JP3222933B2 - テレビジョン受信機及び映像信号処理回路 - Google Patents

テレビジョン受信機及び映像信号処理回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受信機等
の映像信号を処理する回路に関し、特に、LCDパネル
を用いたモニタのコントラストの改善に関する技術であ
る。
【0002】
【従来の技術】自然会における光(自然光)のコントラ
ストは極めて幅広く、その再生を行う種々の映像機器で
は一般的には自然光に対応するだけのダイナミックレン
ジを有していない。特に、LCDパネル(液晶ディスプ
レイパネル)を用いたプロジェクションモニタでは、パ
ネル自体のオン、オフ特性あるいは光源のピーク輝度の
面での制限等から、階調表現のダイナミックレンジの面
で非常なハンディキャップを負っている。このようなハ
ンディキャップを補うために、例えば電気的に画面の内
容に応じて階調補正等の非線形処理を行って透過率を変
化させてコントラストを改善することが試みられてい
る。
【0003】しかしながら、LCDパネルの透過率は、
入力された映像信号に対してリニアではなく、またCR
Tのガンマ特性とも異なっている。
【0004】このため、従来から透過率と映像信号との
リニアリティを得るために映像信号の黒レベルや白レベ
ルを伸張させる等の階調補正が行われていた。
【0005】ところで、この白レベルの階調補正を行う
には、輝度信号のみについて階調補正を行う方法が一般
に取られているが、この方法であれば、補正量が大きく
なるほど色信号との相関が崩れてしまい、例えば、コン
トラストはあるにもかかわらず色が薄いというようなア
ンバランスな画面になる可能性がある。
【0006】これを解決するために、本出願人は、特願
平3−112503号公報で、図6に示すように映像信
号の平均輝度が低い場合は、黒レベルのみを、平均輝度
が高い場合は、白レベルのみを、平均輝度が中間である
場合は、両レベルをそれぞれ伸張すると共に、黒または
白レベルのみを伸張する場合には両レベルを伸張する場
合に比してカラーゲインを大とすることにより、ダイナ
ミックレンジを有効に使え、視覚的なコントラスト比を
改善でき、より鮮明な階調表現ができる映像信号処理回
路を提案している。
【0007】しかしながら、この場合、全体の階調が低
く、黒伸張のみの動作時カラーゲインを上げると、色が
つきすぎ、また、カラーノイズが目立つので見苦しい欠
点がある。むしろ、黒付近は、色の無い方がすっきり見
える傾向があり、黒伸張時はカラーゲインを上げるのは
感覚にそぐわない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本願は、上述した点に
を解決するために、階調補正を行うとき、黒伸張時にお
ける、カラーノイズを減少し、また、色がつきすぎない
良好な画像を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも輝
度信号を含む映像信号を処理するための映像信号処理回
路を備えるテレビジョン受信機において、前記輝度信号
の白レベルを伸張させる階調補正を行う階調補正回路
と、前記階調補正回路で階調補正する前の輝度信号と階
調補正した後の輝度信号を比較して白レベルの伸張され
た部分を取り出す比較回路と、前記映像信号のカラーゲ
インを制御するための制御電圧を発生する制御電圧発生
回路と、前記比較回路で得た白レベルが伸張された時の
みに出力される信号を前記制御電圧発生回路で発生した
電圧に重畳して前記映像信号のカラーゲインを制御する
制御信号とする制御電圧作成回路とからなることを特徴
とするテレビジョン受信機である。
【0010】本発明は、少なくとも輝度信号を含む映像
信号を処理するための映像信号処理回路において、前記
輝度信号の白レベルを伸張させる階調補正を行う階調補
正回路と、前記階調補正回路で階調補正する前の輝度信
号と階調補正した後の輝度信号を比較して白レベルの伸
張された部分を取り出す比較回路と、前記映像信号のカ
ラーゲインを制御するための制御電圧を発生する制御電
圧発生回路と、前記比較回路で得た白レベルが伸張され
た時のみに出力される信号を前記制御電圧発生回路で発
生した電圧に重畳して前記映像信号のカラーゲインを制
御する制御信号とする制御電圧作成回路とからなること
を特徴特徴とする映像信号処理回路である。
【0011】
【0012】
【0013】
【作用】本発明は、上述した構成とすることにより、白
伸張時のみカラーゲインを増加させ、APLの低いとき
には、カラーゲインを低下させるようにした。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図1を参照しながら説明を
する。図1において、1は輝度信号(Y)の階調を補正
する階調補正回路、2は色差信号(R−Y,B−Y)と
輝度信号(Y)をマトリックスし、RGB信号を出力す
る回路、3は階調補正する前と後の輝度信号(Y)のレ
ベルを比較する比較検出回路、4は比較検出回路3とカ
ラーゲイン制御電圧とを重畳する重畳回路であり、従来
と異なる構成点としては、比較検出回路3と重畳回路4
である。
【0015】次に、本発明の具体的な回路構成を用いて
動作の説明をする。図2には、特に、比較検出回路3と
重畳回路4の具体的回路を示しており、図4の波形を参
照しながら実施例の動作説明をする。
【0016】図2において、(イ)より入力された輝度
信号(Y)が白伸張されて(ロ)のような輝度信号
(Y)が出力される。そして、各(イ)(ロ)の信号
は、各々R1、R3を介してTr1、Tr2のエミッ
タ、フォロアーにて取り出す。
【0017】次に、各々C1、C2にてDC成分をカット
しR5、R6によって決められた共通のバイアスがTr
3、Tr4より加えられ、各々R12、R13を通ってオペア
ンプ(−)、(+)に加えられる。(ハ)には白伸張さ
れた部分だけが増幅されて取り出される。尚、R13を
変える事により増幅度が変えられる。そして、C4にて
DC分をカットされて出力される。
【0018】一方、(ニ)よりカラーゲイン制御電圧が
R15、Tr5より加えられる。カラーゲイン制御電圧
はDCであり、その電圧をVボルトとするとTr6のベ
ースは(V−Vf)ボルトに白伸張された部分の増幅され
た信号が乗った波形になり、Tr6でエミッタフォロア
ーされた波形は、(ヘ)に示すように本来のカラーゲイ
ン制御電圧Vボルトに(ハ)の波形が重畳された信号に
なる。
【0019】そして、R18、C5、R19、C6のロ
ーパスフィルターを出た波形は(ヘ)の点線のように、
白側に伸張された成分の平均値化された電圧が重畳され
たものとなり、本来のカラーゲインより高く設定される
ことになる。
【0020】以上のように構成すれば、図5に示すよう
にカラーゲインは、白伸張時のみ増加させ、むしろ点線
のようにAPLの低いときカラーゲインを低下させるこ
とができ、黒伸張時においても良好な画像が得られる。
【0021】また、図3に、本発明の他の実施例を示
す。この実施例は、図2の実施例のオペアンプ(−)側
の入力をR20、R21を使って小さめに設計する。そ
れにより、輝度信号(Y)が階調補正されない場合で
も、オペアンプ出力に輝度信号(Y)の成分が出てく
る。その出力はAPLが低い場合は小さく、APLが大
きくなるに従い大きくなる。
【0022】そして、その出力波形を、同じように本来
のカラーゲイン制御電圧に重畳することにより、図5の
点線のような特性を持つカラーゲイン制御回路が得られ
る。
【0023】また、図7に他の実施例を示す。いままで
述べてきた本発明実施例とこの実施例で異なる点は、比
較検出回路3で比較するのは、階調補正回路1の出力信
号のみである点である。
【0024】以下、図8の波形を参照しながら動作を説
明する。階調補正回路1から出力された輝度信号(Y)
は、トランジスタTr2のエミッタを経由して、オペア
ンプの(+)端子に入力される。一方、輝度信号(Y)
は、抵抗R12とR21の抵抗分割により小さくされ、
オペアンプの(−)端子に加えられる。
【0025】そうすると、オペアンプの出力は、図8の
(ハ’)のような信号が得られ、その(ハ’)の信号と
カラーゲイン制御信号とを重畳すると(ヘ’)のような
信号が得られ、白側に伸張された成分の平均値化された
電圧が重畳されたものとなり、本来のカラーゲインより
高く設定されることになる。
【0026】尚、図7の実施例では、階調補正回路1で
階調補正された輝度信号(Y)を比較検出回路2に入力
してたが、図9に示すように階調補正する前(イ)の輝
度信号(Y)を用いてもよい。また、階調補正回路1が
ない回路構成においても、本発明では有効なことは、い
うまでもない。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、白方向の伸張分だけカ
ラーゲインを上げるので画面が白く浮き気味になる、所
謂、色ののりが悪い症状を防ぐ事が出来る。また、白伸
張によるカラーゲインアップの度合はR13を変える事
で対処できる。
【0028】あるいは、オペアンプ入力に故意にレベル
差を設け信号内容による重畳分を増す。そして、本来の
カラーゲイン制御電圧を低く設定し、白方向の伸張部分
の影響を大きめに設定する事により、黒部分のカラーノ
イズを改善でき、すっきりした画質を提供することが出
来る。なお、本発明は階調補正の無い場合にも有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック図。
【図2】本発明の具体的な第1実施例を示す図。
【図3】本発明の具体的な第2実施例を示す図。
【図4】本発明の動作波形を示す図。
【図5】本発明のカラーゲイン制御特性である。
【図6】従来のカラーゲイン制御特性である。
【図7】本発明の具体的な第3実施例を示す図。
【図8】本発明の第3実施例の動作波形を示す図。
【図9】本発明の具体的な第4実施例を示す図。
【符号の説明】
1 階調補正回路 2 マトリックス回路 3 比較検出回路 4 重畳回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/30 G09G 3/36,5/02 H04N 9/64 - 9/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも輝度信号を含む映像信号を処
    理するための映像信号処理回路を備えるテレビジョン受
    信機において、 前記輝度信号の白レベルを伸張させる階調補正を行う階
    調補正回路と、 前記階調補正回路で階調補正する前の輝度信号と階調補
    正した後の輝度信号を比較して白レベルの伸張された部
    分を取り出す比較回路と、 前記映像信号のカラーゲインを制御するための制御電圧
    を発生する制御電圧発生回路と、 前記比較回路で得た白レベルが伸張された時のみに出力
    される信号を前記制御電圧発生回路で発生した電圧に重
    畳して前記映像信号のカラーゲインを制御する制御信号
    とする制御電圧作成回路とからなることを特徴とするテ
    レビジョン受信機。
  2. 【請求項2】 少なくとも輝度信号を含む映像信号を処
    理するための映像信号処理回路において、 前記輝度信号の白レベルを伸張させる階調補正を行う階
    調補正回路と、 前記階調補正回路で階調補正する前の輝度信号と階調補
    正した後の輝度信号を比較して白レベルの伸張された部
    分を取り出す比較回路と、 前記映像信号のカラーゲインを制御するための制御電圧
    を発生する制御電圧発生回路と、 前記比較回路で得た白レベルが伸張された時のみに出力
    される信号を前記制御電圧発生回路で発生した電圧に重
    畳して前記映像信号のカラーゲインを制御する制御信号
    とする制御電圧作成回路とからなることを特徴特徴とす
    る映像信号処理回路。
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JP5365881B2 (ja) * 2010-06-28 2013-12-11 株式会社Jvcケンウッド 画像処理装置、画像処理方法

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