JP3221259B2 - バス型二重化伝送装置 - Google Patents

バス型二重化伝送装置

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JP3221259B2 JP30174994A JP30174994A JP3221259B2 JP 3221259 B2 JP3221259 B2 JP 3221259B2 JP 30174994 A JP30174994 A JP 30174994A JP 30174994 A JP30174994 A JP 30174994A JP 3221259 B2 JP3221259 B2 JP 3221259B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバス型伝送装置に係り、
特にバス型二重化伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のバス型伝送装置を示し、同
図において1は伝送路、2a,2bは終端抵抗などから
なるターミネータ、3a,3nはノード、TXは送信
器、RXは受信器である。各ノードには送信器(TX)
と受信器(RX)が在り、共通の伝送路を介して伝送を
行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】あるノードが故障し異
常なデータ等を送信し続けた場合、他のノードが故障し
異常なデータが衝突し、相手を通信する事ができない。
つまり1ノードの故障がネットワーク全体のダウンにな
っていた。従って、バス型伝送路の場合、1ケ所の故障
が全体に波及する可能性があり、信頼性を求められる用
途の場合、伝送路の二重化等の必要がある。
【0004】当然の事であるが、伝送装置を二重化すれ
ば、コストも倍になり、さらに二重化した伝送装置より
のデータの処理のハードウェア,ソフトウェア共複雑に
なり、当然コストアップになる。
【0005】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は二重化されたバス型伝送路に同時にデ
ータ送信し、正常な系よりデータを取り込むことによ
り、低コストにして高性能な二重化バス型伝送装置を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のバス型二重化伝送装置は、二重化されたバ
ス型伝送路にそれぞれ接続された送信回路と受信回路を
有するノードを接続してなる伝送装置において、前記ノ
ードに、送信データを前記各バス型伝送路に送信データ
を同時に送信する手段と、異常な伝送路系と正常な伝送
路系を識別する異常検出回路手段と、該異常検出回路手
段の判断にもとづく正常な伝送路系よりデータを取り込
む手段からなり、前記異常検出回路手段は、前記バス型
伝送路を電流駆動する電流駆動手段と、前記バス型伝送
路の状態を検出する状態検出回路手段と、前記バス型伝
送路の状態に応じたレベル検出信号としきい値とを比較
する比較手段と、前記送信データと、前記状態検出回路
手段の受信キャリア検出信号と、前記比較手段の比較信
号とを基に論理演算して前記バス型伝送路の異常の有無
を検出する論理演算手段、によって構成される。
【0007】
【作用】バス型伝送路を2本持ち各伝送路に送・受信回
路と、異常検出回路を有し、送信データは両系に同時に
送信し、正常な系を異常検出回路により判断し、正常な
系よりデータを取り込む事で伝送路の二重化を行う。
【0008】さらに、伝送路上での異常監視を容易とす
る為に伝送路を電流駆動し、伝送路上での衝突,オープ
ン,ショート等の検出を可能とする。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図1〜図8を参照し
ながら説明する。
【0010】図1は本発明を適用するバス型二重化伝送
装置を示すもので、図2に示すように、A系伝送路1a
とB系伝送路1bにはそれぞれノード3a,3b,…3
nが接続されており、各ノードはそれぞれ図1に示すよ
うに構成される。
【0011】すなわち、図1に示すように、各ノードに
おいては伝送路1a,1bに、それぞれ、送信器4a,
4bおよび受信器5a,5bが接続されており、受信器
5a,5bの入力段にはそれぞれ異常検出回路6a,6
bが接続されている。また、受信器5aと5bの出力段
には系選択器8が接続され、異常検出回路6aと6bの
出力段には系切換制御回路7が接続されている。
【0012】図1の装置において、送信データはA,B
両系に同時に送信される。各受信器には伝送路の異常検
出部があり、これらによる伝送路の異常情報により系切
換制御回路7は系選択器8に受信する系を選択させる。
【0013】図3は異常検出部6a(6b)の回路構成
を示すもので、9は送信データを電流信号に変換する電
流変換器、10は受信器5aの入力段に接続されたキャ
リア検出(CD)回路、11は同じく受信器5aの入力
段に接続されたローパスフィルタ(LPF)である。1
2はLPF11の出力信号としきい値電圧VTHを入力
とするコンパレータ、13はCD検出回路10の出力信
号とコンパレータ12の出力信号を入力とするナンドゲ
ート、14はオアゲート、15はノットゲート、16は
オアゲート14の出力とノットゲート15の出力を入力
とするフリップフロップである。
【0014】図3の異常検出回路において、送信データ
は電流変換器9により電流変換され、電流駆動される。
CD検出は受信キャリアの検出であり、図4に示すよう
に、装置の正常時にはCDが検出される。LPF11は
レベル検出を行うものであり、このLPF11のレベル
検出信号としきい値信号はコンパレータ12で比較され
る。ナンドゲート13にはコンパレータ12の出力信号
とCD検出器のCD検出信号が入力される。オアゲート
14はナンドゲート13の出力信号を一入力とし、オア
ゲート14の出力信号はフリップフロップ15に入力さ
れる。また、ノットゲート15には送信データが入力さ
れ、このノットゲート15の出力信号はフリップフロッ
プ16に入力され、フリップフロップ16の出力信号は
異常検出信号となるとともに、オアゲート14に入力さ
れる。
【0015】伝送路上でデータが衝突した場合、図5に
示すように、伝送路は電流駆動されているため、データ
が加算される。このため、LPF11の出力レベルも正
常時の値を越え、コンパレータ12の出力は低レベル
「0」となり、ナンドゲート13の出力が高レベルとな
る。ナンドゲート13の出力はオアゲート14を通して
フリップフロップ16に入力され、フリップフロップ1
6は異常検出信号を出力する。
【0016】伝送路がショートしている場合、図6に示
すようにCD検出が無いのでコンパレータ12の出力の
みがナンドゲート13に入力され、このナンドゲート1
3の出力は高レベルになり、この出力信号はオアゲート
14を通してフリップフロップ16に入力され、該フリ
ップフロップ16から異常検出信号が出力される。
【0017】伝送路がオープンの場合、送信が電流駆動
であるため、図7に示すように、送信レベルが異常に大
きくなり、コンパレータ12の出力が低レベルでありC
D検出信号が無いので、ナンドゲート13の出力が高レ
ベルになる。ナンドゲート13の高レベル出力信号はフ
リップフロップ16に入力され、該フリップフロップ1
6は異常検出信号を出力する。
【0018】図3の異常検出部において、フリップフロ
ップ16はエラーのラッチであり、いまフリップフロッ
プ16が高レベルで異常とすると、送信開始前に異常検
出クリアによりフリップフロップ16をクリアする。フ
リップフロップ16の出力信号は、CD検出回路10の
CD検出信号が高レベル「H」でコンパレータ12の出
力信号が高レベル「H」の時のみ、低レベル「L」とな
り、それ以外は高レベル「H」となる。また、オアゲー
ト14により、フリップフロップ16の出力信号が一度
高レベル「H」となったらクリアされない限り、フリッ
プフロップ16は高レベル信号を出力し、異常を検出す
る。
【0019】図1のバス型二重化伝送装置において、系
切換は図8のアルゴリズムによって実行される。すなわ
ち、図8に示すように、ステップS1で例えばA系を選
択し、ステップS2で異常検出クリアを行う。異常検出
のクリアを行った後に、ステップS3で送信を行う。次
にステップS4で伝送系路が正常であるか否かを判定す
る。伝送系路が正常であればステップS2に戻る。伝送
系路が異常であれば、ステップS5に進み両系が異常で
あるか否かを判断し、両系とも異常であればステップS
7に進み異常発生と判定する。ステップS5で両系とも
異常でなければ、ステップS6に進み、系の切換を行い
その後ステップS2に戻る。このようにして、伝送路異
常が発生しても正常な系を選択して伝送が行われる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上述の如くであって、ノード
に、送信データを各バス型伝送路に送信データを同時に
送信する手段と、異常な伝送路系と正常な伝送路系を識
別する異常検出回路手段と、該異常検出回路手段の判断
に基づく正常な伝送路系よりデータを取り込む手段から
なり、前記異常検出回路手段は、前記バス型伝送路を電
流駆動する電流駆動手段と、前記バス型伝送路の状態を
検出する状態検出回路手段と、前記バス型伝送路の状態
に応じたレベル検出信号としきい値とを比較する比較手
段と、前記送信データと、前記状態検出回路手段の受信
キャリア検出信号と、前記比較手段の比較信号とを基に
論理演算して前記バス型伝送路の異常の有無を検出する
論理演算手段、によってバス型二重化伝送装置を構成し
たので、伝送路上で送信データの衝突,伝送路のオープ
ン,ショート等の異常に対して保護が可能となり信頼性
が向上するとともに、伝送装置を含めて二重化する場合
と比較して、ハードウェア,ソフトウェアともコストア
ップがなくなり安価なバス型二重化伝送装置が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるバス型二重化伝送装置の
ブロック図。
【図2】本発明を適用するバス型二重化伝送装置の概略
構成図。
【図3】本発明の実施例によるバス型二重化伝送装置の
異常検出回路のブロック図。
【図4】図3の異常検出回路の検出タイミング図。
【図5】図3の異常検出回路の検出タイミング図。
【図6】図3の異常検出回路の検出タイミング図。
【図7】図3の異常検出回路の検出タイミング図。
【図8】本発明の実施例によるバス型二重化伝送装置の
系切換アルゴリズムを示す動作フローチャート。
【図9】従来の伝送装置の概略構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1a,1b…バス型伝送路 3a,3b…3n…ノード 4a,4b…送信器 5a,5b…受信器 6a,6b…異常検出回路 7…系切換制御回路 8…系選択器 9…電流変換器 10…キャリア検出器 11…ローパスフィルタ 12…コンパレータ 13…ナンドゲート 14…オアゲート 15…ノットゲート 16…フリップフロップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−288524(JP,A) 特開 平2−199943(JP,A) 特開 昭62−171246(JP,A) 特開 平4−72937(JP,A) 特開 昭58−170140(JP,A) 特開 平5−68043(JP,A) 特開 平3−135122(JP,A) 実開 平1−151641(JP,U) 特許3133490(JP,B2) 特許2988529(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重化されたバス型伝送路にそれぞれ接
    続された送信回路と受信回路を有するノードを接続して
    なる伝送装置において、前記ノードに、送信データを前
    記各バス型伝送路に送信データを同時に送信する手段
    と、異常な伝送路系と正常な伝送路系を識別する異常検
    出回路手段と、該異常検出回路手段の判断にもとづく正
    常な伝送路系よりデータを取り込む手段からなり、 前記異常検出回路手段は、 前記バス型伝送路を電流駆動する電流駆動手段と、 前記バス型伝送路の状態を検出する状態検出回路手段
    と、 前記バス型伝送路の状態に応じたレベル検出信号としき
    い値とを比較する比較手段と、 前記送信データと、前記状態検出回路手段の受信キャリ
    ア検出信号と、前記比較手段の比較信号とを基に論理演
    算して前記バス型伝送路の異常の有無を検出する論理演
    算手段、 によって構成したことを特徴とするバス型二重化伝送装
    置。
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JP5440418B2 (ja) * 2010-06-29 2014-03-12 富士通セミコンダクター株式会社 複数のプロトコルのバスを有するバスシステム及びそれに使用されるバススイッチングデバイス

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