JP3238623B2 - 魚釣用スピニングリ−ル - Google Patents

魚釣用スピニングリ−ル

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ロ−タを2個の
軸受で支持した魚釣用スピニングリ−ルの改善に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ハンドル軸上に駆動歯車に噛合す
るピニオンを有し、ロ−タを一体的に回転する回転軸筒
をリ−ルボディ前部に設けた前・後部の2個のころがり
軸受で支持したものが例えば実公平6−42461 号公報で
知られている。しかしながら、前・後部の2個のころが
り軸受の内輪を回転軸筒外周にカラ−を挾んで嵌合し、
ロ−タの筒部と共にナットで回転軸筒に取り付け、前・
後部の2個のころがり軸受の外輪はロ−タの支持部の内
周に嵌合して抜け止めしているので、カラ−の軸方向の
長さのバラツキによってころがり軸受の内輪と外輪の夫
々が互いに軸方向に位相ズレしてころがりボ−ルが内輪
と外輪から受ける抵抗が大きくなって軸受の回転が重く
なり、ロ−タのスム−ズな回転性が得られず、円滑な巻
取り操作を行うことが出来ない等の課題が残されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、ころがり軸受の内輪と外輪の夫々が互いに軸方向
に位相ズレしてころがりボ−ルが内輪と外輪から受ける
抵抗が大きくなって軸受の回転が重くなり、ロ−タのス
ム−ズな回転性が得られず、円滑な巻取り操作を行うこ
とが出来ないとである。
【0004】本発明の目的は前記欠点に鑑み、軸受の外
輪と内輪の位相ズレを起こさないようにして、ロ−タの
スム−ズな回転性と円滑な巻取り操作が行える魚釣用ス
ピニングリ−ルを提供することである。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明は、ハンドルで連
動回転し内部にスプール軸が嵌挿される駆動筒軸をリー
ル本体の前側に形成した支持部内の軸方向に離間配置し
た2個の前部軸受と後部軸受を介して回転自在に支持
し、該駆動筒軸に前記スプール軸の前部に設けたスプー
ルに釣糸を巻回する釣糸案内部を有するロータを取り付
けた魚釣用スピニングリールにおいて、前記前部及び後
部軸受の少なくとも一方をころがり軸受で形成して該両
軸受の径方向外方の外側部をカラーを介してリール本体
支持部に軸方向に挟着支持すると共に前記両軸受の何れ
か一方のころがり軸受の内輪を前記駆動筒軸に軸方向に
挟着支持し、他方の軸受の径方向内方の内側部を前記駆
動筒軸に対して軸方向に移動自在としたことを要旨とす
るものである。
【0006】課題を解決する手段によって、ロ−タ5が
回転される時、駆動筒軸4と駆動筒軸4に回り止め嵌合
されたロ−タ5の中心筒部5aは前部軸受2と後部軸受3
で支持され、前部軸受2の外側部2bと後部軸受3の外側
部3bが軸方向に挾着支持されて内輪3cは軸方向に挾着支
持され、かつ前部軸受2は内輪2cの内側部2dがロ−タ5
の中心筒部5aの外周に軸方向に移動自在に嵌合されてい
るので、前部軸受2の外輪2aと内輪2c及び後部軸受3の
外輪3aと内輪3cの間に位相ズレが起こらず、夫々内輪と
外輪からころがりボ−ル15、16が受ける抵抗が小さく、
前部軸受2と後部軸受3の回転が軽くなってロ−タ5の
スム−ズな回転性が得られ、ロ−タ5は2個の前部軸受
2と後部軸受3で支持されているので、釣糸36の繰り出
しで釣糸案内部Aのラインロ−ラ34側に力が加わっても
円滑な巻取り操作が行える。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施例によって本発
明を説明すると、図1、図2は第1実施例で、図1は魚
釣用スピニングリ−ルの要部断面側面図、図2は魚釣用
スピニングリ−ルの要部拡大断面側面図である。
【0008】図1、図2で魚釣用スピニングリ−ルは、
リ−ル本体1の前側の支持部1a内に小径のころがり軸受
からなる前部軸受2と大径のころがり軸受からなる後部
軸受3で駆動筒軸4が回転自在に支持されている。前部
軸受2の外輪2aの外側部2bと後部軸受3の外輪3aの外側
部3bとカラ−10が支持部1aの内周1bに嵌合され、支持部
1aの後側の度当り部1cに後部軸受3の外輪3aが当接され
て支持部1aの前端に螺合されたビス11の頭部で抜け止め
されて外側部2bと外側部3bが軸方向に挾着支持されてい
る。
【0009】駆動筒軸4の基端の前側に一体的にピニオ
ン4aが形成され、ピニオン4aの前側に連動歯車12と逆転
防止爪車13が回り止め嵌合されてその前側に後部軸受3
の内輪3cが度当り当接されている。駆動筒軸4の外周に
嵌合された後部軸受3の内輪3cの前側にはロ−タ5の中
心筒部5aが回り止め嵌合されて駆動筒軸4の前端に螺合
されたナット14で取り付けられ、内輪3cの内側部3dは軸
方向に挾着支持されている。中心筒部5aの外周に前部軸
受2の内輪2cの内側部2dが軸方向に移動自在に嵌合され
ている。前部軸受2の外輪2aと内輪2c及び後部軸受3の
外輪3aと内輪3cの間には夫々ころがりボ−ル15、16が嵌
め込まれている。
【0010】駆動筒軸4の基端は軸受部1dで回転自在に
軸承され、基端の前側に一体的に形成されたピニオン4a
に駆動歯車6が噛合されてロ−タ5はハンドル17の回転
に連動して回転されるように支持されている。前記駆動
筒軸4の中心孔には先端にスプ−ル18が取り付けられた
スプ−ル軸19が前後往復動可能に摺動自在に挿入され、
スプ−ル軸19の後端部には摺動子20が係止板21で取り付
けられている。駆動歯車6の回動軸6aは図示しない軸受
で軸支され、回動軸6aの中心多角形孔にハンドル17が固
定されたハンドル軸22が左右交換自在に挿入嵌合されて
いる。スプ−ル軸19は軸受部1dにラフに嵌合してもよい
し、省略してもよい。省略するとリ−ル本体1の長さを
短くすることが出来る。
【0011】前記リ−ル本体1内の駆動筒軸4のピニオ
ン4aより前側に前記連動歯車12と逆転防止爪車13が駆動
筒軸4に回り止め嵌合されている。リ−ル本体1内には
スプ−ル軸19と平行に摺動機構のトラバ−スカム軸23が
軸受部1dとリ−ル本体1の後側に取り付けられた側板24
で支承されている。トラバ−スカム軸23の先端には小歯
車25が回り止め嵌合されて小歯車25は前記連動歯車12に
噛合されている。前記トラバ−スカム軸23には前記摺動
子20が嵌合されて摺動子20に設けた係合子26の爪がトラ
バ−スカム軸23のカム溝に係合されている。逆転防止爪
車13には図示しない逆転防止爪が係脱自在に臨まされて
いる。リ−ル本体1に回動自在に取り付けられた操作杆
27の前側に図示しない逆転防止爪が取り付けられ、リ−
ル本体1の後側外部に突出した操作杆27に操作ツマミ28
が取り付けられている。
【0012】ロ−タ5の一対のベ−ル支持腕5b、5cの先
端部外側に一方のベ−ル支持部材29と他方のベ−ル支持
部材30がビス31、32で釣糸巻取位置と図示しない釣糸放
出位置に反転自在に軸承されている。一方のベ−ル支持
部材29には釣糸案内部Aのロ−ラ取付部33が取り付けら
れてラインロ−ラ34が回転自在に保持されている。他方
のベ−ル支持部材30とロ−ラ取付部33の間にベ−ル35が
取り付けられている。
【0013】前記魚釣用スピニングリ−ルの動作は、釣
糸36がスプ−ル18に巻回される方向にハンドル17が回転
されると、駆動歯車6が回転されてピニオン4aを介して
駆動筒軸4とロ−タ5が正回転される。更に連動歯車12
と小歯車25を介してトラバ−スカム軸23が連動回転され
て摺動子20とスプ−ル軸19とスプ−ル18が前後に往復動
される。釣糸36がスプ−ル18に巻回される時は、一方の
ベ−ル支持部材29に設けられた釣糸案内部Aのラインロ
−ラ34で釣糸36が案内されて前後に往復動されるスプ−
ル18に平行に巻回される。ロ−タ5が逆回転防止される
時は、操作ツマミ28と操作杆27と図示しない逆転防止爪
が回動されて逆転防止爪が逆転防止爪車13に係合され
る。
【0014】ロ−タ5が回転される時、駆動筒軸4と駆
動筒軸4に回り止め嵌合されたロ−タ5の中心筒部5aは
前部軸受2と後部軸受3で支持され、前部軸受2の外側
部2bと後部軸受3の外側部3bが軸方向に挾着支持されて
内輪3cの内側部3dは軸方向に挾着支持され、かつ前部軸
受2は内輪2cの内側部2dがロ−タ5の中心筒部5aの外周
に軸方向に移動自在に嵌合されているので、前部軸受2
の外輪2aと内輪2c及び後部軸受3の外輪3aと内輪3cの間
に位相ズレが起こらず、夫々内輪と外輪からころがりボ
−ル15、16が受ける抵抗が小さく、前部軸受2と後部軸
受3の回転が軽くなってロ−タ5のスム−ズな回転性が
得られ、ロ−タ5は2個の前部軸受2と後部軸受3で支
持されているので、釣糸36の繰り出しで釣糸案内部Aの
ラインロ−ラ34側に力が加わっても円滑な巻取り操作が
行える。
【0015】魚釣用スピニングリ−ルが前記のように構
成されると、前部軸受2の外輪2aと内輪2c及び後部軸受
3の外輪3aと内輪3cの間に位相ズレが起こらず、夫々内
輪と外輪からころがりボ−ル15、16が受ける抵抗が小さ
くなり、前部軸受2と後部軸受3の回転が軽くなってロ
−タ5のスム−ズな回転性が得られ、ロ−タ5は2個の
前部軸受2と後部軸受3で支持されているので、釣糸36
の繰り出しで釣糸案内部Aのラインロ−ラ34側に力が加
わっても円滑な巻取り操作が行える。
【0016】図3は第2実施例で、図3は魚釣用スピニ
ングリ−ルの要部拡大断面側面図である。
【0017】第2実施例で魚釣用スピニングリ−ルは、
リ−ル本体1の前側の支持部1a内に小径のころがり軸受
からなる前部軸受2と大径のころがり軸受からなる後部
軸受3で駆動筒軸4が回転自在に支持されている。駆動
筒軸4の基端の前側に一体的にピニオン4aが形成され、
ピニオン4aの前側に連動歯車12と逆転防止爪車13が回り
止め嵌合されてその前側に後部軸受3の内輪3cが度当り
当接されている。駆動筒軸4の外周には後部軸受3の内
輪3cが嵌合されると共に、カラ−37とロ−タ5の短い中
心筒部5dが回り止め嵌合され、駆動筒軸4の前端に螺合
されたナット14で取り付けられて、内輪3cは軸方向に挾
着支持されている。カラ−37の外径は中心筒部5dの外径
より幾分大径で、カラ−37の外周に前部軸受2の内輪2c
の内側部2dが軸方向に移動自在に嵌合されている。他の
構成は第1実施例と略同様である。
【0018】第2実施例でロ−タ5が回転される時、駆
動筒軸4と駆動筒軸4に回り止め嵌合されたロ−タ5の
中心筒部5dは前部軸受2と後部軸受3で支持され、前部
軸受2の外側部2bと後部軸受3の外側部3bが軸方向に挾
着支持されて内輪3cの内側部3dは軸方向に挾着支持さ
れ、かつ前部軸受2は内輪2cの内側部2dがカラ−37の外
周に軸方向に移動自在に嵌合されているので、前部軸受
2の外輪2aと内輪2c及び後部軸受3の外輪3aと内輪3cの
間に位相ズレが起こらず、夫々内輪と外輪からころがり
ボ−ル15、16が受ける抵抗が小さく、前部軸受2と後部
軸受3の回転が軽くなってロ−タ5のスム−ズな回転性
が得られ、ロ−タ5は2個の前部軸受2と後部軸受3で
支持されているので、釣糸36の繰り出しで釣糸案内部A
のラインロ−ラ34側に力が加わっても円滑な巻取り操作
が行える。
【0019】図4は第3実施例で、図4は魚釣用スピニ
ングリ−ルの要部拡大断面側面図である。
【0020】第3実施例で魚釣用スピニングリ−ルは、
リ−ル本体1の前側の支持部1a内に大径のころがり軸受
からなる前部軸受7と小径のころがり軸受からなる後部
軸受8で駆動筒軸4が回転自在に支持されている。駆動
筒軸4の外周にはカラ−38が回り止め嵌合されている。
前部軸受7の外輪7aの外側部7bと後部軸受8の外輪8aの
外側部8bとカラ−10が支持部1aの内周1bに嵌合され、支
持部1aの後側の度当り部1cに後部軸受8の外輪8aが当接
されて支持部1aの前端に螺合されたビス11の頭部で抜け
止めされて外側部7bと外側部8bが軸方向に挾着支持され
ている。
【0021】駆動筒軸4の小径部4c外周には前部軸受7
の内輪7cが嵌合され、カラ−38の外周には後部軸受8の
内輪8cの内側部8dが軸方向に移動自在に嵌合されてい
る。駆動筒軸4の外周にロ−タ5の短い中心筒部5dが回
り止め嵌合されて中心筒部5dと前部軸受7の内輪7cとカ
ラ−38が駆動筒軸4の前端に螺合されたナット14で取り
付けられ、内輪7cは軸方向に挾着支持されている。前部
軸受7の外輪7aと内輪7c及び後部軸受8の外輪8aと内輪
8cの間には夫々ころがりボ−ル15、16が嵌め込まれてい
る。他の構成は第1実施例と略同様である。
【0022】第3実施例でロ−タ5が回転される時、駆
動筒軸4と駆動筒軸4に回り止め嵌合されたロ−タ5の
中心筒部5dは前部軸受7と後部軸受8で支持され、前部
軸受7の外輪7aの外側部7bと後部軸受8の外輪8aの外側
部8bが軸方向に挾着支持されると共に前部軸受7の内輪
7cの内側部7dは軸方向に挾着支持され、かつ後部軸受8
は内輪8cの内側部8dが軸方向に移動自在に嵌合されてい
るので、前部軸受7の外輪7aと内輪7c及び後部軸受8の
外輪8aと内輪8cの間に位相ズレが起こらず、夫々内輪と
外輪からころがりボ−ル15、16が受ける抵抗が小さく、
前部軸受7と後部軸受8の回転が軽くなってロ−タ5の
スム−ズな回転性が得られ、ロ−タ5は2個の前部軸受
7と後部軸受8で支持されているので、釣糸36の繰り出
しで釣糸案内部Aのラインロ−ラ34側に力が加わっても
円滑な巻取り操作が行える。
【0023】図5は第4実施例で、図5は魚釣用スピニ
ングリ−ルの要部拡大断面側面図である。
【0024】第4実施例で魚釣用スピニングリ−ルは、
リ−ル本体1の前側の支持部1a内に小径のメタル軸受か
らなる前部軸受9と大径のころがり軸受からなる後部軸
受3で駆動筒軸4が回転自在に支持されている。前部軸
受9の外側部9aと後部軸受3の外輪3aの外側部3bとカラ
−10が支持部1aの内周1bに嵌合され、支持部1aの後側の
度当り部1cに後部軸受3の外輪3aが当接されて支持部1a
の前端に螺合されたビス11の頭部で抜け止めされて軸方
向に挾着支持されている。メタル軸受は合成樹脂軸受で
もよい。
【0025】駆動筒軸4の基端の前側に一体的にピニオ
ン4aが形成され、ピニオン4aの前側に連動歯車12と逆転
防止爪車13が回り止め嵌合されてその前側に後部軸受3
の内輪3cが度当り当接されている。駆動筒軸4の外周の
後部軸受3の内輪3cの前側にはロ−タ5の中心筒部5aが
回り止め嵌合されて駆動筒軸4の前端に螺合されたナッ
ト14で取り付けられ、内輪3cの内側部3dは軸方向に挾着
支持されている。中心筒部5aの外周に前部軸受9の内側
部9bが軸方向に移動自在に嵌合されている。後部軸受3
の外輪3aと内輪3cの間には夫々ころがりボ−ル16が嵌め
込まれている。他の構成は第1実施例と略同様である。
【0026】第4実施例でロ−タ5が回転される時、駆
動筒軸4と駆動筒軸4に回り止め嵌合されたロ−タ5の
中心筒部5aは前部軸受9と後部軸受3で支持され、前部
軸受9の外側部9aと後部軸受3の外側部3bが軸方向に挾
着支持されて内輪3cの内側部3dは軸方向に挾着支持さ
れ、かつ前部軸受9は内側部9bがロ−タ5の中心筒部5a
の外周に軸方向に移動自在に嵌合されているので、後部
軸受3の外輪3aと内輪3cの間に位相ズレが起こらず、内
輪と外輪からころがりボ−ル16が受ける抵抗が小さく、
後部軸受3の回転が軽くなってロ−タ5のスム−ズな回
転性が得られ、ロ−タ5は2個の前部軸受9と後部軸受
3で支持されているので、釣糸36の繰り出しで釣糸案内
部Aのラインロ−ラ34側に力が加わっても円滑な巻取り
操作が行える。
【0027】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されたから、
軸方向に離間配置された前部軸受の外側部と後部軸受の
径方向外方の外側部がカラーを介して軸方向に挟着支持
されて一方のころがり軸受の内輪は軸方向に挟着支持さ
れ、かつ他方の軸受の径方向内方の内側部を軸方向に移
動自在としたので、軸受の外輪と内輪の間に軸方向の
相ズレが起こらず、回転抵抗が小さくなってロータのス
ムーズな回転性が得られるので、釣糸案内部側に力が加
わっても円滑な巻き取り操作が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
断面側面図である。
【図2】同魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面側面
図である。
【図3】第2実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
拡大断面側面図である。
【図4】第3実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
拡大断面側面図である。
【図5】第4実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
拡大断面側面図である。
【符号の説明】
1 リ−ル本体 1a 支持部 2、7、9 前部軸受 2b、3b、7b、8b、9a 外側部 2c、3c、7c、8c 内輪 2d、3d、7d、8d、9b 内側部 3、8 後部軸受 4 駆動筒軸 5 ロ−タ 17 ハンドル 18 スプ−ル 19 スプ−ル軸 36 釣糸 A 釣糸案内部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルで連動回転し内部にスプール軸
    が嵌挿される駆動筒軸をリール本体の前側に形成した支
    持部内の軸方向に離間配置した2個の前部軸受と後部軸
    受を介して回転自在に支持し、該駆動筒軸に前記スプー
    ル軸の前部に設けたスプールに釣糸を巻回する釣糸案内
    部を有するロータを取り付けた魚釣用スピニングリール
    において、前記前部及び後部軸受の少なくとも一方をこ
    ろがり軸受で形成して該両軸受の径方向外方の外側部を
    カラーを介してリール本体支持部に軸方向に挟着支持す
    ると共に前記両軸受の何れか一方のころがり軸受の内輪
    を前記駆動筒軸に軸方向に挟着支持し、他方の軸受の
    方向内方の内側部を前記駆動筒軸に対して軸方向に移動
    自在としたことを特徴とする魚釣用スピニングリール。
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