JP3238652U - テーブルの折畳み脚の関節金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】脚にしっかりと固定でき、脚を安定した状態で、がたつきを生じさせることなく、起立、折畳み操作でき、横方向から加わる力に対しての耐久力を高めたテーブルの折畳み脚の関節金具を提供する。【解決手段】テーブルの折畳み脚の関節金具は、天板1の下面に取り付ける天板取付用部材2と、天板1を支持する脚3に取り付ける脚取付用部材4とを備える。天板取付用部材2と脚取付用部材4とを、横軸5を介して回動自在に連結すると共に、脚3を起立位置と折畳み位置とにロックするロック機構6を備える。上記の脚取付用部材4を、脚3の一側面にネジ止めする取付板部4aと、この取付板部4aの両側から鉤形に屈曲させて上記の一側面に隣り合う脚3の対向位置の側面にあてがう屈曲板部4bとを備えて横断面コの字形に形成する。この屈曲板部4bに脚3の対向位置の側面に取付板部4aをネジ止めするための螺子挿通孔4b1を形成し、脚取付用部材4を脚3に嵌合させてネジ止め可能にする。【選択図】図1

Description

本考案は、テーブルの折畳み脚の関節金具に関し、更に詳しくは脚のがたつきを防止でき、安定した状態で脚を起立、折畳み操作できるよう形成したテーブルの折畳み脚の関節金具に関するものである。
従来、この種の金具としては、例えば特許文献1に記載されているものがある。
この特許文献1に記載の従来品は、テーブルの長板に取り付けられる天板用部材に、天板を支持する長脚に取り付けられる長脚用部材を、支持軸により起立位置と折り畳み位置とに回動可能に軸支し、長脚用部材がロック機構により起立位置と折り畳み位置とにロック可能に形成されている。そしてこの従来品は、上記の天板用部材の天板取付用部材に天板用固定部が設けられ、長脚の一側面に取り付けられる長脚用部材の長脚取付用部材に、長脚用固定部が設けられている。
ところで、この種の関節金具は、脚の折り畳み動作を司るため、天板の下面に脚を堅固に取り付けできるよう形成されているのが望ましい。そのため、従来品は、天板の下面に取り付けられる天板用部材の天板取付用部材に、天板用固定部を設け、長脚の一側面に取り付けられる長脚用部材の長脚取付用部材に長脚用固定部が設けられている。
この場合、従来品は、上記の天板用固定部が、起立姿勢の脚の上端面に対向する天板の下面位置まで延ばされていた。また長脚用固定部は、起立姿勢の脚の上端面を覆うよう延ばされていた。
従って、従来品は、天板や脚とのネジ止め箇所が増加する分、天板や脚との取付け状態はしっかりするが、長脚取付用部材は単に長板状に形成されているのに過ぎなかった。そのため、従来品は、支持軸の長手方向に沿った横方向(側方)からの力に対して弱く、その結果、耐久性に劣る、という問題点があった。
特開2018-105426号公報
本考案は、このような従来品の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って、本考案の解決しようとする技術的課題は、脚にしっかりと固定でき、脚を安定した状態で、がたつきを生じさせることなく、起立、折畳み操作でき、横方向から加わる力に対して耐久性が向上するよう形成したテーブルの折畳み脚の関節金具を提供することにある。
本考案は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち、本考案は、図1等に示されるように、天板1の下面に取り付けられる天板取付用部材2と、天板1を支持する脚3に取り付けられる脚取付用部材4とを備え、上記の天板取付用部材2と脚取付用部材4とが横軸5を介して回動自在に連結されると共に、脚3を起立位置と折畳み位置とにロックするロック機構6を備えて形成されているテーブルの折畳み脚3の関節金具であって、上記の脚取付用部材4が、脚3の一側面にネジ止めされる取付板部4aと、この取付板部4aの両側から鉤形に屈曲されて上記の一側面に隣り合う脚3の対向位置の側面にあてがわれる屈曲板部4bとを備えて横断面コの字形に形成され、この屈曲板部4bに脚3の対向位置の側面に取付板部4aをネジ止めするための螺子挿通孔4b1が形成され、脚取付用部材4が脚3に嵌合されてネジ止め可能に形成されていることを特徴とする。
この場合、本考案は、脚取付用部材4の取付板部4aが天板1の側に延ばされて脚3の一側面にあてがわれる延長板部4a2を備えて形成され、この延長板部4a2に脚3の一側面にネジ止めするための螺子孔4a3が形成されているのが好ましい。
なぜならこれによると、延長板部4a2によって、更に強固に脚3に固定でき、がたつきを抑えることができるからである。
また本考案は、延長板部4a2の両側が屈曲板部4bの屈曲方向と反対方向に屈曲されて横軸5を支持する支持板片4a5に形成されているのが好ましい。
本考案は、延長板部4a2の両側を屈曲板部4bと同じ方向に曲げ、上下方向の例えば全体にわたって脚3に嵌合可能に形成し、支持板片4a5は別個に設けるのでも良いが、この本考案のように形成する場合は、脚取付用部材4の形成材料である金属板を効率良く、無駄なく利用できる。従って、これによれば、その分、製造、加工コストを低減でき、本案の関節金具を安価に提供できる、という利点がある。
本考案は、このように脚取付用部材が、脚の一側面にネジ止めされる取付板部と、この取付板部の両側から鉤形に屈曲されて上記の一側面に隣り合う脚の対向位置の側面にあてがわれる屈曲板部とを備えて横断面コの字形に形成され、この屈曲板部に脚の対向位置の側面に取付板部をネジ止めするための螺子挿通孔が形成され、脚取付用部材が脚に嵌合されてネジ止め可能に形成されている。
従って、本考案は、脚に取付板部を嵌合し、その状態でネジ止めできる。
それ故、これによれば、脚にしっかりと固定でき、脚を安定した状態で、がたつきを生じさせることなく、起立、折畳み操作でき、横方向から加わる力に対する耐久力を向上できる。
本考案の関節金具の好適な一実施形態を示し、Aは取付時の側面図、Bは斜視図である。 同上関節金具の正面側から見た分解斜視図である。 同上関節金具の正面図である。 Aは同上関節金具の側面図、BはAのB―B線断面図である。 同上関節金具の背面側から見た分解斜視図である。 同上関節金具の背面図である。 同上関節金具の平面図である。 同上関節金具の取付時の背面図である。 脚の折畳み時の同上関節金具の側面図である。
以下、本考案を実施するための好適な一実施形態を、添付図面に従って説明する。
本考案の関節金具は、図1等に示されるように、天板1の下面に取り付けられる天板取付用部材2と、天板1を支持する脚3に取り付けられる脚取付用部材4とを備えて形成されている。上記の天板取付用部材2と脚取付用部材4とは、横軸5を介して回動自在に連結されている。
また本考案品は、脚3を起立位置と折畳み位置とにロックするロック機構6を備えて形成されている。この実施形態の場合、脚3は、木材で横断面四角形の角材状に形成されている。
上記の天板取付用部材2は、天板1の下面にあてがわれる上板2aと、その両側から屈曲形成されている側板2bとで形成されている。
上記の脚取付用部材4は、脚3の一側面にネジ止めされる取付板部4aと、この取付板部4aの両側から鉤形に屈曲されて上記の一側面に隣り合う脚3の対向位置の側面にあてがわれる屈曲板部4bとを備えて横断面コの字形に形成されている(図4B参照)。
4a1は、取付板部4aに形成されている螺子挿通孔である。4b1は、脚3の対向位置の側面にネジ止めするため屈曲板部4bに形成されている螺子挿通孔である。本考案は、脚取付用部材4が脚3に嵌合され、螺子挿通孔4a1、4b1を介して脚3にネジ止め可能に形成されている。
この実施形態の本考案は、図2、図3等に示されるように、脚取付用部材4の取付板部4aが天板1の側に延ばされて脚3の一側面にあてがわれる延長板部4a2を備えて形成されている。そして、本考案品は、この延長板部4a2に脚3の一側面にネジ止めするための螺子孔4a3が形成されている。
本考案品は、延長板部4a2によって、更に強固に脚3に固定でき、がたつきを抑えることができるものである。なお、取付板部4aには、補強用の凸条4a4が平行一対状に形成されている。
また本考案は、図2等に示されるように、延長板部4a2の両側が、屈曲板部4bの屈曲方向と反対方向に屈曲されて横軸5を支持する支持板片4a5に形成されている。支持板片4a5と側板2bとは、重ね合わされ、横軸5で枢着されている。
本考案品は、通常、1枚の金属板を折り曲げ加工して製造するため、この実施形態のように支持板片4a5が形成される場合は、脚取付用部材4を、金属板をロスすることなく効率良く加工できる。従って、これによれば、その分、脚取付用部材4の製造、加工コストを低減でき、本案金具を安価に提供できる、という実用上優れた利点がある。
上記のロック機構6は、脚3の起立時と降畳み時に横軸5が係合する切欠き6aと、横軸5を延長板部4a2の側に常時牽引するコイルバネ6bと、このコイルバネ6bの牽引力に抗して上記横軸5の切欠き6aとの係合状態を解除操作するための操作部6cとを備えて形成されている。
切欠き6aは、脚3の起立時と降畳み時に横軸5が係合するよう側板2bの周縁に離されて各側板2bに2個づつ形成されている。横軸5は、支持板片4a5に縦向きに形成されている長孔4a6に通され、支持板片4a5の外側に重ね合わされる側板2bの切欠き6aに係合されている。
上記の操作部6cは、正面視でステープラーの綴じ針状に形作られている。そして、この操作部6cは、両端の屈曲片6c1に横軸5が通され、側板2b及び支持板片4a5に枢着されている。
次に、この実施形態の本考案品の使用例を説明する。
先ず、テーブルを収納、保管したり、運搬するときは、使用者は脚3を天板1の下側に重ね合うように折畳む。
具体的には、使用者が、図1Aにおいて、操作部6cをコイルバネ6bの牽引力に抗して引く。すると、横軸5が脚3の起立時の切欠き6aから外れ、脚3の回動が可能になる。そこで使用者は、脚3を時計方向(図面上左側)に回動させると、横軸5が側板2bの周端面に摺接しながら移動し、脚3の折畳み時の切欠き6aの位置まで来ると、コイルバネ6bの牽引力でこの切欠き6aに係合する。これにより、脚3が折畳まれる(図9参照)。
また脚3を起立させる場合は、使用者は、脚3をコイルバネ6bの牽引力に抗して引き、切欠き6aとの係合を解いた後、図9において、脚3を反時計方向に回動させる。これにより、横軸5が、脚3の回動状態に連れて側板2bの周端面に摺接しながら移動し、図面上、右側の切欠き6aに至ると、コイルバネ6bの牽引力で横軸5が切欠き6aに係合し、その結果、脚3が起立する。
而して、本考案品は、脚取付用部材4が脚3に嵌合され、取付板部4aと屈曲板部4bとが脚3の各側面にネジ止めされている。また延長板部4a2が脚3の側面にネジ止めされ、取付板部4aの長さ分だけではなく、縦方向に長い範囲にわたって脚3にしっかりと脚取付用部材4が堅固に固定される。
従って、本考案品の場合は、脚3の取付強度を高めることができるから、これによれば、脚3の折畳み、起立操作の際に無理な力が金具に加わっても耐久性を向上できる。
以上の処において、本考案の場合、取付板部4aや屈曲板部4b等のネジ止め個数やネジ止め位置は適宜選定されるので良い。
また脚取付用部材4は、取付板部4aと屈曲板部4bが協働して脚3に嵌合するよう形成されているのであれば良く、屈曲板部4bの嵌合する深さは任意である。また屈曲板部4bは美感が向上するようデザイン化されているのでも良い。
1 天板
2 天板取付用部材
3 脚
4 脚取付用部材
4a 取付板部
4b 屈曲板部
4b1 螺子挿通孔
5 横軸
6 ロック機構

Claims (3)

  1. 天板の下面に取り付けられる天板取付用部材と、天板を支持する脚に取り付けられる脚取付用部材とを備え、上記の天板取付用部材と脚取付用部材とが横軸を介して回動自在に連結されると共に、脚を起立位置と折畳み位置とにロックするロック機構を備えて形成されているテーブルの折畳み脚の関節金具であって、上記の脚取付用部材が、脚の一側面にネジ止めされる取付板部と、この取付板部の両側から鉤形に屈曲されて上記の一側面に隣り合う脚の対向位置の側面にあてがわれる屈曲板部とを備えて横断面コの字形に形成され、この屈曲板部に脚の対向位置の側面に取付板部をネジ止めするための螺子挿通孔が形成され、脚取付用部材が脚に嵌合されてネジ止め可能に形成されていることを特徴とするテーブルの折畳み脚の関節金具。
  2. 請求項1記載のテーブルの折畳み脚の関節金具であって、脚取付用部材の取付板部が天板の側に延ばされて脚の一側面にあてがわれる延長板部を備えて形成され、この延長板部に脚の一側面にネジ止めするための螺子孔が形成されていることを特徴とするテーブルの折畳み脚の関節金具。
  3. 請求項2記載のテーブルの折畳み脚の関節金具であって、延長板部の両側が屈曲板部の屈曲方向と反対方向に屈曲されて横軸を支持する支持板片に形成されていることを特徴とするテーブルの折畳み脚の関節金具。
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