
筋29、30の先端部は柱の縦筋23、24等の配筋の
中に位置することになる。
【0017】該横筋29、30の先端部には、適宜定着
板等の定着部31・・・、32・・・をネジ結合等によ
り取り付ける。この定着部31、32としては、コンク
リ−トの硬化後、鉄筋が引き抜かれることがないよう
に、アンカ−機能が充分に発揮される適宜な形状と大き
さのものが採用される。上記横筋29、30および定着
部31、32とにより、接合部の梁主筋の定着としての
役割をする。
【0018】また、各々の隅柱21、22を一体化する
ために補強筋を隅柱21、22の骨組みに跨って配設す
る。この実施例では、隅柱の入隅部Hおよび出隅部Iの
双方にわたって水平補強筋33、34を構成している。
該水平補強筋33、34は、四本の水平筋とその相互間
を連結するフ−プ筋とより形成され、全体として等脚台
形状を二個合わせた略算盤玉形状から成り、その両端部
は、各々隅柱21、22の各縦筋23、24およびフ−
プ筋25、26の間に挿入配置される。
【0019】上記縦筋23、24、フ−プ筋25、2
6、横筋29、30、定着部31、32および水平補強
筋33、34等の組み立てが終了後、当該接合部の周囲
を適宜型枠等によって取り囲み、現場においてコンクリ
−トを打設する。この現場打設により、入隅部Hおよび
出隅部Iの双方に突出した三角状の繋ぎ梁35、36が
形成されて隅柱21、22と梁27、28とが一体化さ
れ、大きな断面形状の接合部の構造Aが完成する。
【0020】実施例3:図4は、図1の平面図の隅柱の
接合部の構造Bの部分を示した平面図で、特に上層階に
おける接合部の構造を示すものである。
【0021】各々の隅柱41、42が、その隅柱を構成
する外周鉄筋の平面部分の縦筋相互を隣接させた状態で
配設している。隅柱41、42には、通常の縦筋43・
・・、44・・・およびフ−プ筋45・・・、46・・
・が組み立てられる。上記縦筋43、44およびフ−プ
筋45、46の間に、その横方向よりプレキャストコン
クリ−ト梁47、48の端部から突出形成されている横
筋49・・・、50・・・を挿入する。
【0022】したがって、横筋49、50の先端部は柱
の縦筋43、44等の配筋の中に位置することになる。
この実施例では、梁47側の三本の横筋49と、他方の
梁48側の二本の横筋50とを示している。
【0023】梁47側に配筋された中央の横筋49の先
端部には、適宜定着板等の定着部51をネジ結合等によ
り取り付け、残りの二本の横筋49は、梁48側の二本
の横筋50と溶接等により一体化され、隅柱41、42
相互の連結部で折り曲げられて、通し配筋とされてい
る。
【0024】また、一方の隅柱41の接合部側縦筋43
と、他方の隅柱42の接合部側縦筋44とに跨ってフ−
プ補強筋52を巻き、補強する。このフ−プ補強筋52
により、隅柱41と隅柱42とが一体化される。
【0025】上記縦筋43、44、フ−プ筋45、4
6、横筋49、50、定着部51およびフ−プ補強筋5
2等の組み立てが終了後、当該接合部の周囲を適宜型枠
等によって取り囲み、現場においてコンクリ−トを打設
する。この現場打設により、隅柱41、42と梁47、
48とが一体化され、入り隅部側Hに屈曲した大きな断
面くの字形状の接合部の構造Bが完成する。
【0026】実施例4:図5は、図4の実施例と同様、
図1の平面図の隅柱の接合部の構造Bの部分を示した平
面図で、特に低層階における接合部の構造を示すもので
ある。
【0027】各々の隅柱61、62が、その隅柱を構成
する外周鉄筋の平面部分の縦筋相互を隣接させた状態で
配設している。隅柱61、62には、通常の縦筋63・
・・、64・・・およびフ−プ筋65・・・、66・・
・が組み立てられる。上記縦筋63、64およびフ−プ
筋65、66の間に、その横方向よりプレキャストコン
クリ−ト梁67、68の端部から突出形成されている横
筋69・・・、70・・・を挿入する。したがって、横
筋69、70の先端部は柱の縦筋63、64等の配筋の
中に位置することになる。
【0028】この実施例では、梁67側の四本の横筋6
9と、他方の梁68側の二本の横筋70とを示してい
る。梁67側に配筋された中央の二本の横筋69の先端
部には、適宜定着板等の定着部71をネジ結合等により
取り付ける。他方、残りの二本の外側の横筋69は、梁
68側の二本の横筋70と溶接等により一体化され、隅
柱61、62相互の連結部で折り曲げられて、通し配筋
とされる。
【0029】また、一方の隅柱61の接合部側縦筋63
と、他方の隅柱62の接合部側縦筋64とに跨ってフ−
プ補強筋72を巻き、補強する。このフ−プ補強筋72
により、隅柱61と隅柱62とが一体化される。
【0030】上記縦筋63、64、フ−プ筋65、6
6、横筋69、70、定着部71およびフ−プ補強筋7
2等の組み立てが終了後、当該接合部の周囲を適宜型枠
等によって取り囲み、現場においてコンクリ−トを打設
する。この現場打設により、隅柱61、62とはり6
7、68とが一体化され、入隅部側Hに屈曲した大きな
断面くの字状形状の接合部の構造Bが完成する。
【0031】
【発明の効果】本願発明の隅柱と梁との接合部の構造
は、隅柱の断面を効率よく大きくすることが可能とな
り、柱主筋を多数配筋することができるようになったの
で、有効な断面設計が可能となった。
【0032】また、X方向およびY方向に対応する二本
の柱により隅柱を形成したので、隅柱に取り付けるプレ
キャストコンクリ−ト梁の主筋の定着が良好となった。
更に、45度方向の地震力に対しても強靱な構造を得る
ことができるようになった。また、隅柱と梁の端部のみ
を現場打ちの接合部として施工できるので、梁のプレキ
ャスト化が可能となり、工期の短縮を達成することがで
きるようになった。
【0033】更に、横補強筋の配筋が可能となるので、
接合部の靭性を増加させることが容易となり、また、プ
レキャストコンクリ−ト梁の主筋の定着に充填式のねじ
定着を採用するので、配筋において省力化されるように
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の隅柱と梁との接合部の位置を示す平
面図である。
【図2】本願発明の上層階における隅柱と梁との接合部
の構造を示す断面図である。
【図3】本願発明の低層階における隅柱と梁との接合部
の構造を示す断面図である。
【図4】本願発明の上層階における隅柱と梁との接合部
の構造を示す断面図である。
【図5】本願発明の低層階における隅柱と梁との接合部
の構造を示す断面図である。
【図6】隅柱と梁との接合部の構造を示す従来例の断面
図である。
【符号の説明】
1 隅柱 2 隅柱 3 縦筋 4 縦筋 5 フ−プ筋 6 フ−プ筋 7 梁 8 梁 9 横筋 10 横筋 11 定着部 12 定着部 13 水平補強筋 14 水平筋 15 フ−プ筋 16 繋ぎ梁 21 隅柱 22 隅柱 23 縦筋 24 縦筋 25 フ−プ筋 26 フ−プ筋 27 梁 28 梁 29 横筋 30 横筋 31 定着部 32 定着部 33 補強筋 34 補強筋 35 繋ぎ梁 36 繋ぎ梁 41 隅柱 42 隅柱 43 縦筋 44 縦筋 45 フ−プ筋 46 フ−プ筋 47 梁 48 梁 49 横筋 50 横筋 51 定着部 52 フ−プ補強筋 61 隅柱 62 隅柱 63 縦筋 64 縦筋 65 フ−プ筋 66 フ−プ筋 67 梁 68 梁 69 横筋 70 横筋 71 フ−プ筋 72 フ−プ筋
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/20 - 1/21 E04B 1/16 E04B 1/58 509

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チュ−ブ架構における隅部を二本の隅柱
    で構成し、隅柱を形成する外周鉄筋の隅角部を相互に隣
    接させ、各隅柱に取り付けるプレキャストコンクリ−ト
    梁の端部から突出する横筋を隅柱の縦筋間に挿入して先
    端部に定着部材を取り付けると共に、隣接する隅柱の縦
    筋に跨り、且つ縦筋間に挿入配置される水平補強筋を取
    り付けて接合部とし、該接合部にコンクリ−トを打設し
    て成ることを特徴とするチュ−ブ架構における隅柱と梁
    との接合部の構造。
  2. 【請求項2】 水平補強筋は、複数の水平筋とその相互
    間を連結するフ−プ筋とにより形成されて成ることを特
    徴とする請求項1に記載のチュ−ブ架構における隅柱と
    梁との接合部の構造。
  3. 【請求項3】 隣接する隅柱により形成される入り隅部
    に、隣接する隅柱の縦筋に跨って、等脚台形状の水平補
    強筋を取り付けたことを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載のチュ−ブ架構における隅柱と梁との接合部の
    構造。
  4. 【請求項4】 隣接する隅柱により形成される入り隅部
    と出隅部の双方に、隣接する隅柱の縦筋に跨って、略算
    盤玉形状の水平補強筋を取り付けたことを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載のチュ−ブ架構における隅柱
    と梁との接合部の構造。
  5. 【請求項5】 チュ−ブ架構における隅部を二本の隅柱
    で構成し、隅柱を形成する外周鉄筋の平面部を相互に隣
    接させ、各隅柱に取り付けるプレキャストコンクリ−ト
    梁の端部から突出する横筋を隅柱の縦筋間に挿入し、一
    方のプレキャストコンクリ−ト梁から突出する一部の横
    筋の先端部に定着部材を取り付けると共に、残る鉄筋
    は、もう一方のプレキャストコンクリ−ト梁から突出す
    る横筋と一体化されて隅部を構成する隅柱相互の連結部
    で折り曲げられた通し配筋とされ、且つ一方の隅柱の連
    結部側縦筋と、他方の連結部側縦筋とに跨ってフ−プ補
    強筋を巻き付けることにより接合部とし、該接合部にコ
    ンクリ−トを打設してなることを特徴とするチュ−ブ架
    構における隅柱と梁との接合部の構造。
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