JP3218517U - 自動給餌装置 - Google Patents

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千津雄 水口
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Abstract

【課題】頻繁な給餌作業を軽減できるように大量の餌が貯蔵可能であり、波による揺れに対して安定性が高く、さらに所望する散布量で安定した給餌が可能な自動給餌装置を提供する。【解決手段】自動給餌装置1は、下部周囲に浮体2が設置され、かつ中空状筒管又は鋼板から成る矩形の枠体3と、枠体3の略全面を覆う水平な床体4と、床体4の表面に対し垂直となるように孔4aに挿通固定され、かつ床体4の下部より露出する一部が水没する略円柱形状の中央体5とから構成されている。中央体5は、上部空間と下部空間に分割された内部構造を有し、上部空間は機器収納室5hとなり、下部空間は、餌投入口を備える餌貯蔵室5gとなり、機器収納室5hには、餌貯蔵室5gから餌を上方に搬送する搬送装置6と、この搬送装置6から搬送された餌を餌放出部から外部に散布するフィードポンプ7と、が設置されている。【選択図】図2

Description

本考案は、魚等の養殖用生け簀において使用することが可能な給餌装置に係り、特に、餌を大量に貯蔵可能な大型の餌タンクを備えた自動給餌装置に関する。
漁業における生産の安定化と効率化を目的として、海水魚、淡水魚といった各種水産物の養殖が広く行われている。その養殖手法は様々存在するが、この中でも生け簀による養殖はよく知られたものとなっている。
生け簀による養殖とは、支持枠に網を固定して成る生け簀を海洋等の水中に設置し、そこに魚等の水産物を入れて飼育する養殖方法である。このような生け簀による養殖では、給餌作業や破損部の補修といった保守点検作業を定期的に行う必要があるため、生け簀を設置する場所はこれら作業を行う上で好都合な沿岸部を選定することがほとんどであった。
しかし、近年の世界的な水産物需要の増大から、この生け簀による養殖の規模も拡大しており、これに伴って沿岸部での養殖適地が急激に減少している。そのため、最近では沖合に生け簀を設置する養殖業者も増えてきている。
このような生け簀による養殖を沖合において行う場合、沿岸部に比べ波が高く、大きく揺れ易い環境下であるため、設置する生け簀や給餌装置は揺れに対して頑丈かつ安定なものが必須となる。しかしながら、当初は十分な性能を持つものが少ないため頻繁に補修しながら使用するしかなく、沖合でも十分使用に耐える生け簀や給餌装置の更なる高性能化が課題となっていた。さらに、このような保守点検作業や給餌作業を行うため、度々港から生け簀までの長距離を往復しなければならず、移動に要する時間の長大化、悪天候時の往復の危険度の増加、船の燃料費増加は沖合養殖における大きな課題にもなっていた。
このような課題に対する対策として、最近では餌の貯蔵庫が併設された自動給餌装置に関する技術がいくつか開示されている。
例えば、特許文献1には、「養魚用給餌装置」という名称で、環状浮体の中央に一部水没するように設置された餌の貯蔵タンクと、貯蔵タンク上部に配置された餌散布用のフィードポンプと、環状浮体に備えられた給餌装置移動用の推進器とから構成されたものであって、このうち推進器とフィードポンプは受信電波により制御可能とした給餌装置に関する発明が開示されている。
この給餌装置であれば、大型の餌貯蔵タンク、フィードポンプ等の各種装置が環状浮体の中央に配置され、重心が浮体の中心軸線上に位置することにより、揺れに対する安定性が向上し、沖合のような環境でも転覆し難いと考えられる。また、推進器とフィードポンプが自動制御されることに加え、人間による遠隔操作も可能である。したがって、無人での給餌作業も行えるため、給餌に係る労力を大幅に軽減することが可能となる。
また、特許文献2には、「太陽電池式自動給餌機を備えた養殖筏」という名称で、太陽電池を電力源とする自動給餌装置が取り付けられた養殖筏に関する考案が開示されている。
このような構造であれば、餌貯蔵室に餌が貯蔵されていれば、充電をせずとも自動給餌することが可能である。したがって、管理者は餌の補充のみを定期的に行うだけで、他の給餌作業を行う必要がなくなる。この結果、人が関係する給餌作業の時間を短縮できるとともに、作業に係る労力や費用も軽減されると考えられる。
さらに、特許文献3には「養殖用自動給餌装置」という名称で、養殖池に設置され、所定時刻になると自動で給餌を行うことができ、さらに自動で充電される機構を持つ自動給餌装置に関する発明が開示されている。
この給餌装置では、浮体に自動走行装置、餌散布装置、および自動充電装置が設置されたものであり、餌の補給を除けば人手がなくとも給餌作業を行うことが可能となる。このような構造であるため、餌を絶やすことなく貯蔵さえしておけば、給餌作業自体は無人で行うことが可能となるため、給餌作業に係る労力の軽減や時間の短縮ができると考えられる。
特開昭58−224630号公報 実開平2−14959号公報 特開平1−101835号公報
しかしながら、特許文献1において開示された発明は、餌の貯蔵量によって重心の位置が変化し、貯蔵量の減少とともに重心は上方に移動する。つまり、餌の減少に伴って揺れに対する安定性が低下すると考えられ、これを防ぐためには早めに餌を追加投入しなければならず、結果的に餌の投入周期が短くなってしまうという課題がある。また、餌を散布するフィードポンプが直接餌貯蔵タンクより餌を吸引する機構であるため、粘着性の餌を使用した場合には流路内壁に餌が付着して閉塞し易く、散布量が変動するといった課題もある。
一方、特許文献2および特許文献3に開示された発明は、何れも餌の貯蔵室が生け簀、又は浮体の上部に置かれており、大量の餌を貯蔵すると重心は水面よりもさらに高い位置となる。この結果、揺れに対する安定性が低下し、揺れの大きな沖合では転覆する可能性が高くなるという課題もある。
また、特許文献3に開示された発明では、餌タンク下部の配管に落下してくる餌を気流により散布するものとなる。このような機構の場合、タンク下部の餌は上部の餌の重さにより圧縮されて塊状物となり易い。このような塊状物は流路を狭めることが多く、餌の散布を不安定化させ、最悪の場合には流路が閉塞して給餌不可能になるといった課題もある。加えて、特許文献3に開示された発明は、固定支柱から成る充電設備が別途必要であり、水深の浅い沿岸部であれば固定支柱の設置は容易なものの、水深が深く揺れの大きな沖合では設置自体が容易でない。
本考案は、このような事情に対処してなされたものであり、頻繁な給餌作業を軽減できるように大量の餌が貯蔵可能であり、波による揺れに対し安定性が高く、さらに所望する散布量で安定した給餌が可能な自動給餌装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の考案である自動給餌装置は、浮体が設置され、中心に孔が形成される床体と、この床体の孔に挿通固定され、かつ床体の下部より露出する一部が水没する中央体とから構成されており、この中央体は、上部空間と下部空間に分割された内部構造を有し、その上部空間は機器収納室となり、下部空間は餌投入口を備える餌貯蔵室となり、機器収納室には餌貯蔵室から餌を上方に搬送する搬送装置と、この搬送装置から搬送された餌を餌放出部から外部に散布するフィードポンプと、が設置されていることを特徴とする。
このような構造の自動給餌装置であれば、自動給餌が可能となることに加え、重量物である中央体が床体の中央に位置することで、自動給餌装置の中心軸線上に重心がほぼ位置するようになり、餌貯蔵室に餌を貯蔵すれば、重心はこの中心軸線に沿ってさらに下方に移動するように作用する。また、中央体が内部に空間を有する中空物であるため、自動給餌装置が水没する際に大きな浮力を受けて支持されるという作用も有する。
また、第2の考案では、第1の考案における搬送装置が、長尺シャフトの周囲にらせん状に形成されるスクリューフィーダと、このスクリューフィーダを作動させるモータと、スクリューフィーダを覆って餌の搬送路を形成するカバー体とから構成され、スクリューフィーダは、機器収納室から餌貯蔵室の最深部まで貫通して設けられることを特徴とする。
このような搬送装置であれば、餌に対し直接力を加えることが可能であり、搬送路内での餌の詰まりが除去され易い作用と、スクリューフィーダとカバー体により形成される空間(餌の充填される部分)の容積が一定のため、モータの回転数を制御することで餌の搬送量を精密に制御できるという作用を有する。さらに、餌貯蔵室の最深部までスクリューフィーダが設けられていることで、スクリューフィーダの先端部が露出する状態、すなわち餌貯蔵室がほぼ空になるまで安定して餌を搬送できるという作用を有する。
そして、第3の考案では、第2の考案におけるスクリューフィーダが、下端に餌撹拌羽根を備えることを特徴とする。
このような構造であれば、スクリューフィーダにより餌貯蔵室内の餌が撹拌されると同時に、圧縮等により塊状化した餌や底部内壁に固着した餌を粉砕したり、餌の間に形成される空隙を排除したりするという作用を有する。また、複数の餌のブレンド品を使用する場合にあっては、予備ブレンドせずとも貯蔵室内において餌のブレンドも可能となる。すなわち、総合的に判断すれば、餌撹拌羽根により餌の状態を均一化することができるという作用を有すると言える。
さらに、第4の考案では、第1乃至第3の考案において、餌貯蔵室が、この餌貯蔵室とは隔離され、自由に水の出入りが可能な注排水口を備えたバラストタンクを併設することを特徴とする。
このような構造であれば、自動給餌装置の底部が水中に沈むことでバラストタンク内に自然に水が流入するので予め重量物を充填する必要がなく、設置も容易であり、自動給餌装置は浮力が減ることでさらに沈下する。これにより、さらに重心の位置を下方に移動するように作用する。また、自動給餌装置の揺れに対し、バラストタンク内の水は揺れの方向とは逆向きの慣性力をバラストタンクの壁面に加えるように作用する。
第1の考案の自動給餌装置によれば、自動給餌装置の中心軸線上に重心が位置し、餌貯蔵時において重心はこの中心軸線に沿ってさらに下方に移動するため、波による揺れに対し自動給餌装置の安定性が向上し、転覆し難くなるという効果を有する。また、自動給餌装置の管理作業等を頻繁に行う必要がなくなるとともに、自動給餌が可能となるため作業に要する労力、時間、そして費用が軽減できるという効果も有する。また、大きな浮力を受け易い構造であるため、浮力による支持にて大量の餌を貯蔵でき、餌の補給回数が減らせるという効果を有する。
次に、第2の考案の自動給餌装置によれば、搬送装置のスクリューフィーダが餌に直接的に力を加えながら強力に搬送するため、搬送路が餌により閉塞し難くなるという効果を有する。また、スクリューフィーダによる搬送のため、回転に伴う餌の搬送量を把握することができ、また、その回転数を制御することで餌の搬送量が精密に調整できるため、生け簀の大きさ、飼育する魚等の種や数量に合わせた所望の給餌条件を容易に設定することが出来るという効果を有する。また、餌貯蔵室の最深部に配置されたスクリューフィーダにより、貯蔵されている餌を可能な限り残すことなく搬送することができるため、給餌可能時間が長くなり、餌の補給回数が少なくできるという効果を有する。
さらに、第3の考案の自動給餌装置によれば、餌撹拌羽根を回転させることで、餌の均一化が可能となり、搬送装置による餌の搬送量の精度が向上するという効果を有する。さらに、複数の餌のブレンド品を使用する際には、予備ブレンドなしに直接その場でブレンドを行って給餌できるという効果を有する。また、餌貯蔵室の底部の様々な箇所に付着した餌も最深部に掻き落とせるため、餌貯蔵室内に投入した餌を無駄なく使用でき、補給回数を減らすことができるという効果を有する。
一方、第4の考案の自動給餌装置によれば、バラストタンク内に水が入ることで重心位置が低下することに加え、さらにその水が揺れを減衰するように慣性力を自動給餌装置に加えるため、自動給餌装置の波による揺れに対する安定性がさらに向上し、沖合であっても転覆し難くなるという効果を有する。これにより、保守点検作業等も軽減されるという効果も有する。
本考案の第1の実施の形態に係る自動給餌装置の実施例の外観斜視図である。 図1に示す本考案の第1の実施の形態に係る自動給餌装置の実施例の、H−H線矢視断面図である。 図2に示す本考案の第1の実施の形態に係る自動給餌装置の実施例の、I−I線矢視断面図である。 本考案の第2の実施の形態に係る自動給餌装置の実施例の側断面図である。 本考案の第3の実施の形態に係る自動給餌装置の実施例の側断面図である。 本考案の第4の実施の形態に係る自動給餌装置の実施例の側断面図である。 本考案の第4の実施の形態に係る自動給餌装置の実施例の側断面図において、バラストタンクが揺れを防止する様子を模式的に示した図である。
本考案の第1の実施の形態に係る自動給餌装置を、図1乃至図3に基づき説明する。
図1は第1の実施の形態に係る自動給餌装置の外観斜視図である。また、図2は、図1に示す第1の実施の形態に係る自動給餌装置のH−H線矢視断面図である。さらに、図3は、図2に示す第1の実施の形態に係る自動給餌装置のI−I線矢視断面図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る自動給餌装置1は下部周囲に浮体2が設置され、かつ中空状筒管又は鋼板から成る矩形の枠体3と、この枠体3の略全面を覆う水平な床体4と、その床体4の中央に形成されている略円形の孔4aと同じ形状の水平断面を有し、床体4の表面に対し垂直となるように孔4aに挿通固定され、かつ床体4の下部より露出する一部が水没する略円柱形状の中央体5とから構成されている。ここで、枠体3は矩形に限定されるものではなく、円形その他の形状でも良い。また、略円形の孔4aも、特に略円形に限定されるものではなく、例えば多角形、楕円形状等の形状であっても良い。さらに、孔4aに挿通固定される中央体5の水平断面も、孔4aと同じ形状とする必要はなく、中央体5が床体4に強固に固定されたものであれば良い。
このうち中央体5は、図1,2に示すように、円筒部5aの上下の開放端を平面視略円形状の天井部5bと略円錐状の底部5cにより覆設された中空体を成す。なお、底部5cは略円錐状の形状に限定されるものではない。
さらに、中央体5の天井部5bには餌を生け簀に放出するための餌放出口5dが形成されており、円筒部5aの外面には、餌を投入する際に使用する餌投入口5eが形成されている。
次に、中央体5の内部については、図2に示す通り、円筒部5a内に形成されている水平な隔壁5fにより、上部空間と下部空間に分割された構造を有す。このうち下部空間は、餌投入口5e(図1参照)に連結された餌貯蔵室5gとなり、船等で運搬してきた餌を餌投入口5eより投入すれば、餌が餌貯蔵室5gに向かって自重により落下し、貯蔵されるものとなる。
一方、中央体5の内部にある上部空間は、機器収納室5hとなる。図2,3に示す通り、この機器収納室5hでは、中央に位置し餌貯蔵室5gの最深部から餌を上方に搬送する搬送装置6と、この搬送装置6に並設され、搬送されてくる餌を餌放出口5dから外部に散布するフィードポンプ7とが設置されている。さらに、搬送装置6とフィードポンプ7を自動制御する制御装置8と、自動給餌装置1における電源となる発電機9も設置されている。なお、制御装置8には送受信機を設置することができ、これにより自動給餌装置1が無線ネットワークを通じて外部と双方向通信することも可能となる。したがって、制御装置8を介して外部から搬送装置6及びフィードポンプ7を遠隔操作することが可能である。
このように構成された第1の実施の形態に係る自動給餌装置1であれば、中央体5が枠体3並びに床体4の中央に設置されることで、自動給餌装置1の重心は中央体5の中心軸線上に位置するように作用する。さらに、中央体5の下部空間を餌貯蔵室5gとすることで、餌を貯蔵すれば中央体5の中心軸線に沿って重心をさらに下方に移動させることができるという作用も有する。
一方、中央体5は中空物であるため浮体としても機能し、一部が水没する時には水没部分の体積に比例した浮力を受ける。この水没部分の体積は餌の貯蔵量にも比例することから、餌の貯蔵量に応じた浮力が中央体5に加わり、中央体5を浮上支持するように作用する。
次に、餌を散布する場合には、制御装置8の制御下のもと、餌は搬送装置6により上方の機器収納室5hに搬送され、ここでフィードポンプ7が餌を受け取り、餌放出口5dよりこの餌を自動で散布するように作用する。なお、制御装置8に送受信機を設置すれば、前述のとおり遠隔地より遠隔操作による給餌が可能となる。さらに、監視カメラを設置し、その映像又は画像を送受信機によって伝送することによって餌の散布状況の監視や搬送装置6やフィードポンプ7の稼働状態の監視にも利用することが可能である。
上述する作用により、本考案の第1の実施の形態に係る自動給餌装置1であれば、構造的に揺れに対して安定性が高くなり、餌を貯蔵した場合には安定性がさらに向上するため、沖合のように波の揺れの大きな環境下においても転覆し難く、安定して給餌作業を行うことができる。また、中央体5は餌の量に応じた浮力を受けて支持されるため、大量の餌が貯蔵可能となる。この結果、頻繁に餌を補給する必要がなくなり、餌補給の作業、それに係る労力等を軽減することができる。
また、餌貯蔵室5gから餌を搬送し、餌放出口5dより散布されるまでの一連の作業をほぼ自動で行うことが可能となるため、給餌に係る作業、費用等を大幅に軽減できるという効果もある。
さらに、遠隔操作と遠隔監視を可能とすることで、機器の操作に対する利便性の向上や機器の動作に対する信頼性の向上が可能であり、ひいては養殖業の生産性の向上に寄与することができる。
次に、本考案の第2の実施の形態に係る自動給餌装置について、図4に基づいて説明する。図4は第2の実施の形態に係る自動給餌装置の側断面図である。 なお、既に説明したものと同一の構成要素については同一の符号を付しており、その構成の説明は省略する。
図4に示す通り、本実施の形態に係る自動給餌装置10は、第1の実施の形態に係る自動給餌装置1と基本的に同じ構成であるが、ここでの搬送装置11は、長尺シャフトの周囲をらせん状に形成されているスクリューフィーダ11aと、このスクリューフィーダ11aを作動させるモータ11bと、スクリューフィーダ11aを覆って餌の搬送路を形成するカバー体11cとから構成され、このうちスクリューフィーダ11aが機器収納室5hから餌貯蔵室5gの最深部まで貫通して設けられている点において自動給餌装置1と異なるものとなる。
このような構成の自動給餌装置10であれば、直接餌に力を加えながら搬送することが可能であり、さらに餌の充填されるスクリューフィーダ11aとカバー体11cの形成する空間の容積が一定であるため、スクリューフィーダ11aが1回転する際の餌の搬送量を把握することができ、モータ11bの回転数を制御するだけで餌の搬送量を精密に制御できるという作用を有する。
一方、餌貯蔵室5gの最深部近傍までスクリューフィーダ11aが設置されているため、スクリューフィーダ11aの先端部が露出する程度に貯蔵量がなくなるまで搬送できるという作用も有する。
以上のような作用により、本考案の第2の実施形態に係る自動給餌装置10によれば、直接餌に力を加えながら搬送するため、気流等による搬送方式に比べて搬送路内において餌詰まりし難くなるという効果を有する。また、餌の搬送量が精密に調整できるため、生け簀の大きさ、飼育する魚等の種や数量に合わせた給餌方法を柔軟に設定することが出来るという効果も有する。さらに、餌貯蔵室5g内の餌がほぼなくなるまで搬送が可能となるため、給餌可能な時間の延長にも繋がり、結果として餌の補給回数がより一層低減できるという効果を有する。
次に、本考案の第3の実施の形態に係る自動給餌装置について、図5に基づいて説明する。図5は第3の実施の形態に係る自動給餌装置の側断面図である。 なお、既に説明したものと同一の構成要素については同一の符号を付しており、その構成の説明は省略する。
図5に示すように、本実施の形態に係る自動給餌装置12のスクリューフィーダ11aの下端部には、餌撹拌羽根13が形成されている以外は、本考案の第2の実施の形態に係る自動給餌装置10と同じ基本構造を持つ。なお、餌撹拌羽根13の形状については、使用する餌の性状に合わせて選択すべきであり特に限定しないが、撹拌範囲については、少なくとも底部5cの全域を覆うように餌撹拌羽根13が回転することが望ましい。垂直に形成される円筒部5aの壁面では餌は容易に落下すると考えられる一方、円錐状に形成される底部5cでは最下部まで落下するとは限らないことから、底部5cの全域を覆うように構成されるのが望ましいのである。
このような構造であれば、餌貯蔵室5g内の餌が餌撹拌羽根13により撹拌されることで、塊状化又は内壁に固着した餌を粉砕したり、餌の内部に存在する空洞部分を除去したり、複数の餌を餌貯蔵室5g内にてブレンドしたりすることも可能となる。このことは、すなわち、餌貯蔵室5g内の餌の状態を均一化するという作用を有することになる。また、餌貯蔵室5gの底部内面に餌が偏在する程度に少なくなった場合に、スクリューフィーダ11aを動作させることで、餌撹拌羽根13が偏在する餌を掻き集めるという作用を有する。
以上のような作用により、本考案の第3の実施形態に係る自動給餌装置12によれば、餌撹拌羽根13の回転により餌の状態が均一化され、搬送装置11による搬送量の精度向上、加えて所望のブレンド餌での給餌が可能になるという効果を有する。さらに、餌の偏在を防ぐことができることにより、投入した餌がほぼ空になるまで使用可能なため、補給の間隔を長くし、餌の補給回数を減らすことができるという効果を有する。また、餌貯蔵室5g内の餌をほぼ使い切ることが可能となるため、古い餌が残り続けて腐敗することを防止でき、養殖魚等の病気を防ぐ効果もあると考えられる。
なお、本願考案のすべての実施の形態に共通するが、餌の形態としてスラリー状や粉状のものよりも粒状のものを採用することが望ましい。粒状の餌を採用することにより、餌投入口5eから餌を補給する際に容易に餌貯蔵室5g内へ落下して貯留され易くなり、また、フィードポンプ7による餌の散布も容易となる。さらに、粒状の餌の場合には、ある程度の径を有し粘着性も少ないため、スクリューフィーダ11aとの相性もよく容易に搬送される。また、本実施に形態において、乾燥が保持される限り円錐状でも容易に転がるので餌撹拌羽根13は底部5cの全域を覆うことなく短尺でもよいとも考えられる。
次に、本考案の第4の実施の形態に係る自動給餌装置について、図6に基づいて説明する。図6は第4の実施の形態に係る自動給餌装置の側断面図である。 なお、先と同様に、既に説明したものと同一の構成要素については同一の符号を付しており、その構成の説明は省略する。
図6に示す通り、本実施の形態に係る自動給餌装置14は自動給餌装置12と基本構造は同じものであるが、バラストタンク15を独立して併設している点で異なる。また、このバラストタンク15には、注排水可能なように側面に側面注排水口16、最下部に最下部注排水口17が備えられる。なお、側面注排水口16の位置は任意に設定可能であるが、最下部注排水口17よりも高い位置に形成されていなければならない。
このように所定の位置に二つの注排水口を備えることで、中央体5が水中に沈む際は、バラストタンク15の内部の空気を側面注排水口16より排出しながら最下部注排水口17より水が流入するように作用する。一方、沈んでいた中央体5が浮上する場合には、最下部注排水口17より水が排出されると同時に、側面注排水口16から空気が流入するように作用する。
また、バラストタンク15内に蓄えられる水量は、おおよそ最下部注排水口17のあるバラストタンク15の最下部から側面注排水口16の高さまでの範囲となり、側面注排水口16より上の部分は空気相として残ると考えられる。
このようなバラストタンク15では、蓄えられた水の重量分だけ自動給餌装置14の重心が中央体5の中心軸線に沿って下方に移動するという作用を有する。また、蓄えられた水がバラストタンク15内を容易に流動可能であることから、波により自動給餌装置14が揺れると、水は揺れの方向とは逆向きの慣性力を中央体5に加えるように作用する。
なお、上述したバラストタンク15のように、沈む程度に応じて水が自然に流入して貯蔵されるものではなく、予め側面注排水口16の高さまで水が貯蔵され、注排水口が封じられていても良い。このような構造とすることで自動給餌装置14自体の重量が増加するという課題はあるものの、作用自体は上述するバラストタンク15と同じであり、特に自動給餌装置14の重心をバラストタンク15内の水により可能な限り下方へ移動させたい場合に有効である。
次に、具体的にバラストタンク15内の水がどのように慣性力を加えるのかを、図7を用いながら説明する。図7は洋上において波を受けて揺れている自動給餌装置14の側断面図を模式的に示したものである。符号Wはバラストタンク15内の水、符号Fを付した矢印は蓄えられた水が中央体5に加える慣性力の方向を示すものであり、さらに符号Gを付した破線矢印は自動給餌装置14の揺れ方向となる。また、中央体5の上部に示す2本の破線は、中央体5の傾きを表現するために記載したものであり、中央体5の中心軸方向と重力方向を示すものである。なお、図面内が煩雑にならないよう、図6において示した構成部材を示す符号については、この図7では省略した。
このように、自動給餌装置14が波により揺れると、バラストタンク15内の水Wは揺れ方向Gに対し反対の向きの慣性力Fを中央体5に加えるため、自動給餌装置14の揺れが減衰されるように働く。
以上のような作用により、本考案の第4の実施形態に係る自動給餌装置14によれば、バラストタンク15内に水が入ることで自動給餌装置14の重心位置が低下し、波の揺れに対する安定性が向上するという効果を有する。また、餌の貯蔵量が減少し、自動給餌装置14の重心が上方に移動する場合にあっては、もともと自動給餌装置14の重心位置がバラストタンク15の存在により下方にあるため、重心位置が上方へ移動しても、揺れへの安定性はバラストタンク15未設置のものに比べて高くなるという効果を有する。
さらに、自動給餌装置14が波により揺れた場合、バラストタンク15の内部の水が揺れを減衰する方向の慣性力を中央体5に加えるため、自動給餌装置14の揺れが抑制されるという効果も有する。
すなわち、自動給餌装置14はバラストタンク15の設置により安定性がさらに向上し、沖合等での使用においても転覆し難くなり、点検作業等を頻繁に行わずとも安定した給餌作業が可能になるという効果を有する。
なお、本実施の形態では示していないが、側面注排水口16に開閉可能な弁を設けつつ、バラストタンク15内に圧縮空気を送る通気ラインを設けることによれば、中央体5が水中に沈む際には、弁を開けてバラストタンク15の内部の空気を側面注排水口16より排出しながら最下部注排水口17より自動的に水を流入させ、浮体2の破損等によって浮力を増加させたい場合には、弁を閉じ、通気ラインを通じて空気をバラストタンク15内に供給することで空気を貯留することができ、浮力を発生させることも可能である。その際には機器収納室5h内にエアコンプレッサーあるいはボンベ等空気の供給源を配備し、通気ラインを機器収納室5hから中央体5の内部あるいは外部を経由してバラストタンク15内に引いておく必要がある。
また、本実施の形態には示していないが、バラストタンク15の底部内面において、貯蔵される水の流れを阻害する抵抗板が設置されていても良い。なお、この抵抗板の配置、形状等に特に指定はなく、自動給餌装置14の置かれる環境での揺れの状態に合わせて最適な構造を選択することができる。例えば、バラストタンク15の底部内面から又は底部の内側面から抵抗板を垂直に立設させて底面での水の流れを抑制する構造や、バラストタンク15の底部の内側面から抵抗板を水平に立設させて、側面に沿いながら上方に向かって揺動する水の流れを抑制する構造等が考えられる。
このような抵抗板を設置すれば、自動給餌装置14の揺れによって開始した貯蔵水の流動も早期に抑えられ、自動給餌装置14の揺れの再発や増幅に繋がる共振も防ぐことができる。
本考案の請求項1乃至請求項4に記載された考案は、大量の餌を貯蔵可能であり、かつ揺れに対する安定性の高い自動給餌装置を提供可能するものであり、頻繁に餌の補充をする必要がなく、沖合等の波の揺れの大きな環境下でも安定して給餌作業を行うことが可能な自動給餌装置として利用可能である。
1…自動給餌装置 2…浮体 3…枠体 4…床体 4a…孔 5…中央体 5a…円筒部 5b…天井部 5c…底部 5d…餌放出口 5e…餌投入口 5f…隔壁 5g…餌貯蔵室 5h…機器収納室 6…搬送装置 7…フィードポンプ 8…制御装置 9…発電機 10…自動給餌装置 11…搬送装置 11a…スクリューフィーダ 11b…モータ 11c…カバー体 12…自動給餌装置 13…餌撹拌羽根 14…自動給餌装置 15…バラストタンク 16…側面注排水口 17…最下部注排水口

Claims (4)

  1. 水産物養殖用の生け簀において使用される自動給餌装置であって、
    浮体が設置され、中心に孔が形成される床体と、
    この床体の前記孔に挿通固定され、かつ前記床体の下部より露出する一部が水没する中央体と、から構成されており、
    この中央体は、上部空間と下部空間に分割された内部構造を有し、
    その上部空間は機器収納室となり、前記下部空間は、餌投入口を備える餌貯蔵室となり、
    前記機器収納室には、前記餌貯蔵室から餌を上方に搬送する搬送装置と、
    この搬送装置から搬送された前記餌を餌放出部から外部に散布するフィードポンプと、
    が設置されていることを特徴とする自動給餌装置。
  2. 前記搬送装置は、長尺シャフトの周囲にらせん状に形成されるスクリューフィーダと、このスクリューフィーダを作動させるモータと、前記スクリューフィーダを覆って前記餌の搬送路を形成するカバー体とから構成され、
    前記スクリューフィーダは、前記機器収納室から前記餌貯蔵室の最深部まで貫通して設けられることを特徴とする請求項1に記載の自動給餌装置。
  3. 前記スクリューフィーダは、下端に餌撹拌羽根を備えることを特徴とする請求項2に記載の自動給餌装置。
  4. 前記餌貯蔵室は、この餌貯蔵室とは隔離され、自由に水の出入りが可能な注排水口を備えたバラストタンクを併設することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自動給餌装置。
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