JP3221674U - 点滴容器保持衣 - Google Patents

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Abstract

【課題】患者が点滴容器を携えたまま気楽にベッドを離れて歩き回ることのできる点滴容器保持衣を提供することを目的とする。【解決手段】点滴容器保持衣(1)を、襟部と背中部を少なくとも有する衣服本体(3)と、当該背中部外面に固定された少なくとも一つの上端開口の縦細ポケット(5)と、当該縦細ポケットの中に抜き取り可能に下端から差し入れられて起立保持される支柱(7)と、当該伸縮支柱の上端に設けられた点滴容器吊り下げ構造(9)と、を有し、当該衣服本体を着用し、当該縦細ポケットに差し入れた当該支柱を伸ばし、当該点滴容器吊り下げ構造から点滴容器を吊り下げ状態で患者が点滴容器を保持できるように構成する。衣服本体に支柱が保持されるので、患者が点滴スタンドに拘束されずにベッドを離れて歩き回ることができる。【選択図】図2

Description

本考案は、点滴スタンドを使わず点滴容器を吊り下げたまま歩行できる、点滴容器保持衣に関するものである。
従来から、点滴が必要な患者がベッドから離れるとき、点滴容器が吊り下げられたキャスター付き点滴スタンドを引きながら歩かなければならない。このキャスター付きスタンドは今日においても様々な医療機関で用いられている。どうして点滴スタンドが必要かというと、点滴液をたらすには重力が必要だから点滴容器(の液面)を患者の心臓より高い位置に保つ必要があるからである。このため点滴スタンドは人の身長ほどの高さがある。このように大きくてかさばる点滴スタンドをトイレや売店などに行くときやでさえも伴わせなければならないということは、いくら必要とはいえ患者にとって負担が大きい。階段を昇り降りするときは特に負担が大きいので、エレベータまで歩かなければならなかったりする。
そこで、考案されたのが、特許文献1に示される点滴用具吊り下げ具(以下、「従来の吊り下げ具」という)である。図8に示す従来の吊り下げ具は、登山用リュックのように胴ベルトと一対の肩ベルトを備えていて、さらに点滴液をつりさげるフックが上の先についた支柱が設けられている。支柱は、その下の先を胴ベルトに固定して起立させるようになっていて、フックに吊り下げた点滴容器が患者の頭から上に飛び出るほどの長さに作られている。支柱の途中は両方の肩ベルトによって支えられている。特許文献1は、様々な形態の支柱が示されていて、その一つが図8に示すように、かさばりを避けるために折り畳み式になっている。
一方、特許文献2では、図9に示す点滴容器をしまうポケットのついたジャケット(以下、「従来のジャケット」という)が提案されている。ポケットはジャケットを着る患者の心臓とほぼ同じ高さについている。先に述べたように点滴容器は心臓より高いところに保たれなければいけないが、これを満たしていない。そこで、従来のジャケットは、点滴容器に点滴を垂れさせるための圧力源としてバッテリーで動く電動空気ポンプを備えている。
特開平11−137639号公報 特許3260115号公報
しかしながら、従来の吊り下げ具を使用する患者は、ベッドを離れようとするとき山登りのリュックのようして吊り下げ具を背負い、胴ベルトと両肩ベルトを締める必要がある。ベッドに戻ったときはその逆で、胴ベルトと両肩ベルトを緩め吊り下げ具を身体から降ろさなければならない。これでは、点滴スタンドを伴わせる以上の負担と感じる患者も少なくない。このような形態の吊り下げ具であるから、かさばるし他に用途がないから、使用しないときの置き場所に困るという不便がある。従来の吊り下げ具には、このように使用と保管に大きな問題点を抱えている。
他方、従来のジャケットは、支柱やそれを支持するための胴ベルト等を有しないため従来の吊り下げ具に比べコンパクトになっているが、空気ポンプとバッテリーが必ず必要なため全体として大掛かりなものになってしまうことや、そもそもバッテリー切れになったら使えないという問題点がある。
本考案は、上述した従来の吊り下げ具と従来のジャケットそれぞれの問題点を解消しながら患者が点滴容器を携えたまま気楽にベッドを離れて歩き回ることのできる点滴容器保持衣を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため鋭意研究を行った考案者は、思考錯誤と工夫により次の構成を考え出した。詳しい構成については、次項いかで説明する。なお、いずれかの請求項記載の考案の構成を説明するにあたって行う用語の定義等は、性質上不可能な場合を除き、他の請求項記載の考案にも適用されるものとする。
(請求項1記載の考案の特徴)
請求項1記載の考案に係る点滴容器保持衣(以下、「請求項1の保持衣」という)は、襟部と背中部を少なくとも有する衣服本体と、当該背中部外面に固定された少なくとも一つの上端開口の縦細ポケットと、当該縦細ポケットの中に抜き取り可能に下端から差し入れられて起立保持される支柱と、当該伸縮支柱の上端に設けられた点滴容器吊り下げ構造と、を有し、当該衣服本体を着用し、当該縦細ポケットに差し入れた当該支柱を伸ばし、当該点滴容器吊り下げ構造から点滴容器を吊り下げ状態で患者が点滴容器を保持できることを特徴とする。
(請求項2記載の考案の特徴)
請求項2記載の考案に係る点滴容器保持衣(以下、「請求項2の保持衣」という)は、請求項1の保持衣であって、前記支柱は、伸縮自在に構成されていることを特徴とする。
(請求項3記載の考案の特徴)
請求項3記載の考案に係る点滴容器保持衣(以下、「請求項3の保持衣」という)は、請求項1または2の保持衣であって、前記背中部外面もしくは内面の前記襟部の下近傍に、点滴容器吊り下げ機構をさらに有することを特徴とする。
(請求項4記載の考案の特徴)
請求項4記載の考案に係る点滴容器保持衣(以下、「請求項4の保持衣」という)は、請求項1ないし3いずれかの保持衣であって、前記衣服本体は、ベストであって、前記背中部は、前記衣服本体の他の部位に比べ固い生地により構成され、もしくは固くなるように加工されていることを特徴とする。
本考案によれば、患者が点滴容器を携えたまま気楽にベッドを離れて歩き回ることのできる点滴容器保持衣を提供することができる。点滴スタンドを引く必要はないし、大掛かりな仕組みも要しない。患者は、衣服本体を着用し、縦細ポケットに差し入れた当該支柱を伸ばし、当該点滴容器吊り下げ構造から点滴容器を吊り下げ状態で患者が点滴容器を保持できる。支柱を縦細ポケットから取り出した後の衣服本体は、汎用の衣服と同じように折りたたむことができるので、かさばることもない。
本考案の点滴容器保持衣の正面図である。 本考案の点滴容器保持衣に縦細ポケットを取り付け、支柱を差し入れる様子を示す背面図である。 本考案の点滴容器保持衣の縦細ポケットに差し入れた支柱を伸ばし、点滴容器を吊り下げる様子を示す背面図である。 本考案の点滴容器保持衣の縦細ポケットに差し入れた支柱に点滴容器を吊り下げた様子を示す背面図である。 図4に示す点滴容器保持衣の縦細ポケットの変形例を示す背面図である。 図2に示す点滴容器保持衣の背中部に点滴容器吊り下げ機構を設けた状態を示す背面図である。 図6に示す点滴容器保持衣に透明樹脂製の袋カバーに入れた点滴容器を吊り下げた状態を示す背面図である。 従来の吊り下げ具の正面図である。 従来のジャケットの正面図である。
図面を参照しながら本考案を実施するための形態(以下、「本実施形態」という)を説明する。本実施形態の点滴容器保持衣は、たとえば、ベスト、チョッキ、ジレの形態の衣服を中心部材として構成されている。ちなみに、ベスト、チョッキ、ジレは、三者に違いはなく基本的に同じものを指す。この三者は袖なしの短い胴着である。袖なしを推奨するのは、患者が点滴針とチューブを外さずに気楽に着用できるからである。ただ袖ありのジャケットなどを採用することを妨げるものではないことを付言しておく。衣服本体3全体は、本考案の目的を達成できる強度を持った布や編み物などによって構成されている。布や編み物の素材は問わず、さまざまな単体もしくは組み合わせた素材で構成してよい。衣服本体3は、ぬくもりを感じさせない無機質な道具として捉えられがちであるが、それだけでなく、カラフルな色彩、柄、飾りなどを設けて温かみとファッション性を備えた患者の精神衛生に役立つ衣服として構成することもできる。以下、ベストを事例に挙げ、その詳しい構成について説明する。
(衣服本体の構成)
図1ないし4に示す衣服本体3は、前見頃(まえみごろ)とも呼ばれる正面部3b、後ろ見頃(うしろみごろ)とも呼ばれる背中部3cと、首回りとなる襟部3aと、腕を出す左右のアームホール3e,3eを有するベスト形態の衣服である。図2に示すように衣服本体3の背中部3Cの外面(外側の面)のには、縦に細長い縦細ポケット5が固定されている。背中部3cは、衣服本体3の他の部位(たとえば、正面部3b)に比べ固い生地により構成したり、固くなるように加工したりすることが好ましい。固い生地としては、生地そのものを固い素材で構成したり、同じ生地でもたとえば二重三重に重ねたりする方法がある。固くする加工には、たとえば、合成樹脂などを一部または全部に塗布する手法が考えられる。
(縦細ポケットの固定位置と形状)
図2ないし4に示すように本実施形態の縦細ポケット5は、左右のアームホール3e,3eの縦方向中央領域の間で、患者Pの背中側からみて左右いずれか(本実施形態では左側)に寄った位置に一つだけ設けてある。この位置に縦細ポケット5を固定するのは、図4に示すように点滴容器31を患者Pの後頭部から横にずれたところにもってくることで、後頭部との接触範囲を狭めて患者Pがなるべく煩わしく感じないようにするためである。もっとも、縦細ポケット5は、中央部に一つ設けてもよいし、左右に合わせて二つ、中央部と左右いずれかと合わせて二つ、中央部と左右両方と合わせて三つの縦細ポケットを設けることもよい。患者Pの体形、点滴しようとする腕の左右別、患者Pの肉体的事情などを優先するとき、いずれかの縦細ポケットを選んで使用できるようにするためである。なお、点滴容器31の大きさや形は、点滴液の量などに応じて図示のものと異なることは言うまでもない。符号33は、点滴容器31の下端につながれた送液用のチューブを示し、このチューブ33の先端に点滴針(図示を省略)が取り付けられる。
引き続き図2ないし4を参照する。縦細ポケット5は、細く縦に長い長方形の下端に丸みをつけた形状でたとえば幅3〜10センチメートル、深さ10〜15センチメートルほどの大きさに形成されることが好ましい。大事なことは縦に細長いポケット空間が形成されることであって、外観が細長いという意味ではない。このポケット空間の幅が狭すぎると後述する支柱7を差し入れづらくなるし、逆に広すぎると横支えがうまくいかず支柱が傾くなどの不都合が生じるから注意が必要である。深さも浅すぎると支柱7が少し傾いただけで抜けてしまうなどの問題が起きるので、支柱7の全長との相対関係を考慮した十分な深さである必要がある。さらに、ポケット空間の形状は上記の形状に限定されるものではないが、下端に丸みをつけておくと差し込んだ支柱7の下端が位置決めされ支柱7の横ずれを防止することができる。この目的のため、図示は省略するが丸みの代わりに逆三角形に形成することもよい。
縦細ポケット5の素材は衣服本体3のそれと同じでもよいし、異ならせてもよい。布以外の、たとえば、薄い合成樹脂などを使うこともできる。衣服本体3と合わせたりアクセントをつけるために色や柄をつけたり、逆に目立たせないように縦細ポケット5の上に何らかの装飾を施してもかまわない。縦細ポケット5の固定は、その素材に合わせて適宜な方法を採用してよい。縫製固定が一般的であるが、接着剤、粘着テープ、熱融着など、強度が十分に保たれる限り、どのような方法でもよい。面ファスナーにより縦細ポケット5を衣服本体3に対して付けたり外したりできるようにしてもよい。
(支柱の構成)
図2ないし4に示す支柱7は、全体として一般的には金属製で、好ましくはアンテナのように伸縮自在に構成されている。伸縮自在とすれば、使用しないときに縮めかさばらずにしまっておける一方、使用するときに伸ばせば点滴容器31を必要な高さから吊り下げられるからである。支柱7は、図2に双方向矢印で示すように縦細ポケット5の中に抜き取り可能に下端から差し入れられ、差し入れたときに起立保持される長さと重さに作られている。伸縮させる構造は、上述したアンテナのような構造のほか、図示は省略するが、折れ尺のような折り畳み式、巻き尺のように巻き取ることができて自立する方式、複数の短いパイプの中空部分に通しておいた紐を引いて固定する杖などに使用される方式など、さまざまな構造を採用することができる。
支柱7の上端には、フック(点滴容器吊り下げ構造)9が設けられている。フック9は、点滴容器31上部にある吊り下げ孔31a(図3参照)に通して点滴容器31を吊り下げるためのものである。フックに限ることはなく、点滴容器31の形状などに合わせた色々な点滴容器吊り下げ構造を採用してよい。点滴容器31の吊り下げは、上記のようにフック9直接吊り下げる方法のほか、点滴容器31を図4に仮想線で示す透明もしくは半透明の樹脂カバー35に点滴容器31を入れてから間接的に吊り下げる方法もある。点滴容器31を樹脂カバー35に入れるのは、点滴容器31が患者の後頭部と壁の間などに挟まって押されたときに漏れた点滴液で衣服や床などを汚さないためである。樹脂カバー35を透明もしくは半透明としたのは、患者Pや看護師などがいつでも点滴量を確認できるようにするためである。なお、点滴容器31が患者の歩行に伴い横揺れすることを防ぐため必要なら、点滴容器31もしくは樹脂カバー35と支柱7との間を、たとえば面ファスナー(図示を省略)で固定するとよい。
(本実施形態の作用効果)
図1ないし4を参照しながら説明する。点滴を必要とする患者Pがベッドを離れようとするとき、点滴容器保持衣1(衣服本体3)を手元に置き、支柱7の下端を縦細ポケット5に下端から差し入れ(図2に示す状態、すでに差し入れてある場合もある)、これを引き延ばす(図3に示す状態)。次に、点滴スタンド(図示を省略)から点滴容器31を外し、これを支柱7のフック9に吊り下げ孔31aを差し込んで点滴容器31を吊り下げる(図4に示す状態)。こうして点滴容器31を吊り下げた状態の衣服本体3を患者Pが着用する。着用する際に点滴針(図示を省略)とチューブ33を外すことなく衣服本体3のアームホール3eに腕を通すことができる。両腕を通したら、ファスナー3dを締めれば患者Pの身体に対し衣服本体3をしっかり固定することができる。このとき患者Pは、点滴スタンドから解放され、点滴容器31を保持したままベッドを離れることができる。
この結果、患者Pは、両手を自由に使える状態でトイレや面会などに行くことができ、行動範囲を大きく広げることができる。車いすに乗った患者なども、同様にして点滴スタンドの束縛から逃れることができる。一方、ベッドに戻ったときは、まず、点滴容器を点滴スタンドに吊り下げ、その後は、上記の逆の手順で衣服本体3を脱げばよい。支柱7を縮め衣服本体3をたためば、かさばらずに収納できる。上記した点滴容器保持衣1の機能性は、患者の行動範囲をきわだって広げることができる。すなわち、病院などの室内に限らず、車、電車、さらに病状が許せば船舶や飛行機などを利用した外出を可能とする。さらに、被災地や船上、戦地など、スタンドが使えない状況での必要性が出た際にも利用できる。
(付加的機能)
図5および6を参照する。ここで特筆すべきは、容器吊り下げ機構21である。容器吊り下げ機構21は、前述の支柱7に代わり、点滴容器31を衣服本体の背中部3cの外面(内面でもよい)に直接吊り下げるための機構である。前述のように点滴容器31の液面を患者Pの心臓より高くしなければならないところ、患者Pの背が高いことでその条件を満たすときに実用的である。
(容器吊り下げ機構の構成)
図5および6に示す容器吊り下げ機構21は、背中部3cに縫製固定された取付フックリング21aと、取付リング21aにリンクする中継リング21aと、中継リング21aにリンクするカードリング21cから構成されている。取付リング21aは、柔軟な布製であってリング状にして両端を面ファスナーによって固定し、開放することで中継リング21bを取り外せるように構成されている。中継リング21bは、取付リング21aとカードリング21cとを中継するリングであるが、必要がないと判断するなら省略することもできる。カードリング21cは、単語帳のようなカードを束ねるリングで中央にヒンジがつき閉鎖時に両端がかみ合う構造になっていて、開放可能なリングである。開放したカードリング21cの一端を点滴容器31の吊り下げ孔31aに通し、他端とかみ合わせることで簡単に外れない吊り下げ状態となる。容器吊り下げ機構21の構成は上述に限られないことはいうまでもなく、さまざまな構成を採用することができる。カードリング21cの代わりに、開閉自在という作用が共通するカラビナやカニカン、縛り紐などを用いることもよい。
なお、図7に示すように、点滴容器31を透明な樹脂カバー35に入れてから容器吊り下げ機構21に吊り下げるようにしてもよい。樹脂カバー35は、図4に示すものと同じものであり、作用効果も共通するる。また、点滴容器31が患者の歩行に伴い横揺れすることを防ぐため必要なら、点滴容器31もしくは樹脂カバー35と衣服本体3との間を、たとえば面ファスナー(図示を省略)で固定するとよい。
1 点滴容器保持衣(ベスト)
3 衣服本体
3a 襟部
3b 正面部(前見頃)
3c 背中部(後ろ見頃)
3d ファスナー
3e アームホール
5 縦細ポケット
5´ 縦細ポケット
7 支柱
9 フック(点滴容器吊り下げ構造)
21 吊り下げ機構
21a 取付フックリング
21b 中継リング
21c カードリング
31 点滴容器
33 チューブ
35 樹脂カバー
P 患者
(請求項1記載の考案の特徴)
請求項1記載の考案に係る点滴容器保持衣(以下、「請求項1の保持衣」という)は、襟部と背中部を少なくとも有する衣服本体と、当該背中部外面に固定された少なくとも一つの上端開口の縦細ポケットと、当該縦細ポケットの中に抜き取り可能に下端から差し入れられて起立保持される支柱と、当該支柱の上端に設けられた点滴容器吊り下げ構造と、を有し、当該衣服本体を着用し、当該縦細ポケットに差し入れた当該支柱を伸ばし、当該点滴容器吊り下げ構造から点滴容器を吊り下げ状態で患者が点滴容器を保持できることを特徴とする。
(請求項3記載の考案の特徴)
請求項3記載の考案に係る点滴容器保持衣(以下、「請求項3の保持衣」という)は、請求項1または2の保持衣であって、前記背中部外面もしくは内面の前記襟部の下近傍に、点滴容器吊り下げ機構をさらに有することを特徴とする。


Claims (4)

  1. 襟部と背中部を少なくとも有する衣服本体と、
    当該背中部外面に固定された少なくとも一つの上端開口の縦細ポケットと、
    当該縦細ポケットの中に抜き取り可能に下端から差し入れられて起立保持される支柱と、
    当該伸縮支柱の上端に設けられた点滴容器吊り下げ構造と、を有し、
    当該衣服本体を着用し、当該縦細ポケットに差し入れた当該支柱を伸ばし、当該点滴容器吊り下げ構造から点滴容器を吊り下げ状態で患者が点滴容器を保持できる
    ことを特徴とする点滴容器保持衣。
  2. 前記支柱は、伸縮自在に構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の点滴容器保持衣。
  3. 前記背中部外面もしくは内面の前記襟部の下近傍に、点滴容器吊り下げ機構をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の点滴容器保持衣。
  4. 前記衣服本体は、ベストであって、
    前記背中部は、前記衣服本体の他の部位に比べ固い生地により構成され、もしくは固くなるように加工されている
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の点滴容器保持具。
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