JP3238994B2 - ロールシートの装着用装置 - Google Patents

ロールシートの装着用装置

Info

Publication number
JP3238994B2
JP3238994B2 JP25233893A JP25233893A JP3238994B2 JP 3238994 B2 JP3238994 B2 JP 3238994B2 JP 25233893 A JP25233893 A JP 25233893A JP 25233893 A JP25233893 A JP 25233893A JP 3238994 B2 JP3238994 B2 JP 3238994B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll sheet
base
rod
mounting shaft
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP25233893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0781810A (ja
Inventor
豊 松山
利樹 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP25233893A priority Critical patent/JP3238994B2/ja
Publication of JPH0781810A publication Critical patent/JPH0781810A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3238994B2 publication Critical patent/JP3238994B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙、不織布、アルミホ
イル、フィルム等のシートを巻くことで形成されるロー
ルシートを、ロールシート装着軸に装着するための装
に関し、例えば、ロールシート装着軸に装着されたロー
ルシートからシートを繰り出し、そのシートを石鹸や食
品等の包装材として用いる包装ラインにおいて利用でき
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、架台101上のパレット102
に軸心方向を上下として載置されたロールシート103
を、軸心方向が横向きのロールシート装着軸104に回
転可能に装着する多間接形ロボット106を示す。その
装着軸104に装着されたロールシート103を構成す
るシートは、外周端から繰り出されて例えば包装紙とし
て用いられる。その装着軸104は、例えば、自動紙継
機105に軸心を横向きとして取り付けられる。その自
動紙継機105は、装着軸104に装着された一つのロ
ールシート103からのシートの繰り出しが完了した場
合に、その繰り出しが完了したロールシート103を構
成していたシートの内周端部を、装着軸104に新たに
装着されるロールシート103から繰り出されるシート
の外周端部に自動的に継ぐものである。
【0003】そのロボット106は先端のチャック10
7を介しロールシート103を解除可能に保持し、その
パレット102上のロールシート103を装着軸104
に装着可能なものである。図5の(1)に示すように、
そのチャック107は筒状のブラダ108を有し、この
ブラダ108に空気通路109を介し圧力空気源(図示
省略)から圧力空気の供給と排出とが可能とされてい
る。そのブラダ108をロールシート103の中心孔に
挿入後に圧力空気により膨張させることで、チャック1
07はロールシート103を保持する。そのロボット1
06は、図4中矢印で示す動きにより、チャック107
により保持したロールシート103の中心孔に装着軸1
04を挿入させ、しかる後にブラダ108から圧力空気
を抜くことでチャック107をロールシート103の中
心孔から引抜く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す構成では、
図5の(2)に示すように、チャック107により保持
したロールシート103をパレット102から持ち上げ
た際に、ロールシート103を構成するシート相互がロ
ールシート103の軸心方向に相対的にずれてロールシ
ート103の型崩れが生じる場合があり、シートの皺や
破れの原因になる。特に、包装材に用いられるようなシ
ートでは包装後にシート相互を接着するためホットメル
トが塗布される場合があり、このような場合、シートを
強く巻くことができないため、図5の(2)に示すよう
なロールシート103の型崩れが発生し易い。そこで、
ロールシート103を軸心方向を横向きとして図6の
(1)に示すように軸A上や図6の(2)に示すように
平面上に載置することが考えられるが、この場合、ロー
ルシート103は図示のように自重によって変形し、シ
ートを円滑に繰り出すことができなくなると共に、ロー
ルシート103の皺や破れの原因になる。また、ロール
シート103の重量が大きくなるとロボット106が大
型化し、ロボット106のための安全柵111や大型の
制御盤112が必要で、大きなスペースと設備コストを
必要とする。また、構造が複雑なため頻繁に保守点検が
必要で、操作が複雑なため取り扱いには熟練を要する。
【0005】そこで、図7に示すように、ベルトコンベ
ヤ121の搬送面上に軸心方向を横向きとしてロールシ
ート103を載置し、そのロールシート103を軸心方
向に搬送することで、軸心方向が横向きのロールシート
装着軸104に回転可能に装着することが考えられる。
【0006】しかし図7に示す構成では、ベルトコンベ
ヤ121の搬送面上へのロールシート103の供給を作
業者Wにより行なう場合、その供給が遅れて搬送面上の
複数のロールシート103相互間に隙間が生じると、ロ
ールシート103の支持が不安定なため図中鎖線で示す
ように倒れてしまい、また、その隙間の分だけ搬送面上
に載置できるロールシート103の数が減少する。さら
に、ロールシート103を軸心方向を横向きとして搬送
面上に載置すると、前述のようにロールシート103が
自重によって変形するという問題がある。
【0007】そこで、図8に示すように、ローラーテー
ブル131により複数のロールシート103を軸心方向
を横向きとして互いに隙間なく並列させ、プッシャー1
33の移動によりロールシート103をローラーテーブ
ル131から押し出し、軸心方向が横向きのロールシー
ト装着軸104に回転可能に装着することが考えられ
る。そのローラーテーブル131は、複数の回転ローラ
ー132を2列に並列させ、各列のローラー132の回
転軸をロールシート103の径方向に沿わせると共にロ
ールシート103の中心に向かうに従い下方に向かうも
のとしている。その2列のローラー132の間にプッシ
ャー133を配置し、このプッシャー133をロールシ
ート103の軸心方向に駆動するアクチュエータ134
が設けられている。そのアクチュエータ134はロッド
レス型複動エアシリンダで、角形シリンダ134a内で
往復動するピストン134bに磁石が取り付けられ、そ
の磁石に吸着される移動子134cが角形シリンダ13
4aの外周に往復動可能に取り付けられ、その移動子1
34cにプッシャー133が連結されている。
【0008】しかし図8に示す構成では、ロールシート
103の自重がローラー132に作用するため、ロール
シート103の外周底面とローラー132との間の摩擦
が大きくなる。そのため、プッシャー133によりロー
ルシート103を押すと、図9に示すように、ロールシ
ート103を構成するシート相互が軸心方向に相対的に
ずれて型崩れを生じる。また、ロールシート103を軸
心方向を横向きとしてローラー132上に載置すると、
前述のようにロールシート103が自重によって変形す
るという問題がある。
【0009】本発明は、上記課題を解決することのでき
るロールシートの装着用装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本件発明のロールシート
の装着用装置は、台車によりフロア上で移動可能な基台
と、この基台によって支持されると共にロールシートを
軸心を横向きとして芯管を介し保持可能なロッドと、こ
のロッドの長手方向に沿って移動可能なプッシャーと、
そのプッシャーを駆動するアクチュエータと、そのプッ
シャーの移動によりロッドの一端から押し出されるロー
ルシートを、芯管取り付け体における軸心横向きのロー
ルシート装着軸に芯管を介し装着することができるよう
に、その基台を装着軸に対し位置決めする位置決め手段
とを備え、その位置決め手段は、その芯管取り付け体に
外方に向かうに従い互いに幅が拡がるように取り付けら
れる一対の受け部材と、この両受部材の相対向する内面
に沿うように前端に向かうに従い幅が狭くなる基台の前
部両側面とを有し、その基台は、その前部両側面を介し
て両受部材の相対向する内面により受けられることで、
その装着軸に対して位置決めされることを特徴とする。
【0011】その基台の装着軸に対する位置決めによ
り、そのロッドの一端は装着軸に隙間を介し相対向され
るのが好ましい。この場合、その基台の前部両側面に縦
軸中心に回転可能にローラーが取り付けられ、各ローラ
ーが両受部材の相対向する内面に当接することで、その
基台は装着軸に対して位置決めされるのが好ましい。
【0012】
【作用】本発明の構成によれば、ロールシートを芯管を
介しロッドにより保持するのでロールシートに外周から
自重が作用することはない。これにより、ロールシート
を軸心を横向きとして保持しても、ロールシートが自重
により変形したり、ロッドの一端からの押し出しの際に
型崩れするのを防止できる。ロールシートの保持用ロッ
ドを支持する基台を移動可能とすることで、ロールシー
トを周囲に障害物のない位置でロッドに保持させ、さら
に、基台を芯管取り付け体における装着軸に対し位置決
めする手段を設けることで作業効率を向上できる。ま
た、基台が装着軸の周囲の保守点検の邪魔になることは
ない。また、芯管取り付け体における外方に向かうに従
い互いに幅が拡がるように取り付けられる一対の受け部
材の相対向する内面により、基台をその前端に向かうに
従い幅が狭くなる前部両側面を介して受けることで、そ
の基台がフロア上で台車により移動可能なものであって
も、その基台の装着軸に対する位置決めを行うことがで
きる。その位置決めによりロッドの一端が装着軸に隙間
を介し相対向されることで、その位置決めに際してロッ
ドを装着軸に衝突させることなく、ロッドの一端から押
し出されるロールシートを装着軸に装着できる。さら
に、その基台の前部両側面が縦軸中心に回転可能なロー
ラーを介して一対の受け部材の相対向する内面に当接す
ることで、その位置決めを円滑に行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0014】図1〜図3に示すロールシートの装着用装
置1は台車2を有する。この台車2は、基台3と、この
基台3に取り付けられた車輪4およびハンドル5を有
し、そのハンドル5を持つ作業者Wにより移動させるこ
とができる。
【0015】その基台3によりロッド6が支持されてい
る。そのロッド6は、基台3により片持ち梁状に支持さ
れるロッド本体7と、このロッド本体7上でロッド6の
長手方向に沿ってボールホルダー8を介し回転可能に並
列する複数のボール9と、そのロッド本体7の自由端に
取り付けられるストッパー10とを有し、一端が自由端
とされている。このロッド6により、紙、不織布、アル
ミホイル等のシートを紙、プラスチック等からなる芯管
14に巻き付けることで形成されるロールシート15
が、その軸心を横向きとして複数保持される。この保持
は、そのロッド6を芯管14に挿入し、そのボール9に
より芯管14の内周面を支持することでなされる。その
ストッパー10は、台車2の停止時にロールシート15
が慣性によりロッド6から飛び出すのを防止するもの
で、先端に向かうに従い上方に向かうものとされてい
る。その芯管14は、ロールシート15を芯管14を介
し保持した場合に、ロールシート15の重量により変形
することのない強度を有する。
【0016】そのロッド6の下方にプッシャー21が配
置されている。このプッシャー21は側面視L字形で、
ロッド6に保持されたロールシート15の端面に当接可
能とされ、アクチュエータ22により駆動されることで
ロッド6の長手方向にそって往復移動可能である。その
アクチュエータ22はロッドレス型複動エアシリンダ
で、角形シリンダ22a内で往復動するピストン22b
に磁石が取り付けられ、その磁石に吸着される移動子2
2cが角形シリンダ22aの外周に往復動可能に取り付
けられ、その移動子22cにプッシャー21が連結され
ている。そのプッシャー21の移動によりロッド6に保
持されたロールシート15をロッド6の一端から押し出
すことができる。
【0017】そのロッド6の一端から押し出されるロー
ルシート15は芯管14を介しロールシート装着軸31
に装着される。その装着軸31は、例えば、公知の自動
紙継機等に軸心を横向きとして取り付けられる。この取
り付けは、その自動紙継機等(芯管取り付け体)のハウ
ジング32に軸心横向きの筒部材33を取り付け、この
筒部材33に装着軸31を軸方向に移動可能に挿入する
ことでなされる。その筒部材33の外端にはロールシー
ト15の端面を受けるフランジ33aが設けられ、装着
軸31は軸方向移動することで、そのフランジ33aか
ら外方に突出する装着位置と、そのフランジ33aより
も内方に没入する芯管排除位置とに位置変更可能とされ
る。
【0018】その装着軸31は、装着軸31に装着され
たロールシート15の交換時期になると芯管排除位置に
変位し、これにより、そのロールシート15の芯管14
は装着軸31から落下する。この芯管排除位置への変位
を自動的に行なうため、ロールシート15を構成するシ
ートの内周端近傍部に着色がなされ、そのシートの色変
化を検知する光学センサ41と、芯管14の落下確認用
光学センサ45と、装着軸31を軸方向に往復駆動する
複動エアシリンダ42と、このエアシリンダ42のピス
トンにより仕切られる2つの空気室を圧力空気供給源
(図示省略)に選択的に接続する電磁バルブ43と、各
センサ41、45からの信号に応じ電磁バルブ43を制
御する制御装置44とが設けられている。すなわち制御
装置44は、センサ41からの着色変化検知信号により
電磁バルブ43をエアシリンダ42の収縮側に切り換
え、センサ45からの芯管14の落下確認信号により電
磁バルブ43をエアシリンダ42の伸長側に切り換え
る。また、そのエアシリンダ42、筒部材33、フラン
ジ33aおよび装着軸31を全体的に軸方向に往復駆動
する複動エアシリンダ(図示省略)が設けられている。
【0019】そのロッド6の一端から押し出されるロー
ルシート15を装着軸31に装着することができるよう
に、基台3を装着軸31に対し位置決めする手段が設け
られている。すなわち、図3に示すように、芯管取り付
け体のハウジング32に、外方に向かうに従い互いに幅
が拡がる一対の受け部材51、52が、フロアFからの
基台3の高さに対応する位置において取り付けられてい
る。基台3の前部両側面は、両受部材51、52の相対
向する内面に沿うように前端に向かうに従い幅が狭くな
るものとされ、この前部両側面に縦軸中心に回転可能に
複数のローラー53が取り付けられている。これによ
り、台車2を基台3の前部が両受部材51、52の間に
入り込むまで移動させ、それらローラー53を両受部材
51、52の相対向する内面に当接させることで、ロッ
ド6の一端から押し出されるロールシート15を装着軸
31に装着することができるように、ロッド6の一端と
装着軸31とを僅かの隙間を介し相対向させることがで
きる。
【0020】その位置決め後に台車2が移動するのを防
止するため、基台3の下面に突起55が設けられ、フロ
アF上に爪56が横軸57中心に揺動可能に取り付けら
れ、その爪56にエアシリンダ58の伸縮ロッドが横軸
59中心に相対回転可能に取り付けられ、そのエアシリ
ンダ58のシリンダチューブはハウジング32に横軸6
0中心に相対回転可能に取り付けられ、そのエアシリン
ダ58のピストンにより仕切られる2つの空気室を圧力
空気供給源(図示省略)に選択的に接続する電磁バルブ
61が設けられている。また、その位置決めがなされた
ならば、台車2を検知するセンサ62が前記制御装置4
4に接続されている。その制御装置44は、センサ62
からの台車検知信号により電磁バルブ61をエアシリン
ダ58の伸長側に切り換え、これにより、爪56は揺動
して突起55に係合して台車2の移動を阻止する。ま
た、その制御装置44に接続される解除スイッチ65が
設けられ、この解除スイッチ65を作業者Wが操作する
ことで、制御装置44は電磁バルブ61をエアシリンダ
58の縮小側に切り換え、これにより、爪56は揺動し
て突起55との係合が解除されて台車2は移動可能とな
る。
【0021】その位置決めがなされたならば、前記プッ
シャー21駆動用のアクチュエータ22は圧力空気供給
源に接続される。すなわち、そのアクチュエータ22の
ピストン22bにより仕切られる2つの空気室は、配管
を介し台車2に取り付けられたクイックカップラー71
の雌部材71aに連結され、そのクイックカップラー7
1の雄部材71bはハウジング32に取り付けられ、そ
の雌部材71aと雄部材71bとは基台3と装着軸31
との位置決めがなされたならば連結される相対位置関係
とされている。その雄部材71bに、アクチュエータ2
2のピストン22bにより仕切られる2つの空気室を圧
力空気供給源(図示省略)に選択的に接続する電磁バル
ブ72が接続され、この電磁バルブ72は、制御装置4
4に接続される起動スイッチ77と前記センサ45から
の芯管14の落下確認信号に応じ制御装置44により制
御される。すなわち、制御装置44は、起動スイッチ7
7からの起動信号または前記センサ45からの芯管14
の落下確認信号により電磁バルブ43をエアシリンダ4
2の伸長側に切り換えて装着軸31を装着位置としたな
らば、アクチュエータ用電磁バルブ72をプッシャー2
1がロールシート15を押し出す方向に移動する側に切
り換え、ロールシート15が押し出されたならば、その
アクチュエータ用電磁バルブ72をプッシャー21がロ
ールシート15を押し出す方向とは反対方向に移動する
側に切り換える。
【0022】上記構成により装着軸31にロールシート
15を装着するには、まず、図2に示すように、作業者
Wによりロールシート15を芯管14を介しロッド6に
より保持させる。次に、台車2を移動させて基台3を装
着軸31に対し位置決めする。これにより、爪56が揺
動して突起55に係合して台車2の移動が阻止される。
また、プッシャー21駆動用のアクチュエータ22がク
イックカップラー71を介し圧力空気供給源に接続され
る。次に起動スイッチ77をオンして制御装置44に起
動信号を入力する。これにより、アクチュエータ22に
よりプッシャー21は一つのロールシート15をロッド
6の一端からロールシート15の端面がフランジ33a
に当たるまで押し出し、この押し出されたロールシート
15の芯管14に装着軸31が挿入されることでロール
シート15の装着軸31への装着がなされる。しかる後
に、アクチュエータ22はプッシャー21をロールシー
ト15の押圧を解除する位置に復帰させる。次に、筒部
材33、フランジ33a、装着軸31およびエアシリン
ダ42を図外エアシリンダにより全体的に台車2側に移
動させ、装着軸31に装着されたロールシート15によ
りロッド6に保持されたロールシート15を押し戻した
ならば、その筒部材33、フランジ33a、装着軸31
およびエアシリンダ42を元の位置に復帰させ、装着軸
31に装着されたロールシート15とロッド6に保持さ
れたロールシート15との間に隙間を設ける。その装着
軸31に装着されたロールシート15からシートが繰り
出されてロールシート15の交換時期になると、装着軸
31は芯管排除位置に変位し、その装着軸31が挿入さ
れていた芯管14は落下する。この芯管14の排除後に
装着軸は装着位置に復帰し、この復帰後にアクチュエー
タ22はプッシャー21を移動させ、次の一つのロール
シート15をロッド6の一端から押し出して装着軸31
に装着する。上記動作が繰り返されてロッド6に保持さ
れたロールシート15が全て押し出されたならば、解除
スイッチ65をオンして爪56と突起55との係合を解
除して台車2を移動可能とし、新たなロールシート15
を芯管14を介しロッド6により保持させる。なお、同
一の台車2を2台準備し、一台の台車2により装着軸3
1へのロールシート15の装着を行なっている間に、他
の一台の台車のロッド6にロールシート15を予め供給
して待機させてもよい。
【0023】上記構成によれば、ロールシート15を芯
管14を介しロッド6により保持するのでロールシート
15に外周から自重が作用することはない。これによ
り、ロールシート15を軸心を横向きとして保持して
も、ロールシート15が自重により変形したり、ロッド
15の一端からの押し出しの際に型崩れするのを防止で
きる。ロールシート15の保持用ロッド6を支持する基
台3を移動可能とすることで、ロールシート15をロッ
ド6に周囲に障害物のない位置で保持させ、さらに、基
台3を装着軸31に対し位置決めする手段を設けること
で作業効率を向上できる。また、基台3は移動可能なの
で装着軸31の周囲箇所の保守点検の際に邪魔になるこ
とはない。
【0024】なお、本発明は上記実施例に限定されな
い。例えば、基台3を無人搬送台車により移動させるよ
うにしてもよい。また、ロッド6は複数のボール9を介
しロールシート15を支持するものを示したが、回転ロ
ーラーを介し支持したり、あるいはロッド本体7により
直接支持するようにしてもよい。また、アクチュエータ
22としてスペース的に有利なロッドレス型複動エアシ
リンダを用いたが、プッシャー21を駆動してロッド6
の一端からロールシート15を押し出すことができれば
特に構造は限定されず、また、アクチュエータを用いず
人手によりロールシートをロッドの一端から押し出すこ
とでも実施できる。
【0025】
【発明の効果】本発明によればロールシートの変形や型
崩れを防止でき、構造が簡単で保守点検を少なく且つ容
易にでき、操作が容易で取り扱いに熟練を要さず作業効
率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のロールシート装着用装置の使
用状態での側面図
【図2】本発明の実施例のロールシート装着用装置の側
面図
【図3】本発明の実施例のロールシート装着用装置の平
面図
【図4】第1の従来例のロールシート装着用装置の斜視
【図5】第1の従来例のロールシート装着用装置の
(1)はチャックの断面図、(2)は問題点を示す図
【図6】(1)および(2)は従来例の問題点を示す図
【図7】第2の従来例のロールシート装着用装置の側面
【図8】第3の従来例のロールシート装着用装置の
(1)は側面図、(2)は部分正面図
【図9】第3の従来例の問題点を示す図
【符号の説明】
3 基台 6 ロッド 14 芯管 15 ロールシート 21 プッシャー 22 アクチュエータ 31 装着軸

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車によりフロア上で移動可能な基台
    と、 この基台によって支持されると共にロールシートを軸心
    を横向きとして芯管を介し保持可能なロッドと、 このロッドの長手方向に沿って移動可能なプッシャー
    と、 そのプッシャーを駆動するアクチュエータと、 そのプッシャーの移動によりロッドの一端から押し出さ
    れるロールシートを、芯管取り付け体における軸心横向
    きのロールシート装着軸に芯管を介し装着することがで
    きるように、その基台を装着軸に対し位置決めする位置
    決め手段とを備え、 その位置決め手段は、その芯管取り付け体に外方に向か
    うに従い互いに幅が拡がるように取り付けられる一対の
    受け部材と、この両受部材の相対向する内面に沿うよう
    に前端に向かうに従い幅が狭くなる基台の前部両側面と
    を有し、 その基台は、その前部両側面を介して両受部材の相対向
    する内面により受けられることで、その装着軸に対して
    位置決めされ その基台の装着軸に対する位置決めにより、そのロッド
    の一端は装着軸に隙間を介し相対向され、 その基台の前部両側面に縦軸中心に回転可能にローラー
    が取り付けられ、各ローラーが両受部材の相対向する内
    面に当接することで、その基台は装着軸に対して位置決
    めされ ることを特徴とするロールシートの装着用装置。
JP25233893A 1993-09-14 1993-09-14 ロールシートの装着用装置 Expired - Lifetime JP3238994B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25233893A JP3238994B2 (ja) 1993-09-14 1993-09-14 ロールシートの装着用装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25233893A JP3238994B2 (ja) 1993-09-14 1993-09-14 ロールシートの装着用装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0781810A JPH0781810A (ja) 1995-03-28
JP3238994B2 true JP3238994B2 (ja) 2001-12-17

Family

ID=17235888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25233893A Expired - Lifetime JP3238994B2 (ja) 1993-09-14 1993-09-14 ロールシートの装着用装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3238994B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19847160A1 (de) 1998-10-13 2000-04-20 Hauni Maschinenbau Ag Bobinenwechsler
US9670021B2 (en) 2014-08-28 2017-06-06 The Procter & Gamble Company Mandrel
JP7348003B2 (ja) * 2019-09-05 2023-09-20 株式会社フジシール フィルムロール供給システム
JP7348002B2 (ja) * 2019-09-05 2023-09-20 株式会社フジシール フィルムロール供給システム
KR102120656B1 (ko) * 2020-03-10 2020-06-09 장휴정 캐스팅 테이프 포장 장치
CN113664069B (zh) * 2020-05-14 2024-04-02 泰科电子(上海)有限公司 冲压带卷筒更换***
IT202100031487A1 (it) * 2021-12-15 2023-06-15 P I T S R L Apparecchiatura per il cambio automatico di bobine di materiale in nastro

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0781810A (ja) 1995-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10029374B2 (en) Autonomous truck loader and unloader
US5411223A (en) Device for joining films of heat-shrinkable plastic material in a machine using said film
US5997064A (en) Article gripping apparatus
US5481083A (en) System and method for stacking and laser cutting multiple layers of flexible material
KR100995517B1 (ko) 반송용 주행체의 배송 설비
JP3238994B2 (ja) ロールシートの装着用装置
CN214452045U (zh) 一种卷材自动包装设备
US5440985A (en) Delivery system for printing plate
JPH09267284A (ja) ロボット用ハンド装置
US4967974A (en) Taping equipment for web feeding device
CN218619061U (zh) 一种抓箱爪
CN210456477U (zh) 上料组件及采用该组件的上料机器人
CN114212289A (zh) 一种全自动线卷智能在线连续包装线
CN102583113A (zh) 纱盘转运设备
US5167406A (en) Apparatus for automatically inverting workpieces of limp sheet material
EP4403501A1 (en) Handover station and method for transferring a roll
JP2003285961A (ja) 平面状可撓性部材の平積方法
JP3150934B2 (ja) 布類の投入装置
EP1647508A1 (en) Method and device for unwinding rolls of web material and lifting device for the rolls
JPH0451958Y2 (ja)
CN114904726B (zh) 便于晶圆料盒上下搬运的点胶机及搬运方法
US20230405799A1 (en) Driverless transport vehicle
KR100215196B1 (ko) 중량물 위치 자동 조정장치
US20240101382A1 (en) Plant and process for handling cardboard reels
JP3342187B2 (ja) 吊り下げ工具制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071005

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081005

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091005

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111005

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131005

Year of fee payment: 12