JP3222484U - 紙製綴じ具を用いた冊子 - Google Patents

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浩 土岐
浩 土岐
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Abstract

【課題】台紙に綴じ穴を形成する必要がなく、従って、本文頁の綴じ穴と台紙の綴じ穴との位置合わせを行う必要がなく、安価に、かつ、効率的に製造することができる紙製綴じ具を用いた冊子を提供する。【解決手段】複数の綴じ穴が上縁部に形成されたカレンダー用紙11の束と、紙製綴じ具30と、スタンド台紙12とによって構成され、紙製綴じ具30が、側縁部31と、側縁部31の長手方向と平行な中心軸線周りにリング状に湾曲した多数のリング状部とを有し、紙製綴じ具30のリング状部をカレンダー用紙11の綴じ穴に挿通してカレンダー用紙11の束を綴じ、紙製綴じ具30の側縁部31を、両面テープ20によってスタンド台紙12の上縁部12aに対して接着した。【選択図】図2

Description

本考案は、紙製綴じ具を用いた冊子(壁掛けタイプ或いは卓上タイプのカレンダー、又は、その他の冊子)に関し、特に、本文頁(カレンダー用紙等)と台紙とによって構成される紙製綴じ具を用いた冊子に関する。
従来、カレンダー等の冊子においては、複数枚の紙葉を綴じるための手段として、金属製の綴じ具(螺旋ワイヤーやダブルリング綴じ具等)が広く使用されていたが、最近では、廃棄時に分別作業が不要な紙製の綴じ具が普及してきている。図4は、紙製綴じ具30の一例を示す図である。この紙製綴じ具30は、二枚の厚紙を接着剤で貼り付けてなる帯状の基材を裁断して、側縁部31と、櫛歯状部(側縁部31から、その長手方向と直交する方向に櫛歯状に突出する部分)とからなる形状に加工し、更に、プレス加工により、櫛歯状部を側縁部31の長手方向と平行な中心軸線周りにリング状に湾曲させて、多数のリング状部32を、側縁部31の長手方向へ所定の間隔をおいて並列するように形成してなるものである。
図4に示す紙製綴じ具30を用いて卓上カレンダーを製造する場合、例えば図5(1)に示すように、カレンダー用紙41(本文頁)の束と、厚紙製のスタンド台紙42とを重ねて位置を揃え、それらの綴じ穴41a,42a内に、紙製綴じ具30のリング状部32を挿通し、次に、図5(2)に示すように、リング状部32の先端部と、側縁部31とを突き合わせて接着する。
尚、図5の例では、スタンド台紙42として、長方形の厚紙製基材の両端部(長手方向の両端部)を立ち上げるようにしてコの字状に折り曲げ、一方を表側部43、他方を裏側部44とし、それらの中間の部分(底部45)を二つ折りにして表側部43と裏側部44の間にたたみ込み、表側部43と裏側部44を重ね合わせてなるものが用いられている。
図5に示す卓上カレンダーを使用する場合、図6(1)に示すように、スタンド台紙42の表側部43と裏側部44の下方側を拡げ、底部45を伸ばして全体が三角形状となるようにし、紙製綴じ具30を回転させて、側縁部31等(側縁部31とリング状部32との接着部分)を、スタンド台紙42の綴じ穴42aの近傍の位置まで移動させ、図6(2)に示すように、カレンダー用紙41の束を表側部43の前方の位置まで移動させる。そして、月が変わる度に、カレンダー用紙41を1枚ずつめくり、スタンド台紙42の裏側部44側へ移動させて使用する。
また、図4に示す紙製綴じ具30を用いた冊子として、実用新案登録第3197615号公報(特許文献1)に開示されているような卓上カレンダーも知られている。
実用新案登録第3197615号公報
図5に示すような卓上カレンダーを製造する際には、カレンダー用紙41の綴じ穴41aとスタンド台紙42の綴じ穴42aに紙製綴じ具30を通す前に、それらを重ねて綴じ穴41a,42aの位置を合わせる必要がある。このとき、カレンダー用紙41とスタンド台紙42の幅寸法が同一である場合には、それらの一方側の側縁(又は両側縁)と上縁とをガイド等に当接させることによって、綴じ穴41a,42aの位置合わせを容易に行うことができる。
一方、カレンダー用紙41とスタンド台紙42の幅寸法が同一でない場合には、綴じ穴41a,42aの位置を合わせるために、特別なガイド装置、或いは、煩雑な工程が必要となり、製造コストが増大し、或いは、製造効率の低下を招いてしまうという問題がある。従って、この卓上カレンダーを安価に、かつ、効率的に製造するためには、カレンダー用紙41とスタンド台紙42の幅寸法を同一に設定せざるを得ない、ということになる。
本考案は、上記のような従来技術における課題を解決しようとするものであって、台紙に綴じ穴を形成する必要がなく、従って、本文頁の綴じ穴と台紙の綴じ穴との位置合わせを行う必要がなく、安価に、かつ、効率的に製造することができる紙製綴じ具を用いた冊子を提供することを目的とする。
本考案に係る紙製綴じ具を用いた冊子は、複数の綴じ穴が縁部に形成された本文頁の束と、紙製綴じ具と、台紙とによって構成され、紙製綴じ具が、側縁部と、側縁部の長手方向と平行な中心軸線周りにリング状に湾曲した多数のリング状部とを有し、紙製綴じ具のリング状部が本文頁の綴じ穴に挿通されることによって本文頁の束が綴じられ、紙製綴じ具の側縁部が台紙の縁部に対して固定されていることを特徴としている。
尚、紙製綴じ具の側縁部が、両面テープによって台紙の縁部に接着されていることが好ましい。また、この紙製綴じ具を用いた冊子は、本文頁をカレンダー用紙とし、台紙をスタンド台紙とすることにより、卓上カレンダーとして構成することができる。
本考案に係る紙製綴じ具を用いた冊子は、台紙に綴じ穴を形成する必要がなく、本文頁の綴じ穴と台紙の綴じ穴との位置合わせを行う必要がないため、安価に、かつ、効率的に製造することができる。また、本文頁と台紙の幅寸法及び縦寸法を同一に設定する必要がなく、デザインの自由度が大きいという利点を有している。更に、本文頁と台紙とを個別に製造することができ、製造工程の分散が可能になり、製造効率の向上を期待することができる。
図1は、本考案の第一実施形態に係る卓上カレンダーを構成するカレンダー用紙11の束、及び、紙製綴じ具30の断面図である。 図2は、本考案の第一実施形態に係る卓上カレンダーを構成するカレンダー用紙11の束、紙製綴じ具30、及び、スタンド台紙12の断面図である。 図3は、本考案の第一実施形態に係る卓上カレンダーの正面図である。 図4は、紙製綴じ具30の一例を示す図である。 図5は、従来の卓上カレンダーを構成するカレンダー用紙41の束、紙製綴じ具30、及び、スタンド台紙42の断面図である。 図6は、従来の卓上カレンダーを構成するカレンダー用紙41の束、紙製綴じ具30、及び、スタンド台紙42の断面図である。
本考案「紙製綴じ具を用いた冊子」は、卓上カレンダー、壁掛けカレンダー、ノートブック等として実施することができる。ここでは、卓上カレンダーに適用した例を、本考案の第一実施形態として説明する。本実施形態の卓上カレンダーは、図1及び図2に示すカレンダー用紙11(本文頁)の束、紙製綴じ具30、及び、スタンド台紙12によって構成され、紙製綴じ具30によってカレンダー用紙11の束が綴じられるとともに、紙製綴じ具30の側縁部31が、スタンド台紙12の上縁部12aに対して接着されていることを特徴としている。
本実施形態の卓上カレンダーは、次のような方法によって製造することができる。まず、図1(1)に示すように、位置を揃えて束ねた複数枚のカレンダー用紙11の各上縁部に形成されている綴じ穴11a内に、紙製綴じ具30のリング状部32を挿通し、図1(2)に示すように、リング状部32の先端部と、側縁部31とを突き合わせて接着して、カレンダー用紙11の束を綴じ、更に、紙製綴じ具30の側縁部31の裏側面(リング状部32の先端部が接着された面とは反対側の面)に、両面テープ20を貼り付ける。
次に、図2に示すように、紙製綴じ具30を、側縁部31が下方側となる向きにして、側縁部31に貼り付けた両面テープ20を、スタンド台紙12の上縁部12aの表側面に貼り付けて、紙製綴じ具30とスタンド台紙12とを接着する。
上述の通り、図5、図6に示す従来の卓上カレンダーは、カレンダー用紙41の綴じ穴41aとスタンド台紙42の綴じ穴42aの中に紙製綴じ具30のリング状部32を挿通することにより、カレンダー用紙41とスタンド台紙42とを一体的に綴じる構造となっており、製造コスト及び製造効率の観点から、カレンダー用紙41とスタンド台紙42の幅寸法を同一に設定せざるを得ないという事情があった。
これに対して本実施形態の卓上カレンダーは、カレンダー用紙11の束を綴じた紙製綴じ具30を、スタンド台紙12に対して接着することによって一体化される構造となっているため、スタンド台紙12に綴じ穴を形成する必要がなく、また、カレンダー用紙11とスタンド台紙12の幅寸法(及び縦寸法)を同一に設定する必要がない、という利点を有している。例えば、図3に示すように、カレンダー用紙11と、それよりも幅寸法及び縦寸法が大きいスタンド台紙12とからなる卓上カレンダーとすることができる。
尚、上記実施形態においては、カレンダー用紙11における綴じ穴11aの形成位置、及び、スタンド台紙12における紙製綴じ具30の接着位置が、いずれも上縁部(カレンダー用紙11の上縁部、及び、スタンド台紙12の上縁部)となっているが、上縁部以外の縁部(例えば、側縁部等)において、綴じ穴11aを形成し、紙製綴じ具30を接着することもできる。
また、上記実施形態においては、両面テープ20によって紙製綴じ具30をスタンド台紙12に対して接着しているが、各種の接着剤、或いは、プラスチック製の留め具等の接合手段によって、スタンド台紙12に対して紙製綴じ具30を固定することもできる。
11:カレンダー用紙、
11a:綴じ穴、
12:スタンド台紙、
12a:上縁部、
20:両面テープ、
30:紙製綴じ具、
31:側縁部、
32:リング状部、
41:カレンダー用紙、
41a:綴じ穴、
42:スタンド台紙、
42a:綴じ穴、
43:表側部、
44:裏側部、
45:底部

Claims (3)

  1. 複数の綴じ穴が縁部に形成された本文頁の束と、紙製綴じ具と、台紙とによって構成される冊子であって、
    紙製綴じ具が、側縁部と、側縁部の長手方向と平行な中心軸線周りにリング状に湾曲した多数のリング状部とを有し、
    紙製綴じ具のリング状部が本文頁の綴じ穴に挿通されることによって本文頁の束が綴じられ、
    紙製綴じ具の側縁部が台紙の縁部に対して固定されていることを特徴とする、紙製綴じ具を用いた冊子。
  2. 紙製綴じ具の側縁部が、両面テープによって台紙の縁部に接着されていることを特徴とする、請求項1に記載の紙製綴じ具を用いた冊子。
  3. 本文頁がカレンダー用紙であり、台紙がスタンド台紙であり、卓上カレンダーとして構成されることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の紙製綴じ具を用いた冊子。
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