JP3233210B2 - データ通信制御方法 - Google Patents

データ通信制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報提供サービ
スに適用するデータ通信制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、簡易な情報検索手段として、
ファクシミリ情報サービスが一般的に利用されている。
図5はファクシミリ情報サービスにおけるホストコンピ
ュータと端末間のデータ伝送シーケンスを示す図であ
る。図5に示すように、操作者が端末(ファクシミリ送
受信機能を備えた端末)からホストコンピュータ(以
下、単にホストという)へダイヤル発呼し、電話回線を
通じてホストと接続されると、一般的にはホストから音
声応答メッセージが端末に返送される。端末側の操作者
は、この音声応答メッセージを聞きながら、DTMFト
ーン(電話の番号を押した時の発信音)により所望の情
報を選択する。
【0003】ホスト側では、端末から送られてきたDT
MFトーンを検出し、その番号に応じてホスト側に蓄積
している情報を検索し、その検索した情報をファクシミ
リ手順に従って電話回線で伝送する。端末側では、ホス
ト側から送信された情報をファクシミリ受信し、その情
報を表示器に表示するか、またはプリンタにてプリント
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したファ
クシミリ情報サービスでは、そのサービスの利用可能な
端末としてファクシミリ受信可能な端末しか想定されて
おらず、このため伝送制御手順もファクシミリ手順に従
わなければならないため、ホスト側でテキストデータと
して蓄積している情報も、端末がファクシミリ受信可能
なイメージデータに一旦フォーマット変換する必要があ
り、そのため、ホスト側の構成が複雑になり、また、伝
送効率もテキストデータでそのまま伝送する場合に比し
て悪化してしまうという課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、ホスト側を簡単な構成とする
ことができ、かつ、伝送効率を改善することができるデ
ータ通信制御方法を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るデータ通信制御方法は、端末側にて、ホスト側に蓄積
されている各種情報の内容を示す情報メニューから所望
の情報を選択し、その選択したメニュー選択信号をホス
ト側に送信する情報選択ステップと、ホスト側にて、メ
ニュー選択情報に基づくホスト側で蓄積されている情報
のデータタイプを判断し、そのデータタイプを格納した
ファイルヘッダを端末側に送信するデータタイプ通知ス
テップと、ホスト側にて、端末側から情報の受信の準備
が完了したことを示す受信可能情報を受信すると、メニ
ュー選択情報に基づく情報をそのデータタイプのまま送
信するデータ送信ステップとを備えたものである。
【0007】請求項2記載の発明に係るデータ通信制御
方法は、ホスト側を、各種情報をページ単位で異なるデ
ータタイプとして蓄積可能に構成し、データタイプ通知
ステップを、ホスト側にて、メニュー選択情報に基づく
ホスト側で蓄積されている情報のデータタイプをページ
単位で判断し、そのデータタイプを格納したファイルヘ
ッダをページ単位で端末側に送信し、データ送信ステッ
プは、ホスト側にて、端末側から情報の受信の準備が完
了したことを示す受信可能情報をページ単位で受信する
と、メニュー選択情報に基づく情報をそのページ単位の
データタイプのまま送信するようにしたものである。
【0008】請求項3記載の発明に係るデータ通信制御
方法は、データ送信ステップが終了すると情報選択ステ
ップに戻るようにしたものである。
【0009】請求項4記載の発明に係るデータ通信制御
方法は、情報選択ステップを無手順とし、データタイプ
通知ステップ及びデータ送信ステップをYMODEM手
順としたものである。
【0010】請求項5記載の発明に係るデータ通信制御
方法は、情報選択ステップを無手順とし、データタイプ
通知ステップ及びデータ送信ステップをYMODEM−
g手順またはZMODEM手順としたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
データ通信制御方法を実現するシステムを示す構成図で
ある。図において、ホストコンピュータ(以下、単にホ
ストという)は、データ処理装置1、情報蓄積媒体2、
及びモデム3から構成されている。データ処理装置1
は、端末からの要求に応じて複数ページからなる情報を
検索して情報蓄積媒体2から読み出し、その読み出した
情報を端末へ送信する処理を行う。情報蓄積媒体2は、
各種情報を蓄積しておくものであり、この情報蓄積媒体
2は、情報をページ単位でテキストデータまたはイメー
ジデータといった異なるデータタイプとして蓄積してお
くことが可能である。モデム3は、データ処理装置1を
電話回線8に接続するためのデータ変換装置である。
【0012】一方、端末は、データ受信装置4、モデム
5、表示器6、及びプリンタ7から構成されている。デ
ータ受信装置4は、電話回線8を介してデータ処理装置
1から送信された情報を受信し、その受信した情報を表
示器6に表示しまたはプリンタ7にてプリントする処理
を行う。モデム5は、ホスト側のモデム3と同様、デー
タ受信装置4を電話回線8に接続するためのデータ変換
装置である。ホスト側のデータ処理装置1と端末側のデ
ータ受信装置4とは、それぞれモデム3,5を介して電
話回線8と接続し、電話回線8を通じてデータ通信を行
う。
【0013】尚、図1では、ホスト側と端末側とは、モ
デム3,5を介して電話回線8と接続しているが、これ
に限る必要はなく、ターミナルアダプタを介してISD
Nなどのディジタル回線と接続するものであっても構わ
ない。
【0014】次に動作について説明する。図2は、この
発明の実施の形態1によるデータ通信制御方法における
ホストコンピュータと端末間のデータ伝送シーケンスを
示す図である。端末側の操作者は、ホスト側の各種情報
を検索するために、図2に示すように、ホスト側にダイ
ヤル発呼を行うと、電話回線8を通じて端末のデータ受
信装置4とホストのデータ処理装置1とが接続される。
ホストのデータ処理装置1は、電話回線1を通じて端末
のデータ受信装置4と接続されると、データ受信装置4
に対して、ホストの情報蓄積媒体2に蓄積されている各
種情報の内容を示す情報メニューを送信する。
【0015】端末のデータ受信装置4は、この情報メニ
ューを受信すると、その情報メニューを表示器6に表示
する。図3は、表示器6に表示された情報メニューに具
体例を示す図である。図3に示すように、情報蓄積媒体
2に蓄積された情報は、例えば「1.今日のニュース」
「2.スポーツニュース」「3.全国の天気予報(文
字)」「4.全国の天気図」「5.データベース」
「6.全国道路地図」・・・とする。
【0016】端末側の操作者は、表示器6に表示した情
報メニューを確認し、所望の情報に応じた番号を押す。
この番号は、メニュー選択信号としてホストのデータ処
理装置1へ送信される。
【0017】ここで、以上の伝送制御手順は、無手順に
て実施される。無手順とは、誤りの検出や訂正の手順な
どがないという意味、即ち、データを流す一方であると
いう意味である。従って、無手順では、ホストのデータ
処理装置1からのデータがモデム3でアナログデータに
変換されて、そのまま電話回線8を伝送されることにな
る。
【0018】一方、以降の伝送制御手順は、パソコン通
信などで利用されているYMODEMを使用する。YM
ODEMは、パソコン通信などのファイル転送用の通信
プロトコルである。YMODEMでは、データをブロッ
ク単位に区切って、そのブロックの誤りチェックと再送
信を行いながらファイルを転送する。簡単な情報を送受
信する場合などは、上記した無手順でもそれほど問題は
ないが、データをファイルとして転送する場合は、無手
順では、通信途中で1ビットでも誤りの生じたデータが
あると、そのファイル全体が使いものにならなくなって
しまうからである。
【0019】ホストのデータ処理装置1は、端末のデー
タ受信装置4から送られてきたメニュー選択信号を受信
すると、そのメニュー選択信号に従って情報蓄積媒体2
に蓄積された情報を検索し、その検索した情報のデータ
タイプ(テキストデータまたはイメージデータ)に応じ
てファイルヘッダを決定する。このファイルヘッダは、
ホストのデータ処理装置1がこれからファイルとして送
信するデータの内容を端末のデータ受信装置4に知らせ
るものである。
【0020】図4は、ファイルヘッダの代表的なデータ
構成を示す図である。図4に示すように、ファイルヘッ
ダは、一般的に知られているような、SOH(ヘディン
グ開始)、ブロック番号、ブロック番号の補数、データ
(128バイト)、及びCRC(誤り検出用の符号)か
ら構成されている。また、データの部分にも、一般的に
知られているような、ファイル名、ファイルサイズ、タ
イムスタンプ、ファイルモード、及びシリアル番号が格
納されるが、その他に、データ部分の未使用領域に、テ
キストデータまたはイメージデータといった情報のデー
タタイプが格納される。
【0021】メニュー選択情報に対応した情報のデータ
タイプがテキストデータの場合は、ファイルヘッダのデ
ータタイプ識別子にテキストデータ指定を示す情報が格
納され、一方、メニュー選択情報に対応した情報のデー
タタイプがイメージデータの場合は、ファイルヘッダの
データタイプ識別子にイメージデータ指定及びイメージ
データ種別を示す情報が格納される。ここで、イメージ
データ種別は、符号種別、主走査解像度、主走査方向
幅、副走査解像度、及び副走査方向長さという情報であ
る。尚、ファイルヘッダのデータ部分におけるNULは
0を示し、SPはスペースを示す。
【0022】上記したように、情報蓄積媒体2は、情報
をページ単位でテキストデータまたはイメージデータと
いった異なるデータタイプとして蓄積しておくことが可
能であるので、例えば、メニュー選択情報に対応した情
報が、異なるデータタイプの混在する複数ページ分の情
報である場合には、各ページのデータタイプに対応して
ファイルヘッダのデータタイプ識別子が決定される。
尚、図4では、データタイプとしてテキストデータとイ
メージデータの場合について説明したが、これらのデー
タタイプに限られず、その他のデータタイプについても
同様にファイルヘッダのデータタイプに格納することが
できる。
【0023】端末のデータ受信装置4は、メニュー選択
情報をホスト側に送信した後、ファイルデータの受信の
準備が完了していることを示す受信可能信号を送信す
る。ここで、YMODEMにおける受信可能信号は、図
2に示すように、1バイトのキャラクタデータである
‘C’である。ホストのデータ処理装置1は、受信可能
信号‘C’を受信すると、メニュー選択情報により決定
した1ページ目の情報に対応するファイルヘッダを端末
のデータ受信装置4に送信する。
【0024】端末のデータ受信装置4は、ファイルヘッ
ダを受信すると、ファイルヘッダのデータタイプ識別子
に格納されたデータタイプに応じて、ファイルデータの
受信準備を開始する。そして、データ受信装置4は、フ
ァイルヘッダを正常に受信したことを示す肯定応答AC
Kをデータ処理装置1に送信し、続けて、受信可能信号
‘C’をデータ処理装置1に送信する。
【0025】ホストのデータ処理装置1は、受信可能信
号‘C’を受信すると、メニュー選択情報により選択さ
れた情報の1ページ目を、データブロックに分割して送
信する。1ページ目の情報のデータタイプによって、デ
ータブロックに分割して送信されるデータブロック1〜
データブロックnは、テキストデータまたはイメージデ
ータとして送信される。端末のデータ受信装置4は、デ
ータブロックを受信すると、1ブロック毎に、正常にフ
ァイルデータを受信したことを確認して肯定応答ACK
を送信し、ホストのデータ処理装置1は、肯定応答AC
Kを受信したことを確認すると、次のデータブロックを
送信する。
【0026】尚、図2には示していないが、万一、伝送
エラーなどにより、端末のデータ受信装置4が正常にデ
ータブロックを受信できなかった場合には、否定応答N
AKを送信し、ホストのデータ処理装置1は、否定応答
NAKを受信すると、再度、同一データブロックを送信
する。
【0027】このようにして、1ページ目の情報がファ
イルデータとして伝送されると、端末のデータ受信装置
4は、その受信した情報をデータタイプに応じて、表示
器6に表示しまたはプリンタ7でプリントする。
【0028】ホストのデータ処理装置1は、1ページ目
の情報を全て送信すると、ファイルデータの終了(EN
D)、即ち1つのファイルを送信したことを示す終了信
号EOTを送信し、端末のデータ受信装置4は、この終
了信号EOTに対して、一旦、否定応答NAKを送信す
る。そして、ホストのデータ処理装置1は、否定応答N
AKを受信すると、さらに終了信号EOTを送信し、端
末のデータ受信装置4は、次の終了信号EOTに対し
て、肯定応答ACKを返送する。そして、端末のデータ
受信装置4は、2ページ目の情報を受信可能であること
を示す受信可能信号‘C’を送信する。
【0029】ホストのデータ処理装置1は、受信可能信
号‘C’を受信すると、メニュー選択情報により決定し
た2ページ目の情報に対応するファイルヘッダを端末の
データ受信装置4に送信する。例えば、2ページ目の情
報のデータタイプがイメージデータであれば、ファイル
ヘッダのデータタイプ識別子に、イメージデータ指定及
びイメージデータ種別を示す情報が格納される。
【0030】その後は上記した1ページ目の情報の伝送
と同様に、端末のデータ受信装置4が、受信したファイ
ルヘッダのデータタイプ識別子に格納されたデータタイ
プに応じて、ファイルデータの受信準備を開始し、そし
て、ファイルヘッダを正常に受信したことを示す肯定応
答ACK及び受信可能信号‘C’をデータ処理装置1に
送信する。ホストのデータ処理装置1は、受信可能信号
‘C’を受信すると、メニュー選択情報により選択され
た情報の2ページ目を、データブロックに分割して送信
する。端末のデータ受信装置4に2ページ目の情報がフ
ァイルデータとして伝送されると、端末のデータ受信装
置4は、その受信した情報をデータタイプに応じて、表
示器6に表示しまたはプリンタ7でプリントする。
【0031】ホストのデータ処理装置1は、2ページ目
の情報を全て送信すると、ファイルデータの終了示す終
了信号EOTを送信し、端末のデータ受信装置4は、こ
の終了信号EOTに対して、一旦、否定応答NAKを送
信する。そして、ホストのデータ処理装置1は、否定応
答NAKを受信すると、さらに終了信号EOTを送信
し、端末のデータ受信装置4は、次の終了信号EOTに
対して、肯定応答ACKを返送する。そして、端末のデ
ータ受信装置4は、3ページ目の情報を受信可能である
ことを示す受信可能信号‘C’を送信する。以上の手順
を繰り返して、ホストのデータ処理装置1は、情報蓄積
媒体2に蓄積された複数ページの情報を端末のデータ受
信装置4に送信する。
【0032】ホストのデータ処理装置1は、全てのペー
ジの情報を送信し終わると、受信可能信号‘C’に対し
て、送信するファイルデータがないことを示す、全ての
データが0のNULLブロックを送信する。端末のデー
タ受信装置4は、NULLブロックを受信すると、ファ
イルデータが送信されてこないと判断し、そのNULL
ブロックに対する肯定応答ACKを送信して、YMOD
EM手順を終了し、再度、無手順に戻る。
【0033】無手順に戻ると、ホストのデータ処理装置
1は、再度、情報メニューを送信し、端末のデータ受信
装置4は、その情報メニューに従って情報検索が可能と
なる。最終的に、端末側の操作者が、情報メニューの終
了(図3のQ.終了)を選択すると、電話回線が開放さ
れてデータ通信が終了される。
【0034】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、ホスト側の情報蓄積媒体2にデータ毎の最適なデー
タタイプで蓄積されている情報を、YMODEM手順に
従ってそのままのデータタイプで送信できるため、ホス
ト側にてデータをフォーマット変換する必要がなくな
り、ホスト側を簡単な構成とすることができ、その結
果、ホストの原価を低減することもできる。
【0035】また、ファクシミリ手順に従ってデータを
伝送する従来のデータ伝送制御方法のように、データ量
の少ないテキストデータを、データ量の多いイメージデ
ータにフォーマット変換することなく、テキストデータ
のまま伝送することができるため、データ量を大幅に削
減することができ、伝送効率を改善することができ、そ
の結果、回線使用料金を低減することもできる。
【0036】さらに、全てのページの情報を送信し終わ
ると、YMODEM手順を終了し、再度無手順に戻り、
再度、情報メニューを送信してその情報メニューに従っ
て情報検索が可能となるため、所望の情報を繰り返し検
索することができる。従って、従来のファクシミリ手順
を前提としたファクシミリ情報サービスのように、1度
情報を送信された後、再度情報を検索しようとする場合
に、もう一度ダイヤル発呼からやり直す必要がなく、情
報検索の操作性も向上する。
【0037】さらに、端末は、一般に広く普及している
YMODEMを利用するためのパソコン通信の技術を適
用することによって、比較的簡単に実現することができ
るため、高価な端末を使用しなくてもよい。
【0038】実施の形態2.上記実施の形態1では、伝
送制御手順としてYMODEMを利用したが、これに限
るものではなく、一般的に知られているYMODEM−
g、ZMODEMなどを利用してもよく、その場合も、
上記実施の形態1と同様の効果を得ることができるとと
もに、さらに、YMODEM−gやZMODEMによる
拡張された機能を使用することができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、端末側にて、ホスト側に蓄積されている各種情報
の内容を示す情報メニューから所望の情報を選択し、そ
の選択したメニュー選択信号をホスト側に送信する情報
選択ステップと、ホスト側にて、メニュー選択情報に基
づくホスト側で蓄積されている情報のデータタイプを判
断し、そのデータタイプを格納したファイルヘッダを端
末側に送信するデータタイプ通知ステップと、ホスト側
にて、端末側から情報の受信の準備が完了したことを示
す受信可能情報を受信すると、メニュー選択情報に基づ
く情報をそのデータタイプのまま送信するデータ送信ス
テップとを備えたので、ホスト側にてデータをフォーマ
ット変換する必要がなくなり、ホスト側を簡単な構成と
することができ、その結果、ホストの原価を低減するこ
ともできる効果がある。
【0040】また、データ量の少ないテキストデータを
データ量の多いイメージデータにフォーマット変換する
ことなく、テキストデータのまま伝送することができる
ため、データ量を大幅に削減することができ、伝送効率
を改善することができ、その結果、回線使用料金を低減
することもできる効果がある。
【0041】請求項2記載の発明によれば、ホスト側
を、各種情報をページ単位で異なるデータタイプとして
蓄積可能に構成し、データタイプ通知ステップを、ホス
ト側にて、メニュー選択情報に基づくホスト側で蓄積さ
れている情報のデータタイプをページ単位で判断し、そ
のデータタイプを格納したファイルヘッダをページ単位
で端末側に送信し、データ送信ステップは、ホスト側に
て、端末側から情報の受信の準備が完了したことを示す
受信可能情報をページ単位で受信すると、メニュー選択
情報に基づく情報をそのページ単位のデータタイプのま
ま送信するようにしたので、ホスト側にデータ毎の最適
なデータタイプで蓄積されている情報をそのままのデー
タタイプで送信できるため、データ量をより一層削減す
ることができ、伝送効率も一層改善することができる効
果がある。
【0042】請求項3記載の発明によれば、データ送信
ステップが終了すると情報選択ステップに戻るようにし
たので、所望の情報を繰り返し検索することができ、情
報検索の操作性も向上するという効果がある。
【0043】請求項4記載の発明によれば、情報選択ス
テップを無手順とし、データタイプ通知ステップ及びデ
ータ送信ステップをYMODEM手順としたので、端末
を一般的なパソコン通信の技術を適用するだけで、比較
的簡単に実現することができる効果がある。
【0044】請求項5記載の発明によれば、情報選択ス
テップを無手順とし、データタイプ通知ステップ及びデ
ータ送信ステップをYMODEM−g手順またはZMO
DEM手順としたので、上記請求項4と同様の効果を得
ることができるとともに、さらに、YMODEM−gや
ZMODEMによる拡張された機能を使用することがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるデータ通信制
御方法を実現するシステムを示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるデータ通信制
御方法におけるホストコンピュータと端末間のデータ伝
送シーケンスを示す図である。
【図3】 表示器に表示された情報メニューに具体例を
示す図である。
【図4】 ファイルヘッダの代表的なデータ構成を示す
図である。
【図5】 ファクシミリ情報サービスにおけるホストコ
ンピュータと端末間のデータ伝送シーケンスを示す図で
ある。
【符号の説明】
1 データ処理装置(ホスト) 2 情報蓄積媒体(ホスト) 3 モデム(ホスト) 4 データ受信装置(端末) 5 モデム(端末) 6 表示器(端末) 7 プリンタ(端末)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末側にて、ホスト側に蓄積されている
    各種情報の内容を示す情報メニューから所望の情報を選
    択し、その選択したメニュー選択信号をホスト側に送信
    する情報選択ステップと、 上記ホスト側にて、上記メニュー選択情報に基づく上記
    ホスト側で蓄積されている情報のデータタイプを判断
    し、そのデータタイプを格納したファイルヘッダを上記
    端末側に送信するデータタイプ通知ステップと、 上記ホスト側にて、上記端末側から情報の受信の準備が
    完了したことを示す受信可能情報を受信すると、上記メ
    ニュー選択情報に基づく情報をそのデータタイプのまま
    送信するデータ送信ステップとを備えたデータ通信制御
    方法。
  2. 【請求項2】 ホスト側は、各種情報をページ単位で異
    なるデータタイプとして蓄積可能であって、 データタイプ通知ステップは、上記ホスト側にて、メニ
    ュー選択情報に基づく上記ホスト側で蓄積されている情
    報のデータタイプをページ単位で判断し、そのデータタ
    イプを格納したファイルヘッダをページ単位で端末側に
    送信し、 データ送信ステップは、上記ホスト側にて、上記端末側
    から情報の受信の準備が完了したことを示す受信可能情
    報をページ単位で受信すると、上記メニュー選択情報に
    基づく情報をそのページ単位のデータタイプのまま送信
    することを特徴とする請求項1記載のデータ通信制御方
    法。
  3. 【請求項3】 データ送信ステップが終了すると情報選
    択ステップに戻ることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載のデータ通信制御方法。
  4. 【請求項4】 情報選択ステップを無手順とし、データ
    タイプ通知ステップ及びデータ送信ステップをYMOD
    EM手順としたことを特徴とする請求項1から請求項3
    のうちのいずれか1項記載のデータ通信制御方法。
  5. 【請求項5】 情報選択ステップを無手順とし、データ
    タイプ通知ステップ及びデータ送信ステップをYMOD
    EM−g手順またはZMODEM手順としたことを特徴
    とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載
    のデータ通信制御方法。
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