JP3238739B2 - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 - Google Patents
画像形成装置および画像形成装置の制御方法Info
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Description
プリンタまたはファクシミリ等において、熱定着手段を
用いて画像を記録紙に定着させる画像形成装置に関す
る。
画像のコードデータを受け取ると、これを画像処理手段
のビデオコントローラが解析し、コードデータからビッ
トマップイメージデータに展開してビットマップメモリ
に記憶していく。そして、1頁分のイメージデータが展
開完了した後、プリンタエンジンに印字動作開始を指令
する印字開始信号を送出する。
取ると、ポリゴンモータ、定着器の駆動を開始するとと
もに、画像形成に必要な前処理、例えば感光体ドラムの
表面を均一に帯電させる処理等を行い、印字用紙の給紙
を開始し、静電複写方式により印字用紙に同期して潜像
を形成し、トナー像に現像した後、印字用紙に転写して
定着器によりトナー像を紙に定着して画像を形成する。
形成を行った場合、プリンタエンジンが印字開始信号を
受けてから印字動作を完了するまでの時間(以下、ファ
ーストプリントタイムという)が長くなるため、疑似印
字開始信号を設けることにより、プリンタエンジンの起
動を早めファーストプリントタイムの短縮を図ってい
た。
来例では、疑似印字開始信号によってプリンタエンジン
の起動を早めるために、以下の様な問題点があった。 (1)印字動作に必要な時間以上に定着器に通電するこ
とにより、消費電力が増大するとともに、機内温度も高
くなっていた。 (2)印字動作に必要な時間以上に定着器に通電するこ
とにより、定着器の寿命が短くなるとともに、信頼性も
低下していた。 (3)定着器を長寿命化させるために、製品のコストア
ップになっていた。 (4)定着器が印字可能な温度になる時間より、給紙口
から画像書込み位置までの搬送時間が長くなるような構
成にした場合には、定着器による消費電力、機内昇温が
非常に大きくなっていた。
タイムを短くしたがために、消費電力を増大させるとい
う問題点を有していた。
縮化を図りつつ、定着器への総通電時間を極力短くする
ことができ、これにより、電力消費量の削減と定着器の
長寿命化とを実現することができる画像形成装置および
画像形成装置の制御方法を提供することを目的とするも
のである。
からコードデータを受信する受信手段と、上記受信手段
が受信したコードデータをビデオデータへ展開する展開
手段と、用紙を給紙する給紙手段と、上記展開手段が出
力したビデオデータに基づいて、上記給紙手段が給紙し
た用紙上にトナー像を形成する形成手段と、上記形成手
段が形成したトナー像を、上記用紙に定着させる定着手
段と、上記受信手段が上記コードデータを受信してから
上記展開手段による1頁分の展開処理が終了する前であ
って、且つ上記定着手段への通電が開始される前の所定
のタイミングで、所定の信号を発生する所定信号発生手
段と、上記所定信号発生手段が発生する上記所定の信号
に同期して、上記1ページ分の画像を形成するための給
紙動作を開始するように制御する給紙制御手段と、上記
給紙手段が給紙動作を開始した後に、上記定着手段への
通電を開始するように制御する通電制御手段とを有する
画像形成装置である。
タイムの短縮化を図ることができ、また、定着器への総
通電時間を極力短くすることができ、これによって、電
力消費量の削減と定着器の長寿命化とを実現することが
できる。
である。
30からの入力データを処理するビデオコントローラ4
0と、画像形成処理を行うプリンタエンジン部50とを
有する。そして、プリンタエンジン部50には、その全
体の処理行程を制御するエンジンコントロール部25
と、入力された画像データに基づいてレーザビームを走
査するスキャナユニット52と、記録紙に転写されたト
ナー画像の熱定着を行う定着ユニット53と、記録紙の
供給を制御する給紙ローラ10と、レジストローラ11
と、レジストセンサ17と、給紙センサ12と、トップ
センサ16等を有している。
ローラ40の構成を示すブロック図である。
を格納しているROM18、およびレジスタ等として使
用するRAM19を有し、外部インターフェイス17を
介してホストコンピュータ等からコード化された画像情
報(コードデータ)を受信して、これを画像処理部20
へ送出する。
タをRAM21に格納するとともに、このコードデータ
を解析して必要に応じてROM22に格納されている文
字フォントからデータを読み出し、コードデータをドッ
トイメージのビデオデータに変換し、フレームメモリ2
3に格納する。
デオデータが格納されると、CPU16はビデオインタ
ーフェース24を介してエンジンコントロール部25に
印字指令を送出し、エンジンコントロール部25からの
主・副走査同期信号に同期してフレームメモリ23に格
納されたビデオデータを順次エンジンコントロール部2
5に送出する。
ジン部50の構造を示す断面図である。なお、図3にお
いて、図1、図2と同一の構成については、同じ符号を
付してある。
ームプリンタの場合を示してある。光学ユニット3は、
ビデオインターフェース24を介して送出されてきたビ
デオデータによりレーザ光を変調し、折り返しミラー4
を介して不図示のポリゴンミラーにより感光体ドラム2
上を走査する。
するものであり、現像器6は、感光体ドラム2上の静電
潜像をトナー像に現像するものである。転写器7は、感
光体ドラム2のトナー像を用紙に転写するものであり、
クリーナ8は、転写後、感光体ドラム2上に残留するト
ナーを回収するものである。
された用紙を給紙する。レジストローラ11は、給紙さ
れた紙を転写位置まで搬送し、レジストセンサ17に紙
が到達したことを検知して紙を停止させる。給紙センサ
12は、給紙された紙の有無を検知する。
を加熱、加圧することで定着させるものである。排紙セ
ンサ14は、定着器13から排紙された紙の有無を検知
するものである。用紙は、排紙トレイ15に排紙され
る。
に印字開始を知らせる副走査同期信号を送出するための
タイミングを決定するものである。
よび定着器温調制御動作について説明する。
ンジンコントロール部25の動作を示すフローチャート
であり、図5は、プリンタエンジン部50の動作を示す
フローチャートである。また、図6は、印字動作のタイ
ミングを示すタイミングチャートである。
40では、S101で、ホストコンピュータ等の外部機
器から画像のコードデータが送出されるまで待機し、コ
ードデータを受信すると、エンジン部50に疑似印字開
始を指令するために、ビデオインターフェース24の信
号である疑似印字開始信号を“L”にし(S102)、
画像処理部20でコードデータをビデオデータに展開す
る(S103)。
展開が1頁分終了したかどうかを判断し(S104)、
終了していなければ、S103へ移行し、終了していれ
ば、S105へ移行する。
始を指令するために、ビデオインターフェース24の信
号である印字開始信号を“L”にし、エンジン部50は
印字動作を開始するために給動作を開始し、ポリゴンモ
ータの駆動を開始し、感光体ドラム2の表面を一様に帯
電する等の前処理を行い、エンジンコントロール部25
はビデオインターフェース24を介して、副走査同期信
号が送出されてくるのを待機する。
すると、S107で印字開始信号を“H”にして、S1
08で1頁分の印字を行い、S101へ移行する。
いては、電源投入直後、消費電力を小さくするために全
駆動系を停止するためにプロセス制御を停止している
(S201)。そして、印字開始信号を監視して(S2
02)、“L”ならば、後述するS212へ移行する。
また、印字開始信号が“L”でなければ、S203へ移
行する。
監視して、“L”でなければ、S201へ戻り、“L”
ならば、S204以降へ移行する。このS204では、
カセット用紙9を給紙ローラ10で給紙し、光学ユニッ
ト3内のポリゴンモータの駆動を開始して、印字動作に
入るための前処理を行う。
紙センサ12に到達するのを監視する。そして、給紙セ
ンサが“L”でなければ、“L”になるまで待機し、
“L”になると(T2)、S206で定着器13を印字
動作に入るのに充分な温度にすべき定着温度制御を開始
する。
ジストセンサ17に到達するのを監視する。そして、レ
ジストセンサ17が“L”でなければ、“L”になるま
で待機し、“L”になると、S208で印字開始信号を
監視する。そして、印字開始信号が“L”でなければ、
S209に移行し、レジストローラ11をオフして、後
述するS213で所定時間以内であれば、S208へ移
行する(T3)。また、印字開始信号が“L”ならば、
S210に移行して、レジストローラ11をオンして、
S211へ移行する。
到達するのを監視して、トップセンサ16が“L”(T
5)になってから、所定時間後に副走査同期信号をコン
トロール部25に送出して印字動作に入る(T4)。そ
の後、印字動作を終了した後に、S201に移行する
(T6)。
“L”ならば、S212で、カセット用紙9を給紙ロー
ラ10で給紙し、光学ユニット3内のポリゴンモータの
駆動を開始して、印字動作に入るための前処理を行い、
かつ温調制御を開始する。その後、S211へ移行す
る。
“L”になる時間を監視して、所定時間ta以上経過し
ても“L”にならない場合には、上記S201に移行す
る(T1)。
05における定着器温調制御開始のタイミングを、給紙
センサ12で紙を検出してから、CPU内でタイマをス
タートさせ、所定時間後に定着器温調制御を開始するこ
とも可能である。この所定時間は、予めROM内のプロ
グラムに格納しておくことや、外部からの入力、例えば
可変抵抗器やビデオインターフェース上の情報により実
現することが可能である。
イムの短縮化を図ることができ、また、定着器への総通
電時間を極力短くすることができ、これによって、電力
消費量の削減と定着器の長寿命化とを実現することがで
きるという効果を奏する。
を示すブロック図である。
を示す断面図である。
フローチャートである。
フローチャートである。
ミングチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 ホストコンピュータからコードデータを
受信する受信手段と; 上記受信手段が 受信したコードデータをビデオデータへ
展開する展開手段と; 用紙を給紙する給紙手段と; 上記展開手段が出力したビデオデータに基づいて、上記
給紙手段が給紙した用紙上にトナー像を形成する形成手
段と; 上記形成手段が形成したトナー像を、上記用紙に定着さ
せる定着手段と;上記受信手段が上記コードデータを受信してから 上記展
開手段による1頁分の展開処理が終了する前であって、
且つ上記定着手段への通電が開始される前の所定のタイ
ミングで、所定の信号を発生する所定信号発生手段と; 上記所定信号発生手段が発生する上記所定の信号に同期
して、上記1ページ分の画像を形成するための給紙動作
を開始するように制御する給紙制御手段と; 上記給紙手段が給紙動作を開始した後に、上記定着手段
への通電を開始するように制御する通電制御手段と; を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 給紙された用紙を検知する検知手段を有し、 上記通電制御手段は、上記検知手段が上記用紙を検知し
たことに同期して、上記定着手段への通電を開始するよ
うに制御することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 請求項1において、 光ビームを走査するポリゴンミラーと: 上記ポリゴンミラーを回転駆動するモータと; 上記所定信号発生手段が発生した上記所定の信号に基づ
いて、上記モータを回転駆動させる手段と; を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 請求項1において、 トナー像を担持する感光体と; 上記感光体の表面を一様に帯電する帯電手段と; 上記所定信号発生手段が発生した上記所定の信号に基づ
いて、上記帯電手段が前処理を行うように制御する手段
と; を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 請求項1において、 所定時刻までに印字開始信号を受信しない場合は、プロ
セス制御を停止するように制御する手段を有することを
特徴とする画像形成装置。 - 【請求項6】 ホストコンピュータからコードデータを
受信する受信ステップと; 上記受信ステップにより 受信したコードデータをビデオ
データへ展開する展開ステップと;上記コードデータを受信してから1頁分の上記展開ステ
ップが終了する前であって、且つ定着器への通電が開始
される前の所定のタイミングで、 所定の信号を発生する
所定信号発生ステップと; 上記所定信号発生ステップにて発生された上記所定の信
号に同期して、上記1頁分の画像を形成するための給紙
動作を開始するように制御する給紙制御ステップと; 上記給紙制御ステップによる給紙開始の後に、定着器へ
の通電を開始するように制御する通電制御ステップと; を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5427892A JP3238739B2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP5427892A JP3238739B2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05212901A JPH05212901A (ja) | 1993-08-24 |
JP3238739B2 true JP3238739B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=12966106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5427892A Expired - Fee Related JP3238739B2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 |
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---|---|---|---|---|
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KR100788681B1 (ko) * | 2006-02-24 | 2007-12-26 | 삼성전자주식회사 | 정착기 제어 장치 및 방법 |
JP5359429B2 (ja) * | 2009-03-18 | 2013-12-04 | 株式会社リコー | 画像形成装置、及び画像形成方法 |
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