JP3234431U - 液体供給装置 - Google Patents

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千之 荻野
ミゲル 嘉手納
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株式会社荻野製作所
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Abstract

【課題】足はもちろん、車椅子の車輪でも確実にペダルを踏むことができ、消毒液等を掌等の上に供給できる液体供給装置を提供する。
【解決手段】床面に設置できる垂直に立った筒体2の上端部に蓋体3を設け、液体を入れたボトル上部の口部に取り付けたポンプ10を押圧することにより液体を吐出するディスペンサー8を収納可能な液体供給装置であり、筒体2の下部にペダル4を設け、ペダル4を踏むことにより、ディスペンサー8が上昇して、蓋体3下面によりポンプ10を押圧するようにし、さらに、底部から最も高いペダル4の踏板部分6の上面までの距離が30mm以下である。
【選択図】図2

Description

本考案は、足等によって操作できる液体を供給する装置に関するものである。
店頭等に設置して、来客等の掌等に消毒液を噴霧するための消毒装置は特許文献1に記載されるように知られている。足でペダルを踏むと消毒装置内に設置したポンプ式消毒液ボトル全体が上昇して、消毒装置内のカバー部によって、ポンプが押されて消毒液が噴霧されるものである。
特開2015−100454号公報
特許文献1に記載のような消毒装置によれば、だれでも簡単に使用者がペダルを足で踏むだけで操作できる。しかし、このような装置は、特に足で踏みやすい構造を有している。そのため、ペダルが短く、かつ踏む前のペダルは床面から比較的高い段差を有するので、例えば車椅子に乗っている人が自分でペダルを踏むことは困難である。
車椅子の車輪をペダルが有する段差を超えて踏むには、細かい操作や、ペダルが有する段差を超えて、ペダルに乗り上げるために車輪の前進に強い勢いを必要とする。十分な勢いを持って車椅子の車輪がペダルを踏むことができたとしても、ちょうどペダル上に車輪を停止させないと、確実にペダルを踏むことができない。ペダルに乗り上げた車輪が勢い余って、ペダルを乗り越えてしまうことがあった。
そして本発明は、足はもちろん、車椅子の車輪でも確実にペダルを踏むことができ、消毒液等を掌等の上に供給できる液体供給装置を得ることを課題とする。
1.ベースに対して垂直に立てた筒体の上端部に蓋体を設け、液体を入れたボトル上部の口部に取り付けたポンプを押圧することにより液体を吐出するディスペンサーを収納可能な液体供給装置であり、該筒体の下部にペダルを設け、該ペダルを踏むことにより、該ディスペンサーが上昇して、該蓋体の下面により該ポンプを押圧するようにし、さらに、ベースの底面から最も高い該ペダルの踏板部分の上面までの距離が30mm以下である液体供給装置。
2.筒体内部に上下移動可能な支持体を設け、該支持体の上端はディスペンサーを支持し、該支持体の下端は上下動アームの一端に接触して支持されており、ペダルの先端ではない他端は、上下動アームの他端に回動可能に接続され、上下動アームの他端が下方に回動すると、上下動アームの一端が上昇して、支持体を上昇させる構造を有する1に記載の液体供給装置。
3.蓋体には、蓋体を貫通する押下体を設け、上から押圧して該押下体を下方に移動させて、ディスペンサーのポンプを押圧する構造を備えた1又は2に記載の液体供給装置。
本考案の液体供給装置によると、足でペダルを踏むことにより、掌等に液体をつけることができる。さらに、足で踏むことが困難な、車椅子使用者がその車輪でペダルを踏むことによって、同様に掌等に液体をつけることができ、より多くの人が使用できる。また、手で押して、掌等に液体をつけることもできる。
本考案の液体供給装置の外観を示す図。 本考案の液体供給装置の断面を示す図。 本考案の液体供給装置のペダルを示す図。 本考案の液体供給装置のペダルの断面を示す図。 本考案の液体供給装置のペダルの断面を示す図。 本考案の液体供給装置の蓋体の断面及び上面を示す図。
本考案の液体供給装置について以下に説明する。
図1は本考案の液体供給装置1の外観を示す図であり、筒体2は床面に垂直に接地できるようにベース12に固定される。ベース12により本考案の液体供給装置1は床面に起立できる。筒体2の上端部に蓋体3を設けて、通常は蓋体3は閉じている。蓋体3を開けて、液体を入れたディスペンサーを筒体2内に収納し、使用中は蓋体3を閉じる。液体を供給し終えたディスペンサーを取り出す際には蓋体3を開けることができる。ここで使用されるディスペンサーは、シャンプーやアルコール消毒液等を吐出するために広く市販された構造の、液体を入れたボトル上部の口部に取り付けたポンプを押圧することにより液体を吐出するディスペンサーで良い。つまり、樹脂等で形成されたボトルの上部口部に、ノズルが一体化された手動ポンプが取り付けられており、上から手等で押圧することによって、手動ポンプの動きによって、ボトル内の液体が吸い出されてノズルから吐出する構造のものを採用できる。そのノズルとして、液体を液状のままで吐出するものでも良く、細かい液滴として噴霧するものでもよい。
筒体2の下部にはペダル4が設けられている。このペダルを足や車椅子の車輪で踏んで下方に下げると、該ディスペンサーが上昇して、該蓋体3の下面(蓋体3に付属する押下体等の押圧部材を含む)でディスペンサーのポンプを押圧することになる。その結果、ディスペンサー内部の液体がノズル5を通じて吐出される。
本考案では、ペダル4の位置が公知の装置よりも低い位置にあるため、ペダル4を足で下げることはもちろん、車椅子の車輪によって下げることもできる。つまり、ベースの底面(設置箇所の床面)からペダル4の踏板部分6の上面までの距離は30mm以下であるため、例えば車椅子に乗った人が、その前輪を踏板部分6の上面に乗せる際に必要な力をより少なくすることができる。この距離としては25mm以下が好ましく、20mm以下がより好ましく、15mm以下が更に好ましい。この距離が短いほど、車椅子の車輪を踏板部分6の上面に乗せることが容易になる。
図2は本考案の液体供給装置1の断面を示す図であり、筒体2の内部には支持体7が上下移動可能に設けられている。支持体7の上端はディスペンサー8の底部を支持している。支持体7の下端は、上下動アーム9の一端に接触して支持されている。そして上下動アーム9が回動して、その一端が上昇すると、支持体7の全体も上昇する。その結果として、ディスペンサー8の全体も上方に移動することになる。そして、ディスペンサー8の上部に設けられたポンプ10の上端が蓋体3(蓋体3に付属する押下体等の押圧部材を含む)の下面によって押圧される。そのように押圧されることによって、ディスペンサー内部の液体がノズル5を通じて吐出される。
なお、支持体7は支持体7自体の長さを調整する調整機構11を有する。支持体7の上端の上に載置するディスペンサー8の高さに応じて、支持体7の長さを調整する。調整機構11の具体的機構としては、筒状体の長さを任意に調整する公知の手段を採用できる。
上下動アーム9は、その他端がペダル4に回動可能に接続されており、上下動アーム9の上記の一端9bと他端9aの間の点において、上下動アーム9が筒体2に対して回動可能に支持されている。このため、ペダル4の踏板部分6を足や車椅子の車輪等で踏むことにより、上下動アーム9の他端9aが下方に回動し、一端9bが上方に回動する。その結果としてその一端が支持体7を上方に移動させる。そして踏んでいた足を外したり、車椅子の車輪が通過したときには、支持体7等の重みで上下動アーム9とペダル4が元の状態に戻ることになる。なお、上下動アーム9の他端9aといっても、図2に示すように上下動アーム9の先端でなくても良く、上下動アームを回動させることができる位置であれば良い。
図3は液体供給装置1のペダル4を示す図であり、ペダル4を液体供給装置1の正面の斜め上方から見た図である。筒体2の下端がベース12に固定されており、このベース12により支えられることで、液体供給装置1を起立させることができる。
筒体2の下端付近から上下動アーム9が手前方向に延びており、上下動アーム9の他端9aの点において、ペダル4と回動可能に接続される。
ペダル4は図3で示すような略長方形でも良く、楕円形、不定形等の任意の形状にすることができる。ペダル4は踏板部分6を有しており、この踏板部分6を、足や車椅子の車輪等で踏んで液体を吐出させるものである。車椅子の車輪で踏む場合には、図3において、主に踏板部分6の上を車輪が右から左へ、又は左から右に移動する。
ペダル4全体の中で、踏板部分6とそうではない部分とは区別されており、その境界は折曲部4aで示される。
図3でみたペダル4の形状は、その他の形状でもよく、ペダルの先端に行くに従い幅広になったり、テーパー状になったりしてもよい。特に幅広になると、車椅子の車輪を乗せる部分の面積が広くなるので、より使用しやすくなる。
図4は本考案の液体供給装置1のペダルの断面を示す図であり、図2の液体供給装置1の下部を拡大した図である。
図4は踏板部分6を踏んでいない状態を示す図であり、上下動アーム9の一端9bは下方に下がった状態であり、よって支持体7も下方に下がった状態である。この結果、図示しないがディスペンサーのポンプは押圧されていない。
上下動アーム9の他端9aとペダル4は互いに回動可能に接続されており、具体的には、例えば、他端9aに、上下動アーム9に固定されて一体化した軸13に対して、ペダル4が回動可能に取り付けられる。
さらに、上下動アーム9自体も回動できるように、筒体2に対して軸14で接続されている。
図4でみたペダル4の形状は、折曲部4aで折り曲げられた角度がより大きくても良く、小さくても良い。また踏板部分6は図4で示すように2層からなっていても良く、1層や3層以上であっても良い。さらに、踏板部分6は平面でも良いが、例えば図5のように、最も下になるまで踏んだ状態で、ベース12と干渉せず、かつ液体供給装置1を設置した床に当たり傷つけないことが必要である。そして踏板部分6は図4で示す平面形状でも良く、又は鞍状に湾曲させたり、踏板部分6の両側にそれぞれ下方に傾斜する斜面を設けたりしても良い。このような形状にすることにより、車椅子の車輪が踏板部分6に乗る際に、床と踏板部分6の両側との間の段差をなるべく解消することができ、踏板部分6の上に車椅子の車輪を乗せやすくなる。
ペダル4は折曲部4aを有しており、ペダル4の中でも、この折曲部より筒体2から離間する方向に踏板部分6が形成される。折曲部を設けたために、液体供給装置1が接地された箇所の床面、つまり、液体供給装置1の底部から最も高い踏板部分6(折曲部4aとほぼ同じ箇所)の高さをより低くできる。そうすると、車椅子の車輪(前輪又は後輪)が踏板部分6の上に乗り上げる際の段差をより小さくすることができる。その結果として、車椅子を弱い力で進めてきた場合でも踏板部分6の上にその車輪を乗せやすくなる。
ベース12の底面(設置箇所の床面)からペダル4の踏板部分6の最も高い箇所の上面(ペダル4の上面における折曲部4aでもある)までの距離Lは、30mm以下の高さ(距離)であり、好ましくは25mm以下であり、より好ましくは20mm以下である。
図5は踏板部分6を踏んだ状態を示す図であり、上下動アーム9の一端9bは上方に上がった状態であり、よって支持体7も上方に上がった状態である。この結果、図示しないがディスペンサーのポンプは押圧されている。
踏板部分6を踏むことにより、ペダル4全体が押し下げられて、上下動アーム9を軸14を中心に矢印方向に回動させる。その結果として上下動アームの一端9bが上方に回動するので、支持体7を上方に上げられる。その結果としてディスペンサーのポンプは押圧される。
このように踏板部分6を踏んだ状態において、ペダル4はベース12に当接しないことが好ましい。
さらに上下動アーム9の形状、特に一端9b及び他端9aの形状が、図示された形状であると、踏板部分6を踏んだときに、他端9aのより先端側にかけて、側面からみて片側がテーパー状であるため、踏板部分6を十分な深さに下げることができる。また、一端9bがその上部で支持体7の下端と接することにより、上下動アームが回動する角度が比較的小さくても、一端9bの位置が上昇する高さがより高くなるので、ディスペンサーのポンプをより確実に押圧できる。
第6図(a)に示す断面図及び第6図(b)に示す上面図に示すように、筒体2の最上部に設けられる蓋体3と、蓋体3に設けられて手でボタン15を下方に押すことにより、その下の蓋体を貫通する押下体16を矢印の方向に押すことができる。その押下体16がその下の筒体2内に収納された、図示しないディスペンサーのポンプを押圧して、ディスペンサー内の液体をノズルから吐出させることができる。この蓋体3は図1における蓋体3の位置に設けられる。
このような蓋体3とボタン15や押下体16を押圧する機構を、筒端2の最上部に設けることにより、本考案の液体供給装置は、ペダル4を踏んで液体を吐出できるのみではなく、筒体2の最上部に設けた上記の機構によっても、液体を吐出させることができる。
1・・・液体供給装置
2・・・筒体
3・・・蓋体
4・・・ペダル
5・・・ノズル
6・・・踏板部分
7・・・支持体
8・・・ディスペンサー
9・・・上下動アーム
10・・ポンプ
11・・調整機構
12・・ベース
13・・軸
14・・軸
15・・ボタン
16・・押下体



Claims (3)

  1. ベースに対して垂直に立てた筒体の上端部に蓋体を設け、液体を入れたボトル上部の口部に取り付けたポンプを押圧することにより液体を吐出するディスペンサーを収納可能な液体供給装置であり、該筒体の下部にペダルを設け、該ペダルを踏むことにより、該ディスペンサーが上昇して、該蓋体の下面により該ポンプを押圧するようにし、さらに、ベースの底面から最も高い該ペダルの踏板部分の上面までの距離が30mm以下である液体供給装置。
  2. 筒体内部に上下移動可能な支持体を設け、該支持体の上端はディスペンサーを支持し、該支持体の下端は上下動アームの一端に接触して支持されており、ペダルの先端ではない他端は、上下動アームの他端に回動可能に接続され、上下動アームの他端が下方に回動すると、上下動アームの一端が上昇して、支持体を上昇させる構造を有する請求項1に記載の液体供給装置。
  3. 蓋体には、蓋体を貫通する押下体を設け、上から押圧して該押下体を下方に移動させて、ディスペンサーのポンプを押圧する構造を備えた請求項1又は2に記載の液体供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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