JP3225621U - 吊下げ型芳香剤担持体 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の板部材を組み付ける構成とした場合であっても、組付け性を良好に保ち、かつ組み付けに際して板部材を曲げる必要の無い、吊下げ型芳香剤担持体を提供する。【解決手段】吊下げ方向が定められ、芳香剤を担持させた複数の板部材12(第1板部材12a、第2板部材12b、第3板部材12c)により構成される芳香剤担持体10であって、板部材12にはそれぞれ、吊下げ方向に沿ってスリットが設けられ、各板部材12をスリットの底部を当接させるように組み付け、組み付けられた板部材12a〜12cの板面間に近似した交差角度を持たせている。【選択図】図1

Description

本考案は、芳香剤担持体に係り、特に、配置形態を吊下げ型とした芳香剤担持体に関する。
吊下げ型の芳香剤担持体としては、例えば特許文献1に開示されているようなものが知られている。特許文献1に開示されている芳香剤担持体は、所望するキャラクターなどをかたどった板部材に芳香剤を担持させたもので、板部材の一部には、吊下げ用の紐などを通す貫通孔を設ける構成としている。
しかし、特許文献1に開示されている芳香剤担持体は、芳香剤の揮発面積が限られているため、強い香りを得る事が困難であった。そうした中、特許文献2に開示されている芳香剤担持体のように、板部材を用いた芳香剤担持体であっても、揮発面積を確保することとのできるものが提案されるようになってきた。
特許文献2に開示されている芳香剤担持体は、板面が平行となるように配置した複数の並列板部材(いずれも芳香剤を担持させた板部材)と、この複数の板部材に交差するように係合する交差板部材とによって構成されるものである。複数の板部材により立体形状を構成すると共に、複数の並列板部材と交差板部材との交差方向を一致させていることより、並列板部材は、交差板部材を基板として一定方向に傾倒させることで、折り畳むことが可能となる。
実用新案登録第3060280号公報 実用新案登録第3086205号公報
上記特許文献2に開示されている芳香剤担持体によれば、複数の板部材を組み合わせて構成することにより、従来の芳香剤担持体に比べて表面積を多く確保することができる。よって、芳香成分の揮散量が増え、強い香りを得る事が可能となる。
しかし、特許文献2に開示されている芳香剤担持体は、交差板部材に対して複数の並列板部材を組み付ける構成とし、組み付けに際しては、交差板部材と並列板部材のいずれか一方を一時的に折り曲げる必要がある。このため、組み付けに時間がかかると共に、板部材に折り跡などが生じると、外観上の見た目も悪くなるといった問題があった。
そこで本考案では、複数の板部材を組み付ける構成とした場合であっても、組付け性を良好に保ち、かつ組み付けに際して板部材を曲げる必要の無い、吊下げ型芳香剤担持体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本考案に係る吊下げ型芳香剤担持体は、吊下げ方向が定められ、芳香剤を担持させた複数の板部材により構成される芳香剤担持体であって、前記板部材にはそれぞれ、吊下げ方向に沿ってスリットが設けられ、各板部材を前記スリットの底部を当接させるように組み付けていることを特徴とする。
また、上記のような特徴を有する吊下げ型芳香剤担持体では、複数の板部材に設ける前記スリットは、深さ、及び開口の向きのうちの少なくとも一方をそれぞれ異ならせ、複数の板部材の組み付けによって生ずる交点を1つとすると良い。このような特徴を有することによれば、複数の板部材を用いつつ、吊下げ型芳香剤担持体をコンパクトなものとすることができる。
また、上記のような特徴を有する吊下げ型芳香剤担持体では、組み付け時に最下部に位置する板部材のみに、吊下げ材を係止する通し孔を設けるようにすることが望ましい。このような特徴を有する事によれば、全ての板材に吊下げ材を通す場合に比べ、吊下げ材の設置が簡易なものとなる。また、どこに吊下げ材を通せば良いか明確となる。
また、上記のような特徴を有する吊下げ型芳香剤担持体において前記通し孔は、前記交点を挟む位置に対を成すように設けると良い。このような特徴を有する事によれば、吊下げ型芳香剤担持体を吊下げた際、吊下げ状態を安定させることができる。
さらに、上記のような特徴を有する吊下げ型芳香剤担持体では、対を成す前記通し孔に通した前記吊下げ材は、前記通し孔を備え無い前記板部材の上端側を通過させると共に、ひばり結びにより係止することが望ましい。このような特徴を有することによれば、吊下げ時における引き締めと、折り畳み時における緩みとが自然に生ずることとなる。このため、折り畳み状態から吊下げ状態に至る場合には、使用者が板部材に触れる事なく、複数の板部材における板面間の拡開角度を近似させることができる。
上記のような特徴を有する吊下げ型芳香剤担持体によれば、複数の板部材を組み付ける構成とした場合であっても、組付け性を良好に保ち、かつ組み付けに際して板部材を曲げる必要が無い。
第1実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体の構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体を構成する板部材を平置きにした状態を示す分解図である。 板部材の組み付け順序を説明するための斜視図である。 第1実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体の構成を示す平面図である。 吊下げ材の例を示す図である。 板部材に対する吊下げ材の係止形態を説明するための部分拡大斜視図である。 吊下げ型芳香剤担持体の吊下げ形態と、折り畳み形態を説明するための平面図である。 第2実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体の構成を示す斜視図である。 第2実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体の構成を示す平面図である。 第2実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体を構成する板部材を平置きにした状態を示す分解図である。 考案に係る吊下げ型芳香剤担持体を構成するための板部材の外形形状の変形例の一部を示す図である。
以下、本考案の吊下げ型芳香剤担持体に係る実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態は、本考案を実施する上での好適な形態の一部であり、その構成の一部に変更を加えた場合であっても、本考案の効果を奏する限りにおいて、本考案の一部とみなすことができる。
[第1実施形態]
まず、図1から図6を参照して、第1実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体10について説明する。なお、図面において、図1は、第1実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体の構成を示す斜視図であり、図2は、第1実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体を構成する板部材を平置きにした状態を示す分解図である。図3は、板部材の組み付け順序を説明するための斜視図である。図4は、第1実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体の構成を示す平面図である。図5は、吊下げ材の例を示す図である。図6は、板部材に対する吊下げ材の係止形態を説明するための斜視図である。
本実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体10は、3枚の板部材12(第1板部材12a、第2板部材12b、第3板部材12c)を組み合わせる事により構成されている。具体的には、図2に示すように、外形形状を共通化し、各板部材12(第1板部材12a、第2板部材12b、第3板部材12c)に設けるスリット14(スリット14a、スリット14b、スリット14c)の位置や形状を異ならせた板部材12を組み合わせる構成としている。板部材12の材質は、具体的に限定するものでは無いが、芳香剤(芳香成分)を含浸(担持)することのできるものとする。例えば、紙や木、あるいはこれらを材質の一部に含む複合材や、焼結材であれば良い。
本実施形態の場合吊下げ型芳香剤担持体10は、第1板部材12aと、第2板部材12b、第3板部材12cを主体として構成されており、平面視において図4に示すように、第1板部材12aと第2板部材12b、及び第3板部材12cの交点が1点となるように、3つの板部材12が組み付けられている。具体的には、図3に示すように、第1板部材12aの上部に第2板部材12bが配置され、第2板部材12bの上部に第3板部材12cを配置する構成が採られている。
このような構成を実現するために、第1板部材12aには、板面の上端に開口部を持つように、吊下げ方向に沿って第1板部材12aにおける長手方向長さの2/3程度の深さまでスリット14aを形成している。第2板部材12bには、板面の上端と下端それぞれに開口部を持つ2つのスリット14bを形成している。第2板部材12bに形成するスリット14bの深さは、それぞれ第2板部材12bの長手方向長さの1/3程度とし、吊下げ方向に沿った直線上に2つのスリット14bが位置する構成とされている。第3板部材12cには、板面の下端に開口部を持つように、吊下げ方向に沿って第3板部材12cにおける長手方向長さの2/3程度の深さまでスリット14cを形成している。
各板部材12(12a〜12c)に上記のような構造のスリット14(14a〜14c)を設けることで、組み付けた3つの板部材12(第1板部材12a、第2板部材12b、第3板部材12c)の上端位置と下端位置が一致し、板部材12の外径形状に倣った立体形状(組板構造)を構成することとなる。これにより、板状の部材により構成されていながら、立体物として視覚に捉えられ、吊下げ型の芳香剤担持体として注目を集める視覚効果を期待することができる。
本実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体10では、第1板部材12aにのみ、吊り下げ用の紐など(吊下げ材18)を挿通させるための通し孔としての貫通孔16が形成されている。第2板部材12bと第3板部材12cはいずれも、吊下げ状態において第1板部材12aの上側に位置するように組み付けられる。このため、最下部に配置される第1板部材12aを吊り上げることができれば、第2板部材12bと第3板部材12cも吊り上げることができ、組付け状態を維持することができる。
ここで、第1板部材12aに設けられている貫通孔16は、スリット14aを挟み込む位置に、対を成すように配置されている。貫通孔16を、スリット14aを基点として対を成すように設けることで、吊下げ材18により第1板部材12a(第1板部材12aに組み付けられた第2板部材12b、第3板部材12cを含む)を吊り上げた際、吊下状態に傾きが生ずることを防ぐことができる。
吊下げ型芳香剤担持体10を吊下げるための紐等の吊下げ材18は、図5に示すように輪状となるように構成した上で、第1板部材12aから第3板部材12cまでを組み付けた後、第1板部材12aに設けた2つの貫通孔16を通すように配置される。このため、各貫通孔16には、それぞれ2本の紐が挿通されることとなる。なお、貫通孔16を備えない第2板部材12bと第3板部材12cについて吊下げ材18は、それぞれ上端部を跨ぐようにして配置される。吊下げ材18の係止形態は、限定的なものでは無いが、例えば輪状となっている一方の端部に他方の端部を通して止める、いわゆるひばり結びによれば良い(図6参照)。
[作用、効果]
上記のような構造の吊下げ型芳香剤担持体10は、図7(A)に示すような使用状態から、図7(B)に示すような状態に折り畳む事ができる。なお、実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体10の折り畳みに際しては、吊下げ材18(図7には不図示)を取り付けた状態で行うことができる。
折り畳みは、図7に示す例では、第3板部材12cとの交点を基点として、第2板部材12bと、第1板部材12aをそれぞれ矢印Aで示す方向に回転させることで成される。ここで、第1板部材12aから第3板部材12cがそれぞれ紙や樹脂など、可撓性を有する部材で構成されている場合には、部材の撓みを利用して、よりコンパクトに折り畳む事が可能となる。
この際、第1板部材12aと第2板部材12b、及び第3板部材12cにそれぞれ設けたスリット14a〜14cの位置と深さが撓み加減を調整することとなる。すなわち、上端側では図7(B)に示すように、第3板部材12cを基点として、第2板部材12bが若干の撓みを持つことが可能となる。そして、スリット14aの深さが第2板部材12bのスリット14bよりも深い第1板部材12aは、第2板部材12bよりも大きな撓みを持つことが可能となる。
なお、図示しないが下端側では、上端部側と反対に、第1板部材12aを基点として、第2板部材12bが若干の撓みを持つこととなる。そして、下端側に開口を持つスリット14cの深さが第2板部材12bよりも深い第3板部材12cは、第2板部材12bよりも大きな撓みを持つこととなる。このように、本実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体10は、複数の板部材12を組み付けた状態のまま折り畳む事ができる。折り畳み前の厚みをD、折り畳み時の厚みをdとした場合、dはDよりも十分に小さい(図7に示す例では1/3程度)ため、販売時や、保管時における形態をコンパクトなものとすることができる。
また、上記のような構成の吊下げ型芳香剤担持体10では、吊下げ材18を輪状にした紐として、ひばり結びにより括り付け(係止)をしている。このような係止形態を採用したことにより、係止部分の緩みと引き締めが自然に生じるようになる。このため、折り畳み時には、係止部分が緩み、吊り下げ時には、自重による引っ張り作用で引き締まることとなる。また、このように、吊り下げ時に係止部分に引き締め効果が生ずることにより、実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体10では、第1板部材12aから第3板部材12c板面間の交差角度(拡開角度)が近似したものとなり、バランスの良い立体形状を得ることができる。よって、販売時、あるいは保管時における折り畳み形態から、拡開された使用形態までの間に、使用者は板部材12(第1板部材12aから第3板部材12c)に触れる必要が無く、手に芳香成分が付着する事を防ぐことができる。
また、上記のような構成の吊下げ型芳香剤担持体10では、芳香剤を担持させた板部材12を複数組み付ける事で、香りを揮発させる面積を増やすことができる。よって、単位時間あたりの香り成分の揮発量を増やし、強い香りを放つことが可能となる。
また、複数の板部材12を組み付ける構成とした場合であっても、組付け方向を吊下げ方向と一致させた一方向のみとしつつ、吊下げ状態においても組み付け状態を維持することができる。よって組み付け性が良い。また、実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体10の組み付けは、スリット14同士を対向させて組み合わせるだけの構成であるため、組み付けに際して板部材12を曲げる必要が無く、折り跡等が生じる恐れが無い。さらに、組付けにあたり、折り曲げ等の行為が無いため、板部材12を構成する材質の自由度を高めることもできる。すなわち、撓みや屈曲を生じさせない部材であっても採用することができる。
[第2実施形態]
次に、図8から図10を参照して、本発明の吊下げ型芳香剤担持体に係る第2実施形態について説明する。なお、図面において図8は、第2実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体の構成を示す斜視図であり、図9は、同平面図である。また、図10は、第2実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体を構成する板部材を平置きにした状態を示す分解図である。
本実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体10Aの殆どの構成は、上述した第1実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体10と同様である。相違点としては、立体形状を構成するための板部材12の数が異なる事である。
具体的には、上述した第1実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体10は、板部材12を3枚としていたのに対し、本実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体10Aは、5枚の板部材12を組み合わせる構成としている。
板部材12の数を増やすにあたり、各板部材(第1板部材12aから第5板部材12e)に設けるスリット14の位置や形態を異ならせている。本実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体10Aは、第1実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体10と同様に、各板部材12の交点が平面視で1点となるように組み付ける構成としている(図9参照)。このため、図10に示すように、第1板部材12aは、上端から下端方向へ向けて、長手方向長さの約4/5にあたる深さのスリット14aを設けるようにしている。第2板部材12bは、上端側から下端方向へ向けて長手方向長さの約3/5にあたる深さのスリット14b1と、下端側から上端方向へ向けて長手方向長さの約1/5にあたる深さのスリット14b2を設けるようにしている。また、第3板部材12cは、上端側と下端側のそれぞれから長手方向長さの2/5にあたる深さのスリット14cを設けている。第4板部材12dは、上端側から下端側へ向けて長手方向長さの約1/5にあたる深さのスリット14d1を設けると共に、下端側から上端側へ向けて長手方向長さの約3/5にあたる深さのスリット14d2を設けるようにしている。さらに、第5板部材12eには、下端側から上端側へ向けて長手方向長さの約4/5にあたる深さのスリット14eを設けるようにしている。
また、本実施形態では、各板部材12に設けるスリット14の幅を、第1実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体10を構成する板部材12に設けたスリット14の幅よりも広くなるように構成している。交点で交わる板部材12の数が増えるため、スリット14の幅を広げることで、折り畳み特性の向上を図ることができるからである。なお、吊下げ材18を通すための貫通孔16は、第1実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体10と同様に、第1板部材12aのみに設ける構成としている。このような構成の吊下げ型芳香剤担持体10Aによれば、第1実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体10よりもさらに広い芳香成分揮発面積を確保することができる。
その他の構成、作用、効果は、第1実施形態に係る吊下げ型芳香剤担持体10と同様である。
上記実施形態では、吊下げ型芳香剤担持体10,10Aを構成するための板部材12は、その数を3枚と5枚としていた。しかしながら、板部材12の数は、少なくとも2枚あれば良い。このような構成とすれば、従来よりも広い芳香成分揮発面積を得ることができるためである。
また、各板部材12の外径形状も限定するものではなく、例えば図11(A)〜(C)に示すように、様々な形態とすることができる。なお、図からも明らかなように、図11(A)では円、(B)では矩形、(C)では台形をそれぞれ表している。
さらに、上記実施形態ではいずれも、複数の板部材12の外形を一致させるように記載している。しかしながら、複数の板部材12を組み付ける事ができる構造であれば、その外形形状は、必ずしも一致させる必要は無い。
また、板部材12の数をさらに増やす場合には、スリット14の形態を板部材12の数と一致させ、板部材12の接続箇所を長手方向の長さを板部材12の数で除した値程度とし、その位置を段階的に変化させていくようにすれば良い。
また、上記実施形態では、平面視において、複数の板部材12の交点を1つとする旨記載した。しかしながら、スリット14の形成方向を吊下げ方向に沿う構成としていれば、必ずしも板部材12の交点を1つする必要は無い。このような構成であっても、組み付け性や芳香成分揮発面積の確保等において、同様な効果を得ることができるからである。
10,10A………吊下げ型芳香剤担持体、12………板部材、12a………第1板部材、12b………第2板部材、12c………第3板部材、12d………第4板部材、12e………第5板部材、14(14a,14b,14b1,14b2,14c,14d1,14d2,14e)………スリット、16………貫通孔、18………吊下げ材。

Claims (5)

  1. 吊下げ方向が定められ、芳香剤を担持させた複数の板部材により構成される芳香剤担持体であって、
    前記板部材にはそれぞれ、吊下げ方向に沿ってスリットが設けられ、
    各板部材を前記スリットの底部を当接させるように組み付けていることを特徴とする吊下げ型芳香剤担持体。
  2. 複数の板部材に設ける前記スリットは、深さ、及び開口の向きのうちの少なくとも一方をそれぞれ異ならせ、
    複数の板部材の組み付けによって生ずる交点を1つとしたことを特徴とする請求項1に記載の吊下げ型芳香剤担持体。
  3. 組み付け時に最下部に位置する板部材のみに、吊下げ材を係止する通し孔を設けていることを特徴とする請求項1または2に記載の吊下げ型芳香剤担持体。
  4. 前記通し孔は、前記交点を挟む位置に対を成すように設けられていることを特徴とする請求項2を含む請求項3に記載の吊下げ型芳香剤担持体。
  5. 対を成す前記通し孔に通した前記吊下げ材は、前記通し孔を備え無い前記板部材の上端側を通過させると共に、
    ひばり結びにより係止されていることを特徴とする請求項4に記載の吊下げ型芳香剤担持体。
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