JP3232409B2 - コンタクト - Google Patents

コンタクト

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JP3232409B2 JP22827898A JP22827898A JP3232409B2 JP 3232409 B2 JP3232409 B2 JP 3232409B2 JP 22827898 A JP22827898 A JP 22827898A JP 22827898 A JP22827898 A JP 22827898A JP 3232409 B2 JP3232409 B2 JP 3232409B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インシュレータへ
圧入して保持するコンタクトに属する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5及び図6に示すように、コン
タクト11は、インシュレータ20に形成されている穴
21へ圧入してインシュレータ20に保持する平坦板形
状の保持部13と、保持部13の一軸方向の一端に接続
され穴21の外へ配置される接触部15と、接触部15
の他端に接続れている端子部17とを含む。
【0003】保持部13は一軸方向に平行な少なくとも
一縁辺から一軸方向を交差する方向へ突出して穴21内
でインシュレータ20に食い込ませて係合させる第1及
び第2の突部18,19を有している。
【0004】保持部13は穴21の穴幅寸法aよりも少
し小さい幅寸法に設定されている。また、図6に示すよ
うに、保持部13の幅寸法は、第1の突部18を有する
部分の幅寸法bが第2の突部18を有する部分の幅寸法
cよりも小さい幅寸法となっている。
【0005】第1の突部18はインシュレータ20の穴
21への圧入初期時に係合させる。第2の突部19はイ
ンシュレータ20の穴21への圧入後期に圧入させる。
【0006】また、第1及び第2の突部18,19は平
坦板形状の保持部13と同じ板厚寸法であり、第1及び
第2の突部18,19がともに保持部13と平行に突出
している。
【0007】したがって、第1及び第2の突部18,1
9は、いずれも保持部13の板厚寸法と同一な板厚寸法
であり、保持部13と同一な面で突出している。
【0008】図7及び図8は、インシュレータ20の穴
21へコンタクト11が正しい姿勢で保持された状態を
示している。
【0009】今、コンタクト11をインシュレータ20
の穴21へ圧入すると、図7及び図8に示したように、
圧入初期時に第1の突部18が穴21内でインシュレー
タ20に食い込みつつ圧入される。その後、さらに、コ
ンタクト11をインシュレータ20の穴21へ圧入する
と、第2の突部19が穴21内で第1の突部18と同じ
部分のインシュレータ20に食い込みつつ圧入される。
【0010】図7に示すように、コンタクト11がイン
シュレータ20に正しい姿勢で保持された状態では、イ
ンシュレータ20への第1の突部18の係合部分L3と
第2の突部19の係合部分L4との関係となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンタ
クト11をインシュレータ20の穴21へ圧入すると、
第2の突部19が穴21内で第1の突部18と同じ部分
のインシュレータ20に食い込みつつ、インシュレータ
20の同じ部分を通過しながら圧入されるため、第1の
突部18の係合部分L3の量だけ第2の突部19の係合
部分L4が減少してしまう。したがって、コンタクト1
1とインシュレータ20との保持力が減少するという問
題がある。
【0012】また、このような保持力の減少を回避する
対策として、保持部13の幅寸法cを大きい寸法とする
ことが提案されている。この提案では、幅寸法cをさら
に大きい寸法とするために、第2の突部19の係合部分
L4を大きい寸法とするように工夫しているが、第1及
び第2の突部18,19の寸法差が大きくなってしまう
ので、保持後、図9に示すように、コンタクトが傾いて
しまうという問題がある。
【0013】それ故に、本発明の課題は、従来と変わら
ない突部寸法であっても、インシュレータへ十分な保持
力をもって正しい姿勢で保持できるコンタクトを提供す
ることにある。
【0014】また、本発明の他の課題は、突部寸法に大
きな寸法差があっても、インシュレータへ十分な保持力
をもって正しい姿勢で保持できるコンタクトを提供する
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、インシ
ュレータに形成されている穴へ圧入して該インシュレー
タに圧入保持する平坦板形状の保持部と、該保持部の一
軸方向の一端に接続され前記穴の外へ配置される接触部
とを含み、前記保持部は前記一軸方向に平行な少なくと
も一縁辺から前記一軸方向を交差する方向へ突出し前記
穴内で前記インシュレータに食い込ませて係合させる複
数の突部を有し、前記インシュレータの前記穴への圧入
初期時に係合させる前記突部の突出寸法が圧入後期に圧
入させる前記突部の突出寸法よりも小さい寸法に設定さ
れているコンタクトにおいて、前記複数の突部は前記一
縁辺から突出方向が互いに位置ずれした角度で突出して
いることを特徴とするコンタクトが得られる。
【0016】
【作用】本発明のコンタクトによると、複数の突部の突
出方向が互いに位置ずれした角度で突出しているので、
複数の突部のそれぞれが異なるインシュレータの圧入部
分に係合するため、保持力が十分な係合部分を確保され
る。
【0017】また、複数の突部の寸法に大きな寸法差が
あっても、突部の突出方向が互いに位置ずれした角度で
突出しているので、保持後、インシュレータへ十分な保
持力をもって正しい姿勢で保持される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコンタクトの一実
施の形態例を図面を参照して説明する。図1乃至図4
は、本発明のコンタクトの一実施の形態例を示してい
る。なお、図5及び図6で示した従来のコンタクトと同
じ部分には同じ符号を付して説明する。
【0019】まず、図1及び図2を参照して、コンタク
ト11は、インシュレータ20に形成されている穴21
へ圧入してインシュレータ20に保持する平坦板形状の
保持部13と、保持部13の一軸方向の一端に接続され
穴21の外へ配置されるピン形状の接触部15と、接触
部15の他端に接続れている端子部17とを含む。
【0020】保持部13は一軸方向に平行な少なくとも
一縁辺から一軸方向を交差する方向へ突出して穴21内
でインシュレータ20に食い込ませて係合させる第1及
び第2の突部18,19を有している。この保持部13
は穴21の穴幅寸法aよりも少し小さい幅寸法に設定さ
れている。
【0021】また、図6に示すように、保持部13の幅
寸法は、第1の突部18を有する部分の幅寸法bが第2
の突部18を有する部分の幅寸法cよりも小さい幅寸法
となっている。第1の突部18はインシュレータ20の
穴21への圧入初期時に係合させる。第2の突部19は
インシュレータ20の穴21への圧入後期に圧入させ
る。
【0022】また、第1及び第2の突部18,19は平
坦板形状の保持部13と同じ板厚寸法であり、一縁辺か
ら突出方向が互いに位置ずれした角度で突出している。
【0023】第1及び第2の突部18,19は、いずれ
も保持部13の板厚寸法と同一な板厚寸法である。
【0024】図1及び図2のコンタクト11では、第1
の突部18が保持部13と同一な面で突出しており、第
2の突部19が保持部13の面に対して角度をもっての
びている。第1及び第2の突部18,19は保持部13
の板厚寸法と同一な板厚寸法である。
【0025】ところで、コンタクト11は導電板をプレ
スによって打ち抜き加工した後に曲げ加工を施すことに
よっても作ることができる。接触部15は、図示しない
相手側コンタクトに接触する部分であり、ピン形状であ
っても平板形状であっても、またソケット形状であって
もよい。端子部17は、コンタクト11がインシュレー
タ20に保持された後に、プリント回路基板に半田によ
って接続されたり、ケーブルに接続されるものである。
【0026】なお、この発明では、上記実施の形態例に
限らず、第1及び第2の突部18,19が保持部13の
面に対していずれも交差する方向へのびていてもよい。
【0027】図3、図4(A)及び図4(B)は、イン
シュレータ20の穴21へコンタクト11が保持された
状態を示している。穴21は、断面でみると、ほぼ十字
形に形成されている。したがって、穴21の交差してい
る中央に接触部15の先端がインシュレータ20への圧
入初期に圧入されて、その後、保持部13が圧入される
ものである。
【0028】なお、この例で使用されているコンタクト
11は、第1及び第2の突部18,19が保持部13の
面に対していずれも交差する方向へのびている例を採用
している。
【0029】今、コンタクト11をインシュレータ20
の穴21へ圧入すると、図2及び図3に示したように、
圧入初期時に第1の突部18が穴21内でインシュレー
タ20に食い込みつつ圧入される。その後、さらにコン
タクト11をインシュレータ20の穴21へ圧入する
と、第2の突部19が穴21内で第1の突部18と異な
る部分のインシュレータ20に食い込みつつ圧入され
る。
【0030】図3に示すように、コンタクト11がイン
シュレータ20に保持された状態では、インシュレータ
20への第1の突部18の係合部分L1と第2の突部1
9の係合部分L2との関係となる。
【0031】コンタクト11をインシュレータ20の穴
21へ圧入したときには、第2の突部19が穴21内で
第1の突部18と異なる部分のインシュレータ20に食
い込みつつ圧入されるため、第2の突部19の係合部分
L2が確保される(c−a部分)。したがって、コンタ
クト11とインシュレータ20との保持力が十分に得ら
れる。
【0032】したがって、第1及び第2の突部18,1
9の寸法に大きな寸法差があるとしても、第1及び第2
の突部18,19の突出方向が互いに位置ずれした角度
で突出しているので、保持後、インシュレータ20へ十
分な保持力をもって正しい姿勢で保持される。
【0033】
【発明の効果】以上、実施の形態例によって説明したよ
うに、本発明のコンタクトによると、複数の突部の突出
方向が互いに位置ずれした角度で突出しているので、複
数の突部のそれぞれが異なるインシュレータの圧入部分
に係合するため、保持力が十分な係合部分を確保でき
る。
【0034】また、複数の突部の寸法に大きな寸法差が
あっても、突部の突出方向が互いに位置ずれした角度で
突出しているので、保持後、インシュレータへ十分な保
持力をもって正しい姿勢で保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンタクトの一実施の形態例を示す斜
視図である。
【図2】図1に示したコンタクトをインシュレータの穴
へ圧入する前の状態を示す説明図である。
【図3】図2に示したコンタクトをインシュレータの穴
へ圧入した後の状態を示す説明図である。
【図4】(A)は図3のIV−IV線断面図、(B)は
図3のV−V線断面図である。
【図5】従来のコンタクトの一実施の形態例を示す斜視
図である。
【図6】図5に示したコンタクトをインシュレータの穴
へ圧入する前の状態を示す説明図である。
【図7】図6に示したコンタクトをインシュレータの穴
へ圧入した後の状態を示す説明図である。
【図8】図7の右側面図である。
【図9】図6に示したコンタクトがインシュレータの穴
へ不正な姿勢で圧入された状態を示す説明図である。
【符号の説明】
11 コンタクト 13 保持部 15 接触部 17 端子部 18 第1の突部 19 第2の突部 20 インシュレータ 21 穴
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/40 H01R 13/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インシュレータに形成されている穴へ圧
    入して該インシュレータに保持する平坦板形状の保持部
    と、該保持部の一軸方向の一端に接続され前記穴の外へ
    配置される接触部とを含み、前記保持部は前記一軸方向
    に平行な少なくとも一縁辺から前記一軸方向を交差する
    方向へ突出し前記穴内で前記インシュレータに食い込ま
    せて係合させる複数の突部を有し、前記インシュレータ
    の前記穴への圧入初期時に係合させる前記突部の突出寸
    法が圧入後期に圧入させる前記突部の突出寸法よりも小
    さい寸法に設定されているコンタクトにおいて、前記複
    数の突部は前記一縁辺から突出方向が互いに位置ずれし
    た角度で突出していることを特徴とするコンタクト。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンタクトにおいて、前
    記複数の突部が前記保持部面に対して交差する方向への
    びていることを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコンタクトにおいて、前
    記複数の突部は前記保持部の板厚寸法と同一な板厚寸法
    であることを特徴とするコンタクト。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のコンタクトにおいて、前
    記複数の突部の一つが前記保持部と同一な面で突出して
    いることを特徴とするコンタクト。
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