JP3231424U - 補強部材取付具 - Google Patents

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啓 眞下
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株式会社ケーマックス
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Abstract

【課題】建築物に損傷を与え難く、かつ、安価で軽量な補強部材取付具を提供する。【解決手段】ベランダ部分の外壁1を内側および外側から挟み込むようにして固定し、外壁の上側の離れた位置で補強部材30が取り付けられる補強部材取付具10であって、上下方向に延在する本体部11と、本体部の上側および下側にそれぞれ配置され、互いに逆側に向けて突出する2つのパイプ部12a、12bと、外壁を挟み込む下側のパイプ部12bに取り付けられるキャップ13とを備える。【選択図】図1

Description

本考案は、建築現場等で使用される補強部材を、建屋の外壁を用いて取り付けるための補強部材取付具に関する。
建屋の外装を補修、メンテナンスする場合、この建屋の外周を覆うようにして作業用の足場が立設される。また、この足場を補強するために、例えば、足場から建屋のベランダ部分に向けて単管パイプなどの補強部材を延出させて、この補強部材をベランダの外壁または手摺などに固定することが行われている。
例えば、特許文献1の技術では、ベランダ部分の外壁を内側および外側から挟み込むようにして固定し、外壁の上側の離れた位置で補強部材が取り付けられるような取付具が開示されている。
特開2012−154045号公報
特許文献1の技術では、取り付けられる補強部材が上下に移動して、ベランダの外壁の上端部に設けられた笠木と干渉することがなく、建築物に損傷を与え難いという点で優れている。しかしながら、特許文献1の技術では、取付具の構造が複雑であり、製品として高価なものである。また、その重量も重いため、取付作業に時間を要する。
本考案は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、建築物に損傷を与え難く、かつ、安価で軽量な補強部材取付具を提供するためのものである。
上述課題を解決するため、本考案に係る補強部材取付具は、ベランダ部分の外壁を内側および外側から挟み込むようにして固定し、前記外壁の上側の離れた位置で補強部材が取り付けられるものであり、上下方向に延在する本体部と、前記本体部の上側および下側にそれぞれ配置され、互いに逆側に向けて突出する2つのパイプ部と、下側の前記パイプ部に取り付けられるキャップとを備えたことを特徴とする。
また、2つの前記パイプ部は、前記本体部に対して点対称な位置に配置されていてもよい。
さらに、前記キャップは、前記パイプ部に対して着脱可能に挿嵌されていてもよい。
また、前記キャップの先端部を窪ませていてもよい。
本考案の補強部材取付具によれば、上下方向に延在する本体部と、前記本体部の上側および下側にそれぞれ配置され、互いに逆側に向けて突出する2つのパイプ部と、下側の前記パイプ部に取り付けられるキャップとを備えているので、簡単な構成で安価に製作することができる。また、簡単な構成で軽量化を図っているので、使用時の着脱作業を効率よく行うことができる。
本発明の実施の形態に係る補強部材取付具を取り付けた状態を示す概要図である。 補強部材取付具の正面図である。 図2の右側面図である。
以下、本考案の実施形態に係る補強部材取付具10について、詳細に説明する。なお、以下の説明で使用する、上下、内側、外側などの方向は、図1に記載した方向をいうものとする。
図1は、建屋のベランダの外壁1に補強部材取付具10を固定して、足場側から延在する単管パイプ30(補強部材)を、単管クランプ20を用いて補強部材取付具10に取り付けた状態を示す図である。このように取り付けられた単管パイプ30は、振動等によって上下に振れることがなくなり、外壁1の上部に設けられた笠木1aと接触するのを防止することができる。
図2は、補強部材取付具10の正面図、図3は、図2の右側面図を示している。なお、この補強部材取付具10は、図1に示すように、外壁1を挟んで内側と外側にそれぞれ対称に取り付けられるものであり、その構造は同一である。そのため、以下の説明では、外側に位置する補強部材取付具10についてのみ説明する。
補強部材取付具10は、図2および図3に示すように、上下方向に延びる平板状の本体部11と、本体部11の上下にそれぞれ配置されたパイプ部12a、12bと、下側のパイプ部12bに取り付けられたキャップ13とで構成されている。
本体部11は、平板状の鋼板を使用したものであり、図1に示すように、平板状の2つの平面が内側および外側に向くようにして配置される。上側のパイプ部12aは、所謂、配管用炭素鋼鋼管などを用いたものであり、本体部11の外側に向けて突出するように形成されている。
下側のパイプ部12bも同様に、配管用炭素鋼鋼管などを用いたものであり、上側のパイプ部12aとは反対側の内側に向けて突出するように形成されている。また、2つのパイプ部12a、12bは、その径や突出寸法が同じ寸法であり、図2で示すA点(補強部材取付具10を正面から見て本体部11の上下方向および紙面左右方向の中点)を対称の中心とする点対称な形状になっている。また、図3に示すように、中心線Lに対して紙面左右対称に形成されている。これにより、A点を中心に本体部11を180度回転させても使用可能である。また、外壁1を挟んで内側と外側のいずれにも勝手違いを生じさせずに使用することができる。
本体部11、2つのパイプ部12a、12bは、一般的に流通する素材を用いて構成されており、安価なコストで製作することができる。また、構造を極めて簡単にしていることで、軽量化を図っている。
キャップ13は、樹脂或いはゴムなどの材料で形成されており、弾性を有している。また、キャップ13は、摩擦係数の高い材料によって形成されており、図1に示すように、外壁1の外側面2a(または内側面2b)に押し当てられた状態で、外壁面2aから容易に滑り落ちないようにしている。
キャップ13は、図2に示すように、下側のパイプ部12に着脱可能に取り付けられる。より詳細には、キャップ13の内径は、パイプ部12bの外径とほぼ等しくなるように形成されており、キャップ13をパイプ部12bの内側の先端側から押し込むことで簡単に挿嵌されるようになっている。一方、キャップ13を逆に引き抜くことで容易に取り外すことができる。このように容易に着脱できる構造にすることで、キャップ13が損傷した場合にキャップのみを交換できるようにしている。
キャップ13の内側の先端部13aは、図2に示すように、その頂部が外側に向けて窪んだ形状になっている。このキャップ13の先端部13aは、外壁1の外側面2a(または内側面2b)に押し当てられて、弾性変形する。これにより、外側面2a(または内側面2b)との接触面積を広げるとともに、外壁1に損傷を与えないように緩衝する機能も果たしている。
上側のパイプ部12aには、図1に示すように、単管クランプ20を介して足場補強用の単管パイプ30が取り付けられる。この単管クランプ20も一般的に使用されている自在型のクランプであり、パイプ部12aに対して単管パイプ30が略平行になるように取り付けられる。
本考案の実施の形態に係る補強部材取付具10では、上下方向に延在する本体部11と、本体部11の上側および下側にそれぞれ配置され、互いに逆側に向けて突出する2つのパイプ部12a、12bと、下側のパイプ部12bに取り付けられるキャップ13とを備えているので、簡単な構成で安価に製作することができる。また、簡単な構成で軽量化を図っているので、補強部材取付具10を取り付けまたは取り外す作業を効率よく行うことができる。
また、2つのパイプ部12a、12bは、本体部11に対して点対称な位置に配置されているので、取り付け作業時に補強部材取付具10の上下をその都度確認して取り付ける必要がない。そのため、取付時の作業性がよい。
さらに、キャップ13は、パイプ部12bに対して着脱可能に挿嵌されているので、破損の状態などを確認して必要に応じて交換することができる。また、キャップ13はパイプ部12bに対して挿嵌されているだけなので、容易に着脱することができる。
また、キャップ13の先端部13aを窪ませているので、外側面2a(または内側面2b)との接触面積を広げるとともに、外壁1に損傷を与えないように緩衝することができる。
以上、本考案に係る補強部材取付具10について述べたが、本考案は既述の実施形態に限定されるものではなく、本考案の技術思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
本実施形態の本体部11を平板状の鋼板を用いて製作しているが、これに限定されない。例えば、一般的に流通している中空形状の角パイプなどを使用することで、軽量で安価なものを提供できるようにしてもよい。同様に、パイプ部12a、12bについても、軽量で安価な素材のものに置き換えて製作してもよい。
1 外壁
1a 笠木
2a 外側面
2b 内側面
10 補強部材取付具
11 本体部
12a、12b パイプ部
13 キャップ
13a 先端部
20 単管クランプ
30 単管パイプ(補強部材)
A 中心点
L 中心線

Claims (4)

  1. ベランダ部分の外壁を内側および外側から挟み込むようにして固定し、前記外壁の上側の離れた位置で補強部材が取り付けられる補強部材取付具であって、
    上下方向に延在する本体部と、
    前記本体部の上側および下側にそれぞれ配置され、互いに逆側に向けて突出する2つのパイプ部と、
    下側の前記パイプ部に取り付けられるキャップと
    を備えたことを特徴とする補強部材取付具。
  2. 2つの前記パイプ部は、前記本体部に対して点対称な位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の補強部材取付具。
  3. 前記キャップは、前記パイプ部に対して着脱可能に挿嵌されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の補強部材取付具。
  4. 前記キャップの先端部を窪ませたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の補強部材取付具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7316001B1 (ja) 2022-02-08 2023-07-27 株式会社Cspホールディングス 足場用連結装置
JP7335666B1 (ja) * 2023-05-09 2023-08-30 株式会社Cspホールディングス 足場用連結装置

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