JP3240916U - 医療機器アラーム表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】多様な医療機器が発する多様なアラーム表示からアラームを発している医療機器で唯一共通なインターフェースであり配線工事などを殆ど必要としないアラーム音を検知して表示する表示装置において、表示できる情報量を増やす。【解決手段】医療機器アラーム表示装置は、各種のアラーム情報をランプ表示する場合に、アラーム情報の内容に応じてランプの点灯時間、点滅時間、点滅周期、点滅回数などを設定して表示することにより、表示できる情報量を増やすと共にアラーム情報の内容を目視で識別可能にする。【選択図】図1
Description
救命センターなどの医療現場ではECMO、人口透析、人口心肺など多種多様な多くの医療機器が配置されて利用されており、医療機器に何らかの異常が発生した場合に速やかな回復を図るために、救命センター外の医療機器から離れた場所に於いても医療機器が異常を発している状態を迅速に認識して速やかに対処するためのアラーム表示装置が必要であり、表示方法としては、ランプ、スピーカー、表示器などで表示する。
医療機器は各種の異常を知らせるアラーム表示機能を備えており異常やアラーム発生時には迅速な対応が求められているがアラームを知らせるインターフェースとしては、医療機器それぞれが備えている接点インターフェースを集線してアラームを検出し、救命センター外の医療機器から離れた場所に於いて有線でランプ、スピーカー、表示器などで表示する方法が主である。
多様な医療機器が発する多様なアラーム表示からアラームを発している医療機器で唯一共通なインターフェースであり配線工事などを殆ど必要としないアラーム音を検知して表示する表示装置が有効であり、表示方法としては、ランプ、スピーカー、表示器などが可能であるが、病院の静穏性を重視する観点ではランプによる表示が静穏性と視認性の高さで適しているが、表示できる情報量を如何に増やせるかが大きな課題である。
各種のアラーム情報をランプ表示する場合に、アラーム情報の内容に応じてランプの点灯時間、点滅時間、点滅周期、点滅回数などを設定して表示することにより、表示できる情報量を増やすと共にアラーム情報の内容を目視で識別可能にする。
医療機器が発する多様なアラームの表示方法から医療機器で唯一共通なインターフェースであり、配線工事などを殆ど必要としない「アラーム音」を検出してアラームの発生を救命センターなどの療現場以外の警報装置に表示させる場合に、アラーム情報の内容に応じてランプの点灯時間、点滅時間、点滅周期、点滅回数などを設定して表示することにより病院の静穏性を保つと共に、表示できる情報量を大幅に増やすことが可能である。
図1にICUなどの治療室内に設けられる室内機の構成概念図を示す。1,2,3,4はICUなどの治療室内に配置される医療機器を示す。医療機器に何らかの異常が生じたときに発するアラーム音をマイク5で集音し、マイク音量調整回路6,周波数帯域制限回路7、自動レベル調整回路(AGC)8を通して、AD変換回路9によりアナログ音をデジタル音に変換し、フーリエ変換回路(FTT)10によりアラーム音を形成する周波数を識別する。11は制御回路を示し、フーリエ変換された音周波数と音の断続、継続、継続時間、繰返し回数、周期などからアラーム音の固有性を識別して、固有性を基とするアラーム音情報を作成して、wifi接続回路12,wifi制御回路13を通して、wifiアンテナ14から病院内に設置されるwifi通信路にアラーム音情報信号として送出する構成をとるが、ICUなどの治療室などでは医療機器への商用電源給電設備が完備されているため、室内機はAC100Vなどの商用電源26で駆動する。
図2にICUなどの治療室外に設置される室外機の構成概念図を示す。病院内に設置されるwifi通信路を通して送られたアラーム音情報信号は、ICUなどの治療室外に設置される警報装置のwifiアンテナ15で受信され。wifi制御回路16、wifi接続回路17を通してアラーム情報識別回路18により、アラーム音情報記憶回路19に記憶済の情報であるか、未記憶の情報であるかを識別し、記憶済の場合は警告ランプ22、アラーム発生機器の特定表記などを液晶表示器23、アラーム音をスピーカー24などによる表示を行う。ICUなどの治療室外に設置される室外機はナースセンターなどの商用電源の給電が可能な場所への設置以外に、ICUなどの治療室を出た廊下、ICUなどの治療室を見通せない場所など多様な場所に設置する必要があるためバッテリー電源25で駆動する。
この様にして治療室外に設置される室外機でICUなどの治療室内に設けられる医療機器のアラーム状態を警告表示するが、警告表示の内容としては医療機器がアラーム音を発している事の表示、どの医療機器が警告音を発しているかの表示、アラーム音が発せられてから経過した時間など多様な情報を表示する必要があり、液晶表示器23は多様な警告内容を詳細に表示可能であり病院内の静寂性は保たれるが、警告が発せられた事を緊急に認識し難い、スピーカー24での表示は認識性は高いが、病院内の静寂性に難が有り、多様な情報を表示するのは容易では無く、さらに警告ランプ22で表示する場合は、病院内の静寂性は保たれ、認識性は高いが、多様な情報を表示するのは容易では無いなどそれぞれに課題を抱えている。病院内において警告表示に求められる要件は、警告が発せられた事を緊急に認識でき、かつ病院内の静寂性を保ち、多様な情報を表示できることで事であるためランプ表示で多様な情報を表示する方法が必要である。
医療機器が発するアラーム音には単音やメロディーなど単に音の周波数、断続性、継続性、継続時間、繰返し回数、周期などからアラーム音の固有性を識別することが容易では無い音も含まれるため、アラーム音として確定できる音と、確定に難が有りアラームの可能性が有ると判断される音も有るが、アラームの緊急性を考慮すれば何れも警告表示する必要がある。このために、アラーム音として判定できたアラーム音を確定アラームとし、確定に難の有るアラーム音を仮アラームとして区分けすると共に、ランプで表示する場合に、点灯時間、点滅時間、点滅周期、点滅回数などを異なる設定にすることにより、確定アラームと仮アラームとを目視で識別可能に表示するとともに、アラームを発している医療機器番号をランプの点灯時間、点滅時間、点滅周期、点滅回数などの区別により医療機器番号を目視で識別可能に表示するなどで、警告が発せられた事をランプ表示によって緊急に認識でき、かつ病院内の静寂性を保つことが出来、さらに多様な情報を表示する事が可能となる。ランプの表示は制御回路20,表示ドライバー回路21,警告ランプ22により行う。
センター装置の集音装置のマイクは遠距離・高精度マイクを採用し3m程度の集音域でICUなどの治療室内のアラーム音を漏れなく集音する。装置サイズは100×50×25mmで構成し、警報装置はアラームを音で表示するスピーカー、アラーム音を発している医療機器を表記するLCDユニット、何らかのアラームが発出されていることを示す発光表示ランプを備え、250×250×100mmのBOX形状で構成した。AD変換回路によりアナログ音をデジタル音に変換し、フーリエ変換回路(FTT)によりアラーム音を形成する周波数を識別する機能はマイクロプロセッサーで処理し、ICUなどの治療室内に配置する室内機はAC100Vで稼働させるがICUなどの治療室の外に配置する警報装置はAC100V給電が困難な場合も有るためバッテリー駆動として30000mAhのリチュウムイオンバッテリーを個搭載した。ランプ表示は、所定時間の連続点灯を確定アラームとし、3秒間の長点灯、1秒の消灯、1秒の点灯を繰り返している間は仮アラーム、5秒間の長点灯に続けて1秒の消灯、1秒の点灯の繰り返し数でアラームを発している医療機器番号を表示した。室内機と室外機に組み込む回路に関しては、提示する配分には限らず、室内機、室外機がどこまで機能を分担するかにより決定すれば良く、さらにランプによる情報表示方法に関しても点灯時間、点滅時間、点滅周期、点滅回数などを組み合わせて最適化を図れば良いなど、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で有れば、機能、性能、構成サイズ、ディメンジョンなどは種々変形実施が可能である。
1~4 医療機器 15 wifiアンテナ
5 マイク 16 wifi制御回路
6 マイク音量調整回路 17 wifi接続回路
7 周波数帯域制限回路 18 アラーム情報識別回路
8 自動レベル調整回路(AGC) 19 アラーム情報記憶回路
9 AD変換回路 20 制御回路
10 フーリエ変換回(FTT) 21 表示ドライバー回路
11 制御回路 22 警告ランプ
12 wifi接続回路 23 表示モニター
13 wifi制御回路 24 スピーカー
14 wifiアンテナ 25 バッテリー
26 商用電源
5 マイク 16 wifi制御回路
6 マイク音量調整回路 17 wifi接続回路
7 周波数帯域制限回路 18 アラーム情報識別回路
8 自動レベル調整回路(AGC) 19 アラーム情報記憶回路
9 AD変換回路 20 制御回路
10 フーリエ変換回(FTT) 21 表示ドライバー回路
11 制御回路 22 警告ランプ
12 wifi接続回路 23 表示モニター
13 wifi制御回路 24 スピーカー
14 wifiアンテナ 25 バッテリー
26 商用電源
Claims (3)
- ICUなどの治療室において医療機器が発するアラーム音をマイクなどで集音して、音の周波数、断続性、継続性、継続時間、繰返し回数、周期などからアラーム音の固有性を識別してアラームの発生や、アラームを発している医療機器番号などをアラーム情報としてLANなどの通信手段を通して通知する室内機と、治療室外において室内機から送られるアラーム情報をランプ、スピーカー、表示器などにより警告情報として表示する室外機とで構成する医療機器警告表示装置に関して、室外機でアラーム情報をランプ表示する場合に、アラーム情報の内容に応じてランプの点灯時間、点滅時間、点滅周期、点滅回数などを設定して表示することにより、表示できる情報量を増やすと共に、アラーム情報の内容を目視で識別可能にする医療機器アラーム表示装置。
- 医療機器が発するアラーム音をマイクなどで集音して、音の周波数、断続性、継続性、継続時間、繰返し回数、周期などからアラーム音の固有性を識別する場合に、有効なアラーム音として判定できたアラーム音を確定アラームとし、単音やメロディーなどで形成されるために有効なアラーム音としての確定に難の有るアラーム音を仮アラームとして区分けすると共に、これらのアラーム状態をランプで表示する場合に、点灯時間、点滅時間、点滅周期、点滅回数などを異なる設定にすることにより、確定アラームと仮アラームとを目視で識別可能に表示する、請求項1に記載する医療機器アラーム表示装置。
- アラームを発している医療機器番号を室外機でランプ表示する場合に、ランプの点灯時間、点滅時間、点滅周期、点滅回数などの区別により医療機器番号を目視で識別可能に表示する、請求項1に記載する医療機器アラーム表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022004139U JP3240916U (ja) | 2022-11-29 | 2022-11-29 | 医療機器アラーム表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022004139U JP3240916U (ja) | 2022-11-29 | 2022-11-29 | 医療機器アラーム表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3240916U true JP3240916U (ja) | 2023-02-15 |
Family
ID=85197869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022004139U Active JP3240916U (ja) | 2022-11-29 | 2022-11-29 | 医療機器アラーム表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3240916U (ja) |
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2022
- 2022-11-29 JP JP2022004139U patent/JP3240916U/ja active Active
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