JP3231417B2 - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡Info
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Description
一つのルーメン内に観察光学系とライトガイドファイバ
束とを挿通した内視鏡に関する。
わせて構成された対物レンズロッドにイメージガイドフ
ァイバを接合した観察光学系と、ライドガイドファイバ
とを挿通し、配置した可撓管を備えた内視鏡は、例え
ば、実開昭62−84012号公報に開示されている。
ている。すなわち、ライトガイドファイバ束1の外周に
は樹脂製可撓管2が被嵌されている。上記ライドガイド
ファイバ束1の先端部外周と可撓管2の先端部の内面と
の間には金属箔3が介在されている。
はロッド状に構成された複数の対物レンズ4が設けられ
ている。この対物レンズ4の外周には遮光部材として管
状ののレンズ枠5が被嵌され、ライトガイドファイバ束
1と対物レンズ4とが隔別され、ライトガイドファイバ
束1の光が対物レンズ4に入射しない構成となってい
る。
イドファイバ束6が接続され、その先端側にはカバーガ
ラス7が取付けられている。このカバーガラス7は可撓
管1の先端から突出しないように内装されている。
64−19912号公報に開示されている。この内視鏡
は、図7(a)(b)に示すように構成されている。す
なわち、ライトガイドファイバ束10の外周には樹脂製
可撓管11が被嵌されている。このライトガイドファイ
バ束10の軸線上にはイメージガイドファイバ束12が
挿入されている。このイメージガイドファイバ束12の
先端部に複数の対物レンズより構成された対物レンズロ
ッド13が設けられている。
に設けられたカバーガラス14と、このカバーガラス1
4の後面に密着して設けられた第1の対物レンズ15
と、この第1の対物レンズ15と離間し上記イメージガ
イドファイバ11の先端面に密着して設けられた第2の
対物レンズ16と、第1と第2の対物レンズ15,16
との間に充填された透明な充填剤17とから構成されて
いる。
外周には、円筒形状の補強部材18が嵌着されている。
上記対物レンズロッド13の外周面には、光不透過性の
接着剤19が塗布されていて、ライトガイドファイバ束
10を伝送する光が対物レンズロッド13の側方から直
接入射し、観察像のコントラストが低下する等のフレア
現象を防いでいる。
視鏡においては、可撓管を細径化するために、対物レン
ズをロッド状に一体化して対物レンズロッド13を構成
することにより、レンズ枠5を廃止し、その肉厚分細径
化を図っている。さらに、上記対物レンズロッド13の
外周に光不透過性の接着剤を塗布することにより、ライ
トガイドファイバ束10を伝送する光が対物レンズロッ
ド13の側方から直接入射するのを防止しているが、光
不透過性の接着剤を対物レンズロッド13に塗布する工
程で、むらが生じてしまい、ライトガイドファイバ束1
0の光を十分遮光できず、フレア現象を防げないという
不具合があった。
もので、その目的とするところは、フレア現象を確実に
防止すると共に、可撓管を細径化した内視鏡を提供する
ことにある。
記目的を達成するために、内視鏡の挿入部の内部にある
一つのルーメン内に、ロッド状の対物レンズにイメージ
ガイドファイバを接合した観察光学系とライトガイドフ
ァイバとを挿通し、中空円筒部材の円周上の一部を上記
挿入部の軸方向へ全長に亘って切り欠いて形成された遮
光部材をルーメンの内部に設け、その遮光部材の切欠部
をルーメンの内周面に接合させると共に、その内部に上
記対物レンズを固着し、上記遮光部材が上記対物レンズ
と上記ライトガイドファイバとの隔壁となるように上記
ルーメン内に配置したことにある。
ッドの外周に、中空円筒部材の円周上の一部を挿入部の
軸方向へ全長に亘って切り欠いた遮光部材が被嵌してい
るので、遮光部材がライトガイドファイバと対物レンズ
ロッドを隔別する隔壁として機能して、ライトガイドフ
ァイバ内に伝送される光が直接対物レンズロッドに入射
するのを防ぎ、フレア現象を防止することができる。
ーメンの内周面に接するように固着しているので、上記
遮光部材の肉厚分だけ挿入部の径が細くなり、挿入部の
細径化が図られる。
に基づいて説明する。図2は内視鏡全体を示すもので、
内視鏡の操作部20の後端には接眼部21が設けられて
いる。また、この操作部20の側方にはユニバーサルコ
ード22が接続されている。このユニバーサルコード2
2の先端にはライトガイドコネクタ23があり、図示し
ない光源装置へ着脱式に接続できるようになっている。
挿入部24は可撓管部25と先端部26とからなってい
る。
のルーメン24aが設けられている。このルーメン24
aの内部にはライトガイドファイバ束27が設けられて
いる。このライトガイドファイバ束27の外周は上記可
撓管部25によって覆われている。
外周と可撓管部25の先端部の内面との間には補強部材
28が設けられている。
には金属または樹脂で作られた中空円筒部材の円周上の
一部を挿入部24の軸方向へ全長に亘って切り欠いてあ
る遮光部材30が設けられている。この遮光部材30の
切欠部31は、上記補強部材28の内周面に当接するよ
うに設けられている。
曲率分布型レンズ32とカバーガラス33とを接着して
一体化した対物レンズロッド34が接着固定されてい
る。また、対物レンズロッド34の後端部にはイメージ
ガイドファイバ束35が接合され、観察光学系が構成さ
れている。
部36は上記補強部材28の内周面に当接している。し
たがって、補強部材28と遮光部材30により対物レン
ズロッド34とライトガイドファイバ束27とは隔別さ
れ、遮光部材30が隔壁として機能して、ライトガイド
ファイバ束27内に伝送される光が直接対物レンズロッ
ド34に入射するのを防いでいる。
には透明な接着剤37が塗布され、後端側は挿入部24
内を通って操作部20に導かれ、さらに、ユニバーサル
コード22内を通ってライトガイドコネクタ23の先端
部に至っている。一方、上記イメージガイドファイバ束
35の後端側は挿入部24の内部を通って操作部20に
導かれ、接眼部21に至っている。
光源装置に接続すれば、光源装置からの光はライトガイ
ドファイバ束27を介して挿入部24の先端より出射さ
れて、被照射体に照射され、被照射体から反射光は、対
物レンズロッド34を通ってイメージガイドファイバ束
35の先端面において結像し、その像はイメージガイド
ファイバ束35によって接眼部21に伝送され、この接
眼部21を通じて被照射体を観察できる。
によれば、遮光部材30の切欠部31の縁部36が補強
部材28の内周面に当接し、補強部材28と遮光部材3
0により対物レンズロッド34とライトガイドファイバ
束27とが隔別されるので、補強部材28と遮光部材3
0が隔壁として機能して、ライトガイドファイバ束27
の内部に伝送される光が直接対物レンズロッド34に入
射するのを防ぎ、フレア現象を防止することができる。
両縁が補強部材28の内周面に接するように固着してい
るので、上記遮光部材30の肉厚により挿入部24の径
が太くなることがなく、挿入部24の細径化を図ること
ができる。
(b)に基づいて説明する。なお、前述した第1実施例
と重複する構成には同一符号を付して説明を省略する。
図3に示すように、挿入部24の内部にはライトガイド
ファイバ束27が設けられている。このライトガイドフ
ァイバ束27には軸方向に沿って円筒部材40が挿通さ
れている。この円筒部材40により鉗子等が挿通される
チャンネル41が形成されている。上記ライトガイドフ
ァイバ束27には可撓管部25が直接被嵌されている。
は挿入部24の軸方向に沿って対物レンズロッド42が
挿通されている。この対物レンズロッド42はライトガ
イドファイバ束27の中心から外周面寄りに位置してい
る。この対物レンズロッド42の外周面には遮光部材4
5が嵌合されている。この遮光部材45は、挿入部24
の軸方向へ全長に亘って切り欠いて形成されている。こ
の遮光部材45の切欠部46は上記可撓管部25の内周
面に当接した状態で取付け固定されている。つまり、こ
の対物レンズロッド42は、上記可撓管部25と上記遮
光部材45とによりライトガイドファイバ束27と隔別
されている。
レンズ43を透明な充填剤44により接合し、上記先端
側の対物レンズ43の先端にカバーガラス47を取付け
て構成されている。この対物レンズロッド42の基端側
にはイメージガイドファイバ束35が接続され、観察光
学系が構成されている。
も、前述した第1実施例と同様の作用・効果が得られ
る。
(b)及び図5に基づいて説明する。なお、前述した第
1実施例と重複する構成には同一符号を付して説明を省
略する。図4(a)(b)に示すように、挿入部24は
可撓性を有するマルチルーメンチューブ50からなる。
このマルチルーメンチューブ50の一つのルーメン51
は鉗子等が挿通するチャンネルとなっている。また、上
記マルチルーメンチューブ50には断面ほぼ三日月形状
の挿通穴からなるルーメン52が設けられている。この
ルーメン52にはライトガイドファイバ束27が挿通さ
れている。
中央には対物レンズロッド34が挿入部24の軸方向に
沿って設けられている。この対物レンズロッド34の基
端側にはイメージガイドファイバ束35が接続され、観
察光学系が構成されている。
イドファイバ束27との間には一対の遮光部材53が設
けられている。この遮光部材53は上記対物レンズロッ
ド34の外周面に沿って湾曲形成され、挿入部24の軸
方向へ全長に亘って切り欠いて形成されている。つま
り、この遮光部材53の端部は、それぞれルーメン52
の上下両側を掛け渡すように配置され、上記対物レンズ
ロッド34の周面に接して設けられている。
面はルーメン52の内周面により遮光され、径方向以外
の側面は遮光部材53により遮光されている。こうし
て、ルーメン52と遮光部材53によりライトガイドフ
ァイバ束27と対物レンズロッド34とが隔別されてい
る。
側にはカバーガラス54が設けられている。
対物レンズロッド34は、径方向の側面はルーメン52
の内周面により遮光され、径方向以外の側面は遮光部材
53により遮光されることにより、ライトガイドファイ
バ束27と対物レンズロッド34とが隔別される。
ューブ50の径方向を除いて、対物レンズロッド34の
外周を覆っているので、遮光部材53の肉厚により挿入
部24の径方向の寸法が大きくなることはない。したが
って、前述した第1及び第2実施例よりさらに挿入部2
4の細径化が図られる。
遮光部材がライトガイドファイバ束と対物レンズロッド
とを隔別する隔壁として機能するので、フレア現象を確
実に防止すると共に、遮光部材の切欠部の両縁がルーメ
ンの内周面に接するように固着しているので、遮光部材
の肉厚分だけ挿入部の径が細くなり、挿入部の細径化が
図られる。
(a)は(b)のA−A線に沿う断面図、(b)は挿入
部の先端の縦断側面図。
は(b)のB−B線に沿う断面図、(b)は挿入部の先
端の縦断側面図。
は(b)のC−C線に沿う断面図、(b)は挿入部の先
端の縦断側面図。
図。
図。
(b)のE−E線に沿う断面図、(b)は挿入部の先端
の縦断側面図。
ファイバ束、30…遮光部材、31…切欠部、34…対
物レンズロッド、35…イメージガイドファイバ束。
Claims (1)
- 【請求項1】 内視鏡の挿入部の内部にある一つのルー
メン内に、ロッド状の対物レンズにイメージガイドファ
イバを接合した観察光学系とライトガイドファイバとを
挿通した内視鏡において、中空円筒部材の円周上の一部
を上記挿入部の軸方向へ全長に亘って切り欠いて形成さ
れた遮光部材を上記ルーメンの内部に設け、その遮光部
材の切欠部を上記ルーメンの内周面に接合させると共
に、その内部に上記対物レンズを固着し、上記遮光部材
が上記対物レンズと上記ライトガイドファイバとの隔壁
となるように上記ルーメン内に配置したことを特徴とす
る内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27185192A JP3231417B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27185192A JP3231417B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 内視鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06118308A JPH06118308A (ja) | 1994-04-28 |
JP3231417B2 true JP3231417B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=17505766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27185192A Expired - Fee Related JP3231417B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3231417B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
JP6240391B2 (ja) * | 2013-03-04 | 2017-11-29 | 黎明 李 | 腹腔鏡 |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP27185192A patent/JP3231417B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH06118308A (ja) | 1994-04-28 |
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