JP3230934U - 装身具用留具構造およびそれを備えた装身具 - Google Patents

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由季乃 関口
由季乃 関口
由美 渋木
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Abstract

【課題】機能性と装飾性との双方を兼ね備えた装身具用留具構造を提供する。
【解決手段】ネックレス20は、ひも部材9と装身具用留具構造10とを備える。装身具用留具構造10は、一対の装身具用留具2、2の間に装飾部材1としてのパールを取り付けて左右対称になるように組み合わせてなる。
【選択図】図1

Description

本願考案は、ネックレスやブレスレットなどの留具を用いた装身具に関するものである。
ネックレスやブレスレットなどの留具を用いた装身具については、その留具を「簡易」且つ「確実」なものとするために、これまでにも種々の発明・考案がなされている(特許文献1及び2など)。
特開2010−178864号公報 実用新案登録第3212656号公報
しかしながら、従来の留具は簡易且つ確実といった機能面に重点が置かれ、どちらかと言うと装飾面はあまり重要視されておらず、機能性と装飾性の両方を兼ね備えた留具は見受けられなかった。
そこで、本願考案者は、これまでに無い機能性と装飾性との双方を兼ね備えた装身具用留具を提供すべく、本願考案を完成させるに至った。
その結果として完成させた本願考案の第1の考案は、装飾部材を取り付けて左右対称となるように組み合わせることのできる装身具用留具を備えたことを特徴とする装身具用留具構造である。
第2の考案は、一対の装身具用留具を着脱自在な連結部材で連結し、その連結部材に装飾部材を取り付けたことを特徴とする同装身具用留具構造である。
第3の考案は、一対の装身具用留具の一方に連結部材との着脱自在を可能とする着脱機構を備えたことを特徴とする同装身具用留具構造である。
第4の考案は、装身具用留具に指を掛けられる突起部を形成したことを特徴とする同装身具用留具構造である。
第5の考案は、上記第1の考案から第4の考案に係る装身具用留具構造を備えたことを特徴とする装身具である。
本願考案によれば、以下のような効果を有する。
(1)装飾部材を取り付けて左右対称となるように組み合わせることのできる装身具用留具を備えることで、装飾部材を備えて左右対称な留具になるので機能性だけでなく、装飾性も兼ね備えることができる。
(2)一対の装身具用留具を着脱自在な連結部材で連結し、その連結部材に装飾部材を取り付けることで、留具に装飾部材を取り付けて左右対称となるように組み合わせることができる。
(3)一対の装身具用留具の一方に連結部材との着脱自在を可能とする着脱機構を備えることで、装飾性を備えながら留具としての機能性を確実に担保できる。
(4)装身具用留具に指を掛けられる凸部を形成することで、留具の着脱操作が行い易くなる。
本願考案に係る装身具用留具構造を説明する説明図(1)。 本願考案に係る装身具用留具構造を説明する説明図(2)。 本願考案に係る装身具用留具構造を説明する説明図(3)。
本願考案の実施形態を図面に基づいて説明する。ここでは、留具を用いた装身具としてネックレスを例に挙げて説明する。
図1に図示するように、ネックレス20は、ひも部材9と装身具用留具構造10(以下、留具構造10)とを備える。
留具構造10は、一対の装身具用留具2(以下、留具2)の間に装飾部材1としてのパールを取り付けて左右対称になるように組み合わせてなる。
一対の留具2,2の真ん中に異素材のパール1を取り付ける構造であることで、留具としての機能性だけでなく、装飾性をも兼ね備えた留具構造となっている。
なお、装飾部材1は、図示のパールに限定されるものではなく、その他の装飾性のある部材を取り付けてもよい。
図2は、図1で図示した留具構造10の内部構造を図示したものである。一対の留具2,2はそれぞれひも部材9,9と固定されており、留具2,2どうしは図3にも図示する連結部材4で連結されている。
一方の留具2(図2では右側の留具2)は、この連結部材4と固定されているが、もう一方の留具2(図2では左側の留具2)は、この連結部材4と着脱自在になるような着脱機構を備えている。
この着脱機構は、留具2の内部に弾性を有する略C字形の係止環8を備えて、連結部材4の端部に形成された略キノコ形の係止突起5と着脱自在に係止する構造となっている。
なお、この着脱機構は、図示のものに限定されず、公知の着脱機構を採用してもよい。
また、この着脱機構は、図2左側の留具2に設けているが、左右どちらの留具2に設けてもよい。
留具2には、その円周方向に凸部3を設けている。これは、留具構造10を着脱する際に、この凸部3に指を掛ける(凸部3を指で摘まむ)ことで、その着脱操作を行いやすくするためである。装身具20に備えられる留具構造10は、実際には非常に小さいものであるから、この凸部3の有無で随分と着脱の操作に違いが出る。
なお、凸部3は、留具2の円周方向に連続して設ける必要は無く、指を掛けたり、指で摘まむことのできる部分ができればよい。
本願考案は、留具を用いた装身具の留具構造に幅広く利用できるものである。例えば、スポーツ用のネックレスや健康増進のためのネックレスなどにも利用できる。
1 装飾部材(パール)
2 装身具用留具(留具)
3 凸部
4 連結部材
5 係止突起
8 係止環
9 ひも部材
10 装身具用留具構造(留具構造)
20 ネックレス

Claims (5)

  1. 装飾部材を取り付けて左右対称となるように組み合わせることのできる装身具用留具を備えたことを特徴とする装身具用留具構造。
  2. 一対の装身具用留具を着脱自在な連結部材で連結し、その連結部材に装飾部材を取り付けたことを特徴とする請求項1記載の装身具用留具構造。
  3. 一対の装身具用留具の一方に連結部材との着脱自在を可能とする着脱機構を備えたことを特徴とする請求項2記載の装身具用留具構造。
  4. 装身具用留具に指を掛けられる突起部を形成したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の装身具用留具構造。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の装身具用留具構造を備えたことを特徴とする装身具。
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