JP3227841B2 - トラッキング装置 - Google Patents

トラッキング装置

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JP3227841B2
JP3227841B2 JP33152492A JP33152492A JP3227841B2 JP 3227841 B2 JP3227841 B2 JP 3227841B2 JP 33152492 A JP33152492 A JP 33152492A JP 33152492 A JP33152492 A JP 33152492A JP 3227841 B2 JP3227841 B2 JP 3227841B2
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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
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    • G11B5/584Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes
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    • G11B5/592Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads using bimorph elements supporting the heads
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
    • H04N5/782Television signal recording using magnetic recording on tape
    • H04N5/7824Television signal recording using magnetic recording on tape with rotating magnetic heads
    • H04N5/7826Television signal recording using magnetic recording on tape with rotating magnetic heads involving helical scanning of the magnetic tape

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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転ヘッド型磁気記録再
生装置において、磁気テープの幅方向に可動な磁気ヘッ
ドにより記録再生を行う磁気記録再生装置におけるトラ
ッキング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、VTRにおいてスローモーション
再生、早送り再生等の変速再生時に、回転シリンダに取
り付けられた可動素子を用いて、磁気ヘッドを制御する
ことにより、磁気ヘッドが記録トラック上を正確にトレ
ースし、ノイズの無い再生画を得るトラッキング装置が
提案され、実施されている。以下に図面を参照しなが
ら、上記した従来のトラッキング装置の一例について説
明する。
【0003】(図5)は従来のトラッキング装置のブロ
ック図を示すものである。(図5)において、第1アジ
マス角(Lアジマス角)及び第1ヘッド幅を持つ第1磁
気ヘッド31は第1可動素子5に取り付けられ、さら
に、可動素子5は回転シリンダ7に搭載されている。ま
た、第2磁気ヘッド34は第1磁気ヘッド1と同一の第
1アジマス角及び第1ヘッド幅を有し、第1磁気ヘッド
31と180度の角度間隔で配置され、回転シリンダ7
上の第2可動素子6に取り付けられている。回転シリン
ダ7の回転位相は回転位相検出手段11により検出さ
れ、出力される。
【0004】磁気テープ10の速度は、テープ駆動機構
9(キャプスタン、ピンチローラ等により構成される)
よりテープ速度検出手段12を用いて検出される。磁気
テープ10の位置は、テープ位置検出器8よりテープ位
置検出手段13を用いて検出される。
【0005】回転位相検出手段11の出力はヘッドスイ
ッチ信号(以下、HSWと略する)と呼ばれ、HSWが
ハイレベル(以下、“H”と略する)の区間は第1回転
位相であり、第1磁気ヘッド31が磁気テープ10を走
査する区間である。同様に、HSWがローレベル(以
下、“L”と略する)の区間は第2回転位相であり、第
2磁気ヘッド34が磁気テープ10を走査する区間であ
る。
【0006】HSWが“H”の区間において、第1スチ
ルパターン生成器16は1トラックピッチ(以下、1T
Pと略する)の変位を行うパターンを、第1速度パター
ン生成器14は磁気テープ10の速度に比例したパター
ンを生成する。同様に、HSWが“L”の区間におい
て、第2スチルパターン生成器17は1TPの変位を行
うパターンを、第2速度パターン生成器15は磁気テー
プ10の速度に比例したパターンを生成する。
【0007】テープ位置検出手段13は、磁気テープ1
0上のテープ位置情報をテープ位置検出器8で読みと
り、コントロール信号(CTL)として出力する。位相
パターン生成器30は、前記コントロール信号が到来し
た時点で0を設定し、磁気テープ10の速度に応じた傾
きを持ち、±1TPに相当する範囲内で規定される位相
パターンを生成する。そして、HSWの立ち上がりで第
1記憶手段21が、HSWの立ち下がりで第2記憶手段
23が位相パターン生成器30の出力を保持する。
【0008】第1速度パターン生成器14の出力と第1
スチルパターン生成器16の出力と第1記憶手段21の
出力は第1加算器25にて加算され、第1駆動手段27
を用いて、ブラシスリップリング29を通して第1可動
素子5を変位させる。また、第2速度パターン生成器1
5の出力と第2スチルパターン生成器17の出力と第2
記憶手段23の出力は第2加算器26にて加算され、第
2駆動手段28を用いて、ブラシスリップリング29を
通して第2可動素子6を変位させる。
【0009】以上のように構成されたトラッキング装置
について、以下その動作を(図6)を用いて説明する。
【0010】(図6)は、上記トラッキング装置の1.
5倍速再生時のパターン波形を示す。第1スチルパター
ン生成器16の出力は(図6)中の実戦で示されるスチ
ルパターンであり、HSWの立ち上がりで0、HSWの
立ち下がりで−1TPとなる傾きを持つ直線である。同
様に、第2スチルパターン生成器17の出力は(図6)
中の破線で示されるスチルパターンであり、第1スチル
パターン生成器16の出力よりも時間軸上でHSW信号
の半周期だけずれる。
【0011】第1速度パターン生成器14の出力は実線
で、第2速度パターン生成器15の出力は破線で(図
6)中に示した速度パターンである。第1速度パターン
生成器14の出力はHSWの立ち上がりで0であり、テ
ープ速度検出手段12の出力により傾きが変化する。
(図6)は、1.5倍速時の定常状態を示しているの
で、第1速度パターン生成器14はHSWの立ち上がり
で0、HSWの立ち下がりで+1.5TPとなる直線で
ある。同様に、第2速度パターン生成器15の出力は第
1速度パターン生成器14の出力よりも時間軸上でHS
W信号の半周期だけずれる。
【0012】位相パターン生成器30の出力は、(図
6)において点線で示した位相パターンである。位相パ
ターン生成器30の出力は、CTLが到来した時点で0
に設定され、その後、テープ速度検出手段12の出力に
より、磁気テープ10の速度に比例した傾きで変化し、
+1TPになると−1TPに折り返す。磁気テープ10
の速度が負の時は、−1TPになると+1TPに折り返
す。そして、次にCTLが到来すると再び0に設定され
る。
【0013】位相パターン生成器30の出力は、HSW
の立ち上がりで第1記憶手段21に取り込まれ(●
印)、HSWの立ち下がりで第2記憶手段23に取り込
まれる(×印)。
【0014】第1速度パターン生成器14の出力と、第
1スチルパターン生成器16の出力と、第1記憶手段2
1の出力とを第1加算器25で加算したものが(図6)
中の実線で示す駆動パターンである。この駆動パターン
は第1駆動手段27により反転増幅され、ブラシスリッ
プリング29を通して第1可動素子5を駆動する。
【0015】同様に、第2速度パターン生成器15の出
力と、第2スチルパターン生成器17の出力と、第2記
憶手段23の出力とを第2加算器26で加算したものが
(図6)中の破線で示す駆動パターンである。この駆動
パターンは第2駆動手段28により反転増幅され、ブラ
シスリップリング29を通して第2可動素子6を駆動す
る。
【0016】(図4)は磁気テープ10上の記録トラッ
クを示したものである。磁気テープ上に互いに異なる、
第2アジマス角(Rアジマス角)、第1アジマス角(L
アジマス角)の傾斜トラックが交互に1R,1L,2
R,2L,3R,3L,・・・と形成されており、各々
1本のトラックが1フィールド分の信号記録領域となっ
ている。
【0017】ここで、1.5倍速再生時に上記トラッキ
ング装置では、1L,2L,3L,3L,4L,5L,
5L,6L,7L,8L,8L,9Lという順序で再生
される。つまり、再生されるトラックは、全トラックの
1/2である。この様子を(図6)に再生トラックのア
ジマス角として示すとともに、再生する磁気ヘッドの番
号を示す。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、同一アジマス角を持つヘッドのみを用い
て変速再生を行っているので、再生画はフィールド再生
となり画質が低下するとともに、動きがぎこちなくなっ
てしまうという問題点を有していた。
【0019】本発明は上記問題点に鑑み、高画質かつ動
きの滑らかな変速再生を実現するトラッキング装置を提
供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のトラッキング装置は、回転シリンダ上に搭
載した第1可動素子、第2可動素子と、第1アジマス
角、第2アジマス角を各々有し前記第1可動素子上に取
り付けられた第1磁気ヘッド、第2磁気ヘッドと、前記
第2アジマス角を有し前記第1磁気ヘッドと180°の
角度間隔で前記第2可動素子上に取り付けられた第3磁
気ヘッドと、前記第1アジマス角を有し前記第2磁気ヘ
ッドと180°の角度間隔で前記第2可動素子上に取り
付けられた第4磁気ヘッドと、磁気テープ上の記録トラ
ック位置を示すトラック位置検出手段と、前記磁気テー
プの再生速度を示すテープ速度検出手段と、前記回転シ
リンダの回転位相を示す回転位相検出手段と、前記回転
位相検出手段の出力に基づいて、前記第1磁気ヘッドま
たは第2磁気ヘッドが記録トラックを走査する第1回転
位相において、前記磁気テープが停止状態で、前記第1
磁気ヘッドまたは前記第2磁気ヘッドが前記記録トラッ
ク上を走査する傾きを持つパターンを生成する第1スチ
ルパターン生成器と、前記回転位相検出手段の出力に基
づいて、前記第3磁気ヘッドまたは第4磁気ヘッドが記
録トラックを走査する第2回転位相において、前記磁気
テープが停止状態で、前記第3磁気ヘッドまたは前記第
4磁気ヘッドが前記記録トラック上を走査する傾きを持
つパターンを生成する第2スチルパターン生成器と、前
記第1回転位相、前記第2回転位相において、各々、前
記テープ速度検出手段の出力により前記磁気テープの速
度に比例した傾きを持つパターンを生成する第1速度パ
ターン生成器、第2速度パターン生成器と、前記テープ
速度検出手段と前記トラック位置検出手段との出力に基
づいて前記第1アジマス角、第2アジマス角の記録トラ
ック位置の位相を示す信号を生成する第1位相パターン
生成器、第2位相パターン生成器と、前記回転位相検出
手段と前記テープ速度検出手段と前記テープ位置検出手
段の出力に基づいて再生する記録トラックを決定し、前
記記録トラックを走査するヘッドを選択するヘッド選択
手段と、前記ヘッド選択手段の出力により前記第1位相
パターン生成器の出力または第2位相パターン生成器の
出力を記憶する第1記憶手段、第2記憶手段と、前記第
1速度パターン生成器の出力と前記第1スチルパターン
生成器の出力と前記第1記憶手段の出力とを加算する第
1加算器と、前記第2速度パターン生成器の出力と前記
第2スチルパターン生成器の出力と前記第2記憶手段の
出力とを加算する第2加算器と、前記第1加算器の出力
により前記第1可動素子を駆動する第1駆動手段と、前
記第2加算器の出力により前記第2可動素子を駆動する
第2駆動手段とを具備することを特徴とするものであ
る。
【0021】
【作用】本発明は上記した構成によって、4つの磁気ヘ
ッドを有し、Rアジマス角用位相パターンとLアジマス
角用位相パターンを独立に持つことにより、全ての回転
位相において、Rアジマス角、Lアジマス角の両トラッ
クを自由に選択し再生可能である。よって、フィールド
再生だけでなく、フィールド/フレーム混合再生が可能
となり高画質かつ動きの滑らかな再生画を得ることが可
能となる。
【0022】
【実施例】以下本発明のトラッキング装置について、図
面を参照しながら説明する。
【0023】(図1)は本発明の一実施例におけるトラ
ッキング装置のブロック図を示すものである。ここで、
(図5)に示す構成要素と同一の要素には同一の符号を
付してその説明を省略する。
【0024】(図1)において、第1磁気ヘッド1は第
1アジマス角および第1ヘッド幅を有して第1可動素子
5に取り付けられている。第2磁気ヘッド2は、第1磁
気ヘッド1と同じく第1可動素子5に取り付けられてお
り、磁気ヘッド1と異なった第2アジマス角および第2
ヘッド幅を有する。第3磁気ヘッド3は前記第1ヘッド
幅と前記第2アジマス角を有し、第1磁気ヘッド1と1
80°の角度間隔で第2可動素子6に取り付けられてい
る。第4磁気ヘッド4は第2ヘッド幅と前記第1アジマ
ス角を有し、第2磁気ヘッド2と180°の角度間隔で
第2可動素子6に取り付けられている。
【0025】本実施例において使用する第1可動素子
5、第2可動素子6は電磁式のヘッドアクチュエータで
あり、入力電流に比例して、磁気ヘッド走査方向と垂直
な方向に変位する。
【0026】また、本実施例において、第1アジマス角
はLアジマス角、第2アジマス角はRアジマス角であ
り、第1位相パターン生成器18はLアジマス角トラッ
クの位相を示し、第2位相パターン生成器19はRアジ
マス角トラックの位相を示す。
【0027】第1位相パターン生成器18は、テープ位
置検出器8およびテープ位置検出手段13にて検出され
たコントロール信号(CTL)が到来した時点で0を設
定し、その後、テープ速度検出手段12の出力により、
磁気テープ10の速度に比例した傾きで変化し、+1T
Pになると−1TPに折り返す。そして、次回のCTL
が到来したとき0に補正する。第2位相パターン生成器
19は、CTLが到来した時点で−1TPを設定し、そ
の後、テープ速度検出手段12の出力により、磁気テー
プ10の速度に比例した傾きで変化し、+1TPになる
と−1TPに折り返す。そして、次回のCTLが到来し
たとき−1TPに補正する。なお、磁気テープ10の速
度が負の時、第1位相パターン生成器18、第2位相パ
ターン生成器19の出力は、傾きが負になり、さらに+
1TPになると−1TPに折り返す。
【0028】ヘッド選択手段24は、HSWの立ち上が
り時点で、次回のHSWが“H”の区間において、Lア
ジマス角のトラックまたは、Rアジマス角のトラックの
どちらを選択するかを決定する。ここで、ヘッド選択手
段24は、磁気テープ10の速度及び位置によって一意
に決定するトラック選択テーブルを持っている。
【0029】例えば、1.5倍速の場合には、2HSW
周期で駆動パターンが繰り返されるので、4種類の内部
状態(第1可動素子5に関する部分のみでは2種類)を
持つ。前記4種類の内部状態はCTLとHSWの位置関
係により判別可能である。よって、前記トラック選択テ
ーブルは、テープ速度検出手段12の出力により、CT
Lが到来した時点から、HSWの立ち上がりまたは立ち
下がり時点までの磁気テープ10の移動量を算出し、H
SWと前記移動量により前記4種類の内部状態のうちの
どの場合であるのかを判定する。さらに、トラック選択
テーブルには、前記内部状態により、選択する磁気ヘッ
ドがだだひとつ記憶されている。これがヘッド選択手段
24の出力となる。
【0030】なお、磁気テープの再生速度により、内部
状態の種類数は決定できるので、CTLとHSWがある
位相関係にある時を第1内部状態とし、その後、HSW
の立ち上がりまたは立ち下がりのたびに、前記種類数に
なるまで、第2内部状態、第3内部状態、・・・と移行
していくことにより、簡易に内部状態を決定できる。
【0031】ヘッド選択手段24の出力によって第1ス
イッチ20が切り換えられ、第1位相パターン発生器1
8の出力と第2位相パターン発生器19のいずれかが、
第1記憶手段21に記憶される。第2スイッチ22、第
2記憶手段23についても同様である。
【0032】以上のように本実施例によれば、第1位相
パターン生成器18および第2位相パターン生成器19
を独立に設けることにより、全ての回転位相で、磁気テ
ープ10上の記録トラックを自在に再生することが可能
となる。よって、フィールド再生だけでなく、フィール
ド/フレーム混合再生が可能となり、高画質かつ動きの
滑らかな再生画を得ることが可能となる。
【0033】以下本発明の第2の実施例について図面を
参照しながら説明する。(図2)は本発明の第2の実施
例におけるトラッキング装置のブロック図を示すもので
ある。ここで、(図1)に示す構成要素と同一の要素に
は同一の符号を付してその説明を省略する。なお、ヘッ
ド基準位置は、ヘッド走査方向に垂直な方向での、通常
の固定ヘッドが記録再生を行う位置である。
【0034】ヘッド選択手段35は、第1位相パターン
生成器18の出力と第2位相パターン生成器19の出力
より磁気ヘッド位置を算出し、再生ヘッドを決定して、
選択したヘッドとヘッド基準位置とのズレ量を、選択し
た前記出力に補正した後、第1記憶手段21、第2記憶
手段23に記憶する。
【0035】以上のように構成されたトラッキング装置
について、(図2)、(図3)及び(図4)を用いてそ
の動作を説明する。
【0036】まず(図3)は第2の実施例のトラッキン
グ装置の1.5倍速再生時のパターン波形である。
【0037】HSW信号が“H”の区間は前記第1回転
位相であり、第1磁気ヘッド1または第2磁気ヘッド2
が磁気テープ10を走査する区間である。
【0038】第1スチルパターン生成器16の出力は
(図3)中に実線で示すスチルパターンであり、HSW
の立ち上がりで0、HSWの立ち下がりで−1TPとな
る傾きを持つ直線となる。さらに、1/4HSW周期の
助走区間を設け、ここでの傾きはHSWが“H”の区間
と同一である。よって、助走開始点でのスチルパターン
の値は助走区間の長さによって一意に決まり、本実施例
では+0.5TPである。また、HSWの立ち下がりか
ら助走開始点までは、助走開始点での値が保持される。
同様に第2スチルパターン生成器17の出力は(図3)
中に破線で示すスチルパターンであり、第1スチルパタ
ーン生成器16の出力よりも、時間軸上で1/2HSW
周期だけずれる。
【0039】(図3)において、第1速度パターン生成
器14の出力は実線で、第2速度パターン生成器15の
出力は破線で示す速度パターンである。第1速度パター
ン生成器14の出力は、テープ速度検出手段12の出力
を用い、磁気テープ10の速度に比例して傾きが変化す
る。また、HSWの立ち上がり直前に1/4HSW周期
の助走区間を有し、この区間においても、磁気テープ1
0の速度に比例して傾きが変化する。さらに、HSWの
立ち下がりから助走開始点まで、第1速度パターン生成
器14の出力は0である。磁気テープ10の速度情報を
用いて、HSWの立ち上がり時点で速度パターンの値を
0とするような助走開始点での速度パターンの値を算出
することも可能であるが、本実施例では、助走開始点に
おいて速度パターンの値を0とし、位相パターンにより
この差分を吸収している。
【0040】(図3)は、1.5倍速時の定常状態を示
しているので、第1速度パターン生成器14の出力は助
走開始点において0、HSWの立ち上がりで+0.75
TP、HSWの立ち下がりで+2.25TPとなる直線
である。同様に、第2速度パターン生成器15の出力は
第1速度パターン生成器の出力よりも時間軸上で1/2
HSW周期だけずれる。
【0041】(図3)において、第1位相パターン生成
器18の出力は一点破線で示す第1位相パターン、第2
位相パターン生成器19の出力は点線で示す第2位相パ
ターンである。第1位相パターン生成器18の出力は、
CTL信号が到来した時点で0であり、その後、テープ
速度検出手段12の出力により、磁気テープ10の速度
に比例した傾き(速度パターンと同一の傾き)で変化
し、+1TPになると−1TPに折り返す。第2位相パ
ターン生成器19の出力は、CTL信号が到来した時点
で−1TPであり、その後、テープ速度検出手段12の
出力により、磁気テープ10の速度に比例した傾き(速
度パターンと同一の傾き)で変化し、+1TPになると
−1TPに折り返す。磁気テープ10の速度が負の時
は、この位相パターンの増分が負になり、−1TPか
ら、+1TPに折り返す。
【0042】HSWの立ち下がり時点において、ヘッド
選択手段24は、まず直前の1/4HSW周期での磁気
テープ10の移動量を第1位相パターン生成器18の出
力または第2位相パターン生成器19の出力により計算
し、この計算値より今後HSW半周期間に磁気テープ1
0が移動する量を予測する。その予測値を第1位相パタ
ーン生成器18の出力値及び第2位相パターン生成器1
9の出力値に加算して、各々の出力値が±1TP内にな
るように2TP単位で減算あるいは加算し、各々第1位
相パターン予測値、第2位相パターン予測値とする。そ
の後各予測値の絶対値を比較して、値の小さい方を選択
し、次のHSWが“H”の区間での再生ヘッドを決定す
る。
【0043】ここで、各々の絶対値が等しいときには、
磁気テープ10の速度が正であれば、位相パターン予測
値が負の方、磁気テープ10の速度が負であれば、位相
パターン予測値が正の方を選択する。これは、できるだ
け、可動素子の変位幅を少なくするためである。ただ
し、本実施例では、ヘッド基準位置を駆動パターンの原
点として用いているため、ヘッド基準位置と駆動パター
ンとの差は駆動パターンの絶対値となって現れている。
【0044】さらに、本実施例では、助走区間が1/4
HSW周期あるので、直前の1/4HSW周期の間での
磁気テープ10の移動量で助走区間での移動量を推測
し、前記第1位相パターン予測値または前記第2位相パ
ターン予測値の選択された予測値より減算し、助走開始
点予測値として、第1記憶手段21に記憶する。よっ
て、助走開始時点まで、この値が保持される。もちろ
ん、現在の位相パターンの値に、直前の1/4HSW周
期間での磁気テープ10の移動量を加算しても求められ
る。
【0045】次に、助走開始点において、前記位相パタ
ーン予測値の微調整を行う。選択された位相パターンの
出力をヘッド選択手段24に再び取り込み、前記助走開
始点予測値ほぼ等しくなるように2TPを単位として補
正し、第1記憶手段21に記憶する。このように、HS
Wの立ち上がりまたは立ち下がりでなく、助走開始点で
の位相パターンの値を記憶手段に取り込むことにより、
助走開始点での速度パターンの値を0にすることが可能
である。
【0046】第1速度パターン生成器14の出力と、第
1スチルパターン生成器16の出力と、第1記憶手段2
1の出力とを第1加算器25で加算したものが(図3)
で示す駆動パターンである。ただし、(図3)中の駆動
パターンは、磁気ヘッドが磁気テープ10を走査してい
る部分のみを表示している。
【0047】上記の手法を用いると、HSWの立ち上が
りで、第1位相パターン生成器18の出力または第2位
相パターン生成器19の出力が比較され、その絶対値が
小さい方が第1記憶手段21に取り込まれたのと((図
3)●印)同等となる。この駆動パターンは第1駆動手
段27により増幅され、ブラシスリップリング29を通
して第1可動素子5を駆動する。第2可動素子について
も同様である。
【0048】さらに、第1記憶手段21がデータを記憶
するときには、必ず下記の処理が行われる。駆動パター
ンの0点を加算器25が出力したときに、第1磁気ヘッ
ド1、第3磁気ヘッド2の位置が、前記ヘッド基準位置
からのズレ量をそれぞれ第1相対高さ、第2相対高さと
すると、ヘッド選択手段24が第1位相パターン生成器
18を選択した場合には、前記第1位相パターン生成器
18の出力を補正したものと前記第1相対高さとの和
を、第2位相パターン生成器19を選択した場合には前
記第2位相パターン生成器19の出力を補正したものと
前記第2相対高さとの和を第1記憶手段21は記憶す
る。
【0049】同様に、駆動パターンの0点を加算器25
が出力したときに、第4磁気ヘッド3、第2磁気ヘッド
4の位置が、前記ヘッド基準位置からのズレ量をそれぞ
れ第3相対高さ、第4相対高さとすると、ヘッド選択手
段24が第1位相パターン生成器18を選択した場合に
は、前記第1位相パターン生成器18の出力を補正した
ものと前記第4相対高さとの和を、第2位相パターン生
成器19を選択した場合には前記第2位相パターン生成
器19の出力を補正したものと第3相対高さとの和を第
2記憶手段23は記憶する。
【0050】上記トラッキング装置を用いると、(図
4)で示すトラックでは、1R,1L,2L,3R,4
R,4L,5L,6R,7R,7L,8L,9Rと再生
し、全トラックの2/3のトラックを再生することが可
能となる。この様子を(図3)に再生トラックのアジマ
ス角として示すとともに、このとき再生する磁気ヘッド
番号を示す。
【0051】なお、本実施例では、ヘッド基準位置をヘ
ッド走査方向に垂直な方向での、通常の固定ヘッドが記
録再生を行う位置としたが、ヘッド基準位置をヘッド走
査方向に垂直な方向で任意の位置としてもかまわない。
【0052】また、本実施例では、助走区間は1/4H
SW周期としたが、1/2HSW周期よりも短い区間で
あれば任意に設定可能である。
【0053】さらに、本実施例では、位相パターンは−
1TPから+1TPの範囲内に収まるパターンとした
が、2TP以内に収まるパターンとして、任意に配置可
能である。また第1位相パターンと第2位相パターンを
独立にしたが、第1位相パターンから、第2位相パター
ンを生成することも可能である。例えば、前記第1位相
パターン生成器18の出力に対して、1TP加算または
減算を行うことにより、±1TPの範囲で規定される第
2位相パターンを生成する変換器を用いれば良い。
【0054】また、第1の実施例では、再生速度のきざ
み幅が小さくなるほど、大きなトラック選択テーブルを
要したが、第2の実施例では、次の回転位相開始点での
記録トラック位置を予測し、再生する記録トラックを決
定することにより、前記トラック選択テーブルは不要と
なり、全ての再生速度で、容易に、高画質かつ動きの滑
らかな再生画を得ることが可能となる。
【0055】また、本実施例ではCTLが到来したとき
に位相パターンの値を0としたが、システム構成により
この値はオフセットを有することがある。このオフセッ
トは位相パターン生成器または、ヘッド選択手段24に
より容易に修正可能である。
【0056】以上のように、助走区間開始点において、
第1位相パターン生成器18、または第2位相パターン
生成器19のうち一方の出力を第1記憶手段21及び第
2記憶手段23に記憶することにより、回転位相開始点
において、駆動パターンを滑らかにできる。また、ヘッ
ド選択手段24がヘッド基準位置にいちばん近いトラッ
クを再生するヘッドを選択することにより、(図3)に
示す滑らかで、高画質な再生方式を実現できる。
【0057】ヘッド選択手段24が、回転位相終了時点
において、次の回転位相での再生ヘッドを決定すること
により、磁気ヘッドを早期に助走開始点に移動可能とな
り、このときに生じる磁気ヘッドの振動を抑えるための
時間を十分にとることが可能である。
【0058】磁気テープ10の速度より、次の回転位相
開始時点での記録トラック位置を予測することにより、
早期に磁気ヘッドを決定することが可能となる。、ま
た、回転位相終了時点より、次の助走開始点まで、助走
開始点での磁気ヘッド位置を保持することにより、次の
回転位相で、磁気ヘッドの振動が少ない駆動パターンを
容易に実現できる。
【0059】また再生ヘッドを選択するとともに、前記
再生ヘッドとヘッド基準位置とのズレを補正することに
より、磁気ヘッドを取り付ける際に生じる取り付け誤差
を容易に補正できる。さらに、トラック曲がり補正をス
チルパターンで行うことにより、機械的要因によりシリ
ンダの回転周期で生じる基準トラックと実際の記録トラ
ックとの差異を容易に補正できる。
【0060】また、第1位相パターン生成器18の出力
より、第2位相パターンを生成する変換器を有すること
により、第2位相パターン生成器を省略でき、構成が簡
単になる。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明は、4つの磁気ヘッ
ドを有し、Rアジマス角用位相パターンとLアジマス角
用位相パターンを独立に持つことにより、全ての回転位
相において、Rアジマス角、Lアジマス角の両トラック
を自由に選択し再生可能である。よって、フィールド再
生だけでなく、フィールド/フレーム混合再生が可能と
なり高画質かつ動きの滑らかな再生画を得ることが可能
となる。
【0062】また、助走区間開始点において、ふたつの
位相パターンのうち一方の出力を記憶手段に記憶するこ
とにより、回転位相開始点において、駆動パターンを滑
らかにできる。
【0063】さらに、ヘッド基準位置にいちばん近いト
ラックを再生するヘッドを選択することにより、高画質
かつ動きの滑らかな再生方式を容易に実現できる。
【0064】また回転位相終了時点において、次の回転
位相での再生ヘッドを決定することにより、磁気ヘッド
を早期に助走開始点に移動可能となり、このときに生じ
る磁気ヘッドの振動を抑えるための時間を十分にとるこ
とが可能である。磁気テープの速度より、トラック位置
を予測することにより、早期にまた確実に磁気ヘッドを
決定することが可能となる。
【0065】また、回転位相終了時点より、次の助走開
始点まで、助走開始点での磁気ヘッド位置を保持するこ
とにより、回転位相中に磁気ヘッドの残留振動が少ない
駆動パターンを容易に実現できる。
【0066】また、再生ヘッドを選択するとともに、前
記再生ヘッドとヘッド基準位置とのズレを補正すること
により、磁気ヘッドを取り付ける際に生じる取り付け誤
差を容易に補正できる。
【0067】また、トラック曲がり補正をスチルパター
ンで行うことにより、回転シリンダの回転周期に依存す
るトラック曲がりを容易に補正できる。
【0068】さらに、第1位相パターン生成器の出力よ
り、第2位相パターンを生成する変換器を有することに
より、第2位相パターン生成器を省略でき、構成が簡単
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるトラッキング装
置のブロック図
【図2】本発明の第2の実施例におけるトラッキング装
置のブロック図
【図3】本発明の第2の実施例におけるトラッキング装
置のパターン波形図
【図4】磁気テープ上の記録トラックパターンを示すパ
ターン図
【図5】従来のトラッキング装置のブロック図
【図6】従来のトラッキング装置のパターン波形図
【符号の説明】
1 第1磁気ヘッド 2 第2磁気ヘッド 3 第3磁気ヘッド 4 第4磁気ヘッド 5 第1可動素子 6 第2可動素子 7 回転シリンダ 8 テープ位置検出器 9 テープ駆動手段 10 磁気テープ 11 回転位相検出手段 12 テープ速度検出手段 13 テープ位置検出手段 14 第1速度パターン生成器 15 第2速度パターン生成器 16 第1スチルパターン生成器 17 第2スチルパターン生成器 18 第1位相パターン生成器 19 第2位相パターン生成器 20 第1スイッチ 21 第1記憶手段 22 第2スイッチ 23 第2記憶手段 24 ヘッド選択手段 25 第1加算器 26 第2加算器 27 第1駆動手段 28 第2駆動手段 29 ブラシスリップリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−280480(JP,A) 特開 昭59−229734(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/782 - 5/783 G11B 5/588 G11B 15/467

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転シリンダ上に搭載した第1可動素
    子、第2可動素子と、第1アジマス角、第2アジマス角
    を各々有し前記第1可動素子上に取り付けられた第1磁
    気ヘッド、第2磁気ヘッドと、前記第2アジマス角を有
    し前記第1磁気ヘッドと180°の角度間隔で前記第2
    可動素子上に取り付けられた第3磁気ヘッドと、前記第
    1アジマス角を有し前記第2磁気ヘッドと180°の角
    度間隔で前記第2可動素子上に取り付けられた第4磁気
    ヘッドと、磁気テープ上の記録トラック位置を示すテー
    位置検出手段と、前記磁気テープの再生速度を示すテ
    ープ速度検出手段と、前記回転シリンダの回転位相を示
    す回転位相検出手段と、前記回転位相検出手段の出力に
    基づいて、前記第1磁気ヘッドまたは第2磁気ヘッドが
    記録トラックを走査する第1回転位相において、前記磁
    気テープが停止状態で、前記第1磁気ヘッドまたは前記
    第2磁気ヘッドが前記記録トラック上を走査する傾きを
    表すパターンを生成する第1スチルパターン生成器と、
    前記回転位相検出手段の出力に基づいて、前記第3磁気
    ヘッドまたは第4磁気ヘッドが記録トラックを走査する
    第2回転位相において、前記磁気テープが停止状態で、
    前記第3磁気ヘッドまたは前記第4磁気ヘッドが前記記
    録トラック上を走査する傾きを表すパターンを生成する
    第2スチルパターン生成器と、前記第1回転位相、前記
    第2回転位相において、各々、前記テープ速度検出手段
    の出力により前記磁気テープの速度に比例した傾きを表
    すパターンを生成する第1速度パターン生成器、第2速
    度パターン生成器と、前記テープ速度検出手段と前記
    ープ位置検出手段との出力に基づいて前記第1アジマス
    角、第2アジマス角の記録トラック位置の位相を示す信
    号を生成する第1位相パターン生成器、第2位相パター
    ン生成器と、前記回転位相検出手段と前記テープ速度検
    出手段と前記テープ位置検出手段の出力に基づいて再生
    する記録トラックを決定し、前記記録トラックを走査す
    るヘッドを選択するヘッド選択手段と、前記ヘッド選択
    手段の出力により前記第1位相パターン生成器の出力ま
    たは第2位相パターン生成器の出力を記憶する第1記憶
    手段、第2記憶手段と、前記第1速度パターン生成器の
    出力と前記第1スチルパターン生成器の出力と前記第1
    記憶手段の出力とを加算する第1加算器と、前記第2速
    度パターン生成器の出力と前記第2スチルパターン生成
    器の出力と前記第2記憶手段の出力とを加算する第2加
    算器と、前記第1加算器の出力により前記第1可動素子
    を駆動する第1駆動手段と、前記第2加算器の出力によ
    り前記第2可動素子を駆動する第2駆動手段とを具備す
    ることを特徴とするトラッキング装置。
  2. 【請求項2】 時間軸上で第1回転位相よりも前に設定
    された第1助走開始点において、ヘッド選択手段は第1
    位相パターン生成器の出力または第2位相パターン生成
    器の出力を第1記憶手段に記憶し、時間軸上で第2回転
    位相よりも前に設定された第2助走開始点において、ヘ
    ッド選択手段は第1位相パターン生成器の出力または第
    2位相パターン生成器の出力を第2記憶手段に記憶する
    ことを特徴とする請求項1記載のトラッキング装置。
  3. 【請求項3】 ヘッド選択手段は、回転位相の開始時点
    においてヘッド走査方向に垂直な方向でヘッド基準位置
    に最も近いトラックを走査する磁気ヘッドを選択するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のトラッキ
    ング装置。
  4. 【請求項4】 ヘッド選択手段は、回転位相終了時点に
    おいて次の回転位相での再生ヘッドを決定することを特
    徴とする請求項1または2記載のトラッキング装置。
  5. 【請求項5】 ヘッド選択手段は、テープ速度検出手段
    の出力により、次の回転位相開始時点でのトラック位置
    を予測し再生ヘッドを決定することを特徴とする請求項
    1から請求項4のいずれかに記載のトラッキング装置。
  6. 【請求項6】 ヘッド選択手段は、回転位相終了時点に
    おいて、次の助走開始点でのトラック位置の位相を予測
    し、前記助走開始点まで、前記助走開始点でのトラック
    位置の位相を第1記憶手段、第2記憶手段に記憶するこ
    とを特徴とする請求項4または請求項5記載のトラッキ
    ング装置。
  7. 【請求項7】 第1記憶手段は、第1磁気ヘッドとヘッ
    ド基準位置との相対高さと第1位相パターン生成器の出
    力との和、または第2磁気ヘッドと前記ヘッド基準位置
    との相対高さと第2位相パターン生成器の出力との和を
    記憶し、第2記憶手段は、第3磁気ヘッドと前記ヘッド
    基準位置との相対高さと第2位相パターン生成器の出力
    との和、または第4磁気ヘッドと前記ヘッド基準位置と
    の相対高さと第1位相パターン生成器の出力との和を記
    憶することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれ
    かに記載のトラッキング装置。
  8. 【請求項8】 磁気テープ上のトラック曲がりを、第1
    スチルパターン生成器及び第2スチルパターン生成器の
    出力パターンで補正することを特徴とする請求項1から
    請求項7のいずれかに記載のトラッキング装置。
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