JP3230452B2 - 太陽電池搭載アンテナおよび太陽電池搭載アンテナを有する無線装置 - Google Patents
太陽電池搭載アンテナおよび太陽電池搭載アンテナを有する無線装置Info
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- JP3230452B2 JP3230452B2 JP07522897A JP7522897A JP3230452B2 JP 3230452 B2 JP3230452 B2 JP 3230452B2 JP 07522897 A JP07522897 A JP 07522897A JP 7522897 A JP7522897 A JP 7522897A JP 3230452 B2 JP3230452 B2 JP 3230452B2
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- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽電池搭載アンテ
ナ、特に、中軌道衛星を利用するショルダータイプの移
動無線装置等に用いられる太陽電池搭載アンテナ、およ
び太陽電池搭載アンテナを有する無線装置に関する。
ナ、特に、中軌道衛星を利用するショルダータイプの移
動無線装置等に用いられる太陽電池搭載アンテナ、およ
び太陽電池搭載アンテナを有する無線装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術について図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
【０００３】図４（ａ），（ｂ）は従来の一例を示す斜
視図および正面図である。無線装置の本体１０１は、ロ
ッドアンテナ１０１と、太陽電池１０５と、二次電池１
０４とを備えている。（例えば、特開平７−２２１６９
２号公報参照）太陽電池１０５は本体１０１から分離で
きる。胸ポケット１２０の中に入れられた（太陽光が遮
断された）本体１０１から延長ケーブル１１８とフック
１１９により、太陽エネルギーを取入れられる場所に太
陽電池１０５をセットできるので、例えば、長時間にお
よぶ待受け状態でも二次電池１０４を消耗せず、逆に充
電することも可能である。
視図および正面図である。無線装置の本体１０１は、ロ
ッドアンテナ１０１と、太陽電池１０５と、二次電池１
０４とを備えている。（例えば、特開平７−２２１６９
２号公報参照）太陽電池１０５は本体１０１から分離で
きる。胸ポケット１２０の中に入れられた（太陽光が遮
断された）本体１０１から延長ケーブル１１８とフック
１１９により、太陽エネルギーを取入れられる場所に太
陽電池１０５をセットできるので、例えば、長時間にお
よぶ待受け状態でも二次電池１０４を消耗せず、逆に充
電することも可能である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術
は、アレイアンテナを用いるショルダータイプの移動無
線装置の場合、太陽電池の面積に匹敵する程度のアンテ
ナ面積が必要とされるので、システム面積が大きくなっ
てしまうという欠点があった。
は、アレイアンテナを用いるショルダータイプの移動無
線装置の場合、太陽電池の面積に匹敵する程度のアンテ
ナ面積が必要とされるので、システム面積が大きくなっ
てしまうという欠点があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】第１の発明の太陽電池搭
載アンテナは、取付板と、前記取付板の上部に搭載され
た太陽電池と、前記太陽電池の上部に設けられた透明導
体フイルムと、前記透明導体フイルムの上に設けられた
アレイアンテナ素子と、前記アレイアンテナ素子の上に
設けられ保護用ガラスとを含み、光は前記保護用ガラス
側から前記アレイアンテナ素子の方向に入射されること
を特徴とする。
載アンテナは、取付板と、前記取付板の上部に搭載され
た太陽電池と、前記太陽電池の上部に設けられた透明導
体フイルムと、前記透明導体フイルムの上に設けられた
アレイアンテナ素子と、前記アレイアンテナ素子の上に
設けられ保護用ガラスとを含み、光は前記保護用ガラス
側から前記アレイアンテナ素子の方向に入射されること
を特徴とする。
【０００６】第２の発明の太陽電池搭載アンテナは、取
付板と、前記取付板の上部に搭載された太陽電池と、前
記太陽電池の上部に設けられた透明導体フイルムと、前
記透明導体フイルムの上に設けられたアレイアンテナ素
子と、前記アレイアンテナ素子の上に設けられた保護用
ガラスとを含み、光は前記保護用ガラス側から前記アレ
イアンテナ素子の方向に入射され、かつ前記透明導体フ
イルムが、透明フイルム体の前記太陽電池側の面には前
記保護用ガラス側からの光は通すが前記太陽電池側から
の光は反射する光反射膜が取付けられ、透明フイルム体
の前記アンテナアレイ素子側の面には透明導体被膜が取
付けられていることを特徴とする。第３の発明の無線装
置は、太陽電池搭載アンテナを有する無線装置であっ
て、前記太陽電池搭載アンテナが、取付板と、前記取付
板の上部に搭載された太陽電池と、前記太陽電池の上部
に設けられた透明導体フイルムと、前記透明導体フイル
ムの上に設けられたアレイアンテナ素子と、前記アレイ
アンテナ素子の上に設けられ保護用ガラスとを含み、光
は前記保護用ガラスを通って前記アレイアンテナ素子の
方向に入射されることを特徴とする。 第４の発明の無線
装置は、太陽電池搭載アンテナを有する無線装置であっ
て、前記太陽電池搭載アンテナが、取付板と、前記取付
板の上部に搭載された太陽電池と、前記太陽電池の上部
に設けられた透明導体フイルムと、前記透明導体フイル
ムの上に設けられたアレイアンテナ素子と、前記アレイ
アンテナ素子の上に設けられた保護用ガラスとを含み、
光は前記保護用ガラス側から前記アレイアンテナ素子の
方向に入射され、かつ前記透明導体フイルムが、透明フ
イルム体の前記太陽電池側の面には前記保護用ガラス側
からの光は通すが前記太陽電池側からの光は反射する光
反射膜が取付けられ、透明フイルム体の前記前記アンテ
ナアレイ素子側の面には透明導体被膜が取付けられてい
ることを特徴とする。第３または４の発明において、前
記太陽電池搭載アンテナが前記無線装置の上蓋として機
能し、前記上蓋が任意の角度に設定可能である。
付板と、前記取付板の上部に搭載された太陽電池と、前
記太陽電池の上部に設けられた透明導体フイルムと、前
記透明導体フイルムの上に設けられたアレイアンテナ素
子と、前記アレイアンテナ素子の上に設けられた保護用
ガラスとを含み、光は前記保護用ガラス側から前記アレ
イアンテナ素子の方向に入射され、かつ前記透明導体フ
イルムが、透明フイルム体の前記太陽電池側の面には前
記保護用ガラス側からの光は通すが前記太陽電池側から
の光は反射する光反射膜が取付けられ、透明フイルム体
の前記アンテナアレイ素子側の面には透明導体被膜が取
付けられていることを特徴とする。第３の発明の無線装
置は、太陽電池搭載アンテナを有する無線装置であっ
て、前記太陽電池搭載アンテナが、取付板と、前記取付
板の上部に搭載された太陽電池と、前記太陽電池の上部
に設けられた透明導体フイルムと、前記透明導体フイル
ムの上に設けられたアレイアンテナ素子と、前記アレイ
アンテナ素子の上に設けられ保護用ガラスとを含み、光
は前記保護用ガラスを通って前記アレイアンテナ素子の
方向に入射されることを特徴とする。 第４の発明の無線
装置は、太陽電池搭載アンテナを有する無線装置であっ
て、前記太陽電池搭載アンテナが、取付板と、前記取付
板の上部に搭載された太陽電池と、前記太陽電池の上部
に設けられた透明導体フイルムと、前記透明導体フイル
ムの上に設けられたアレイアンテナ素子と、前記アレイ
アンテナ素子の上に設けられた保護用ガラスとを含み、
光は前記保護用ガラス側から前記アレイアンテナ素子の
方向に入射され、かつ前記透明導体フイルムが、透明フ
イルム体の前記太陽電池側の面には前記保護用ガラス側
からの光は通すが前記太陽電池側からの光は反射する光
反射膜が取付けられ、透明フイルム体の前記前記アンテ
ナアレイ素子側の面には透明導体被膜が取付けられてい
ることを特徴とする。第３または４の発明において、前
記太陽電池搭載アンテナが前記無線装置の上蓋として機
能し、前記上蓋が任意の角度に設定可能である。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【０００８】図１は本発明の一実施形態を示す部分断面
図である。図１に示す太陽電池搭載アンテナ２は、取付
板７と、取付板７の上部に搭載された太陽電池６と、太
陽電池６の上部に設けられた導体フイルム５と、導体フ
イルム５の上に設けられたアレイアンテナ素子４と、ア
レイアンテナ素子４の上に設けられた保護用ガラス３と
を含んで構成される。
図である。図１に示す太陽電池搭載アンテナ２は、取付
板７と、取付板７の上部に搭載された太陽電池６と、太
陽電池６の上部に設けられた導体フイルム５と、導体フ
イルム５の上に設けられたアレイアンテナ素子４と、ア
レイアンテナ素子４の上に設けられた保護用ガラス３と
を含んで構成される。
【０００９】図２は図１に示す導体フイルム５の詳細を
示す断面図である。透明フイルム体１１の下面にマジッ
クミラーと同様な光異方性をもつ光反射膜１２が取付け
られ、その上面には導体被膜１０が取付けられている。
示す断面図である。透明フイルム体１１の下面にマジッ
クミラーと同様な光異方性をもつ光反射膜１２が取付け
られ、その上面には導体被膜１０が取付けられている。
【００１０】保護用ガラス３側から入射した電波は導体
被膜１０で反射されアレイアンテナ素子４の方に戻る。
保護用ガラス３側から入射した光は、光に対しては透明
である導体被膜１０（商品名ネサガラス等）と光異方性
をもつ光反射膜１２を通過し太陽電池６を励起する。太
陽電池６から反射した光は、光反射膜１２で反射され再
度太陽電池６を励起する。
被膜１０で反射されアレイアンテナ素子４の方に戻る。
保護用ガラス３側から入射した光は、光に対しては透明
である導体被膜１０（商品名ネサガラス等）と光異方性
をもつ光反射膜１２を通過し太陽電池６を励起する。太
陽電池６から反射した光は、光反射膜１２で反射され再
度太陽電池６を励起する。
【００１１】図３は本発明の一使用例を示す模式斜視図
である。無線装置１には、上蓋としても機能する太陽電
池搭載アンテナ２が取付けられており、希望する角度θ
にセットできる。角度θは通信したい衛星からの電波を
受信するのに最適な値に設定されるが、その時間におけ
る太陽光の一部を受光できる確率は十分ある。（衛星と
太陽とが、同一方向で同一高度に存在すれば申分ない）
である。無線装置１には、上蓋としても機能する太陽電
池搭載アンテナ２が取付けられており、希望する角度θ
にセットできる。角度θは通信したい衛星からの電波を
受信するのに最適な値に設定されるが、その時間におけ
る太陽光の一部を受光できる確率は十分ある。（衛星と
太陽とが、同一方向で同一高度に存在すれば申分ない）
【００１２】
【発明の効果】本発明の太陽電池搭載アンテナは、アン
テナと太陽電池とを一体化したので、システム面積を小
さくできるという効果がある。
テナと太陽電池とを一体化したので、システム面積を小
さくできるという効果がある。
【図１】本発明の一実施形態を示す部分断面図である。
【図２】図１に示す導体フイルム５の詳細を示す断面図
である。
である。
【図３】本発明の一使用例を示す模式斜視図である。
【図４】（ａ），（ｂ）は従来の一例を示す斜視図およ
び正面図である。
び正面図である。
２ 太陽電池搭載アンテナ ３ 保護用ガラス ４ アレイアンテナ素子 ５ 導体フイルム ６ 太陽電池 ７ 取付板 １０ 導体被膜 １１ 透明フイルム体 １２ 光反射膜
Claims (5)
- 【請求項１】 取付板と、前記取付板の上部に搭載され
た太陽電池と、前記太陽電池の上部に設けられた透明導
体フイルムと、前記透明導体フイルムの上に設けられた
アレイアンテナ素子と、前記アレイアンテナ素子の上に
設けられ保護用ガラスとを含み、光は前記保護用ガラス
側から前記アレイアンテナ素子の方向に入射されること
を特徴とする太陽電池搭載アンテナ。 - 【請求項２】 取付板と、前記取付板の上部に搭載され
た太陽電池と、前記太陽電池の上部に設けられた透明導
体フイルムと、前記透明導体フイルムの上に設けられた
アレイアンテナ素子と、前記アレイアンテナ素子の上に
設けられた保護用ガラスとを含み、光は前記保護用ガラ
ス側から前記アレイアンテナ素子の方向に入射され、か
つ前記透明導体フイルムが、透明フイルム体の前記太陽
電池側の面には前記保護用ガラス側からの光は通すが前
記太陽電池側からの光は反射する光反射膜が取付けら
れ、透明フイルム体の前記アンテナアレイ素子側の面に
は透明導体被膜が取付けられていることを特徴とする太
陽電池搭載アンテナ。 - 【請求項３】 太陽電池搭載アンテナを有する無線装置
であって、前記太陽電池搭載アンテナが、取付板と、前
記取付板の上部に搭載された太陽電池と、前記太陽電池
の上部に設けられた透明導体フイルムと、前記透明導体
フイルムの上に設けられたアレイアンテナ素子と、前記
アレイアンテナ素子の上に設けられ保護用ガラスとを含
み、光は前記保護用ガラスを通って前記アレイアンテナ
素子の方向に入射されることを特徴とする太陽電池搭載
アンテナを有する無線装置。 - 【請求項４】 太陽電池搭載アンテナを有する無線装置
であって、前記太陽電池搭載アンテナが、取付板と、前
記取付板の上部に搭載された太陽電池と、前記太陽電池
の上部に設けられた透明導体フイルムと、前記透明導体
フイルムの上に設けられたアレイアンテナ素子と、前記
アレイアンテナ素子の上に設けられた保護用ガラスとを
含み、光は前記保護用ガラス側から前記アレイアンテナ
素子の方向に入射され、かつ前記透明導体フイルムが、
透明フイルム体の前記太陽電池側の面には前記保護用ガ
ラス側からの光は通すが前記太陽電池側からの光は反射
する光反射膜が取付けられ、透明フイルム体の前記前記
アンテナアレイ素子側の面には透明導体被膜が取付けら
れていることを特徴とする太陽電池搭載アンテ ナを有す
る無線装置。 - 【請求項５】 前記太陽電池搭載アンテナが前記無線装
置の上蓋として機能し、前記上蓋が任意の角度に設定可
能である請求項３または請求項４記載の太陽電池搭載ア
ンテナを有する無線装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07522897A JP3230452B2 (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 太陽電池搭載アンテナおよび太陽電池搭載アンテナを有する無線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07522897A JP3230452B2 (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 太陽電池搭載アンテナおよび太陽電池搭載アンテナを有する無線装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10270925A JPH10270925A (ja) | 1998-10-09 |
| JP3230452B2 true JP3230452B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=13570170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07522897A Expired - Fee Related JP3230452B2 (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 太陽電池搭載アンテナおよび太陽電池搭載アンテナを有する無線装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3230452B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19938199C1 (de) * | 1999-08-12 | 2001-01-25 | Inst Solare Energieversorgungstechnik Iset | Vorrichtung zur Umwandlung von Solarnergie in elektrische Energie und zum Abstrahlen und/oder Empfangen von hochfrequenten elektromagnetischen Wellen |
| DE19954259B4 (de) * | 1999-11-11 | 2005-09-15 | Zentrum für Sonnenenergie- und Wasserstoff-Forschung Baden-Württemberg | Dünnschicht-Photovoltaikmodul mit integrierter Flachantennenstruktur |
| US20070034247A1 (en) * | 2004-03-30 | 2007-02-15 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Rectenna solar cell hybrid panel and hybrid photovoltaic power generation system |
| JP5708519B2 (ja) * | 2012-02-03 | 2015-04-30 | 株式会社デンソー | 太陽電池一体型アンテナ |
-
1997
- 1997-03-27 JP JP07522897A patent/JP3230452B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10270925A (ja) | 1998-10-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010814 |
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