JP3233327U - ソファ - Google Patents

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暁明 林
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【課題】使用者に快適な使用感を与えるソファを提供する。【解決手段】座面に使用されるクッション部材を備えるソファであって、クッション部材が、使用者からの荷重を支える弾性体ユニットを具備し、弾性体ユニットが、エラストマー樹脂から生成され、荷重に応じて弾性変形する複数の弾性部材と、複数の弾性部材が一面に配設された台座部とを具備する。【選択図】図2

Description

本考案は、クッション部材を備えるソファに関する。
ソファでは、通常、座面にクッション部材(クッション材)を使用している。クッション部材として、従来、ウレタンフォーム等の素材が使用されているが、クッション部材は座り心地を決める要因の1つとなるので、クッション部材として様々なものが提案されている。
例えば、特表2001−5141912号公報(特許文献1)では、屈曲柱(コラム)を持つゼラチン状クッションが提案されている。特許文献1記載のクッションは、ゼラチン状エラストマーや粘弾性エラストマー等からなる衝撃緩衝要素を空洞のコラム壁構造にしたものであり、使用者からの荷重が加えられた場合、その荷重でコラム壁面がねじれを起こすことにより、圧力が一点に集中するのを防ぐと共に、使用者の形状に合わせるように変形する。
特表2001−5141912号公報
しかしながら、特許文献1記載のクッションでは、コラム壁のねじれ前後の荷重による沈み込み量の差が大きいので、使用者や使用方法により触感が異なり、使用者に不快感を与える可能性がある。
本考案は上述のような事情よりなされたものであり、本考案の目的は、使用者に快適な使用感を与えるソファを提供することにある。
本考案は、座面に使用されるクッション部材を備えるソファに関し、本考案の上記目的は、前記クッション部材が、使用者からの荷重を支える弾性体ユニットを具備し、前記弾性体ユニットが、エラストマー樹脂から生成され、前記荷重に応じて弾性変形する複数の弾性部材と、前記複数の弾性部材が一面に配設された台座部とを具備するにより達成される。
本考案の上記目的は、前記クッション部材が、前記クッション部材の表層に位置し、少なくとも前記クッション部材を前記座面に使用した際に上面となる箇所が撥水性を有する被覆部材を更に備えることにより、或いは、前記クッション部材が、吸汗性を有し、前記クッション部材を前記座面に使用した際に上部に位置するシート部材を更に具備することにより、或いは、前記弾性部材が、前記荷重が所定の大きさを超えた場合に、隣接する前記弾性部材の受圧面同士が接触するように、前記台座部に配設されていることにより、或いは、前記台座部の硬度が、前記弾性部材の硬度より高いことにより、或いは、前記クッション部材が、前記弾性部材の硬度より高く、かつ、前記台座部の硬度より低い硬度を有し、前記台座部の下方に位置する土台部を更に具備することにより、より効果的に達成される。
本考案のソファによれば、使用者からの荷重に応じて弾性変形する弾性部材を具備する弾性体ユニットをクッション部材に使用するので、弾性部材の沈み込み量が一定の範囲に制限され、使用者や使用方法によらず快適な使用感を使用者に与えることができる。
本考案に係るソファの一例を示す斜視図である。 座面クッション部材の断面図である。 座面クッション部材の断面図である。 弾性部材の変形前と変形後の正面図である。 弾性部材にかかる荷重と変位量の関係の一例を示す線図である。
本考案に係るソファでは、エラストマー樹脂で生成された弾性部材を発泡ウレタン等の弾性体で生成された台座部に配設した弾性体ユニットをクッション部材に使用する。エラストマー樹脂はゴム弾性をもつ素材・材料であり、負荷荷重の大きさによって弾性変形する特性を有している。弾性部材での荷重を受ける面(受圧面)に加わる荷重の大きさによって受圧面の面積が大きくなるので、荷重の変化に比べて受圧面での応力(部材内に発生する単位面積当たりの力)の変化は小さくなり、それにより、弾性部材の高さの変化も小さくなる。よって、このような弾性部材に使用者からの荷重がかかった場合、使用者や使用方法による弾性部材の沈み込み量が一定の範囲に制限されるので、快適な使用感を得ることができる。また、複数の弾性部材を台座に配設しているので、使用者の座る位置や体の動き等に応じて、的確に支えることが可能となる。なお、弾性変形とは、物体に力を加えて変形を起こし、その力を取り除くと完全に元の形に戻る変形を指すことがあるが、ほぼ元の形に戻る変形も弾性変形に含まれるものとする。
以下に、本考案の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付し、説明を省略することがある。また、以下の説明における形状等は例示であり、本考察はこれらに限定されるものではない。
図1は、本考案に係るソファの一例を示す斜視図である。本例のソファ1は、ソファ1の土台となる座面フレーム部10、背面フレーム部20、肘掛部30及び脚部40、座面フレーム部10上に載置される座面クッション部50、並びに、背面フレーム部20の前面に配置される背面クッション部60を備える。図1には2個の飾り枕70が記載されているが、これはソファ1に必要不可欠なものではなく、選択可能な付属品として使用されるものである。ソファ1は三人掛け用となっており、座面クッション部50及び背面クッション部60は着脱可能で、座面クッション部50は3つの座面クッション部材(クッション部材)から構成され、背面クッション部60は3つの背面クッション部材から構成されており、ソファ1に着座する各使用者が1組の座面クッション部材及び背面クッション部材を使用するようになっている。なお、以下の説明において、各構成要素の部位の名称等で使用される「右」、「左」、「上」、「下」、「前」及び「後」は、図1での矢印が示すように、ソファ1を正面から見ての「右」、「左」、「上」、「下」、「前」及び「後」の位置を指すものとする。
座面フレーム部10はソファ1の水平方向での土台となるもので、ソファ1に着座する使用者を上面で支える。背面フレーム部20はソファ1の背面での土台となるもので、使用者が背もたれた場合に座面フレーム部10と共に使用者を支える。座面フレーム部10と背面フレーム部20(以下、総称して「フレーム部」とする)は、座面フレーム部10の後端部と背面フレーム部20の下端部とで連結している。
フレーム部は、フレームとスプリング層から構成される。フレームはソファ1の骨組みとなるもので、ソファ1の外形を形作っており、木材、スチール、ステンレス等を素材として生成されている。スプリング層は、座面フレーム部10のフレームに組み合わされる衝撃吸収材であり、コイルスプリング、ポケットコイルスプリング、S字バネ、ウェービングベルト等が衝撃吸収材として使用される。コイルスプリングは、螺旋状のバネを鉄線で連結したもので、着座した使用者を面で支える。ポケットコイルスプリングは、不織布の袋に入れられた螺旋状のコイルスプリングを並置したもので、各コイルが独立して、着座した使用者を点で支える。S字バネは、S字状の波型のバネを並置したものである。ウェービングベルトは、糸とゴムを編んだ布製の素材で、縦方向と横方向で交互に格子状に張ることで弾力性を出している。弾力性、耐久性、コスト等が各衝撃吸収材によって異なるので、ソファ1の使用目的等に合わせて適宜選択する。なお、フレームの強度を高めるために、補強材であるPPテープ(ポリプロピレンテープ)をフレームに張着しても良い。
肘掛部30は、フレーム部の左端面及び右端面それぞれと連結する同型の2つの部材からなっており、フレーム部のフレームと同様の素材であるフレームで形作られ、そのフレームにウレタンフォーム等が固着されている。肘掛部30の上面と背面フレーム部20の上面とが略同じ高さになるように、肘掛部30及び背面フレーム部20は設計されている。なお、肘掛部30のフレームにも、強度を高めるためにPPテープを張着しても良い。
フレーム部(座面フレーム部10及び背面フレーム部20)と肘掛部30は、張地で被覆されている。張地の素材として、レザー(本革)、フェイクレザー(合皮)、ファブリック(布)等が使用されるが、座面フレーム10の上面及び背面フレーム部20の前面はそれぞれ座面クッション部50及び背面クッション部60と止着しており、また座面フレーム部10の下面、背面フレーム部20の下面及び肘掛部30の下面は使用者が通常接触するところではないので、これらを被覆する張地(以下、「裏張地」とする)は、他の箇所を被覆する張地(以下、「表張地」とする)と異なる素材としても良い。使用する素材は、通気性、防汚性、耐久性、デザイン性、コスト等を基に、適宜選択される。
脚部40は、肘掛部30の下面の両端部に接合されている。脚部40は、木材、スチール、ステンレス等を素材として生成されており、デザイン性、耐久性等に基づいて適宜選択する。
座面クッション部50は座面フレーム部10の上面に載置され、通常、使用者が直接着座する箇所となる。よって、座面クッション部50の構造が、使用者に与える使用感に大きく影響する。座面クッション部50は3つの座面クッション部材から構成され、各座面クッション部材は同形の略直方体の形状で、同じ構造となっている。座面クッション部50は座面フレーム部10に止着されている。例えば、座面クッション部50の下面と座面フレーム10の上面を被覆する張地の対向する位置に面ファスナーを設け、面ファスナーを係合することにより、座面クッション部50を座面フレーム部10に止着する。止着せずに、座面フレーム部10の上面に座面クッション部50を載置するだけでも良い。座面クッション部材の詳細については後述する。
背面クッション部60は、座面クッション部50の上面の後端部に載置され、背面フレーム部20の前面に配置されて、通常、使用者の背もたれとして使用される。背面クッション部60は3つの背面クッション部材から構成され、各背面クッション部材は同形の前面が略正方形の袋状の形状で、同じ構造となっている。背面クッション部60は背面フレーム部20に止着されている。例えば、背面クッション部60の後面と背面フレーム部20の前面を被覆する張地の対向する位置に面ファスナーを設け、面ファスナーを係合することにより、背面クッション部60を背面フレーム部20に止着する。止着せずに、背面フレーム部20の前面に背面クッション部60を立てかけるだけでも良い。
背面クッション部材は、フレーム部及び肘掛部30を被覆する張地と同じ素材で生成された外袋に緩衝材を封入したものである。表張地と裏張地で異なる素材を使用している場合は、表張地で使用されている素材を外袋の素材として使用する。なお、張地と異なる素材を使用しても良い。緩衝材としては、フェザー、綿、ウレタン等を使用する。
飾り枕70は、上述のように、選択可能な付属品として使用されるものである。背面クッション部材と同様の素材及び構造となっているが、大きさは背面クッション部材よりも小さい。
座面クッション部材の詳細について説明する。
図2及び図3は、座面クッション部材50Aの断面図である。図2及び図3での矢印が示す方向は、図1での矢印が示す方向と一致している。即ち、図2では、図の上側及び下側がそれぞれ座面クッション部材50Aの上方及び下方で、図の左側及び右側がそれぞれ座面クッション部材50Aの左方及び右方であり、図2は座面クッション部材50Aの上面と垂直に交わり左右方向に延びる面で切断した断面図である。図3では、図の上側及び下側がそれぞれ座面クッション部材50Aの後方及び前方であり、図3は、図2においてAAで示される切断面で切断した断面図である。
座面クッション部材50Aは、弾性体ユニット54、土台部55、中シート56(シート部材)、上面シート57、内カバー58及び外装カバー59(被覆部材)を備え、弾性体ユニット54は、台座部51、複数の弾性部材52及びユニットカバー53を備える。
土台部55は、発泡ウレタン等の弾性体により形成されており、上面の中央に矩形状に開口している有底の凹部が設けられている。この凹部に弾性体ユニット54が挿嵌されている。なお、土台部55を備えず、座面クッション部材50Aの上面全体を弾性体ユニット54が占めるようにしても良い。また、土台部55を、複数の部材を上下方向に重着して形成しても良い。この場合、最上部の部材のみに上記の凹部に相当する矩形状の孔を穿設するようにすると、凹部の形成が容易になる。
弾性体ユニット54では、平板形状の台座部51の上面に複数の弾性部材52が配設され、全体がユニットカバー53で覆われている。
台座部51は、下面が土台部55の上面に設けられた凹部の底面に相対するように配設されている。台座部51は、直方体の形状にて、発泡ウレタン等の弾性体により形成されている。
弾性部材52は、台座部51の上面に複数配設されている。弾性部材52は、円柱状に、例えば外形47mm、高さ30mmの円柱の形状にて、円形の下面が台座部51の上面に相対するように配設されている。弾性部材52は、エラストマー樹脂、具体的にはスチレン系エラストマーで、スチレン系ベースポリマーにオイルを含有させた成形品(例えば押出成形品)をカットして形成されている。これにより、弾性部材52は硬度が低い弾性体となっている。例えば、弾性部材52の硬度はアスカーFP10である。台座部51及び土台部55の硬度は弾性部材52の硬度より高く設定されており、例えば、台座部51の硬度は196N、土台部55の硬度は117Nである。このように台座部51の硬度を弾性部材52の硬度より高く設定することにより、ソファ1に着座した使用者からの荷重による変形が、弾性部材52に、より強く働くことになり、後述の弾性部材52の弾性変形による効果を的確に発揮させることができる。また、土台部55の硬度を弾性部材52の硬度と台座部51の硬度の中間とすることにより、ソファ1に大きな荷重がかかった場合に、弾性部材52の弾性変形による効果を確保しつつ、土台部55が沈み込むので、全体のクッション性を向上させ、より快適な使用感を実現することができる。なお、弾性部材52の硬度はデュロメータ(スプリング式のゴム硬度計)で測定されたものであり、台座部51及び土台部55の硬度はJIS K6401に規定されたウレタンフォーム硬度基準である。
弾性部材52は、使用者からの荷重に応じて弾性変形する。これにより、使用者からの荷重を分散し、使用者に作用する圧力値を低減する。弾性部材52は、荷重がかかっていないときは、図4(A)に示すように、円柱の形状であるが、弾性部材52の受圧面(図4(A)では上面)に、受圧面と垂直で弾性部材52の内部に向かう方向(以下、「内方向」とする)に荷重がかかると、図4(B)に示すように、弾性部材52は、側面が膨張して内方向に収縮すると共に、受圧面の面積が増加するように変形する。弾性部材52の受圧面にかかる荷重と、その荷重による弾性部材52の内方向への変位量の関係の一例を図5に示す。図5に示されるように、弾性部材52の受圧面にかかる荷重が0から徐々に大きくなると、変位量が大きく変化する。この場合、受圧面の面積も大きくなるので、荷重を十分に分散して、荷重をかける使用者に作用する圧力値を低減することができる。弾性部材52の受圧面にかかる荷重が更に大きくなると、変位量の変化率が小さくなる。即ち、変位量が一定の範囲内に制限されるので、使用者の部位による変位量が平準化され、快適な使用感を得ることができる。
弾性部材52は、受圧面にかかる荷重が所定の大きさを超えた場合、隣接する弾性部材の受圧面同士が接触するように、台座部51に配設されている。受圧面同士が接触することにより、受圧面の面積が広がることが抑制され、更に弾性部材52の内方向への変位量が平準化され、更に快適な使用感を得ることができる。所定の大きさは、弾性体ユニット54の使用目的やニーズ等により適宜設定される。
弾性部材52は、図3に示すように、台座部51の上面に千鳥状に配設されている。弾性体ユニット54の左右方向の並びを列とした場合、一列には、弾性部材52が一定の間隔で並んでいる。列は前後方向に一定の間隔で形成されており、隣接する2列での弾性部材52は、左右方向にずれて配設されており、弾性体ユニット54の前方又は後方の側面から見た場合、一方の列での隣接する2つの弾性部材52の真ん中に、他方の列の弾性部材52が位置するように配設されている。弾性部材52を千鳥状に配設することにより、対角に位置する弾性部材52の距離を最も近くすることができるので、上述の弾性部材の受圧面同士が接触することによる効果を効率的に得ることができる。なお、台座部51の上面での弾性部材52の配設は、千鳥状でなくても良い。また、弾性体ユニット54の構造をわかりやすく示すために、図2及び図3に記載の弾性部材52の数は実際とは異なっている
弾性体ユニット54が備えるユニットカバー53は、台座部51及び台座部51の上面に配設された複数の弾性部材52の全体を覆っている。ユニットカバー53は、例えば伸縮性を有するウレタン等の弾性体により形成されている。ユニットカバー53により、弾性部材52及び台座部51の汚れ防止の他に、使用者からの荷重により台座部51から弾性部材52を剥離する力の分散化を図ることができる。即ち、使用者からの荷重が直接かかる弾性部材52以外に、それらの弾性部材52の周辺の弾性部材52にもユニットカバー53を介して荷重がかかるので、弾性部材52を剥離する力を分散させることができる。
なお、弾性部材52の大きさ及び硬度は上述に限られず、適宜変更可能であり、形状も円柱に限られず、楕円柱、多角柱等でも良い。弾性部材52の素材もエラストマー樹脂であれば、スチレン系エラストマーに限られず、ウレタン系、エチレン系等の他のエラストマー樹脂でも良い。また、台座部51及び弾性部材52の全体をユニットカバー53で覆わなくても良い。ただ、ユニットカバー53で覆うことにより、上述の効果の他に、弾性部材52のべたつき感を防止することができる。
弾性体ユニット54の上面及び土台部55の上面の全体に接触するように、中シート56が載置されている。中シート56は吸汗性を有しており、着座した使用者の汗等を吸収する。よって、中シート56の素材としては、吸汗性を有するコットン、ウール等が使用されている。
中シート56の上面に、上面シート57が載置されている。上面シート57は真綿等を素材としたシートで、吸湿性、放湿性等を有している。
なお、中シート56及び/又は上面シート57はなくても良い。
上面シート57、中シート56及び弾性体ユニット54が挿嵌された土台部55(以下、「座面クッション部材本体」とする)は重置され、内カバー58によって被覆されており、さらに内カバー58の上から外装カバー59によって被覆されている。
内カバー58は、座面クッション部材本体を外装カバー59で被覆することを容易にするために使用される。座面クッション部材本体を直接外装カバー59で被覆することも可能であるが、後述のような外装カバー59が開口する箇所が大きくない場合、内カバー58を使用することにより、外装カバー59による被覆を容易にすることができる。内カバー58の下面の周縁部にはファスナーが設けられており、ファスナーの開閉により、座面クッション部材本体を内カバー58で被覆する。なお、外装カバー59による直接の被覆が容易にできる場合等では、内カバー58は使用しなくても良い。
外装カバー59は、内カバー58で被覆された座面クッション部材本体を被覆し、上面が使用者に直接接触される箇所となる。よって、少なくとも外装カバー59の上面は、フレーム部及び肘掛部30を被覆する張地と同じ素材で生成されている。表張地と裏張地で異なる素材を使用している場合は、表張地で使用されている素材を使用する。外装カバー59の素材として張地と異なる素材を使用しても良いが、ソファ1の用途を考慮して、撥水性を有する素材を使用するのが好ましい。外装カバー59の後面並びに左側面及び右側面の一部に渡ってファスナーが設けられている。ファスナーを開くことにより外装カバー59の一部が開口され、その開口箇所から内カバー58で被覆された座面クッション部材本体を挿入し、ファスナーを閉じることにより座面クッション部材本体を被覆する。
なお、内カバー58及び/又は外装カバー59による被覆を、ファスナー以外を使用して行っても良い。
上述の実施形態でのソファ1は三人掛け用となっているが、他の人数用のソファでも良い。また、座面クッション部50は着脱可能となっているが、着脱可能でなくても良く、肘掛部30がなくても良い。
なお、本考案は上記形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
1 ソファ
10 座面フレーム部
20 背面フレーム部
30 肘掛部
40 脚部
50 座面クッション部
50A 座面クッション部材
51 台座部
52 弾性部材
53 ユニットカバー
54 弾性体ユニット
55 土台部
56 中シート
57 上面シート
58 内カバー
59 外装カバー
60 背面クッション部

Claims (6)

  1. 座面に使用されるクッション部材を備えるソファであって、
    前記クッション部材が、使用者からの荷重を支える弾性体ユニットを具備し、
    前記弾性体ユニットが、
    エラストマー樹脂から生成され、前記荷重に応じて弾性変形する複数の弾性部材と、
    前記複数の弾性部材が一面に配設された台座部とを具備することを特徴とするソファ。
  2. 前記クッション部材が、
    前記クッション部材の表層に位置し、少なくとも前記クッション部材を前記座面に使用した際に上面となる箇所が撥水性を有する被覆部材を更に備える請求項1に記載のソファ。
  3. 前記クッション部材が、
    吸汗性を有し、前記クッション部材を前記座面に使用した際に上部に位置するシート部材を更に具備する請求項1又は2に記載のソファ。
  4. 前記弾性部材が、
    前記荷重が所定の大きさを超えた場合に、隣接する前記弾性部材の受圧面同士が接触するように、前記台座部に配設されている請求項1乃至3のいずれかに記載のソファ。
  5. 前記台座部の硬度が、前記弾性部材の硬度より高い請求項1乃至4のいずれかに記載のソファ。
  6. 前記クッション部材が、
    前記弾性部材の硬度より高く、かつ、前記台座部の硬度より低い硬度を有し、前記台座部の下方に位置する土台部を更に具備する請求項5に記載のソファ。
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