JP3227878B2 - 電気自動車の駆動力制御装置 - Google Patents

電気自動車の駆動力制御装置

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JP3227878B2
JP3227878B2 JP07114493A JP7114493A JP3227878B2 JP 3227878 B2 JP3227878 B2 JP 3227878B2 JP 07114493 A JP07114493 A JP 07114493A JP 7114493 A JP7114493 A JP 7114493A JP 3227878 B2 JP3227878 B2 JP 3227878B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/15Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/06Differential gearings with gears having orbital motion
    • F16H48/10Differential gearings with gears having orbital motion with orbital spur gears
    • F16H48/11Differential gearings with gears having orbital motion with orbital spur gears having intermeshing planet gears

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気自動車の駆動力制御
装置に係り、特に、坂路などでの停車時に電動モータの
トルク制御を行う制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気自動車は、トルクコンバータを有す
るオートマチック車両のようなクリープトルクが無いた
め、坂路発進では瞬時にブレーキペダルからアクセルペ
ダルに踏み換えたり、サイドブレーキを使用したりしな
ければならないなど、オートマチック車両の運転に慣れ
た者にとっては運転操作が面倒で難しく、車両がずり下
がってしまうことがあった。これに対し、アクセルOF
Fで車速が所定の微速度領域にある場合には、走行方向
と逆方向の制動トルクを発生させるように電動モータの
トルク制御を行うことにより、坂路などでの停車時にお
ける車両のずり下がりを防止することが、例えば特開平
2−65604号公報等で提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の駆動力制御装置は、フットブレーキなどによる車
両停止時にも電動モータによる制動トルクが発生させら
れるため、無用な電力消費を招いて好ましくない。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、電力消費を抑制する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、第1発明は、電気自動車の駆動力制御装置であっ
て、(a) 車速が略零であるか否かを判断する手段と、
(b) ブレーキのON、OFFを検知する手段と、(c) ア
クセルのON、OFFを検知する手段と、(d)ブレーキ
がONで車両が停止状態の時のブレーキ力を検出するブ
レーキ力検出手段と、(e) 車速が略零におけるブレーキ
OFF時で且つアクセルOFF時のモータトルクと、車
速が略零におけるブレーキON時のモータトルクとを異
ならせるとともに、車速が略零でブレーキがONからO
FFへ切り換えられた場合には、そのブレーキがONの
時に前記ブレーキ力検出手段によって検出されたブレー
キ力に応じて前記モータトルクを制御するモータトルク
制御手段と、を有することを特徴とする。第2発明は、
第1発明の電気自動車の駆動力制御装置において、前記
モータトルク制御手段は、車速が略零におけるブレーキ
OFF時で且つアクセルOFF時のモータトルクを、車
両傾斜時に車速を略零に維持するように、勾配方向によ
りトルク方向を変えるものであることを特徴とする。第
3発明は、(a) 車速が略零であるか否かを判断する手段
と、(b) ブレーキのON、OFFを検知する手段と、
(c) ブレーキがONで車両が停止状態の時のブレーキ力
を検出するブレーキ力検出手段と、(d) 車速が略零時に
ブレーキがONかOFFかによってモータトルクを異な
らせるとともに、車速が略零でブレーキがONからOF
Fへ切り換えられた場合には、そのブレーキがONの時
に前記ブレーキ力検出手段によって検出されたブレーキ
力に応じて前記モータトルクを制御するモータトルク制
御手段と、を有することを特徴とする。
【0006】
【作用】第1発明、第2発明の電気自動車の駆動力制御
装置においては、車速が略零でブレーキがONからOF
Fへ切り換えられた場合には、そのブレーキがONで車
両停止時のブレーキ力に応じてモータトルクが制御され
るため、例えば登り坂で停車した後に発進する際のアク
セルOFFで且つブレーキOFF時にブレーキON時の
ブレーキ力に応じてモータトルクによって駆動力を発生
させることにより、ペダルの踏み換え等の間に車両がず
り下がることが防止される。車速が略零時にブレーキが
ONかOFFかによってモータトルクを異ならせる第3
発明においても、例えば登り坂で停車した後に発進する
際のブレーキOFF時にブレーキON時のブレーキ力に
応じてモータトルクによって駆動力を発生させることに
より、ペダルの踏み換え等の間に車両がずり下がること
が防止される。
【0007】
【発明の効果】ここで、第1発明、第2発明の駆動力制
御装置は、車速が略零におけるブレーキOFF時で且つ
アクセルOFF時のモータトルクと、車速が略零におけ
るブレーキON時のモータトルクとが異なるため、例え
ばブレーキが解除されたブレーキOFF時にのみモータ
トルク制御を実施したり、ブレーキON状態の車両停止
時にはブレーキ力を補完するように比較的小さなトルク
を発生させたりすることにより、無駄な電力消費が節減
されて走行距離を延ばすことができる。車速が略零時に
ブレーキがONかOFFかによってモータトルクを異な
らせる第3発明においても、例えばブレーキが解除され
たブレーキOFF時にのみモータトルク制御を実施した
り、ブレーキON状態の車両停止時にはブレーキ力を補
完するように比較的小さなトルクを発生させたりするこ
とにより、無駄な電力消費が節減されて走行距離を延ば
すことができる。また、何れの発明においても、車速が
略零でブレーキがONからOFFへ切り換えられた場合
には、そのブレーキがONで車両停止時のブレーキ力に
応じてモータトルクが制御されるため、路面の勾配や車
両重量の相違などに拘らず常に適切な駆動力が速やかに
得られて車両のずり下がりが良好に防止される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は、本発明が適用された電気自動車
の制御系統を説明するブロック線図で、図2および図3
は、駆動装置10の一例を詳しく示す断面図および骨子
図である。この駆動装置10は、電動モータ12および
減速機16を備えて構成されており、電動モータ12の
出力軸14から出力された動力は、遊星歯車式減速機1
6において減速された後、遊星歯車式差動装置18にお
いて左右の駆動系に分配される。一方の動力は、左側第
1等速継手20L、左側車軸22L、左側第2等速継手
24Lを介して図示しないサスペンション装置に支持さ
れた左側駆動輪26Lへ伝達され、他方の動力は、円筒
状の出力軸14を貫通してその出力軸14と同心に配設
された中間軸28、右側第1等速継手20R、右側車軸
22R、右側第2等速継手24Rを介して図示しないサ
スペンション装置に支持された右側駆動輪26Rへ伝達
されるようになっている。駆動輪26L,26Rは、4
本の車輪から成る電気自動車の前輪または後輪を構成し
ている。
【0009】上記電動モータ12は、円筒状ハウジング
30とその両端部に嵌合された第1サイドハウジング3
2および第2サイドハウジング34などから成るハウジ
ング内に収容されて、その出力軸14が車両の左右方向
と平行になる姿勢で配設されている。円筒状ハウジング
30の内周面にはコイルを有するステータ36が固定さ
れているとともに、出力軸14にはステータ36と同心
にロータ40が固定されている。かかる電動モータ12
としては、永久磁石型ACモータ,誘導モータ,同期モ
ータ,DCモータ等、種々のモータが用いられ得る。
【0010】減速機16は、図3から明らかなように、
前記出力軸14の軸端に連結された第1サンギヤ42
S、第1キャリヤ42Cによって回転可能に支持されて
第1サンギヤ42Sと噛み合う遊星ギヤ42P、この遊
星ギヤ42Pと噛み合うリングギヤ42Rから成る第1
遊星歯車装置42と、上記第1キャリヤ42Cに連結さ
れた第2サンギヤ44S、その第2サンギヤ44Sと噛
み合う第2遊星ギヤ44P、その第2遊星ギヤ44Pと
噛み合う位置固定の第2リングギヤ44R、第2遊星ギ
ヤ44Pを回転可能に支持して前記第1リングギヤ42
Rに連結された第2キャリヤ44Cから成る第2遊星歯
車装置44とを備えている。これにより、減速機16
は、電動モータ12から第1サンギヤ42Sへ入力され
た回転を所定の減速比にしたがって減速し、上記第2キ
ャリヤ44Cから後段の遊星歯車式差動装置18の第3
リングギヤ46Rへ出力する。
【0011】差動装置18は、ダブルピニオン型の遊星
歯車装置であって、前記左側第1等速継手20Lの右端
に連結された第3サンギヤ46S、前記第2キャリヤ4
4Cと連結された第3リングギヤ46R、第3サンギヤ
46Sおよび第3リングギヤ46Rの一方および他方と
各々噛み合い且つ互いに噛み合う複数対の第3遊星ギヤ
46P、46P、それら複数対の第3遊星ギヤ46P、
46Pを回転可能に支持して前記中間軸28の左端に連
結された第3キャリヤ46Cを備えている。これによ
り、差動装置18は、その第3リングギヤ46Rに入力
された動力を分配して、左側駆動輪26Lに作動的に連
結された第3サンギヤ46Sと右側駆動輪26Rに作動
的に連結された第3キャリヤ46Cとへそれぞれ出力す
る。
【0012】図1に戻って、前記電動モータ12は、バ
ッテリ等の電源50からモータ駆動制御回路52を経て
駆動電力が供給されることにより正逆両方向へ回転駆動
される。モータ駆動制御回路52はインバータ等であ
り、モータ制御用コンピュータ54から供給される指令
信号STに従って、駆動電力の周波数や電流等を変更す
ることにより電動モータ12の出力トルクを制御すると
ともに、電動モータ12が強制回転させられることによ
り発生した電力を電源50に蓄積する回生制動トルクを
制御する。モータ制御用コンピュータ54は、CPU5
6,RAM58,ROM60,水晶発振子等のクロック
信号源62,図示しないA/Dコンバータ,入出力イン
タフェース回路等を備えて構成され、RAM58の一時
記憶機能を利用しつつROM60に予め記憶されたプロ
グラムに従って信号処理を行い、前記指令信号STをモ
ータ駆動制御回路52に出力することにより電動モータ
12の出力トルクや回生制動トルクを制御する。
【0013】上記モータ制御用コンピュータ54には、
アクセル操作量センサ64,モータ回転速度センサ6
6,シフトポジションセンサ68,ブレーキスイッチ7
0,油圧センサ72等が接続され、アクセルペダルの操
作量Acを表すアクセル操作量信号SAc,電動モータ
12の回転速度Nmを表すモータ回転速度信号SNm,
シフトレバーの操作レンジを表すシフトポジション信号
SSh,ブレーキ操作手段としてのブレーキペダル74
が踏込み操作されているか否かを表すブレーキ信号S
B,ブレーキペダル74の踏込み操作によって発生する
ブレーキマスタシリンダのブレーキ油圧Pを表す油圧信
号SPがそれぞれ供給される。シフトレバーは運転席の
近傍に配設され、車両を前進させるD(ドライブ)レン
ジ,後退させるR(リバース)レンジ,駐車する際のP
(パーキング)レンジ,電動モータ12のフリー回転を
許容するN(ニュートラル)レンジなどに選択操作され
るものである。また、ブレーキスイッチ70は、ブレー
キペダル74が原位置から踏込み操作されることにより
ONとなるリミットスイッチ等にて構成される。
【0014】次に、上記モータ制御用コンピュータ54
による駆動力制御について、図4図6のフローチャー
トを参照しつつ説明する。なお、この図4図6のフロ
ーチャートは、例えば数十msec程度の予め定められ
た所定のサイクルタイムで繰り返し実行される。
【0015】ステップS1ではモータ回転速度信号SN
mが表すモータ回転速度Nmに基づいて算出される車速
Vが零か否かを判断し、ステップS2ではブレーキ信号
SBに基づいてブレーキペダル74が踏込み操作された
ブレーキON状態か否かを判断する。そして、それ等の
判断が共にYESの場合にステップS3を実行し、目標
トルクToを零とするとともに、この目標トルクToを
表す指令信号STをモータ駆動制御回路52に出力する
ことにより、電動モータ12の出力トルクが目標トルク
To、この場合には零となるように制御する。次のステ
ップS4では油圧信号SPが表すブレーキ油圧Pを読み
込み、ステップS5では、そのブレーキ油圧Pに基づい
てブレーキ力に対応する制動力が得られるような電動モ
ータ12の出力トルクを制御トルクTmに設定する。ブ
レーキ力は、ホイールシリンダの受圧面積や摩擦材の摩
擦係数などに応じてブレーキ油圧Pにより一義的に定ま
るため、ブレーキ油圧Pはブレーキ力に対応する。ま
た、ブレーキ力に対応する制動力が得られるような制御
トルクTmは、上記ホイールシリンダの受圧面積や摩擦
材の摩擦係数、減速機16の減速比、駆動輪26L,2
6Rの径寸法などに基づいてブレーキ油圧Pをパラメー
タとして予め定められた演算式、或いは実験やシミュレ
ーション等の結果をもとに予めROM60等に記憶され
たデータマップなどから求められる。その後、ステップ
S6でフラグF1を「1」にするとともにフラグF2を
「0」にし、ステップS7でタイマTimAをリセットす
る。
【0016】前記ステップS1,S2の少なくとも一方
がNOの場合には、ステップS8を実行し、シフトポジ
ション信号SShおよびブレーキ信号SBに基づいて、
シフトレバーの操作レンジがDレンジで且つブレーキペ
ダル74が踏込み操作されていないブレーキOFF状態
であるか否かを判断する。Dレンジで且つブレーキOF
Fの場合は、ステップS9においてフラグF1が「1」
か否かを判断する。フラグF1は前記ステップS6で
「1」とされるため、ブレーキ操作による車両停止状態
からDレンジでブレーキ解除された場合には、上記ステ
ップS8,S9の判断は共にYESとなり、ステップS
10以下を実行するが、そうでない場合にはステップS
14で通常のトルク制御を行い、ステップS15でフラ
グF1,F2を共に「0」とする。ステップS14の通
常のトルク制御は、基本的には図7に示すようなデータ
マップに従って、アクセル操作量Acおよびモータ回転
速度Nmに基づいてトルク指令値Taを算出し、そのト
ルク指令値Taを目標トルクToとして指令信号STを
出力することにより、電動モータ12の出力トルクが目
標トルクToすなわちトルク指令値Taと一致するよう
に制御する。また、所定の制動条件を満足する場合に回
生制動トルクを発生させるための指令信号STを出力
し、内燃機関の自動車におけるエンジンブレーキと同様
な制動トルクを発生させ、且つその大きさを制御すると
ともに、その制動トルクに対応する電気エネルギーを電
源50に蓄積させる。
【0017】ステップS10では、アクセル操作量信号
SAcが表すアクセル操作量Acが略零、例えば数%程
度以下のアクセルOFF状態か否かを判断し、アクセル
OFF状態の場合にはステップS11においてフラグF
2が「0」か否かを判断する。フラグF2は前記ステッ
プS6で「0」とされるため、ステップS10以下の各
ステップの実行開始当初は「0」であり、ステップS1
2を実行する。
【0018】ステップS12は、例えば図5のフローチ
ャートに従って行われ、先ずステップSC1において車
速Vが負か否かを判断する。車速Vが負の場合、すなわ
ち路面が登り勾配でブレーキOFFにより車両が後退し
た場合には、ステップSC2において現在の目標トルク
Toに予め定められた一定値αを加算し、その新たな目
標トルクToを表す指令信号STをモータ駆動制御回路
52に出力することにより、電動モータ12の出力トル
クを一定値αだけ増大させる。また、ステップSC3で
は、前記ステップS5で設定された制御トルクTmと目
標トルクToとを比較し、To≧Tmか否かを判断す
る。そして、To≧Tmになると、ステップSC4にお
いてタイマTimBをリセットするとともに、ステップS
C5においてフラグF2を「1」とし、以後のサイクル
では図4のステップS11に続いてステップS13を実
行する。すなわち、かかる図5の各ステップの実行開始
当初は通常は目標トルクToが零であるため、急激なト
ルク変化を防止するために1回の制御サイクルで一定値
αずつ目標トルクToを増大させるようにしたのであ
り、また、目標トルクToが制御トルクTmとされて車
両停止中のブレーキ力と同程度の制動力、この場合には
前進方向の駆動力が発生させられることにより、ブレー
キOFF時の車両のずり下がりが速やかに防止される。
【0019】上記ステップSC1の判断がNOの場合、
すなわち車速Vが負でない場合には、ステップSC6に
おいて車速Vが零以上で且つ予め定められた判定車速S
PD以下か否かを判断する。この判定車速SPDは、セ
ンサの検出誤差や電動モータ12のトルク制御の精度等
を考慮して零に近い正の一定値が設定される。そして、
0≦V≦SPDでない場合、言い換えれば車速Vが判定
車速SPDより大きい場合で、路面が下り勾配でブレー
キOFFにより車両が前進した場合には、ステップSC
7において現在の目標トルクToから予め定められた一
定値αを減算し、その新たな目標トルクToを表す指令
信号STをモータ駆動制御回路52に出力することによ
り、電動モータ12の出力トルクを一定値αだけ減少さ
せる。また、ステップSC8では、目標トルクToが−
Tm/2以下か否かを判断し、To≦−Tm/2になる
と、前記ステップSC4,SC5を実行する。この場合
も、急激なトルク変化を防止するために1回の制御サイ
クルで一定値αずつ目標トルクToを減少させるように
したのであり、また、目標トルクToが−Tm/2とさ
れ、車両後退方向の駆動力が発生させられることによ
り、ブレーキOFF時の車両前方へのずり下がりが抑制
される。目標トルクToを−Tm/2としたのは、下り
坂でブレーキOFFにより車両が後退してしまうことを
回避するためである。なお、上記ステップSC7の一定
値αは、前記ステップSC2の一定値αと必ずしも一致
させる必要はない。
【0020】上記ステップSC6の判断がYESの場
合、すなわち車速Vが零以上で且つ判定車速SPD以下
の場合には、目標トルクToを変更することなくステッ
プSC10を実行し、タイマTimAの計時内容が予め定
められた一定時間taを超えたか否かを判断する。タイ
マTimAは、前記図4のステップS7でリセットされる
ため、実質的にブレーキ操作が解除された後の経過時間
を計時することになり、一定時間taは、ブレーキ解除
後に路面の勾配により実際に車両が前進または後退する
までの遅れ時間を考慮して定められる。そして、タイマ
TimAの計時内容が一定時間taを超えると、ステップ
SC5でフラグF2を「1」とする。したがって、平坦
路等でブレーキ解除後も車両が全く動かない場合は、目
標トルクTo=0の状態が維持される。
【0021】ステップSC5でフラグF2が「1」とさ
れ、図4のステップS11の判断がNOになると、続い
てステップS13を実行する。このステップS13は、
車両の個体差や経時変化、或いは車両停止中におけるブ
レーキ力のばらつきなどに拘らず、車速Vが零以上で且
つ判定車速SPD以下となるように目標トルクToを補
正するためのもので、例えば図6のフローチャートに従
って行われ、ステップSS1ではタイマTimBの計時内
容が予め定められた一定時間tbを超えたか否かを判断
する。タイマTimBは、目標トルクToが変更された場
合にステップSS4または前記ステップSC4でリセッ
トされ、その目標トルクToの変更後の時間を計時する
もので、一定時間tbは電動モータ12のトルク変化に
伴って実際に車速Vが変化するまでの遅れ時間を考慮し
て設定される。そして、タイマTimBの経時内容が一定
時間tbを超えるまでは目標トルクToを変更しない
が、Tim≧tbになるとステップSS2以下を実行す
る。
【0022】ステップSS2では車速Vが負か否かを判
断し、負の場合にはステップSS3において現在の目標
トルクToに一定値βを加算し、電動モータ12の出力
トルクを一定値βだけ増大させるとともに、ステップS
S4においてタイマTimBをリセットする。ステップS
S2の判断がNOの場合にはステップSS5を実行し、
車速Vが零以上で且つ判定車速SPD以下か否かを判断
する。このステップSS5の判断がNOの場合、言い換
えればSPD<Vの場合には、ステップSS6において
現在の目標トルクToから一定値βを引き算し、電動モ
ータ12の出力トルクを一定値βだけ減少させるととも
に、前記ステップSS4においてタイマTimCをリセッ
トする。また、車速Vが0≦V≦SPDでステップSS
5の判断がYESの場合には、目標トルクToを変更す
ることなくこれ等のステップを繰り返す。これにより、
車速Vが0≦V≦SPDとなるように電動モータ12の
出力トルクが制御される。上記ステップSS6の一定値
βは、ステップSS3の一定値βと必ずしも同じ値であ
る必要はないし、これ等の一定値βが車速Vや、車速V
と判定車速SPDとの速度差等をパラメータとして設定
されるようにすることもできる。
【0023】図4に戻って、前記ステップS10の判断
がNOの場合、すなわちアクセルが踏込み操作された場
合には、続いてステップS16を実行し、前記図7のデ
ータマップに従ってアクセル操作量Acおよびモータ回
転速度Nmに基づいてトルク指令値Taを算出する。次
のステップS17では、現在の目標トルクToと上記ト
ルク指令値Taとを比較し、Ta<Toの場合には前記
ステップS11以下を実行する。また、Ta≧Toの場
合は、ステップS18においてトルク指令値Taを目標
トルクToとし、電動モータ12の出力トルクがトルク
指令値Taとなるように制御するとともに、ステップS
19においてフラグF1を「0」とし、これにより、以
後のサイクルではステップS9に続いてステップS14
の通常のトルク制御が行われるようになる。
【0024】このような本実施例の電気自動車において
は、ブレーキON状態で且つ車両停止時にブレーキ油圧
Pを検出して制御トルクTmを設定し、ブレーキ解除時
には、その制御トルクTmに基づいて電動モータ12の
出力トルクが制御されるため、路面の勾配や車両重量の
相違などに拘らず常に適切な制動力が速やかに得られ、
車両移動距離に応じてトルク制御する従来装置に比較し
て、登り坂での車両のずり下がりや前進・後退振動が良
好に防止される。また、上記ブレーキ油圧Pに基づく電
動モータ12のトルク制御は、ブレーキペダル74の踏
込み操作が解除された後に行われるため、無駄な電力消
費が節減されて走行距離を延ばすことができる。
【0025】本実施例では、モータ制御用コンピュータ
54による一連の信号処理のうち、ステップS1を実行
する部分が、車速Vが略零であるか否かを判断する手段
で、ステップS1、S2、S4を実行する部分が油圧セ
ンサ72と共にブレーキ力検出手段を構成しており、
テップS3、S12、S13を実行する部分がモータト
ルク制御手段である。ステップS3は車速Vが略零にお
けるブレーキON時のモータトルク制御で、ステップS
12およびS13は、車速Vが略零におけるアクセルO
FFで且つブレーキOFF時のモータトルク制御であ
り、本実施例では車両傾斜時に車速Vを略零に維持する
ように、勾配方向によりトルク方向を変えるようになっ
ている。また、ブレーキスイッチ70がブレーキのO
N、OFFを検知する手段で、アクセル操作量センサ6
4がアクセルのON、OFFを検知する手段である。
【0026】次に、本発明の他の実施例を説明する。
は、前記図5に代えて用いられるフローチャートで、
図4におけるステップS12の内容の別の例を示す図で
ある。この実施例では、傾斜角センサ等により車両の傾
斜角θすなわち路面の勾配を検出するようになってお
り、前記ステップS4ではブレーキ油圧Pと共に傾斜角
θを読み込み、ステップS5では、傾斜角θに基づいて
登り勾配か下り勾配かを判断し、登り勾配の場合には制
御トルクTmを正とし、下り勾配の場合には制御トルク
Tmを負とする。また、下り勾配の場合の制御トルクT
mの大きさ、すなわち絶対値は、登り勾配の場合の制御
トルク、すなわちブレーキ油圧Pに応じて前記第1実施
例と同様にして求められる制御トルクTmの例えば1/
2に設定され、傾斜角θが略零の平坦路ではTm=0と
される。
【0027】そして、図8のステップSR1では、上記
ステップS5で設定された制御トルクTmが正か否かを
判断し、正の場合にはステップSR2を実行することに
より、目標トルクToすなわち電動モータ12の出力ト
ルクを一定値αずつ増大させるとともに、その目標トル
クToの絶対値が制御トルクTmの絶対値以上となって
ステップSR5の判断がYESになると、ステップSR
6,SR7でタイマTimBをリセットするとともにフラ
グF2を「1」とする。ステップSR1の判断がNOの
場合にはステップSR3で制御トルクTmが負か否かを
判断し、負の場合にはステップSR4を実行することに
より、目標トルクToすなわち電動モータ12の出力ト
ルクを一定値αずつ減少させ、その目標トルクToの絶
対値が制御トルクTmの絶対値以上となってステップS
R5の判断がYESになると、ステップSR6,SR7
を実行する。また、制御トルクTm=0でステップSR
1,SR3の判断が共にNOの場合には、ステップSR
8において目標トルクToを零とした後、ステップSR
7でフラグF2を「1」とする。
【0028】この場合には、ブレーキ操作が解除される
と直ちに制御トルクTmに応じて電動モータ12のトル
ク制御が開始されるため、前記第1実施例のように車速
Vが0≦V≦SPDの範囲外となってから電動モータ1
2のトルク制御を行う場合に比較して、坂路での車両の
ずり下がりが一層効果的に防止される。例えば、図9
登り勾配で車両を停止したのち発進する場合のトルク変
化の一例を示す図で、一点鎖線はブレーキ力をトルクに
換算したグラフであり、時間t0 はブレーキペダル74
の踏込み操作が解除されたブレーキOFF時の時間であ
る。実線は電動モータ12の実際の出力トルク変化を示
すグラフで、トルク立上り時間t1 から時間t2 までの
間の時間は前記ステップSR2によるトルク漸増期間で
ある。ブレーキOFF時t0 からトルク立上り時間t1
までの間の時間は電動モータ12の応答遅れであるが、
ブレーキ力が完全に零となる前にモータ出力トルクは上
昇を開始するため、車両のずり下がりが良好に回避され
る。なお、二点鎖線は、アクセル操作量Acに基づいて
電動モータ12の出力トルクが制御された場合のグラフ
で、時間t3 は、アクセル操作量Acに応じてモータ出
力トルクが上昇を開始した時間である。
【0029】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、本発明は更に別の態様で実施すること
もできる。
【0030】例えば、前記実施例では下り勾配でも後退
方向の駆動力が発生させられ、車両が前方へずり下がる
ことを抑制するようになっていたが、下り勾配で車両が
前方へずり下がる場合は運転操作上それ程問題にならな
いため、この下り勾配での制動トルク制御は必ずしも必
要でない。なお、下り勾配での制御トルクの大きさは、
登り勾配での制御トルクの大きさの1/2とされていた
が、これは適宜変更できる。
【0031】また、前記実施例ではステップS13で車
速Vが略零となるように電動モータ12のトルク補正を
行うようになっていたが、かかるトルク補正は必ずしも
必要でない。
【0032】上記トルク補正によって実際に車速Vが略
零となった時のトルク値に基づいて制御トルクTmのデ
ータマップを書き換えたり、ブレーキ油圧Pをパラメー
タとする補正マップに記憶したりすることにより、次回
の制動トルク制御では、その新たな制御トルクTm、或
いは補正マップで補正した制御トルクに基づいて制動ト
ルク制御を行うようにすることもできる。その場合に
は、例えば運転者によって異なるブレーキ力のばらつき
に起因する制御誤差を小さくできる。
【0033】また、前記実施例ではブレーキON状態の
車両停止時には目標トルクToが零とされていたが、例
えばブレーキ力を補完するように比較的小さなトルクを
発生させることも可能である。
【0034】また、前記実施例ではブレーキペダル74
によるブレーキ力に基づいてトルク制御を行っていた
が、パーキングブレーキによるブレーキ力を例えばパー
キングブレーキのケーブル張力等によって検出し、その
ケーブル張力に応じてブレーキ解除後のトルク制御を行
うことも可能である。
【0035】また、前記実施例ではブレーキ力と略同等
の制動力が得られる制御トルクTmが設定されるように
なっていたが、一般にブレーキ力は車両のずり下がりを
防止する最小制動力より大きいため、ブレーキ力による
制動力より小さめの制動力が得られる制御トルクTmを
求めるようにしても良い。
【0036】また、前記実施例の制動トルク制御では目
標トルクToを漸増または漸減させるようになっていた
が、このような制御は必ずしも必要でなく、直ちに目標
トルクToを制御トルクTm等とすることも可能であ
る。車両のずり下がりを防止しつつトルク変化のショッ
クを抑制する上で、例えば登り勾配では制御トルクTm
の8割程度の値まで瞬時に増大させた後、Tmまで漸増
するようにしても良い。
【0037】また、前記実施例ではブレーキ油圧Pのみ
で制御トルクTmを求めるようになっていたが、車両の
傾斜角θや車両重量など他の運転状態を考慮して制御ト
ルクTmを求めたり補正したりすることも可能である。
【0038】また、前記実施例ではシフトレバーがDレ
ンジへ操作されている場合の制動トルク制御について説
明したが、Rレンジへ操作されている場合に同様な制動
トルク制御を行うことも可能である。
【0039】また、前記実施例では電動モータ12,減
速機16,および差動装置18を同軸上に有する駆動装
置10が一対の駆動輪26L,26R間に配設された電
気自動車について説明したが、複数軸の減速機や傘歯車
式の差動装置を有するもの、減速機を備えていないも
の、減速比を変更できる変速機を有するものなど、駆動
装置の構成は適宜変更され得る。
【0040】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である駆動力制御装置を備え
た電気自動車の制御系統を説明するブロック線図であ
る。
【図2】図1の電気自動車の駆動装置を示す断面図であ
る。
【図3】図2の駆動装置の動力伝達経路を説明する骨子
図である。
【図4】図1の電気自動車の駆動力制御を説明するフロ
ーチャートである。
【図5】図4におけるステップS12の内容を説明する
フローチャートである。
【図6】図4におけるステップS13の内容を説明する
フローチャートである。
【図7】図4のステップS14,S16でトルク指令値
Taを求める際に用いるデータマップの一例である。
【図8】図4におけるステップS12の別の態様を説明
するフローチャートである。
【図9】図8の場合のトルク変化の一例を説明するタイ
ムチャートである。
【符号の説明】
12:電動モータ 54:モータ制御用コンピュータ 64:アクセル操作量センサ 70:ブレーキスイッチ72:油圧センサ V:車速P:ブレーキ油圧(ブレーキ力) ステップS1、S2、S4:ブレーキ力検出手段 ステップS3、S12、S13:モータトルク制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 航一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 倉持 耕治郎 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−252612(JP,A) 特開 平4−165905(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60L 9/00 - 9/32 B60L 7/00 - 7/28 B60L 15/00 - 15/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車速が略零であるか否かを判断する手段
    と、 ブレーキのON、OFFを検知する手段と、 アクセルのON、OFFを検知する手段と、ブレーキがONで車両が停止状態の時のブレーキ力を検
    出するブレーキ力検出手段と、 車速が略零におけるブレーキOFF時で且つアクセルO
    FF時のモータトルクと、車速が略零におけるブレーキ
    ON時のモータトルクとを異ならせるとともに、車速が
    略零でブレーキがONからOFFへ切り換えられた場合
    には、該ブレーキがONの時に前記ブレーキ力検出手段
    によって検出されたブレーキ力に応じて前記モータトル
    クを制御するモータトルク制御手段と、 を有することを特徴とする電気自動車の駆動力制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記モータトルク制御手段は、車速が略
    零におけるブレーキOFF時で且つアクセルOFF時の
    モータトルクを、車両傾斜時に車速を略零に維持するよ
    うに、勾配方向によりトルク方向を変えるものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電気自動車の駆動力制
    御装置。
  3. 【請求項3】 車速が略零であるか否かを判断する手段
    と、 ブレーキのON、OFFを検知する手段と、ブレーキがONで車両が停止状態の時のブレーキ力を検
    出するブレーキ力検出手段と、 車速が略零時にブレーキがONかOFFかによってモー
    タトルクを異ならせるとともに、車速が略零でブレーキ
    がONからOFFへ切り換えられた場合には、該ブレー
    キがONの時に前記ブレーキ力検出手段によって検出さ
    れたブレーキ力に応じて前記モータトルクを制御する
    ータトルク制御手段と、 を有することを特徴とする電気自動車の駆動力制御装
    置。
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