JP3224260B2 - 建築材料の着色方法 - Google Patents

建築材料の着色方法

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JP3224260B2
JP3224260B2 JP04639492A JP4639492A JP3224260B2 JP 3224260 B2 JP3224260 B2 JP 3224260B2 JP 04639492 A JP04639492 A JP 04639492A JP 4639492 A JP4639492 A JP 4639492A JP 3224260 B2 JP3224260 B2 JP 3224260B2
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バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト
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    • C09C3/04Physical treatment, e.g. grinding, treatment with ultrasonic vibrations
    • C09C3/045Agglomeration, granulation, pelleting
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B18/00Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
    • C04B18/02Agglomerated materials, e.g. artificial aggregates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
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  • Glanulating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、建築材料を自由流動性であり且
つ非粉塵性である粒状物の形状の無機顔料で着色する方
法に関するものである。
【0002】
【発明の背景】例えばプラスター、石灰レンガ、繊維セ
メント部品またはコンクリートブロックの如きセメント
および石灰と結合されている建築材料、特に屋根タイ
ル、舗装石または歩道タイル、を着色しようとする時に
は、使用される着色材料は一般的には無機顔料である。
建築材料工業において一般的に使用されている顔料は、
赤色、黒色、褐色または黄色用の酸化鉄類および水酸化
鉄類、黒褐色用の酸化マンガン類、緑色用の酸化クロム
類、並びに白色用の二酸化チタンである。さらに、カー
ボンブラックを黒色顔料として、ニッケルまたはクロム
ルチル類を黄色顔料として、コバルトを含有しているス
ピネル類を緑色顔料として、銅を含有しているスピネル
類を黒色顔料として、そして硫酸バリウムおよびマンガ
ン酸バリウムの混合結晶を青色顔料として、使用するこ
ともできる。
【0003】コンクリート材料を着色するためには、顔
料は一般的には粉末形で使用される。粉末状に粉砕され
た時には、それらは易分散性であるという利点を有して
おり、そのような顔料粉末はコンクリート混合物中に
2、3分以内の短時間で完全に均質に分布させることが
できる。しかしながら、これらの微細粉末の欠点はそれ
らが自由に流動せずそして多くの場合には貯蔵中に保た
れる時には一緒にかたまって塊を生じることである。こ
れにより、正確な投与が困難となり、そしてある種の粉
末の別の欠点はそれらの粉塵生成傾向である。
【0004】これらの欠点は、乾燥顔料粉末の代わりに
水性顔料懸濁液を使用することにより、コンクリート部
品の顔料着色においては避けることができる。しかしな
がら、30−70重量%の顔料を含有しているそのよう
なペーストまたはスラリーの使用は、製造場所と建築位
置の間の距離によるが余分の水含有量のために輸送価格
が相当高くなるので、ゆっくりとしか普及していない。
さらに、全てのコンクリート調合物が顔料に伴われる大
量の水を吸収できるものでもない。
【0005】従って、建築材料工業はほとんど乾燥顔料
粉末を使用し続けている。プラスチックスおよびラッカ
ー工業で一般的に使用されているものの如き微粒子形の
顔料の使用はこれまでは、該粒子はコンクリート調合物
中に容易に分散できないという一般的な意見により、妨
げられている。容易に分散できない顔料集塊物は実質的
に長い混合時間を必要とする。建築材料の製造において
一般的に使用されている短い混合時間では、不完全な顔
料分布のためにコンクリート表面上に色の斑点、縞およ
び塊が生じる。顔料中に含まれる色の強度は完全に延展
できず、その結果、コンクリート中で一定の色強度を得
るためには大量の顔料が必要となる。
【0006】実質的に顔料およびコンクリート中の顔料
の分散を促進させる1種以上の結合剤からなっている顔
料粒状物がDE−C3 619 363中にコンクリート
の着色用に記載されている。コンクリート中で分散助剤
として機能する結合剤として下記のものが挙げられる:
アルキルベンゼンスルホネート類、アルキルナフタレン
スルホネート類、リグニンスルホネート、硫酸化された
ポリグリコールエーテル類、メラミンホルムアルデヒド
縮合物、ナフタレンホルムアルデヒド縮合物、グルコン
酸、低分子量の塩類、特にエステル化されたスチレン/
無水マレイン酸共重合体、並びに酢酸ビニルとクロトン
酸との共重合体。顔料中のこれらの割合は好適には2−
6重量%である。
【0007】上記の分散助剤はコンクリート混合物中で
液化剤として機能する。それらは水−セメント比に影響
を与え、そしてコンクリートの軟度に影響を有してい
る。
【0008】無機顔料自身中では、加えられた結合剤は
別の有機物質として機能する。DE−A2 950 15
6に従うと、無機出発顔料は少なくとも20%の樹脂含
有量を有している。コンクリート中の粒状物の分布は、
疎水性塊の樹脂含有量のために、非常に困難となる。
【0009】自由流動性であり且つほとんど粉塵を生成
しない顔料はDE−C3 918 694に従い製造する
ことができるが、自由流動性および粉塵生成量は高割合
の100μmより小さい粒子のために完全には満足のい
くものではない。
【0010】本発明の一目的は、建築材料を着色するた
めの当技術の現状の上記の欠点を有していない自由流動
性の非粉塵生成性の無機顔料を提供するものである。
【0011】
【発明の簡単な記載】自由流動性であり且つ非粉塵生成
性である粒状物の形状の無機顔料を建築材料中に加える
ことにより着色された建築材料が製造され、ここで該顔
料は噴霧乾燥された粒子から該噴霧乾燥された顔料を後
−造粒することにより製造されている。
【0012】
【詳細な記載】自由流動性であり且つ非粉塵生成性であ
る粒状物の形状の無機顔料で着色する方法により先行技
術により遭遇する問題は解決され、ここで該顔料粒状物
は噴霧乾燥された粒子からこれらをある時間にわたり後
−造粒することにより得られる。
【0013】この方法が本発明の主題である。DE−C
3 918 694に従い製造される粒状物が本発明に従
う方法用に適している。
【0014】後−造粒を5分間−10時間の、好適には
15分間−2時間の、期間にわたり行う時に、特に良好
な結果が得られる。
【0015】驚くべきことに、粒状物はこれらの条件下
で破壊せずそして100μmより小さい微細粒子の割合
が減少しそして100μmより大きい粒子の割合が増加
することが見いだされた。
【0016】本発明に従う方法は有利には周囲温度−3
00℃の温度において実施することができる。後−造粒
は好適にはドラム、スクリュー、回転板または同様な装
置中で実施される。得られた後−造粒された粒子は非常
に自由流動性であり、そして該方法に加えられた粒子よ
り実質的に少ない粉塵を生成する。
【0017】本発明に従う方法の一態様では、後−造粒
は添加物なしで実施される。ある種の条件下では、本発
明に従う方法により得られる効果は後−造粒中に粒子全
体に2、3%の水を噴霧することにより増加する。
【0018】従って、本発明に従う方法の他の態様で
は、後−造粒の工程中に粒子に顔料の量を基にして0.
5−5重量%の、好適には1−3重量%の、水を噴霧す
る。
【0019】後−造粒中に粒子に顔料の量を基にして
0.5−5重量%の、好適には1−3重量%の、ホウ
素、アルミニウム、ケイ素、チタン、亜鉛および/また
は錫の塩類の水溶液を噴霧することも同様に有利であ
る。これにより、100μmより小さい微細粒子の含有
量がさらに減少する。
【0020】二酸化チタン、酸化鉄、酸化クロム、酸化
マンガンおよび酸化亜鉛からなる群の1種以上から選択
される無機顔料を使用することが特に適している。酸化
鉄顔料が特に好適である。
【0021】本発明に従う方法の別の態様では、無機顔
料はクロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、亜
鉛、チタン、銅、アルミニウム、砒素およびアンチモン
のカチオン類から選択される少なくとも2種のカチオン
類並びに対イオンとしての酸素を含有している混合相顔
料である。
【0022】本発明に従う粒状物の粒子寸法は顔料に依
存している特定値を越えてはならないことが示された。
この寸法は主として粒状物のかさ密度に依存しており、
該密度は粒子の気孔率の測定値である。噴霧造粒の場合
には、気孔率は乾燥前のポンプ操作可能な出発懸濁液の
固体含有量に依存しており、その値は顔料の粒子寸法お
よび粒子形に依存して相当変わることがある。
【0023】1957年8月のDIN 53 194中に
定義されている圧縮かさ密度が、かさ密度の測定値とし
て採用される。本発明に従う顔料粒状物は、それらが圧
縮かさ密度の測定中に崩壊しないという事により特徴づ
けられている。本発明に従う粒状物は好適には0.5−
2.5g/cm3、最も好適には0.8−1.5g/c
3、の圧縮かさ密度を有している。
【0024】本発明に従う方法用に特に適している粒状
物の平均粒子寸法は100−500μmである。
【0025】この粒子寸法を有する顔料粒状物は、取り
扱い中に安定であり且つ自由に注入可能であり、粉塵を
生成せず、しかも建築材料の着色用に非常に適している
粉末である。これまでに考えられていた意見(DE−C
3 6193639)とは対照的に、コンクリート調合
物中での粒状物上に作用する剪断力は混合サイクル中の
顔料の完全分散用に充分なものである。
【0026】酸化鉄顔料を使用すると、特に良好な結果
が得られる。
【0027】粒状物の圧縮かさ密度は、顔料、添加物の
型および量、並びに懸濁液の水含量量により変化する可
能性がある。圧縮かさ密度が低すぎると粒状物は不充分
な安定性となり、一方高い圧縮かさ密度の粒状物は分散
しにくい。本発明に従う黒色酸化鉄粒状物は好適には
0.8−1.4g/cm3の圧縮かさ密度を有する。
【0028】本発明に従う方法を次に下記の実施例によ
りさらに完全に説明するが、それは実施例により限定さ
れるとは考えるべきでない。
【0029】コンクリート中の分散性は、下記のデータ
に従う白色セメントを用いて製造されたプリズムの色強
度を測定することにより、試験された:セメント:鋭い
砂比=1:4、水−セメント値=0.35、顔料着色水
準=セメントを基にして1.2%、使用混合器:RKト
ニ・テクニク、ベルリン、5リットル混合皿、モデル1
551、回転速度140回転/分(バッチ:500gの
セメント)。混合物の4個の試料(300g)を30、
40、50、60、70および80秒後に取り出し、そ
して圧力下(32.5N/mm2)で試料物体(5×10
×2.5cm)を製造するために使用した。試料の硬
化:30℃および95%相対的湿度において24時間、
その後、50℃で24時間乾燥。ハンターラボ装置を用
いて測定された色データ:上部側面上の3個の測定点お
よび下部測面上の3個、顔料混合物当たり24個の測定
点。得られた平均値は80秒の混合時間を用いて得られ
た試料を基にしている(最終的な色強度=100%)。
【0030】
【実施例】実施例1 固体含有量を基にして、約50重量%のFe34(バイ
フェロックス(R)318、バイエルAGの商業製品)お
よび1重量%の360g/lのSiO2を含有している
ソーダ水ガラスを含む水性懸濁液が、ディスク噴霧乾燥
器の分配ディスクのところに0.5バールの圧力下で到
達した。ディスクの周囲速度は88m/秒であった。天
然ガス表面バーナーからの燃焼気体が噴霧乾燥器に38
0℃の温度ではいってきた。気体の放出温度は75℃で
あった。毎時90kgの3.5重量%の残留水分含有量
を有する酸化鉄黒色粒子が得られた。粒子の圧縮かさ密
度は1.14g/cm3であった。粒子のスクリーン分析
は、粒子の23.7%が100μmより小さくそして7
6.3%だけが100μmより大きかったことを示して
いた。
【0031】この実施例では、80cmの直径および4
5°の傾斜角度を有しておりそして25回転/分で回転
している錠剤コーテイングドラム中で、生成した粒子の
回転を続けた。60分後に得られた粒子は自由流動性で
ありそしてふるい分析に従うと14%だけの100μm
より小さい粒子を含有していた。コンクリートプリズム
中での分散性試験では、最終的な色強度は50秒後に得
られた。
【0032】実施例2 23.7%の100μmより小さい粒子を含有している
実施例1からの粒子をコーテイングドラム中で実施例1
中の如く1時間にわたり後−回転させた。さらに、この
時間中に固体含有量を基にして2重量%の水をそれらに
噴霧した。
【0033】すると粒子は4.5%だけの100μmよ
り小さい粒子を含有していた。圧縮かさ密度は1.22
g/cm3であった。流動性は優れており、そして粉塵
の生成量は非常にわずかであった。コンクリートプリズ
ム中での分散性試験では、最終的な色強度は40秒後に
得られた。
【0034】実施例3 55重量%の赤色酸化鉄(バイフェロックス(R)13
0、バイエルAGの商業製品)を有する水性懸濁液が、
ディスク噴霧乾燥器の分配ディスクのところに0.3バ
ールの初期圧力下で到達した。ディスクの周囲速度は7
5m/秒であった。天然ガス表面バーナーからの燃焼気
体が噴霧乾燥器に400℃の温度ではいってきた。気体
の放出温度は160℃であった。毎時125kgの0.
3重量%の残留水分含有量を有する赤色酸化鉄粒子が得
られた。粒子の圧縮かさ密度は1.48g/cm3であっ
た。しかしながら、粒子のスクリーン分析は粒子の2
4.8%が100μmより小さいことを示していた。
【0035】次にこれらの粒子を実施例1中の如く30
分間にわたり後−回転させた。これは100μmより小
さい粒子の割合を13%に減少させた。流動性は優れて
おり、そして粉塵の生成量は非常にわずかであった。コ
ンクリートプリズム中での分散性試験では、最終的な色
強度は70秒後に得られた。圧縮かさ密度は1.40g
/cm3であった。
【0036】実施例4 実施例3からの粒子に後−回転中に1重量%の水を噴霧
した。10%以下の100μmより小さい粒子を含有し
ている粒子が1時間後に得られた。流動性および粉塵含
有量は優れていた。コンクリートプリズム中での分散性
試験では、最終的な色強度は60秒後に得られた。圧縮
かさ密度は1.41g/cm3であった。
【0037】実施例5 黄色酸化鉄の粒子を実施例1および3中に記載されてい
る如くして製造した(バイフェロックス(R)420、バ
イエルAGの商業製品)。圧縮かさ密度は0.92g/
cm3でありそして残留水分含有量は0.3重量%であっ
た。スクリーン分析は粒子の87.5重量%が100μ
mより大きいことを示していた。これらの粒子を回転管
式炉の中で190℃において4回転/分の周囲温度で3
0分間保った。生じた粒子の98.8重量%が100μ
mより大きかった。圧縮かさ密度は0.96g/cm3
あった。
【0038】コンクリートプリズム中での分散性試験に
おける最終的な色強度は50秒後に得られた。
【0039】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0040】1.自由流動性であり且つ非粉塵生成性で
ある粒状物の形状の無機顔料を建築材料中に加えること
からなる建築材料を無機顔料で着色する方法において、
該顔料粒状物が噴霧乾燥された粒子から後−造粒により
製造されたものであることを特徴とする方法。
【0041】2.後−造粒を5分間〜10時間の期間に
わたり実施する、上記1の方法。
【0042】3.後−造粒を周囲温度〜300℃の温度
において実施する、上記1の方法。
【0043】4.後−造粒をドラム、スクリューまたは
回転板中で実施する、上記1の方法。
【0044】5.後−造粒を添加物なしで実施する、上
記1の方法。
【0045】6.後−造粒中に、粒子に顔料の量を基に
して0.5−5重量%の水を噴霧する、上記1の方法。
【0046】7.後−造粒中に、粒子に顔料の量を基に
して0.5−5重量%のホウ素、アルミニウム、ケイ
素、チタン、亜鉛、錫またはそれらの混合物の塩類の水
溶液を噴霧する、上記1の方法。
【0047】8.無機顔料が少なくとも1種の二酸化チ
タン、酸化鉄、酸化クロム、酸化マンガンまたは酸化亜
鉛である、上記1の方法。
【0048】9.無機顔料が酸化鉄顔料である、上記8
の方法。
【0049】10.無機顔料がクロム、マンガン、鉄、
コバルト、ニッケル、亜鉛、チタン、銅、アルミニウ
ム、砒素およびアンチモンから選択された少なくとも2
種の金属カチオンをアニオンとしての酸素と一緒に含有
している混合相顔料である、上記1の方法。
【0050】11.自由流動性であり且つ非粉塵生成性
である粒状物の形状の無機顔料で着色されている着色建
築材料において、該顔料粒状物が噴霧乾燥された粒子か
ら後−造粒により製造されたものであることを特徴とす
る該材料。
【0051】12.後−造粒を5分間〜10時間の期間
にわたり実施する、上記11の着色建築材料。
【0052】13.後−造粒を周囲温度〜300℃の温
度において実施する、上記11の着色建築材料。
【0053】14.後−造粒をドラム、スクリューまた
は回転板中で実施する、上記11の着色建築材料。
【0054】15.後−造粒を添加物なしで実施する、
上記11の着色建築材料。
【0055】16.後−造粒中に、粒子に顔料の量を基
にして0.5−5重量%の水を噴霧する、上記11の着
色建築材料。
【0056】17.後−造粒中に、粒子に顔料の量を基
にして0.5−5重量%のホウ素、アルミニウム、ケイ
素、チタン、亜鉛、錫またはそれらの混合物の塩類の水
溶液を噴霧する、上記11の着色建築材料。
【0057】18.無機顔料が少なくとも1種の二酸化
チタン、酸化鉄、酸化クロム、酸化マンガンまたは酸化
亜鉛である、上記11の着色建築材料。
【0058】19.無機顔料が酸化鉄顔料である、上記
18の着色建築材料。
【0059】20.無機顔料がクロム、マンガン、鉄、
コバルト、ニッケル、亜鉛、チタン、銅、アルミニウ
ム、砒素およびアンチモンから選択された少なくとも2
種の金属カチオンをアニオンとしての酸素と一緒に含有
している混合相顔料である、上記11の着色建築材料。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マンフレート・アイテル ドイツ連邦共和国デー4150クレーフエル ト・デルパーホフシユトラーセ15 (72)発明者 クルト・シエフアー ドイツ連邦共和国デー4150クレーフエル ト・カールデイームベーク5 (72)発明者 クラウス・ローボツク ドイツ連邦共和国デー4152ケンペン・マ ゲリテンシユトラーセ105 (56)参考文献 特開 平2−307847(JP,A) 特開 昭54−65731(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C04B 14/02 C04B 14/30 B01J 2/12 C04B 33/14 C09C 3/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自由流動性であり且つ非粉塵生成性であ
    る粒状物の形状の無機顔料を建築材料中に加えることか
    らなる建築材料を無機顔料で着色する方法において、該
    顔料粒状物が噴霧乾燥された粒子から後−造粒により製
    造されたものであることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 自由流動性であり且つ非粉塵生成性であ
    る粒状物の形状の無機顔料で着色されている着色建築材
    料において、該顔料粒状物が噴霧乾燥された粒子から後
    −造粒により製造されたものであることを特徴とする該
    材料。
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