JP3223235B2 - 乳母車のハンドルの高さ調整機構 - Google Patents

乳母車のハンドルの高さ調整機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、乳母車のハンドルの
高さ調整機構に関するもので、特に、部品点数の削減お
よび組立作業の容易化を図るための改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】乳母車を押すときに手の握りを与えるハ
ンドルは、押す者の体格等に応じて、その高さが調整可
能とされていることが好ましい。このようなハンドルの
高さ調整を可能とする機構の1つの典型的なものとし
て、たとえば、ハンドルを支えるため、入れ子式の外管
および内棒の組み合わせからなる伸縮可能なハンドル棒
を備え、このハンドル棒を伸縮させることにより、ハン
ドルの高さ調整を行なうようにしたものがある。
【0003】上述した形式の高さ調整機構では、通常、
高さ調整の結果、所望の長さとされたハンドル棒におけ
る外管と内棒との位置関係を選択的に固定するため、外
管側には、係合突起が保持され、内棒には、この係合突
起が選択的に係合する複数の係合凹部がその長さ方向に
分布して設けられている。そして、係合突起は、これを
変位させる操作を与えるための適宜の高さ調整操作部材
によって保持され、また、安全性および良好な操作性を
実現するため、係合凹部に係合する方向へこれを常に変
位させるように、適当なばねにより付勢されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなハンドルの高さ調整機構は、部品点数が比較的多
いという問題がある。すなわち、上述した係合突起、高
さ調整操作部材、およびばねの他、係合突起と高さ調整
操作部材とを連結する部材、高さ調整操作部材を動作可
能に保持する部材、ばねをその作用が発揮される態様で
保持する部材、等が必要となる。
【0005】このような部品点数の多さは、乳母車のコ
ストダウンを妨げるとともに、乳母車の重量を増し、持
ち運びに不便を来すだけでなく、乳母車の組立作業も複
雑なものとしてしまう。そこで、この発明の目的は、部
品点数の削減を図ることができる、乳母車のハンドルの
高さ調整機構を提供しようとすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る乳母車の
ハンドルの高さ調整機構は、乳母車のハンドルを支える
ための入れ子式の外管および内棒の組み合わせからなる
伸縮可能なハンドル棒を備え、前記外管には、前記内棒
へ向かって出入り可能な係合突起を備える高さ調整操作
部材が保持され、前記内棒には、前記係合突起が選択的
に係合可能な複数の係合凹部がその長さ方向に分布して
設けられているものであって、上述した技術的課題を解
決するため、前記高さ調整操作部材は、前記外管を側方
から抱くように断面C字状とされた弾性的に変形可能な
クリップ部を備え、前記クリップ部の中央部の内周面側
に前記係合突起が位置され、前記係合突起を貫通させる
貫通穴が前記外管に設けられ、前記外管の外周面側に
は、前記クリップ部の両端部の内周面側に接触しながら
前記クリップ部の弾性に基づき前記係合突起を前記係合
凹部に係合させる方向へ前記クリップ部を変位させるよ
うに付勢するテーパ面が形成されていることを特徴とし
ている。
【0007】この発明において、好ましくは、前記クリ
ップ部の両端部の内周面側および前記外管の外周面側の
それぞれには、前記係合突起が前記係合凹部から脱出し
た状態において前記高さ調整操作部材が前記外管から離
脱することを防止するため互いに係合するストッパ係合
部が設けられる。また、好ましくは、前記ハンドルは、
前記外管に固定され、前記内棒は、当該乳母車の本体側
に取り付けられる。
【0008】さらに、前記外管には、前記内棒の外周面
に弾性的に接触する樹脂からなる内向きブッシュが設け
られ、かつ、前記内棒には、前記外管の内周面に弾性的
に接触する樹脂からなる外向きブッシュが設けられてい
ることが好ましい。
【0009】
【作用】この発明による乳母車のハンドルの高さ調整機
構においては、高さ調整操作部材に備える断面C字状と
されたクリップ部が、それ自身の弾性とテーパ面の作用
との協働により、外管上での位置を保つとともに、係合
突起を係合凹部に係合させる方向へ変位させるように付
勢する。
【0010】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、まず、
別部品としてのばねが不要となる。これに応じて、ばね
を保持するための部材も不要となる。また、高さ調整操
作部材を動作可能に保持する部材が不要となる。さら
に、クリップ部と係合突起とは固定的な位置関係であっ
てもよいので、クリップ部を備える高さ調整操作部材
を、係合突起とともに、たとえば樹脂から一体的に成形
することもできる。そのため、高さ調整操作部材と係合
突起とを連結するための部材も不要となる。
【0011】このように、この発明によれば、部品点数
の削減を図ることができ、その結果、乳母車の重量の低
減を可能とするとともに、乳母車の組立作業をより簡単
にすることができ、さらには、乳母車のコストダウンを
有利に図ることができる。この発明において、前述した
ように、クリップ部の両端部の内周面側および外管の外
周面側のそれぞれに、係合突起が係合凹部から脱出した
状態において高さ調整操作部材が外管から離脱すること
を防止するため互いに係合するストッパ係合部が設けら
れていると、高さ調整操作部材への操作の過程で、高さ
調整操作部材が不所望にも外管から脱落することが防止
されるので、高さ調整操作部材への操作に際して、この
ような脱落を生じさせないようにするための配慮が不要
となり、高さ調整操作部材に対して良好な操作性を実現
することができる。
【0012】また、前述したように、ハンドルが外管に
固定され、内棒が当該乳母車の本体側に取り付けられて
いると、高さ調整操作部材を操作している手でそのまま
外管を上下させることにより、ハンドルの高さを変える
ことができる。したがって、ハンドルの高さ調整操作を
より簡単に行なうことができる。また、前述したよう
に、外管に、内棒の外周面に弾性的に接触する樹脂から
なる内向きブッシュが設けられ、かつ、内棒に、外管の
内周面に弾性的に接触する樹脂からなる外向きブッシュ
が設けられていると、ハンドル棒の伸縮動作の円滑性を
阻害することなく、外管と内棒との間でのがたつきを実
質的になくすことができる。
【0013】なお、このような外管と内棒との間でのが
たつきは、ハンドルにおけるがたつきとなって、当該乳
母車の使用者に認識されるが、ハンドルは使用者の手で
握られる箇所であるため、他の部分に比べて、がたつき
がより大きく感じられる。そのため、このようながたつ
きは、乳母車の商品価値を大きく低下させてしまうこと
になり、できるだけ小さくされることが望まれる。しか
しながら、外管と内棒とのクリアランスを実質的に零に
してしまうと、ハンドル棒の伸縮動作の円滑性が損なわ
れてしまう。また、このようなクリアランスは、たとえ
ば外管の製造方法に起因して不可避的に生じてしまうこ
ともある。すなわち、外管が樹脂を射出成形して製造さ
れる場合、金型の抜き勾配のため、外管の内径は、その
一方端において他方端に比べて大きくなるように変化し
てしまい、そのような外管に外径が一様な内棒が挿入さ
れると、必然的に一方端において無視できないクリアラ
ンスが生じてしまう。
【0014】このような背景を考慮したとき、上述した
ような弾性的な接触を可能にするブッシュによってクリ
アランスを埋めることには、大きな意義があるものと評
価できる。
【0015】
【実施例】図面は、この発明の一実施例による乳母車の
ハンドルの高さ調整機構を説明するためのものである。
図1には、乳母車1の全体の構成が斜視図で示されてい
る。乳母車1は、ハンドル2を備え、ハンドル2は、当
該乳母車1の本体部分から延びるハンドル棒3によって
支えられている。この実施例では、ハンドル2は、その
各端部において2つのハンドル棒3(図1では、一方の
ハンドル棒3のみが図示され、他方のハンドル棒3は幌
4に隠れて図示されていない。)によって支えられてい
て、これらハンドル棒3は、互いに対称の構造を有して
いる。以下の説明は、一方のハンドル棒3に関連して行
い、他方のハンドル棒3についてはその説明を省略す
る。
【0016】図2は、ハンドル棒3を、内側から示した
図である。ハンドル棒3は、入れ子式の外管5および内
棒6の組み合わせからなり、これによって伸縮可能とさ
れる。図2に示した外管5側の構成と内棒6側の構成と
が、それぞれ、図3と図4とに分けて図示されている。
外管5は、リベット7により、ハンドル2の一方端部に
固定される。外管5は、たとえばポリカーボネートのよ
うな樹脂を射出成形することにより得られるものであ
る。他方、内棒6は、アルミニウムのような金属からな
るパイプで構成される。
【0017】図3において、外管5の下端部に内向きブ
ッシュ8が破線で図示されている。内向きブッシュ8
は、単独で図5および図6に拡大されて示されている。
図5は、内向きブッシュ8の平面図であり、図6は、図
5の線VI−VIに沿う半断面正面図である。内向きブ
ッシュ8は、たとえばオレフィン系樹脂のような樹脂か
ら構成され、その基部には複数の取付け突起9が形成さ
れる。他方、外管5の下端部には、取付け突起9を受け
入れる取付け穴10が設けられる。内向きブッシュ8
は、外管5の下方から挿入することにより、外管5に取
り付けられる。内向きブッシュ8は、その基部から上方
かつ内方へ突出する複数の弾性接触片11を形成してお
り、これら弾性接触片11が内棒6の外周面に弾性的に
接触する。
【0018】図4において、内棒6の上端部に外向きブ
ッシュ12の一部が図示されている。外向きブッシュ1
2は、単独で図7、図8および図9に拡大されて示され
ている。図7は、外向きブッシュ12の平面図であり、
図8は、図7の線VIII−VIIIに沿う断面図であ
り、図9は、外向きブッシュ12の側面図である。外向
きブッシュ12は、内向きブッシュ8と同様、たとえば
オレフィン系樹脂のような樹脂から構成され、その基部
には複数の取付け突起13が形成される。他方、内棒6
の上端部には、取付け突起13を受け入れる取付け穴1
4が設けられる。外向きブッシュ12は、内棒6の上方
から挿入することにより、内棒6に取り付けられる。外
向きブッシュ12は、その基部から上方かつ外方へ突出
する複数の弾性接触片15を形成しており、これら弾性
接触片15が外管5の内周面に弾性的に接触する。
【0019】また、図3に破線で示すように、外管5の
内周面上には、外向きブッシュ12の弾性接触片15の
先端部に当接して、内棒6の外管5への挿入の終端を規
定する環状のストップ壁部16が形成される。前述した
図1および図2には、高さ調整操作部材17が図示され
ている。図2の線X−Xに沿う断面図が図10に拡大さ
れて示されている。また、図3では、この高さ調整操作
部材17が除去されて示されていて、この図3の線XI
−XIに沿う拡大断面図が図11に示されている。高さ
調整操作部材17は、図12、図13および図14に単
独で示されている。ここで、図12は、高さ調整操作部
材17の平面図であり、図13は、図12の線XIII
−XIIIに沿う断面図であり、図14は、図13の矢
印XIV−XIV方向から示した図である。
【0020】図1、図2および図10に示されるよう
に、高さ調整操作部材17は、外管5によって保持され
ている。高さ調整操作部材17は、内棒6へ向かって出
入り可能な係合突起18を備える。高さ調整操作部材1
7は、たとえばポリカーボネートのような樹脂から射出
成形により一体的に得られるものである。高さ調整操作
部材17は、外管5を側方から抱くように断面C字状と
されたクリップ部19を備える。クリップ部19は、そ
れを構成する樹脂が本来的に有する弾性により、それ自
身、弾性的に変形可能である。係合突起18は、このク
リップ部19の中央部の内周面側に位置される。
【0021】他方、外管5には、図3および図11によ
く示されているように、係合突起18を貫通させる貫通
穴20が設けられている。貫通穴20を貫通した係合突
起18は、内棒6にまで届き得る寸法を有している。内
棒6には、図4によく示されているように、係合突起1
8が選択的に係合可能な複数の、たとえば3つの係合凹
部21、22および23がその長さ方向に分布して設け
られる。この実施例では、内棒6がパイプで構成される
ため、係合凹部21〜23は、パイプの壁を貫通する穴
によって与えられている。
【0022】また、図4によく示されているように、こ
れら係合凹部21〜23は、それらの径より狭い幅のガ
イド凹部24および25によって連結されている。他
方、係合突起18の先端面には、ガイド突起26が形成
されている。ガイド凹部24および25は、ガイド突起
26の通過を許容するが、係合突起18の通過を許容し
ない寸法に選ばれる。
【0023】また、外管5の外周面側には、図10、図
11および図15に示すように、クリップ部19の両端
部の内周面側に接触しながら、クリップ部19の弾性に
基づき、係合突起18を係合凹部21〜23に係合させ
る方向へクリップ部19を変位させるように付勢するテ
ーパ面27が形成されている。また、クリップ部19の
両端部の内周面側および外管5の外周面側のそれぞれに
は、図15に示すような係合突起18が係合凹部21〜
23から脱出した状態において、高さ調整操作部材17
が外管5から離脱することを防止するため、互いに係合
するストッパ係合部28および29が設けられている。
なお、高さ調整操作部材17を外管5に組み込むときに
は、図15における下方から、高さ調整操作部材17が
外管5に向かって押し込まれ、ストッパ係合部28がス
トッパ係合部29を乗り越えるようにされる。
【0024】次に、以上説明した構成に基づき、この乳
母車1のハンドル2の高さ調整機構の操作方法について
説明する。まず、図2および図10に示した状態では、
係合突起18が最も下の係合凹部21に係合していて、
ハンドル2は、最も低い位置に調整されている。この状
態から、ハンドル2をより高くしたい場合には、高さ調
整操作部材17が、操作者の手によって掴まれながら、
図15に示すように、係合突起18が係合凹部21から
脱出する状態になるまで変位される。この変位の終端
は、ストッパ係合部28がストッパ係合部29に係合す
ることによって規定される。そして、高さ調整操作部材
17を掴んでいる手をそのまま持ち上げれば、係合突起
18またはガイド突起26が貫通穴20に係合している
ので、外管5も持ち上げられ、これに応じて、ハンドル
2も持ち上げられる。
【0025】なお、図3によく示されているように、高
さ調整操作部材17が装着される部分の上下位置に、高
さ調整操作部材17を上下から挟むように1対の位置決
め段差30および31が形成されていると、高さ調整操
作部材17の姿勢がより安定する。上述したように高さ
調整操作部材17を持ち上げる動作を進めている間、ガ
イド突起26は、ガイド凹部24または25あるいは係
合凹部22内を通過する。ガイド突起26が係合凹部2
3内に達したとき、ガイド突起26が係合凹部23の端
部に当接することにより、外管5が内棒6から外れるこ
とが防止される。適当なハンドル2の高さが得られたと
き、係合突起18を係合凹部22または23のいずれか
に係合させればよい。このとき、係合突起18を係合凹
部21〜23から脱出させる方向に高さ調整操作部材1
7を変位させている力を除去すれば、前述のテーパ面2
7の作用およびクリップ部19が有する弾性により、係
合突起18は、自動的に係合凹部22または23に係合
するように付勢される。
【0026】上述した操作は、ハンドル2をより高くし
ようとするためのものであったが、ハンドル2をより低
くしようとする場合も、実質的に同様の操作が適用され
る。以上、この発明を図示した好ましい実施例について
説明したが、この発明の範囲内において、種々の変形が
可能である。たとえば、上述の実施例では、3つの係合
凹部21〜23が内棒6に設けられたが、このような係
合凹部の数は任意であり、所望の高さ調整段階数に応じ
て、その増減を行なえばよい。
【0027】また、上述の実施例では、外管5にハンド
ル2が固定され、内棒6が乳母車1の本体側に取り付け
られたが、逆に、内棒にハンドルが固定され、外管が乳
母車の本体側に取り付けられてもよい。また、上述の実
施例に係る乳母車1は、ハンドル2が2つのハンドル棒
3によって支えられる構造を有していたが、たとえば、
ハンドルが1つのハンドル棒によって支えられる構造の
乳母車にも、この発明を適用することができる。
【0028】また、上述の実施例では、高さ調整操作部
材17が係合突起18およびクリップ部19を含めて一
体的に樹脂から構成されたが、これに限らず、高さ調整
操作部材に備える複数の要素が別々に用意され、これら
要素が結合されて高さ調整操作部材とされてもよく、ま
た、クリップ部に弾性変形可能な性質を与えるため、こ
れを樹脂から構成したが、たとえば弾性を有する金属な
ど、他の材料で構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるハンドル2の高さ調
整機構を備えた乳母車1の全体の構成を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示した一方のハンドル棒3を内側から拡
大して示した図である。
【図3】図2に示した外管5を示す、図2に相当の図で
ある。
【図4】図2に示した内棒6を示す、図2に相当の図で
ある。
【図5】図3に示した内向きブッシュ8を単独で拡大し
て示す平面図である。
【図6】図5の線VI−VIに沿う半断面正面図であ
る。
【図7】図4に示した外向きブッシュ12を単独で拡大
して示す平面図である。
【図8】図7の線VIII−VIIIに沿う断面図であ
る。
【図9】図7に示した外向きブッシュ12の側面図であ
る。
【図10】図2の線X−Xに沿う拡大断面図である。
【図11】図3の線XI−XIに沿う拡大断面図であ
る。
【図12】図2に示した高さ調整操作部材17を単独で
拡大して示す平面図である。
【図13】図12の線XIII−XIIIに沿う断面図
である。
【図14】図13の矢印XIV−XIV方向から高さ調
整操作部材17を示す図である。
【図15】図10に相当の図であって、高さ調整操作部
材17の、係合突起18が係合凹部21から脱出した状
態を示している。
【符号の説明】
1 乳母車 2 ハンドル 3 ハンドル棒 5 外管 6 内棒 8 内向きブッシュ 11 弾性接触片 12 外向きブッシュ 15 弾性接触片 17 高さ調整操作部材 18 係合突起 19 クリップ部 20 貫通穴 21,22,23 係合凹部 27 テーパ面 28,29 ストッパ係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62B 9/20 F16B 7/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳母車のハンドルを支えるための入れ子
    式の外管および内棒の組み合わせからなる伸縮可能なハ
    ンドル棒を備え、 前記外管には、前記内棒へ向かって出入り可能な係合突
    起を備える高さ調整操作部材が保持され、 前記内棒には、前記係合突起が選択的に係合可能な複数
    の係合凹部がその長さ方向に分布して設けられ、 前記高さ調整操作部材は、前記外管を側方から抱くよう
    に断面C字状とされた弾性的に変形可能なクリップ部を
    備え、 前記クリップ部の中央部の内周面側に前記係合突起が位
    置され、前記係合突起を貫通させる貫通穴が前記外管に
    設けられ、 前記外管の外周面側には、前記クリップ部の両端部の内
    周面側に接触しながら前記クリップ部の弾性に基づき前
    記係合突起を前記係合凹部に係合させる方向へ前記クリ
    ップ部を変位させるように付勢するテーパ面が形成され
    ていることを特徴とする、乳母車のハンドルの高さ調整
    機構。
  2. 【請求項2】 前記クリップ部の両端部の内周面側およ
    び前記外管の外周面側のそれぞれには、前記係合突起が
    前記係合凹部から脱出した状態において前記高さ調整操
    作部材が前記外管から離脱することを防止するため互い
    に係合するストッパ係合部が設けられている、請求項1
    に記載の乳母車のハンドルの高さ調整機構。
  3. 【請求項3】 前記ハンドルは、前記外管に固定され、
    前記内棒は、当該乳母車の本体側に取り付けられる、請
    求項1または2に記載の乳母車のハンドルの高さ調整機
    構。
  4. 【請求項4】 前記外管には、前記内棒の外周面に弾性
    的に接触する樹脂からなる内向きブッシュが設けられ、
    かつ、前記内棒には、前記外管の内周面に弾性的に接触
    する樹脂からなる外向きブッシュが設けられている、請
    求項1ないし3のいずれかに記載の乳母車のハンドルの
    高さ調整機構。
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