JP3228712B2 - 光ディスクシステム - Google Patents

光ディスクシステム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光ディスクにデー
タを読み書きする光ディスクシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の上位装置
と、その上位装置からの指示に基づいて光ディスクに対
するデータの読み書きを行なうドライブ装置とからなる
光ディスクシステムは、書き込み可能なコンパクトディ
スク(Compact DiscRecordabl
e:CD−R),消去及び書き換え可能なコンパクトデ
ィスク(Compact Disc Rewritab
le:CD−RW)等の光ディスクに光学的にデータの
書き込みを行なうとき、データの書き込み前に最適な記
録パワーを計測するための記録レーザパワー最適化(O
ptimum Power Calibration:
OPC)を実行する必要がある。
【0003】例えば、CD−R,CD−RWの場合、予
め光ディスク上にOPCを行なうためのパワーキャリブ
レーションエリア(Power Calibratio
nArea:PCA)が設けられており、そのPCA領
域を用いてOPCを実行するようにしている。
【0004】ところで、光ディスク上のPCA領域は1
00回分しか存在しないので、OPCを実行する回数は
限られている。特に、1つのトラックを複数のパケット
に分割して書き込むパケットライト方式でデータを書き
込む場合、OPCを実行する回数が多くなるので、PC
A領域が短期間で足りなくなるという問題があった。ま
た、OPCには時間がかかるため、アクセス時間が遅く
なるという問題もあった。
【0005】このような問題を解消するため、従来、P
CA領域を3つに分割し、その1つを使用してOPCを
実行することにより、OPCの実行回数を増やすように
した方法(例えば、特開平7−287847号公報参
照)が提案されている。
【0006】しかし、上述のような方法では、通常より
もOPCの実行回数を増やすことができるが、電源投入
直後や光ディスク交換直後は必ずOPCを実行しなけれ
ばならないので、最初の書き込み処理に時間がかかるう
えに、PCA領域を使用できる期間が若干伸びるだけで
あり、依然として上記のような不具合を解消できなかっ
た。
【0007】そこで、上記のような不具合を解消するた
め、光ディスク毎に固有の番号(ディスクID)を記録
し、ドライブ装置は挿入された光ディスクにOPCを実
行し、その光ディスクのディスクIDとOPCで得られ
た最適記録パワーとを対応させて自装置内の不揮発性メ
モリに記憶する。
【0008】そして、ドライブ装置は挿入された光ディ
スクのディスクIDと不揮発性メモリに記憶されたディ
スクIDが一致したときには、そのディスクIDに対応
させて記憶している最適記録パワーに基づいてデータを
記録する。
【0009】したがって、光ディスクに対するOPCを
何度も実行しなくて済むので、PCA領域を長期間使用
することができ、データの書き込み処理を短縮すること
ができる。
【0010】しかし、ドライブ装置の不揮発性メモリの
容量には限りがあり、多数の光ディスクの最適記録パワ
ーは管理できなかった。そこで、ドライブ装置に対して
データの読み書きを指示する上位装置で光ディスク毎の
最適記録パワーを管理する方法があった。
【0011】この方法では、上位装置は、ドライブ装置
の固有の番号(ドライブ番号),光ディスクのディスク
ID,光ディスクの回転速度,最適記録パワーをそれぞ
れ対応させて記憶し、ドライブ装置に挿入された光ディ
スクのディスクID等の情報と自装置内に記憶されたデ
ィスクID等の情報が一致したときには、そのディスク
IDに対応させて記憶している最適記録パワーに基づい
てデータを記録する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方法では、ドライブ装置の制御ソフトウェアが更新され
て仕様が変更されたり、最適記録パワーに関係する仕様
が変わったりしてしまうと、上位装置に記憶された最適
記録パワーが間違った記録パワーになる恐れが有り、こ
のような記録パワーが過剰なレベルであった場合にはド
ライブ装置を壊してしまうという問題があった。
【0013】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、接続されたドライブ装置の制御ソフトウェアが
新しいバージョンに変更されて最適記録パワーに関する
仕様が変わっても正確な記録パワーでデータを書き込む
ことができるようにすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、光ディスクに対するデータの読み書きを
行なうドライブ装置と、そのドライブ装置を介して光デ
ィスク上のデータの読み書きを行なう上位装置とからな
る光ディスクシステムにおいて、上記上位装置に、上記
ドライブ装置における記録レーザパワー最適化の実行時
に、ドライブ装置番号,ディスクID,回転速度,最適
記録パワー,及び前記ドライブ装置の制御ソフトウェア
のバージョンとを取得してそれらを対応させて保持する
保持手段と、上記ドライブ装置に光ディスクが挿入され
たとき、上記ドライブ装置のドライブ番号と光ディスク
のディスクIDが上記保持手段に保持されており、上記
ドライブ装置の制御ソフトウェアのバージョンが上記保
持手段に保持されている制御ソフトウェアのバージョン
よりも新しいとき、上記挿入された光ディスクに対する
記録レーザパワー最適化を実行し、その記録レーザパワ
ー最適化によって得られた最適記録パワーと新しい制御
ソフトウェアのバージョンを記憶する手段を設けたもの
である。
【0015】また、上記のような光ディスクシステムに
おいて、上記上位装置に、上記ドライブ装置の制御ソフ
トウェアをバージョンアップするとき、上記保持手段に
保持されている互換性の無い最適記録パワーを無効にす
る制御手段を設けるとよい。
【0016】さらに、上記のような光ディスクシステム
において、上記ドライブ装置に、最適記録パワーの互換
性情報を保持する互換性情報保持手段と、その手段に保
持された互換性情報を上記上位装置へ転送する互換性情
報転送手段を設け、上記上位装置に、上記ドライブ装置
から転送された互換性情報に基づいて上記保持手段に保
持された最適記録パワーの有効性を決定する手段を設け
るとよい。
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の一
実施形態である光ディスクシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【0019】この光ディスクシステムは、パーソナルコ
ンピュータ等の上位装置1と、その上位装置1に接続さ
れた光ディスクに対するデータの読み書きを行なうドラ
イブ装置10とからなり、上位装置1は、ドライブ装置
10を介して光ディスク20上のデータの読み書きを行
なう。
【0020】上位装置1は、CPU,ROM,及びRA
M等からなるマイクロコンピュータによって実現される
制御部2とインタフェース(I/F)制御部3等を有
し、制御部2が装置全体の制御と、この発明に係る制御
処理を司り、I/F制御部3は、ドライブ装置10に対
するデータの送受信制御を司る。
【0021】一方、ドライブ装置10は、CPU11,
ROM12,RAM13,インタフェース(I/F)制
御部14,及びリード/ライト制御部15等から成り、
外部に接続されたホストコンピュータ等の上位装置1か
らの指示に基づいて光ディスク20に対するデータの記
録及び再生を行なう。
【0022】CPU11は、このドライブ装置10の全
体の制御を司り、ROM12に格納された制御ソフトウ
ェアに基づいて光ディスク20に対するデータの読み書
きを行なう。また、この発明に係る記録レーザパワー最
適化(OPC)の処理も行なう。
【0023】ROM12はCPU11が実行する制御ソ
フトウェア等を格納した書き換え可能なメモリである。
RAM13は、ドライブ装置10の制御ソフトウェアの
作業用メモリとして使用するメモリであり、最適記録パ
ワーの互換性情報をも記憶する。
【0024】I/F制御部14は、上位装置1との各種
のデータやコマンドのやり取りを行なう制御を司る。リ
ード/ライト制御部15は、光ディスク20に対するデ
ータの書き込み及び読み出しの制御処理を司る。
【0025】すなわち、上位装置1の制御部2が、上記
ドライブ装置10における記録レーザパワー最適化の実
行時に、ドライブ装置番号,ディスクID,回転速度,
最適記録パワー,及びドライブ装置10の制御ソフトウ
ェアのバージョンとを取得してそれらを対応させて保持
する保持手段と、ドライブ装置10に光ディスク20が
挿入されたとき、ドライブ装置10のドライブ番号と光
ディスク20のディスクIDが上記保持手段に保持され
ており、ドライブ装置10の制御ソフトウェアのバージ
ョンが上記保持手段に保持されている制御ソフトウェア
のバージョンよりも新しいとき、上記挿入された光ディ
スク20に対する記録レーザパワー最適化を実行し、そ
の記録レーザパワー最適化によって得られた最適記録パ
ワーと新しい制御ソフトウェアのバージョンを記憶する
手段の機能を果たす。
【0026】また、上記上位装置1の制御部2は、ドラ
イブ装置10の制御ソフトウェアをバージョンアップす
るとき、上記保持手段に保持されている互換性の無い最
適記録パワーを無効にする制御手段の機能も果たす。
【0027】さらに、上記ドライブ装置10のCPU1
1とRAM13が、最適記録パワーの互換性情報を保持
する互換性情報保持手段の機能を果たし、上記ドライブ
装置10のCPU11とI/F制御部14が、互換性情
報保持手段に保持された互換性情報を上位装置1へ転送
する互換性情報転送手段の機能を果たす。
【0028】また、上記上位装置1の制御部2は、ドラ
イブ装置10から転送された互換性情報に基づいて上記
保持手段に保持された最適記録パワーの有効性を決定す
る手段の機能を果たす。
【0029】
【0030】
【0031】(1)この発明の請求項1に係る制御処理 図2は、図1に示した光ディスクシステムにおけるこの
発明の請求項1に係る制御処理を示すフローチャートで
ある。
【0032】上位装置1の制御部2は、ドライブ装置1
0における記録レーザパワー最適化(OPC)の実行
時、I/F制御部3を介してドライブ装置番号,ディス
クID,光ディスク20の回転速度に該当する最適記録
パワー,ドライブ装置10のROM12に格納された制
御ソフトウェアのバージョンを取得し、制御部2内のR
AMに記憶する。
【0033】そして、上位装置1の制御部2は、光ディ
スク20への書き込みが実行されたら、すなわち、書き
込み指示があったら、ステップ(図中「S」で示す)1
で制御部2内のRAMに保持しているドライブ装置番
号,ディスクID,光ディスク20の回転速度に該当す
る最適記録パワー,ROM12の制御ソフトウェアのバ
ージョンをチェックし、ステップ2へ進んでデータ書き
込み対象の光ディスク20のディスクIDが制御部2内
のRAMに保持されており、そのディスクIDに対応す
る書き込み時の回転速度に該当する最適記録パワーを保
持しているか否かを判断する。
【0034】ステップ2の判断で制御部2内のRAMに
書き込み時の回転速度に該当する最適記録パワーを保持
しているなら、ステップ5へ進んでドライブ装置10に
対して指示し、その最適記録パワーで光ディスク20に
対するデータの書き込みを実行し、この処理を終了す
る。
【0035】ステップ2の判断で書き込み時の回転速度
に該当する最適記録パワーを保持していないとき、また
は、制御部2内のRAMに保持したものとROM12の
制御ソフトウェアのバージョンが一致しなかったなら、
ステップ3へ進んでドライブ装置10に指示して光ディ
スク20に対するOPCを実行する。
【0036】ステップ4へ進んで、そのOPCによって
測定された最適記録パワー,ドライブ装置番号,ディス
クID,制御ソフトウェアのバージョンを取得して制御
部2内のRAMに記憶して保持し、ステップ5へ進んで
ドライブ装置10に対して指示し、その最適記録パワー
で光ディスク20に対するデータの書き込みを実行し、
この処理を終了する。
【0037】このようにして、上位装置1は、ドライブ
装置10の制御ソフトウェアが新しいバージョンに変更
されて仕様が変わったとき、古いバージョンの制御ソフ
トウェアで測定された最適記録パワーは使用せず、再度
OPCを実行させて得られた最適記録パワーを用いるよ
うにするので、最適記録パワーに関する仕様が変わって
も正確な記録パワーでデータを書き込むことができる。
【0038】(2)この発明の請求項2に係る制御処理 光ディスクシステムにおいて、ドライブ装置の制御ソフ
トウェアのバージョンが更新される度に以前取得した最
適記録パワーが使用できるにも係らず、必ずOPCを実
行しなければならないのではPCA領域を有効に活用で
きなくなるし、データ書き込み時の処理時間が遅延す
る。そこで、この発明の請求項2に係る制御処理では、
上記のような不具合を解消するものである。
【0039】図3は、図1に示した光ディスクシステム
におけるこの発明の請求項2に係る制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【0040】上位装置1の制御部2は、ドライブ装置1
0の制御ソフトウェアのバージョンアップを行なうと
き、ステップ(図中「S」で示す)11でドライブ装置
10のROM12の制御ソフトウェアを書き換えてバー
ジョンアップし、ステップ12へ進んでその書き換えた
制御ソフトウェアのバージョンと制御部2内のRAMに
保持している最適記録パワーを測定したときの制御ソフ
トウェアのバージョンとの互換性をチェックする。
【0041】そして、ステップ13へ進んで上記チェッ
ク結果に基づいて、制御部2のRAMに記憶されている
上記書き換えた制御ソフトウェアのバージョンと互換性
が無い最適記録パワーを無効とし、以後その最適記録パ
ワーを使用しないようにして、この処理を終了する。
【0042】このようにして、上位装置1は、ドライブ
装置10の制御ソフトウェアをバージョンアップしたと
き、自装置内に記憶している古いバージョンのときに測
定し、新しいバージョンと互換性の無い最適記録パワー
のみを無効にするので、制御ソフトウェアのバージョン
アップの度にOPCを実行する必要が無くなり、PCA
領域を節約することができる。
【0043】(3)この発明の請求項3に係る制御処理 図4は、図1に示した光ディスクシステムにおけるこの
発明の請求項3に係る制御処理を示すフローチャートで
ある。
【0044】上位装置1の制御部2は、光ディスク20
への書き込み実行時、ステップ(図中「S」で示す)2
1で制御部2内のRAMに保持しているドライブ装置番
号とディスクIDとをチェックし、ステップ22へ進ん
で制御部2内のRAMに保持しているドライブ装置番号
とディスクIDが、接続されているドライブ装置10の
ドライブ装置番号とそのドライブ装置10に挿入されて
いる光ディスク20のディスクIDにそれぞれ一致する
か否かを判断する。
【0045】ステップ22の判断でドライブ装置番号と
ディスクIDがそれぞれ一致したとき、ステップ23へ
進んで制御部2内のRAMに保持している制御ソフトウ
ェアのバージョンをチェックし、ステップ24へ進んで
制御部2内のRAMに保持している制御ソフトウェアの
バージョンと、接続されているドライブ装置10のRO
M12に格納されている制御ソフトウェアのバージョン
とが一致するか否かを判断する。
【0046】ステップ24の判断で制御ソフトウェアの
バージョンが一致したとき、ステップ27へ進んで制御
部2内のRAMに保持した上記ドライブ装置番号とディ
スクIDに対応する最適記録パワーでドライブ装置10
にデータの書き込みを実行させ、この処理を終了する。
【0047】ステップ24の判断で制御ソフトウェアの
バージョンが一致しなかったとき、ステップ25へ進ん
でドライブ装置10から最適記録パワーの互換性情報を
取得する。すなわち、ドライブ装置10からROM12
の現在の制御ソフトウェアのバージョンの最適記録パワ
ーと互換性の有る過去のバージョン情報を転送させて取
得する。この互換性情報は、例えば、ドライブ装置10
のRAM13に記憶するようにすると良い。
【0048】ステップ26へ進んでドライブ装置10か
ら取得した互換性情報に基づいて制御部2内のRAMに
保持された最適記録パワーを測定したときの制御ソフト
ウェアが現在の制御ソフトウェアと互換性ありか否かを
判断し、互換性有りなら最適記録パワーに有効性有りと
判定し、ステップ27へ進んで制御部2内のRAMに保
持した上記ドライブ装置番号とディスクIDに対応する
最適記録パワー、すなわち、以前の古いバージョンの制
御ソフトウェアで測定された最適記録パワーでドライブ
装置10にデータの書き込みを実行させ、この処理を終
了する。
【0049】ステップ22の判断でドライブ装置番号と
ディスクIDがそれぞれ一致しなかったとき、すなわ
ち、制御部2内のRAMに保持しているドライブ装置番
号とディスクIDが、接続されているドライブ装置10
のドライブ装置番号とそのドライブ装置10に挿入され
た光ディスク20のディスクIDに該当しなかったと
き、また、ステップ26の判断で制御部2内のRAMに
保持された最適記録パワーが現在の制御ソフトウェアと
互換性無しと判断されたとき、すなわち、制御部2内の
RAMに保持している最適記録パワーを測定したときの
制御ソフトウェアのバージョンが現在の制御ソフトウェ
アと互換性無しと判断されたとき、ステップ28へ進
む。
【0050】ステップ28ではドライブ装置10に光デ
ィスク20へのOPCを実行させ、ステップ29へ進ん
でそのOPCによって測定された最適記録パワー,ドラ
イブ装置番号,ディスクID,制御ソフトウェアのバー
ジョンを取得し、それらを制御部2のRAM内に対応さ
せて記憶して保持し、ステップ27へ進んで制御部2内
のRAMに保持した上記ドライブ装置番号とディスクI
Dに対応する最適記録パワー、すなわち、現在のバージ
ョンの制御ソフトウェアで測定された最適記録パワーで
ドライブ装置10にデータの書き込みを実行させ、この
処理を終了する。
【0051】このようにして、ドライブ装置10に制御
ソフトウェアのバージョンと最適記録パワーとの互換性
情報を保持することにより、上位装置1は、ドライブ装
置10の制御ソフトウェアのバージョンアップを行なっ
た際、現在のバージョンでも以前のバージョンの際に測
定された最適記録パワーが問題無く使用できるときには
そのまま使用し、以前のバージョンの際に測定された最
適記録パワーが現在の制御ソフトウェアのバージョンで
は使用できないときには、新ためてOPCを実行して最
適記録パワーを求めるので、単に制御ソフトウェアのバ
ージョンが違うだけでOPCを実行する必要が無くな
り、PCA領域を節約することができる。
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
【0058】
【0059】
【0060】
【0061】
【0062】
【0063】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る光ディスクシステムによれば、接続されたドライブ装
置の制御ソフトウェアが新しいバージョンに変更されて
最適記録パワーに関する仕様が変わっても、正確な記録
パワーでデータを書き込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である光ディスクシステ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した光ディスクシステムにおけるこの
発明の請求項1に係る制御処理を示すフローチャートで
ある。
【図3】図1に示した光ディスクシステムにおけるこの
発明の請求項2に係る制御処理を示すフローチャートで
ある。
【図4】図1に示した光ディスクシステムにおけるこの
発明の請求項3に係る制御処理を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1:上位装置 2:制御部 3:I/F制御部 10:ドライブ装置 11:CPU 12:ROM 13:RAM 14:I/F制御部 15:リード/ライト制御部 20:光ディスク

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクに対するデータの読み書きを
    行なうドライブ装置と、該ドライブ装置を介して光ディ
    スク上のデータの読み書きを行なう上位装置とからなる
    光ディスクシステムにおいて、 前記上位装置に、前記ドライブ装置における記録レーザ
    パワー最適化の実行時に、ドライブ装置番号,ディスク
    ID,回転速度,最適記録パワー,及び前記ドライブ装
    置の制御ソフトウェアのバージョンとを取得してそれら
    を対応させて保持する保持手段と、 前記ドライブ装置に光ディスクが挿入されたとき、前記
    ドライブ装置のドライブ番号と前記光ディスクのディス
    クIDが前記保持手段に保持されており、前記ドライブ
    装置の制御ソフトウェアのバージョンが前記保持手段に
    保持されている制御ソフトウェアのバージョンよりも新
    しいとき、前記挿入された光ディスクに対する記録レー
    ザパワー最適化を実行し、該記録レーザパワー最適化に
    よって得られた最適記録パワーと新しい制御ソフトウェ
    アのバージョンを記憶する手段とを設けたことを特徴と
    する光ディスクシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ディスクシステムにお
    いて、 前記上位装置に、前記ドライブ装置の制御ソフトウェア
    をバージョンアップするとき、前記保持手段に保持され
    ている互換性の無い最適記録パワーを無効にする制御手
    段を設けたことを特徴とする光ディスクシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光ディスクシステムにお
    いて、 前記ドライブ装置に、最適記録パワーの互換性情報を保
    持する互換性情報保持手段と、該手段に保持された互換
    性情報を前記上位装置へ転送する互換性情報転送手段と
    を設け、 前記上位装置に、前記ドライブ装置から転送された互換
    性情報に基づいて前記保持手段に保持された最適記録パ
    ワーの有効性を決定する手段を設けたことを特徴とする
    光ディスクシステム。
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