JP3228118B2 - 額 縁 - Google Patents

額 縁

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JP3228118B2
JP3228118B2 JP04233796A JP4233796A JP3228118B2 JP 3228118 B2 JP3228118 B2 JP 3228118B2 JP 04233796 A JP04233796 A JP 04233796A JP 4233796 A JP4233796 A JP 4233796A JP 3228118 B2 JP3228118 B2 JP 3228118B2
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドア、引き戸、家
具の扉等の鏡板を取り付ける額縁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来例を示す断面図である。図
5に示すように、従来例においては、先ず、一対の柱状
の額縁部材103a、103bの内側面の各々に鏡板当
接板104a、104bを取り付けていた。次いで、一
方の額縁部材103aの取り付け部105aをドアパネ
ル102の開口部の端部に係合させて、適宜箇所におい
て、額縁部材103aの内側からねじ107を挿通し
て、額縁部材103aをドアパネル102の内側面に固
定する。同様にして、ドアパネル102の開口部の端部
全周において、額縁部材103aをドアパネル102の
内側面に固定する。
【0003】次いで、ドアパネル102の開口部の端部
の一部において、他方の額縁部材103bの取り付け部
105bをドアパネル102の開口部の端部に係合させ
ると共に、鏡板当接板104bを鏡板当接板104aに
着設し、両鏡板当接板104a、104bを着設するこ
とにより、両鏡板当接板104a、104b間の端部に
形成される溝106に鏡板101を挿入して、両鏡板当
接板104a、104bで鏡板101を挟持して、適宜
箇所において、額縁部材103bの内側からねじ107
を挿通して、額縁部材103bをドアパネル102の内
側面に固定する。
【0004】そして、ドアパネル102の開口部の端部
全周において、額縁部材103bをドアパネル102の
内側面に固定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例におい
ては、額縁部材103の他に、別部材としての鏡板当接
板104が必要であり、一対の額縁部材103a、10
3bの内側面の各々に鏡板当接板104a、104bを
取り付ける作業が必要であり、パネル102の施工が煩
雑になっていた。また、鏡板当接板104は、鏡板10
1を挟持するものであり、一定の硬度を有するため、鏡
板101に振動が発生した場合に、その振動音を吸収す
ることができないという不都合があった。本発明はこの
点に鑑みてなされたものであり、ドア等の施工を簡略化
できると共に、鏡板の振動音を吸収できる額縁を提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
額縁は、鏡板を組み込んで、その周囲をパネルに取り付
けられる額縁において、額縁を低発泡樹脂で構成すると
共に、鏡板に当接する鏡板当接面に軟質樹脂を一体成型
して鏡板当接部となしたことを特徴とするものである。
【0007】更に、本発明の請求項記載の額縁は
縁を、両側から鏡板を挟持する一対の額縁部材で構成
し、少なくとも一方の額縁部材の内側面の内端縁に、額
縁部材の全長に沿った切り欠き凹部を設けて、両額縁部
材間に鏡板を挿入する溝を形成し、前記切り欠き凹部の
内面に沿った断面略L字状の鏡板当接部を形成して、該
断面略L字状の鏡板当接部が鏡板の側面と平面部の二面
に当接されるように成したことを特徴とするものであ
る。
【0008】本発明の請求項記載の額縁は、請求項
記載の額縁において、額縁の表面全面にわたり化粧シー
トを貼着して成ることを特徴とするものである。
【0009】本発明の請求項記載の額縁は、請求項
記載の額縁において、鏡板当接部の端面が、額縁部材と
連続すると共に額縁の表面を形成して成ることを特徴と
するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一の実施形態で
ある額縁3の使用状態における要部断面図である。図2
は、同実施形態である額縁3の要部拡大断面図である。
図3は、同実施形態である額縁3を使用して組み立てら
れたドアの正面図である。
【0011】図1乃至図3に示されるように、この額縁
3は、鏡板としてのガラス板5を組み込んで、その周囲
をドア用のパネル2に取り付けられる額縁3において、
額縁3を低発泡樹脂で構成すると共に、ガラス板5に当
接する鏡板当接面に軟質樹脂を一体成型して鏡板当接部
4となしたものである。
【0012】また、この場合には、額縁3を、両側から
ガラス板5を挟持する一対の柱状の額縁部材7a、7b
で構成し、一方の額縁部材7aの内側面の内端縁に、額
縁部材7aの全長に沿った切り欠き凹部8を設けて、両
額縁部材7a、7b間にガラス板5を挿入する溝9を形
成し、前記切り欠き凹部8の内面に沿った断面略L字状
の鏡板当接部4a及び4bを形成している。
【0013】額縁3を低発泡樹脂で構成することによ
り、一定の硬度を確保できるため、額縁3により、ガラ
ス板5を挟持可能としている。さらに、鏡板1に当接す
る鏡板当接面に軟質樹脂を一体成型して鏡板当接部4と
なすことにより、ガラス板5に当接するのは軟質樹脂で
あるため、ドアが振動し、ガラス板5が振動した場合
に、ガラス板5の振動音を吸収することができる。ま
た、ガラス板5を保護することもできる。
【0014】即ち、額縁3は、一定の硬度を確保しつ
つ、ガラス板5に当接する鏡板当接部4のみを軟質樹
脂、即ち、柔らかい樹脂で形成し、ガラス板5の振動音
を吸収することを可能としている。
【0015】さらに、鏡板当接部4と額縁3とを一体成
型して一部材としたことにより、ドアの施工を簡略化す
ることができる。
【0016】額縁3を構成する低発泡樹脂としては、塩
化ビニル樹脂が使用されているが、その他の合成樹脂を
使用することもできる。鏡板当接部4を構成する軟質樹
脂としては、塩化ビニル樹脂が使用されているが、その
他の合成樹脂を使用することもできる。額縁部材7の材
質としては、木質材料、プラスチック等を使用できる。
なお、鏡板としては、ガラス板5の他に、木質化粧板等
が使用される場合が有る。
【0017】以下に、図1乃至図3に基づいて、この額
縁3の使用方法について説明する。先ず、一方の額縁部
材7aの取り付け部12aをパネル2の開口部の端部に
係合させて、適宜箇所において、額縁部材7aの内側か
らねじ11を挿通して、額縁部材7aをパネル2の内側
面に固定する。同様にして、パネル2の開口部の端部全
周において、額縁部材7aをパネル2の内側面に固定す
る。
【0018】次いで、パネル2の開口部の端部の一部に
おいて、他方の額縁部材7bの取り付け部12bをパネ
ル2の開口部の端部に係合させると共に、一対の額縁部
材7a、7bで形成される溝9にガラス板5を挿入し
て、これを、額縁部材7aの内側面の内端縁の断面略L
字状の鏡板当接部4a及び4bに当接させることによ
り、両額縁部材7a、7bで両側からガラス板5を挟持
する。
【0019】そして、適宜箇所において、額縁部材7b
の内側からねじ11を挿通して、額縁部材7bをパネル
2の内側面に固定する。そして、パネル2の開口部の端
部全周において、額縁部材7bをパネル2の内側面に固
定して、ガラス板5及び両額縁部材7a、7bのパネル
2への固定を完了する。この状態が図3に示される。
【0020】図3に示されるように、パネル2の開口部
の端部全周において、ガラス板5は一対の額縁部材7
a、7bで挟持される。
【0021】このように、額縁3を、両側からガラス板
5を挟持する一対の額縁部材7a、7bで構成すること
により、ガラス板5を確実に挟持することができる。ま
た、断面略L字状の鏡板当接部4a及び4bにより、ガ
ラス板5の側面と平面部の二面を保護することができ
る。
【0022】なお、断面略L字状の鏡板当接部4a及び
4bは、両方の額縁部材7の内側面の内端縁に形成され
ていてもよく、この場合には、ガラス板5の側面と表裏
両側の平面部の三面を保護することができる。
【0023】この場合には、鏡板当接部4と額縁3とを
一体成型して一部材としたことにより、鏡板当接部4と
額縁3と固定する作業が不要となり、ドアの施工を簡略
化することができる。
【0024】また、ガラス板5に当接するのは鏡板当接
部4である。即ち、軟質樹脂であるため、使用中に、ド
アが振動し、ガラス板5が振動した場合においても、ガ
ラス板5の振動は鏡板当接部4が変形することにより吸
収されるため、ガラス板5の振動音が発生することはな
い。
【0025】さらに、鏡板当接部4により、額縁部材7
と当接する部分のガラス板5を充分に保護でき、ドアの
施工中等にガラス板5に割れ、欠け等が生じるという不
都合もない。
【0026】なお、図2に示されるように、鏡板当接部
4aの表面がねじ山状に形成されており、これにより、
ガラス板5がずれることを防止することができる。
【0027】図4は、本発明の別の実施形態である額縁
3の使用状態における要部断面図である。この額縁3
と、図1乃至図3に示される額縁3との相違点は、鏡板
当接部4aの端面が、額縁部材7a連続すると共に額
縁3の表面を形成する点と、額縁3の表面全面にわたり
化粧シート13を貼着している点である。従って、化粧
シート13は前記鏡板当接部4aの端面に至るまで延設
されていることになる。その他の構成は、図1乃至図3
に示される額縁3と同様である。
【0028】このように、額縁3の表面全面、即ち、額
縁3の露出面全面にわたり化粧シート13を貼着するこ
とにより、額縁3の外観品質を向上させることができ
る。また、額縁3の模様をパネル2の模様に合わせるこ
とにより、デザインの統一を図ることもできる。
【0029】また、鏡板当接部4aの端面を額縁部材7
aと連続させることにより、ガラス板5及び額縁3をパ
ネル2へ固定した状態で、ガラス板5と額縁3との隙間
をなくすことができる。
【0030】さらに、鏡板当接部4aの端面が額縁3の
表面を形成することにより、鏡板当接部4aの端面にも
化粧シート13が貼着されることになるため、ガラス板
5及び額縁3をパネル2へ固定した状態では、鏡板当接
部4aが目立ちにくくなり、ドアの外観を向上させるこ
とができる。
【0031】この額縁3の使用方法は、図1乃至図3に
示される額縁3と同様であり、図1乃至図3に示される
額縁3と同様の効果をも奏するものである。
【0032】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の額縁は、鏡板当
接部と額縁とを一体成型して一部材としたことにより、
鏡板当接部と額縁と固定する作業が不要となり、ドアの
施工を簡略化することができる。
【0033】また、鏡板に当接するのは軟質樹脂で構成
される鏡板当接部であるため、使用中に、ドアが振動
し、鏡板が振動した場合においても、鏡板の振動は鏡板
当接部が変形することにより吸収されるため、鏡板の振
動音が発生することはない。
【0034】更に、本発明の請求項記載の額縁は
縁を、両側から鏡板を挟持する一対の額縁部材で構成す
ることにより、鏡板を確実に挟持することができる。ま
た、断面略L字状の鏡板当接部が鏡板の側面と平面部の
二面に当接されるように成っているので、該鏡板は充分
に保護されて確実に挟持される。
【0035】本発明の請求項記載の額縁は、請求項
記載の額縁の効果に加えて、額縁の外観品質を向上させ
ることができる。また、額縁の模様をパネルの模様に合
わせることにより、デザインの統一を図ることもでき
る。
【0036】本発明の請求項記載の額縁は、請求項
記載の額縁の効果に加えて、鏡板当接部の端面を額縁部
材と連続させることにより、鏡板と額縁との隙間をなく
すことができる。また、鏡板当接部の端面が額縁の表面
を形成することにより、鏡板当接部の端面にも化粧シー
トが貼着されることになるため、鏡板及び額縁をパネル
へ固定した状態では、鏡板当接部が目立ちにくくなり、
ドアの外観を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施形態である額縁の使用状態に
おける要部断面図である。
【図2】同実施形態である額縁の要部拡大断面図であ
る。
【図3】同実施形態である額縁を使用して組み立てられ
たドアの正面図である。
【図4】本発明の別の実施形態である額縁の使用状態に
おける要部断面図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
2 パネル 3 額縁 4 鏡板当接部 7 額縁部材 8 切り欠き凹部 9 溝 13 化粧シート

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡板を組み込んで、その周囲をパネルに
    取り付けられる額縁において、額縁を低発泡樹脂で構成
    すると共に、鏡板に当接する鏡板当接面に軟質樹脂を一
    体成型して鏡板当接部となしたものであり、前記額縁
    を、両側から鏡板を挟持する一対の額縁部材で構成し、
    少なくとも一方の額縁部材の内側面の内端縁に、額縁部
    材の全長に沿った切り欠き凹部を設けて、両額縁部材間
    に鏡板を挿入する溝を形成し、前記切り欠き凹部の内面
    に沿った断面略L字状の鏡板当接部を形成して、該断面
    略L字状の鏡板当接部が鏡板の側面と平面部の二面に当
    接されるように成したことを特徴とする額縁。
  2. 【請求項2】 額縁の表面全面にわたり化粧シートを貼
    着して成ることを特徴とする請求項記載の額縁。
  3. 【請求項3】 鏡板当接部の端面が、額縁部材と連続す
    ると共に額縁の表面を形成して成ることを特徴とする請
    求項記載の額縁。
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