JP3223616U - 保冷剤入り首巻きタオル - Google Patents

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【課題】従来の冷凍した保冷剤入り首巻タオルの首部だけでは人体を冷やすのに不十分のため、首部以外に背中部も冷やすことができるための首巻きタオルを提供する。【解決手段】水平方向に伸びる首部本体1と、首部本体1の内部に設けた首部保冷剤9と、首部本体1の一部に設けた背中部本体4と、背中部本体4の内部に設けた背中部保冷剤と、首部本体1の内部に設けた首部断熱シ−ト7と、背中部本体4の内部に設けた背中部断熱シ−ト8を備えた。【選択図】図3

Description

本考案は、首部および背中部を保冷するための、保冷剤の入った首巻きタオルに関するものである。
従来、夏場の暑い時期に、首巻きタオルを用いて、例えば入浴介護やビニ−ルハウス、屋外での作業において、人体(身体の上半身)を冷していた。
特開平2010−174397
しかしながら、従来のものでは、夏場の暑い時期、入浴介護やビニ−ルハウス、屋外での作業時の体力の消耗に対し、首部だけでは人体(身体の上半身)を冷やすのには不十分であった。
請求項1に記載の保冷剤入り首巻きタオルは、首部のリンパに近い所や背中部にも配置することで、冷凍保冷剤の低い温度により人体(身体の上半身)の発熱を除去出来る。
上述の様に、保冷剤を入れた首巻タオルを用いて、保冷剤を首部だけでなく背中部にも配置することで人体(身体の上半身)を充分に冷やす事が出来る。また、積層されたシートを用いて、積層シ−トを保冷剤の人体と接触する側の反対側に重ねて入れる事で外部からの熱を防御し、冷気を逃さず、使用時間を長引かせられる。
本考案の保冷剤入り首巻きタオルの実施例を示す正面図である。 本考案の保冷剤入り首巻きタオルの実施例を示す背面図である。 図2において、保冷剤入り首巻きタオルの断熱シ−トと保冷剤を入れた、内部を透視した図である。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。
図1は、本考案の保冷剤入り首巻きタオルの実施例を示す正面図である。図2は、本考案の保冷剤入り首巻きタオルの実施例を示す背面図である。図3は、図2において、保冷剤入り首巻きタオルの断熱シ−トと保冷剤を入れた、内部を透視した図である。
図1〜図3において、1は首部本体で例えば長さ70cm、幅28cmの大きさからなるタオルの形状を二つ折りしたものである。2は保冷剤入口。3は保冷剤止め口で保冷剤のストッパ−の役目をする。4は背中部本体で例えば長さ14cm、幅19cmの大きさからなるポケット状のものである。5は背中部保冷剤入口。6aはゴムベルトで例えば32cmの長さのものを二つ折りにしたものであり、または、ボタンとボタンホ−ルもしくはホック一対でも可能である。6bはゴムベルトの縫い合わせ位置である。7は首部断熱シ−トで例えば長さ25cm、幅10cmの大きさのものである。8は背中部断熱シ−トで例えば長さ13cm、幅17cmの大きさのものである。9は首部保冷剤で例えば内容量50gのものを3個用いる。10は背中部保冷剤で例えば内容量150gのものを1個用いる。
なお、首部断熱シート、背中部断熱シ−トの大きさは、縦横の幅が保冷剤の縦横のそれぞれの幅と同等かそれよりも大きくしたしたものである。
首部保冷剤9および背中部保冷剤10は、ゲル状の市販されている物を用いており、首部断熱シート7および背中部断熱シ−ト8は、アルミニウム層に弾力性のある発泡体シートが積層されたシ−トを用いている。首部保冷剤9および背中部保冷剤10と重ねている首部断熱シート7および背中部断熱シ−ト8は人体に接触する側とは反対側が全面に覆われている。さらに、首部本体1は首部保冷剤9および首部断熱シート7を出し入れ可能な扁平状の筒または袋であって、背中部本体4は背中部保冷剤10および背中部断熱シ−ト8を出し入れ可能な扁平状の筒または袋であり、首部本体1の一部に首部保冷剤入口2の開口部と首部本体1の首部保冷剤入口2とは反対側の一部に保冷剤止め口3を有している。また、背中部本体4の一部に背中保冷剤入口5を有している。
さらに、保冷剤入り首巻タオルを装着する時は、例えばゴムベルト6aの取り付部分は、首部保冷剤入口2の開口部とは反対側の保冷剤止め口3側の一部のゴムベルト縫い合わせ位置6bとゴムベルト6aの取り付部分を縫い合わせてゴムベルト6aを取り付ける。または、取り付け具には、ボタンとボタンホ−ル、一対のホックを用いても良い。
なお、首部本体および背中部本体の大きさ、形状あるいは材質については、上記に事例を説明しているが、特に限定されるものではない。
次に、本考案の組み立て方法および使用方法を説明する。
首部本体1の首部保冷剤入口2より首部保冷剤9と人体の接触する側とは反対側に首部断熱シ−ト7を重ねて入れる。さらに、背中部本体4の背中部保冷剤入口5より背中部保冷剤10と人体の接触する側とは反対側に背中部断熱シ−ト8を重ねて入れる。
保冷剤入り首巻きタオルに首部本体1および背中部本体4に首部保冷剤9および背中部保冷剤10と首部断熱シ−ト7および背中部断熱シ−ト8を配置後、首部本体1および背中部本体4を人体に沿わせた後、ゴムベルト6aに首部保冷剤入口2側を通して人体に密着させる。
本考案の一実施例は、上述の如き構成からなるのもであるから、本考案の保冷剤入り首巻きタオルは首部および背中部に保冷剤を配置することで人体(身体の上半身)の発熱を除去し、首部断熱シ−ト7および背中部断熱シ−ト8を首部保冷剤9および背中部保冷剤10の人体が接触する側の反対側に重ねて入れる事で外部からの熱が首部保冷剤9および背中部保冷剤10に伝わるのを防御し、首部保冷剤9および背中部保冷剤10の温度が上昇しにくくし、内部の冷気を逃すことを防ぎ使用時間を長引かすことができる。
また、襟巻きとしてゴムベルト6aで止めることで体に密着させ、首部および背中部に当てた首部保冷剤9および背中保冷剤が人体からずれることなく、作業がしやすくなる。首巻きタオルは、タオルを用いた事でコスト面の問題も解決出来、汗を吸って非常に汚れても、首部保冷剤9および背中部保冷剤10と首部断熱シ−ト7および背中部断熱シ−ト8を取り出し繰り返し洗濯をすることができる。
1 首部本体
2 首部保冷剤入口
3 保冷剤止め口
4 背中部本体
5 背中部保冷剤入口
6a ゴムベルト
6b ゴムベルト縫い合わせ位置
7 首部断熱シ−ト
8 背中部断熱シ−ト
9 首部保冷剤
10 背中部保冷剤

Claims (7)

  1. 水平方向に伸びる首部本体と、前記首部本体の内部に設けた首部保冷剤と、前記首部本体の一部に設けた背中部本体と、前記背中部本体の内部に設けた背中部保冷剤と、前記首部本体の内部に設けた首部断熱シ−トと、前記背中部本体の内部に設けた背中部断熱シ−トを備えたことを特徴とする保冷剤入り首巻きタオル。
  2. 前記部首保冷剤および前記背中部保冷剤は、ゲル状のものであることを特徴とする請求項1記載の保冷剤入り首巻タオル。
  3. 前記首部断熱シートおよび前記背中部断熱シ−トは、アルミニウム層に弾力性のある発泡体シートが積層されたシ−トあることを特徴とする請求項1記載の保冷剤入り首巻タオル。
  4. 前記首部断熱シートおよび前記背中部断熱シ−トの大きさは、縦横の幅が保冷剤の縦横のそれぞれの幅と同等かそれよりも大きいことを特徴とする請求項1記載の保冷剤入り首巻タオル。
  5. 前記首部保冷剤および前記背中部保冷剤と重ねる前記首部断熱シートおよび前記背中部断熱シ−トは、人体に接触する側とは反対側に前記首部断熱シートおよび前記背中部断熱シ−トが全面に覆われていることを特徴とする請求項1記載の保冷剤入り首巻タオル。
  6. 前記首部本体および前記背中部本体は、扁平状の筒または袋であって、前記首部本体の一部に首部保冷剤入口の開口部と前記首部本体の反対側の一部に保冷剤止め口を有し、また、前記背中部本体の一部に背中保冷剤入口を有することを特徴とする請求項1記載の保冷剤入り首巻タオル。
  7. 保冷剤入り首巻タオルを装着するときは、例えばゴムベルトの取り付部分は、保冷剤入り首巻きタオルの前記首部保冷剤入口の開口部とは反対側の前記保冷剤止め口の開口部側の一部にゴムベルトを有することを特徴とする請求項1記載の保冷剤入り首巻タオル。
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