JP3219290U - 電気コネクター及びその回路板 - Google Patents

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張智凱
黄耀慶
張世宏
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Abstract

【課題】クロストーク干渉を解決する電気コネクター及びその回路板を提供する。【解決手段】隣り合って設けられる2つの第1の接触コンタクト21と、第1の接触コンタクトの反対する両方の外側にそれぞれ位置する2つの第2の接触コンタクト22と、第1の接触コンタクト21と第2の接触コンタクト22を接続する複数の導電配線と、回路板内に埋設される第1の層状キャパシタ51及び第2の層状キャパシタ52とを含む。第1の層状キャパシタ51は、共平面で間隔を空けて千鳥状に設けられる2つの第1の櫛歯状合わせ部511を含む。第2の層状キャパシタ52は、共平面で間隔を空けて千鳥状に設けられる2つの第2の櫛歯状合わせ部521を含む。第1の櫛歯状合わせ部511は、互いに離れる一方の第1の接触コンタクト21と一方の第2の接触コンタクト22にそれぞれ電気的に結合される。第2の櫛歯状合わせ部521は、互いに離れる他方の第1の接触コンタクト21と他方の第2の接触コンタクト22にそれぞれ電気的に結合される。【選択図】図10

Description

本考案は、コネクターに関し、特に、電気コネクター及びその回路板に関する。
従来の電気コネクターは、差分信号の伝達に用いられる場合、依然としてクロストーク干渉が生じるため、電気コネクターを小さいサイズに維持できるという前提で、電気コネクターにおけるクロストーク干渉をできるだけ消去することは、重要な課題の1つになってきた。即ち、速く発展している設計ニーズに対応するように、極めて限られたスペースで上記クロストーク干渉を解決するための手段を実施しなければならない。
そして、本考案者は、上記欠点が改良できると考え、鋭意に研究すると共に科学的原理を応用し、設計が合理で上記欠点が有効に改良された本考案を提出することに至った。
本考案の実施例は、従来の電気コネクターの回路板に生じ得る欠点を有効に改良できる電気コネクター及びその回路板を提供することにある。
本考案の実施例は、
合わせコネクターが挿設されるための絶縁ハウジングと、
上記絶縁ハウジング内に位置する回路板であって、
上記回路板の一方の側に位置し、第1の差分信号を伝達するための2つの第1の接触コンタクト及び第2の差分信号を伝達するための2つの第2の接触コンタクトを含み、2つの上記第1の接触コンタクトが互いに隣り合って設けられ、2つの上記第2の接触コンタクトが2つの上記第1の接触コンタクトの反対する両方の外側にそれぞれ位置する複数の接触コンタクト、
上記回路板の他方の側に位置する複数の固定コンタクト、
一端が複数の上記接触コンタクトにそれぞれ接続され、他端が複数の上記固定コンタクトにそれぞれ接続される複数の導電配線、
上記回路板内に埋設され、共平面で間隔を空けて千鳥状に設けられる2つの第1の櫛歯状合わせ部を含み、2つの上記第1の櫛歯状合わせ部が、互いに離れる一方の上記第1の接触コンタクトと一方の上記第2の接触コンタクトにそれぞれ電気的に結合される第1の層状キャパシタ、
上記回路板内に埋設され、共平面で間隔を空けて千鳥状に設けられる2つの第2の櫛歯状合わせ部を含み、2つの上記第2の櫛歯状合わせ部が、互いに離れる他方の上記第1の接触コンタクトと他方の上記第2の接触コンタクトにそれぞれ電気的に結合される第2の層状キャパシタ、
を含む回路板と、
上記絶縁ハウジング内に位置し、複数の上記接触コンタクトにそれぞれ接続され、上記合わせコネクターに当接するための複数の接触端子と、
上記絶縁ハウジングに固定され、複数の上記固定コンタクトにそれぞれ接続され、上記回路板によって複数の上記接触端子にそれぞれ電気的に接続できる複数の固定端子と、
を備える電気コネクターを開示した。
本考案の実施例は、電気コネクターの回路板であって、その板面には、いずれのキャパシタも設けられておらず、
上記回路板は、
上記回路板一方の側に位置し、第1の差分信号を伝達するための2つの第1の接触コンタクト及び第2の差分信号を伝達するための2つの第2の接触コンタクトを含み、2つの上記第1の接触コンタクトが互いに隣り合って設けられ、2つの上記第2の接触コンタクトが2つの上記第1の接触コンタクトの反対する両方の外側にそれぞれ位置する複数の接触コンタクトと、
上記回路板の他方の側に位置する複数の固定コンタクトと、
一端が複数の上記接触コンタクトにそれぞれ接続され、他端が複数の上記固定コンタクトにそれぞれ接続される複数の導電配線と、
上記回路板内に埋設され、共平面で間隔を空けて千鳥状に設けられ2つの第1の櫛歯状合わせ部を含み、2つの上記第1の櫛歯状合わせ部が、互いに離れる一方の上記第1の接触コンタクトと一方の上記第2の接触コンタクトにそれぞれ電気的に結合される第1の層状キャパシタと、
上記回路板内に埋設され、共平面で間隔を空けて千鳥状に設けられ2つの第2の櫛歯状合わせ部を含み、2つの上記第2の櫛歯状合わせ部が、互いに離れる他方の上記第1の接触コンタクトと他方の上記第2の接触コンタクトにそれぞれ電気的に結合される第2の層状キャパシタと、
を備える電気コネクターの回路板も開示した。
総じて言えば、本考案実施例により開示された電気コネクターは、その回路板内に第1の層状キャパシタと第2の層状キャパシタが埋設されることによって、第1の層状キャパシタと第2の層状キャパシタにより比較的大きいキャパシタ値が生じることに寄与し、更に、電気コネクター(又はその回路板)のサイズを拡大しないという前提下で、クロストーク干渉による影響を有効に低減させた。その中、本発明の実施例において、上記第1の層状キャパシタと第2の層状キャパシタのいずれも、互いに千鳥状に設けられる2つの櫛歯状合わせ部に限定され、これによって回路板の特性を安定化させ、その生産難しさを低減した。
本考案の特徴及び技術内容がより一層判るように、以下に本発明に関する詳細な説明と添付図面を参照するが、これらの説明と添付図面は本考案を説明するためのものに過ぎず、本考案の保護範囲を何ら限定するものではない。
本発明に係る電気コネクターの斜視模式図である。 図1の切断線II−IIに沿う断面を示す断面模式図である。 図1の分解模式図である。 本発明に係る電気コネクターの回路板、接触端子、及び固定端子の斜視模式図である。 図4において異なる視野角から見た斜視模式図である。 本発明に係る電気コネクターの回路板の斜視模式図である。 図6の切断線VII−VIIに沿う断面を示す断面模式図である。 図6の分解模式図(絶縁板体、接触コンタクト、及び固定コンタクトを略する)である。 図6の前面模式図である。 図9において一部の絶縁板体及びその上の導電配線を略する平面模式図である。 図6の後面模式図である。 図11における一部の絶縁板体及びその上の導電配線を略する平面模式図である。
図1〜図12を参照する。図1〜図12は、本考案の実施例である。先に説明するが、本実施例に対応する添付図面に言及された関連する数及び外形は、本考案の内容を理解するように、本考案の実施形態を具体的に説明するためのものに過ぎず、本考案の保護範囲を限定するものではない。
本実施例は、図1〜図3に示すように、電気コネクター、特に通信コネクター(例えば、RJ45コネクター)を開示したが、本考案はこれに制限されない。その中、上記電気コネクターは、絶縁ハウジング200と、上記絶縁ハウジング200内に位置する回路板100と、上記絶縁ハウジング200内に位置する複数の接触端子300と、上記絶縁ハウジング200に固定される複数の固定端子400と、上記絶縁ハウジング200外に被覆する金属シールドケース500とを含む。
先に説明するが、本実施例に係る回路板100は、上記関連素子と組み合わせて説明し、また、上記電気コネクターは、回路板100のいずれの面にいずれのパッシブ電気素子(例えば、キャパシタ)が設置されていないことが好ましいが、本考案はこれに制限されない。例を挙げると、上記回路板100は、単独で販売されてもよいし、他の素子と組み合わせて使用してもよい。以下、本実施例に係る電気コネクターの各素子構造及び接続関係をそれぞれ説明する。
図2に示すように、上記絶縁ハウジング200の内部にはセパレータ201が含まれ、また、上記セパレータ201によって、上記絶縁ハウジング200の内部が前チャンバ202と後チャンバ203に区切られる。その中、上記前チャンバ202の上方は、後チャンバ203の上方に連通でき(即ち、セパレータ201によって上記前チャンバ202の上方と後チャンバ203の上方を完全に隔てることはない。)、また、上記前チャンバ202は、後チャンバ203から離れる箇所に、合わせコネクター(図示せず)を前チャンバ202内に挿設するための挿接口が形成される。
本実施例において、上記回路板100は、図2に示すように、上記絶縁ハウジング200の後チャンバ203内に設けられると共に、その板面がほぼ上記セパレータ201に平行である。なお、本実施例の回路板100の構成を便宜に理解するために、上記回路板100の板面にいずれのソルダーレジスト層を設置することなく説明するが、本考案はこれに制限されない。即ち、本考案に描かれない実施例において、上記回路板100の板面毎には、更にソルダーレジスト層が覆われる。また、本実施例において、図4〜図6を参照し、上記回路板100については、互いに直交する長さ方向Lと幅方向Wと厚さ方向Tがそれぞれ定義され、これに基づいてその構成を後に説明する。
その中、上記回路板100は、図6〜図8に示すように、絶縁板体1と、上記回路板100の一方の側(例えば、図6における回路板100の上側)に位置する複数の接触コンタクト2と、上記回路板100の他方の側(例えば、図6における回路板100の下側)に位置する複数の固定コンタクト3と、上記複数の接触コンタクト2と複数の固定コンタクト3を接続する複数の導電配線4と、上記回路板100内に埋設される複数の層状キャパシタ5と、上記回路板100内に埋設されるマッチングシート6とを含む。
更に説明すると、本実施例において、上記絶縁板体1は、上記複数の導電配線4が上記複数の層状キャパシタ5と異なる平面に位置できるように、多層状として構成される。本実施例において、上記複数の導電配線4が上記絶縁板体1の外層に位置し、上記複数の層状キャパシタ5が絶縁板体1の内層に位置するが、本考案はこれに制限されない。なお、上記絶縁板体1は、反対する両側にある第1の表面11と第2の表面12を有する。
本実施例において、上記複数の接触コンタクト2は、図6及び図7に示すように、上記幅方向Wに等間隔で一列に並べ、接触コンタクト2毎は、上記1つの接触端子300が挿設されるように、チューブ状で(厚さ方向Tに)上記回路板100を貫通する(例えば、接触コンタクト2毎は、厚さ方向Tに絶縁板体1内に設けられると共に、その両端が絶縁板体1の第1の表面11と第2の表面12にそれぞれ位置する。)が、本考案はこれに制限されない。例を挙げると、本考案に描かれない他の実施例において、上記接触コンタクト2と対応する接触端子300との間の接続関係は、互いに分離可能に接触してもよいし、表面実装技術(surface mounting technology、SMT)によって溶接されてもよい。
更に詳細に説明すると、本実施例において、上記複数の接触コンタクト2は、その信号伝達の差に基づいて4対の接触コンタクト2に分けられてもよく、即ち、上記4対の接触コンタクト2は、それぞれ異なる差分信号を伝達するためのものである。その中、上記複数の(又は、4対の)接触コンタクト2は、図9に示すように、第1の差分信号を伝達するための2つの第1の接触コンタクト21と、第2の差分信号を伝達するための2つの第2の接触コンタクト22と、第3の差分信号を伝達するための2つの第3の接触コンタクト23と、第4の差分信号を伝達するための2つの第4の接触コンタクト24とを含む。
なお、上記2つの第1の接触コンタクト21は互いに隣り合って設けられると共に、上記複数の接触コンタクト2の中央に位置し、上記2つの第2の接触コンタクト22は、上記2つの第1の接触コンタクト21の反対する両方の外側(例えば、図9において、2つの第1の接触コンタクト21の左側と右側)にそれぞれ位置し、上記2つの第3の接触コンタクト23は、上記2つの第2の接触コンタクト22の一方の外側(例えば、図9において、2つの第2の接触コンタクト22の右側)に位置し、上記2つの第4の接触コンタクト24は、上記2つの第2の接触コンタクト22の他方の外側(例えば、図9において、2つの第2の接触コンタクト22の左側)に位置する。
本実施例において、上記複数の固定コンタクト3は、図9に示すように、それぞれ幅方向Wに平行である2つの列に並べている。固定コンタクト3毎は、上記1つの固定端子400が挿設されるように、チューブ状で(厚さ方向Tに)上記回路板100を貫通する(例えば、固定コンタクト3毎は、厚さ方向Tに絶縁板体1内に設けられると共に、その両端が絶縁板体1の第1の表面11と第2の表面12にそれぞれ位置する。)が、本考案はこれに制限されない。例を挙げると、本考案に描かれない他の実施例において、上記固定コンタクト3と対応する固定端子400との間の接続関係は、互いに分離可能に接触してもよいし、表面実装技術によって溶接されてもよい。
更に詳細に説明すると、本実施例において、上記複数の固定コンタクト3は、その信号伝達の差に基づいて4対の固定コンタクト3に分けられてもよく、即ち、上記4対の固定コンタクト3は、それぞれ異なる差分信号を伝達するためのものであり、また、本実施例において、固定コンタクト3の対毎は、異なる列にある2つの固定端子400から構成される。その中、上記複数の(又は、4対の)固定コンタクト3は、第1の差分信号を伝達するための2つの第1の固定コンタクト31と、第2の差分信号を伝達するための2つの第2の固定コンタクト32と、第3の差分信号を伝達するための2つの第3の固定コンタクト33と、第4の差分信号を伝達するための2つの第4の固定コンタクト34とを含む。
更に詳細に説明すると、上記2つの第1の固定コンタクト31は、互いに隣り合って設けられると共に、長さ方向Lに2つの第1の接触コンタクト21にそれぞれ対向し、2つの第2の固定コンタクト32は、大体で長さ方向Lに2つの第2の接触コンタクト22にそれぞれ対向し、2つの第3の固定コンタクト33は、大体で長さ方向Lに2つの第3の接触コンタクト23にそれぞれ対向し、2つの第4の固定コンタクト34は、大体で長さ方向Lに2つの第4の接触コンタクト24にそれぞれ対向する。しかし、本実施例において、上記複数の固定コンタクト3は、大体で長さ方向Lに複数の接触コンタクト2にそれぞれ対向するが、本考案における複数の固定コンタクト3と複数の接触コンタクト2との間の位置対応関係は、これに制限されない。
上記複数の導電配線4は、図4及び図5に示すように、その一端(例えば、図4及び図5における導電配線4毎の先端)が上記複数の接触コンタクト2にそれぞれ接続され、その他端(例えば、図4及び図5における導電配線4毎の末端)が複数の固定コンタクト3にそれぞれ接続される。その中、本実施例において、上記複数の導電配線4は、図9及び図11に示すように、上記2つの第1の接触コンタクト21を2つの第1の固定コンタクト31にそれぞれ結合する2つの第1の導電配線41と、上記2つの第2の接触コンタクト22を2つの第2の固定コンタクト32にそれぞれ結合する2つの第2の導電配線42と、上記2つの第3の接触コンタクト23を2つの第3の固定コンタクト33にそれぞれ結合する2つの第3の導電配線43と、上記2つの第4の接触コンタクト24を2つの第4の固定コンタクト34にそれぞれ結合する2つの第4の導電配線44とを含む。
更に詳細に説明すると、本実施例において、図9及び図11に示すように、上記2つの第1の導電配線41、2つの第3の導電配線43、及び2つの第4の導電配線44は、回路板100における絶縁板体1の第1の表面11に形成され、上記2つの第2の導電配線42は、回路板100における絶縁板体1の第2の表面12に形成されるが、本考案はこれに制限されない。
本実施例において、上記複数の層状キャパシタ5は、図8及び図9に示すように、互いに類似した構造であり、例えば、層状キャパシタ5毎は、共平面で間隔を空けて千鳥状に設けられる2つの櫛歯状合わせ部を含むため、本実施例に係る層状キャパシタ5は、上記2つの櫛歯状合わせ部を含まない層状キャパシタをいずれも除外し、更に単独で適用できるキャパシタ素子を除外することが好ましい。なお、本考案に描かれない他の実施例において、複数の層状キャパシタ5は、類似でない構成であってもよい。
なお、本実施例において、上記複数の層状キャパシタ5は、全て絶縁板体1内に埋設され、また、いずれかの櫛歯状合わせ部(例えば、下記の第1の櫛歯状合わせ部511)の長さ方向Lに対応する長さは、いずれかの接触コンタクト2とその対応する固定コンタクト3と(例えば、第1の接触コンタクト21とその対応する第1の固定コンタクト31と)の間の距離の50%〜85%にある。
更に説明すると、図9及び図10を参照し、又は図11及び図12を参照し、複数の層状キャパシタ5は、第1の層状キャパシタ51と、第2の層状キャパシタ52と、大体で上記第1の層状キャパシタ51と同一の平面に位置する第3の層状キャパシタ53と、大体で上記第2の層状キャパシタ52と同一の平面に位置する第4の層状キャパシタ54とを含む。なお、上記第1の層状キャパシタ51と第2の層状キャパシタ52は、それぞれ異なる2つの平面に位置する。その中、上記第1の層状キャパシタ51と第3の層状キャパシタ53は、上記絶縁板体1の第1の表面11に隣接して位置し、第2の層状キャパシタ52と第4の層状キャパシタ54は、絶縁板体1の第2の表面12に隣接して位置する。次に、上記複数の層状キャパシタ5と回路板100における他の素子との間の接続関係を以下に説明する。
図9及び図10を参照し、上記第1の層状キャパシタ51は、共平面で間隔を空けて千鳥状に設けられる2つの第1の櫛歯状合わせ部511を含み、また、第2の層状キャパシタ52は、共平面で間隔を空けて千鳥状に設けられる2つの第2の櫛歯状合わせ部521を含む。その中、上記2つの第1の櫛歯状合わせ部511は、互いに離れる一方の上記第1の接触コンタクト21と一方の上記第2の接触コンタクト22(例えば、図10における複数の接触コンタクト2において、左から3番目と5番目)にそれぞれ電気的に結合され、上記2つの第2の櫛歯状合わせ部521は、互いに離れる他方の上記第1の接触コンタクト21と他方の上記第2の接触コンタクト22(例えば、図10における複数の接触コンタクト2において、左から4番目と6番目)にそれぞれ電気的に結合される。
更に説明すると、上記2つの第1の櫛歯状合わせ部511毎は、第1の櫛歯状段5111、及び上記第1の櫛歯状段5111に繋がる第1の延在段5112を含み、2つの第1の櫛歯状段5111は間隔を空けて千鳥状に設けられ、2つの第1の延在段5112は、対応する上記第1の接触コンタクト21と対応する上記第2の接触コンタクト22にそれぞれ接続される。即ち、本実施例の2つの第1の櫛歯状合わせ部511は、対応する第1の接触コンタクト21と第2の接触コンタクト22に機構的に接続されることによって、互いの電気的結合を達成するが、本考案はこれに制限されない。
なお、上記2つの第2の櫛歯状合わせ部521毎は、第2の櫛歯状段5211、及び上記第2の櫛歯状段5211に繋がる第2の延在段5212を含み、2つの第2の櫛歯状段5211は間隔を空けて千鳥状に設けられ、2つの第2の延在段5212は、対応する上記第1の接触コンタクト21と対応する上記第2の接触コンタクト22にそれぞれ接続される。即ち、本実施例の2つの第2の櫛歯状合わせ部521は、対応する第1の接触コンタクト21と第2の接触コンタクト22に機構的に接続されることによって、互いの電気的結合を達成するが、本考案はこれに制限されない。
他方の角度から見れば、上記第1の層状キャパシタ51と第2の層状キャパシタ52を(厚さ方向Tに)上記回路板100の板面に正投影する場合(例えば、図10に示す)、上記2つの第1の櫛歯状段5111により形成される投影領域は、2つの第2の櫛歯状段5211により形成される投影領域から離間しているようになる。
図9及び図10を参照し、又は図11及び図12を参照し、上記第3の層状キャパシタ53は、共平面で間隔を空けて千鳥状に設けられる2つの第3の櫛歯状合わせ部531を含み、また、第4の層状キャパシタ54は、共平面で間隔を空けて千鳥状に設けられる2つの第4の櫛歯状合わせ部541を含む。その中、上記2つの第3の櫛歯状合わせ部531は、2つの第4の接触コンタクト24から離れる一方の上記第3の接触コンタクト23と一方の上記第2の接触コンタクト22(例えば、図10における複数の接触コンタクト2において、左から6番目と8番目)にそれぞれ電気的に結合され、上記2つの第4の櫛歯状合わせ部541は、2つの第3の接触コンタクト23から離れる一方の上記第4の接触コンタクト24と他方の上記第2の接触コンタクト22(例えば、図10における複数の接触コンタクト2において、左から1番目と3番目)にそれぞれ電気的に結合される。
更に説明すると、上記2つの第3の櫛歯状合わせ部531毎は、第3の櫛歯状段5311、及び上記第3の櫛歯状段5311に繋がる第3の延在段5312を含み、2つの第3の櫛歯状段5311は、間隔を空けて千鳥状に設けられ、2つの第3の延在段5312は、対応する上記第3の接触コンタクト23と対応する上記第2の接触コンタクト22にそれぞれ接続される。即ち、本実施例の2つの第3の櫛歯状合わせ部531は、対応する第3の接触コンタクト23と第2の接触コンタクト22に機構的に接続されることによって、互いの電気的結合を達成するが、本考案はこれに制限されない。
なお、上記2つの第4の櫛歯状合わせ部541毎は、第4の櫛歯状段5411、及び上記第4の櫛歯状段5411に繋がる第4の延在段5412を含み、2つの第4の櫛歯状段5411は、間隔を空けて千鳥状に設けられ、2つの第4の延在段5412は、対応する上記第4の接触コンタクト24と対応する上記第2の接触コンタクト22にそれぞれ接続される。即ち,本実施例の2つの第4の櫛歯状合わせ部541は、対応する第4の接触コンタクト24と第2の接触コンタクト22に機構的に接続されることによって、互いの電気的結合を達成するが、本考案はこれに制限されない。
他方の角度から見れば、上記第1の層状キャパシタ51と第4の層状キャパシタ54を上記回路板100の板面に正投影する場合(例えば、図10に示す)、上記第1の層状キャパシタ51により形成される投影領域は、上記第4の層状キャパシタ54により形成される投影領域の一部を覆うようになる。上記第2の層状キャパシタ52と第3の層状キャパシタ53を上記回路板100の板面に正投影する場合(例えば、図10に示す)、上記第2の層状キャパシタ52により形成される投影領域は、上記第3の層状キャパシタ53により形成される投影領域の一部を覆うようになる。
これに基づいて、上記共平面で設けられる第1の層状キャパシタ51や第3の層状キャパシタ53は、共平面で設けられる第2の層状キャパシタ52や第4の層状キャパシタ54との間で厚さ方向Tに一定のキャパシタ効果が生じ得るこれによって、電気コネクタークにおけるロストーク干渉を更に低減させる効果を達成する。
また、上記第1の層状キャパシタ51と第3の層状キャパシタ53を上記絶縁板体1の第1の表面11に正投影する場合(例えば、図9に示す)、上記第1の層状キャパシタ51の2つの第1の櫛歯状段5111、及び第3の層状キャパシタ53の2つの第3の櫛歯状段5311により形成される複数の投影領域は、上記2つの第1の導電配線41の反対する両方の外側(例えば、図9において2つの第1の導電配線41の左側と右側)にそれぞれ位置すると共に、2つの第3の導電配線43と2つの第4の導電配線44との間に位置するようになる。
上記回路板100のマッチングシート6は、図11及び図12に示すように、絶縁板体1内に埋設されると共に、上記第2の層状キャパシタ52(及び第4の層状キャパシタ54)と共平面にある。その中、本実施例において、上記マッチングシート6はU形として構成され、上記2つの第2の櫛歯状段5211は完全に上記U形の構成内(又は、マッチングシート6の内側)に位置すると共に、上記マッチングシート6に接触しない。
なお、上記マッチングシート6の内縁には、上記複数の固定コンタクト3における2つの固定コンタクト3(例えば、図12における複数の固定コンタクト3において、左から3番目と5番目)をそれぞれ収容するための2つのノッチ61が形成され、上記第2の層状キャパシタ52に接続される上記第1の接触コンタクト21と上記第2の接触コンタクト22にそれぞれ対向する。
他方の角度から見れば、上記マッチングシート6と複数の導電配線4を上記回路板100の板面に正投影する場合(例えば、図11に示す)、上記マッチングシート6により形成される投影領域は、2つの第1の接触コンタクト21に接続される2つの上記導電配線4(即ち、2つの第1の導電配線41)により形成される投影領域の少なくとも80%を覆うようになる。
これに基づいて、上記回路板100は、マッチングシート6により上記複数の層状キャパシタ5のキャパシタ値を調整でき、特に、上記第2の層状キャパシタ52により対応して生じるキャパシタ値を比較的精確に制御できることによって、電気コネクターにおけるクロストーク干渉を有効に低減させる効果を達成する。
上記複数の接触端子300は、図4及び図5に示すように、上記回路板100の複数の接触コンタクト2にそれぞれ接続され、電気コネクターの前チャンバ202内に挿設される合わせコネクター(図示せず)に当接するためのものである。その中、本実施例において、上記接触端子300毎は前チャンバ202内に位置し、また、複数の接触端子300は、その一端がそれぞれ上記回路板100の前側から挿通して複数の接触コンタクト2に固定され、その他端は、接触端子300毎が前チャンバ202内に折曲状の弾性部を形成して上記合わせコネクター(図示せず)に当接するように、絶縁ハウジング200内部のセパレータ201に位置決められる。
上記複数の固定端子400は、図4及び図5に示すように、上記回路板100の複数の固定コンタクト3にそれぞれ接続され、外回路板(図示せず)に固定されるためのものである。その中、本実施例において、上記固定端子400毎は、大体で後チャンバ203内及び絶縁ハウジング200の外に位置し、また、複数の固定端子400は、回路板100によって複数の接触端子300に電気的に接続できるように、その一端がそれぞれ上記回路板100の後側から挿通して複数の固定コンタクト3に固定される。また、複数の固定端子400は、その他端が外回路板(図示せず)に固定されるためのものである。
[本考案実施例の技術効果]
総じて言えば、本考案実施例により開示された電気コネクターは、回路板100内に第1の層状キャパシタ51と第2の層状キャパシタ52が埋設されることによって、第1の層状キャパシタ51と第2の層状キャパシタ52によって比較的大きいキャパシタ値が生じることに寄与し、更に、電気コネクター(又はその回路板100)のサイズを拡大しないという前提下で、クロストーク干渉による影響を有効に低減させた。その中、本考案の実施例において、上記第1の層状キャパシタ51と第2の層状キャパシタ52のいずれも、互いに千鳥状に設けられる2つの櫛歯状合わせ部511、521に限定され、これによって回路板100の特性を安定化させ、その生産難しさを低減した。
上述したのは本考案の好ましい実施可能な実施例に過ぎず、本考案の保護範囲を限定するためのものではなく、本考案の特許請求の範囲に基づき為された均等の変形と変更は、全て本考案の請求項の保護範囲に属するものとする。
100 回路板
1 絶縁板体
11 第1の表面
12 第2の表面
2 接触コンタクト
21 第1の接触コンタクト
22 第2の接触コンタクト
23 第3の接触コンタクト
24 第4の接触コンタクト
3 固定コンタクト
31 第1の固定コンタクト
32 第2の固定コンタクト
33 第3の固定コンタクト
34 第4の固定コンタクト
4 導電配線
41 第1の導電配線
42 第2の導電配線
43 第3の導電配線
44 第4の導電配線
5 層状キャパシタ
51 第1の層状キャパシタ
511 第1の櫛歯状合わせ部
5111 第1の櫛歯状段
5112 第1の延在段
52 第2の層状キャパシタ
521 第2の櫛歯状合わせ部
5211 第2の櫛歯状段
5212 第2の延在段
53 第3の層状キャパシタ
531 第3の櫛歯状合わせ部
5311 第3の櫛歯状段
5312 第3の延在段
54 第4の層状キャパシタ
541 第4の櫛歯状合わせ部
5411 第4の櫛歯状段
5412 第4の延在段
6 マッチングシート
61 ノッチ
200 絶縁ハウジング
201 セパレータ
202 前チャンバ
203 後チャンバ
300 接触端子
400 固定端子
500 金属シールドケース
L 長さ方向
W 幅方向
T 厚さ方向

Claims (10)

  1. 絶縁ハウジングと回路板とを備える電気コネクターであって、
    前記絶縁ハウジングには合わせコネクターが挿設され、
    前記回路板は、前記絶縁ハウジング内に位置されると共に、
    前記回路板の一方の側に位置し、第1の差分信号を伝達するための2つの第1の接触コンタクト及び第2の差分信号を伝達するための2つの第2の接触コンタクトを含み、2つの前記第1の接触コンタクトが互いに隣り合って設けられ、2つの前記第2の接触コンタクトが2つの前記第1の接触コンタクトの反対する両方の外側にそれぞれ位置する複数の接触コンタクトと、
    前記回路板の他方の側に位置する複数の固定コンタクトと、
    一端が複数の前記接触コンタクトにそれぞれ接続され、他端が複数の前記固定コンタクトにそれぞれ接続される複数の導電配線と、
    前記回路板内に埋設され、共平面で間隔を空けて千鳥状に設けられる2つの第1の櫛歯状合わせ部を含み、2つの前記第1の櫛歯状合わせ部が、互いに離れる一方の前記第1の接触コンタクトと一方の前記第2の接触コンタクトにそれぞれ電気的に結合される第1の層状キャパシタ、
    前記回路板内に埋設され、共平面で間隔を空けて千鳥状に設けられる2つの第2の櫛歯状合わせ部を含み、2つの前記第2の櫛歯状合わせ部が、互いに離れる他方の前記第1の接触コンタクトと他方の前記第2の接触コンタクトにそれぞれ電気的に結合される第2の層状キャパシタ、
    を含み、
    前記絶縁ハウジング内に位置し、複数の前記接触コンタクトにそれぞれ接続され、前記合わせコネクターに当接するための複数の接触端子と、
    前記絶縁ハウジングに固定され、複数の前記固定コンタクトにそれぞれ接続され、前記回路板によって複数の前記接触端子にそれぞれ電気的に接続できる複数の固定端子と、
    を備えることを特徴とする、電気コネクター。
  2. 前記回路板は、絶縁板体を含み、前記第1の層状キャパシタと前記第2の層状キャパシタは、前記絶縁板体内に埋設され、異なる2つの平面に位置することを特徴とする、請求項1に記載の電気コネクター。
  3. 2つの前記第1の櫛歯状合わせ部毎は、第1の櫛歯状段、及び前記第1の櫛歯状段に繋がる第1の延在段を含み、2つの前記第1の櫛歯状段は、間隔を空けて千鳥状に設けられ、2つの前記第1の延在段は、対応する前記第1の接触コンタクトと対応する前記第2の接触コンタクトにそれぞれ接続され、
    2つの前記第2の櫛歯状合わせ部毎は、第2の櫛歯状段、及び前記第2の櫛歯状段に繋がる第2の延在段を含み、2つの前記第2の櫛歯状段は、間隔を空けて千鳥状に設けられ、2つの前記第2の延在段は、対応する前記第1の接触コンタクトと対応する前記第2の接触コンタクトにそれぞれ接続されることを特徴とする、請求項1に記載の電気コネクター。
  4. 前記第1の層状キャパシタと前記第2の層状キャパシタを前記回路板の板面に正投影する場合、2つの前記第1の櫛歯状段により形成される投影領域は、2つの前記第2の櫛歯状段により形成される投影領域から離間していて、
    前記回路板は、前記第2の層状キャパシタと共平面にあるマッチングシートを含み、2つの前記第2の櫛歯状段は、完全に前記マッチングシートの内側に位置すると共に、前記マッチングシートに接触しておらず、
    前記マッチングシートの内縁には、2つのノッチが形成され、複数の前記固定コンタクトにおける2つの前記固定コンタクトは、前記第2の層状キャパシタに接続される前記第1の接触コンタクトと前記第2の接触コンタクトにそれぞれ対向し、前記マッチングシートの2つの前記ノッチ内にそれぞれ位置することを特徴とする、請求項3に記載の電気コネクター。
  5. 複数の前記接触コンタクトは、第3の差分信号を伝達するための2つの第3の接触コンタクト及び第4の差分信号を伝達するための2つの第4の接触コンタクトを含み、2つの前記第3の接触コンタクトは、2つの前記第2の接触コンタクトの一方の外側に位置し、2つの前記第4の接触コンタクトは、2つの前記第2の接触コンタクトの他方の外側に位置し、
    前記回路板は、
    前記回路板内に埋設され、共平面で間隔を空けて千鳥状に設けられ2つの第3の櫛歯状合わせ部を含み、2つの前記第3の櫛歯状合わせ部が、2つの前記第4の接触コンタクトから離れる一方の前記第3の接触コンタクトと一方の前記第2の接触コンタクトにそれぞれ電気的に結合される第3の層状キャパシタと、
    前記回路板内に埋設され、共平面で間隔を空けて千鳥状に設けられ2つの第4の櫛歯状合わせ部を含み、2つの前記第4の櫛歯状合わせ部が、2つの前記第3の接触コンタクトから離れる一方の前記第4の接触コンタクトと他方の前記第2の接触コンタクトにそれぞれ電気的に結合される第4の層状キャパシタと、
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の電気コネクター。
  6. 前記回路板は、絶縁板体を含み、前記第1の層状キャパシタと前記第2の層状キャパシタは、前記絶縁板体内に埋設され、異なる2つの平面に位置し、
    前記第1の層状キャパシタと前記第3の層状キャパシタは、同一の平面に位置し、前記第2の層状キャパシタと前記第4の層状キャパシタは、同一の平面に位置し、
    前記第1の層状キャパシタと前記第4の層状キャパシタを前記回路板の板面に正投影する場合、前記第1の層状キャパシタにより形成される投影領域は、前記第4の層状キャパシタにより形成される投影領域の一部を覆い、
    前記第2の層状キャパシタと前記第3の層状キャパシタを前記回路板の板面に正投影する場合、前記第2の層状キャパシタにより形成される投影領域は、前記第3の層状キャパシタにより形成される投影領域の一部を覆うことを特徴とする、請求項5に記載の電気コネクター。
  7. 前記電気コネクターは、前記回路板のいずれの板面にいずれの電気素子も設けられていないことを特徴とする、請求項1に記載の電気コネクター。
  8. 電気コネクターの回路板であって、その板面には、いずれのキャパシタも設けられておらず、
    前記回路板は、
    前記回路板の一方の側に位置し、第1の差分信号を伝達するための2つの第1の接触コンタクト及び第2の差分信号を伝達するための2つの第2の接触コンタクトを含み、2つの前記第1の接触コンタクトが互いに隣り合って設けられ、2つの前記第2の接触コンタクトが2つの前記第1の接触コンタクトの反対する両方の外側にそれぞれ位置する複数の接触コンタクトと、
    前記回路板の他方の側に位置する複数の固定コンタクトと、
    一端が複数の前記接触コンタクトにそれぞれ接続され、他端が複数の前記固定コンタクトにそれぞれ接続される複数の導電配線と、
    前記回路板内に埋設され、共平面で間隔を空けて千鳥状に設けられる2つの第1の櫛歯状合わせ部を含み、2つの前記第1の櫛歯状合わせ部が、互いに離れる一方の前記第1の接触コンタクトと一方の前記第2の接触コンタクトにそれぞれ電気的に結合される第1の層状キャパシタと、
    前記回路板内に埋設され、共平面で間隔を空けて千鳥状に設けられる2つの第2の櫛歯状合わせ部を含み、2つの前記第2の櫛歯状合わせ部が、互いに離れる他方の一方の前記第1の接触コンタクトと他方の前記第2の接触コンタクトにそれぞれ電気的に結合される第2の層状キャパシタと、
    を含むことを特徴とする、電気コネクターの回路板。
  9. 2つの前記第1の櫛歯状合わせ部毎は、第1の櫛歯状段、及び前記第1の櫛歯状段に繋がる第1の延在段を含み、2つの前記第1の櫛歯状段は、間隔を空けて千鳥状に設けられ、2つの前記第1の延在段は、対応する前記第1の接触コンタクトと対応する前記第2の接触コンタクトにそれぞれ接続され、
    2つの前記第2の櫛歯状合わせ部毎は、第2の櫛歯状段、及び前記第2の櫛歯状段に繋がる第2の延在段を含み、2つの前記第2の櫛歯状段は、間隔を空けて千鳥状に設けられ、2つの前記第2の延在段は、対応する前記第1の接触コンタクトと対応する前記第2の接触コンタクトにそれぞれ接続されることを特徴とする請求項8に記載の電気コネクターの回路板。
  10. 前記回路板は、前記第2の層状キャパシタと共平面にあるマッチングシートを含み、2つの前記第2の櫛歯状段は、完全に前記マッチングシートの内側に位置すると共に、前記マッチングシートに接触しておらず、
    前記マッチングシートの内縁には、2つのノッチが形成され、複数の前記固定コンタクトにおける2つの前記固定コンタクトは、前記第2の層状キャパシタに接続される前記第1の接触コンタクトと前記第2の接触コンタクトにそれぞれ対向し、前記マッチングシートの2つの前記ノッチ内にそれぞれ位置することを特徴とする、請求項9に記載の電気コネクターの回路板。
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