JP3047234U - 簡易卓脚折り畳み固定器 - Google Patents

簡易卓脚折り畳み固定器

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JP3047234U
JP3047234U JP1997008840U JP884097U JP3047234U JP 3047234 U JP3047234 U JP 3047234U JP 1997008840 U JP1997008840 U JP 1997008840U JP 884097 U JP884097 U JP 884097U JP 3047234 U JP3047234 U JP 3047234U
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JP
Japan
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rolling
table leg
fixed holder
bending
shaft
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JP1997008840U
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English (en)
Inventor
慶 樹 黄
Original Assignee
黄 慶樹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定ホルダーと転動器の内外二重構造により
卓脚の折曲、伸張の転動動作を安定させ、組立簡単で故
障も少なく、製造コストを大幅に削減できる簡易卓脚折
り畳み固定器を提供する。 【解決手段】 固定ホルダー10は三方向に伸び卓板の
底面に装着され、転動器20がその外部を被覆している
ので、卓脚の折曲または伸張の転動動作の際も容易に定
置溝25に押止でき、装着点を増やすことで卓脚の折曲
または伸張の転動動作時の不安定な揺動を解決する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案の簡易卓脚折り畳み固定器は、固定ホルダー中央に貫装の軸桿に掛けら れたスプリングを設置し、また転動器の一側面に位置の異なる凹孔溝、定置溝を 設置することで、その弾性引張力及び溝の押止により卓脚の折曲及び伸張作業を 簡便かつ安全にするものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に折り畳み式卓脚の設計は実に様々な構造の物があり、特に近年来の和室 卓具の流行で折り畳めるデザインの卓脚が多くなってきた。こうした中で最も主 流なのは卓脚と卓面間にそれぞれ固定装着されたホルダーと器具を枢結させ、一 体化させた後、さらに適当なストッパーを合わせるタイプの物である。
【0003】 台湾専利申請第86202407号の「改良折り畳み卓体構造」付録公告第3 08824号に示されるように、要点はその関節部の設計にある。すなわち、外 側の枢結具と内側の枢結具が設計全体の主要部分で、外側の枢結具は直接卓板底 部の端角に装着され、その一側面上には弧係止溝及びU形状係止溝が設置されて おり、内側の枢結具は卓脚の側面に固定され、その端板は延伸し垂直に曲折した 挿入片となり卓脚に挿着される。また両側の板間には制御桿が設置されており、 制御桿は外側の枢結具を越えて外方向へ延び、卓脚の転動折曲時に弧係止溝及び U形状係止溝のどちらに嵌着されるかが決まる。上記のものにおいて、折り畳み 式の関節部構造にはかなりの簡略化がなされているため、多くの克服し難い欠点 が存在する。その欠点とは主に卓脚折曲の設計にあり、これは製造及び使用上も っとも煩わしい問題で、すなわち卓脚を開いた後に支柱が不安定になることと全 体構造の安全性が確保できないという問題である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来技術の主な欠点のいくつかは下記の点にある。まず、卓具の重量は完全に 四角の関節部品上にかかるが、外枢結具は一方向に卓板下に装着され、内枢結具 の単面は卓脚側面に装着された固定式の設計なので、折曲伸張時に受ける衝撃に よって、使用しているうちに傾きが生じ、固定装着された板面は変形し、次第に 支柱の角度が変化し、卓具を直立に置くことができなくなる。さらに押止の役目 をする制御桿は、内枢結具の転動による摩損が全体を不安定にし、また卓脚に装 着されている内枢結具は寛度が狭いため卓脚を転動の際に揺動してしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の簡易卓脚折り畳み固定器は、固定ホルダーと転動器が内と外で互いに 一体となり関節部を形成している。その固定ホルダーの三方向は卓板の底面に装 着され、転動器がその外部を被覆しているので、卓脚の折曲または伸張の転動動 作の際も容易に定置溝に押止され、装着点を増やすことで卓脚の折曲または伸張 の転動動作時の不安定な揺動を解消する。よって当該折り畳み式器具は製造過程 が単純、製造後折曲してコンパクトにでき、組立簡単で故障も少なく製造コスト の大幅削減を実現する。 本考案の簡易卓脚折り畳み固定器と一般の折り畳み式の物との最大の差異及び 不断の改良の結果得られたその特徴は、卓脚の縦立時の安定と折曲作業が揺動な く不動のうちに行えるという点である。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の簡易卓脚折り畳み固定器は、図1及び図2から分かるように、全体が 折曲できる構造で、主に固定ホルダー10及び卓脚30に螺設された転動器20 から成っている。固定ホルダー10はU形で、U形の頂部にそれぞれ端片11が 延設されており、その三方向に延びるU形の螺設面は直接卓板31の底部の端角 に螺設され、完全な一脚の卓となる。また固定ホルダー10のU形構造部の一側 面中央には軸孔12、反対側の一側面には長孔13が設置されており、その両孔 には軸桿14が貫穿し、軸孔12から挿入された軸体は長孔13の外へと適度な 長さ突出している。また長孔13が設置された方の内面部内縁のU形開口部には 掛合爪15が突設され、そこにはスプリング16が装着されおり、その一端は引 掛フック15に、もう一端は軸桿14に嵌装され、軸桿14に対し常態的に緊張 した状態となっている。並びに相対する両側面の外側端にはそれぞれ穿孔17が あり、転動器20と枢結し螺設できるようにする。また転動器20の平坦な底面 21は卓脚30に装着するようになっており、底板21の両端にはそれぞれ凸片 22が上方向に突出し、U形開口槽状の枠縁を形成し、固定ホルダー10の両U 形外縁部に挟装できる。相対する二つの凸片22上方内側には相対する穿孔23 が設置され、転動器20を固定ホルダー10外側に挟装した後、栓軸24を両側 から挿着することにより二部品が一体に枢設される。転動器20は栓軸24を軸 心として固定ホルダー10上で折曲運動を行う。固定ホルダー10に設置された 長孔13外を被覆する転動器20の一側面凸片22の弧縁上の適当な位置には凹 陥した定置溝25が有り、図3に示すように折曲後軸桿14はその運動の弛緩に 従って、内側に設置されたスプリング16の緊張状態により容易に定置溝25の 適当な位置へ嵌入され、定位置に押止される。
【0007】 本考案の簡易卓脚折り畳み固定器は折り畳み作業の際、図3、図4に示すよう に直立した卓脚30をU形開口の折曲方向に従って内側に折り畳むだけでよい。 まず軸桿14を定置溝25から外方向に移動させ、溝部の押止弧縁から完全に脱 離したら、卓脚30は内側に折曲することができ、また転動器20は起倒運動を 行うことができるようになる。卓板31に接近する位置にまで折曲したら、図4 に示すように、軸桿14内のスプリング16の引張力により軸桿14はもう一つ の定置溝25内に嵌入される。
【0008】 ここで重要なのは折曲作業全体を通して、卓脚30は内設のスプリング16の 適度な緊張を受け、揺動せずに転動できるという点である。折曲の際、定置溝2 5の下端点到達時に内設のスプリング16の弾力により卓脚30全体が折曲位置 にもどると、その位置に安定し落脱しない。再び卓脚30を開き縦立させて使用 する際には、折り畳んだ時と反対に外方向への転動運動を行えば、容易に卓脚3 0が折曲した状態から直立またはやや外に張り出した位置に装置できる。また本 考案に設置の固定ホルダー10はそのU形の三方向に延設された端片11部が卓 板31底面と貼着されるため、折曲時に受ける衝撃を均一化し、よってホルダー は変形せず不安定な状態を改善する。さらに転動器20のU形の相対する開口状 凸片22部は固定ホルダー10のU形の両外囲を被覆し、すなわち外枠となる転 動器20は充分な寛度を持ち、よってより安定した応力を得られる。加えて両凸 片22は固定ホルダー10の両面上に貼着し一体になると厚度を増し衝撃に対す る応力も増加、転動器20全体の強固性が大幅に強化され、卓脚30の折曲時に 受ける衝撃により生じる変形を減少し、また軸桿14と固定ホルダー10の一体 構造は卓脚30の折曲伸張作業で起きる摩擦及び揺動の発生を減少させ、全体の 折曲、押止をさらに安定させる。本考案のもう一つの特性として、卓脚30が円 筒状の時は、転動器20の底板中央に一つのねじ穴26を設け、直接円筒状の卓 脚30に螺設すればよい。その折曲伸張作業は前述の説明とちょうど反対で、図 5に示すように、折曲と縦立の作業が逆になるだけで他は何の変化も加えること なく簡便に使用でき、一般の折り畳み式構造の物のようにわざわざ卓脚を変換す る必要はない。本考案の全体構造は直接一体型を形成するので、別の部品を付加 することなく、従来の折り畳み式の卓脚を折曲する際に生じる種々のトラブルを 解決し、安全かつ実用的な新しい折り畳み卓脚なのである。
【0009】
【考案の効果】
上述のように本考案の簡易卓脚折り畳み固定器は一体型で、端片が多方向に延 設されているため衝撃に対する応力が均一化され、さらに適度に寛度を増した転 動器の装着が折り畳み構造全体の定位置をより安定させ揺動の発生を防ぐ。この 構造全体の簡略化及び操作、組立上の簡便性は実用的な新式の改良卓脚折り畳み 設計と言えるだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の立体分解図である。
【図2】本考案の組立実施例外観図である。
【図3】本考案の卓脚直立組立の定位置説明図である。
【図4】本考案の卓脚折曲後の定位置説明図である。
【図5】本考案の円筒上卓脚における折曲組立構造の組
立作動使用説明図である。
【符号の説明】
10 固定ホルダー 11 端片 12,23 軸孔 13 長孔 14 軸桿 15 掛合爪 16 スプリング 17 穿孔 20 転動器 21 底板 22 凸片 24 栓軸 25 定置溝 26 ねじ穴 30 卓脚 31 卓板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】卓板底部に装着された固定ホルダーと卓脚
    側面に装着された転動器及びこれら二部品を穿通する軸
    桿等の部品から形成され、U形の固定ホルダーにはそれ
    ぞれ垂直に曲設した端片が延設されており、卓板の底部
    の端角に螺設され、U形構造部の一側面中央には軸孔、
    反対側の面には長孔が設置されており、その両孔の開口
    部よりにはそれぞれ穿孔が設置されていて、栓軸及び軸
    桿枢結できるようになっており、また卓脚上に装着され
    た転動器はその底板の両端に相対する凸片が上方向に突
    出し、固定ホルダーの両U形外縁部に挟装され、長孔の
    側の凸片の弧縁上の適当な位置にはそれぞれ凹陥した定
    置溝が設置されていて転動器が一定の角度に転動すると
    固定ホルダー中央に穿通された軸桿が溝に挿嵌され定位
    置に押止され、卓脚の折曲または縦立時の転動定位置に
    なり、また固定ホルダーの長孔の側、内板面上方には掛
    合爪とそれに掛かるスプリングが設置されており、スプ
    リングの一端は、スプリングの弾性によって定置溝に押
    止されて、転動器が転動した後の定位置を安定させ揺動
    の発生を防ぐ軸桿に掛けている、ことを特徴とする簡易
    卓脚折り畳み固定器。
  2. 【請求項2】転動器の底板中央に、円筒状の卓脚と直接
    装着するためのねじ穴が貫穿されている、ことを特徴と
    する請求項1に記載の簡易卓脚折り畳み固定器。
JP1997008840U 1997-09-18 1997-09-18 簡易卓脚折り畳み固定器 Expired - Lifetime JP3047234U (ja)

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ID=43181547

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210000736U (ko) * 2019-09-25 2021-04-02 주식회사 슈필발트 스포츠 게임용 접이식 테이블

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