JP3232680U - 食材温度取得装置 - Google Patents

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拓 川北
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Abstract

【課題】調理装置によって調理された食材の中心部温度の測定値と調理装置との対応関係を誤り無く確実に取得でき、しかも、容易に取得することができる食材温度取得装置を提供する。【解決手段】食材温度取得装置は、調理装置によって調理した少なくとも1つの食材内に挿入して少なくとも1つの食材の中心部温度を測定し、調理装置の測定した少なくとも1つの食材の中心部温度情報を送信可能な携帯型温度計と、この携帯型温度計からの中心部温度情報を受信する携帯型端末とを備え、この携帯型端末は、調理装置に添付されている2次元コードを読み取って調理装置を特定可能であり、受信した中心部温度情報を特定した調理装置の登録情報に紐付けして記憶するように構成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、例えば学校給食の調理を行う場合に、携帯型の温度計を用いて食材温度を計測する食材温度取得装置に関する。
調理対象の食材の温度を計測するために調理装置に温度計を設置することは、良く知られた技術であり、その一例が例えば特許文献1に記載されている。具体的には、この特許文献1には、調理装置に、調理対象の食材を収容する調理室内の空気温度を調整する空調機と、食材の温度を検出する食材温度検出部と、検出した食材の温度が設定調理温度まで昇温するように空調機を制御する加熱制御、及びこの加熱制御による加熱後の食材の温度が、細菌の増殖を抑制する温度範囲となるように加熱後の食材を冷却させるための空調機の急冷制御を行う制御部とを設けることが記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載されているような、調理装置にあらかじめ設置されている食材温度検出部は、調理している食材の周囲温度を単一の温度計によって測定するものであるため、調理した各食材についてその中心部温度を測定することはできなかった。また、調理した複数の食材の中心部温度を測定することもできなかった。
特開2019−078438号公報
このため、調理した複数の食材について中心部温度をそれぞれ測定する場合に、従来は、調理員が、実際に加熱後の複数の食材について、携帯型の温度計(芯温計)を用いて中心部温度(芯温)を測定することが行われていた。測定した中心部温度は、調理員が記録紙に記入していた。
しかしながら、このような従来の食材温度測定法によると、給食センターなどで、多数の調理装置が存在する場合、どの調理装置で調理した食材の中心部温度を測定したのかの対応付けを確実に行うことが難しく、誤った対応付けが行われる恐れが多分にあった。
本考案は、従来技術の上述の課題を解決するものであり、その目的は、調理装置によって調理された食材の中心部温度の測定値とその調理装置との対応関係を誤り無く確実に取得でき、しかも、容易に取得することができる食材温度取得装置を提供することにある。
本考案によれば、調理装置によって調理した少なくとも1つの食材内に挿入して少なくとも1つの食材の中心部温度を測定し、調理装置の測定した少なくとも1つの食材の中心部温度情報を送信可能な携帯型温度計と、この携帯型温度計からの中心部温度情報を受信する携帯型端末とを備え、この携帯型端末は、調理装置に添付されている2次元コードを読み取って調理装置を特定可能であり、受信した中心部温度情報を特定した調理装置の登録情報に紐付けして記憶するように構成されている食材温度取得装置が提供される。
携帯型端末は、調理装置の2次元コードからその調理装置を特定可能であり、携帯型温度計から受信した中心部温度情報を特定した調理装置の登録情報に紐付けしている。即ち、本考案によれば、2次元コードから調理装置が特定され、その特定された調理装置と食材の中心部温度とが紐付けされる。このため、食材の中心部温度の測定値とその調理を行った調理装置との対応関係が、誤り無くかつ確実に取得でき、しかも、そのための操作が非常に容易となる。
携帯型端末には、複数の調理装置に関して、調理装置名、献立名、調理設定温度及び調理設定時間を含む情報が登録情報としてそれぞれ記憶されることが好ましい。
この場合、携帯型端末は、特定した調理装置の複数の食材の中心部温度情報を受信し、特定した調理装置の登録情報に受信した複数の食材の中心部温度情報を紐付けして記憶するように構成されていることがより好ましい。
さらに、携帯型端末は、登録情報及び紐付けして記憶された中心部温度情報を、管理用コンピュータに送信可能に構成されていることも好ましい。
携帯型温度計は、送信指示された際に、測定した中心部温度情報を携帯型端末に無線で送信するように構成されていることも好ましい。
本考案によれば、食材の中心部温度の測定値とその調理を行った調理装置との対応関係が、誤り無くかつ確実に取得でき、しかも、そのための操作が非常に容易となる。
本考案の一実施形態として、給食センターにおける食材温度取得装置及び複数の調理装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図1の実施形態における管理用コンピュータが記憶している調理装置の事前登録情報テーブルの例を表す図である。 図1の実施形態における管理用コンピュータが記憶している調理装置の事前登録情報テーブルの例を表す図である。 図1の実施形態における管理用コンピュータが記憶している調理装置の事前登録情報テーブルの例を表す図である。 図1の実施形態における管理用コンピュータが記憶している調理装置の事前登録情報テーブルの例を表す図である。 図1の実施形態におけるタブレット端末の動作を表すフローチャートである。 図1の実施形態においてタブレット端末が記憶している調理装置の芯温情報テーブルの例を表す図である。 図1の実施形態においてタブレット端末が記憶している調理装置の芯温情報テーブルの例を表す図である。 図1の実施形態においてタブレット端末が記憶している調理装置の芯温情報テーブルの例を表す図である。 図1の実施形態においてタブレット端末が記憶している調理装置の芯温情報テーブルの例を表す図である。
図1は本考案の一実施形態として給食センターにおける食材温度取得装置及び複数の調理装置の構成を概略的に示している。なお、図1に示す実施形態では、本考案の理解を容易にするために、3種類の少数の調理装置のみが示されているが、実際の給食センターには、通常、多種かつ多数の調理装置が設けられている。
同図に示すように、本実施形態における給食センターには、食材温度取得装置及び複数の調理装置が設けられている。食材温度取得装置は、本実施形態においては、食材の中心部温度(芯温)を測定でき、その測定データをブルートゥース(登録商標)等により無線送信が可能な携帯型の芯温計10(本考案の携帯型温度計に対応)と、芯温計10からの測定データをブルートゥース(登録商標)等の無線で受信が可能なタブレット端末11(本考案の携帯型端末に対応)と、この給食センターの管理を行う管理用コンピュータ12とを備えている。上述したように、芯温計10とタブレット端末11とは、ブルートゥース(登録商標)によって接続されており、芯温計10からタブレット端末11への無線通信が可能となっている。タブレット端末11と管理用コンピュータ12とは無線LANによって接続されており、この無線LANを介して互いに無線通信可能となっている。管理用コンピュータ12は、無線LAN及び/又はインターネットを介してクラウド上の図示しない管理サーバに接続されている。
複数の調理装置は、本実施形態においては、食材の汁物、炒め、煮、茹で、蒸し及び揚げ調理に適用可能な第1の回転釜13及び第2の回転釜14と、食材の煮、炊き、炒め、焼き及び蒸し調理に適用可能なスチームコンベクションオーブン15と、食材の揚げ調理に適用可能なフライヤー16とから構成されている。第1の回転釜13、第2の回転釜14、スチームコンベクションオーブン15及びフライヤー16は、市販の調理機器であるが、表面(前面)に、それら調理装置を特定するIDが記載されたQRコード(登録商標)13a、14a、15a及び16a(本考案の2次元コードに対応)がそれぞれ貼り付けられている。
携帯型の芯温計10は市販の食品温度計であり、針状の検温部10aを測定すべき食材内に挿入して(突き刺して)食材の中心部温度である芯温を測定し、測定した芯温データをブルートゥース(登録商標)によってタブレット端末11に送信可能に構成されている。この芯温計10には、測定した芯温を表示する表示部10bと、測定した芯温データを送信するための送信ボタン10cとが設けられている。
タブレット端末11は、市販の一般的なタブレットであるが、コンピュータ機能の他に、ブルートゥース(登録商標)の受信機能と、無線LANの送受信機能(WiFi機能)と、QRコード(登録商標)の読み取り機能とを有している。
管理用コンピュータ12は、この給食センターにおける複数の調理装置の登録情報をテーブルとして記憶していると共に、無線LANの送受信機能(WiFi機能)を有する一般的なコンピュータである。この管理用コンピュータ12は、タブレット端末11に無線LANで電気的に接続されており、タブレット端末11との間でデータの送受を行えるように構成されている。
図2a〜図2dは本実施形態における管理用コンピュータ12が記憶している複数の調理装置の事前登録情報テーブルを表している。
即ち、図2aに示すように、管理用コンピュータ12には、第1の回転釜13について、その日付(この例では2021年4月12日)における献立名(肉じゃが)、調理設定温度(100℃)、調理設定時間(20分00秒)、食材の芯温の測定回数(3回)が事前登録情報テーブルとしてあらかじめ記憶されている。同様に、図2bに示すように、第2の回転釜14について、その日付(この例では2021年4月12日)における献立名(カレー)、調理設定温度(100℃)、調理設定時間(30分00秒)、食材の芯温の測定回数(3回)が事前登録情報テーブルとしてあらかじめ記憶されている。また、図2cに示すように、スチームコンベクションオーブン15について、その日付(この例では2021年4月12日)における献立名(ハンバーグ)、調理設定温度(200℃)、調理設定時間(5分00秒)、食材の芯温の測定回数(3回)が事前登録情報テーブルとしてあらかじめ記憶されている。さらに、図2dに示すように、フライヤー16について、その日付(この例では2021年4月12日)における献立名(トンカツ)、調理設定温度(180℃)、調理設定時間(6分30秒)、食材の芯温の測定回数(3回)が事前登録情報テーブルとしてあらかじめ記憶されている。
図3は本実施形態におけるタブレット端末11の処理動作の流れを表わしている。
同図に示すように、処理動作が開始されると、タブレット端末11は、まず、この給食センターにおける各調理装置の事前登録情報テーブル(図2a〜図2d参照)を管理用コンピュータ12からダウンロードし、自己のメモリに記憶する(ステップS1)。
次いで、例えば第1の回転釜13の食材の芯温を計測する場合、芯温計測者(調理員)は、最初に、タブレット端末11によって、第1の回転釜13のQRコード(登録商標)13aを読み取る(ステップS2)。
これにより、タブレット端末11は、調理装置が第1の回転釜13であることを認識(特定)してその事前登録情報テーブル(図2a)をディスプレイに表示すると共に、この第1の回転釜13に関する食材の芯温測定回数が「3」であることを認識する(ステップS3)。
次いで、調理員が、第1の回転釜13の食材(例えば、じゃがいも)内に芯温計10の検温部10aを挿入し、測定値が芯温計10の表示部10bに表示された後に送信ボタン10cを押すことにより、その測定値である芯温データがタブレット端末11に送信される。タブレット端末11は、送られてきた芯温データ(85℃)及びその時の時刻(10時30分)を事前登録情報テーブル(図2a)における「食材1」の芯温及び芯温測定時刻にそれぞれ記憶させて芯温情報テーブルを作成する(ステップS4)。即ち、「食材1」の芯温データがQRコード(登録商標)13aを読み取ることにより特定された第1の回転釜13と紐付けされて芯温情報テーブルが形成される。
次いで、タブレット端末11は、第1の回転釜13について、認識している芯温測定回数(3)の測定が終了したか否かを判別し(ステップS5)、終了していない場合(NOの場合)、ステップS4へ戻り、次の食材の芯温データに関する芯温情報テーブルを作成する。即ち、芯温計10から、第1の回転釜13の他の食材(例えば、ニンジン)の芯温データがタブレット端末11に送信され、タブレット端末11は、送られてきた芯温データ(84℃)及びその時の時刻(10時31分)を「食材2」の芯温及び芯温測定時刻にそれぞれ記憶させて芯温情報テーブルを作成する。即ち、「食材2」の芯温データがQRコード(登録商標)13aを読み取ることにより特定された第1の回転釜13と紐付けされて芯温情報テーブルが形成される。
同様に、ステップ4において、芯温計10から、第1の回転釜13の他の食材(例えば、他のじゃがいも又は他のニンジン)の芯温データがタブレット端末11に送信され、タブレット端末11は、送られてきた芯温データ(85℃)及びその時の時刻(10時32分)を「食材3」の芯温及び芯温測定時刻にそれぞれ記憶させて芯温情報テーブルを作成する。即ち、「食材3」の芯温データがQRコード(登録商標)13aを読み取ることにより特定された第1の回転釜13と紐付けされて芯温情報テーブルが形成される。
ステップS5において、認識している芯温測定回数の測定が終了したと判別した場合(YESの場合)、第1の回転釜13に関する芯温情報テーブルが完成し、完成した芯温情報テーブルが無線LANを介して管理用コンピュータ12に送信され、記憶される(ステップS6)。なお、タブレット端末11と管理用コンピュータ12との間で無線LANが確立されていない場合は、確立された時点で全ての調理装置に関する芯温情報テーブルが送信される。
図4aはこのようにして完成した第1の回転釜13に関する芯温情報テーブルを示している。第1の回転釜13に関する、日付、献立名、調理設定温度及び調理設定時間等の登録情報と、測定した複数の食材(食材1〜3)の芯温及び芯温測定時刻とが紐付けされて記憶されていることが分かる。
例えば第2の回転釜14の食材の芯温を計測する場合、調理員は、まず、タブレット端末11によって、第2の回転釜14のQRコード(登録商標)14aを読み取る。
これにより、タブレット端末11は、調理装置が第2の回転釜14であることを認識(特定)してその事前登録情報テーブル(図2b)をディスプレイに表示すると共に、この第2の回転釜14に関する食材の芯温測定回数が「3」であることを認識する。
次いで、調理員が、第2の回転釜14の食材(例えば、じゃがいも)内に芯温計10の検温部10aを挿入し、測定値が芯温計10の表示部10bに表示された後に送信ボタン10cを押すことにより、その測定値である芯温データがタブレット端末11に送信される。タブレット端末11は、送られてきた芯温データ(85℃)及びその時の時刻(10時40分)を事前登録情報テーブル(図2b)における「食材1」の芯温及び芯温測定時刻にそれぞれ記憶させて芯温情報テーブルを作成する。即ち、「食材1」の芯温データがQRコード(登録商標)14aを読み取ることにより特定された第2の回転釜14と紐付けされて芯温情報テーブルが形成される。
次いで、タブレット端末11は、第2の回転釜14について、認識している芯温測定回数(3)の測定が終了したか否かを判別し、終了していない場合、次の食材の芯温データに関する芯温情報テーブルを作成する。即ち、芯温計10から、第2の回転釜14の他の食材(例えば、ニンジン)の芯温データがタブレット端末11に送信され、タブレット端末11は、送られてきた芯温データ(86℃)及びその時の時刻(10時41分)を「食材2」の芯温及び芯温測定時刻にそれぞれ記憶させて芯温情報テーブルを作成する。即ち、「食材2」の芯温データがQRコード(登録商標)14aを読み取ることにより特定された第2の回転釜14と紐付けされて芯温情報テーブルが形成される。
同様に、芯温計10から、第2の回転釜14の他の食材(例えば、他のじゃがいも又は他のニンジン)の芯温データがタブレット端末11に送信され、タブレット端末11は、送られてきた芯温データ(85℃)及びその時の時刻(10時42分)を「食材3」の芯温及び芯温測定時刻にそれぞれ記憶させて芯温情報テーブルを作成する。即ち、「食材3」の芯温データがQRコード(登録商標)14aを読み取ることにより特定された第2の回転釜14と紐付けされて芯温情報テーブルが形成される。
認識している芯温測定回数の測定が終了したと判別した場合、第2の回転釜14に関する芯温情報テーブルが完成し、完成した芯温情報テーブルが無線LANを介して管理用コンピュータ12に送信され、記憶される。なお、タブレット端末11と管理用コンピュータ12との間で無線LANが確立されていない場合は、確立された時点で全ての調理装置に関する芯温情報テーブルが送信される。
図4bはこのようにして完成した第2の回転釜14に関する芯温情報テーブルを示している。第2の回転釜14に関する、日付、献立名、調理設定温度及び調理設定時間等の登録情報と、測定した複数の食材(食材1〜3)の芯温及び芯温測定時刻とが紐付けされて記憶されていることが分かる。
例えばスチームコンベクションオーブン15の食材の芯温を計測する場合、調理員は、まず、タブレット端末11によって、スチームコンベクションオーブン15のQRコード(登録商標)15aを読み取る。
これにより、タブレット端末11は、調理装置がスチームコンベクションオーブン15であることを認識(特定)してその事前登録情報テーブル(図2c)をディスプレイに表示すると共に、このスチームコンベクションオーブン15に関する食材の芯温測定回数が「3」であることを認識する。
次いで、調理員が、スチームコンベクションオーブン15の食材(ハンバーグ)内に芯温計10の検温部10aを挿入し、測定値が芯温計10の表示部10bに表示された後に送信ボタン10cを押すことにより、その測定値である芯温データがタブレット端末11に送信される。タブレット端末11は、送られてきた芯温データ(90℃)及びその時の時刻(10時50分)を事前登録情報テーブル(図2c)における「食材1」の芯温及び芯温測定時刻にそれぞれ記憶させて芯温情報テーブルを作成する。即ち、「食材1」の芯温データがQRコード(登録商標)15aを読み取ることにより特定されたスチームコンベクションオーブン15と紐付けされて芯温情報テーブルが形成される。
次いで、タブレット端末11は、スチームコンベクションオーブン15について、認識している芯温測定回数(3)の測定が終了したか否かを判別し、終了していない場合、次の食材の芯温データに関する芯温情報テーブルを作成する。即ち、芯温計10から、スチームコンベクションオーブン15の他の食材(他のハンバーグ)の芯温データがタブレット端末11に送信され、タブレット端末11は、送られてきた芯温データ(91℃)及びその時の時刻(10時51分)を「食材2」の芯温及び芯温測定時刻にそれぞれ記憶させて芯温情報テーブルを作成する。即ち、「食材2」の芯温データがQRコード(登録商標)15aを読み取ることにより特定されたスチームコンベクションオーブン15と紐付けされて芯温情報テーブルが形成される。
次いで、タブレット端末11は、スチームコンベクションオーブン15について、認識している芯温測定回数(3)の測定が終了したか否かを判別し、終了していない場合、さらに次の食材の芯温データに関する芯温情報テーブルを作成する。即ち、芯温計10から、スチームコンベクションオーブン15のさらに他の食材(さらに他のハンバーグ)の芯温データがタブレット端末11に送信され、タブレット端末11は、送られてきた芯温データ(90℃)及びその時の時刻(10時52分)を「食材3」の芯温及び芯温測定時刻にそれぞれ記憶させて芯温情報テーブルを作成する。即ち、「食材3」の芯温データがQRコード(登録商標)15aを読み取ることにより特定されたスチームコンベクションオーブン15と紐付けされて芯温情報テーブルが形成される。
認識している芯温測定回数の測定が終了したと判別した場合、スチームコンベクションオーブン15に関する芯温情報テーブルが完成し、完成した芯温情報テーブルが無線LANを介して管理用コンピュータ12に送信され、記憶される。なお、タブレット端末11と管理用コンピュータ12との間で無線LANが確立されていない場合は、確立された時点で全ての調理装置に関する芯温情報テーブルが送信される。
図4cはこのようにして完成したスチームコンベクションオーブン15に関する芯温情報テーブルを示している。スチームコンベクションオーブン15に関する、日付、献立名、調理設定温度及び調理設定時間等の登録情報と、測定した複数の食材(食材1〜3)の芯温及び芯温測定時刻とが紐付けされて記憶されていることが分かる。
例えばフライヤー16の食材の芯温を計測する場合、調理員は、まず、タブレット端末11によって、フライヤー16のQRコード(登録商標)16aを読み取る。
これにより、タブレット端末11は、調理装置がフライヤー16であることを認識(特定)してその事前登録情報テーブル(図2d)をディスプレイに表示すると共に、このフライヤー16に関する食材の芯温測定回数が「3」であることを認識する。
次いで、調理員が、フライヤー16の食材(トンカツ)内に芯温計10の検温部10aを挿入し、測定値が芯温計10の表示部10bに表示された後に送信ボタン10cを押すことにより、その測定値である芯温データがタブレット端末11に送信される。タブレット端末11は、送られてきた芯温データ(86℃)及びその時の時刻(11時00分)を事前登録情報テーブル(図2d)における「食材1」の芯温及び芯温測定時刻にそれぞれ記憶させて芯温情報テーブルを作成する。即ち、「食材1」の芯温データがQRコード(登録商標)16aを読み取ることにより特定されたフライヤー16と紐付けされて芯温情報テーブルが形成される。
次いで、タブレット端末11は、フライヤー16について、認識している芯温測定回数(3)の測定が終了したか否かを判別し、終了していない場合、次の食材の芯温データに関する芯温情報テーブルを作成する。即ち、芯温計10から、フライヤー16の他の食材(他のトンカツ)の芯温データがタブレット端末11に送信され、タブレット端末11は、送られてきた芯温データ(85℃)及びその時の時刻(11時01分)を「食材2」の芯温及び芯温測定時刻にそれぞれ記憶させて芯温情報テーブルを作成する。即ち、「食材2」の芯温データがQRコード(登録商標)16aを読み取ることにより特定されたフライヤー16と紐付けされて芯温情報テーブルが形成される。
次いで、タブレット端末11は、フライヤー16について、認識している芯温測定回数(3)の測定が終了したか否かを判別し、終了していない場合、さらに次の食材の芯温データに関する芯温情報テーブルを作成する。即ち、芯温計10から、フライヤー16のさらに他の食材(さらに他のトンカツ)の芯温データがタブレット端末11に送信され、タブレット端末11は、送られてきた芯温データ(85℃)及びその時の時刻(11時02分)を「食材3」の芯温及び芯温測定時刻にそれぞれ記憶させて芯温情報テーブルを作成する。即ち、「食材3」の芯温データがQRコード(登録商標)16aを読み取ることにより特定されたフライヤー16と紐付けされて芯温情報テーブルが形成される。
認識している芯温測定回数の測定が終了したと判別した場合、フライヤー16に関する芯温情報テーブルが完成し、完成した芯温情報テーブルが無線LANを介して管理用コンピュータ12に送信され、記憶される。なお、タブレット端末11と管理用コンピュータ12との間で無線LANが確立されていない場合は、確立された時点で全ての調理装置に関する芯温情報テーブルが送信される。
図4dはこのようにして完成したフライヤー16に関する芯温情報テーブルを示している。フライヤー16に関する、日付、献立名、調理設定温度及び調理設定時間等の登録情報と、測定した複数の食材(食材1〜3)の芯温及び芯温測定時刻とが紐付けされて記憶されていることが分かる。
管理用コンピュータ12は、給食センターのこのようにして作成した芯温情報テーブルを、必要に応じて、無線LAN及び/又はインターネットを介してクラウド上の図示しない管理サーバにアップロードする。
以上説明したように、本実施形態によれば、タブレット端末11は、給食センターの多数の調理装置のQRコード(登録商標)を読み取って各調理装置を特定し、芯温計10から受信した芯温をその特定した調理装置の登録情報に自動的に紐付けした芯温情報テーブルを作成している。このため、食材の芯温の測定値とその調理を行った調理装置との対応関係が、誤り無くかつ確実に取得でき、しかも、そのための操作が非常に容易となる。
以上述べた実施形態は全て本考案を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本考案は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本考案の範囲は実用新案登録請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
10 芯温計
10a 検温部
10b 表示部
10c 送信ボタン
11 タブレット端末
12 管理用コンピュータ
13 第1の回転釜
13a、14a、15a、16a QRコード(登録商標)
14 第2の回転釜
15 スチームコンベクションオーブン
16 フライヤー

Claims (5)

  1. 調理装置によって調理した少なくとも1つの食材内に挿入して該少なくとも1つの食材の中心部温度を測定し、前記調理装置の前記測定した少なくとも1つの食材の中心部温度情報を送信可能な携帯型温度計と、該携帯型温度計からの前記中心部温度情報を受信する携帯型端末とを備え、前記携帯型端末は、前記調理装置に添付されている2次元コードを読み取って前記調理装置を特定可能であり、前記受信した中心部温度情報を前記特定した調理装置の登録情報に紐付けして記憶するように構成されていることを特徴とする食材温度取得装置。
  2. 前記携帯型端末には、複数の調理装置に関して、調理装置名、献立名、調理設定温度及び調理設定時間を含む情報が登録情報としてそれぞれ記憶されることを特徴とする請求項1に記載の食材温度取得装置。
  3. 前記携帯型端末は、前記特定した調理装置の複数の食材の中心部温度情報を受信し、前記特定した調理装置の前記登録情報に前記受信した複数の食材の中心部温度情報を紐付けして記憶するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の食材温度取得装置。
  4. 前記携帯型端末は、前記登録情報及び前記紐付けして記憶された中心部温度情報を、管理用コンピュータに送信可能に構成されていることを特徴とする請求項3に記載の食材温度取得装置。
  5. 前記携帯型温度計は、送信指示された際に、前記測定した中心部温度情報を前記携帯型端末に無線で送信するように構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の食材温度取得装置。
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