JP3238417U - 型枠支保工 - Google Patents

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龍夫 黒山
豊 坪平
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株式会社ショア・プラン
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Abstract

【課題】型枠支保工で形成された領域内に自由に出入りすることが可能な型枠支保工を提供することである。【解決手段】型枠支保工10は、コンクリート製の構造物を施工する際に使用するコンクリート打設用の型枠を支える支保工であって、縦方向に延びる複数の支柱12と、横方向に延び複数の支柱12を繋ぐ複数の繋ぎ部材14と、斜め方向に延び複数の繋ぎ部材14に跨って設けられる複数の筋交い部材16とを備える略四角柱形状の複数の建枠18を備え、複数の建枠18は、上面視で格子状の移動通路を形成するように、隣り合う建枠18が所定の間隔をあけて整列配置されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、型枠支保工に関する。
従来、建築分野における床スラブ、天井等の水平状の部分にコンクリートを打設する際、型枠を保持する型枠支保工が利用されている。本考案に関連する技術として、例えば、特許文献1には、建枠を所定の間隔で並列に設置して、その隣り合うものを筋交いにより連結した構成の枠組支保工であって、隣り合う建枠を連結する筋交いが複数組並設されて、建枠の脚柱が筋交いで固定される固定部間の距離を縮めているものであることを特徴とする枠組支保工が開示されている。
また、特許文献2には、支柱と、該支柱間に設けられる繋ぎ材および筋交いとを備えた支保工装置であって、前記支柱は、メイン支柱と、該メイン支柱にスライド可能に挿入され、ジョイントロック部材により所望高さにロックされたスライド支柱とからなり、前記メイン支柱又はスライド支柱に、受け孔付きのホルダを備えた結合金具を取り付け、前記繋ぎ材の両端に取り付けられたくさびを前記受け孔に嵌合させて前記繋ぎ材を前記支柱に結合したことを特徴とする支保工装置が開示されている。
特開平11-287039号公報 実用新案登録第3168096号公報
従来の枠組支保工は、足場に使用する建枠と付属部材を用いて支保工を作る方法である枠組支保工や、支柱の先端に臍部が存在して簡単に差し込み増設可能なくさび結合式型枠支保工などの方式が存在する。
従来の枠組支保工やくさび結合式型枠支保工は、閉じられた空間領域であり、型枠支保工で形成された領域内に自由に出入りできなかった。
本考案の目的は、型枠支保工で形成された領域内に自由に出入りすることが可能な型枠支保工を提供することである。
本考案に係る型枠支保工は、コンクリート製の構造物を施工する際に使用するコンクリート打設用の型枠を支える型枠支保工であって、縦方向に延びる複数の支柱と、横方向に延び前記複数の支柱を繋ぐ複数の繋ぎ部材と、斜め方向に延び前記複数の繋ぎ部材に跨って設けられる複数の筋交い部材とを備える略四角柱形状の複数の建枠を備え、前記複数の建枠は、上面視で格子状の移動通路を形成するように、隣り合う建枠が所定の間隔をあけて整列配置されていることを特徴とする。
また、本考案に係る型枠支保工において、前記整列配置された前記複数の建枠の上部同士を連結する梁部材を備えることが好ましい。
本考案によれば、型枠支保工で形成された領域内に自由に出入りすることが出来る。
本考案に係る実施形態における型枠支保工を示す図である。 本考案に係る実施形態における型枠支保工内の空間を表示した図である。 本考案に係る実施形態における型枠支保工内の空間を表示した図である。 従来技術の枠組支保工を示す図である。 従来技術のくさび結合式型枠支保工を示す図である。
以下に、本考案に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1は、本考案に係る実施形態における型枠支保工10を示す図である。型枠支保工10は、コンクリート製の構造物を施工する際に使用するコンクリート打設用の型枠を支える機能を有する。
図1(a)は、建設現場に設置された型枠支保工10の平面図(上面図)である。図1(b)は、図1(a)のA-A線断面図であり、図1(c)は、図1(a)のB-B線断面図である。図1(d)は、図1(a)のC-C線断面図であり、図1(e)は、図1(a)のD-D線断面図である。
型枠は、液体状材料を固化させる際に、所定の形状になるように誘導する部材、枠組みである。建物などの設計に経済性と効率性を追求する場合、型枠の材質と転用性および取り扱いの簡易性が重要であるとされる。型枠でコンクリート構造物を造る工法を型枠工法という。
型枠支保工10は、建設現場においてコンクリートを打設する際に使用する型枠を支持する為のものであり、根太・大引・支柱等よりなる。労働安全衛生法では「支柱、梁、つなぎ、筋かい等の部材により構成され、建設物におけるスラブ、けた等のコンクリートの打設に用いる型枠を支持するための仮設の設備をいう」と定義されている。
型枠支保工10は、縦方向に延びる複数の支柱12と、横方向に延び複数の支柱12を繋ぐ複数の繋ぎ部材14と、斜め方向に延び複数の繋ぎ部材14に跨って設けられる複数の筋交い部材16とを備える略四角柱形状の複数の建枠18を備える。
型枠支保工10は、支柱12の先端に臍部が存在し、簡単に差し込み増設可能なくさび結合式型枠支保工であるものとして説明するが、もちろん、その他の支保工でも適用可能である。例えば、パイプサポート式型枠支保工、軽量支保ばり式型枠支保工、枠組式型枠支保工、組立鋼式型枠支保工、四角塔式支保工にも適用可能である。
各建枠18は、横幅が1219mm、奥行きが914mmであり、高さが4510mmの略四角柱形状にすることが出来る。このサイズは、一例であって、もちろん、適宜変更することが出来る。
各建枠18は、4本の筒状の支柱12を略四角柱形状の底面部の各角部に立設し、4本の支柱12に架設させるように各側面に対応する部分に夫々3本の筒状の繋ぎ部材14を設置させて構成される。
さらに、この3本の繋ぎ部材14の間を2本の筋交い部材16を架設する。このように、各建枠18は、4本の支柱12と、12本の繋ぎ部材14と、6本の筋交い部材16とで構成され略四角柱形状を有する枠である。ここでは、各建枠18は、鋼管で構成されるものとして説明するが、その他の材質を用いてもよく、例えば、アルミ材を用いてもよい。
複数の建枠18は、上面視で格子状の移動通路を形成するように、隣り合う建枠が所定の間隔をあけて整列配置されている。図1(a)に示されるように、16個の建枠18が所定の間隔をあけて配置されている。ここでは、16個の建枠18について行列方向それぞれの間隔は、1829mmに設定されている。
また、図1(a)に示されるように、16個の建枠18のうち、2行目と3行目に配置される建枠18が並ぶ行には、6つの建枠19が配置されている。建枠19は、建枠18と同様の構成であり、サイズが異なる図1(a)に示される例では、横幅が914mmであり、奥行きが1829mmであり、高さが4510mmである。もちろん、このサイズも一例であって、適宜変更することが出来る。
さらに、図1(a)に示されるように、3列の建枠19の列方向の両端側には、柱部20が配置されており、合計で6つの柱部20が配置されることになる。このように整列配置された建枠18,19の上部同士と柱部20の上部と連結する梁部材22が設けられている。
配置された型枠支保工10を上面から見ると、図1(a)に示されるように、矢印で示される移動通路が形成される。1列目と2列目の建枠18の間の間隔は、ここでは、1829mmに設定される。
また、3列目と4列目の建枠18の間の間隔も1829mmに設定される。そして、行方向の建枠18の間隔について見ると、2行目と3行目の建枠18の間隔も1829mmに設定される。
さらに、2行目と3行目の建枠18と列方向に並んだ建枠19の間の間隔は、1829mmに設定されている。これにより、図1(a)に示されるように、縦方向にも横方向に作業者が移動可能な通路が格子状に形成されることになる。
続いて、上記構成の型枠支保工10の作用について説明する。最初に、従来技術の型枠支保工の課題について説明する。図4に示される型枠支保工100は、足場に使用する建枠と付属部材を用いて支保工を作る方法である枠組支保工である。
図4(a)は、従来技術の型枠支保工100の平面図(上面図)である。図4(b)は、図4(a)のA-A線断面図であり、図4(c)は、図4(a)のB-B線断面図である。図4(d)は、図4(a)のC-C線断面図であり、図4(e)は、図4(a)のD-D線断面図である。
図4(b)~図4(d)に示されるように、建枠の側面部はX状の筋交いが形成されている。このため、作業者は型枠支保工100内に自由に出入りすることが難しい。また、組み立てられた型枠支保工100を解体する順番も制限があるため、解体作業に時間が必要であるという課題がある。
また、近年、支柱の先端に臍部が存在し、簡単に差し込み増設可能なくさび結合式型枠支保工である型枠支保工110が用いられることが多くなっている。図5(a)は、従来技術の型枠支保工110の平面図(上面図)である。
図5(b)は、図5(a)のA-A線断面図であり、図5(c)は、図5(a)のB-B線断面図である。図5(d)は、図5(a)のC-C線断面図であり、図5(e)は、図5(a)のD-D線断面図である。
図5(b)~図5(d)に示されるように、建枠の側面部は、横方向に延びる繋ぎ部材と、繋ぎ部材に架設されて斜め方向に延びる筋交い部材とが設けられている。このため、作業者は型枠支保工110内に自由に出入りすることが難しく、また、型枠支保工110と同様に、組み立てられた型枠支保工110を解体するのに時間を要する。
上記のような課題に対して、本考案の実施形態に係る型枠支保工10は顕著な効果を発揮する。型枠支保工10は、図1(b)~図1(c)に示されるように、隣り合う建枠18,19は、1829mmの間隔が空けられており、作業者が通過するために十分な開口領域が形成されている。
図1(a)に示されるように上面図では、1829mmの間隔を有する移動通路が格子状に形成されており、この移動通路が矢印で表示されている。これにより、作業者は型枠支保工10内外に自由に出入りすることができ、また、型枠支保工10内を自由に行き来することも出来る。
図2及び図3には、型枠支保工10が設置された建設現場の写真が示されており、型枠支保工10内の幅広い移動通路を自由に行き来できることが分かる。また、図3には、高さ5mクラスの自走式高所作業車が移動通路内に置かれており、移動通路内を移動しつつ作業を行うことが出来る。
従来技術の型枠支保工100,110は、梁下支保工に開口がなく部屋全体が閉鎖され出入りが出来なかった。これに対し、型枠支保工10は、強度が大きい支柱と高強度の大引材などを組み合わせた建枠18,19を設置することで開放空間を提供が可能となり、現場内の通行ができるとともに、明るいすっきりとした作業場へと変貌させることができるという利点がある。
また、上述したように、移動通路内は、自走式高所作業車が自由に通れる広い通路を確保することができ、強度大の支柱と高強度の大引材を組み合わせることで支保工材を簡素化し、従来技術に比べて施工費を大幅に削減することができるというメリットがある。
さらに、型枠支保工10を用いることで、従来技術の支保工と比べて作業性が大幅に向上し組立・解体時間が大幅に短縮することができるという効果を奏する。また、目的に応じて組立・解体がどこからでも出来るため、作業効率が大幅に向上するという利点がある。そして、建枠18,19の間隔が1829mmと広いので、作業空間や移動空間が広く安全性を確保することができるというメリットがある。
10 型枠支保工、12 支柱、14 繋ぎ部材、16 筋交い部材、18,19 建枠、20 柱部、22 梁部材、100 型枠支保工、100,110 型枠支保工。

Claims (2)

  1. コンクリート製の構造物を施工する際に使用するコンクリート打設用の型枠を支える型枠支保工であって、
    縦方向に延びる複数の支柱と、横方向に延び前記複数の支柱を繋ぐ複数の繋ぎ部材と、斜め方向に延び前記複数の繋ぎ部材に跨って設けられる複数の筋交い部材とを備える略四角柱形状の複数の建枠を備え、
    前記複数の建枠は、上面視で格子状の移動通路を形成するように、隣り合う建枠が所定の間隔をあけて整列配置されていることを特徴とする型枠支保工。
  2. 請求項1に記載の型枠支保工において、
    前記整列配置された前記複数の建枠の上部同士を連結する梁部材を備えることを特徴とする型枠支保工。

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