JP3232264U - 箸留め用シール - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成で製造コストの省コスト化を実現可能であると共に、食品が詰め込まれた状態にある食品容器を傾けたり、持ち上げたりする必要がなく簡単に且つ短時間に貼り付けて箸を固定することが可能で、食品容器の蓋が透明な素材である場合においては良好なシズル感を出せ、保管や持ち運びにも便利な箸留め用シールを提供する。【解決手段】お寿司やお弁当などの食品が詰め込まれた持ち帰り用の食品容器に貼り付けて使用する箸留め用シール1であって、外形が矩形状からなるシート状部材で構成され、左右方向における両端部のうら面Bの所定領域を接着剤が塗布された接着領域2とすると共に、うら面Bの接着領域2を除く領域を接着剤が塗布されていない非接着領域3とし、非接着領域3と食品容器との間に箸を挟持させて固定する。【選択図】図1
Description
本考案は、お寿司やお弁当などの食品が詰め込まれた持ち帰り用の食品容器に貼り付けて使用する箸留め用シールに関する。
お寿司やお弁当などの食品が詰め込まれた持ち帰り用の食品容器として、本体と蓋とが分離したものや、本体の一部に蓋を結合させてあるものが広く使用されている。このような持ち帰り用の食品容器に食品を詰め込んだ後に箸を付ける場合、輪ゴムや掛け紙で蓋との間に箸を挟持させて固定させるものが一般的であった。
しかしながら、輪ゴムや掛け紙で箸を固定させる場合、食品が詰め込まれた状態にある食品容器を傾けたり、持ち上げたりする必要がある。よって、中身が崩れるという問題があった。また、図7(b)に示すような掛け紙を使用する場合においては、箸がずれ落ち易いだけでなく、掛け紙を食品容器のおもて面の全面に掛け渡すような場合においては、中に詰め込まれている食品が全く見えないことでシズル感を出せないという問題があった。
このような従来の問題点を解決する技術として、例えば、下記特許文献1がある。
しかしながら、輪ゴムや掛け紙で箸を固定させる場合、食品が詰め込まれた状態にある食品容器を傾けたり、持ち上げたりする必要がある。よって、中身が崩れるという問題があった。また、図7(b)に示すような掛け紙を使用する場合においては、箸がずれ落ち易いだけでなく、掛け紙を食品容器のおもて面の全面に掛け渡すような場合においては、中に詰め込まれている食品が全く見えないことでシズル感を出せないという問題があった。
このような従来の問題点を解決する技術として、例えば、下記特許文献1がある。
上記特許文献1に示す従来技術は、食品包装用容器に関するもので、箸の付け忘れがなく、付けた箸が脱落しないというメリットがある。
しかしながら、上記特許文献1に示す技術においては、食品包装用容器の側縁部に箸嵌着部を有する箸装着縁を連接させて設ける構成であることから、箸装着縁を金型にて形成する必要があり、製造コストの省コスト化を図ることができないと共に、食品包装用容器の構造が複雑化、大型化し、保管時などに余分なスペースが必要となり、また持ち運びに不便であるという問題があった。
しかしながら、上記特許文献1に示す技術においては、食品包装用容器の側縁部に箸嵌着部を有する箸装着縁を連接させて設ける構成であることから、箸装着縁を金型にて形成する必要があり、製造コストの省コスト化を図ることができないと共に、食品包装用容器の構造が複雑化、大型化し、保管時などに余分なスペースが必要となり、また持ち運びに不便であるという問題があった。
そこで、本考案は上記従来技術の問題を解消し、簡易な構成で製造コストの省コスト化を実現可能であると共に、食品が詰め込まれた状態にある食品容器を傾けたり、持ち上げたりする必要がなく簡単に且つ短時間に貼り付けて箸を固定することが可能で、食品容器の蓋が透明な素材である場合においては良好なシズル感を出せ、保管や持ち運びにも便利な箸留め用シールの提供を課題とする。
本考案の箸留め用シールは、お寿司やお弁当などの食品が詰め込まれた持ち帰り用の食品容器に貼り付けて使用する箸留め用シールであって、外形が矩形状、多角形状、円形状、楕円形状の少なくとも何れか一つの形状からなるシート状部材で構成され、上下方向又は左右方向の少なくとも何れか一方向における両端部のうら面の所定領域を接着剤が塗布された接着領域とすると共に、うら面の前記接着領域を除く領域を接着剤が塗布されていない非接着領域とし、前記非接着領域と前記食品容器との間に箸を挟持させて固定することを第1の特徴としている。
また、本考案の箸留め用シールは、上記第1の特徴に加えて、おもて面に、広告宣伝情報を印刷してあることを第2の特徴としている。
また、本考案の箸留め用シールは、上記第1又は第2の特徴に加えて、接着領域と非接着領域との境界線の端部に、切り欠きを設けてあることを第3の特徴としている。
また、本考案の箸留め用シールは、上記第1〜第3の何れか1つの特徴に加えて、接着領域と非接着領域との境界線を、ミシン目からなる切り取り線で形成してあることを第4の特徴としている。
また、本考案の箸留め用シールは、上記第1〜第4の何れか1つの特徴に加えて、非接着領域に、醤油袋などの調味料袋を差し込み可能なスリットを設けてあることを第5の特徴としている。
また、本考案の箸留め用シールは、上記第1〜第5の何れか1つの特徴に加えて、非接着領域のおもて面に、文字やイラストなどを自由に書き込むことが可能な書き込み用の余白領域を設けてあると共に、前記余白領域に所定形状の枠と、罫線との少なくとも何れか一方を印刷してあることを第6の特徴としている。
また、本考案の箸留め用シールは、上記第1の特徴に加えて、おもて面に、広告宣伝情報を印刷してあることを第2の特徴としている。
また、本考案の箸留め用シールは、上記第1又は第2の特徴に加えて、接着領域と非接着領域との境界線の端部に、切り欠きを設けてあることを第3の特徴としている。
また、本考案の箸留め用シールは、上記第1〜第3の何れか1つの特徴に加えて、接着領域と非接着領域との境界線を、ミシン目からなる切り取り線で形成してあることを第4の特徴としている。
また、本考案の箸留め用シールは、上記第1〜第4の何れか1つの特徴に加えて、非接着領域に、醤油袋などの調味料袋を差し込み可能なスリットを設けてあることを第5の特徴としている。
また、本考案の箸留め用シールは、上記第1〜第5の何れか1つの特徴に加えて、非接着領域のおもて面に、文字やイラストなどを自由に書き込むことが可能な書き込み用の余白領域を設けてあると共に、前記余白領域に所定形状の枠と、罫線との少なくとも何れか一方を印刷してあることを第6の特徴としている。
請求項1に記載の箸留め用シールによれば、簡易な構成であることで、製造コストの省コスト化を実現可能であると共に、食品が詰め込まれた状態にある食品容器を傾けたり、持ち上げたりする必要がなく簡単に且つ短時間に食品容器に貼り付けるだけで箸を固定することができる。よって、中に詰め込んだ食品が崩れることを防止できると共に、作業性の良い箸留め用シールとすることができる。また、食品容器の蓋が透明な素材である場合においては、蓋の一部分に貼り付け可能なことで、良好なシズル感を出すことが可能である。また、外形が矩形状、多角形状、円形状、楕円形状の少なくとも何れか一つの形状からなるシート状部材で構成されるものであることから、保管に余分なスペースが不要で、持ち運びにも便利な箸留め用シールとすることができる。
また、請求項2に記載の箸留め用シールによれば、上記請求項1に記載の構成による作用効果に加えて、おもて面に広告宣伝情報を印刷してあることで、お店の広告宣伝を効果的に行うことが可能な箸留め用シールとすることができる。
また、請求項3に記載の箸留め用シールによれば、上記請求項1又は2に記載の構成による作用効果に加えて、接着領域と非接着領域との境界線の端部に、切り欠きを設けてあることで、箸を外す際に切り欠きを起点として箸留め用シールを破断させることが可能となり、短時間で箸を外すことが可能な箸留め用シールとすることができる。
また、請求項4に記載の箸留め用シールによれば、上記請求項1〜3の何れか1つに記載の構成による作用効果に加えて、接着領域と非接着領域との境界線をミシン目からなる切り取り線で形成することで、一段と短時間で箸を外すことが可能で利便性の高い箸留め用シールとすることができる。
また、請求項5に記載の箸留め用シールによれば、上記請求項1〜4の何れか1つに記載の構成による作用効果に加えて、非接着領域に、醤油袋などの調味料袋を差し込み可能なスリットを設けてあることで、調味料袋を附属させて持ち帰ってほしい場合でも、調味料袋をスリットに差し込むだけで容易且つ迅速に調味料袋を留めることが可能となり、一段と利便性の高い箸留め用シールとすることができる。
また、請求項6に記載の箸留め用シールによれば、上記請求項1〜5の何れか1つに記載の構成による作用効果に加えて、非接着領域のおもて面に、文字やイラストなどを自由に書き込むことが可能な書き込み用の余白領域を設けてあると共に、前記余白領域に所定形状の枠と、罫線との少なくとも何れか一方を印刷してあることで、食品提供側のお店の従業員や、食品購入側の消費者がメモ書きなどを行うことが可能な箸留め用シールとすることができる。従って、一段と利便性の高い箸留め用シールとすることができる。
以下の図面を参照して、本考案の実施形態に係る箸留め用シールを説明し、本考案の理解に供する。しかし、以下の説明は本考案の実用新案登録請求の範囲に記載の考案を限定するものではない。なお、図2〜図4(a)においては、説明の便宜上、詰め込まれた状態にある食品と、本来図1(a)と同様に印刷されている文字などを割愛して図示するものとする。
まず、図1〜図3を参照して、本考案の実施形態に係る箸留め用シールについて説明する。
図1〜図3に示すように、本考案に係る箸留め用シール1は、お寿司やお弁当などの食品が詰め込まれた持ち帰り用の食品容器10に貼り付けて箸20を固定するために使用するものである。
なお、本実施形態においては、食品容器10として、本体11が有色のプラスチック製樹脂で形成されていると共に、蓋12が透明のプラスチック樹脂で形成されているプラスチック樹脂製の食品容器を用いる構成としてある。勿論、食品容器はこれに限るものではなく、他の食品容器を用いる構成としてもよい。
なお、本実施形態においては、食品容器10として、本体11が有色のプラスチック製樹脂で形成されていると共に、蓋12が透明のプラスチック樹脂で形成されているプラスチック樹脂製の食品容器を用いる構成としてある。勿論、食品容器はこれに限るものではなく、他の食品容器を用いる構成としてもよい。
この箸留め用シール1は、本実施形態においては、外形が矩形状からなるプラスチック樹脂製のシート状部材で構成されている。なお、うら面に接着剤が塗布されたいわゆるシールとして汎用されているプラスチック樹脂製のシート状部材であれば、如何なる素材のものを用いてもよい。また、箸留め用シールを形成する素材もプラスチック樹脂製に限るものではなく、素材として紙を用いる構成としてもよい。
また、左右方向における両端部のうら面Bの所定領域に接着剤が塗布された接着領域2を設けると共に、うら面Bの接着領域2を除く領域を、接着剤が塗布されていない非接着領域3としてある。より具体的には、本実施形態においては図1(b)に斜線で示すように、うら面Bの左右方向における両端部から内側に10mmの幅の全ての領域を、接着剤が塗布された接着領域2とし、うら面Bの前記接着領域2を除く領域を非接着領域3としてある。勿論、接着領域2を設ける面積は本実施形態のものに限るものではなく、適宜変更可能である。但し、使用時の接着力を考慮すれば、箸留め用シール1の上下方向又は左右方向の少なくとも何れか一方向における両端部から10mm以上の幅を有する領域を接着領域2とすることが望ましい。
更に図1(a)に示すように、おもて面Sには、お店の広告宣伝情報を印刷してある。
また、左右方向における両端部のうら面Bの所定領域に接着剤が塗布された接着領域2を設けると共に、うら面Bの接着領域2を除く領域を、接着剤が塗布されていない非接着領域3としてある。より具体的には、本実施形態においては図1(b)に斜線で示すように、うら面Bの左右方向における両端部から内側に10mmの幅の全ての領域を、接着剤が塗布された接着領域2とし、うら面Bの前記接着領域2を除く領域を非接着領域3としてある。勿論、接着領域2を設ける面積は本実施形態のものに限るものではなく、適宜変更可能である。但し、使用時の接着力を考慮すれば、箸留め用シール1の上下方向又は左右方向の少なくとも何れか一方向における両端部から10mm以上の幅を有する領域を接着領域2とすることが望ましい。
更に図1(a)に示すように、おもて面Sには、お店の広告宣伝情報を印刷してある。
なお、箸留め用シール1の大きさ、厚みとして、本実施形態においては、縦が6cm程度、横が10cm程度、厚みが0.1mm程度のものを用い、食品容器10の蓋12の上面に箸留め用シール1を貼り付ける構成としてある。但し、箸留め用シール1の大きさ、厚みはこのような大きさ、厚みに限るものではなく、食品容器の大きさに合わせて適宜変更可能である。
また、接着剤としては、一定の強度をもって箸留め用シール1を食品容器に貼り付けることが可能なものであれば、如何なる接着剤を用いてもよい。
また、接着剤としては、一定の強度をもって箸留め用シール1を食品容器に貼り付けることが可能なものであれば、如何なる接着剤を用いてもよい。
次に図3(b)を参照して、本考案の実施形態に係る箸留め用シール1の貼付け方法(使用方法)及び箸20の固定方法を説明する。
まず、お寿司やお弁当などの食品が詰め込まれた状態にある持ち帰り用の食品容器10と、箸20と、箸留め用シール1を準備する。
そして、食品容器10をテーブルなどの台の上に置き、袋に収納されている箸20を蓋12の上に置く。
その状態で、図3(b)に示すように、箸留め用シール1の左右方向の一端(本実施形態においては右側端部)を蓋12に貼り付け、箸20の上面に当接させながら箸留め用シール1の左右方向の他端(本実施形態においては左側端部)を蓋12に貼り付ける。
以上により、箸留め用シール1が食品容器に貼り付けられると共に、非接着領域3と食品容器10の蓋12との間に箸20が挟持されて固定される。
まず、お寿司やお弁当などの食品が詰め込まれた状態にある持ち帰り用の食品容器10と、箸20と、箸留め用シール1を準備する。
そして、食品容器10をテーブルなどの台の上に置き、袋に収納されている箸20を蓋12の上に置く。
その状態で、図3(b)に示すように、箸留め用シール1の左右方向の一端(本実施形態においては右側端部)を蓋12に貼り付け、箸20の上面に当接させながら箸留め用シール1の左右方向の他端(本実施形態においては左側端部)を蓋12に貼り付ける。
以上により、箸留め用シール1が食品容器に貼り付けられると共に、非接着領域3と食品容器10の蓋12との間に箸20が挟持されて固定される。
なお、このような構成からなる本実施形態に係る箸留め用シール1は、例えば、下記の工程を経て製造することができる。
まず、箸留め用シール1の原紙となるプラスチック樹脂製のシートを準備し、おもて面Sには広告宣伝情報を印刷し、うら面Bには接着剤を塗布する。この際、1枚のプラスチック樹脂製のシートから複数枚の箸留め用シール1が取れるように印刷及び接着剤の塗布を行う。更に、この工程においては、うら面Bの全面に接着剤を塗布する。
その後、非接着領域3について、接着剤を取り除く加工を行う。
そして、プラスチック樹脂製のシートを所定形状に裁断して、1枚のプラスチック樹脂製のシートから複数枚の箸留め用シール1に分割する。
以上の工程により、本考案の実施形態に係る箸留め用シール1が製造される。
なお、上記の製造工程においては、うら面Bの全面に接着剤を一度塗布した後に非接着領域3について接着剤を取り除く加工を行う構成としたが、必ずしもこのような構成に限るものではなく、最初から接着領域2だけに接着剤を塗布するような構成としてもよい。
まず、箸留め用シール1の原紙となるプラスチック樹脂製のシートを準備し、おもて面Sには広告宣伝情報を印刷し、うら面Bには接着剤を塗布する。この際、1枚のプラスチック樹脂製のシートから複数枚の箸留め用シール1が取れるように印刷及び接着剤の塗布を行う。更に、この工程においては、うら面Bの全面に接着剤を塗布する。
その後、非接着領域3について、接着剤を取り除く加工を行う。
そして、プラスチック樹脂製のシートを所定形状に裁断して、1枚のプラスチック樹脂製のシートから複数枚の箸留め用シール1に分割する。
以上の工程により、本考案の実施形態に係る箸留め用シール1が製造される。
なお、上記の製造工程においては、うら面Bの全面に接着剤を一度塗布した後に非接着領域3について接着剤を取り除く加工を行う構成としたが、必ずしもこのような構成に限るものではなく、最初から接着領域2だけに接着剤を塗布するような構成としてもよい。
以上のような構成からなる箸留め用シール1は、以下の効果を奏する。
矩形状のプラスチック樹脂製のシートで箸留め用シール1を構成することで、簡易な構成とすることができ、製造コストの省コスト化を実現できる。
また、食品が詰め込まれた状態にある食品容器を傾けたり、持ち上げたりする必要がなく簡単に且つ短時間に食品容器10の蓋12の上に貼り付けるだけで箸20を固定することができることから、中に詰め込まれた食品が崩れることを防止できると共に、作業性の良い箸留め用シール1とすることができる。
また、非接着領域3と食品容器10との間に箸20を挟持させて固定する構成とすることで、食品を食べる際に、箸留め用シール1から箸20を引き抜くだけで、容易且つ迅速に箸20を取り出して使用することができる。
また、食品が詰め込まれた状態にある食品容器を傾けたり、持ち上げたりする必要がなく簡単に且つ短時間に食品容器10の蓋12の上に貼り付けるだけで箸20を固定することができることから、中に詰め込まれた食品が崩れることを防止できると共に、作業性の良い箸留め用シール1とすることができる。
また、非接着領域3と食品容器10との間に箸20を挟持させて固定する構成とすることで、食品を食べる際に、箸留め用シール1から箸20を引き抜くだけで、容易且つ迅速に箸20を取り出して使用することができる。
また、既述した本実施形態に係る食品容器10のように、蓋12が透明な素材である場合においては、蓋12の一部分に貼り付け可能なことで、視認性が良く、良好なシズル感を出すことが可能な箸留め用シール1とすることができる。
また、外形が矩形状のシート状部材で構成されることで、保管に余分なスペースが不要で、持ち運びにも便利な箸留め用シール1とすることができる。
また、外形が矩形状のシート状部材で構成されることで、保管に余分なスペースが不要で、持ち運びにも便利な箸留め用シール1とすることができる。
また、おもて面Sに広告宣伝情報を印刷してあることで、お店の広告宣伝を効果的に行うことが可能な箸留め用シール1とすることができる。
更に、箸留め用シール1を食品容器10と同じくプラスチック樹脂製とすれば、廃棄時に食品容器10と箸留め用シール1とを分別する手間を省くことが可能となる。
次に、図4〜図7(a)を参照して、本考案の実施形態に係る箸留め用シール1の変形例1〜変形例6を説明する。なお、変形例1〜変形例6において、既述した本考案の実施形態に係る箸留め用シール1と同一部材、同一機能を果たすものには同一番号を付し、詳細な説明は省略するものとする。
まず、図4を参照して、本変形例1は、既述した本考案の実施形態に係る箸留め用シール1に対して、箸留め用シールの大きさだけを変化させたものである。具体的には、横の長さを伸ばすことで、図4(a)に示すように、箸留め用シール1を食品容器10の本体11のうら面に貼り付けて箸20を固定する構成としたものである。
このような構成とすることで、食品容器10の蓋12が開くことを効果的に防止することが可能な箸留め用シール1とすることができる。
なお、このような構成とする場合、接着領域2の大きさは、図4(b)に示す本変形例1のような構成に限るものではなく、適宜変更可能である。例えば、接着領域2の面積をさらに広げて、蓋12から本体11の側面を渡って、本体11のうら面までに貼付け可能な接着領域2を設ける構成としてもよい。このような構成とすることで、食品容器10の蓋12が開くことを一段と防止可能な箸留め用シール1とすることができる。
更に、このように箸留め用シール1の横の長さを伸ばす構成とする場合、図4(a)に示すような貼り付け方にかえて、箸留め用シール1を食品容器10の蓋12のおもて面に貼り付けて本体11のうら面で箸20を固定する構成としてもよい。このような構成とすることで、蓋12が透明な素材で形成される場合において、箸留め用シール1で覆われる蓋12の面積を効果的に低減させることができ、一段と良好なシズル感を出すことが可能となる。
このような構成とすることで、食品容器10の蓋12が開くことを効果的に防止することが可能な箸留め用シール1とすることができる。
なお、このような構成とする場合、接着領域2の大きさは、図4(b)に示す本変形例1のような構成に限るものではなく、適宜変更可能である。例えば、接着領域2の面積をさらに広げて、蓋12から本体11の側面を渡って、本体11のうら面までに貼付け可能な接着領域2を設ける構成としてもよい。このような構成とすることで、食品容器10の蓋12が開くことを一段と防止可能な箸留め用シール1とすることができる。
更に、このように箸留め用シール1の横の長さを伸ばす構成とする場合、図4(a)に示すような貼り付け方にかえて、箸留め用シール1を食品容器10の蓋12のおもて面に貼り付けて本体11のうら面で箸20を固定する構成としてもよい。このような構成とすることで、蓋12が透明な素材で形成される場合において、箸留め用シール1で覆われる蓋12の面積を効果的に低減させることができ、一段と良好なシズル感を出すことが可能となる。
次に、図5(a)を参照して、本変形例2は、既述した本考案の実施形態に係る箸留め用シール1に対して、接着領域2と非接着領域3との境界線の端部に、切り欠き4を設ける構成としたものである。
このような構成とすることで、箸20を外す際に切り欠き4を起点として箸留め用シール1を破断させることが可能となり、短時間で箸20を外すことが可能な箸留め用シール1とすることができる。
このような構成とすることで、箸20を外す際に切り欠き4を起点として箸留め用シール1を破断させることが可能となり、短時間で箸20を外すことが可能な箸留め用シール1とすることができる。
次に、図5(b)を参照して、本変形例3は、既述した本考案の実施形態に係る箸留め用シール1に対して、接着領域2と非接着領域3との境界線をミシン目からなる切り取り線5で形成する構成としたものである。
このような構成とすることで、一段と短時間で箸20を外すことが可能で利便性の高い箸留め用シール1とすることができる。
このような構成とすることで、一段と短時間で箸20を外すことが可能で利便性の高い箸留め用シール1とすることができる。
次に、図6(a)を参照して、本変形例4は、既述した本考案の実施形態に係る箸留め用シール1に対して、非接着領域3のおもて面Sに、醤油袋やわさび袋などの調味料袋30を差し込み可能なスリット6を設ける構成としたものである。なお、本変形例においては、スリット6の形状を直線として、おもて面Sに斜めの切り込みを形成することで、スリット6を斜めに設ける構成としてある。勿論、スリットの構成はこのような構成に限るものではなく、形状、大きさ、配置位置、形成方法などは適宜変更可能である。
このようにスリット6を設けることで、調味料袋30を附属させて持ち帰ってほしい場合でも、調味料袋30をスリット6に差し込むだけで容易且つ迅速に調味料袋30を箸留め用シール1にて留めることが可能となり、一段と利便性の高い箸留め用シール1とすることができる。
このようにスリット6を設けることで、調味料袋30を附属させて持ち帰ってほしい場合でも、調味料袋30をスリット6に差し込むだけで容易且つ迅速に調味料袋30を箸留め用シール1にて留めることが可能となり、一段と利便性の高い箸留め用シール1とすることができる。
次に、図6(b)を参照して、本変形例5は、既述した本考案の実施形態に係る箸留め用シール1に対して、箸留め用シールの外形を変化させたものである。具体的には、本変形例においては、箸留め用シール1の外形を八角形としてある。
このような構成とすることで、例えば、箸留め用シール1を紙で形成し、食品容器10をプラスチック樹脂で形成する場合において、使用後の分別時に箸留め用シール1を剥がし易い構成とすることができ、利便性の高い箸留め用シール1とすることができる。
このような構成とすることで、例えば、箸留め用シール1を紙で形成し、食品容器10をプラスチック樹脂で形成する場合において、使用後の分別時に箸留め用シール1を剥がし易い構成とすることができ、利便性の高い箸留め用シール1とすることができる。
次に、図7(a)を参照して、本変形例6は、既述した本考案の実施形態に係る箸留め用シール1に対して、非接着領域3のおもて面Sに、文字やイラストなどを自由に書き込むことが可能な書き込み用の余白領域を設けてあると共に、前記余白領域に所定形状の枠9と、罫線8を印刷してある箸留め用シール7とする構成としたものである。
このような構成とすることで、食品提供側のお店の従業員や、食品購入側の消費者がメモ書きなどを行うことが可能な箸留め用シールとすることができる。従って、一段と利便性の高い箸留め用シールとすることができる。このような効果は、特に、家族でピクニックに行く場合や、学校で運動会がある場合などにお弁当を持参する際に、誰のお弁当であるかを自由に書き込める点において利便性が高いものである。
このような構成とすることで、食品提供側のお店の従業員や、食品購入側の消費者がメモ書きなどを行うことが可能な箸留め用シールとすることができる。従って、一段と利便性の高い箸留め用シールとすることができる。このような効果は、特に、家族でピクニックに行く場合や、学校で運動会がある場合などにお弁当を持参する際に、誰のお弁当であるかを自由に書き込める点において利便性が高いものである。
なお、既述した本考案の実施形態及び変形例においては、接着領域2を設ける位置として、箸留め用シール1の左右方向の両端部のうら面Bの所定領域に設ける構成としたが、必ずしもこのような構成に限るものではない。例えば、箸留め用シール1の上下方向の両端部のうら面Bの所定領域に設ける構成としてもよい。また、箸留め用シール1の左右方向の両端部のうら面Bの所定領域と、上下方向の両端部のうら面Bの所定領域とに組み合わせて設ける構成としてもよい。
また、既述した本考案の実施形態及び変形例においては、うら面Bの左右方向における両端部から内側に10mmの幅の全ての領域を、接着剤が塗布された接着領域2とする構成としたが、接着領域2を設ける構成はこのような構成に限るものでななく、箸留め用シールの上下方向又は左右方向の少なくとも何れか一方向における両端部のうら面の所定領域を接着剤が塗布された接着領域とするものであれば、適宜変更可能である。例えば、うら面Bの左右方向における両端部から内側に10mmの幅の領域において、上下方向に間隔を空けて複数の接着領域2を設けるような構成としてもよい。また、うら面Bの左右方向における両端部から内側に10mmの幅の全ての領域に加えて、箸留め用シールの左右方向の中央位置から左右に各5mmの幅の全ての領域に接着領域2を設けるような構成としてもよい。
また、うら面の非接着領域3にすべり留め加工を施すような構成としてもよい。このような構成とすることで、箸20がずれ落ちることを一段と効果的に防止可能な箸留め用シールとすることができる。
また、既述した本考案の実施形態及び変形例においては、箸留め用シールの外形形状を矩形状又は八角形の形状とする構成としたが、必ずしもこのような構成に限るものではなく、用途に合わせて、外形形状を他の形状とする構成としてもよい。例えば、八角形以外の多角形状、円形状、楕円形状とすることができる。
また、本考案の箸留め用シールは、箸を固定するだけでなく、箸と一緒に保冷剤やおしぼりを固定するために使用してもよい。
本考案の箸留め用シールは、簡易な構成で製造コストの省コスト化を実現可能であると共に、食品が詰め込まれた状態にある食品容器を傾けたり、持ち上げたりする必要がなく簡単に且つ短時間に貼り付けて箸を固定することが可能で、食品容器の蓋が透明な素材である場合においては良好なシズル感を出せ、保管や持ち運びにも便利であることから、箸留め用シールに関連する産業分野において有用であり、産業上の利用可能性が大きい。
1 箸留め用シール
2 接着領域
3 非接着領域
4 切り欠き
5 切り取り線
6 スリット
7 箸留め用シール
8 罫線
9 枠
10 食品容器
11 本体
12 蓋
20 箸
30 調味料袋
40 掛け紙
B うら面
S おもて面
2 接着領域
3 非接着領域
4 切り欠き
5 切り取り線
6 スリット
7 箸留め用シール
8 罫線
9 枠
10 食品容器
11 本体
12 蓋
20 箸
30 調味料袋
40 掛け紙
B うら面
S おもて面
Claims (6)
- お寿司やお弁当などの食品が詰め込まれた持ち帰り用の食品容器に貼り付けて使用する箸留め用シールであって、外形が矩形状、多角形状、円形状、楕円形状の少なくとも何れか一つの形状からなるシート状部材で構成され、上下方向又は左右方向の少なくとも何れか一方向における両端部のうら面の所定領域を接着剤が塗布された接着領域とすると共に、うら面の前記接着領域を除く領域を接着剤が塗布されていない非接着領域とし、前記非接着領域と前記食品容器との間に箸を挟持させて固定することを特徴とする箸留め用シール。
- おもて面に、広告宣伝情報を印刷してあることを特徴とする請求項1に記載の箸留め用シール。
- 接着領域と非接着領域との境界線の端部に、切り欠きを設けてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の箸留め用シール。
- 接着領域と非接着領域との境界線を、ミシン目からなる切り取り線で形成してあることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の箸留め用シール。
- 非接着領域に、醤油袋などの調味料袋を差し込み可能なスリットを設けてあることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の箸留め用シール。
- 非接着領域のおもて面に、文字やイラストなどを自由に書き込むことが可能な書き込み用の余白領域を設けてあると共に、前記余白領域に所定形状の枠と、罫線との少なくとも何れか一方を印刷してあることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の箸留め用シール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021000794U JP3232264U (ja) | 2021-03-10 | 2021-03-10 | 箸留め用シール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021000794U JP3232264U (ja) | 2021-03-10 | 2021-03-10 | 箸留め用シール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3232264U true JP3232264U (ja) | 2021-06-03 |
Family
ID=76081761
Family Applications (1)
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JP2021000794U Active JP3232264U (ja) | 2021-03-10 | 2021-03-10 | 箸留め用シール |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3232264U (ja) |
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2021
- 2021-03-10 JP JP2021000794U patent/JP3232264U/ja active Active
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