JP3224505B2 - 液晶制御装置および液晶表示装置 - Google Patents

液晶制御装置および液晶表示装置

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JP3224505B2
JP3224505B2 JP31193195A JP31193195A JP3224505B2 JP 3224505 B2 JP3224505 B2 JP 3224505B2 JP 31193195 A JP31193195 A JP 31193195A JP 31193195 A JP31193195 A JP 31193195A JP 3224505 B2 JP3224505 B2 JP 3224505B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置を使用
する携帯型パーソナルコンピュータ等の液晶制御装置お
よび液晶表示装置に関する。
【0002】TFTを使用した液晶表示装置(TFT型
液晶表示装置と称する),あるいはSTN液晶による液
晶表示装置(STN型液晶表示装置と称する)のいずれ
も,液晶駆動用の回路素子の保護等のために液晶駆動電
源Vdd(=5ボルト)の印加から一定時間以内にクロ
ック信号(クロック(CLK)と称する),データ信号
(データ(DATA)と称する),水平同期信号(Hs
yncと称する),垂直同期信号(Vsyncと称す
る),データイネーブル信号(DEと称する)の各信号
が供給される必要がある。また,電源供給を停止する場
合にも,液晶駆動信号の入力が終了から一定時間以内に
液晶駆動電源Vddの供給を停止する必要がある。
【0003】
【従来の技術】図10は従来の液晶制御装置と液晶表示
装置を示す。図10において,111はACアダプタで
あって,100ボルトの商用交流電源を17ボルトの直
流電圧に変換するものである。
【0004】112はバッテリである(バッテリ電圧は
8ボルト〜17ボルトの範囲を変動する)。113はD
/Dコンバータであって,8ボルト〜17ボルトの入力
電圧を,回路素子および液晶駆動用の電源電圧Vdd
(5ボルト)およびSTN型液晶表示装置の場合に必要
なVee(30ボルト(カラー)もしくは−20ボルト
(白黒))に変換して出力するものである。
【0005】114は液晶表示装置である。115は液
晶駆動回路である。121は液晶制御装置である。
【0006】122はシーケンス制御回路であって、液
晶表示装置の電源電圧Vddの供給の開始のタイミング
と液晶駆動信号(液晶駆動信号はクロック,データ,H
sync,Vsync,DE,*DISPOFF等の全
部もしくはその一部を意味する)の印加のタイミング,
および電源電圧Vddの供給の停止と液晶駆動信号の停
止のタイミングの制御を行うものである。シーケンス制
御回路122は液晶制御回路123,本体論理部125
の制御を行うとともに,*DISPOFF(表示終了信
号),DE信号を生成して液晶駆動回路115の制御を
行う。
【0007】123は液晶制御回路であってクロック,
データ,Hsync,Vsync,DEの液晶表示装置
への入力制御を行うものである。125は,本体論理部
である。
【0008】図10の構成の動作を説明する。電源スイ
ッチがオンにされ,D/Dコンバータ113が動作を開
始する。液晶駆動回路115,本体論理部125,シー
ケンス制御回路122,液晶制御回路123にD/Dコ
ンバータから電源電圧Vdd(5V)が供給されそれぞ
れの動作を開始する(図10では液晶駆動回路115に
対する以外のVddの信号線は省略している)。また,
液晶制御回路123は,本体論理部125に制御されて
クロック,データ,DE,Hsync,Vsyncを液
晶駆動回路115に供給し,データを表示する。本体論
理部125は*DISPOFFをHとして液晶駆動回路
115を活性化する。また,電源スイッチがオフにされ
ると,そのことを本体論理部125が検出し,シーケン
ス制御回路122に通知するとともに,*DISPOF
FをLとする。同時に,液晶制御回路123を制御して
液晶駆動回路115から液晶表示装置114に液晶駆動
信号が入力されることを停止する。シーケンス制御回路
122は,液晶駆動回路115への各駆動信号の供給が
停止された後の一定時間以内に液晶駆動回路115への
Vdd(5V)供給を停止するようにD/Dコンバータ
113を制御する。
【0009】図11は従来の液晶駆動制御装置の動作説
明図である(図11 (a), (b)の説明において図10を
参照する)。図11(a)はTFT型液晶表示装置の動
作に必要な条件を表すタイムチャートである。
【0010】Vddは液晶表示装置に供給される電源電
圧である(Vddは本体論理部125等の他の各回路に
供給される電源電圧と共通である)。液晶駆動回路11
5へVdd(5V)の印加が開始されてから液晶駆動信
号(クロック,データ,Hsync,Vsync)の印
加の開始時間aが10ms以内ないしは50ms以内である
必要がある。また,電源を停止するときは,液晶駆動回
路115へのクロック,データ,Hsync,Vsyn
cの印加が終了してから,液晶駆動回路115へのVd
dの供給を停止するまでの時間bが10ms以内ないしは
50ms以内である必要がある。
【0011】図11(b)はSTN型液晶表示装置の動
作に必要な条件を表すタイムチャートである。Vddは
液晶表示装置に供給される電源電圧である(他の各回路
部に供給される電源電圧に共通)。
【0012】Veeは液晶への印加電圧であって,カラ
ーの場合に30ボルト,白黒の場合にー20ボルトであ
る。液晶駆動回路115へのVddの印加が開始された
後に液晶駆動信号(クロック,データ,Hsync,V
sync)およびVeeの印加が開始される必要があり
(c≧0ms),液晶駆動信号(クロック,データ,H
sync,Vsync)およびVeeの印加が開始され
た後に*DISPOFFをオフとする必要がある(c<
d)。また,電源を停止するときは,まず*DISPO
FFをオフとした後に液晶駆動回路への液晶駆動信号
(クロック,データ,Hsync,Vsync)および
Veeの印加を終了する必要がある(e≦f)。さら
に,液晶駆動信号(クロック,データ,Hsync,V
sync)およびVeeの印加が停止された後に液晶駆
動回路へのVddの印加が終了する必要がある(e≧0
ms)。さらに電源が投入された時,液晶駆動回路への
Vdd,Veeの印加が開始された後に,*DISPO
FFが印加される必要がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図12は発明が解決し
ようとする課題の説明図である。図12 (a)は液晶表示
装置に対する各信号の供給のタイミングチャートであ
る。
【0014】Vddの供給が開始されてから5ms後に
Hsync,Vsyncの供給があり,Hsync,V
syncの供給が開始されてから200msでクロッ
ク,DE,データの供給が開始された状態を示す。ま
た,電源スイッチがオフにされた時には,Vddの供給
の停止と同時にクロック,DE,データ,Hsync,
Vsyncの供給が停止されている。
【0015】図12 (a)の場合において,Vddの供給
の停止と同時にクロック,DE,データ,Hsync,
Vsyncの供給が停止されているので,電源電圧オフ
の時の動作のタイミングは図11のタイミングの条件を
満たしている。しかし,電源スイッチをオンにした時
は,Vddの供給の開始から205ms経過後にクロッ
ク,DE,データの供給が開始されているので図11の
各信号を印加するタイミングの条件を満たしていない。
【0016】図12 (b)は,Vddの供給が開始されて
から205ms後に,液晶駆動信号(クロック,DE,
データ,Hsync,Vsync)の供給があり,Vd
dの供給の停止と同時にクロック,DE,データ,Hs
ync,Vsyncの供給が停止されている状態を示
す。
【0017】図12 (b)の場合も,Vddの供給の停止
に対する他の信号のタイミングは図11 (b)の条件を満
たしているが,Vddの供給が開始されてから,205
ms後に液晶駆動信号(クロック,DE,データ,Hs
ync,Vsync)が供給されているので,図11の
各信号のタイミングに必要な条件を満たしていない。
【0018】液晶表示装置を備える電子機器を設計する
場合には,図11の条件を満たすように本体論理部,シ
ーケンス制御回路,液晶制御回路を設計する必要がある
が,設計ミス等で図12のように各信号のタイミングが
与えられ,液晶表示装置が正しく動作しないかもしくは
液晶表示装置の回路素子の破壊を生じることがあった。
【0019】本発明は,液晶表示装置を備える電子機器
の設計において上記の条件を考慮することなく,自動的
に上記の動作条件を満たす液晶制御装置を提供すること
を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は,電源供給を開
始されてから一定時間以内に液晶制御信号が入力される
必要のある液晶表示装置の液晶制御装置において,液晶
制御装置は液晶表示装置に対する電源供給の開始から上
記の一定時間以内にダミーの液晶制御信号を発生し,液
晶表示装置に入力するダミー信号発生部を備える構成を
もつ。
【0021】図1は本発明の基本構成を示す図である。
図1において,1は電源部である。
【0022】2は液晶表示装置である。3は液晶制御装
置である。4はダミー信号発生部であって,液晶表示装
置2に対するVddの供給の開始と液晶駆動信号の供給
の開始のタイミングの条件を満たすようにダミーの液晶
駆動信号(例えば,全画面を黒とする信号等)を供給す
るものである。
【0023】5は液晶制御部であって,液晶駆動信号
(クロック,データ,Hsync,Vsync等)を液
晶表示装置2に供給するものである。6は本体論理部で
ある。
【0024】7は信号選択部であって,ダミーの液晶駆
動信号(ダミー信号)と本体側の本来の液晶駆動信号
(クロック,データ,Hsync,Vsync等)を入
力し,本来の液晶駆動信号の入力がない場合にはダミー
の液晶駆動信号を出力し,本来の液晶駆動信号の入力が
ある場合には本来の液晶制御信号を選択して出力するも
のである。
【0025】図1の本発明の基本構成の動作を説明す
る。電源スイッチのオンにより電源部1は液晶表示装置
2,液晶制御装置3等各部に電源(Vdd)の供給を開
始する。
【0026】ダミー信号発生部4は電源電圧Vddの供
給が開始されたことにより,電源電圧Vddの印加と液
晶駆動信号の入力の開始のタイミングの条件を満たすよ
うに,例えば全画面黒のダミーの液晶駆動信号を発生し
て液晶表示装置2に供給する。ダミー信号は液晶制御部
5からの液晶駆動信号の発生があった時点で供給を停止
する。あるいはVddの供給の停止まで出し続けていて
も良い。その場合にはダミー信号を考慮して液晶駆動信
号の色のレベルを調整等をするようにする。あるいは信
号選択部7を設け,ダミー信号と本体側の本来の液晶駆
動信号を信号選択部7に入力するようにし,本来の液晶
駆動信号の入力がない場合にはダミーの液晶駆動信号を
出力し,本来の液晶駆動信号の入力がある場合には本来
の液晶制御信号を選択して出力して液晶表示装置2に供
給するようにしても良い。
【0027】また,電源スイッチのオフにより各部に対
する電源電圧Vddの供給が停止すると,それと同時に
液晶駆動信号の発生,ダミー信号の発生も停止する。図
2は本発明の基本構成の動作のタイムチャートの例を示
す。
【0028】図2において,Vddは液晶表示装置およ
び他の回路部に対する電源電圧である。ダミー信号はダ
ミー信号発生部4の出力である。
【0029】クロック,DE,データ,Hsync,V
syncは液晶制御部5の出力する液晶駆動信号であ
る。図2は,電源部1からのVddの供給の開始によ
り,ダミー信号発生部4はダミー信号を発生して液晶表
示装置2もしくは信号選択部7に供給する。そして,V
ddの供給の開始から205ms後にクロック,DE,
データ,Hsync,Vsyncが液晶表示装置2に供
給される状態を表している。また,電源部1のVddの
供給の停止と,ダミー信号発生部4,液晶制御部5が動
作を停止し,ダミー信号,クロック,DE,データ,H
sync,Vsyncの供給を停止する。
【0030】図2の場合,Vddの印加のタイミングと
クロック,DE,データ,Hsync,Vsyncのタ
イミングの印加の関係は設計条件を満たしていないが,
ダミー信号がその条件を満たしているので液晶表示装置
2は正常に動作する。
【0031】
【発明の実施の形態】図3は本発明の実施例1である。
図3において,20は電源部である。
【0032】21はACアダプタである。22はバッテ
リである。23はD/Dコンバータである。
【0033】24は液晶表示装置である。25は液晶駆
動回路である。31はダミー信号発生部である。
【0034】32はダミー信号発生回路であって,ダミ
ー信号を発生する回路である。33は信号選択回路(図
1の信号選択部7に相当する)であって,液晶制御回路
34の出力する液晶駆動信号(クロック,DE,デー
タ,Hsync,Vsync)(本来の液晶駆動信号)
の入力の有無を判定し,本来の液晶駆動信号のない場合
にはダミー信号発生回路32の出力するダミー信号を選
択して出力し,本来の液晶駆動信号のある場合には,本
来の液晶駆動信号を選択して出力するものである。
【0035】34は液晶制御回路であって,液晶駆動信
号を出力するものである(図1の液晶制御部に相当す
る)。35は本体論理部である。
【0036】図3の本発明の実施例1の構成の動作を説
明する。電源スイッチ(図示せず)のオンによりD/D
コンバータ23はACアダプタ21の出力(17ボル
ト)もしくはバッテリ22の出力(8〜17ボルト)を
Vdd(5ボルト)に変換して出力する。さらに,必要
ならばその入力電圧をVee(30ボルトもしくは−2
0ボルト)に変換して出力する。
【0037】D/Dコンバータ23が供給する電源電圧
Vddは,液晶駆動回路25,本体論理部35,液晶制
御回路34,信号選択回路33,ダミー信号発生回路3
2に供給され,それぞれの回路が動作を開始する。ダミ
ー信号発生回路32は電源Vddの供給を受けるとダミ
ーの液晶駆動信号(クロック,DE,データ,Hsyn
c,Vsync)を発生して信号選択回路33に出力す
る。信号選択回路33は液晶制御回路34から本来の液
晶駆動信号の入力がなければ,ダミー信号を液晶駆動回
路25に出力する。
【0038】本体論理部35,液晶制御回路34はVd
dの供給を受けることにより動作を開始し,本体論理部
35は本来の液晶駆動信号(クロック,DE,データ,
Hsync,Vsync)を発生し,液晶制御回路34
は信号選択回路33に出力する。信号選択回路33は液
晶制御回路34からの本来の液晶駆動信号の入力を判定
すると,その本来の液晶駆動信号を選択して液晶駆動回
路25に出力する。
【0039】また,電源スイッチのオフによりD/Dコ
ンバータ23はVddの出力を停止する(Veeも停止
する)。そのため,装置各部に対する電源供給が停止
し,ダミー信号,本来の液晶駆動信号の発生も停止す
る。
【0040】図4は本発明のダミー信号発生部の実施例
である。図4において,23はD/Dコンバータであ
る。
【0041】31はダミー信号発生部である。32はダ
ミー信号発生回路である。33は信号選択部である。
【0042】34は液晶制御回路である。35は本体論
理部である。信号選択部33において,38は判定回路
であって,液晶制御回路34から供給される本来の液晶
駆動信号の入力を判定するものである。
【0043】39はマルチプレクサであって,本来の液
晶駆動信号の入力がない場合には,ダミー信号発生回路
32の出力するダミー信号を出力し,本来の液晶駆動信
号の入力がある場合には,本来の液晶駆動信号を選択し
て出力するものである。
【0044】41は水晶発振器であって,クロック信号
を発生するものである。なお,図3において,D/Dコ
ンバータ23の出力するVddはダミー信号発生部31
の各回路部(水晶発振器41,ダミー信号発生回路3
2,マルチプレクサ39,判定回路38)に印加され
る。また,Vddは本体論理部35,液晶制御回路34
にも印加される(その電源供給の信号線は図示を省略さ
れている)。
【0045】図4の構成の動作を説明する。電源スイッ
チのオンによりD/Dコンバータ23は動作を開始し,
Vdd(5ボルト)および必要ならばVeeを出力す
る。D/Dコンバータ23の発生するVddの供給を受
けて各回路部(水晶発振器41,ダミー信号発生回路3
2,液晶制御回路34等)が動作を開始し,水晶発振器
41の発生するクロックを入力して,ダミー信号発生回
路32はダミーの液晶駆動信号を発生しマルチプレクサ
39に入力する。また,液晶制御回路34から送られて
くる本来の液晶駆動信号(クロック,Hsync,Vs
ync,DE,データ)はマルチプレクサ39に入力さ
れる。
【0046】判定回路38は液晶制御回路34からの本
来の液晶駆動信号の入力の有無を判定する。マルチプレ
クサ39は本体論理部35,液晶制御回路34がVdd
を印加された直後であって,液晶駆動信号を入力してい
ない状態においては,判定回路38の判定結果に従って
ダミーの液晶駆動信号を液晶駆動回路(図3参照)に出
力する。また,Vddの供給を受けた後に充分に時間が
経過し,液晶制御回路34から本来の液晶駆動信号が出
力された時には,判定回路38は本来の液晶駆動信号の
入力を判定し,その判定結果に従ってマルチプレクサ3
9は液晶制御回路34から出力される本来の液晶駆動信
号を選択して液晶駆動回路に出力する。
【0047】図5は本発明の実施例1のタイムチャート
である(TFT型液晶表示装置)である。VはACアダ
プタもしくはバッテリからD/Dコンバータに入力され
る+8〜17ボルトの電圧を表す。
【0048】VddはD/Dコンバータ23から出力
される電源電圧(5ボルト)である。ダミー信号はダミ
ー信号発生回路32から出力される信号である。
【0049】クロック,DE,データ,Hsync,V
syncは液晶制御回路34から出力される液晶駆動信
号である。判定回路出力は判定回路38の出力である。
【0050】マルチプレクサ出力はマルチプレクサ39
の出力である。D/Dコンバータ23から出力される電
源電圧Vddは液晶駆動回路34および水晶発振器4
1,ダミー信号発生回路32等の各回路部に供給され
る。そして,Vddの供給を受けて水晶発振器41が動
作を開始し,ダミー信号発生回路32はダミーの液晶駆
動信号を出力する。その後に,本体論理部35,液晶制
御回路34から本来の液晶駆動信号(クロック,DE,
データ,Hsync,Vsync)が出力される。
【0051】また,電源スイッチがオフによりD/Dコ
ンバータ23の出力が停止することにより各回路部が一
斉に動作を停止し,本来の液晶駆動信号,ダミーの液晶
駆動信号もオフになる。
【0052】図6は,本発明の実施例1のタイムチャー
トである(STN型液晶表示装置の場合)。図6におい
て,V=+8〜17ボルトの信号,Vdd,水晶発振器
出力,ダミー信号,クロック,DE,データ,Hsyn
c,Vsync,判定回路出力,マルチプレクサ出力の
各信号は図5と同じである。
【0053】STN型液晶表示装置の場合には,D/D
コンバータ23によりVddの供給が開始されるのと同
時に液晶制御用のVee信号(カラー液晶の場合30ボ
ルト,白黒液晶の場合−20ボルト(図6は白黒の場合
を示す))および*DISPOFF(ディスプレイのオ
ン,オフの制御信号)が発生する。
【0054】さらに,電源スイッチがオフになった時
は,Vddの供給を停止すると同時にVeeをLとし,
*DISPOFFもLとする。この点以外の各信号のタ
イミングの関係は図5と同様である。
【0055】図7は本発明の実施例2である。図7は液
晶表示装置の内部に液晶表示装置用の電源回路および液
晶ダミー信号発生部を持つようにしたものである。
【0056】図7において,45は液晶電源回路であっ
て,液晶表示装置24の電源回路である。図7において
図3もしくは図4と同じ参照番号の部分はそれぞれに同
じものである。
【0057】図7の構成の動作において,本体の電源ス
イッチのオンによりD/Dコンバータが動作を開始し,
Vdd(5ボルト)を出力する。また,液晶電源回路
45には本体側のACアダプタ21およびバッテリ22
から電力が供給され,D/Dコンバータ23からVdd
の供給を受けてVdd(5ボルト)を液晶表示装置
24の各部に供給する。必要ならばさらにVeeを液晶
駆動回路25に供給する。そして,液晶表示装置24に
おいて水晶発振器41,ダミー信号発生回路32,判定
回路38,マルチプレクサ39が動作し,ダミー信号お
よび本来の液晶駆動信号を入力し,電源スイッチがオン
とされた直後の本来の液晶駆動信号のない時にはダミー
信号を液晶駆動回路25に出力する。また,D/Dコン
バータ23の電源供給の停止と同時に液晶電源回路45
も動作を停止し,ダミー信号の発生,本来の液晶駆動信
号の発生も停止する。
【0058】図8は本発明の実施例2のタイムチャート
である(TFT型液晶表示装置)。図8において,Vd
dはD/Dコンバータからの出力電圧(5ボルト)で
あり,Vddは液晶電源回路の出力電圧(5ボルト)
である。それ以外の各信号は図5と同様である。また,
各信号の動作は前述した通りである。
【0059】図9は本発明の実施例2のタイムチャート
である(STN型液晶表示装置)。図9において,Vd
dはD/Dコンバータからの出力電圧(5ボルト)で
あり,Vddは液晶電源回路の出力電圧(5ボルト)
である。それ以外の各信号は図6と同様である。また,
各信号の動作は前述した通りである。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば,液晶表示装置に対する
電源電圧Vddの供給の開始とともにダミーの液晶駆動
信号を発生するので,電源電圧Vddの供給の開始から
一定時間以内に液晶駆動信号の供給を必要とする液晶表
示装置の制御回路の設計が容易になる。
【0061】そのため,液晶表示装置を備える電子機器
の設計の負担が軽くなり,液晶表示装置に対する電源電
圧Vddの印加と液晶駆動信号の印加タイミングの設計
ミス等をなくすことができ,電子機器に対する信頼性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明の基本構成の動作のタイムチャートの例
を示す図である。
【図3】本発明の実施例1を示す図である。
【図4】本発明のダミー信号発生部の実施例を示す図で
ある。
【図5】本発明の実施例1のタイムチャートを示す図で
ある(TFT型液晶表示装置の場合)。
【図6】本発明の実施例1のタイムチャートを示す図で
ある(STN型液晶表示装置の場合)。
【図7】本発明の実施例2を示す図である。
【図8】本発明の実施例2のタイムチャートを示す図で
ある(TFT型液晶表示装置の場合)。
【図9】本発明の実施例2のタイムチャートを示す図で
ある(STN型液晶表示装置の場合)。
【図10】従来の液晶制御装置を示す図である。
【図11】従来の液晶制御装置の動作説明図である。
【図12】発明が解決しようとする課題の説明図であ
る。
【符号の説明】
1:電源部 2:液晶表示装置 3:液晶制御装置 4:ダミー信号発生部 5:液晶制御部 6:本体論理部 7:信号選択部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/00 - 3/38 G02F 1/133 505 - 580

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源供給を開始されてから一定時間以内
    に液晶駆動信号が入力される必要のある液晶表示装置の
    液晶制御装置において,液晶制御装置は,ダミー信号発生部と液晶制御回路とを
    備え, 該液晶制御回路は,本体論理部の制御により発生する本
    来の液晶駆動信号を出力するものであり, 該ダミー信号発生部は,液晶表示装置に対する電源供給
    の開始によりダミーの液晶駆動信号を発生するダミー信
    号発生回路と,該液晶制御回路に接続されていて本体側
    で発生する本来の液晶駆動信号の入力を判定する判定回
    路と,マルチプレクサとを備え, 該マルチプレクサはダミー信号発生回路で発生するダ
    ミーの液晶駆動信号と該液晶制御回路が発生する本来の
    液晶駆動信号と,該判定回路の出力信号を入力し,
    判定回路が本来の液晶駆動信号を発生していないことを
    表す信号を出力している場合には,ダミーの液晶駆動信
    号を出力し,判定回路が本来の液晶駆動信号を発生し
    ていることを表す信号を出力している場合には,本来の
    液晶駆動信号を選択して出力するものであり,該ダミー信号発生部は該マルチプレクサの選択した信号
    を出力するものであることを特徴とする液晶制御装置。
  2. 【請求項2】 該ダミー信号発生回路が発生するダミー
    の液晶駆動信号は,本来の液晶駆動信号と別に生成され
    ることを特徴とする請求項1に記載の液晶制御装置。
  3. 【請求項3】 電源供給を開始されてから一定時間以内
    に液晶駆動信号が入力される必要のある液晶表示装置に
    おいて,液晶制御装置は,ダミー信号発生部と液晶制御回路とを
    備え, 該液晶制御回路は,本体論理部の制御により発生する本
    来の液晶駆動信号を出力するものであり, 該ダミー信号発生部は,液晶表示装置に対する電源供給
    の開始によりダミーの液晶駆動信号を発生するダミー信
    号発生回路と,該液晶制御回路に接続されていて本体側
    で発生する本来の液晶駆動信号の入力を判定する判定回
    路と,マルチプレクサとを備え, マルチプレクサは該ダミー信号発生回路で発生するダ
    ミーの液晶駆動信号と該液晶制御回路が発生する本来の
    液晶駆動信号と,該判定回路の出力信号を入力し,
    判定回路が本来の液晶駆動信号を発生していないことを
    表す信号を出力している場合には,ダミーの液晶駆動信
    号を出力し,判定回路が本来の液晶駆動信号を発生し
    ていることを表す信号を出力している場合には,本来の
    液晶駆動信号を選択して出力するものであり,該ダミー信号発生部は該マルチプレクサの選択した信号
    を出力するものであることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 該ダミー信号発生回路が発生するダミー
    の液晶駆動信号は,本来の液晶駆動信号と別に生成され
    ることを特徴とする請求項3に記載の液晶表示装置。
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