JP3230842B2 - 半導体集積回路の試験装置 - Google Patents

半導体集積回路の試験装置

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JP3230842B2
JP3230842B2 JP15342592A JP15342592A JP3230842B2 JP 3230842 B2 JP3230842 B2 JP 3230842B2 JP 15342592 A JP15342592 A JP 15342592A JP 15342592 A JP15342592 A JP 15342592A JP 3230842 B2 JP3230842 B2 JP 3230842B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路に関し、
特に信頼性評価等の試験効率を向上させた半導体集積回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサ、メモリ等の半導体
集積回路(以下、LSIと略記する)を製品化する場
合、信頼性テストを行なう。この信頼性テストは、更に
複数のテストで構成されており、その1つとして寿命テ
ストがある。この寿命テストは、ユーザがLSIを推奨
条件で使用したとき、一定期間(通常は、10年程度)
正常に動作することを保証するテストである。実際に寿
命テストを10年間続けることは困難であるため、電源
電圧、動作温度等を推奨条件より厳しいワースト条件
(高電圧、高温度)に設定し、LSIの劣化を加速して
短期間(通常は、2000時間程度)のテストを行な
う。具低的に、寿命テストは高温のオーブン内で、高電
源電圧を加えてLSIを動作させて行なわれる。
【0003】図4に、寿命テストに使用する治具構成図
を示す。同図において、試験装置は、寿命テストを行な
う被験LSI61(以下、単にDUT(Device Under T
est)と略す)を挿入するラックと、DUT61に印加
するクロックパルスやテストパターンを発生させるパタ
ーンジェネレータ53と、DUT61に供給する電源5
1とから構成されている。尚、図示していないが、DU
T61の初期評価、中間(ラップ)評価、最終評価を行
なうためのLSIテスタが必要である。
【0004】ところで、通常、LSIの故障は、初期故
障、偶発的故障、磨耗故障の3種類に分類できる。つま
り、一般的に、時間を横軸に取ったときの故障発生率
は、図8に示すようなバスタブ状の曲線となるが、時間
と共に次第に減少する初期故障期、経時的に一定の故障
率パターンに従う偶発的故障期、疲労、磨耗、腐食等に
よる破壊、劣化現象に伴って故障率が上昇する磨耗故障
期の3つに時間的に分類され、それぞれの期間に発生す
る故障として分類されている。
【0005】寿命テストの目的は、図8に示すようなバ
スタブ状の故障曲線を描くことにより、LSIの寿命を
予測する、即ち、初期故障がなくなるまでの時間、並び
に磨耗故障が発生するまでの時間を予測することにあ
る。従って、この故障曲線を正確に描こうとすれば、大
量のサンプル、複数のラップ測定が必要になる。
【0006】従来の寿命テストの処理手順について、図
9に示すフローチャートを用いて説明する。尚、ここで
は、合計2000時間の評価を行ない、ラップ測定を1
68時間、500時間、並びに1000時間経過した時
点で行なうものとする。
【0007】先ず初めに、全DUTをLSIテスタにて
評価し、全てが良品サンプルであることを確認する(ス
テップS11)。次に、そのサンプルを高温のオーブン
内に入れ、入力にクロックパルス及びテストパターンを
印加しながら、高電源電圧で動作させる(ステップS1
2)。168時間経過した時点で全DUTをオーブンか
ら取り出してLSIテスタを使用して評価を行なう(ス
テップS13)。ここで不良品は不良解析を行ない、良
品のみ、再び高温のオーブン内に入れ、同様にして、5
00時間経過後のラップ評価(ステップS14及びS1
5)、1000時間経過後のラップ評価(ステップS1
6及びS17)、並びに2000時間後の最終評価(ス
テップS18及びS19)を行なう。
【0008】また、従来のLSIには、パリティエラー
チェッカーやセルフテスト回路が組み込まれており、L
SIを構成する回路毎に正常/異常の判断ができるよう
になっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の半導体
集積回路では、正確なバスタブ状の故障曲線を描くため
に、大量のサンプルに対して、多くのラップ評価を行わ
なければならず、評価の効率を低下させてしまうという
問題があった。
【0010】また、通常、被験半導体集積回路に供給す
る電源は1台のみ使用するので、数ある被験半導体集積
回路の内、1チップ内で電源とグランドがショートする
ような故障が発生した場合に、その他の被験半導体集積
回路に供給する電源電圧が低下してしまう場合がある。
この場合、正常な被験半導体集積回路に対して正規の電
源電圧を加えていないので、評価データの信頼性が低下
するという問題がある。
【0011】更に、被験半導体集積回路内で故障が発生
した場合は、その故障箇所及び故障原因について解析す
るが、この時、被験半導体集積回路内で1箇所のみの故
障であれば、容易に故障箇所及び故障原因の解析を行な
うことができるが、故障発生後にもクロックパルス、テ
ストパターン、及び電源を供給していると、それ以外に
も故障が発生してしまい、不良解析が困難になってしま
うという問題があった。
【0012】本発明は、上記問題点を解決するもので、
その目的は、半導体集積回路の評価において、信頼性テ
ストの評価効率を向上させることの可能な半導体集積回
路を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第1の特徴は、図1(1)に示す如く、所
定の異常を検出する少なくとも1つの異常検出手段1−
1〜1−nと、前記異常検出手段1−1〜1−nの検出
結果に基づき当該半導体集積回路の全体或いは一部に供
給しているクロックパルスCLKを”H”レベルまた
は”L”レベル固定として、供給を停止するクロック停
止手段3とを具備することである。
【0014】本発明の第2の特徴は、請求項1に記載の
半導体集積回路において、前記クロック停止手段3は、
当該半導体集積回路内外からのリセット信号RSTによ
り、当該半導体集積回路の全体或いは一部へのクロック
パルスCLKの供給を再開することである。
【0015】また、本発明の第3の特徴は、図1(2)
に示す如く、所定の異常を検出する少なくとも1つの異
常検出手段1−1〜1−nと、前記異常検出手段1−1
〜1−nの検出結果に基づき当該半導体集積回路の全体
或いは一部への電源供給を停止する電源供給停止手段5
とを具備することである。
【0016】本発明の第4の特徴は、請求項3に記載の
半導体集積回路において、前記電源供給停止手段5は、
当該半導体集積回路内外からのリセット信号RSTによ
り、当該半導体集積回路の全体或いは一部への電源供給
を再開することである。
【0017】更に、本発明の第5の特徴は、図1(3)
に示す如く、所定の異常を検出する少なくとも1つの異
常検出手段1−1〜1−nと、前記異常検出手段1−1
〜1−nの検出結果に基づき当該半導体集積回路の全体
或いは一部に供給している入力データIDATAを”
H”レベルまたは”L”レベル固定として、供給を停止
する、若しくは、当該半導体集積回路の全体或いは一部
の状態遷移を前記入力データIDATAに影響しないよ
うにするデータ供給停止手段7とを具備することであ
る。
【0018】本発明の第6の特徴は、請求項5に記載の
半導体集積回路において、前記データ供給停止手段7
は、当該半導体集積回路内外からのリセット信号RST
により、当該半導体集積回路の全体或いは一部への入力
データIDATAの供給を再開することである。
【0019】
【作用】本発明の第1及び第2の特徴の半導体集積回路
では、図1(1)に示す如く、異常検出手段1−1〜1
−nにより所定の異常を検出し、異常が検出された場合
には、クロック停止手段3により半導体集積回路の全体
或いは一部に供給しているクロックパルスCLKを”
H”レベルまたは”L”レベル固定として、供給を停止
し、また半導体集積回路内外からのリセット信号RST
により、半導体集積回路の全体或いは一部へのクロック
パルスCLKの供給を再開するようにしている。
【0020】これにより、信頼性テストにおいて、例え
ば消費電流の時間経過を描けば、半導体集積回路が1個
故障する毎に全体の消費電流は一定電流だけ減少してい
くこととなり、初期故障がなくなるまでの時間、並びに
磨耗故障が発生するまでの時間を予測することができ、
しかも簡単な手順で比較的少量のサンプルによる試験が
可能となるため、評価の効率を低下させることなく、結
果として、信頼性テストの評価効率を向上させることの
可能な半導体集積回路を実現できる。
【0021】また、本発明の第3及び第4の特徴の半導
体集積回路では、図1(2)に示す如く、異常検出手段
1−1〜1−nにより所定の異常を検出し、異常が検出
された場合には、電源供給停止手段5により半導体集積
回路の全体或いは一部への電源供給を停止する。また、
半導体集積回路内外からのリセット信号RSTにより、
半導体集積回路の全体或いは一部への電源供給を再開す
るようにしている。
【0022】従って、第1及び第2の特徴の半導体集積
回路と同様の信頼性テストを行なうことにより、同様の
効果を得ることができる。また、ある被験半導体集積回
路内で電源とグランドがショートするような短絡故障が
発生した場合にも、その他の被験半導体集積回路に供給
する電源電圧は低下することがないので、評価データの
信頼性が低下することがない。
【0023】更に、本発明の第5及び第6の特徴の半導
体集積回路では、図1(3)に示す如く、異常検出手段
1−1〜1−nにより所定の異常を検出し、異常が検出
された場合には、データ供給停止手段7により半導体集
積回路の全体或いは一部に供給している入力データID
ATAを”H”レベルまたは”L”レベル固定として、
供給を停止する、若しくは、当該半導体集積回路の全体
或いは一部の状態遷移を入力データに影響しないように
する。また、半導体集積回路内外からのリセット信号R
STにより、半導体集積回路の全体或いは一部への入力
データIDATAの供給を再開するようにしている。
【0024】従って、第1及び第2の特徴の半導体集積
回路と同様の信頼性テストを行なうことにより、同様の
効果を得ることができる。
【0025】また、本発明の第1〜第6の特徴の半導体
集積回路では、信頼性テストにおいて、故障発生時点で
クロックパルス、電源、またはテストパターンの供給を
停止するので、被験半導体集積回路内で故障が発生した
場合に行なう故障箇所及び故障原因についての解析を、
確実に実施することができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて
説明する。
【0027】図2に本発明の第1の実施例に係る半導体
集積回路の回路図を示す。
【0028】同図において、本実施例の半導体集積回路
は、異常検出手段として、内部のバス等のパリティチェ
ックを行なうパリティエラーチェッカー1−1と、セル
フテストの実行結果を確認するセルフテストの実行結果
を確認するセルフテスト実行結果チェッカー1−2とを
備え、クロック停止手段として、パリティエラーチェッ
カー1−1及びセルフテスト実行結果チェッカー1−2
の検出結果chk1及びchk2に基づき当該半導体集
積回路の全体或いは一部に供給しているクロックパルス
CLKを”H”レベルまたは”L”レベル固定として、
供給を停止するクロック停止回路3を備える構成となっ
ている。
【0029】クロック停止回路3は、パリティエラーチ
ェッカー1−1及びセルフテスト実行結果チェッカー1
−2の検出結果chk1及びchk2、並びにフリップ
フロップ13出力の論理和をとる3入力ORゲート11
と、ORゲート11出力を外部入力クロックCLOCK
に同期して保持し、リセット信号RSTによりクリアさ
れるD型フリップフロップ13と、入力クロックCLO
CKとフリップフロップ13出力の論理和をとり内部ク
ロックCLKとして出力する2入力ORゲート15とか
ら構成されている。
【0030】図3は、本実施例の動作を説明するタイミ
ングチャートである。
【0031】第1クロック目のT1サイクルでは、パリ
ティエラーチェッカー1−1及びセルフテスト実行結果
チェッカー1−2からエラー発生信号がインアクティブ
であるので、外部入力クロックCLOCKがそのまま内
部クロックCLKとして半導体集積回路内に供給され
る。
【0032】T2サイクルでは、パリティエラーチェッ
カー1−1でエラーが検出され、パリティエラー信号c
hk1がアクティブとなっている。T3サイクルでフリ
ップフロップ13の内容が”H”レベルに変化し、これ
により入力クロックCLOCKはORゲート15でマス
クされて、内部クロックCLKとして、半導体集積回路
内には常時”H”レベル固定の信号が供給される。ここ
で、半導体集積回路の内部回路は、内部クロックCLK
が”H”レベル固定である時には動作せず、電流を消費
しない構造となっている。
【0033】次に、Tnサイクルで、リセット信号RS
Tがアクティブにされると、Tn+1サイクルでフリッ
プフロップ13の出力が”L”レベルとなり、外部入力
クロックCLOCKがそのまま内部クロックCLKとし
て半導体集積回路内に供給される。
【0034】次に、このような構成の半導体集積回路の
寿命テストを行なう場合、従来と同様に、図4に示すよ
うな構成の治具が使用される。
【0035】また、寿命テストの処理手順は、図5のフ
ローチャートに示される。同図に示すように、従来に比
べ極端に簡単な手順となっており、ステップS1でLS
Iテスタにより被験半導体集積回路の初期評価を行な
い、高温オーブン内で2000時間動作させる(ステッ
プS2)だけである。
【0036】本実施例の寿命テストにおいては、図8に
示すバスタブ状の故障曲線を描くことは、電流計57で
示される消費電流の時間経過を描くことと等価になる
(図6参照)。これは、本実施例の半導体集積回路の消
費電流は、動作している時には、常時一定の電流を消費
するからである。つまり、図6に示すように、ラック5
5上の半導体集積回路61が1個故障する毎に、全体の
消費電流は一定電流Iだけ減少していくことを利用して
いる。
【0037】従って、図6に示すような動作時間−消費
電流の特性曲線を描くことにより、初期故障がなくなる
までの時間、並びに磨耗故障が発生するまでの時間を予
測することが可能となる。
【0038】尚、本実施例では、異常検出手段として、
パリティエラーチェッカー1−1とセルフテスト実行結
果チェッカー1−2を例示したが、これ以外の異常検出
手段を有していても構わない。
【0039】次に、図7(1)に本発明の第2の実施例
に係る半導体集積回路の構成図を示す。同図は、異常検
出手段1−1〜1−nの検出結果に基づき半導体集積回
路の全体或いは一部への電源供給を停止する電源供給停
止手段5の具体的な回路例を示したものであり、第1の
実施例同様、パリティエラーチェッカー1−1及びセル
フテスト実行結果チェッカー1−2等の検出結果chk
1及びchk2から、エラーが発生している時には、ス
イッチSWをオフとすることにより半導体集積回路の全
体或いは一部への電源供給を停止し、また、リセット信
号RSTによりスイッチSWをオンさせて、再び半導体
集積回路内への電源供給を再開するものである。
【0040】このような構成により、第1の実施例と同
様に、寿命テスト等の信頼性テストを簡単な手順で行な
うことができる。また、ある被験半導体集積回路内で電
源とグランドがショートするような故障が発生した場合
にも、その被験半導体集積回路への電源供給を停止する
ので、その他の被験半導体集積回路に供給する電源電圧
は低下することがなく、評価データの信頼性が低下する
ことがない。
【0041】更に、図7(2)に本発明の第3の実施例
に係る半導体集積回路の構成図を示す。同図は、異常検
出手段1−1〜1−nの検出結果に基づき当該半導体集
積回路の全体或いは一部に供給している入力データID
ATAを”H”レベルまたは”L”レベル固定として、
供給を停止するデータ供給停止手段7の具体的な回路例
を示したものであり、第1の実施例同様、パリティエラ
ーチェッカー1−1及びセルフテスト実行結果チェッカ
ー1−2等の検出結果chk1及びchk2から、エラ
ーが発生している時には、半導体集積回路の全体或いは
一部へ供給している入力データIDATAを”H”レベ
ル固定として、供給を停止し、また、リセット信号RS
Tにより、再び半導体集積回路内への入力データIDA
TAの供給を再開するものである。
【0042】尚、データ供給停止回路7は、半導体集積
回路の全体或いは一部のラッチまたはフリップフロップ
等に供給しているクロックパルスを、第1の実施例と同
様の構成により、異常発生時には”H”レベル固定とし
て、半導体集積回路の全体或いは一部の状態遷移を変化
させないように構成することもできる。
【0043】このような構成により、第1の実施例と同
様に、寿命テスト等の信頼性テストを簡単な手順で行な
うことができる。
【0044】また、第1、第2、及び第3の実施例の半
導体集積回路では、信頼性テストにおいて、故障発生時
点でクロックパルス、電源、またはテストパターンの供
給を停止するので、被験半導体集積回路内で故障が発生
した場合に行なう故障箇所及び故障原因についての解析
を、確実に実施することができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1及び第2の
特徴の半導体集積回路によれば、異常検出手段により所
定の異常を検出し、異常が検出された場合には、クロッ
ク停止手段により半導体集積回路の全体或いは一部に供
給しているクロックパルスを”H”レベルまたは”L”
レベル固定として、供給を停止し、また半導体集積回路
内外からのリセット信号により、半導体集積回路の全体
或いは一部へのクロックパルスの供給を再開することと
したので、信頼性テストにおいて、例えば消費電流の時
間経過を描けば、半導体集積回路が1個故障する毎に全
体の消費電流は一定電流だけ減少していくこととなり、
初期故障がなくなるまでの時間、並びに磨耗故障が発生
するまでの時間を予測することができ、しかも簡単な手
順で比較的少量のサンプルによる試験が可能となるた
め、評価の効率を低下させることなく、短絡故障の場合
にも評価データの信頼性が低下させることなく、結果と
して、信頼性テストの評価効率を向上させることの可能
な半導体集積回路を提供することができる。
【0046】また、本発明の第3及び第4の特徴の半導
体集積回路によれば、異常検出手段により所定の異常を
検出し、異常が検出された場合には、電源供給停止手段
により半導体集積回路の全体或いは一部への電源供給を
停止し、また、半導体集積回路内外からのリセット信号
により、半導体集積回路の全体或いは一部への電源供給
を再開することとしたので、信頼性テストにおいて、評
価効率を向上させることが可能となり、また、ある被験
半導体集積回路内で電源とグランドがショートするよう
な故障が発生した場合にも、その他の被験半導体集積回
路に供給する電源電圧は低下することなく、評価データ
の信頼性を向上させ得る半導体集積回路を提供すること
ができる。
【0047】更に、本発明の第5及び第6の特徴の半導
体集積回路によれば、異常検出手段により所定の異常を
検出し、異常が検出された場合には、データ供給停止手
段により半導体集積回路の全体或いは一部に供給してい
る入力データを”H”レベルまたは”L”レベル固定と
して、供給を停止する、若しくは、当該半導体集積回路
の全体或いは一部の状態遷移を入力データに影響しない
ようにし、また、半導体集積回路内外からのリセット信
号により、半導体集積回路の全体或いは一部への入力デ
ータの供給を再開することとしたので、信頼性テストに
おいて、評価効率を向上させることの可能な半導体集積
回路を提供することができる。
【0048】また、本発明の半導体集積回路によれば、
信頼性テストにおいて、故障発生時点でクロックパル
ス、電源、またはテストパターンの供給を停止するの
で、被験半導体集積回路内で故障が発生した場合に行な
う故障箇所及び故障原因についての解析を、確実に実施
可能な半導体集積回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図であり、図1(1)は請求
項1及び2、図1(2)は請求項3及び4、図1(3)
は請求項5及び6である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る半導体集積回路の
回路図である。
【図3】第1の実施例の半導体集積回路の動作を説明す
るタイミングチャートである。
【図4】半導体集積回路の寿命テストを行なう場合の治
具の構成図である。
【図5】本発明の寿命テストの処理手順を説明するフロ
ーチャートである。
【図6】第1実施例の寿命テストにおける動作時間−消
費電流の特性曲線である。
【図7】図7(1)は本発明の第2の実施例に係る半導
体集積回路の回路図、図7(2)は本発明の第3の実施
例に係る半導体集積回路の回路図である。
【図8】従来の半導体集積回路の寿命テストにおける故
障曲線である。
【図9】従来の半導体集積回路の寿命テストの処理手順
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1−1〜1−n 異常検出手段 1−1 パリティエラーチェッカー 1−2 セルフテスト実行結果チェッカー 3 クロック停止回路(クロック停止手段) 5 電源供給停止手段 7 データ供給停止手段 11,21,31 3入力ORゲート 13,23,33 D型フリップフロップ 15,35−1〜35−m−1 2入力ORゲート SW スイッチ CLOCK 外部入力クロック(パルス) CLK 内部クロック(パルス) RST リセット信号 chk1〜chkn エラー発生信号(異常検出信号) Vcc 電源 chk1 パリティエラー信号 chk2 セルフテストエラー信号 DATA 入力データ D0〜Dm−1 入力データ IDATA 内部データ ID0〜IDm−1 内部データ T1〜Tn+1 サイクル 51 電源 53 パターンジェネレータ 55 ラック 57 電流計 61 被験半導体集積回路(DUT) I 被験半導体集積回路1個当たりの消費電流
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−78332(JP,A) 特開 昭63−76026(JP,A) 特開 昭51−36048(JP,A) 特開 昭57−50438(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/319 G01R 31/26 G01R 31/28 G01R 31/30 H01L 21/66

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の半導体集積回路の寿命テストを行
    うための試験装置であって、 上記複数の半導体集積回路へクロックパルスを供給する
    ためのパターン発生手段と、 上記複数の半導体集積回路へ電源を供給するための電源
    手段と、 上記複数の半導体集積回路の消費電流を検出するための
    消費電流検出手段とを具備し、 上記各半導体集積回路が、当該半導体集積回路内の所定
    の異常を検出する少なくとも1つの異常検出手段と、前
    記異常検出手段の検出結果に基づき当該半導体集積回路
    の全体或いは一部に供給している上記クロックパルスを
    “H”レベルまたは“L”レベル固定として、供給を停
    止するクロック供給手段とを有し、 上記異常検出に基づく上記クロックパルスの供給停止に
    よって生ずる上記半導体集積回路の消費電流の減少を上
    記消費電流検出手段によって検出することを特徴とする
    半導体集積回路の試験装置。
  2. 【請求項2】 前記クロック停止手段は、当該半導体集
    積回路内外からのリセット信号により、当該半導体集積
    回路の全体或いは一部へのクロックパルスの供給を再開
    することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路
    の試験装置。
  3. 【請求項3】 複数の半導体集積回路の寿命テストを行
    うための試験装置であって、 上記複数の半導体集積回路へクロックパルスを供給する
    ためのパターン発生手段と、 上記複数の半導体集積回路へ電源を供給するための電源
    手段と、 上記複数の半導体集積回路の消費電流を検出するための
    消費電流検出手段とを具備し、 上記各半導体集積回路が、当該半導体集積回路内の所定
    の異常を検出する少なくとも1つの異常検出手段と、前
    記異常検出手段の検出結果に基づき当該半導体集積回路
    の全体或いは一部への電源を停止する電源供給停止手段
    とを有し、 上記異常検出に基づく上記電源供給の停止によって生ず
    る上記半導体集積回路の消費電流の減少を上記消費電流
    検出手段によって検出することを特徴とする半導体集積
    回路の試験装置。
  4. 【請求項4】 前記電源供給停止手段は、当該半導体集
    積回路内外からのリセット信号により、当該半導体集積
    回路の全体或いは一部への電源供給を再開することを特
    徴とする請求項3に記載の半導体集積回路の試験装置。
  5. 【請求項5】 複数の半導体集積回路の寿命テストを行
    うための試験装置であって、 上記複数の半導体集積回路へクロックパルスや入力デー
    タを供給するためのパターン発生手段と、 上記複数の半導体集積回路へ電源を供給するための電源
    手段と、上記複数の半導体集積回路の消費電流を検出す
    るための消費電流検出手段とを具備し、 上記各半導体集積回路が、当該半導体集積回路内の所定
    の異常を検出する少なくとも1つの異常検出手段と、前
    記異常検出手段の検出結果に基づき当該半導体集積回路
    の全体或いは一部に供給している上記入力データを
    “H”レベルまたは“L”レベル固定として、供給を停
    止するデータ供給停止手段とを有し、 上記異常検出に基づく上記入力データの供給停止によっ
    て生ずる上記半導体集積回路の消費電流の減少を上記消
    費電流検出手段によって検出することを特徴とする半導
    体集積回路の試験装置。
  6. 【請求項6】 前記データ供給停止手段は、当該半導体
    集積回路内外からのリセット信号により、当該半導体集
    積回路の全体或いは一部への入力データの供給を再開す
    ることを特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路の
    試験装置。
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