JP3219762B2 - 信号伝送方法 - Google Patents

信号伝送方法

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JP3219762B2
JP3219762B2 JP51360890A JP51360890A JP3219762B2 JP 3219762 B2 JP3219762 B2 JP 3219762B2 JP 51360890 A JP51360890 A JP 51360890A JP 51360890 A JP51360890 A JP 51360890A JP 3219762 B2 JP3219762 B2 JP 3219762B2
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トムソン コンシューマー エレクトロニクス セイルズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/66Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for reducing bandwidth of signals; for improving efficiency of transmission

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Transplanting Machines (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、請求項1の上位概念による信号伝送方法に
関する。
例えば無線伝送、ケーブル伝送、衛星伝送のようなオ
ーディオ信号の伝送において、また記録装置において、
アナログオーディオ信号を所定の分解能でディジタルオ
ーディオ信号に変換し、その形式で伝送して、再生時に
再びアナログ信号に変換することは公知である。ディジ
タル伝送によって、例えば再生時に著しく大きなSN比が
得られる。
この種の信号の伝送に必要な帯域幅は実質的に、時間
単位あたりに伝送されるべきサンプリング値の個数なら
びに分解能によって決まる。
実地においては、狭帯域のチャネルで間に合わせると
ができるようにする目的で、あるいは広帯域のチャネル
を介してできるかぎり多数のオーディオ信号を同時に伝
送できるようにする目的で、伝送に必要な帯域幅をでき
るだけ小さく抑えるようにする、という要求が存在す
る。必要な帯域幅は、サンプリング値を減らすことによ
って、あるいはサンプリング値あたりのビット数を減ら
すことによって、それ自体低減される。しかしこのよう
な解決手段は、通常、再生品質の劣化を招く。
ドイツ連邦共和国特許第3506912号公報による公知の
方法の場合、再生品質を改善する目的でディジタルオー
ディオ信号を時間的に相続く区間に分解し、それぞれの
時間区間に関して信号のスペクトル成分を表わす短時間
スペクトルに変換する。この短時間スペクトルにおいて
は、聴取者によって知覚されない、つまり無線技術的な
意味において重要でない成分は、一般的に心理音響的法
則性に起因して、時間領域の場合よりも容易に見出され
得る。これらの成分は、伝送時にほとんど重み付けされ
ないようにするか、あるいは完全に除去される。これに
より伝送時に、さもなくば必要とされるデータの相当な
部分が省略され、その結果、平均ビットレートが著しく
低くなり得る。
しかし時間区間の形成によ周波数分解能が損なわれ
る。何故ならば、元の信号のスペクトルに付加的に、窓
の最初と最後における信号の立ち上りと立ち下がりが加
えられるからである。周波数分解能の改善は、窓関数の
側縁の僅かな傾斜および窓内での側縁領域の拡張により
達成される。この解決策の場合、互いに隣り合う時間区
間のオーバーラップが必然的に必要である。
窓関数がいかなる領域においてももはや一定の値をも
たなくなるまで側縁領域を拡張する場合、互いに隣り合
う時間区間を50%だけオーバーラップさせる必要があ
る。これによりサンプリング値の個数およびこれに相応
してデータ量が2倍になる。
J.P.PrincenとA.B.Bradley著の刊行物“Analysis/syn
thesis Filter Bank Design Based on Time Domain Ali
asing Cancellation"、IEEE Transactions,ASSP−34,N
o.5,Oct.1986,pp.1153−1161;およびJ.P.Princen,A.W.J
ohnsonおよびA.B.Bradley著の“Suband/Transform Codi
ng Using Filter Bank Design Based on Time Domain A
liasing Cancellation",IEEE Int.Conference on Acous
tics,Speech and Signal Processing 1987,p.2161−216
4によって、以下のこと自体は公知である。即ち、相続
く時間区間の50%のオーバーラップの場合、1つおきに
サンプリング値を符号化することによって、データ量は
再び元の値まで低減される。この文献に記載された方法
を用いると、逆変換後に時間区間を継ぎ合わせたとき
に、サブサンプリングにより生じたエリアシング成分が
相殺される。
1つの時間区間内における振幅変化の場合、例えばブ
ロックの経過中にはじめて休止状態から信号が開始する
場合、それらの信号は伝送後に感知可能な障害と重畳さ
れることが判明した。感知可能である理由は、これらの
障害もやはり信号の発生前に生じており、したがって十
分に隠蔽されないからである。
これらの障害は例えば、短時間スペクトルに重畳され
る量子化雑音によって生じる可能性がある。逆変換後、
この雑音成分は時間領域のブロック内全体で現われる。
これらの障害を低減する目的で、レベル変化の生じた
ブロック内の信号を圧縮し、逆変換後に伸長することが
できる。しかし圧縮を実施するためのレベルの強調がブ
ロック全体には及んでいない場合、他のブロック領域内
の信号成分はエリアシング成分と結合され、このエリア
シング成分は伸長によっても解消(キャンセル)できな
い。
したがって本発明の課題は、冒頭で述べた形式の方法
において、変換されるべき信号の分析精度の改善と、著
しい信号変化の際のSN比の改善とを組み合わせることに
ある。
この課題は、請求項1の上位概念に記載の方法におい
て、特徴部分に記載された特徴的方法により解決され
る。
つまり本発明による方法は、僅かなレベル変化しか受
けていない信号の場合には、高い分析尖鋭度(シャープ
ネス)を生じさせる窓関数を用いたオーバーラップした
ブロックを用いる。所定の閾値を上回るレベルの跳躍的
変化が検出された場合には、窓関数を変化させる。
このような変化された窓関数は僅かなオーバーラップ
しか有していない、あるいは全くオーバーラップを有し
ていない。そして変換後に生じる短時間スペクトルはも
はやサブサンプリングされず、完全にサンプリングされ
る。これによりここではエリアシング成分が生じること
はない。この場合、オーバーラップ領域内でスペクトル
値が重複して生じるために符号化されるべきデータ量が
増加することは、甘受される。変化された窓関数により
重み付けされた信号に対して圧縮を行なうことができ、
さらにこれとともに後続の相補的な伸張を行なうことが
できる。これにより、プリエコー(pre−echo)とも称
される、逆変換後のレベルの跳躍的変化の前に現われる
障害が低減される。
レベルの跳躍的変化の後、信号は再びオーバーラップ
したブロック内で処理される。
有利な実施形態は、請求の範囲、明細書、および実施
例を説明する図面によりにされる。
第1図は、本発明の基本的な手順ステップを有するフ
ローチャートであり、第2図は、“Princen & Bradle
y"の文献による方式を使用した場合の有効信号とエリア
シング成分とを表わす図であり、第3図は、信号の跳躍
的変化の際の窓関数の時間順序を示す図であり、第4図
は第3図と類似した図であるが別の窓関数により表わさ
れた図であり、第5図は、“Time Dmain Aliasing Canc
ellation"−方式の使用に適した窓関数を示す図であ
り、第6a〜d図は、ブロックの経過中に現われる元の信
号と変換後の信号とを表わす図であり、第7図は、サブ
ブロックへの分割を示す図であり、第8図はブロックの
重畳された窓関数を示す図であり、第9図は、圧縮を伴
うブロックと圧縮を伴わないブロックの内部のエネルギ
ー特性経過を示す図であり、第10図は、サブブロックの
エネルギー算出のためのオーバーラップしていない窓に
おける、信号の跳躍的変化の際の強調されていない信号
と強調された信号とを示す図であり、さらに第11図は第
10図と類似した図であるがサブブロックのエネルギー算
出のために50%オーバーラップした窓を用いて表わされ
た図である。
第1図に示されたフローチャートには、本発明の方法
を実施するための個々の手順ステップが示されている。
この方法の出発量はアナログ信号を形成しており、こ
の信号は手順ステップ1によってディジタル信号に変換
される。この信号において、振幅値はサンプリング値と
してディジタル形式で符号化されて表わされる。
手順ステップ2において、相前後する一連のサンプリ
ング値を、この場合には1024個のサンプリング値を選択
することにより、連続する信号から窓が形成される。
手順ステップ3において、所定の閾値を越えているレ
ベルの跳躍的変化に関して判定を下す。レベルの跳躍的
変化がない場合には、手順ステップ4へ進む。
手順ステップ4において、選択されたサンプリング値
からブロックが形成される。これらのブロックは時間的
に50%だけオーバーラップしている。つまり、互いに隣
り合うブロック内には部分的に同じサンプリング値が存
在するが、ただしそれらは異なる位置で存在する。した
がって目下のブロックの第1半部内に存在するサンプリ
ング値は、先行するブロックの第2半部内に存在するサ
ンプリング値に相応する。
手順ステップ5において、これらのブロック内に含ま
れる信号区間が分析窓により評価される。これによりブ
ロック境界において穏やかな信号開始および終了が生
じ、これにより後続の変換の際に分析尖鋭性が高められ
る。
手順ステップ6により、これまで時間的に離散してい
た信号が周波数的に離散した信号に変換される。したが
って振幅値の代わりにスペクトル値が生じ、このスペク
トル値はそれぞれ実数部と虚数部とを有する。
さらに手順ステップ7において、疑似量と疑似位相に
よる表現へのスペクトル値の変換が行なわれる。これら
のスペクトル値は、ドイツ連邦共和国特許第3506912号
公報に記載されているように、伝送方式に対して準備処
理されており、適合化されている。スペクトル値の変換
に関連して、これと同時にサブサンプリングも実施され
る。この結果、伝送されるべき値の個数は再び元のサン
プリング値の個数と一致する。つまりブロックの50%の
オーバーラップに起因するデータがの重複は、再び解消
されたのである。
8で示されている手順ステップ内には、複数個の個別
のステップがまとめられており、それらのステップに
は、符号化と、必要に応じてデータ低減と、伝送と、さ
らに復号化とが含まれている。これらの手順ステップ
は、ドイツ連邦共和国特許第3506912号公報に応じて実
施することができる。
次に手順ステップ9において、手順ステップ6とは逆
の変換が行われるが、この変換は、先行のデータ低減に
おいて心理音響的に冗長な成分の取り除かれた修正され
た信号に対して行われる。逆変換の結果、連続的な信号
の信号区間を形成するブロックの形状の、再び時間的に
離散した信号が得られる。しかしこれらのブロック内に
は、元のサンプリング値の半分だけしか存在しない。
これに続く手順ステップ10において、合成窓によるブ
ロックの重み付けが行われる。この合成窓関数は、手順
ステップ5における分析窓を用いた重み付けにより生じ
た信号の歪みがこの合成窓関数により再び補償されるよ
うに構成されている。ここで用いられる合成窓関数は2
つの判定基準を満たしている。まず第1に、この合成窓
関数は、オーバーラップ領域において相応の分析窓を用
いることにより1になるように補完される。第2に、ブ
ロックnに対する合成窓と乗算された、オーバーラップ
領域の中央で左右対称である分析窓と、オーバーラップ
領域内のブロックn+1に対する合成窓と乗算された、
オーバーラップ領域中の中央で左右対称な分析窓との差
は、ゼロに等しい。この後者の判定基準には、エリアシ
ング成分の補償が含まれる。
手順ステップ11において、50%だけオーバーラップし
たブロックが互いに加算され、その際、オーバーラップ
されるべきブロック内のエリアシング成分が、それぞれ
逆極性で現われるので、これにより加算時にそれがゼロ
になるように補償される。
手順ステップ12において、窓の形成された信号区間を
有するブロックを順次挿入することにより、連続的なサ
ンプリング値が形成される。
さらに、13で示された最後の手順ステップにおいて、
ディジタル形式で符号化されたサンプリング値の、アナ
ログ信号への変換が行われる。このアナログ信号は客観
的には成分が不足しているが、主観的には元の信号と同
じもとして感じある。
これに対して、手順ステップ3における判定において
レベルの跳躍的変化が生じたときには、次に手順ステッ
プ14へ進む。
手順ステップ14において、選択されたサンプリング値
から、時間的にオーバーラップしていないまたは50%よ
りも僅かにしかオーバーラップしていないブロックが形
成される。
手順ステップ15において、これらのブロック内に含ま
れる信号区間が、急峻な側縁経過を有する分析窓によっ
て評価される。
手順ステップ16において圧縮が行われる。
手順ステップ6に相応する手順ステップ17によって、
これまで時間的に離散していた信号から周波数の離散し
た信号への変換が行なわれる。これにより振幅値の代わ
りに、実数部と虚数部とを有するスペクトル値が生じ
る。
さらに手順ステップ18において、疑似量および疑似位
相による表現へのスペクトル値の変換が行われる。この
スペクトル値は、ドイツ連邦共和国特許第3506912号公
報に記載されているような伝送方式に対して準備処理さ
れており適合化されている。しかし手順ステップ7とは
対照的に、サブサンプリングは行われない。
手順ステップ8に相応する、19で示された手順ステッ
プ内には、複数個の個別のステップがまとめられてお
り、これらのステップには、符号化と、必要に応じてデ
ータ低減と、伝送と、さらに復号化とが含まれている。
これらの手順ステップは、ドイツ連邦共和国特許第3506
912号公報に応じて実施することができる。
次に手順ステップ20では手順ステップ9と同じよう
に、手順ステップ17ないし6とは逆の変換が行われる
が、この変換は、先行のデータ低減において心理音響的
に冗長な成分の除去された修正された信号に対して行わ
れる。この逆変換の結果、連続的な信号の信号区間を形
成するブロックの形状の、時間的に離散した信号が再び
得られる。しかしこれらのブロック内には、元のサンプ
リング値の半分しか存在しない。
手順ステップ21において伸張が行なわれる。
これに続く手順ステップ22において、合成窓を用いた
ブロックの重み付けが行われる。この合成窓関数は、手
順ステップ15における分析窓を用いた重み付けより生じ
た信号の歪みが再び補償されるように構成されている。
手順ステップ23において、互いにオーバーラップする
までブロックが加算される。
その後、既に述べたように共通の手順ステップ12およ
び13が実施される。
第2図には、PrincenとBradleyによる“Time Domain
Aliasing Cancelltion"方式によって生じるであろう1
つの変換ブロックにおける有効信号とエリアシング成分
とが示されている。これらのエリアシング成分は、対称
線tb/4ないし3tb/4におけるブロック半部の有効信号の
鏡像により生じる。50%だけオーバーラップした互いに
隣り合う隣接ブロックによるオーバーラップした加算に
より、エリアシング成分が強調される。何故ならば、そ
れらの成分はそこにおいて相応の逆の極性を有するから
である。したがって正変換/逆変換後に正しい有効信号
が再生される。
ブロックが別個に圧縮され、続いて“Time Domain Al
iasing Cancellation"方式にしたがって処理されるとし
たら、この圧縮プロセスを伸長してもはや解消できな
い。例えば最初のブロック4半部の信号を強調すると、
強調されたそれらの信号成分は2番目のブロック4半部
においてエリアシング成分として現われ、有効信号と加
算的に結合される。圧縮により変化したこれらのエリア
シング成分は、隣接するブロックのエリアシング成分を
用いても、もはや補償することはできない。
したがって圧縮実施前、信号の跳躍的変化の検出時
に、著しくオーバーラップしたブロックが生じていない
他の窓へ切り換えられ、これらのブロックに対して“Ti
me Domain Aliasing Cancellation"方式はもはや用いら
れない。この種のブロックの時間順序は、以下の第3図
および第4図に示されている。
第3図には、信号の跳躍的変化の検出時に重み付けの
ために用いられる窓関数の表示とともに、ブロックの時
間順序が示されている。この場合、信号の跳躍的変化
中、オーバーラップしたブロックは生じない。
ライン1は、先行のブロックおよび後続のブロックと
50%だけオーバーラップしたブロックが示されている。
エリアシング成分は両方のブロック半部に現われてい
る。
ライン2には、後続のブロックとは0%でオーバーラ
ップしたブロック始端が示されている。エリアシング成
分は第1のブロック半部にしか現われていない。何故な
らばこのブロックの最後の4半部は0に等しいからであ
る。
ライン3には、方形の窓関数により評価された、同じ
ブロック長であるがオーバーラップのないブロックが示
されている。このブロックにおいて、ブロック長の一部
分にわたる信号の圧縮および伸長を実施することができ
る。
ライン4には、先行のブロックと0%でオーバーラッ
プしたブロック終端が示されている。エリアシング成分
は第2のブロック半部においてのみ現われる。何故なら
ばこのブロックの最初の4半部はゼロに等しいからであ
る。
ライン5には、ライン1で示したブロックに相応する
ブロックが再度、示されている。このブロックは、先行
のブロックおよび後続のブロックと50%だけオーバーラ
ップしている。
第4図には、信号の跳躍的変化の検出時に、重み付け
に用いられる窓関数の表示とともに、ブロックの時間順
序が示されている。この場合、信号の跳躍的変化中、6.
25%だけオーバーラップしたブロックが生じる。
ライン1には、先行のブロックおよび後続のブロック
と50%だけオーバーラップしたブロックが示されてい
る。エリアシング成分は両方のブロック半部に現われて
いる。
ライン2には、後続のブロックと6.25%でオーバーラ
ップしたブロック始端が示されている。エリアシング成
分は第1のブロック半部にしか現われていない。何故な
らばこのブロックの最後の4半部は0に等しいからであ
る。
ライン3には、方形の窓関数により評価された、同じ
ブロック長であるがオーバーラップのないブロックが示
されている。このブロックにおいて、ブロック長の一部
分にわたる信号の圧縮および伸長を実施することができ
る。
ライン4には、先行のブロックと6.25%だけオーバー
ラップしたブロック終端が示されている。エリアシング
成分は第2のブロック半部においてのみ現われる。何故
ならばこのブロックの最初の4半部はゼロに等しいから
である。
ライン5には、ライン1で示されたブロックに相応す
るブロックが再度、示されている。このブロックは、先
行のブロックおよび後続のブロックと50%だけオーバー
ラップしている。
ここにおいてレベルの跳躍的変化の領域で用いられて
いる窓は、コサイン関数に相応する平均的な一定の経過
特性および側縁を有する。側縁領域に存在するオーバー
ラップにより、変換後、第1図によるオーバーラップの
ない方形ブロックの場合よりも12.5%だけ多い個数のス
ペクトル値が生じる。
符号化の際にこのことが考慮されるようにする目的
で、複数ブロックに及ぶビット割当て(multiple−bloc
k−encompassing bit allocation)、いっそう粗い量子
化、またはあまり重要でないスペクトル値の抑圧が行わ
れる。
第5図には、“Time Domain Aliasing Cancellation"
方式の使用に適した窓関数が示されている。つまり分析
窓および合成窓であって、この場合、合成窓関数は、任
意に選択された本発明による分析窓関数から、以下の式
にしたがって算出されたものである: この式は以下のことを意味する: an(t)はブロックnのための分析窓関数であり、 sn(t)はブロックnのための合成窓関数であり、 an+1(t)はブロックn+1のための分析窓関数であ
り、 sn+1(t)はブロックn+1のための合成窓関数であ
り、さらに、 TBはブロック時間である。
この式を使用する場合、分析窓および合成窓により評
価された信号が1になるように補完されてエリアシング
成分が補償される。
本発明による方法において考慮された事例が、即ち信
号が静止状態から突然現われ、この出現が1つのブロッ
ク内で、例えばそのブロックの第2半部にある事例が、
以下の第6aから第6d図において扱われている。第6a図に
は、時間領域に関してこの事例が示されている。変換さ
れた信号が第6b図に示されている。符号化の際の量子化
エラーにより、第6bに示されたスペクトルに障害スペク
トルが重畳されて、第6c図に示されたスペクトルが生じ
る。逆変化後、この障害スペクトルは、信号が発生して
から影響を及ぼすのではなく、第6d図に示されているよ
うに、ブロックの始めにおいて既に作用を及ぼしてい
る。プリマスキング効果は、ポストマスキング効果より
も僅かであるので、この障害は聞こえてしまう恐れがあ
る。変換および伝送前のブロック内における相応の圧縮
および、伝送および逆変換後の伸長により、SN比を著し
く改善することができる。
この目的で、第7図に示されているように、各ブロッ
ク116、117…はサブブロックに分割されている。これら
のサブブロック119、120、121…はブロックエッジを除
いて、それらのブロックがそれぞれ半分だけオーバーラ
ップするように、等しい時間長をを有する。ブロックエ
ッジには、半分の時間長のサブブロック118によるオー
バーラップが存在する。互いにオーバーラップしたこれ
らの方形のサブブロック内において、平均信号エネルギ
ーが算出される(時間区間のエネルギーがその時間区間
の長さで除算される)。
後続のステップにおいて、第8図に示されているよう
に、最初は方形のサブブロック119、120、121…がcos2
−窓関数122で評価される。残りのサブブロックの半分
の時間長しか有していないブロックエッジにおける時間
区間は、cos2−半窓123により重み付けされる。互いに
オーバーラップしている重み付け関数は、信号ブロック
の各時点ごとに1になるように補完される。
第9図には以下のことが示されている。即ち、実線で
示されている検出された平均エネルギーに応じて、サブ
ブロック119、120、121内の信号が増幅または減衰され
て、破線で示されているように、サブブロック119、12
0、121…における平均エネルギーがほぼ等しくなる様子
が示されている。見やすく表わす目的で、ここではブロ
ックは破線では示されていない。信号の増幅および減衰
によっても、ブロック有効エネルギーと、符号化により
生じたブロック障害エネルギーとの比は変化しない。他
方、この処理により、すべてのサブブロックにおいて等
しいSN比が生じるようになる。つまりSN比に関しては、
サブブロックの大きさに相応するブロックを始めから窓
の形成により選択した場合と同じものが得られる。しか
し、比較的短いブロックの前述の欠点は回避される。
心理音響的な理由から、オーバーラップしているサブ
ブロックは、好適には約2〜4msの時間長に選定されて
いる。44.1kHzのサンプリング周波数で約1000個のサン
プリング値を有するブロックの場合、これは約10〜20の
サブブロックの形成に相応する。さらに心理音響的理由
から、信号の増幅は例えば40dBの最大値に制限しなけれ
ばならない。
増幅係数は量子化すればそれで十分であって、その
際、量子化段階で必要な付加的なデータを制限するため
には、この量子化を比較的粗く実行すればよい。この量
子化は、比較的小さな増幅係数に対しては、比較的大き
な増幅係数よりも小さな量子化ステップの大きさが選定
されている。この場合、この量子化は、強調されたサブ
ブロックにおける平均エネルギーが、検出された最高の
平均エネルギーを有するサブブロックつまり参照ブロッ
クにおける平均エネルギーを上回らないように選定され
ている。このようにして、ブロック有効エネルギーとブ
ロック障害エネルギーとの比における利得さえも得るこ
とができる。この場合、もはやSN比はすべてのブロック
では等しくなく、単に近似的に等しいだけである。
信号の圧縮が行なわれるサブブロックだけがオーバー
ラップしている窓関数により重み付けされ、しかし増幅
係数の算出のための平均的な信号エネルギーを検出する
ために用いられるサブブロックは重み付けされない場
合、信号の跳躍的変化の検出時に突出した増幅係数が生
じる恐れがある。
第10図にはこの事例は、理想的な方形の跳躍的変化と
して示されている。強調されていない信号経過が126で
示されており、強調された信号経路が127で示されてい
る。小文字a0〜a8は強調係数を表わしており、これはあ
るいは増幅係数とも称せられる。跳躍的変化の側縁とサ
ブブロックの境界とが一致しないときに、突出が生じ
る。
別の実施形態によれば、この突出を小さく抑える目的
で、平均的な信号エネルギーの検出は、50%のオーバー
ラップを有するブロックにおいても行なわれ、しかもこ
れは方形の窓により行なわれる。それらはサブブロック
に直接相応し、それらにおいて信号が増幅される。第11
図にはこの処理による結果が、信号における等しい跳躍
的変化として示されている。やはり126によって強調さ
れていない信号が示されており、さらにここでは128に
よって強調され増幅された信号経過が示されている。
これまで説明してきた方法を完全なオーディオ信号に
用いる場合、増幅係数はエネルギーの十分なスペクトル
成分に対してのみ正しい。何故ならば実質的にそれらに
より係数が決定されるからである。オーディオ信号の場
合、約3kHzまでのスペクトル成分がほとんど常に最も多
くのエネルギーを有する。
約3kHzまでのエネルギーの十分なスペクトル成分のた
めの方法が最高の再生精度を有するならば、僅かなエネ
ルギー成分を有する比較的高い周波数における信号の跳
躍的変化により、符号化の際に比較的大きな不精確さが
生じる可能性があり、このことによって場合によっては
聞き取れる障害が生じる。
伝送および符号化の前に信号に対してプリエンファシ
スを行ない、伝送および復号化の後にデエンファシスを
行なうこともできる。
フロントページの続き (56)参考文献 特表 平2−504457(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 14/00 - 14/04 G06F 17/14

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーディオ信号を相続くオーバラップした
    サンプリング値ブロックに変換し、 該ブロックに対し窓関数を適用し、 前記サンプリング値ブロックを時間領域から係数ブロッ
    クに変換し、各ブロックはそれぞれ短時間スペクトルを
    表し、 相応の復号および対応する時間領域サンプル値ブロック
    へと相応の逆変換を容易にするため、それらの係数ブロ
    ックを符号化し、 相続くサンプリング値ブロックをオーバラップさせ、最
    終的に結合して出力ディジタルオーディオ信号を形成
    し、 該オーディオ信号を振幅レベル変化について評価する、 オーディオ信号の符号化方法において、 振幅レベルの変化がまえもって定められた値よりも小さ
    ければ、前記オーディオ信号を、互いに50%だけオーバ
    ーラップしているブロックに分割し、各ブロック内に含
    まれる信号区間を分析窓により重み付け、エリアシング
    成分の補償を伴うサブサンプリングを用いて変換を行
    い、 振幅レベルの変化がまえもって定められた値よりも大き
    ければ、前記オーディオ信号を、互いに50%未満しかオ
    ーバーラップしていないブロックまたはまったくオーバ
    ーラップしていないしていないブロックに分割し、各ブ
    ロック内に含まれる信号区間を分析窓により重み付ける
    ことを特徴とする、 オーディオ信号の符号化方法。
  2. 【請求項2】変換前に信号振幅の圧縮または伸張を行
    う、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】振幅レベルの変化を検出するために隣接ブ
    ロックの信号エネルギーを比較する、請求項1または2
    記載の方法。
  4. 【請求項4】50%オーバーラップしていないブロックを
    サブブロックに分割し、各サブブロック内で、該サブブ
    ロックの平均信号エネルギーに従い信号を増幅または減
    衰させて、圧縮または伸張を行う、請求項2または3記
    載の方法。
  5. 【請求項5】前記の増幅または減衰を最大値に制限す
    る、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】前記の増幅または減衰を一定の係数を用い
    て行う、請求項4または5記載の方法
  7. 【請求項7】前記サブブロックへの分割を、全体的にフ
    ラットな応答特性を生じさせる相応にオーバーラップし
    た窓関数による重み付けを用いて行う、請求項4から6
    のいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】重み付けのためにcos2関数を使用する、請
    求項1〜8のいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】オーディオ信号を相続くオーバラップした
    サンプル値ブロックへ変換し、 前記サンプル値ブロックを時間領域から係数ブロックへ
    変換し、各ブロックはそれぞれ短時間スペクトルを表
    し、 相応の復号および対応する時間領域サンプル値ブロック
    への相応の逆変換を容易にするため、それらの係数ブロ
    ックを符号化し、 相続くサンプリング値ブロックをオーバラップさせ、最
    終的に結合して出力ディジタルオーディオ信号を形成
    し、 該オーディオ信号を振幅レベル変化について評価する、 オーディオ信号の伝送方法において、 振幅レベルの変化がまえもって定められた値よりも小さ
    ければ、前記オーディオ信号を、互いに50%だけオーバ
    ーラップしているブロックに分割し、各ブロック内に含
    まれる信号区間を分析窓により重み付け、エリアシング
    成分の補償を伴うサブサンプリングを用いて変換を行
    い、 振幅レベルの変化がまえもって定められた値よりも大き
    ければ、前記オーディオ信号を、互いに50%未満しかオ
    ーバーラップしていないブロックまたはまったくオーバ
    ーラップしていないしていないブロックに分割し、各ブ
    ロック内に含まれる信号区間を分析窓により重み付けす
    ることを特徴とする、 オーディオ信号の伝送方法。
  10. 【請求項10】変換前に信号振幅の圧縮または伸張を行
    う、請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】振幅レベルの変化を検出するために隣接
    ブロックの信号エネルギーを比較する、請求項9または
    10記載の方法。
  12. 【請求項12】50%オーバーラップしていないブロック
    をサブブロックに分割し、各サブブロック内で、該サブ
    ブロックの平均信号エネルギーに従い信号を増幅または
    減衰させて、圧縮または伸張を行う、請求項10または11
    記載の方法。
  13. 【請求項13】オーディオ信号を相応の符号化において
    相続くオーバラップしたサンプル値ブロックへ変換し、 前記サンプル値ブロックを時間領域から係数ブロックへ
    変換し、各ブロックはそれぞれ短時間スペクトルを表
    し、 該係数ブロックを符号化し、前記オーディオ信号を振幅
    レベルの変化について評価し、 復号のため、符号化された信号を復号し相応する時間領
    域サンプル値ブロックへ相応に逆変換し、 相続くサンプリング値ブロックをオーバラップさせ、最
    終的に結合して出力ディジタルオーディオ信号を形成す
    る、 オーディオ信号の復号方法において、 振幅レベルの変化がまえもって定められた値よりも小さ
    ければ、前記オーディオ信号を、互いに50%だけオーバ
    ーラップしているブロックに分割し、各ブロック内に含
    まれる信号区間を分析窓により重み付け、エリアシング
    成分の補償を伴うサブサンプリングを用いて変換を行
    い、逆変換後、部分信号を含む各ブロックを合成窓を用
    いて重み付け、相応にオーバーラップさせて結合し、 振幅レベルの変化がまえもって定められた値よりも大き
    ければ、前記オーディオ信号を、互いに50%未満しかオ
    ーバーラップしていないブロックまたはまったくオーバ
    ーラップしていないしていないブロックに分割し、各ブ
    ロック内に含まれる信号区間を分析窓により重み付け、
    逆変換後、部分信号を含むブロックを合成窓を用いて重
    み付け、相応に結合することを特徴とする、 オーディオ信号の復号方法。
  14. 【請求項14】信号の圧縮または伸張を符号化の変換前
    に実行し、相応の信号振幅伸張を前記の逆変換後に実行
    する、請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】前記合成窓の窓関数をオーバーラップ領
    域における対応する分析窓の窓関数に依存して式 に従って算出し、ここで0≦t≦TB/2であり、an(t)
    はブロックnのための分析窓関数、sn(t)はブロック
    nのための合成窓関数、an+1(t)はブロックn+1の
    ための分析窓関数、sn+1(t)はブロックn+1のため
    の合成窓関数であり、TBはブロック時間である、請求項
    13または14項記載の方法。
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