JP3218354B2 - ドア底隙間封鎖装置 - Google Patents

ドア底隙間封鎖装置

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JP3218354B2
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gap closing
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Daiwa House Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、出入口のドア底と靴擦
の間に出来る隙間を閉じるドア底隙間封鎖装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ドア底隙間封鎖装置としては、ドア底と
靴擦の隙間を閉ぐ仕切材をドア下框に靴擦に向けて出没
可能に取り付け、蝶番を取り付けたドア縦框に縦枠に向
けて出没自在に取り付けた押釦によって、その押釦が開
閉時にドア縦框が当たる縦枠からの反力を受けてドア縦
框の中に押し込まれるとき、仕切材がドア下框の中から
靴擦に向けて押し出され、ドア底と靴擦の隙間が閉がれ
るようにしたものが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この公知のドア底隙間
封鎖装置は、ドアを作るときに取り付けられるようにな
っており、ドアの規格に応じて種々のタイプのドア底隙
間封鎖装置を用意しなければならず、既製のドアには適
用することは出来ず、又、ドアの下框と言う狭いスペー
スに取り付けるものであるから、機構が細かく複雑なも
のとなり、コストも高く、ドアの振動によって毀れ易
く、取り扱いやメンテナンスも難しく、それを取り付け
ることによってドア全体が重くなる等の不具合がある。
【0004】そこで本発明は、ドア底隙間封鎖装置を、
ドアにではなく靴擦に設けることによって上記の問題を
解消しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明に係るドア
底隙間封鎖装置20は、通路に固定されるドア枠の靴擦
に取り付けるものであり、真っ直ぐに続く長溝11を有
する溝部材12の左右端部に、長溝11の長さ方向に直
交して揺動する左右一対の揺動レバー13・14を設
け、それらの揺動レバー13・14の間に揺動軸15に
平行に支軸16を架け渡し、その支軸16と略同じ長さ
の仕切材17を、その上縁18を揺動軸15に平行に回
転可能に支軸16に吊り下げて長溝11に出没可能に嵌
め込み、一方の揺動レバー13の一端19を長溝の上方
に突き出して戸当り部(19)とし、仕切材17の溝深
さ方向の寸法を戸当り部19の揺動により仕切材17の
上縁18が長溝11から出没するに所要の寸法としたこ
とを特徴とするものである。
【0006】以下、図面を参照しつつ具体的に説明する
に、長溝11の両溝縁21・22は溝深さ方向に対し直
角に突き出て靴擦部を形成している。
【0007】仕切材17は、発泡ポリスチロールや発泡
ポリエチレン等のエアータイトで極く軽量の部材を主材
として構成され、その長さ方向に貫通した横長の長孔2
3が開けられている。
【0008】その長孔23には支軸16が遊嵌してお
り、揺動レバー13が揺動回転して支軸16が上下に揺
動するとき、支軸16と仕切材17とは相対的に回転運
動することになり、仕切材17は溝壁29をカム面とす
るカム機構の従動子の如く溝壁29に導かれて押し上げ
られ、長溝11から出没することになる。
【0009】従って、このように仕切材17が溝壁29
に導かれて押し上げられて長溝11から出没する場合に
必要な相対的回転運動が可能となる限り、仕切材17に
開けた長孔23に支軸16を遊嵌させることは必ずしも
必要ではなく、例えば、仕切材17の側面24に長溝1
1に平行に溝を付け、その溝に支軸16を遊嵌させるこ
とも出来るし、又、仕切材17の底面に横長の長孔を開
けたブラケットを装着し、そのブラケットの長孔に支軸
16を遊嵌させることも出来、或いは又、仕切材17の
底面に支軸16をコロガリ接触させることによって、仕
切材17と支軸16を相対的回転運動が起きるように連
結することが出来る。
【0010】左右の揺動レバー13・14は、揺動軸1
5に接着されていて一体になって揺動するようになって
いるが、それらを揺動軸15に接着せずピン接合し、支
軸16を介して左右の揺動レバー13・14が一体的に
揺動するようにすることも出来る。
【0011】戸当り部19は、板バネ(図示せず)に弾
性付勢されて、長溝11の上方へと垂直に突き出てい
る。
【0012】ドア底隙間封鎖装置20は、出入口の靴擦
に取り付けられており、図中、25はドア、26は縦
枠、27は戸当り、28は廊下である。
【0013】閉じられるドア25の下端が戸当り部19
に突き当たると、揺動レバー13が揺動回転して仕切材
17が長溝11から突き出されることになるが、そのド
ア25の下端が戸当り部19に突き当たるのは、ドア2
5が閉められて靴擦(21・22)の上に位置するとき
であるから、その突き上げられた仕切材17はドア底3
0に突き当たって圧着することになり、そうなることに
よってドア底30と靴擦(21・22)の間の隙間31
が封鎖されることになる。
【0014】一方、ドア25を開いた状態では、戸当り
部19が板バネ(図示せず)に弾性付勢されて元の垂直
な状態に復帰することになり、その時揺動レバー13・
14や支軸16も揺動して元の状態に復帰し、仕切材1
7が長溝11の中へと落ち込むことになる。
【0015】従って、ドア25の開いた状態において、
仕切材17が靴擦(21・22)の上に突き出て歩行の
妨げになることは起こらない。
【0016】尚、この場合は戸当り部19を元の垂直な
状態に復帰させるために板バネを使用することとした
が、揺動レバー13は戸当り部19の重力によっても揺
動回転して元の状態に復帰するので、そのように戸当り
部19を元の垂直な状態に復帰させるためには板バネが
必ずしも必要ではなく、それに代えてコイルバネやゴム
板、或いはエアークッション等を適用することも出来
る。
【0017】
【発明の効果】上記の如く本発明に係るドア底隙間封鎖
装置20は、靴擦(21・22)に設置されるものであ
るから、ドア底隙間封鎖装置20を設置するためのスペ
ースを殊更必要とするものではなく、ドア底隙間封鎖装
置20をドア25の厚みよりも大きく構成することが出
来、それをコンパクトに作る必要もないので、ドア底隙
間封鎖装置20を単純な機構によって構成することも出
来、ドア底隙間封鎖装置20の製造コストも安くつき、
メンテナンスも簡単で、ドアの振動によって毀れると言
うこともなく、タイプの異なる種々のドアに対応させる
ことが出来、建築現場で簡単に取付施工することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドア底隙間封鎖装置のドアを開い
た状態での要部斜視図である。
【図2】本発明に係るドア底隙間封鎖装置の要部斜視図
である。
【図3】本発明に係るドア底隙間封鎖装置のドアを閉じ
た状態での要部斜視図である。
【図4】本発明に係るドア底隙間封鎖装置の断面側面図
である。
【符号の説明】
11 長溝 12 溝部材 13 揺動レバー 14 揺動レバー 15 揺動軸 16 支軸 17 仕切材 18 上縁 19 戸当り部 20 ドア底隙間封鎖装置 21 溝縁(靴擦) 22 溝縁(靴擦) 23 長孔 24 側面 25 ドア 26 縦枠 27 戸当り 28 廊下 29 溝壁 30 ドア底 31 隙間

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真っ直ぐに続く長溝11を有する溝部材
    12の左右端部に、長溝11の長さ方向に直交して揺動
    する左右一対の揺動レバー13・14を設け、それらの
    揺動レバー13・14の間に揺動軸15に平行に支軸1
    6を架け渡し、その支軸16と略同じ長さの仕切材17
    を、その上縁18を揺動軸15に平行に回転可能に支軸
    16に吊り下げて長溝11に出没可能に嵌め込み、一方
    の揺動レバー13の一端19を長溝の上方に突き出して
    戸当り部(19)とし、仕切材17の溝深さ方向の寸法
    を戸当り部19の揺動により仕切材17の上縁18が長
    溝11から出没するに所要の寸法としたことを特徴とす
    るドア底隙間封鎖装置。
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