JP3236409U - メガネのサイズに応じて調節可能な視界の遮蔽板 - Google Patents
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Abstract
【課題】見る行為における視界の外乱、および不要な視覚情報を遮断する機能として、一般的なメガネを着用したままであっても、メガネに干渉せずに装着することのできる視界の一部を遮断する遮蔽板および着用者の任意で視界の外乱および不要な視覚情報を遮蔽する範囲を調整する方法を提供する。【解決手段】メガネのブリッジ取り付け部8と、スライド機構3を介してメガネのテンプルに合わせて取り付け部の位置を調整することによって、遮蔽板をメガネのブリッジと左右のテンプルの3箇所に固定して装着できる機構を備えているとともに、上面の関節5を介して上面の遮蔽板7の角度および側面の関節4を介して側面の遮蔽板6の角度を変えることで視界の遮蔽範囲を調整する機能を備えている。【選択図】図1
Description
本考案は、個人によって異なる各種メガネの形状によらず、着脱を可能にする機構および関節部によって遮蔽板の角度を可変とする機構を備え、利用者の任意で不要な視覚情報の遮蔽範囲を調整することのできる、一般的なメガネに装着する視界の遮蔽器具に関するものである。
これにより、一般的なメガネ着用者において、視界の外乱を遮断する程度を任意で調節することが可能な、見る行為に適した視界を提供する。
これにより、一般的なメガネ着用者において、視界の外乱を遮断する程度を任意で調節することが可能な、見る行為に適した視界を提供する。
見る行為において、焦点とする対象物ではない、通行人や周囲の景色、および移動する物体といった、視界に入る外乱を遮断する目的で、着用者の視界を一部遮蔽するメガネや目の周囲を覆う囲いが開発され、実用に供されている。
着用者の視界を一部遮蔽するメガネや目の周囲を覆う囲いは、裸眼での着用を前提とした構造であり、メガネを必要としないかぎりにおいては実用上の目的を満足する機能が備わっている。
着用者の視界を一部遮蔽するメガネや目の周囲を覆う囲いは、裸眼での着用を前提とした構造であり、メガネを必要としないかぎりにおいては実用上の目的を満足する機能が備わっている。
しかし、着用者の視界を一部遮蔽するメガネや目の周囲を覆う囲いは、日常的にメガネを着用する者のためには作られていない。
そのため、メガネを着用する者において、一般的なメガネを構成するブリッジやテンプルといった部品と干渉するので、使用が困難、あるいは使用できないという課題があった。
そのため、メガネを着用する者において、一般的なメガネを構成するブリッジやテンプルといった部品と干渉するので、使用が困難、あるいは使用できないという課題があった。
一般に広く用いられている、度の入ったメガネやパソコン作業用のブルーライト対策メガネなどを日常的に着用する者において、この課題は視界の一部を遮断する目的に関して大きな障害である。
また、度の入ったメガネは個人に合わせてサイズが調整されているため、メガネ着用者の使用を前提とした一部の保護具を除き、大多数の人の頭部に合うように作られたメガネ型の品物はメガネと干渉したり、メガネから外れたりするなど、目的に即した使用が困難である。
具体的には、無理に使用すると、長時間の着用で側頭部や耳が圧迫されたり、干渉によってメガネの破損に至るおそれが生じたり、あるいは装着できないなどの問題があった。
また、度の入ったメガネは個人に合わせてサイズが調整されているため、メガネ着用者の使用を前提とした一部の保護具を除き、大多数の人の頭部に合うように作られたメガネ型の品物はメガネと干渉したり、メガネから外れたりするなど、目的に即した使用が困難である。
具体的には、無理に使用すると、長時間の着用で側頭部や耳が圧迫されたり、干渉によってメガネの破損に至るおそれが生じたり、あるいは装着できないなどの問題があった。
本考案は以上のような事情に基づいてなされたものである。
本考案の目的は、見る行為における視界の外乱、および不要な視覚情報を遮断する機能として、個人によって異なる各種メガネの形状によらず、メガネを着用したままであっても、メガネに干渉せずに着脱が可能な、視界の一部を遮断する遮蔽板および関節部によって遮蔽板の角度を可変とすることで視界の遮蔽範囲を調整する方法を提供することである。
本考案の目的は、見る行為における視界の外乱、および不要な視覚情報を遮断する機能として、個人によって異なる各種メガネの形状によらず、メガネを着用したままであっても、メガネに干渉せずに着脱が可能な、視界の一部を遮断する遮蔽板および関節部によって遮蔽板の角度を可変とすることで視界の遮蔽範囲を調整する方法を提供することである。
本考案が解決しようとする課題は、各種メガネの形状によらず、メガネを着用したまま、メガネと干渉せずに視界の一部を遮断する遮蔽板を装着するための、着脱部分の位置を調整する機構と、視界を遮断する範囲を任意に変更するための、遮蔽板の角度を変える機構を備えていることを特徴とする。
図1は、メガネのサイズに応じて調節可能な視界の遮蔽板の外観例を示したものであり、1は上面の遮蔽板、2は側面の遮蔽板、3はスライド機構、4は側面の関節、5は上面の関節、6は角度の変更が可能な側面の遮蔽板、7は角度の変更が可能な上面の遮蔽板、8はメガネのブリッジに取り付ける部分を表す。
図2はメガネのサイズに応じて調節可能な視界の遮蔽板の形態を示すための正面図であり、9はメガネのテンプルに取り付ける部分を表す。取り付ける方法として、挟み込みや自重による支持などがある。
図2で、3をスライドさせることによって、個人のメガネのサイズに応じて2と4、および6を伴って9の位置を幅方向に調節できる。
この仕組みによって、8、および幅方向を調節した9で構成される3点支持により、サイズに個人差のあるメガネであっても、視界を一部遮断する遮蔽板を着脱することができる。
この着脱方法によって、メガネを日常的に着用する者は、メガネを外すことなく、また、メガネと干渉することなく、着用者の任意で遮蔽する視界の範囲を調整することができるようになる。
図2で、3をスライドさせることによって、個人のメガネのサイズに応じて2と4、および6を伴って9の位置を幅方向に調節できる。
この仕組みによって、8、および幅方向を調節した9で構成される3点支持により、サイズに個人差のあるメガネであっても、視界を一部遮断する遮蔽板を着脱することができる。
この着脱方法によって、メガネを日常的に着用する者は、メガネを外すことなく、また、メガネと干渉することなく、着用者の任意で遮蔽する視界の範囲を調整することができるようになる。
図3はメガネのサイズに応じて調節可能な視界の遮蔽板を可動させた外観例を示したものである。
関節である4により、左右方向の任意の角度に6を傾けることができ、同様に、関節である5により、任意の上下方向の角度に7を傾けることができ、不要な視界の一部を遮断する。
関節である4により、左右方向の任意の角度に6を傾けることができ、同様に、関節である5により、任意の上下方向の角度に7を傾けることができ、不要な視界の一部を遮断する。
本考案のメガネのサイズに応じて調節可能な視界遮蔽板は、メガネのテンプルの幅に合わせて取り付け部の位置を調節して装着するため、一般的なメガネに干渉することなく、メガネを着用したまま使用することができる。
本考案の構造によれば、一般的なメガネに干渉することなく、メガネを着用したままで、着用者の任意で視界の外乱および不要な視覚情報を遮蔽する視界の範囲を調整することができる。
本考案の構造によれば、一般的なメガネに干渉することなく、メガネを着用したままで、着用者の任意で視界の外乱および不要な視覚情報を遮蔽する視界の範囲を調整することができる。
図1に示すこの実施形態の視界遮蔽板は、上面の遮蔽板1は関節5を軸として可動する遮蔽板7と接続され、さらに上面遮蔽板1はスライド機構3で側面の遮蔽板2と接続されている。
また、側面の遮蔽板2は関節4を軸として可動する遮蔽板6と接続され、メガネを着用する者において、上面方向と側面方向の視界を遮断する程度を任意で調整する方法を実現する。
また、側面の遮蔽板2は関節4を軸として可動する遮蔽板6と接続され、メガネを着用する者において、上面方向と側面方向の視界を遮断する程度を任意で調整する方法を実現する。
図1は、本考案装置の1実施例の外観図であって、1~8は、図2と同様である。
図2は、本考案装置の形態を示す正面図であって、2~4と6および8は図1と同様である。
図2で、メガネのブリッジには8、およびメガネのテンプルには位置の調整が可能な左右の9による合計3箇所で固定、あるいは保持することで、本考案の遮蔽板を着脱できる。
このようにメガネに着脱する形態を採用したので、メガネと干渉することなく、メガネの着用者はメガネをかけたまま遮蔽板を利用できる。
従って、メガネの着用者は正面方向の視界を常時確保しながら側面方向と上面方向の視界の一部を常時遮断できる。
さらに、関節を軸として上面の遮蔽板および側面の遮蔽板の角度を任意に変えることができ、利用者の視界における外乱の遮断範囲を任意で変更できる効果がある。
従って、メガネの着用者は正面方向の視界を常時確保しながら側面方向と上面方向の視界の一部を常時遮断できる。
さらに、関節を軸として上面の遮蔽板および側面の遮蔽板の角度を任意に変えることができ、利用者の視界における外乱の遮断範囲を任意で変更できる効果がある。
図3の実施例は、関節を軸として上面の遮蔽板および側面の遮蔽板の角度を変え、正面方向の視界の範囲を狭めた外観例である。
デスクワークなどの座る場面では、コンピューター画面や机上の書類といった対象物を焦点にして、正面から下方向へ見下ろす視界となる。
こうした状況下においては、見る行為の対象ではない、外乱の影響を受ける可能性が有る視界の一部を遮断する機能はメガネの着用者にとって作業性の向上と集中力の維持に大いに役立つ。
デスクワークなどの座る場面では、コンピューター画面や机上の書類といった対象物を焦点にして、正面から下方向へ見下ろす視界となる。
こうした状況下においては、見る行為の対象ではない、外乱の影響を受ける可能性が有る視界の一部を遮断する機能はメガネの着用者にとって作業性の向上と集中力の維持に大いに役立つ。
デスクワークが主体となるコンピューター業務、読書や勉強などの卓上作業において、側面および頭上から入射する日光や照明装置の光から目を保護する用途にも適用できる。
また、デスクワークにおいて、個人ブースや机に設置する衝立といった、作業環境における視界の外乱を排する空間の確保を目的とした仕切りが実用に供されているが、常にこのような空間を利用できるとは限らない。
このような場合でも、見る行為の対象物を中心に、視界の一部を遮断する範囲を調節することによって、場所を選ばずに同様の効果を得る用途にも適用できる。
このような場合でも、見る行為の対象物を中心に、視界の一部を遮断する範囲を調節することによって、場所を選ばずに同様の効果を得る用途にも適用できる。
1 上面の遮蔽板
2 側面の遮蔽板
3 スライド機構
4 側面の関節
5 上面の関節
6 側面の遮蔽板
7 上面の遮蔽板
8 メガネのブリッジ取り付け部
9 メガネのテンプル取り付け部
2 側面の遮蔽板
3 スライド機構
4 側面の関節
5 上面の関節
6 側面の遮蔽板
7 上面の遮蔽板
8 メガネのブリッジ取り付け部
9 メガネのテンプル取り付け部
Claims (3)
- 見る行為の外乱となる視界の一部を遮断する手段において、回転待遇、すべり待遇、ねじ待遇、あるいはカムの組合せによるリンク機構、レールなどのすべり部やギヤを含む回転部品、あるいはバネで構成される可動部によって、着用者の任意で視界の外乱および不要な視覚情報を遮蔽する範囲を調整することができることを特徴とする視界の遮蔽板。
- 日常的にメガネを着用する者において、各種メガネの形状によらず、メガネに干渉せず、回転待遇、すべり待遇、ねじ待遇、あるいはカムの組合せによるリンク機構、レールなどのすべり部やギヤを含む回転部品、あるいはバネで構成される可動部によって、メガネのサイズに応じて取り付け部の位置を変更することが可能な機構を備えていることを特徴とする視界の遮蔽板。
- 請求項2に記載の可動部からなる位置の変更が可能な取付け部によって、メガネのブリッジと左右のテンプルの3カ所で固定、あるいは支持し、着脱できることを特徴とする視界の遮蔽板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021004776U JP3236409U (ja) | 2021-12-14 | 2021-12-14 | メガネのサイズに応じて調節可能な視界の遮蔽板 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2021004776U JP3236409U (ja) | 2021-12-14 | 2021-12-14 | メガネのサイズに応じて調節可能な視界の遮蔽板 |
Publications (1)
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JP3236409U true JP3236409U (ja) | 2022-02-17 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2021004776U Active JP3236409U (ja) | 2021-12-14 | 2021-12-14 | メガネのサイズに応じて調節可能な視界の遮蔽板 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3236409U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6185829U (ja) * | 1984-11-12 | 1986-06-05 | ||
JP3157329U (ja) * | 2009-11-26 | 2010-02-12 | 株式会社ムーブワン | 眼鏡装着式ゴルフ補助具 |
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2021
- 2021-12-14 JP JP2021004776U patent/JP3236409U/ja active Active
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