JP3238023B2 - 情報記憶検索装置および情報記憶検索方法 - Google Patents

情報記憶検索装置および情報記憶検索方法

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JP3238023B2
JP3238023B2 JP27267094A JP27267094A JP3238023B2 JP 3238023 B2 JP3238023 B2 JP 3238023B2 JP 27267094 A JP27267094 A JP 27267094A JP 27267094 A JP27267094 A JP 27267094A JP 3238023 B2 JP3238023 B2 JP 3238023B2
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武史 大垣
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この発明は、複数の書類を分
類、整理するための情報記憶検索装置および情報記憶検
索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報を、例えば書類単位で分類整理する
ための技術として、キャビネット/バインダ/書類、あ
るいはボックス/フォルダ/書類などの分類体系に基づ
く情報管理が会社などで一般的に適用されている。この
分類体系としては、ツリー構造や、ネット構造が知られ
ている。
【0003】ツリー構造は、例えば、オペレーティング
システムのファイル管理機能の実現に用いられ、ファイ
ルをツリー構造で表現した階層構造の中に配置して、ユ
ーザに呈示、分類させている。ファイルは、ツリー構造
のルートディレクトリからサブディレクトリを経て目的
とするファイルに至るパス名でその保管場所が識別され
ている。
【0004】ネット構造を用いると、例えば、ハイパー
テキストシステムでは、テキスト情報を管理単位に分割
して相互の関係を表すリンクを自由に設定することがで
きる。このリンクを操作することにより、階層構造に限
らず自由な関係を定義して情報を管理することができ
る。
【0005】情報記憶検索装置の一具体例である電子フ
ァイリングシステムにおいては、紙のファイルと同様
に、キャビネット/バインダ/書類、あるいは、ボック
ス/フォルダ/書類などの階層構造からなる分類体系を
構築して、情報の分類を実現している。ここで、階層の
深さは固定、あるいは、決められた範囲内で任意であ
る。分類の方法は、まず階層構造を分類名称とともに定
義して、すべての書類をツリー構造で表現された分類体
系内のいずれか1つの位置に対応づけることにより分類
するのが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子ファイリン
グシステムで行なわれている階層構造に基づく書類など
の情報管理では、次のような問題がある。 (1)あらかじめ分類体系を決定しておかなければ活用
できない。
【0007】会社のオフィスで求められる情報には、同
じ業務用の情報であっても、その組織全体で利用する共
通の情報と、個人的に利用する固有の情報との二つの面
がある。これらの情報を活用するためには必要な時にす
ぐ取り出せるように、仕事の内容別・項目別・日付別・
重要度別などに応じて情報の属性を利用して分類してお
くことが図書の分類にも見られるように一般的な方法で
ある。
【0008】この場合、新たな情報を登録したり既存の
情報を再分類する作業に先だって、あらかじめ分類体系
を決定しておかなければ、分類先を特定できないか、
「その他」の分類に含まれる情報量が膨れ上がり、情報
管理が無意味となる。このことは、分類体系が決定でき
なければ、情報の分類整理が始められないことを意味し
ており、特に必ずしも分類体系が固定化していない個人
的に活用する情報の管理を困難にしている。 (2)活用している分類体系を途中で構築し直すことが
容易でない。
【0009】オフィスの日常業務では、新しい分類項目
を追加したり、既存の分類項目を細分化したり、既存の
分類項目を統合したり、といった分類体系そのものを見
直す必要が、仕事を進めてゆくにつれて発生する。とこ
ろが、階層構造だけに基づいて分類されている情報を分
類整理し直そうとすると、情報の実体を移動させずに分
類体系のみを再構築することができないために、これら
は容易なことではない。情報の分類整理に有効な、情報
の属性を利用して構築された階層構造以外の仕組みを階
層構造と合わせて活用することが望まれる。 (3)進化成長する分類体系に合わせた情報の分類整理
が困難である。
【0010】分類体系の全体を構築し直した場合でも、
変化のあった分類について新旧の対応を取りながら関連
するすべての情報を分類整理し直すことは、一度に大き
な作業量を発生させることになる。日常業務の中で少し
ずつ分類体系を変化させ、少しずつ情報の分類整理を進
めることができず、分類整理そのものを困難にしてい
る。
【0011】以上のような問題点により、従来の電子フ
ァイリングシステムを実際に運用するにあたっては、ま
ず、あらかじめ所定の分類体系を作っておき、それに対
応させて、情報としての書類を登録するようになってい
た。このため、書類の入力時には、あらかじめ作成され
ている分類体系に応じてその書類に対するキーワードを
用意する必要があった。すなわち、書類を入力するとき
には、その書類の分類が確定していなければならなかっ
た。また、一度入力した書類の分類整理を行うときに
は、その分類体系内に限られていた。
【0012】そこで、この発明は、従来の階層構造によ
る分類・整理とは独立して、情報がそれ自体持っている
分類情報と並行かつ独立に設定された付加情報に従って
書類を分類・整理でき、しかも容易に新たな情報の登録
が行えるように構成された情報記憶検索装置および情報
記憶検索方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の情報記憶検索装置にあっては、複数の
書類に対して、これらの複数の書類を分類するための少
なくとも1つの分類情報を有する付加情報を与え、前記
分類情報に基づいて分類された前記複数の書類を記憶す
る記憶手段と、前記分類情報に基づく検索条件を選択
定することにより、前記記憶手段に記憶されている書類
の中から所望の書類を検索して、その書類一覧を表示す
表示手段と、前記表示手段に前記書類一覧が表示され
ている状態で、新規に前記記憶手段に記憶させたい書類
読み取らせる画面を表示して、読み取りを行なう読取
手段と、この読取手段で読み取られた書類に設定入力し
た書類名と前記表示された書類一覧に付与されている
類情報を付加して前記記憶手段に記憶する処理手段とを
具備している。
【0014】
【0015】また、この発明の情報記憶検索方法にあっ
ては、複数の書類に対して、これらの複数の書類を分類
するための少なくとも1つの分類情報を有する付加情報
を与え、前記分類情報に基づいて分類された前記複数の
書類を記憶手段に記憶するステップと、前記分類情報に
基づく検索条件を選択指定することにより、前記記憶手
段に記憶された書類の中から所望の書類を検索して、そ
の書類一覧を表示するステップと、前記表示ステップに
よって前記書類一覧が表示されている状態で、新規に
憶させたい書類を読み取らせる画面を表示して、読み取
りを行なうステップと、この読取ステップで読み取られ
た書類に設定入力した書類名と前記表示された書類一覧
に付与されている分類情報を付加して前記記憶手段に記
憶するステップとを具備している。
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】この発明の一態様によれば、書類を分類情報に
基づいて分類するための分類体系と、書類ごとに自由に
関連づけることができる付加情報、例えばタグと、タグ
の分類体系とを定義/変更(取付け・取外し)する手段
と、書類に関連づけられたタグに関する検索条件を与え
て検索し表示対象書類を絞り込み表示する手段と、表示
された書類の一部または全部を分類整理する手段と、を
設けることにより、変化の少ない分類体系を反映した分
類体系に基づく書類の分類と、変化のある柔軟な分類体
系を反映したタグおよびタググループを利用した書類の
分類とを可能にした。すなわち、 1)あらかじめ分類体系を決定できないときでも、分類
体系による分類は利用せず、タグとタググループによる
分類を利用することで、分類整理を始めることができ
る。
【0019】2)分類体系を途中で構築し直したいとき
は、変化させる分類に含まれる書類に一時的なタグをつ
け、後にこのタグの変更(取付け/取外し)を行うこと
にり、再分類・整理が容易になる。
【0020】3)固定的な分類は階層構造で、暫定的な
分類はタグで、それぞれ取り扱うことによって、進化成
長する分類体系に合わせた分類整理が可能となる。 4)前項と同様、分類体系が確立していない分野でも、
タグを利用することによって、分類整理が可能となる。
【0021】さらにこの発明の他の態様によれば、書類
に関連づけられたタグに関する条件を与えて検索し表示
対象書類を絞り込んだウィンドウに対して、新たな書類
を登録することにより、検索条件として与えられたタグ
と新たな書類との関連を容易に定義(タグの取付け)を
することができる。これにより、書類の新規登録、すで
に登録されている書類への追加登録が容易となる。すな
わち、 1)あらかじめ分類体系を決定していなくても、とにか
く書類を登録することができる。
【0022】2)分類体系が確立していない分野でも、
とにかく書類を登録することができる。 さらにこの発明の他の態様によれば、書類に関連づけら
れたタグに関する条件を与えて検索し表示対象書類を絞
り込んだウィンドウの所望の書類に対して、さらに他の
タグを取り付けることができる。また、その所望の書類
に関連づけられているタグを取外すこともできる。そし
て、取外されたタグが検索条件として与えられたタグと
一致する場合には、その検索条件をその所望の書類の他
のタグに変更して再度検索した結果を表示したり、ま
た、同一の検索条件で再度検索した結果を表示すること
ができるので、その結果表示ウインドウをもとに、タグ
の取外しが行われてた書類に対して後続の処理が容易に
続行できる。これにより、書類の分類整理が容易になる
とともに、作業の効率も向上する。すなわち、 1)あらかじめ分類体系を決定していなくても、とにか
く書類を追加登録することができる。
【0023】2)進化成長する分類体系に合わせて、あ
る条件を満たす書類を容易に分類整理することができ
る。 3)分類体系が確立していない分野でも、とにかく書類
を追加登録することができる。
【0024】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図2は、この発明を適用した電
子ファイリング装置の一実施例の構成を示すブロック図
である。
【0025】すなわち、図2に示した電子ファイリング
装置は、少なくとも、制御モジュール10、メモリモジ
ュール20、磁気ディスク装置51、52、表示装置5
4、キーボード55またはマウス57またはペン56、
システムバス60によって構成されている。オプション
として、画像処理モジュール30、通信制御モジュール
40、画像バス61、光ディスク装置53、スキャナ5
8、プリンタ59が接続されていてもよい。
【0026】制御モジュール10は電子ファイリング装
置全体を制御するCPU11、磁気ディスク装置51、
52や光ディスク装置53などと接続するためのインタ
フェース回路12、13から構成されている。
【0027】メモリモジュール20は、電子ファイリン
グ装置全体を制御するプログラムおよび必要なデータを
記憶するメインメモリ21、必要なデータを表示するた
めの表示メモリ22、オプションとして画像を記憶する
画像メモリ23などから構成されている。画像メモリ2
3は、例えば、光ディスク53から読み出された画像デ
ータや光ディスク53に書き込む画像データを一時的に
記憶するためのものである。
【0028】表示メモリ22は、表示装置54に表示さ
れる画像データを一時的に記憶するためのものである。
画像処理モジュール30は、画像データの圧縮、伸長、
拡大、縮小、回転などの処理を実行する画像処理LSI
回路31、スキャナ58およびプリンタ59のためのイ
ンタフェース32、およびこれらを相互に接続する画像
バス61などによって構成されている。
【0029】通信制御モジュール40は、例えばLAN
62に接続するための通信インタフェース回路41など
によって構成されている。システムバス60は、制御信
号用のバスであり、制御モジュール10、メモリモジュ
ール20、通信制御モジュール40、画像処理モジュー
ル30、を相互に接続するものである。
【0030】画像バス61は、画像データ転送用のバス
であり、メモリモジュール20、画像処理モジュール3
0を相互に接続するものである。キーボード55または
マウス57またはペン56は、情報の分類整理を行なう
ための各種の操作指令を入力するものである。情報その
もの、情報を検索するためのキー、文書の名前、分類の
方法、などを入力する。
【0031】表示装置54は、分類された情報の表示、
情報を検索するためのキーの表示、文書の名前の表示、
分類体系の表示、などを表示するものである。また、分
類対象が画像データである場合には、画像データをウィ
ンドウに表示して、画像処理LSI31により処理され
た画像の拡大縮小回転などの結果である画像データも表
示できる。
【0032】ハード磁気ディスク装置51およびフロッ
ピーディスク52は、情報そのもの、情報を検索するた
めのキー、情報の分類体系、などを記憶するためのもの
である。また、これらの一時記憶場所としても使用され
る。
【0033】図1は、この実施例の電子ファイリング装
置のソフト構成図である。すなわち、表示処理部71、
入力処理部72、階層構造管理部73、タグ構造管理部
74、オブジェクト管理部75、管理データ76から構
成されている。ここで、タグとは、書類ごとに自由に関
連づけることができる付加情報をさす。
【0034】表示処理部71は、タグ表示ウィンドウと
書類表示ウィンドウにそれぞれ必要な情報を表示する。
タグ表示ウィンドウと書類表示ウィンドウは、これら2
つのウィンドウの組が複数組表示されていてもよく、1
つのタグ表示ウィンドウと複数の書類表示ウィンドウが
表示されてもよい。以下の説明では後者の場合について
述べる。
【0035】入力処理部72は、キーボード55または
マウス57またはペン56により入力される指示を処理
する。具体的には、タグ表示ウィンドウ内のタグ選択、
書類表示ウィンドウ内の書類選択、処理メニューの選択
などである。指示入力された位置がどのウィンドウのど
の座標であるか、どのアイコンに対する指示入力である
か、どの処理メニューが選択されたか、についても判断
処理する。
【0036】階層構造管理部73は、ツリー構造により
構成された階層構造を生成・変更・削除・探索する機能
を提供する。具体的には、新しい分類項目の追加、既存
の分類項目の分類名変更、既存の分類項目の削除、与え
られた分類名を持つ分類項目の階層構造内での位置の特
定、などである。
【0037】タグ構造管理部74は、タググループとタ
グを生成・変更・削除・探索する機能、タグの構造すな
わちタググループとタグの関係を生成・変更・削除する
機能、を提供する。
【0038】管理データ76は、表示処理部71が必要
とする書類表示ウィンドウ情報と書類表示ステータス情
報、階層管理部73とタグ管理部74が必要とするオブ
ジェクト情報、を含んでいる。
【0039】図3は、この実施例の電子ファイリング装
置により、階層構造と付加情報(タグ)に基づいて情報
を分類整理した様子を示す概念図である。分類体系とし
て、例えば、光ディスク53aがボックス1、10を含
む階層構造を構成していて、ボックス1には書類2と3
と7とが分類されているものとする。また、書類2には
タグ5とタグ6とが関連づけられている。なお、タグ
5、6はタググループ4に含まれているものとする。ま
た、書類7にはタグ9が関連づけられており、このタグ
9はタググループ8に含まれている。
【0040】図4、図5は、この実施例の電子ファイリ
ング装置で、こうした分類整理のための階層構造と付加
情報(タグ)を表現するために利用している、「オブジ
ェクト」の構造を示している。
【0041】ボックスであれ、書類であれ、タググルー
プであれ、タグであれ、「オブジェクト」で表現する。
すなわち、オブジェクトは、オブジェクトタイプ(光デ
ィスク/ボックス/書類/タググループ/タグ)、オブ
ジェクトID、名称、生成日時、関連定義情報へのポイ
ンタからなり、関連定義情報は、複数個の、関連タイプ
(親/子/関連)と関連オブジェクトIDの組からな
る。
【0042】この場合、光ディスク53aとボックス
1、ボックス1と書類2、ボックス1と書類3、はそれ
ぞれ「親子」関係、書類2とタグ5、書類2とタグ6と
は「関連」関係、にあると表現する。すなわち、ボック
ス1のオブジェクトには、オブジェクトタイプ「ボック
ス」、オブジェクトID「1」、名称(=ボックス
名)、生成日時、関連定義情報へのポインタが記録され
ている。関連定義情報には、光ディスク53aが「親」
であることを示す関連タイプ「親」と関連オブジェクト
「53a」の組、書類2が「子」であることを示す関連
タイプ「子」と関連オブジェクトID「2」の組、書類
3が「子」であることを示す関連タイプ「子」と関連オ
ブジェクトID「3」の組、が記録されている。同様
に、書類2のオブジェクトには、オブジェクトタイプ
「書類」、オブジェクトID「2」、名称(=書類
名)、生成日時、関連定義情報へのポインタが記録され
ている。関連定義情報には、ボックス1が「親」である
ことを示す関連タイプ「親」と関連オブジェクトID
「1」の組、タグ5が「関連」関係にあることを示す関
連タイプ「関連と関連オブジェクトID「5」の組、タ
グ6が「関連」関係にあることを示す関連タイプ「関
連」と関連オブジェクトID「6」の組、が記録されて
いる。
【0043】図6は、「オブジェクト」を追加する場合
の処理フローである。「オブジェクト」を追加する場合
は、まず、ステップS11で新たなオブジェクトを生成
する。すなわち、オブジェクト管理領域を確保して、追
加しようとするオブジェクトのタイプ(光ディスク/ボ
ックス/書類/タググループ/タグ)を設定し、新しい
オブジェクトIDを割り当て、もし指定があれば名称を
設定し、生成日時を設定する。
【0044】次に、ステップS12に進んで関連定義情
報を設定する。すなわち、関連定義情報管理領域を確保
し、関連タイプ「親」と追加するオブジェクトのオブジ
ェクトIDの組を設定する。さらに、ステップS13に
進み、親となるオブジェクトが持つ関連定義情報に、関
連タイプ「子」と追加する新しいオブジェクトのオブジ
ェクトIDを追加する。
【0045】オブジェクトタイプにより、光ディスク/
ボックス/書類/タググループ/タグ、いずれの追加に
も対応する。図7は、「オブジェクト」を削除する場合
の処理フローである。
【0046】「オブジェクト」の削除は、まず、ステッ
プS21において削除対象オブジェクトの親であるオブ
ジェクトの関連定義情報から、削除対象オブジェクトの
オブジェクトIDを削除する。次に、ステップS22に
進んで削除対象オブジェクトに関連づけられているタグ
のオブジェクトの関連定義情報から、削除対象オブジェ
クトのオブジェクトIDを削除する。そして、ステップ
S23にて削除対象オブジェクトの関連定義情報を解放
し、オブジェクト管理領域を解放する。
【0047】オブジェクトタイプにより、光ディスク/
ボックス/書類/タググループ/タグ、いずれの削除に
も対応する。図8は、「オブジェクト」を検索する場合
の処理フローである。
【0048】「オブジェクト」の検索は、まず、ステッ
プS31で検索対象オブジェクトIDを受け取る。次
に、ステップS32に進み指定されたオブジェクトの関
連定義情報を順に調べる。その後、ステップS33で関
連タイプが「子」である関連オブジェクトIDを得て、
ステップS34にてそのオブジェクトを調べる。
【0049】書類検索の場合には、ステップS35にお
いて、書類表示ウィンドウ情報を参照してカレントウィ
ンドウの番号を得て、書類表示ステータス情報の検索条
件のフィールドを参照して検索条件を得る。書類検索の
場合で検索条件があるときは、ステップS36に進ん
で、検索条件一致/不一致を判定して、一致すればステ
ップS37にて検索結果リストに追加する。その他のと
きは、ステップS38に進んで、すべての関連定義情報
について終了したか判断、まだなら継続処理、終了なら
ステップS39で検索結果リストのオブジェクトが求め
るオブジェクトの集合である。
【0050】オブジェクトタイプにより、光ディスク/
ボックス/書類/タググループ/タグ、いずれの検索に
も対応する。上記の「オブジェクト」追加/削除によ
り、書類の追加(新規登録)やタグの取付け、取外しが
実現される。
【0051】書類の追加では、書類名の入力を求める。
ただし、必要な場合のみ入力すればよく、指定しなくて
もよい。とにかく登録したい場合に有効であり、必要に
応じて書類名はいつでも設定または変更できる。
【0052】タグの取付けでは、タグ名の入力を求め
る。ただし、必要な場合のみ入力すればよく、指定しな
くてもよい。とにかく目印として書類に関連づけておき
たい場合に有効であり、必要に応じて適切なタグ名を設
定または変更できる。これは、特に分類体系が明確でな
い場合の一時的な分類手段として極めて有効であり、階
層構造による分類とは別の仕組みで一時的な分類を実現
している点に特徴がある。図4からもわかるように、階
層構造管理とタグ関連管理がオブジェクトを単位とし
て、同じ仕組みで、しかも、独立に管理されていること
から、タグ操作は階層構造や階層構造による分類結果に
は何ら影響を与えない。両者の違いは、関連タイプ(親
/子/関連)により内部表現されている。
【0053】図9は、この実施例の電子ファイリング装
置の表示画面例である。この表示画面は、書類の一覧を
表示する書類表示ウィンドウ54A、タグの一覧を表示
するタグ表示ウィンドウ54Bからなる。これら2種類
のウィンドウ54A、54Bは、常に表示されていても
よく、あるいは、それぞれが必要なときだけ表示されて
もよい。図では常に表示されている場合を示している。
【0054】タグ表示ウィンドウ54Bは、タググルー
プ表示エリア54B1とタグを表示するエリア54B2
を持ち、選択したタグクループに含まれているタグの集
合が表示エリア54B2に表示される。また、タグクル
ープの特別なものとして「未整理」を持つ。これは1つ
もタグが関連づけられていないことを意味するタググル
ープであり、これに含まれるタグは例外として存在しな
い。
【0055】書類表示ウィンドウ54Aは、階層構造に
対応するボックス54A1とタグに関する検索条件エリ
ア54A2と書類の集合を表示するエリア54A3を持
ち、選択したボックス(この場合はボックス1)に含ま
れ、かつ、エリア54A2で指定した検索条件を満たす
書類の集合がエリア54A3に表示される。また、ウイ
ンドウ54Aのタイトル、すなわち「書類表示ウインド
ウ」を表示するためのタイトル表示エリア54A、書類
表示ウインドウ54Aにおいて実行可能な処理、例え
ば、新たな書類を入力する処理としての「スキャナ」等
の処理メニューが表示されるメニュー表示エリア54A
5が設けられている。
【0056】書類の表示方法には、アイコン表示とイメ
ージ表示の2種類があり、表示モードとしてメニューで
設定できる。アイコン表示は個々の書類をアイコンで表
示するモードであり、イメージ表示は個々の書類をその
先頭ページ画像で表示するモードである。いづれのモー
ドでも、書類に対して検索条件に示されたタグ以外にも
タグが関連づけられているときには、そのことを示すた
めにアイコンまたはイメージが強調表示される。アイコ
ン表示では、アイコンの形状を変化させたり、アイコン
の色を変化させたり、アイコンの外枠を強調したり、す
ることで強調表示する。イメージ表示では、書類の先頭
ページ画像の外枠を強調表示して表示する。
【0057】図9にはアイコン表示の例が示されてお
り、書類2に対して検索条件に示されたタグ以外にもタ
グが関連づけられているときには、アイコンの外枠の左
上隅に黒い領域を付加してある。書類3は他のタグなし
の場合を示す。
【0058】タグが関連づけられているかどうかは、上
記のことから書類一覧ウィンドウ54A3の書類(アイ
コンまたはイメージ)を見ただけで操作なしでわかる。
書類(アイコンまたはイメージ)をマウス57の左ボタ
ンクリックすると、画像表示ウィンドウが開き、ページ
画像が詳細表示される。また、書類(アイコンまたはイ
メージ)をマウス57の右ボタンクリックすると、図1
7に示したように、タグ一覧ウインドウ54Gが開い
て、その書類(この場合は書類2)に関連づけられてい
るタグ一覧が表示される。
【0059】図10は、表示画面に関する情報を管理す
るテーブルを示している。書類表示ウィンドウ情報と書
類表示ステータス情報とである。書類表示ウィンドウ情
報は、ウィンドウの個数と、入力可能なカレントウィン
ドウの番号と、を記録するフィールドを有する。
【0060】書類表示ステータス情報は、ウィンドウの
個数だけ要素を持ち、各要素は、カレントディスク(例
えばディスクNo.0)、カレントボックスNo.、カ
レントタググループNo.、カレントタグNo.、表示
モード、表示レイアウト、検索条件のフィールドからな
る。
【0061】カレントが付加されている項目は、現在、
書類表示ウィンドウ54Aに表示されている階層構造内
の分類項目を指している。表示モードは、書類をアイコ
ンで表示するアイコン表示か、書類の先頭ページを表示
して表現するイメージ表示か、を管理している。表示レ
イアウトは、書類表示エリア54A3内で縦横どれだけ
の個数の書類を並べて表示するかを管理している。検索
条件とは、現在、表示されている書類の集合が何らかの
検索の結果である場合、検索の条件となったタグに関す
る情報を管理している。条件は、タググループとタグの
組、または、この組を論理積か論理和で結合したもの、
または、未整理、または、空(検索条件なし)である。
すなわち、この検索条件として記録された内容をもと
に、その検索対象のタグに関連する書類が検索されて、
書類表示エリア54A3に表示されるようになってい
る。
【0062】さて、この電子ファイリング装置におい
て、新たな書類を新規に登録したり、あるタグがすでに
関連づけられている書類に追加登録する場合について説
明する。
【0063】図14、15に処理フローを、図11〜図
13に操作画面例を、それぞれ示す。この場合、登録し
ようとしている新たな書類の利用目的等が明確で、どの
タグに関連づけるかがすでに明らかな書類もあれば、利
用目的が不明確で分類できないが、とにかく登録したい
書類も存在する。前者の場合は、その所望のタグに関す
る検索条件を与えて検索して表示対象書類を絞り込んだ
書類表示ウインドウ54Aに対して新たな書類の入力を
行い、後者の場合は、書類表示ウインドウ54Aに対し
ていつでも(タグを選択する以前の書類表示ウインドウ
54Aに対して)新たな書類の入力を行えるようになっ
ている。
【0064】詳しくは、まず、システムが起動される
と、ステップS41で、図9で示したように、書類表示
ウィンドウ54AとしてウインドウNo.(1)を開
く。このとき図10に示したように、書類表示ウィンド
ウ情報の個数を1、カレントウィンドウを番号1に設定
して、書類表示ステータス情報のウィンドウNo.
(1)の各項目を初期設定する。
【0065】ここで、ステップS42で光ディスク(N
o.0)がセットされたら、ステップS43に進んで光
ディスク0に記録されているボックス一覧を書類表示ウ
ィンドウ54Aの上部エリア54A1に表示する。同時
に、ステップS44でタグ表示ウィンドウ54Bを開
く。
【0066】ステップS45でボックス一覧エリア54
A1の中からボックス1が選択されたら、ステップS4
6でボックス1に含まれる書類一覧を書類表示ウィンド
ウ54Aの下部エリア54A3に表示する。
【0067】この時点で、利用目的が不明確で関連づけ
するタグが明らかでない書類の新規登録が行える。すな
わち、ステップS52に進み、書類表示ウインドウ54
Aのメニュー表示エリア54A5に表示されたスキャナ
100をマウス57を操作して選択する。
【0068】一方、その利用目的等が明確で、どのタグ
に関連づけるかがすでに明らかな書類を登録する場合、
あるいは、あるタグがすでに関連づけられている書類に
追加するための書類を登録する場合は、次に、ステップ
S47に進む。
【0069】ステップS47でタグ表示ウィンドウ54
Bにおいて例えばタググループ4が選択されたら、ステ
ップS48でタググループ4に含まれるタグ一覧をタグ
表示ウィンドウ上に表示する。このときシステムは図1
0の書類表示ウィンドウ情報のカレントウィンドウ
(1)を参照して、書類表示ステータス情報の対応する
ウィンドウのカレントグループ欄に、タググループ4を
設定する。
【0070】ステップS47において、例えば、図9の
タグ表示ウィンドウ54B上でタググループエリア54
B1内の「未整理」が選択されたら、どのタグとも関連
づけられていない書類一覧を検索して、ステップS47
からステップS49はスキップして、ステップS50に
て書類表示ウィンドウ上に表示する。このときシステム
は書類表示ウィンドウ情報のカレントウィンドウ(2)
を参照して、図10の書類表示ステータス情報の対応す
るウィンドウ(2)のカレントタグ欄に、未整理を現す
NULLを設定する。検索時は、検索条件2(未整理)
を指定して検索部に依頼する。検索部は検索結果を表示
部に応答して表示させる。
【0071】ステップS49でタグ表示ウィンドウ54
B2において例えばタグ5が選択されたら、タグ5と関
連づけられている書類一覧を検索して、書類表示ウィン
ドウ54A上に表示する。このときシステムは図10の
書類表示ウィンドウ情報のカレントウィンドウを参照し
て、書類表示ステータス情報の対応するウィンドウ
(1)のカレントタグ欄にタグ5を設定する。
【0072】検索時は、ステップS50で、図9のエリ
ア54A2において検索条件1(タググループ4:タグ
5)を指定して検索部に依頼する。検索部は検索結果を
表示部に応答して表示させる。すなわち、例えば図9に
示したように検索条件1(タググループ4:タグ5)に
一致した書類(アイコンまたはイメージ)が書類一覧ウ
ィンドウ54A3に表示される。
【0073】この時点で、例えば、タグ5に関連づける
書類の新規入力が行える。すなわち、ステップS52に
進み、書類表示ウインドウ54Aのメニュー表示エリア
54A5に表示されたスキャナ100をマウス57を操
作して選択する。
【0074】一方、ステップS50で書類一覧ウィンド
ウ54A3に表示された書類(アイコンまたはイメー
ジ)のうち、例えば、書類2をマウス57の左ボタンク
リックすると、画像表示ウインドウが開き、書類2のペ
ージ画像が詳細表示される。
【0075】この時点で、タグ5に関連づけされた書類
2に追加登録が行える。すなわち、ステップS52に進
み、書類表示ウインドウ54Aのメニュー表示エリア5
4A5に表示されたスキャナ100をマウス57を操作
して選択する。
【0076】スキャナ100が選択されると、図11に
示すように、プルダウンメニュー101が表示される。
このプルダウンメニュー101には、スキャナ設定10
2及びスキャナ入力103の処理メニューが表示されて
いる。
【0077】ステップS53に進み、スキャナ設定10
2をマウス57を操作して選択すると図12に示すよう
なスキャナ設定ウインドウ54Eが、書類表示ウインド
ウ54A上に開かれる。
【0078】ここで、図12を参照してスキャナ設定ウ
インドウ54Eの表示例について説明する。スキャナ設
定ウインドウ54Eには、登録する書類をスキャナ58
で読取る際の用紙サイズを設定するための用紙サイズ設
定エリア54E4、その書類をスキャナ58で読取る際
の解像度を設定するための解像度設定エリア54E5、
スキャナ58で読取る用紙の方向(たて、横)を設定す
るための用紙方向設定エリア54E6、OKボタン54
E7、キャンセルボタン54E8からなる。
【0079】用紙サイズ設定エリア54E4、解像度設
定エリア54E5、用紙方向設定エリア54E6はそれ
ぞれ、ドロップダウン単一選択リストボックスからな
り、それぞれの設定エリアの所定のボタンをマウス57
で操作した回数に応じて所定のリスト内からデータが1
つづつ選択されて各エリアに表示されるようになってい
る。
【0080】このようにして用紙サイズ設定エリア54
E4、解像度設定エリア54E5、用紙方向設定エリア
54E6でそれぞれの項目を設定した後、OKボタン5
4E7をマウス57でクリックすると、その設定内容が
システムに反映されてスキャナ設定ウインドウ54Eは
閉じられる。また、キャンセルボタン54E8をマウス
57でクリックすると、このスキャナ設定ウインドウ5
4E上で設定された内容はシステムに反映されずに(キ
ャンセルされて)スキャナ設定ウインドウ54Eが閉じ
られる。
【0081】さて、ステップS53で図12に示したよ
うなスキャナ設定ウインドウ54Eが開かれた後、ステ
ップ54に進み、登録しようとする書類に関するスキャ
58の設定項目、すなわち、用紙サイズ、解像度、用
紙方向をそれぞれの設定エリア54E4、54E5、5
4E6に設定してOKボタン54E7をクリックしてス
キャナ設定を終了する(スキャナ設定ウインドウ54E
が閉じられる)。
【0082】次に、ステップS55に進み、図11に示
すようなプルダウンメニュー101からスキャナ入力1
03ををマウス57を操作して選択すると図11に示す
ようなスキャナ入力ウインドウ54Dが、書類表示ウイ
ンドウ54A上にオーバーラップして開かれる。
【0083】ここで、図11を参照してスキャナ入力ウ
インドウ54Dの表示例について説明する。スキャナ入
力ウインドウ54Dには、用紙サイズ表示エリア54D
1、解像度表示エリア54D3、用紙方向表示エリア5
4D4が設けられ、これらのエリアには、前述したスキ
ャナ設定ウインドウ54Eで設定した内容、すなわち、
用紙サイズ設定エリア54E4、解像度設定エリア54
E5、用紙方向設定エリア54E6に所望の値を入力し
た後、OKボタン54E7をクリックしたことにより設
定されたものが表示される。なお、ステップS54でス
キャナの設定をしていない場合は、これら表示エリアに
はデフォルト値が表示される。デフォルト値としては、
例えば、用紙サイズが「A4」、解像度が「200dp
i」、用紙方向が「たて」である。
【0084】また、ページ番号表示エリア54D1に
は、これからスキャナ58で入力しようとしている書類
のページ番号が表示される。すなわち、初期値は「1」
で、以後、書類が入力される毎にそのページ番号が更新
されて表示される。
【0085】さらに、スキャナ入力ウインドウ54Dに
は入力実行ボタン54D5、入力中止ボタン54D6、
スキャナ設定ボタン54D7、書類終了ボタン54D
8、終了ボタン54D9が設けられている。
【0086】入力実行ボタン54D5がマウス57でク
リックされると、あらかじめスキャナ58にセットされ
ている書類の原稿が1ページづつ(ADFが装備されて
いる場合は1ページづつ連続して)読取られるようにな
っている。
【0087】入力中止ボタン54D6がマウス57でク
リックされると、スキャナ58で実行されている書類読
取動作が中止されるようになっている。スキャナ設定ボ
タン54D7は、スキャナ入力ウインドウ54Dからス
キャナ設定ウインドウ54Eを開くためのもので、スキ
ャナ入力ウインドウ54Dの用紙サイズ表示エリア54
D1、解像度表示エリア54D3、用紙方向表示エリア
54D4に表示されている値を変更したい場合に、この
スキャナ設定ボタン54D7をマウス57でクリックす
ると、スキャナ設定ウインドウ54Eが開かれて、所望
の値が変更できる。
【0088】書類終了ボタン54D8は、1単位の書類
(ページ数に関係なく)の読取りの終了をシステムに指
示するためのものである。すなわち、スキャナ58で1
単位の書類の読取が終了した時点でマウス57でクリッ
クされると、図13に示すような書類作成ウインドウ5
4Fが表示されるようになっている。この書類作成ウイ
ンドウ54Fに対して所定の処理を実行することによ
り、スキャナ58で入力された書類が登録されるように
なっている。
【0089】終了ボタン54D9は、スキャナ入力ウイ
ンドウ54Dに対する処理の終了をシステムに指示する
ためのものである。すなわち、この終了ボタン54D9
がマウス57でクリックされると、スキャナ入力ウイン
ドウ54Dが閉じられるようになっている。このとき、
スキャナ入力ウインドウ54Dに対して書類の読取動作
を実行したにもかかわらず、その読取った書類が登録さ
れていないとき(例えば、書類終了ボタン54D8がク
リックされていなかったとき等)には、書類作成ウイン
ドウ54Fが開かれるようになっている。
【0090】さて、ステップS55で表示装置54に表
示されたスキャナ入力ウインドウ54Dが表示される
と、スキャナ58に書類をセットした後、入力実行ボタ
ン54D5をクリックする。すると、ステップS57に
進み、スキャナ58が動作してセットされた原稿が1ペ
ージづつ読取られる。このとき、スキャナ58のADF
に原稿がセットされている場合は、複数のページで構成
される書類は全ての原稿の読取が終了されるまで1ペー
ジずつ連続してその読取は実行されるが、スキャナ58
にADFが装備されていない場合は、1ページ原稿の入
力が終了後に再び後続のページの原稿をスキャナ58に
セットして、入力実行ボタン54D5をクリックする。
すなわち、原稿の続く限り繰り返すことになる(ステッ
プS56〜ステップS57a)。
【0091】位置単位の書類の原稿の入力が終了して、
ステップS58に進み、書類終了ボタン54D8をクリ
ックすると、さらにステップS59に進み、図13に示
したような書類作成ウインドウ54Fが開かれる。
【0092】ここで、図13を参照して書類作成ウイン
ドウ54Fの表示例について説明する。書類作成ウイン
ドウ54Fには、スキャナ入力ウインドウ54Dで入力
処理を行った書類を、新規に登録するための指示エリア
54、その場合の書類名を設定するための書類名設定エ
リア54F3、現在表示装置54上に開かれている画像
表示ウィンドウに表示されている書類(この場合は書類
2)にスキャナ入力ウインドウ54Dで入力処理を行っ
た書類を追加して登録するための指示エリア54F2、
その場合の追加する先の書類名を設定するための書類名
設定エリア54F4、OKボタン54F5、キャンセル
ボタン54F6からなる。なお、指示エリア54F1、
54F2には、一度にいずれか一方のみしかクリックで
きない。
【0093】この書類作成ウインドウ54に対して、ス
キャナ入力ウインドウ54Dで入力処理を行った書類の
新規登録あるいは追加登録の処理が実行できるようにな
ってる。すなわち、ステップS60で新規登録をする場
合は、ステップS61に進み、指示エリア54F1をク
リックする、すると、そのエリアにチェックマークが表
示される。さらに、ステップS62に進み、あかかじめ
その書類名が決まっているときは、ステップS63で、
書類名設定エリア54F3にキーボード55から書類名
を入力する。一方、書類名が決まっていないときは、書
類名設定エリア54F3には何も入力する必要はない。
このとき、デフォルト値としてのシステムに内蔵される
タイマーで計測された書類を読取った年月日時分がその
書類名となって登録されるようになっている。
【0094】ステップS60で追加登録をする場合は、
ステップS65に進み、指示エリア54F2をクリック
する、すると、そのエリアにチェックマークが表示され
る。さらに、ステップS66に進み、書類名を変更する
場合は、ステップS67で、書類名設定エリア54F4
にキーボード55から書類名を入力する。一方、書類名
を変更する必要がない場合は、書類名設定エリア54F
4には何も入力する必要はない。このとき、デフォルト
値として、現在表示装置54上に開かれている画像表示
ウィンドウに表示されている書類名(この場合は書類
2)が表示されている。
【0095】書類作成ウインドウ54Fの必要な箇所の
設定が終了した後、ステップS64に進み、OKボタン
54F5をクリックすると、ウインドウ54Fは閉じら
れる。このとき、新規登録の場合、関連づけするタグが
明らかでなく、ステップS46までの処理を実行した
後、ステップS52に進んだときには、その書類はボッ
クス1にのみ関連づけされて(すなわち、「未整理」に
関連づけされて)登録される。すなわち、新規登録書類
のオブジェクトの関連定義情報に例えばNULLを付加
し、親となるボックス1のオブジェクトの関連定義情報
に、新規登録書類のIDを追加する。
【0096】また、あらかじめ関連づけるタグが明らか
で、ステップS50までの処理を実行した後、ステップ
S52に進んだときは、その書類はタグ5に関連づけさ
れて登録される。すなわち、新規登録書類のオブジェク
トの関連定義情報に検索条件1に対応するタグ(タググ
ループ4:タグ5)を追加し、親となるオブジェクトの
関連定義情報に、新規登録書類のIDを追加する。
【0097】さらに、追加登録の場合は、ステップS5
1で選択された書類2に追加されて登録される。次に、
本実施例の電子ファイリング装置において、すでに登録
済みの書類に対してタグの取付けあるいは取外しを行う
場合について説明する。
【0098】図21に処理フローを、図16〜図20に
操作画面例を、それぞれ示す。なお、図21示したフロ
ーチャートにおいて、図14に示したフローチャートと
同一部分には同一の符号を付し、説明は省略する。すな
わち、ステップS41〜ステップS50までの処理は同
一の検索処理を行うようになっている。図21におい
て、ステップS50で、タグ5に関連づけされた書類一
覧が表示された状態で、ステップS70に進み、タグの
取付け、取外し処理が実行される。
【0099】まず、タグの取付け処理について図22に
示すフローチャートを参照して説明する。ステップS7
1で、書類一覧ウィンドウ54A3に表示された書類の
なかから所望の書類、例えば書類2をマウス57の右ボ
タンクリックすると、図16に示すように、タグ一覧ウ
インドウ54Gが開かれる(ステップS72)。このタ
グ一覧ウインドウ54Gには、書類2に関連づけされて
いるすべてのタグが表示されているものである。図16
では、タグ一覧ウインドウ54Gが書類表示ウインドウ
54Aにオーバーラップして表示された場合を示してい
る。
【0100】ここで、図18を参照してタグ一覧ウイン
ドウ54Gの表示例について説明する。タグ一覧ウイン
ドウ54Gには、このウインドウのタイトルを表示する
タイトル表示エリア54G1、ステップS71で選択さ
れた書類の書類名を表示する書類名表示エリア54G
2、この書類名表示エリア54G2で表示された書類に
関連づけされているタグの一覧を表示するタグ一覧表示
エリア54G3、タグ取付ボタン54G4、タグ取外し
ボタン54G5、タグ検索ボタン54G6、OKボタン
54G7、キャンセルボタン54G8から構成される。
【0101】図18において、ステップS71で選択さ
れた書類2には、タグ一覧表示エリア54G3から、す
でに、タグ5とタグ6が関連づけされていることがわか
る。この書類2に対して、あらたにタグを付与したい場
合、ステップS73に進み、タグ取付けボタン54G4
をマウス57でクリックする。すると、ステップS74
に進み、図17に示すように、タグ表示ウインドウ54
B´が開かれる。このタグ表示ウインドウ54B´は、
そのときすでに開かれているタグ表示ウインドウ54B
と同一のもので、図17は、タグ一覧ウインドウ54G
とオーバーラップして表示される表示例を示したもので
ある。また、タグ表示ウインドウ54B´は、タグ表示
ウインドウ54Bと同様にタググループ表示エリア54
B1´とタグを表示するエリア54B´からなる。
【0102】次に、ステップS75に進み、タグ表示ウ
インドウ54B´から新たに付与したいタグを選択す
る。すなわち、タググループ8のタグ9を書類2に付与
したい場合は、まず、タググループ表示エリア54B1
´からタググループ8をクリックすると、このタググル
ープ8が強調表示(例えば反転表示)され、さらにタグ
を表示するエリア54B´からタグ9をクリックする
と、このタグ9が強調表示(例えば反転表示)され、そ
れと同時に、ステップS76に進み、図19に示すよう
なタグ確認操作ウインドウ54Hが開かれる。
【0103】ここで、図19を参照してタグ確認操作ウ
インドウ54Hの表示例について説明する。タグ確認操
作ウインドウ54Hには、ステップS71、あるいは後
述するようにタグ取付けの場合にはステップS81で選
択された書類名を表示する書類名表示エリア54H1、
取付けるタグ、すなわち、ステップS75で選択された
タグが表示される取付タグ表示エリア54H3、後述す
るようにタグ取外しの場合にステップS83で選択され
たタグが表示される取外しタグ表示エリア54H2、以
上の各項目を確認後にクリックされるOKボタン54H
4、以上の各項目を全て廃棄するためにクリックされる
のキャンセルボタン54H5から構成される。
【0104】ステップS76で、タグ確認操作ウインド
ウ54Hに表示された取付けタグ表示エリア54H3の
内容が確認されると、ステップS77に進み、タグ確認
操作ウインドウ54HのOKボタン54H4をクリック
する。すると、タグ確認操作ウインドウ54Hが閉じら
れ、タグの取付けが実行される。すなわち、書類2のオ
ブジェクトの関連定義情報にタググループ8:タグ9を
追加し、その親となるオブジェクトの関連定義情報に書
類2のオブジェクトIDを追加する。
【0105】なお、キャンセルボタン54H5がクリッ
クされると、タグの取付けは実行されずにその処理はキ
ャンセルされる。また、この時点では、表示装置54に
は、図16に示したウインドウが表示されている。タグ
の取付け、取外し処理を終了する場合は、ステップS7
8に進み、タグ一覧ウインドウ54GのOKボタン54
G7をクリックすると、タグ一覧ウインドウ54Gが閉
じられる。
【0106】次に、タグの取外し処理について図23に
示すフローチャートを参照して説明する。まず、ステッ
プS81では、ステップS71と同様に、書類一覧ウィ
ンドウ54A3に表示された書類のなかから所望の書
類、例えば書類2をマウス57の右ボタンクリックする
と、図16に示すように、タグ一覧ウインドウ54Gが
開かれる(ステップS82)。
【0107】次に、ステップS83に進み、タグ一覧ウ
インドウ54Gのタグ一覧表示エリア54G3のなかか
ら取外したいタグ(この場合、タグ5)をクリックす
る。すると、その選択されたタグは強調表示(例えば反
転表示)される。
【0108】さらに、ステップS84に進み、タグ一覧
ウインドウ54Gのタグ取外しボタン54G5をクリッ
クすると、タグ確認操作ウインドウ54Hが開かれる
(ステップS85)。タグ確認操作ウインドウ54Hに
表示された取外しタグ表示エリア54H2の内容が確認
されると、ステップS86に進み、タグ確認操作ウイン
ドウ54HのOKボタン54H4をクリックする。する
と、タグ確認操作ウインドウ54Hが閉じられ、タグの
取外しが実行される。すなわち、書類2のオブジェクト
の関連定義情報からタググループ4:タグ5が削除さ
れ、その親であるオブジェクトの関連定義情報から、書
類2のオブジェクトIDを削除する。
【0109】なお、キャンセルボタン54H5がクリッ
クされると、タグの取外しは実行されずにその処理はキ
ャンセルされる。さて、タグ確認操作ウインドウ54H
のOKボタン54H4がクリックされると、取外し対象
タグが検索条件と一致したとき、ステップS87に進
み、図20に示すような表示確認ウインドウ54Iが開
かれる。なお、取外し対象タグが検索条件と一致してい
ないときは、ステップS90に進む(ステップS86
a)。
【0110】ここで、図20を参照して表示確認ウイン
ドウ54Iの表示例について説明する。表示確認ウイン
ドウ54Iには、書類表示ウインドウ54Aの表示内容
の切換えを行うか否かを選択するためのウインドウで、
表示内容を切換える場合の指示エリア54I1、表示内
容を切換えない場合の指示エリア54I2、これらの内
容を確認した後、クリックして表示確認ウインドウ54
Iを閉じるためのOKボタン54I3が設けられてい
る。
【0111】次に、図24を参照して、書類表示ウイン
ドウ54Aの表示内容の切換えについて説明する。図2
4(a)〜(c)は、書類表示ウインドウ54Aを模式
的に示したものである。図23のステップS81におい
て、書類表示ウインドウ54Aでは検索条件1(タググ
ループ4:タグ5)を指定して検索された結果、その検
索条件1(タググループ4:タグ5)に一致した書類
(この場合、書類2、3)が書類一覧ウィンドウ54A
3に表示される(図24(a)参照)。ここで、書類2
には、検索条件1としてにタグ5以外にタグ6にも関連
づけされているものとする。
【0112】この状態からステップS86までの処理の
結果、書類2からタグ5が取外されると、すなわち、取
外し対象タグ(タググループ4:タグ5)が検索条件1
と一致したときには、図10に示した書類表示ステータ
ス情報の対応するウィンドウ(1)の検索条件1(タグ
グループ4:タグ5)を書類表示ウインドウ54Aのエ
リア54A2において指定して検索した結果を表示する
書類表示ウインドウ54Aには、書類2が表示されない
ことになる。この表示状態が図20の表示確認ウインド
ウ54Iで指示エリア54I2をクリックしてウインド
ウ切換えをしないと選択した場合である(図24(b)
参照)。
【0113】しかし、実際には、タグ5を取外した書類
2に対して編集作業等を行うため、書類表示ウインドウ
54Aに表示されていることが望ましい場合がある。従
って、このような場合には、図20の表示確認ウインド
ウ54Iで指示エリア54I1をクリックしてウインド
ウ切換えを行うと選択すればよい。すると、図25に示
すように、書類表示ステータス情報の対応するウィンド
ウ(1)のカレントタグ欄に、書類2に関連づけられて
いる他のタグ6を設定すると同時に、検索条件2(タグ
グループ4:タグ6)に変更する。さらに、書類表示ウ
インドウ54Aのエリア54A2において検索条件2
(タググループ4:タグ6)を指定して検索部に依頼す
る。検索部は検索結果を表示部に応答して表示させる。
すなわち、例えば、図24(c)に示したように検索条
件2(タググループ4:タグ6)に一致した書類(この
場合、書類2のみ)が書類一覧ウィンドウ54A3に再
表示される。
【0114】すなわち、ステップS88で、表示確認ウ
インドウ54Iのエリア54I1、54I2のいづれか
一方をクリックして、表示切換えをするか否かのいずれ
か一方を選択すると、そのクリックされた方のエリアに
チェックマークが表示され、その内容を確認した後、ス
テップS89に進み、OKボタン54I3をクリックす
ると、表示確認ウインドウ54Iが閉じられ、さらにス
テップS90に進み、前述したように、ステップS88
の選択に応じて、書類表示ウインドウ54Aの内容が再
表示される。なお、ステップS86aからステップS9
0に進んだ場合は、表示確認ウインドウ54Iは開かれ
ずに、もともとの検索条件をもと検索した結果(すなわ
ち、ステップS88で表示切換えをしないと選択した場
合と同一)が表示される。
【0115】上記した書類に対するタグの取付け、取外
し操作、および書類登録操作は、階層構造による分類と
は独立して実行できる。すなわち、従来の電子ファイル
システムの問題点として指摘した、分類体系が確立して
いない分野や柔軟な分類体系における分類整理を、分類
体系が確立している階層構造による分類整理とは独立し
た処理で提供して、変化の多い柔軟な分類体系での情報
の分類整理を可能にした。また、あらたな書類を登録す
る際、その利用目的が不明確で分類不可能だが、とにか
く登録だけしたいといった場合にも、柔軟に対応でき
る。
【0116】上記したタグによる分類整理を進めた結
果、初めは変化の多い柔軟な分類体系が、次第に変化の
少ない固定的な分類体系になった場合には、関連づけら
れているタグによる検索で絞り込んだ書類を、階層構造
による分類体系内に新らしい分類項目を追加してここに
分類して、不要になった元のタグは削除すればよい。こ
れは、変化の少ない分類体系を反映した階層構造による
分類整理と、変化の多い分類体系を反映したタグによる
分類整理と、を併用することにより、個人的に活用する
情報の管理を、分類体系のある/なしに関わらず容易に
実行することを可能にしている。
【0117】また、タグ取外し操作の結果、取外し対象
タグが、書類表示ウインドウ54Aのエリア54A2に
指定された検索条件と一致した場合、そのままの検索条
件では、タグ取外し対象の書類は、書類表示ウインドウ
54Aには表示されない。そこで、この場合、タグ取外
し操作後、検索条件を、タグ取外し対象の書類に関連づ
けられている他のタグに変更して、その検索結果を書類
表示ウインドウ54Aに表示することができるので、タ
グが取外された書類に対して次の処理が続行でき、作業
効率が向上する。
【0118】
【発明の効果】 以上詳述したようにこの発明によれ
ば、分類体系が確立している階層構造などによる書類の
分類・整理とは独立しかつ並存できる分類体系を用い、
変化の多い柔軟な分類体系での書類などの情報の分類、
整理を可能とし、また、既存の分類体系を考慮すること
なく情報の登録が容易に行える情報記憶検索装置および
情報記憶検索方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の情報記憶検索装置のソフト構成図。
【図2】この発明の情報記憶検索装置を適用した一実施
例の電子ファイリング装置の構成を示すブロック図。
【図3】この発明の一実施例の電子ファイリング装置に
おいて階層構造と付加情報により書類を分類・整理した
様子を示す概念図。
【図4】前記一実施例において書類の分類・整理のため
に用いる「オブジェクト」の構造を示す図。
【図5】上記「オブジェクト」の内容を示す図。
【図6】上記「オブジェクト」を追加する場合の処理の
フローチャート。
【図7】上記「オブジェクト」を削除する場合の処理の
フローチャート。
【図8】上記「オブジェクト」を検索する場合の処理の
フローチャート。
【図9】この発明の一実施例の電子ファイリング装置に
おける表示画面の一例を示す図。
【図10】表示画面に関する情報を管理するテーブルを
示す図。
【図11】この発明の一実施例における表示画面の他の
例を示す図。
【図12】スキャナ設定ウインドウの表示例を示す図。
【図13】書類作成ウインドウの表示例を示す図。
【図14】新たな書類を新規あるいは追加登録する動作
処理を説明するためのフローチャート。
【図15】新たな書類を新規あるいは追加登録する動作
処理を説明するためのフローチャート。
【図16】この発明の一実施例における表示画面のさら
に他の例を示す図。
【図17】この発明の一実施例における表示画面のさら
に他の例を示す図。
【図18】タグ一覧ウインドウの表示例を示す図。
【図19】タグ確認操作ウインドウの表示例を示す図。
【図20】表示確認ウインドウの表示例を示す図。
【図21】タグの取付、取外し処理の動作の概略を説明
するためフローチャート。
【図22】タグの取付け処理の動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図23】タグの取外し処理の動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図24】書類表示ウインドウの表示切換えについて説
明するための図で、(a)図は書類2からタグ5を取外
す前の書類表示ウインドウの表示例を概略的に示したも
ので、(b)は表示切換えを行わなかった場合の書類表
示ウインドウの表示例を概略的に示したもので、(c)
図は表示切換えを行った場合の書類表示ウインドウの表
示例を概略的に示したものである。
【図25】表示画面に関する情報を管理するテーブルの
他の例を示す図。
【符号の説明】
10…制御モジュール、11…CPU、12、13…イ
ンターフェース、20…メモリモジュール、21…メイ
ンメモリ、22…表示メモリ、23…画像メモリ、30
…画像処理モジュール、31…画像処理LSI、32…
インターフェース、40…通信制御モジュール、41…
通信インターフェース、60…システムバス、61…画
像バス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−195343(JP,A) 特開 平2−37464(JP,A) 特開 平5−128157(JP,A) 特開 平5−89173(JP,A) 特開 平4−191941(JP,A) 特開 昭63−157229(JP,A) 特開 平7−84858(JP,A) 特開 平1−258147(JP,A) 特開 平6−68146(JP,A) 特開 平6−243172(JP,A) 実開 平3−44748(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30 JICSTファイル(JOIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の書類に対して、これらの複数の書
    類を分類するための少なくとも1つの分類情報を有する
    付加情報を与え、前記分類情報に基づいて分類された前
    記複数の書類を記憶する記憶手段と、 前記分類情報に基づく検索条件を選択指定することによ
    り、前記記憶手段に記憶されている書類の中から所望の
    書類を検索して、その書類一覧を表示する表示手段と、 前記表示手段に前記書類一覧が表示されている状態で、
    新規に前記記憶手段に記憶させたい書類を読み取らせる
    画面を表示して、読み取りを行なう読取手段と、 この読取手段で読み取られた書類に設定入力した書類名
    と前記表示された書類一覧に付与されている分類情報を
    付加して前記記憶手段に記憶する処理手段と、を具備し
    たことを特徴とする情報記憶検索装置。
  2. 【請求項2】 複数の書類に対して、これらの複数の書
    類を分類するための少なくとも1つの分類情報を有する
    付加情報を与え、前記分類情報に基づいて分類された前
    記複数の書類を記憶手段に記憶するステップと、 前記分類情報に基づく検索条件を選択指定することによ
    り、前記記憶手段に記憶された書類の中から所望の書類
    を検索して、その書類一覧を表示するステップと、 前記表示ステップによって前記書類一覧が表示されてい
    る状態で、新規に記憶させたい書類を読み取らせる画面
    を表示して、読み取りを行なうステップと、 この読取ステップで読み取られた書類に設定入力した書
    類名と前記表示された書類一覧に付与されている分類情
    報を付加して前記記憶手段に記憶するステップと、 を具備したことを特徴とする情報記憶検索方法。
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