JP3222186U - 道路工事用補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】測長器を安定に支持できる構造のブロックを使用して、補助作業者を不要にする道路工事用補助具を提供する。【解決手段】段差用ブロック20と第1測長器22と第2測長器26とを備える。段差用ブロック20は、段差の高い方の段上に一端を置き、他端を低いほうの段の上方にオーバーハングするように配置される。側面に測長器を支持するホルダー24と28を備える。長尺測長器32はその下端を、直立ブロック42に支持されて水道管48の上に垂直に無人で自立させることができる。この状態で、基準線40から水道管48の上面までの長さを測定することができる。【選択図】図5

Description

本考案は、道路工事の準備作業で道路構造物の高さ等を測定するために使用する道路工事用補助具に関する。
この道路工事用補助具は、例えば水道管を新設したり交換したりする作業のために、道路の掘削作業をするとき等に使用される。道路には、歩道の縁石に沿って排水用の側溝が設けられている。この側溝から一定の長さだけ道路中央に寄った位置に溝を掘削して水道管を埋設する。従来よりこのような工事準備のための測量機器は各種開発されている(特許文献1)。
特開昭59−192904号公報
既知の従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
具体的には、この作業準備にあたって、歩道の縁石と排水用の側溝との段差を測定し、さらに、側溝から道路中央に向かって水平距離を測定する。道路の該当位置に溝を掘削した後は、溝の深さを測定し、水道管を埋設した時はその水道管の位置(深さ)も測定する。
これらの測定にあたっては、道路工事で標準的な測定機材として知られている物差しのような測長器が使用される。最終的に、上記の測定作業が完了した時、縁石と側溝と掘削をした溝の底などに測長器を垂直に立てて写真撮影をして作業完了報告用のデータを作成する。この時、従来は各測長器の位置決めをして、まっすぐに立てて支持する何人かの補助作業者が必要であった。これは作業の効率の妨げになっていた。本考案は、上記の課題を解決するためになされたものである。
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
<構成1>
道路構造物の段差を測定するためのものであって、段差の高い方の段上に一端を置き、他端を低いほうの段の上方にオーバーハングするように配置されるブロックと、
このブロックの側面に取り付けられ、段差の高い方の段上で測長器を上下方向にスライドさせる第1ホルダーと、
同じくこのブロックの側面に取り付けられ、段差の低い方で測長器を上下方向にスライドさせる第2ホルダーと、
上記の第1ホルダーに支持されて、上記の段差の高い方の構造物に下端が接するように垂直に立てられる第1測長器と、
上記の第2ホルダーに支持されて、上記の段差の低い方の構造物に下端が接するように垂直に立てられる第2測長器とを備えたことを特徴とする道路工事用補助具。
<構成2>
路側構造物または路面上に配置され、測長器を水平方向にスライドさせるホルダーを側面に備え、
設置高さの調節機構を底面に備えた、水平距離測定用のブロックをさらに備えたことを特徴とする構成1に記載の道路工事用補助具。
<構成3>
構成1に記載の測長器を支持したブロックを道路の両側に配置して道路を横断するように水平に基準線を張った状態で、この基準線から地下構造物までの長さを測定するためのものであって、
測長器を垂直方向にスライドさせるホルダーを側面に備え、
地下構造物上に自立させるための鞍形の脚を有するブロックをさらに備えたことを特徴とする構成1に記載の道路工事用補助具。
<構成1の効果>
道路の縁石と側溝の段差等を簡単に測定でき、無人でそのまま複数の測長器を立てたままにしておけるので、引き続き路面の高さやその他の測定作業に使用できる。
<構成2の効果>
道路の側溝から道路上の埋設物設置位置までの距離を、測長器を水平に保ったまま測定できる。道路構造物の段差との関係も容易に測定できる。
<構成3の効果>
地下構造物上に測長器を垂直に支持した状態で無人で自立させられるので、請求項1に記載の測長器と水平に張った基準線と垂直に支持した測長器とを撮影して構造確認用データ作成時に、測長器を支えて立つ補助作業者が不要になり、全体として作業人員を削減できる。
道路構造物の段差を測定するための装置部分図である。 道路構造物の長さや深さを測定するための装置部分図である。 上記の装置の使用例側面図である。 道路を掘削した後の道路の断面図で掘削溝の深さ測定例説明図である。 道路を掘削した後の道路の断面図で埋設物の深さ測定例説明図である。
本考案の道路工事用補助具は、測長器を安定に支持し支えることができる構造のブロックを使用するので、補助作業者を必要としない。以下、本考案の実施の形態を実施例毎に詳細に説明する。
図1は道路構造物の段差を測定するための装置部分図である。図2はこの装置と組み合わせて使用される道路構造物の長さや深さを測定するための装置部分図である。図3はその使用例側面図である。
図1(a)は第1測長器22の正面図である。(b)は第2測長器26の正面図である。(c)は段差用ブロック20に第1測長器22と第2測長器26を支持した状態の正面図である。(d)は段差用ブロック20の底面図である。(e)は段差用ブロック20を上から見た状態の平面図である。(f)は第1測長器22と第2測長器26を支えた段差用ブロック20の側面図である。
この図の装置は、上記のように、段差用ブロック20と第1測長器22と第2測長器26とを備えている。図3(a)に示すように、段差用ブロック20は、段差の高い方の段上(縁石14上)に一端を置き、他端を低いほうの段(側溝16)の上方にオーバーハングするように配置される。
段差用ブロック20は、段差の高い方の段上に一端を置き他端側には支えが無いので、安定のために他端側が細く切り欠かれており、断面がコ字状の鋼材などにより制作される。また、段差用ブロック20の側面には、二箇所に第1ホルダー24と第2ホルダー28とが固定されている。
この第1ホルダー24は、段差の高い方の段上で第1測長器22を上下方向にスライドさせるように支持する構造をしている。また、第2ホルダー28は、段差の低い方で第2測長器26を上下方向にスライドさせるように支持する構造をしている。
図3(a)に示すように、第1測長器22は、第1ホルダー24に支持されて、段差の高い方の構造物に下端が接するように垂直に立てられる。ここでは縁石の上面から上方への高さ表示をしている。第2測長器26は、第2ホルダー28に支持されて、段差の低い方の構造物に下端が接するように垂直に立てられている。
第1測長器22にも第2測長器26にも明瞭に下端からの長さが表示されているから、両者の目盛りを読んで比較をすると。縁石14と側溝16の段差を求めることができる。また、道路を掘削した場合に道路上の基準位置からの掘削深さを求める必要がある。これを図4や図5で説明するが、その場合に、第1測長器22や第2測長器26の表示が必要になる。
図1と図3(a)に示した装置により、道路の縁石14と側溝16の段差等を簡単に測定でき、無人でそのまま複数の測長器を立てたままにしておけるので、引き続き路面の高さや掘削深さの測定作業等に利用できる。
図2(a)は自在高ブロック30の左側面図、(b)は自在高ブロック30の底面図、(c)は自在高ブロック30の右側面図、(d)は自在高ブロック30の正面図、(e)は自在高ブロック30の背面図である。(f)は長尺測長器32の正面図である。これらにより、図3(b)に示すように、例えば、道路の側溝から道路上の溝の掘削位置までの距離を測定する。
自在高ブロック30は、図3(b)に示すように、路側構造物上または路面上に配置され、長尺測長器32を水平方向にスライドさせるホルダー34や35を側面に備えている。自在高ブロック30は上記の段差用ブロック20と同様の、断面コ字状の鋼材等により制作される。この自在高ブロック30には設置高さの調節機構38が取り付けられている。調節機構38は自在高ブロック30にねじこまれており、回転させることで、自在高ブロック30の支持高さが自由に調節できる。
図3(b)に示すように、縁石14上と路盤18上にそれぞれ自在高ブロック30を置いて、長尺測長器32をホルダー34にはめ込んで支持する。長尺測長器32を水平に支持できるように調節機構38のねじ込み量を調節する。これにより、凹凸の変化のある道路上で、縁石14や側溝16から路盤18までの水平方向の長さを測定できる。この測定により道路の掘削位置を決定できる。この例では路盤18上の自在高ブロック30のみを調節機構38で調整可能にした。このように自在高ブロック30は置き方により自由な使い方ができる。
図4と図5は道路を掘削した後の道路の断面図で、上記の道路工事用補助具の別の使用例説明図である。
ここでは、第1測長器22と第2測長器26とを支持した段差用ブロック20を道路の両側の縁石14上に配置している。そして、両側の段差用ブロック20の間に、道路を横断するように水平に基準線40を張った。基準線40は、長尺測長器32を用いた掘削深さの測定等の時に使用する。棒であっても、柔軟な紐であってもよい。
既に図3(b)に示した要領で道路の掘削位置を測定して掘削作業を終えた後に、長尺測長器32を用いて掘削深さ等を測定する。この状態を図4に示した。長尺測長器32を自立させて支持するために、図2(g)と(h)に示した直立ブロック42を使用する。(g)は直立ブロック42の正面図で(h)はその背面図である。この直立ブロック42の側面にはホルダー46が固定されている。また、下面には、鞍形の脚44が設けられている。
図4において、長尺測長器32は、その下端が、掘削溝50の底に配置した直立ブロック42のホルダー46にはめ込まれており、図3(a)に示したように、垂直に無人で自立させることができる。この状態で、基準線40から掘削溝50の底までの深さを測定することができる。
図8では、直立ブロック42を、地下に埋設する水道管48の上面に乗せている。鞍形の脚44が設けられているから、直立ブロック42を図4の場合と同様に、垂直に無人で自立させることができる。
図4や図5の状態を写真撮影することで、施工記録を作成できる。このとき、従来は上記のようなブロックが無かったので、補助作業者が路側2名と溝の横の1名の、少なくとも3人が必要であった。これらの補助作業者が、第1測長器22と第2測長器26と長尺測長器32とを支えて立った状態で写真撮影をしていた。本考案の道路工事用補助具12を採用すれば、これらの補助作業者は不要になる。
12 道路工事用補助具
14 縁石
16 側溝
18 路盤
20 段差用ブロック
22 第1測長器
24 第1ホルダー
26 第2測長器
28 第2ホルダー
30 自在高ブロック
32 長尺測長器
34 ホルダー
36 ホルダー
38 調節機構
40 基準線
42 直立ブロック
44 鞍形の脚
46 ホルダー
48 水道管
50 掘削溝
<構成1>
道路工事の準備作業で、道路構造物の段差を測定するためのものであって、段差の高い方の段上に一端を置き、他端を低いほうの段の上方にオーバーハングするように配置されるブロックと、
このブロックの側面に取り付けられ、段差の高い方の段上で測長器を上下方向にスライドさせる第1ホルダーと、
同じくこのブロックの側面に取り付けられ、段差の低い方で測長器を上下方向にスライドさせる第2ホルダーと、
上記の第1ホルダーに支持されて、上記の段差の高い方の構造物に下端が接するように垂直に立てられる第1測長器と、
上記の第2ホルダーに支持されて、上記の段差の低い方の構造物に下端が接するように垂直に立てられる第2測長器とを備えたことを特徴とする道路工事用補助具。
<構成2>
道路工事の準備作業で、第1ホルダーに第1測長器を支持し第2ホルダーに第2測長器を支持した構成1に記載の2個のブロックを、道路の両側にそれぞれ配置して、道路を横断するように水平に基準線を張った状態で、この基準線から垂直下方の地下構造物までの長さを測定するために使用されるものであって、
第3測長器と、
この第3測長器を垂直方向にスライドさせるホルダーを側面に備え、地下構造物上に自立させるための鞍形の脚を有する上記のブロックとは別のブロックを備えたことを特徴とする構成1に記載の道路工事用補助具。
<構成1の効果>
道路工事の準備作業で、道路の縁石と側溝の段差等を簡単に測定できる。無人でそのまま第1測長器と第2測長器を立てたままにしておけるので、引き続き路面の高さやその他の測定作業に使用できる。
<構成2の効果>
地下構造物上に第3測長器を垂直に支持した状態で無人で自立させられる。構成1に記載の2個のブロックを、道路の両側にそれぞれ配置して道路を横断するように水平に基準線を張った状態で、水平に張った基準線と垂直に支持した第3測長器とを撮影して道路工事の準備作業のための構造確認用データを作成できる。第3測長器を支えて立つ補助作業者が不要になり、全体として作業人員を削減できる。

Claims (3)

  1. 道路構造物の段差を測定するためのものであって、段差の高い方の段上に一端を置き、他端を低いほうの段の上方にオーバーハングするように配置されるブロックと、
    このブロックの側面に取り付けられ、段差の高い方の段上で測長器を上下方向にスライドさせる第1ホルダーと、
    同じくこのブロックの側面に取り付けられ、段差の低い方で測長器を上下方向にスライドさせる第2ホルダーと、
    上記の第1ホルダーに支持されて、上記の段差の高い方の構造物に下端が接するように垂直に立てられる第1測長器と、
    上記の第2ホルダーに支持されて、上記の段差の低い方の構造物に下端が接するように垂直に立てられる第2測長器とを備えたことを特徴とする道路工事用補助具。
  2. 路側構造物または路面上に配置され、測長器を水平方向にスライドさせるホルダーを側面に備え、
    設置高さの調節機構を底面に備えた、水平距離測定用のブロックをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の道路工事用補助具。
  3. 請求項1に記載の測長器を支持したブロックを道路の両側に配置して道路を横断するように水平に基準線を張った状態で、この基準線から地下構造物までの長さを測定するためのものであって、
    測長器を垂直方向にスライドさせるホルダーを側面に備え、
    地下構造物上に自立させるための鞍形の脚を有するブロックをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の道路工事用補助具。
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