JP3236771B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
Description
像データを出力する外部装置としてのパソコンとRS−
232C規約等による通信ラインを介して送受信を行う
ことが可能なファクシミリ装置の改良に関する。
パソコンからRS−232Cを介して画像デ−タを受信
して印字する場合、画像データの符号・復号化処理は、
予め設定された方式のものが採用されている。
が上昇し、その処理の負担が大きくなっても、CPUの
処理能力はそのままの状態である。また、ハ−ドウェア
のコストダウン化の要請により、CPUは、1つですべ
ての制御を行うため、画像デ−タの符号・復号化処理を
行う場合、その処理が完了するまで、他の処理を行うこ
とができない。
ものでは、画像デ−タの解像度を上げると、画像の符号
・復号化処理に時間が長くかかってしまう。一方、転送
デ−タの受信時、RS−232Cインターフェースへの
割り込み処理は、一定の時間間隔で行われ、その時間間
隔は、通信速度に比例して短縮される。
化処理のための時間が、RS−232Cインターフェー
スへの割り込み処理の時間間隔より長くなると、RS−
232Cを介して転送されてくる画像デ−タの処理がで
きなくなる。この結果、転送デ−タの正確な受信が不能
になり、デ−タ異常を招来する。すなわち、割り込み1
回分の転送デ−タの受信が確実に行われなくなって、1
ライン分の画像デ−タが抜け落ちることになる。
際、復号化エラ−として、特に、二次元符号化方式(M
R)を採用している場合、1ラインに異常が発生する
と、これを参照して復号化する他の(後続)ラインも異
常となり、画像異常が顕著になってしまうという問題が
あった。
高速通信時においても、特別な装置や複雑な処理を施す
ことなく画像受信異常の発生を防止し得るファクシミリ
装置を提供することを目的とする。
に、本発明は、外部装置から転送される符号化された画
像デ−タを順次復号化して印字するようにしたファクシ
ミリ装置において、画像デ−タを第1、第2の符号化方
式により選択的に復号化する復号化部と、転送データの
通信速度と解像度との条件に応じて符号化方式を切り替
える選択手段とを備え、上記選択手段は、転送デ−タの
通信速度が、所定の通信速度以上であって、転送デ−タ
が所定の解像度以上の場合には一次元符号化方式(M
H)により復号化を行い、所定の解像度より小さい場合
には二次元符号化方式(MR)により復号化を行うよう
にしたものである。
転送されてくると、選択手段によって、転送されるデ−
タの通信速度、解像度に応じて、一次元、二次元符号化
方式から適切な符号化方式が採用され、この採用された
方式によって画像デ−タが順次復号化されて、記録紙に
印字される。
リ装置の一実施形態を示す全体斜視図、図2はその内部
構成図である。
頂部に配設された原稿自動搬送機構2とからなり、装置
本体1は、光学機構としてのスキャナーユニット3、像
形成部4、給紙カセット部5、用紙搬送機構6、および
操作パネル7を備えて画像形成可能に構成されている。
その右方に循環路を有して形成された原稿搬送路9とを
備えるとともに、原稿搬送路には上流側から、給紙ロー
ラ10、捌きローラ対11、搬送ローラ対12、送りロ
ーラ13及び排出ローラ対14が配設されている。搬送
ローラ対12と送りローラ13間には画像読取りのため
のコンタクトガラス15が配設されている。また、装置
本体1の頂面開口には、略全長分に亘ってコンタクトガ
ラス16が配設されている。給紙ローラ10は原稿台8
上に積層された原稿の先端上面に図略のアームにより当
接した状態にされており、その重みによって、原稿を送
り出す。送り出された原稿は捌きローラ対11で1枚ず
つに捌かれた後、搬送ローラ対12を介してコンタクト
ガラス15上の原稿読取り位置に搬送される。そして、
原稿読取り後に、送りローラ13および排出ローラ対1
4によって原稿搬送路9から原稿台8上の最下位に戻さ
れるようになっている。給紙ローラ10は捌きローラ対
11の順回転するローラとベルト掛けされて同期回転す
るようになされている。
トガラス15あるいは16上に位置する原稿を走査する
ハロゲンランプを有する光源部31を備え、この光源部
31からの光であって原稿面で反射されて得られた反射
光を、複数の反射鏡32a〜32eおよびレンズ33を
介して主走査方向に平行なアレイ状に光センサが配設さ
れてなるCCD34に導き、該CCD34に原稿像を結
像し、受光するようになっている。すなわち、コンタク
トガラス15上の原稿面で反射した光は、図2に一点鎖
線で示すように、各反射鏡32a〜32eで順次反射さ
れ、レンズ33を介して1ライン毎の原稿像として所定
周期で、順次CCD34により受光される。また、CC
D34で受光された1ライン毎の画像データは、順次、
画像処理部35に送られ、必要に応じて所定の画像処理
が行われた後、記憶部101(図3参照)に記憶され
る。
上げてマニュアルでコンタクトガラス16上に原稿をセ
ットすることも可能であり、この場合には、図略の走行
ガイドや走行駆動モータ等を用いてスキャナーユニット
3を同図鎖線矢印(副走査)方向に所定の速度で走行さ
せてセットされた原稿の原稿面を走査するようにしてい
る。
よび図略の駆動手段によって時計方向に回転駆動される
感光体ドラム41を備えるとともに、この感光体ドラム
41の周囲に、その回転方向の上流側から主帯電部4
2、現像部43、転写部44、およびクリ−ニング部4
5を備えて形成されている。感光体ドラム41は、主帯
電部42により表面が均一帯電された後、レーザ発光部
40から変調された原稿像により露光されて静電潜像が
形成される。この静電潜像は、現像部43でトナーを付
着されることによって顕在化され、ついで転写部44で
記録紙に転写される。なお、431はトナーカートリッ
ジ、432はトナーカートリッジ431を装填するホッ
パーであり、感光体ドラム41の軸方向に平行に配され
た所要本数の攪拌ローラ433により、トナーカートリ
ッジ431からトナーをホッパー432に補給されたト
ナーを攪拌しながら現像部ローラ434に供給するよう
になっている。
成を有し、それぞれは記録紙を載置する用紙載置板51
を備えた給紙カセット52を側方から着脱自在にセット
するようになっている。この用紙載置板51の前端(図
2右側)は、スプリング53によって、支持板54を介
して上方に付勢され、給紙ローラ55に当接するように
なっている。この給紙ローラ55には、この給紙ローラ
55と同方向に回転する捌きローラ56が配されてい
て、記録紙の重送を防止するようになっている。また、
給紙カセット52の後方に近接する本体には、記録紙セ
ンサ57が配されていて、給紙カセット52の後端(図
2左側)に識字コードに対応して配列設定された磁性部
材58(3ビット)からのコード信号を検知して、給紙
カセット52に記録紙のサイズを検出する記録紙検出部
が構成されている。
ト52に収納されている記録紙を1枚ずつ送り出す給紙
ローラ55および捌きローラ56によって繰り出し、繰
り出された記録紙を、搬送ガイド中に設けられている搬
送ローラ61により、あるいは搬送ガイド板62によっ
て案内し、スキャナーユニット3の露光走査の開始タイ
ミングと同期して駆動するレジストローラ対63を介し
て像形成部4の転写部44に導くとともに、転写後の記
録紙を搬送ガイド板64に沿って、熱ローラ65aおよ
び圧ローラ65bを備えた定着部65、さらに排出ロー
ラ対66を介して排紙トレイ67に導く経路を形成して
いる。これにより、給紙ローラ54が駆動されると、記
録紙は、レジストローラ対63を介して転写部44で、
感光体ドラム41表面に付着されたトナーが転写され、
このトナーは、定着部66で定着される。
御系の一例を示すブロック図である。同図において、主
制御部としてのCPU100は、チャネルを介して、バ
ス接続方式で、受信データを記憶するメモリ部101
と、受信デ−タの符号化及び復号化を行う符号・復号化
部102に入出力自在に接続されている。これにより、
符号・復号化部102は、CPU100からの発信信号
を符号化してモデム103を介してNCU104に発信
するとともに、NCU104からモデム103を介して
送られてくる受信信号を復号化してCPU100に受信
するようになっている。
次元符号化方式(MH)で復号化するもの、二次元符号
化方式(MR)で復号化するものとが選択的に使用可能
になされている。なお、MR方式に代えて、あるいはM
R方式とともに、先頭ラインがMH方式で符号化された
データをその頁分だけMR方式で符号化するMMR方式
によるデータを復号化する方式を採用することもでき
る。
ト3に接続されており、原稿面の画像データを光源部3
1からCCD34および画像処理部35を介して入力す
るようになっている。また、CPU100は、記録処理
部105を介して像形成部4に信号を出力するととも
に、用紙搬送機構6の各ローラ等を駆動させるモータ駆
動部106に信号を出力するようになっている。これに
より、受信デ−タは、記録処理部102によって受信原
稿が画像処理され、像形成部4で用紙搬送機構6によっ
て給紙される記録紙に印字される。
送デ−タの解像度に応じて符号・復号化方式を選択する
方式選択手段107を備え、RS−232Cを介してパ
ソコン108と送受信ができるように構成されている。
これにより、パソコン108からの転送デ−タは、CP
U100の制御によりメモリ部101に転送され、方式
選定手段107によって選択された復号化方式で順次復
号化されるようになっている。
図4のフローチャートを用いて説明する。
て機能する場合、プリント画像を送信する外部装置であ
るパソコン108との間で、ATコマンドや互いの能
力、方式等に官する情報を所定の手順に従って交信した
後に、パソコン108から画像データを受信するように
している。そして、このファクシミリ装置は、性能、方
式の情報を発信する場合、画像データを一次元符号化方
式(MH)で処理されたデータに対して復号化能力が有
る旨、また、二次元符号化方式(MR)で処理されたデ
ータに対してまでは復号化能力が有る旨の情報を知らせ
るようになっている。今、ここでは、ファクシミリ装置
は二次元符号化方式(MR)で処理されたデータに対す
る復号化可能を示す情報をパソコン108に送信したも
のとし、パソコン108は、一次元符号化方式(M
H)、二次元符号化方式(MR)のいずれでもデータ送
信可能であるが、通常は、ファクシミリ装置から二次元
符号化方式(MR)で復号化可能を示す情報が示された
ときは、二次元符号化方式(MR)されたデータを送信
する。
パソコン108からAT信号が受信されると、ステップ
S2で、パソコン100から送られるATコマンドの最
初のデ−タ(A)のスタ−トビットの幅を検出し、通信
速度を決定する。
された解像度が送られてくると、ステップS4で、方式
選択手段107により、通信速度が19200bps以
上であって、パソコンで設定された解像度が、16.0
dot/mm×15.4line/mm以上であるか否
かが判定される。解像度が16.0dot/mm×1
5.4line/mm以上である場合、ステップS5に
進み、復号化方式を一次元符号化方式(MH)に切り替
えるとともに、パソコン108にMH符号化方式で画像
データを転送する指示信号を発信する。そして、ステッ
プS6で、画像デ−タをFAX手順で受信し、一次元符
号化方式(MH)によって復号化する。
00bps以上であって、解像度が16.0dot/m
m×15.4line/mmよりも小さい場合等、YE
S以外の条件下では、ステップS7で、復号化方式を二
次元符号化方式(MR)に切り替える。そして、ステッ
プS8で、画像デ−タをFAX手順で受信し、二次元符
号化方式(MR)によって復号化する。
(MH)又は二次元符号化方式(MR)のいずれかで復
号化されると、ステップS9で、順次、像形成部4で印
字される。
からRS−232Cを介して画像デ−タを受信すると、
画像デ−タは、方式選択手段107により、その解像度
に応じて復号化方式を選択して復号化される。これによ
り、高速通信時、16.0×15.4のような高い解像
度の場合、すなわちCPU100の復号化処理に時間が
長くかかる場合でも、一次元符号化方式(MH)で復号
化されるので、画像データを確実に受信することが可能
となる。また、仮に、転送デ−タの1ラインに異常が発
生したとしても、画像異常は、1ライン(0.065m
m)だけであり、人間の目では判断できない程小さなも
のになる。よって、高速通信時におけるファクシミリ装
置の性能は、著しく向上する。
に、解像度に応じて復号化方式を選択する方式選択手段
を設けただけのものであるので、別途、ハ−ドウェア的
に高速処理が可能にするような機器を付設したり、複雑
なソフトウェアを構築する必要がなく、簡単に実施する
ことができる。よって、装置のコストダウン化につなが
る。
を一次元、二次元符号化方式により選択的に復号化する
復号化部と、デ−タ転送条件に応じて符号化方式を切り
替える選択手段とを備えた構成としたので、ハ−ドウェ
アに変更を加えることがなく、ソフトウェアで複雑な処
理を施すことなく、画像受信異常の発生を防止できると
ともに、装置のコストダウン化が図れる。
度が、所定の通信速度以上であって、転送デ−タが所定
の解像度以上の場合には一次元符号化方式(MH)によ
り復号化を行い、所定の解像度より小さい場合には二次
元符号化方式(MR)により復号化を行う構成としたの
で、画像受信異常は、1ライン分だけで済み、実際上問
題とならないようにすることができる。
全体構成を示す図である。
る。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 外部装置から転送される符号化された画
像デ−タを順次復号化して印字するようにしたファクシ
ミリ装置において、画像デ−タを第1、第2の符号化方
式により選択的に復号化する復号化部と、転送データの
通信速度と解像度との条件に応じて符号化方式を切り替
える選択手段とを備え、上記選択手段は、転送デ−タの
通信速度が、所定の通信速度以上であって、転送デ−タ
が所定の解像度以上の場合には一次元符号化方式(M
H)により復号化を行い、所定の解像度より小さい場合
には二次元符号化方式(MR)により復号化を行うよう
にしたことを特徴とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01691596A JP3236771B2 (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01691596A JP3236771B2 (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09214775A JPH09214775A (ja) | 1997-08-15 |
JP3236771B2 true JP3236771B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=11929437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01691596A Expired - Fee Related JP3236771B2 (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3236771B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6812022B1 (en) | 1999-01-14 | 2004-11-02 | Gold Kosan Co., Ltd. | Bacillus subtilis takemi and compositions thereof |
US10052399B2 (en) | 2014-08-25 | 2018-08-21 | Japan Environmental Science Company | Composition, support, wastewater treatment system, wastewater treating method, deodorization method, and batch wastewater treating method |
-
1996
- 1996-02-01 JP JP01691596A patent/JP3236771B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6812022B1 (en) | 1999-01-14 | 2004-11-02 | Gold Kosan Co., Ltd. | Bacillus subtilis takemi and compositions thereof |
US10052399B2 (en) | 2014-08-25 | 2018-08-21 | Japan Environmental Science Company | Composition, support, wastewater treatment system, wastewater treating method, deodorization method, and batch wastewater treating method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09214775A (ja) | 1997-08-15 |
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